JP2005200161A - 高所作業車 - Google Patents

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Abstract

【課題】高所の限られた作業空間で目標位置と作業台とのズレを調整するに際して小回りが効いて操作性に優れた高所作業車を提供する。
【解決手段】リンク132に固定されたアクチュエータ138を伸張させ、後方軸152をパイプ部材136に沿って右方向に移動させると、後方軸152がフレーム160をリンク機構130に対して右方向に押し遣るが、前方軸151の一端151aは、自在軸受170によってフレーム160の梁160aに対して左回りに揺動すると共に、その他端151bが梁160bに設けたレール161bに沿って後方に移動する。そして後方軸152では、その一端152aが梁160aに設けたレール161aに沿って前方に移動すると共に、その他端152bが梁160bに設けたレール161bに沿って後方に移動する。このため、フレーム160は、前方軸151及び後方軸152に余分な負荷をかけることなく、リンク機構130に対して左方向に微小旋回する。これにより、フレーム160で保持した箱型荷台は、リンク機構130を載置した車台に対して微小旋回して目標とする搭載口との位置合せが可能になる。
【選択図】図8

Description

本発明は、例えば、航空機の搭載口から機内への荷物等の搭載、航空機の整備、点検、清掃などの高所における作業に使用される高所作業車に関するものである。
こうした高所作業車は、例えば、航空機内に機内食、備品及び手荷物などを搭載する場合、車台を機体に近づけたのち、この車台に設けたリンク機構を用いて作業台を高所にある機体の搭載口に近づけて作業台から機内食等の搭載を行っている。
しかしながら、車台が航空機の搭載口位置に対して正確に停止できない場合、機体の搭載口と作業台との位置にズレが生じて機内食等の搭載が困難になる。このため、従来は、作業台をリンク機構に取り付けた作業台枠で保持し、この作業台枠を機体の搭載口高さまで持ち上げ、この作業台枠に対して作業台全体を左右に移動させることにより、搭載口と作業台との位置のズレを調整していた(例えば、特許文献1参照。)。
実公平4−8156号公報
ところが、上記した従来技術では、例えば、持ち上げた作業台の側面に僅かでも障害物がある場合など、作業台全体をスライドさせることができないと、搭載口と作業台との位置のズレを微調整できないという不都合があった。また、搭載口と作業台との位置のズレが僅かであっても、作業台全体をスライドさせて搭載口と作業台との位置のズレを微調整する必要があるため、操作性に改善の余地があった。
本発明の解決すべき課題は、こうした事実に鑑みてなされたものであり、高所にある限られた作業空間で目標位置と作業台とのズレを調整するに際して小回りが効いて操作性に優れた高所作業車を提供することにある。
請求項1に記載の発明は、運転台を前方に有する自走可能な車台と、この車台に設けられ2つの並列した第1のアームと2つの並列した第2のアームとを前後配置したリンク機構と、このリンク機構の各アームによって車台上を昇降する作業台とを備える高所作業車において、リンク機構は、第1のアームそれぞれを移動可能に貫通してこれらアームを一体に連結する第1軸と、第2のアームそれぞれを一体に連結する第2軸とを有し、作業台を、第1軸及び第2軸が架け渡される2つの梁を有した作業台枠で保持し、この作業台枠に、第1軸の一端とその一端と向き合う梁との間を揺動可能に固定保持する支承部と、第1軸の他端をその他端と向き合う梁に沿って移動可能に支持する案内部と、第2軸の一端をその一端と向き合う梁に沿って移動可能に支持する案内部と、第2軸の他端をその他端と向き合う梁に沿って移動可能に支持する案内部とを設け、第1のアームに、該第1のアームに対して第1軸を移動させて作業台枠と共に作業台をリンク機構に対して旋回させる第1のアクチュエータを設けてなることを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の高所作業車において、前記リンク機構は、第2軸が第2のアームそれぞれを移動可能に貫通し、この第2のアームに、該第2のアームに対して第2軸を移動させて作業台枠と共に作業台をリンク機構に対して旋回させる第2のアクチュエータが設けられている。