JP4554946B2 - 高所作業車のプラットフォーム - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、航空機や船舶等への荷物等の搭載、整備、点検、清掃などの高所における作業に使用される高所作業車のプラットフォームに関するものである。
こうした高所作業車は、例えば、航空機内に機内食、備品及び手荷物などを搭載する場合、車台を機体に近づけたのち、この車台に設けたリンク機構を用いて作業台を高所にある機体の搭載口に近づけて作業台から前方に延びるプラットフォームを介して機内食等の搭載を行っている。
しかしながら、大型の航空機の場合、搭載燃料の重量だけでも二百数十トンに及ぶため、機体が沈下することがあり、特に、機体にカーゴを搭載したり、乗客を搭乗させた場合の沈下量は、数百ミリメートルにも達することがある。この場合、機体の沈下に伴い搭載口から外向きに開いた機体ドアとプラットフォームの先端とが干渉し、機体ドアを損傷させるという問題を生じる恐れがあり、作業者は常時、機体ドアとプラットフォームとの高低差に注意を払わなければならなかった。
そこで、従来のプラットフォームは、作業台に連結プラットフォームを固定し、この連結プラットフォームに、該連結プラットフォームよりも横幅が狭くその幅方向に沿ってスライドする延長プラットフォームを設け、この延長プラットフォームの先端を機体ドアとラップしない位置にスライドさせることにより、機体ドアと延長プラットフォームとの干渉を防止していた(例えば、特許文献1参照。)。
特開2000−272403号公報
一方、航空機など、その形状に特徴がある場合、その使用条件が極度に限定されることがしばしばある。例えば、後述の図6を参照すると、機体10の搭載口12が主翼11の上部にあって、そのドア13は外向きの左開きである場合、リフトトラック100を停車させる際には、エンジン14とのクリアランスC1を1.1メートルとし、プラットフォーム200の左先端隅部と主翼11との水平距離C2も1メートル以上確保する必要がある。
そこで、従来技術を改良し、連結プラットフォームに対しその横幅方向にスライドする主プラットフォームを設け、この主プラットフォームに対して2つの延長プラットフォームを並列配置してそれらを前後方向のみスライドさせれば、一方の延長プラットフォームを搭載口に掛け渡せると共に他方の延長プラットフォームもドアとラップしない位置まで引き出すことができるため、従来に比べて作業スペースを広く確保しつつ、機体ドアと延長プラットフォームとの干渉をも防止できる。
しかして、本願発明者は、上述の如く、スライドする主プラットフォームに2連の延長プラットフォームを用いた場合であっても、作業能率を考慮すれば、スライドプラットフォームのスライド量を抑制するという点に改良の余地があることを見出した。
本発明の解決すべき課題は、こうした事実に鑑みてなされたものであり、作業スペースを広く確保しつつ、スライドプラットフォームのスライド量を最小限に抑えることができる高所作業車のプラットフォームを提供することにある。
請求項1に記載の発明は、運転台を前方に有する自走可能な車台と、この車台に対して昇降可能に設けられた作業台と、この作業台の前面に取り付けられるプラットフォームとを備える高所作業車において、前記プラットフォームは、作業台の両側面に向かって広がる横幅方向に沿ってスライドする主プラットフォームを備え、この主プラットフォームに、該主プラットフォームを前後方向に移動してその前面からの引き出し及び収納の可能な第一の延長プラットフォームと、主プラットフォームを前後方向に移動してその前面からの引き出し及び収納の可能な第二の延長プラットフォームとを設け、第一の延長プラットフォームの横幅を第二の延長プラットフォームの横幅よりも狭くしてなることを特徴とする高所作業車のプラットフォームである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の高所作業車のプラットフォームにおいて、主プラットフォーム及び第一の延長プラットフォームの先端隅部又は主プラットフォーム及び第二の延長プラットフォームの先端隅部の少なくとも一方に切り欠き部を設けてなるものである。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の高所作業車のプラットフォームにおいて、第一の延長プラットフォーム又は第二の延長プラットフォームの少なくとも一方に、この延長プラットフォームをスイング又はスライドしてその切り欠き部の前面からの引き出し及び収納の可能な延長プラットフォームを設けてなるものである。