JP5275138B2 - シールドケーブル用コネクタ、及びシールドケーブルの組付け方法 - Google Patents
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Description
(1) 芯線と、前記芯線の外周を覆う内皮と、前記内皮の外周を覆う編組と、前記編組の外周を覆う外皮と、を備えるシールドケーブルと、
前記シールドケーブルの先端において露出する前記芯線に接続されるインナー端子と、
前記インナー端子を内部に収容する絶縁体と、
前記絶縁体を内部に収容するように該絶縁体の外周を加締めることによって該絶縁体を保持するシールド端子と、
を備えるシールドケーブル用コネクタであって、
前記シールドケーブルは、前記外皮が、周方向に沿って切り込まれることによって二つの外皮に分割され、前記編組の一部が、前記二つの外皮の間から該外皮の外径よりも外側へ突出する環状突出編組部として形成され、
前記絶縁体は、前記インナー端子に向けて前記外皮に積層するように前記環状突出編組部を折り曲げることによって形成された折曲編組部によって、外周が覆われ、
前記シールド端子は、前記折曲編組部および前記絶縁体を内部に収容するように、前記折曲編組部の外周のうちの前記絶縁体を覆う箇所を加締める、
こと。
(2) 上記(1)の構成のシールドケーブル用コネクタにおいて、
前記シールド端子は、前記折曲編組部および前記シールドケーブルを内部に収容するように、前記折曲編組部の外周のうちの前記外皮を覆う箇所を加締める、
こと。
(3) 上記(1)または(2)の構成のシールドケーブル用コネクタにおいて、
前記シールド端子は、前記シールドケーブルを内部に収容するように、前記環状突出編組部が突出した箇所近傍の前記外皮を加締める、
こと。
(4) 上記(1)〜(3)のいずれか一つの構成のシールドケーブル用コネクタにおいて、
前記絶縁体は、インサート成形によって前記インナー端子を内部に収容する、
こと。
上記(2)に記載のシールドケーブル用コネクタによれば、シールドケーブルがシールド端子に安定的に固定されることになる。
上記(3)に記載のシールドケーブル用コネクタによれば、引き抜き方向に強い力がシールドケーブルまたはシールド端子に加わった場合に、不用意にシールド端子がシールドケーブルから引き抜かれることを防止することができる。
上記(4)に記載のシールドケーブル用コネクタによれば、シールドケーブルの芯線とインナー端子との接続作業の時間短縮化を図ることができる。
(5) 同軸ケーブルにおける外皮の一部を周方向に切り込み、前記同軸ケーブルの長手方向に離間した二つの外皮を形成し、
前記二つの外皮のうちの一方の外皮を、該外皮の下層に位置する前記編組と一体で前記編組の下層に位置する内皮に沿って他方の外皮に向けて移動させることによって、皮むきによって露出していた前記編組の一部を前記二つの外皮の間から該外皮の外径よりも外側へ突出する環状突出編組部として形成し、
前記シールドケーブルの先端において露出する前記芯線にインナー端子を接続し、
前記インナー端子に向けて前記外皮に積層するように前記環状突出編組部を折り曲げることによって折曲編組部を形成し、
前記折曲編組部の外周のうちの、前記インナー端子を内部に収容する絶縁体を覆う箇所を、該折曲編組部および該絶縁体を内部に収容するようにシールド端子を加締める、
こと。
図1及び図2は、本発明のシールドケーブル用コネクタの一実施形態を示すものであり、このシールドケーブル用コネクタ10は、シールドケーブル20と、シールド端子30と、インナー端子40と、絶縁体50と、を備えた構成である。
(II)その後、同図(B)に示すように、皮むきされて取り除かれた後の外皮の先端部241から一定距離S離れた位置Xで外皮24に周方向に溝を入れ、位置Xよりも先端側(左側)の外皮を元側(右側)から分離・分断させる。これによって、一定長さSの先端部側の外皮(先端外皮24A)と、これより元側の外皮(元側外皮24B)とに分離される。
(III)次に、同図(B)において、先端外皮24Aのみを編組23に沿って編組23の先端まで(左方へ)スライド移動させる(同図(C)参照)。
(IV)その後、先端外皮24Aとその直下の編組23とを一体としたままで、元側外皮24Bに向け(右方へ)移動させる(同図(D)参照)。この先端外皮24Aの移動に伴って、同図(C)において露出していた編組23が、先端外皮24A及び元側外皮24Bの間から環状に外側に向けて突出する。これによって、環状突出編組部23Aが形成される。尚、環状突出編組部23Aの環状の外周縁部231は、編組23が折れ曲がって生じた部分であることから、編組23を構成する素線が解れているものではない。