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の高所作業車において、第1軸の他端及び第2軸の両端部分にそれぞれ、該端部を梁に対して揺動可能に固定保持する支承部を設けてなるものである。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の高所作業車において、第1軸の他端及び第2軸の両端のうち、少なくとも第1軸の他端は、案内部上を摺動する摩擦要素としてなるものである。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の高所作業車において、作業台と作業台枠との間に、作業台を作業台枠の梁に沿って移動可能に支持する直動機構が設けられている。
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の高所作業車において、作業台枠に、その梁に沿って移動可能なプラットフォームを設けてなるものである。
本発明によれば、第1のアクチュエータを用いて第1軸を作業台を旋回させたい方向に移動させると、第1軸が作業台枠をリンク機構に対して旋回させたい方向に押し遣るが、第1軸の一端が支承部によって作業台枠の一方の梁に対して揺動すると共に、その他端が他方の梁に設けた案内部に沿って移動する。そして、第2軸では、その両端がその端部と向き合う梁に設けた案内部に沿って移動する。このため、作業台を保持する作業台枠は、第1軸及び第2軸に余分な負荷をかけることなく、リンク機構、即ち、車台に対して旋回することができる。しかも、本発明によれば、第1軸の一端が支承部によって作業台枠に対して揺動可能に固定保持されているため、第1軸の両端を自由にさせた場合に比べて作業台の旋回角度の位置決めが容易になる。
従って本発明は、持ち上げた作業台の側面に僅かでも障害物がある場合など、高所の限られた作業空間で作業台とその作業台を合せる目標位置とのズレを調整するに際しても小回りが効いて操作性に優れるため、高所への荷物等の搭載や整備などの作業時間が短縮されて作業能率が向上する。加えて本発明は、第1及び第2アクチュエータの伸縮方向を同期させることにより、従来と同様に、作業台を車台に対して左右にスライドさせることも可能である。
また本発明において、前記リンク機構は、第2軸が第2のアームそれぞれを移動可能に貫通し、この第2のアームに、該第2のアームに対して第2軸を移動させて作業台枠と共に作業台をリンク機構に対して旋回させる第2のアクチュエータが設けられていることが好ましい。この場合、第2軸が作業台枠をリンク機構に対して船体させたい方向に押し遣るが、第1軸の一端が支承部によって作業台枠の一方の梁に対して更に揺動すると共に、その他端が他方の梁に設けた案内部に沿って更に移動する。そして、第2軸でも、その両端がその端部と向き合う梁に設けた案内部に沿って更に移動する。これにより、作業台枠の第2軸側も車台に対して旋回させることができるため、目標位置と作業台とのズレを調整するのに必要な旋回角度を更に広く確保することができる。
また本発明は、第1軸の他端及び第2軸の両端部分にそれぞれ、該端部を梁に対して揺動可能に固定保持する支承部を設けてなることが好ましい。この場合、第2軸の作業台枠に対する自由度が大きくなるため、目標位置と作業台とのズレを調整するのに必要な旋回角度を広く確保することができる。
また本発明においては、第1軸の他端及び第2軸の両端のうち、少なくとも第1軸の他端が案内部を摺動する摩擦要素であることが好ましい。この場合、少なくとも第1軸が案内部との摩擦によって作業台枠に対して動きすぎないようになるため、作業台の旋回角度の位置決めが容易であり、作業能率がさらに向上する。
また本発明においては、作業台と作業台枠との間に、作業台を作業台枠の梁に沿って移動可能に支持する直動機構を設けることが好ましい。この場合、例えば航空機の主翼上にある搭載口など、目標位置が奥まって作業台に対してズレていても、作業台を目標位置にセッティングすることができる。
さらに本発明においては、作業台枠に、その梁に沿って移動可能なプラットフォームを設けることが好ましい。この場合、例えば航空機の主翼上にある搭載口など、目標位置が更に奥まって作業台に対してズレていても、作業台を目標位置にセッティングすることができる。
以下、本発明の形態を、図面を参照して説明する。なお、以下の説明では、運転台がある方向を前方とし、上下左右方向とは、運転者から見た方向で定義する。