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の高所作業車のプラットフォームにおいて、プラットフォームは、作業台の前方両側面から上方に延びる2つの柱部に沿って該作業台に対して相対移動して床面が作業台の床面と一致する位置にて該作業台に固定保持される連結プラットフォームを備え、この連結プラットフォーム角形の平板をなすと共に当該連結プラットフォームの前面に、その両側面に向かって開口される横幅の広いスリットと、主プラットフォームを支持する張り出し部と設けられている一方、主プラットフォームは、連結プラットフォームの床面と一致する床面と、前記スリットよりも横幅が狭く該スリットに挿入されて主プラットフォームを前記スリットに沿ってスライドさせる突出部とを備えてなるものである。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の高所作業車のプラットフォームにおいて、プラットフォームは、作業台の前面に連結されその横幅方向に沿ってスライドする少なくとも1つの梁と該梁の末端から上方に延びる2つの支柱とを備えるスライド枠を備え、このスライド枠の支柱間を、該支柱に沿ってスライド枠に対して相対移動して床面がスライド枠の床面と一致する位置にて該スライド枠に固定保持されてなるものである。
本発明によれば、主プラットフォームに、この主プラットフォームを前後方向に移動してその前面からの引き出し及び収納の可能な第一の延長プラットフォームと、主プラットフォームを前後方向に移動してその前面からの引き出し及び収納の可能な第二の延長プラットフォームとを設けたから、航空機の主翼上にあって外向きに開くドアを備えた搭載口など、目標位置が主プラットフォームをスライドさせにくい奥まった場所にあっても、主プラットフォームをスライドさせた後、一方の延長プラットフォームを搭載口に掛け渡すと共に他方の延長プラットフォームもドアとラップしない位置まで引き出すことができるため、従来に比べて作業スペースを広く確保しつつ、機体ドアと延長プラットフォームとの干渉をも防止できる。
また本発明にあっては、第一の延長プラットフォームの横幅を第二の延長プラットフォームの横幅よりも狭くしている。この場合、主プラットフォームをスライドさせにくい側に第一の延長プラットフォームを配置すれば、第一の延長プラットフォームの中心軸は、目標とする出入口の中心軸から最短の位置にある。このため、主プラットフォームをスライドさせにくい状態においても、第一の延長プラットフォームの中心軸を航空機の搭載口などの目標位置の中心軸の方向にスライドさせればよく、その結果、主プラットフォームのスライド量が最小限に抑えられるため、高所への荷物等の搭載や整備などの作業時間が短縮されて作業能率が向上する。また、高所作業車を用いて作業を行う際は通常、その車軸を目標位置の中心軸に合せて進入させるとプラットフォームを目標位置に装着させやすいが、第二の延長プラットフォームの横幅が第一の延長プラットフォームよりも広ければ、車軸を出入口の中心軸に合せて進入させた場合、第二の延長プラットフォームの中心軸は出入口の中心軸から最短の位置にある。このため、主プラットフォームを自由にスライドさせることができる状態においても、第二の延長プラットフォームの中心軸を目標位置の中心軸の方向にスライドさせればよく、その結果、主プラットフォームのスライド量を小さく抑えられるため、高所への荷物等の搭載や整備などの作業時間が短縮されて作業能率が向上する。
また本発明にあっては、主プラットフォーム及び第一の延長プラットフォームの先端隅部又は主プラットフォーム及び第二の延長プラットフォームの先端隅部の少なくとも一方に切り欠き部を設けることが好ましい。この場合、作業台を昇降させても、プラットフォームの先端隅部が邪魔にならないため、高所作業車を目標位置近くまで進入させることができ、その結果、延長プラットフォームの伸長量を最小限に抑えることができる。
更に本発明にあっては、第一の延長プラットフォーム又は第二の延長プラットフォームの少なくとも一方に、この延長プラットフォームをスイング又はスライドしてその切り欠き部の前面からの引き出し及び収納の可能な延長プラットフォームを設けてなることが好ましい。この場合、作業台を昇降させても、延長プラットフォームの先端隅部が邪魔にならず、実際の作業時も作業スペースを広く確保することができる。
ところで本発明にあっては、プラットフォームは、作業台の前方両側面から上方に延びる2つの支柱に沿って該作業台に対して相対移動して床面が作業台の床面と一致する位置にて該作業台に固定保持される連結プラットフォームを備え、この連結プラットフォームの前面にその両側面に向かって開口されたスリットを設け、このスリットよりも横幅が狭い主プラットフォームの突出部を挿入し、この主プラットフォームの残部を連結プラットフォームの前面に設けた張り出し部で支持するため、主プラットフォームの床面を連結プラットフォームの横幅と同等若しくはそれよりも広く確保しても連結プラットフォームに対して主プラットフォームをスライドさせることができる。従って本発明によれば、連結プラットフォームに対して主プラットフォームをスライドさせる機能を維持しつつ、作業スペースを広く確保することができる。加えて本発明によれば、主プラットフォームの突出部の横幅が連結プラットフォームのスリットの横幅よりも狭いため、結果として、主プラットフォームのスライド量が増加するから、主プラットフォームの床面を副プラットフォームの横幅と同等若しくはそれよりも広く確保しても、必要とされる主プラットフォームのスライド量を確保することができる。