(V)その後、内皮22の先端側を一部カットさせることによって、芯線21を露出させる(同図(E)参照)。これによって、同軸ケーブル20での端末処理が完了する。
(VII)次に、図7(B)に示すように、インナー端子40に向けて(同図左方に向けて)先端外皮24Aに積層するように環状突出編組部23Aを倒す。これによって、長さL(但し、L≒S0/2)を有する折曲編組部23Bが形成されるとともに、絶縁体50の絶縁固定部52の上方に折曲編組部23Bの折曲先端部232が積層された状態となる(図11参照)。
(VIII)その後、図7(C)に示すように、シールド端子30を用意し(図12(A)参照)、インナー端子支持部材55の絶縁体50を、折曲編組部23Bの先端である折曲先端部232の上から、編組先端圧着部33で加締める。これにより、絶縁体50と折曲編組部23Bとシールド端子40とを固定する(図12(B)参照)。また、折曲編組部23Bの基端である折曲基端部233の上から、シールドケーブル20の先側外皮24Aを、編組基端圧着部34で加締める。これにより、シールドケーブル20とシールド端子30を固定する。さらに、シールドケーブル20の元側外皮24Bを、外皮圧着部35で加締めて圧着し、シールドケーブル20とシールド端子30を固定する。これによって、シールド用コネクタへのシールドケーブル20の組付け作業が完了する。
20 シールドケーブル
21 芯線
22 内皮
23 編組
23A 環状突出編組部
23B 折曲編組部
232 折曲先端部
233 折曲基端部
24 外皮
24A 先端外皮
24B 元側外皮
30 シールド端子
33 編組先圧着部
34 編組基端圧着部
35 外皮圧着部
40 インナー端子
42 芯線圧着部
50 絶縁体
52 絶縁固定部
55 インナー端子支持部材
Claims (5)
- 芯線と、前記芯線の外周を覆う内皮と、前記内皮の外周を覆う編組と、前記編組の外周を覆う外皮と、を備えるシールドケーブルと、
前記シールドケーブルの先端において露出する前記芯線に接続されるインナー端子と、
前記インナー端子を内部に収容する絶縁体と、
前記絶縁体を内部に収容するように該絶縁体の外周を加締めることによって該絶縁体を保持するシールド端子と、
を備えるシールドケーブル用コネクタであって、
前記シールドケーブルは、前記外皮が、周方向に沿って切り込まれることによって二つの外皮に分割され、前記編組の一部が、前記二つの外皮の間から該外皮の外径よりも外側へ突出する環状突出編組部として形成され、
前記絶縁体は、前記インナー端子に向けて前記外皮に積層するように前記環状突出編組部を折り曲げることによって形成された折曲編組部によって、外周が覆われ、
前記シールド端子は、前記折曲編組部および前記絶縁体を内部に収容するように、前記折曲編組部の外周のうちの前記絶縁体を覆う箇所を加締める、
ことを特徴とするシールドケーブル用コネクタ。 - 前記シールド端子は、前記折曲編組部および前記シールドケーブルを内部に収容するように、前記折曲編組部の外周のうちの前記外皮を覆う箇所を加締める、
ことを特徴とする請求項1に記載のシールドケーブル用コネクタ。 - 前記シールド端子は、前記シールドケーブルを内部に収容するように、前記環状突出編組部が突出した箇所近傍の前記外皮を加締める、
ことを特徴とする請求項1または2に記載のシールドケーブル用コネクタ。 - 前記絶縁体は、インサート成形によって前記インナー端子を内部に収容する、
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のシールドケーブル用コネクタ。 - 同軸ケーブルにおける外皮の一部を周方向に切り込み、前記同軸ケーブルの長手方向に離間した二つの外皮を形成し、
前記二つの外皮のうちの一方の外皮を、該外皮の下層に位置する前記編組と一体で前記編組の下層に位置する内皮に沿って他方の外皮に向けて移動させることによって、皮むきによって露出していた前記編組の一部を前記二つの外皮の間から該外皮の外径よりも外側へ突出する環状突出編組部として形成し、
前記シールドケーブルの先端において露出する前記芯線にインナー端子を接続し、
前記インナー端子に向けて前記外皮に積層するように前記環状突出編組部を折り曲げることによって折曲編組部を形成し、
前記折曲編組部の外周のうちの、前記インナー端子を内部に収容する絶縁体を覆う箇所を、該折曲編組部および該絶縁体を内部に収容するようにシールド端子を加締める、
ことを特徴とするシールドケーブルの組付け方法。
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