図1は、本発明の一形態であって、空港などで使用され、航空機内に機内食等を搭載する箱型荷台を有するリフトトラック100を示す側面図であり、図2は、後述するリンク機構130と荷台フレーム160とが中立位置にある場合を示す要部上面図である。また図3,4はそれぞれ、図2をA方向から示す要部正面図及び図2をB方向から示す要部正面図である。
リフトトラック100は、図1に示す如く、前方に運転台110を有する自走可能な車台120と、この車台120上に載置された車台フレーム121に設けられたパンタグラフ式リンク機構130と、このリンク機構130によって車台120上を昇降する箱型荷台(作業台)140とを備える。そして車台フレーム121の前後左右4箇所には、箱型荷台140が上昇するときの風圧に対しての安定度を確保するために、安定用油圧ジャッキ122が設けられている。
リンク機構130は、図2〜4に示す如く、左右並列した2つのアウトサイドリンク(第1のアーム)131および左右並列した2つのインサイドリンク(第2のアーム)132と、サイドリンク131,132を回転可能に支持するリンク軸133と、サイドリンク131,132間に取り付けられた油圧式リフトシリンダ134(図1参照。)とで構成されている。
アウトサイドリンク131は、図2,3に示す如く、互いの先端付近を左右が開口されたパイプ部材135によって一体に連結されており、その下端は、図1に示す如く、車台フレーム121に沿って移動可能に支持されている。インサイドリンク132も、図2,4に示す如く、互いの先端付近を左右が開口されたパイプ部材136によって一体に連結されており、その下端は、図1に示す如く、固定軸150によって車台フレーム121に回動自在に固定保持されている。アウトサイドリンク131の相互間及びインサイドリンク132の相互間をパイプ部材135,136で連結すれば、リンク機構130全体の剛性が高まるため、箱型荷台140の安定性が向上する。
パイプ部材135の内部には、図3(a)のX−X断面を示す図3(b)に示す如く、前方軸(第1軸)151が円筒形の軸承材137を介してパイプ部材135に沿って移動可能に貫通し、この前方軸151に設けたレバー151rがパイプ部材135の中心付近に形成した長穴135nから露出している。そしてレバー151rには、図2に示す如く、アウトサイドリンク131に固定され前方軸151をパイプ部材135に沿って移動させる油圧式アクチュエータ(第1のアクチュエータ)138が接続されている。またパイプ部材136も、図4(a)のX−X断面を示す図4(b)に示す如く、その内部に後方軸(第2軸)152が軸承材137を介してパイプ部材136に沿って移動可能に貫通し、この後方軸152に設けたレバー152rがパイプ部材136の中心付近に形成した長穴136nから露出している。そしてレバー152rにも、図2に示す如く、インサイドリンク132に固定され後方軸152をパイプ部材136に沿って移動させる油圧式アクチュエータ(第2のアクチュエータ)139が接続されている。
また前方軸151及び後方軸152はそれぞれ、箱型荷台140を保持する荷台フレーム(作業台枠)160の2つの梁160a,160bに架け渡されている。荷台フレーム160は、図3,
4に示す如く、前方軸151の一端151a及び後方軸152の一端152aと向き合う梁160aにコの字形のレール(案内部)161aを一体に備えると共に、前方軸151の他端151b及び後方軸152の他端152bと向き合う梁160bにもコの字形のレール(案内部)161bを一体に備える。これにより、荷台フレーム160は、前方軸151の一端151aを自在軸受(支承部)170を介してレール161aに一体に連結して該端部151aを梁160aに対して揺動可能に固定保持すると共にその他端151bをレール161bを介して梁160bに沿って移動可能に支持し、後方軸152の端部152a,152bをそれぞれレール161a,161bを介して梁160a,160bに沿って移動可能に支持する。
なお、本形態において、前方軸151は、その端部151bにローラ153を備え、このローラ153を自在軸受170を介して揺動可能に固定保持し、また後方軸152も、その端部152a,152bにそれぞれローラ153を備え、これらローラ153を自在軸受170を介して揺動可能に固定保持している。これにより、リンク機構130は、油圧式リフトシリンダ134の伸縮によって、箱型荷台140を車台120に対して路面と平行な状態に維持しつつ昇降する。
さらに本形態において、荷台フレーム160は、図3に示す如く、レール161a及び161bと逆向きにそれぞれ、同様のコの字形のレール162a,162bを備え、これらレール162a,162bのそれぞれに、自在軸受170を介して揺動可能に固定保持されたローラ153が設けられている。一方、箱型荷台140も、図4に示す如く、レール162a,162bと向き合う位置にそれぞれコの字形のレール163a,163bを備え、これらレール163a,163bのそれぞれに、自在軸受170を介して揺動可能に固定保持されたローラ153が設けられている。そして箱型荷台140及び荷台フレーム160は、互いに向き合うレール162a,163a及び162b,163bで、それぞれのローラ153を支持することにより、箱型荷台140と荷台フレーム160との間に、箱型荷台140を荷台フレーム160の梁160a,160bに沿って移動可能に支持する直動機構を構成する。なお、自在軸受170の有無は、仕様条件に応じて任意に変更することができ、本形態の場合、各ローラ153をレール162a,162b,163a,163bのそれぞれで直接固定保持してもよい。
また本形態において、箱型荷台140は、図1に示す如く、その前方に、航空機に食料や荷物を搭載するために車両の前方向に伸縮自在なプラットフォーム141を有する。このプラットフォーム141は通常、車台フレーム121に固定された架台123に接触した状態で支持される。また、プラットフォーム141は、車両の前後方向に伸縮すると共に左右に回動自在に支持され、そのの先端部分141aにはゴム等の樹脂からなる緩衝部材が設けられている。なお、プラットフォーム141は、車両走行時には、車台120に備えた運転台110の所定の上部位置に載置される。
また箱型荷台140は、その前面に、プラットフォーム141と係合する誘導レール142が一体に設けられている。この誘導レール142は箱型荷台140が上昇し始める際には、プラットフォーム141と相対的に移動するため、プラットフォーム141を所定の前記上部位置に維持したまま箱型荷台140を上昇させるが、箱型荷台140の床面高さがプラットフォーム141の床面高さと一致した時点で、プラットフォーム141が誘導レール142の下端部に接触するため、箱型荷台140はプラットフォーム141と一体に上昇する。
さらに箱型荷台140の前面には、左右2枚の扉を有する観音開き構造の左右開閉扉143が設けられ、これら扉143はそれぞれ、ヒンジを介して箱型荷台140の内壁に回動自在に取り付けられている。開閉扉143は、複数の扉143a,143b,143cからなり、箱型荷台140の床面高さがプラットフォーム141の床面高さと一致したのち、外側にあるプラットフォーム141に向かって開くと、図1に示す如く、プラットフォーム141に沿ってスライドさせることによりプラットフォーム防護壁を形成する。
加えて箱型荷台140の前方屋根には、走行時に該屋根に収納され所要時に取り出される雨よけ用のキャノピ144を有し、このキャノピ144は、図示せぬ油圧シリンダによって起伏および伸長することにより、悪天候での作業環境を改善する。なお、符号145は、作業者の安全対策のためにプラットフォーム141に対して着脱可能に設けた手すりである。
次に、図5〜11を参照して、本形態の具体的な作用を説明する。
図5は、機体10の一部と主翼11を示す要部上面図である。この図に示す如く、機体の搭載口13が主翼11の上部にあって、その付近に他の車両200が停車している場合、従来のリフトトラックでは、箱型荷台140からプラットフォーム141を引き出しても、プラットフォーム141を搭載口13に対して左右ずれることなく、機体10に対してほぼ垂直に接合することは困難である。
これに対し、本発明に係るリフトトラック100は、以下の手順を踏んで箱型荷台140と搭載口13との間に、機体11に対してほぼ垂直に接合する通路を形成する。
図6は、図5のリフトトラック100を機体10の一部と共に示す側面図であり、図7,8はそれぞれ、荷台フレーム160をリンク機構130に対して左方向に微小旋回させた場合を示す要部上面図である。
本形態では、先ず、図5に示す如く、機体10の搭載口13の位置に付近まで接近して停車したのち、油圧ジャッキ122を降ろしてトラック100を安定化させる。次いで、図6に示す如く、リンク機構130によって箱型荷台140を、その床面高さが搭載口13の床面高さと一致するまで上昇させ、箱型荷台140からプラットフォーム141を機体10に向かって引き出したのち、開閉扉143を開いてプラットフォーム141上に防護壁143a〜143cを形成する。
そして、本形態では、図7に示す如く、アウトサイドリンク131に固定された油圧式アクチュエータ137を左方向に収縮させ、前方軸151をパイプ部材135に沿って左方向に移動させる。この場合、前方軸151が荷台フレーム160をリンク機構130に対して左方向に押し遣るが、前方軸151の一端151aは、自在軸受170によって荷台フレーム160の一方の梁160aに対して左回りに揺動すると共に、その他端151bが他方の梁160bに設けたレール161bに沿って後方に移動する。そして、後方軸152では、その一端152aが梁160aに設けたレール161aに沿って前方に移動すると共に、その他端152bが梁160bに設けたレール161bに沿って後方に移動する。このため、荷台フレーム160は、前方軸151及び後方軸152に余分な負荷をかけることなく、リンク機構130に対して左方向に微小旋回する。
かかる作用によって、荷台フレーム160により保持された箱型荷台140は、図5に示す如く、車台120に対して搭載口13に向かって左方向に微小旋回し、箱型荷台140と搭載口13との間に、機体11に対してほぼ垂直に接合する通路を形成する。しかも、本形態によれば、前方軸151の一端151aが自在軸受170によって荷台フレーム160に対して揺動可能に固定保持されているため、前方軸151の両端151a,151bをそれぞれ、梁160a,160bに沿って自由にさせた場合に比べて箱型荷台140の旋回角度の位置決めが容易になる。
従って本形態は、持ち上げた箱型荷台140の側面に僅かでも主翼12等の障害物がある場合など、高所の限られた作業空間で箱型荷台140(プラットフォーム141)とそのプラットフォーム141を合せる搭載口13とのズレを調整するに際しても小回りが効いて操作性に優れるため、高所への荷物等の搭載作業時間が短縮されて作業能率が向上する。
また本形態では、図8に示す如く、インサイドリンク132に固定された油圧式アクチュエータ138を伸張させ、後方軸152をパイプ部材136に沿って右方向に移動させてもよい。この場合、後方軸152が荷台フレーム160をリンク機構130に対して右方向に押し遣るが、前方軸151の一端151aは、自在軸受170によって荷台フレーム160の一方の梁160aに対して更に左回りに揺動すると共に、その他端151bが他方の梁160bに設けたレール161bに沿って更に後方に移動する。そして後方軸152では、その一端152aが梁160aに設けたレール161aに沿って更に前方に移動すると共に、その他端152bが梁160bに設けたレール161bに沿って更に後方に移動する。このため、荷台フレーム160は、図8に示す如く、前方軸151及び後方軸152に余分な負荷をかけることなく、リンク機構130に対して左方向に更に微小旋回する。
かかる作用によって、荷台フレーム160により保持された箱型荷台140は、車台120に対して搭載口13に向かって更に左方向に微小旋回し、箱型荷台140と搭載口13との間に、機体11に対してほぼ垂直に接合する通路を形成する。この場合、荷台フレーム160の後方軸152側も車台120に対して旋回させることができるため、搭載口13とプラットフォーム141とのズレを調整するのに必要な旋回角度を更に広く確保することができる。
また前方軸151の他端151b及び後方軸152の両端部152a,152bにはそれぞれ、ローラ153を直接連結してもよいが、本形態の如く、前方軸151の他端151b及び後方軸152の両端部152a,152bそれぞれに、自在軸受170を設けて連結することが好ましい。この場合、後方軸152の荷台フレーム160に対する自由度がより大きくなるため、搭載口13とプラットフォーム141とのズレを調整するのに必要な旋回角度をより広く確保することができる。
なお、図9は、油圧式アクチュエータ137を右方向に伸張させて荷台フレーム160をリンク機構130に対して右方向に微小旋回させた場合を図2のA方向から示す要部正面図であり、図10は、油圧式アクチュエータ138を左方向に収縮させて荷台フレーム160をリンク機構130に対して右方向に微小旋回させた場合を図2のB方向から示す要部正面図である。図9,10に示す如く、本形態によれば、油圧式アクチュエータ137,138を用いることにより、図7,8と同様に、箱型荷台140を車台120に対して右方向に微小旋回させることも可能である。
さらに本形態によれば、油圧式アクチュエータ137,138の伸縮方向を同期させることにより、従来と同様に、箱型荷台140を車台120に対して左右方向にスライドさせることも可能である。なお、図11には、その一例として、油圧式アクチュエータ137,138を左方向に同期収縮させて荷台フレーム160をリンク機構130に対して左方向にスライドさせた場合を示す。この場合、箱型荷台140は、車台120に対して左方向にスライドでき、逆に油圧式アクチュエータ137,138を右方向に同期伸張させて荷台フレーム160をリンク機構130に対して右方向にスライドさせれば、車台120に対して右方向にスライドできる。
さらに本形態においては、その変形例として、前方軸151の一端151b及び後方軸152の両端152a,152bのうち、少なくとも前方軸151の一端151bを、ローラ153ではなく、砲金等からなり、レール161bを摺動する角形ブロック又は丸形ブロックの摩擦要素としてもよい。この場合、少なくとも前方軸151がレール161bとの摩擦によって荷台フレーム160に対して動きすぎないようになるため、箱型荷台140の旋回角度の位置決めが容易であり、作業能率がさらに向上する。
ところで本形態においては、箱型荷台140と荷台フレーム160との間に、箱型荷台140を荷台フレーム160の梁160a,160bに沿って移動可能に支持する直動機構が設けられている。この場合、図5に示す如く、航空機の主翼12上にある搭載口13など、目標位置が奥まってトラック100を停車させたときの箱型荷台140に対してズレていても、箱型荷台140を荷台フレーム160から引き出し、届かない場合は、更に箱型荷台140からプラットフォーム141を引き出して搭載口13にセッティングすることができる。
ところで、上記形態では、作業台を機内食を搭載する箱型荷台としたが、機体の整備等に用いる平板状の作業台としてもよい。
図12は、本発明の他の形態であるリフトトラック200を航空機のエンジン下部に停車させて整備する場合をトラック200の側面から示す模式図であり、図13は、図12を上部から示す要部上面図である。なお、本形態において、図1〜図11と同一部分は、同一符号をもってその説明を省略する。
トラック200は、図12に示す如く、パンタグラフ式リンク機構130を左右並列した複数のアウトサイドリンク131およびインサイドリンク132で構成し、図1〜図11に示す如くの構成により荷台フレーム160を昇降可能に支持している。このため、荷台フレーム160は、アクチュエータ138,139により、リンク機構130に対して左右方向に微小旋回できる。また作業台240は、荷台フレーム160に対して、図3,4で説明の如くの直動機構によって枠160a,160bに沿って移動可能に保持されており、その先端には、V字形の切り欠き241が形成されている。
かかる構成によれば、高所に持ち上げた作業台240を荷台フレーム160から機体11に引き出す際も、アクチュエータ138,139を用いて作業台240を左右に旋回させることによって、その切り欠き141を機体11に対して正確に位置合せすることができる。この場合も、高所での整備の際の作業時間が短縮されて作業能率が向上する。
上述したところは、本発明の一形態を例示したに過ぎず、種々の変更を加えることが可能である。例えば、本形態において、第1のアーム、第1軸及び第1アクチュエータをインサイドリンク132、後方軸152及びアクチュエータ139と定義して、第2のアーム、第2軸及び第2アクチュエータをアウトサイドリンク131、前方軸151及びアクチュエータ138と定義し、後方軸152の一端152aを自在軸受170で揺動可能に固定保持すると共にその他端152bをレール161bに沿って移動可能に支持し、後方軸152の両端151a,151bをそれぞれレール161a,161bに沿って移動可能に支持する等、前方軸151及び後方軸152の構成を逆にしてもよい。また支承部170は、自在軸受に限ることなく、前方軸151及び後方軸152が荷台フレーム160の成す平面上を揺動するものであれば、例えば、前方軸151及び後方軸152をピンやシャフトのみで軸支する構成であってもよい。
本発明の一形態であって、空港などで使用され、航空機内に機内食等を搭載する箱型荷台を有するリフトトラックを示す側面図である。 同形態において、リンク機構と荷台フレームとが中立位置にある場合を示す要部上面図である。 (a),(b)はそれぞれ、図2をA方向から示す要部正面図及びそのX−X断面を示す要部断面図である。 (a),(b)はそれぞれ、図2をB方向から示す要部正面図及びそのX−X断面を示す要部断面図である。 同形態において、機体の一部と主翼を示す要部上面図である。 同形態のリフトトラックを機体の一部と共に示す側面図である。 同形態において、荷台フレームの前方をリンク機構に対して左方向に微小旋回させた場合を示す要部上面図である。 同形態において、荷台フレームの前後をリンク機構に対して左方向に微小旋回させた場合を示す要部上面図である。 同形態において、油圧式アクチュエータを右方向に伸張させて荷台フレームをリンク機構に対して右方向に微小旋回させた場合を図2のA方向から示す要部正面図である。 同形態において、油圧式アクチュエータを左方向に収縮させて荷台フレームをリンク機構に対して右方向に微小旋回させた場合を図2のB方向から示す要部正面図である。 同形態において、油圧式アクチュエータを左方向に同期収縮させて荷台フレームをリンク機構に対して左方向にスライドさせた場合を示す要部上面図である。 本発明の他の形態であるリフトトラックを航空機のエンジン下部に停車させて整備する場合をトラックの側面から示す模式図である。 図12を上部から示す要部上面図である。
符号の説明
10 機体
11 主翼
13 搭載口
14 エンジン
100 リフトトラック
110 運転台
120 車台
121 車台フレーム
130 パンタグラフ式リンク機構
131 アウタサイドリンク
132 インサイドリンク
140 箱型荷台
141 プラットフォーム
143 開閉扉
144 キャノピ
151 前方軸
152 後方軸
160 荷台フレーム
160a,160b 梁
161a,161b レール
162a,162b レール
163a,163b レール
170 自在軸受
200 リフトトラック
240 作業台

Claims (6)

  1. 運転台を前方に有する自走可能な車台と、この車台に設けられ2つの並列した第1のアームと2つの並列した第2のアームとを前後配置したリンク機構と、このリンク機構の各アームによって車台上を昇降する作業台とを備える高所作業車において、
    リンク機構は、第1のアームそれぞれを移動可能に貫通してこれらアームを一体に連結する第1軸と、第2のアームそれぞれを一体に連結する第2軸とを有し、
    作業台を、第1軸及び第2軸が架け渡される2つの梁を有した作業台枠で保持し、この作業台枠に、第1軸の一端とその一端と向き合う梁との間を揺動可能に固定保持する支承部と、第1軸の他端をその他端と向き合う梁に沿って移動可能に支持する案内部と、第2軸の一端をその一端と向き合う梁に沿って移動可能に支持する案内部と、第2軸の他端をその他端と向き合う梁に沿って移動可能に支持する案内部とを設け、
    第1のアームに、該第1のアームに対して第1軸を移動させて作業台枠と共に作業台をリンク機構に対して旋回させる第1のアクチュエータを設けてなることを特徴とする高所作業車。
  2. 前記リンク機構は、第2軸が第2のアームそれぞれを移動可能に貫通し、この第2のアームに、該第2のアームに対して第2軸を移動させて作業台枠と共に作業台をリンク機構に対して旋回させる第2のアクチュエータを設けてなる請求項1に記載の高所作業車。
  3. 第1軸の他端及び第2軸の両端部分にそれぞれ、該端部を梁に対して揺動可能に固定保持する支承部を設けてなる請求項1又は2に記載の高所作業車。
  4. 第1軸の他端及び第2軸の両端のうち、少なくとも第1軸の他端が案内部を摺動する摩擦要素としてなる請求項1乃至3のいずれか一項に記載の高所作業車。
  5. 作業台と作業台枠との間に、作業台を作業台枠の梁に沿って移動可能に支持する直動機構を設けてなる請求項1乃至4のいずれか一項に記載の高所作業車。
  6. 作業台枠に、その梁に沿って移動可能なプラットフォームを設けてなる請求項1乃至5のいずれか一項に記載の高所作業車。
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