また本発明において、プラットフォームは、作業台の前面に連結されその横幅方向に沿ってスライドする少なくとも1つの梁と該梁の末端から上方に延びる2つの支柱とを備えるスライド枠を備え、このスライド枠の支柱間を、該支柱に沿ってスライド枠に対して相対移動して床面がスライド枠の床面と一致する位置にて該スライド枠に固定保持されてなるものであってもよい。この場合、主プラットフォームは、作業台に対してスライド枠ごとスライドするため、スライド枠に、プラットフォーム防護壁を形成する左右開閉扉を観音開きしたのち、複数の扉を伸ばしても、主プラットフォームが作業台に対してスライドしたことによる影響を受けることなく、プラットフォーム防護壁を形成することができる。
以下、本発明の一形態を、図面を参照して説明する。なお、以下の説明では、運転台がある方向を前方とし、上下左右方向とは、運転者から見た方向で定義する。
図1は、本発明の一形態であって、空港などで使用され、航空機内に機内食等を搭載する箱型荷台を有するリフトトラック100を示す側面図である。また図2(a),(b)はそれぞれ、後述するプラットフォーム200が中立位置にある場合を示す要部上面図及び要部側面図であり、図3〜5はそれぞれ、図2のプラットフォーム200をパーツ毎に示した分解図である。
リフトトラック100は、図1に示す如く、前方に運転台110を有する自走可能な車台120と、この車台120上に載置された車台フレーム121に設けられたパンタグラフ式リンク機構130と、このリンク機構130によって車台120上を昇降する箱型荷台(作業台)140とを備える。そして車台フレーム121の前後左右4箇所には、箱型荷台140が上昇するときの風圧に対しての安定度を確保するために、安定用油圧ジャッキ122が設けられている。
リンク機構130は、左右並列した2つのアウトサイドリンク131および左右並列した2つのインサイドリンク132と、サイドリンク131,132を回転可能に支持するリンク軸133と、サイドリンク131,132間に取り付けられた油圧式リフトシリンダ134とで構成されている。
アウトサイドリンク131は、互いの上端付近を前方軸151によって一体に連結されており、その下端は、車台フレーム121に沿って移動可能に支持されている。インサイドリンク132も、互いの上端付近を後方軸152によって一体に連結されており、その下端は、固定軸150によって車台フレーム121に回動自在に固定保持されている。そして前方軸151及び後方軸152はそれぞれ、箱型荷台140を保持する矩形の荷台フレーム160内に架け渡されており、これにより、リンク機構130は、油圧式リフトシリンダ134の伸縮によって、箱型荷台140を車台120に対して路面と平行な状態に維持しつつ昇降する。なお、本形態では、箱型荷台140と荷台フレーム160との相互間に、ローラ及びレール等からなる直動機構が設けられ、荷台フレーム160は、箱型荷台140をその梁160aに沿って移動可能に支持している。
また本形態において、箱型荷台140は、図1に示す如く、その前方に、航空機に食料や荷物を搭載するために車両の前方向に伸縮自在なプラットフォーム200を有する。このプラットフォーム200は、車両走行中等の通常状態では、図1の領域Aに示す如く、車台フレーム121に固定された架台123に接触した状態で支持され、車台120に備えた運転台110の所定の上部位置に載置される。
プラットフォーム200は、図2に示す如くの1つの独立したユニットであって、図3〜5に示す如く、連結プラットフォーム210、主プラットフォーム220及び3つの延長プラットフォーム230,240,250からなり、それぞれが連結プラットフォーム210を基準に個別独立に動作する。
ここで、連結プラットフォーム210は、図3,4に示す如く、角形の平板をなし、その前面210tに、その両側面に向かって開口される横幅の広いスリット211を備え、その両側面にはそれぞれ、ブラケット212が一体に設けられている。またブラケット212にはそれぞれローラ213が取り付けられており、これらローラ213は更に箱型荷台140の前方両側面から上部に延びる2つの誘導レール(支柱)142それぞれに取り付けられている。これにより、誘導レール142は箱型荷台140が上昇し始める際には、連結プラットフォーム210に対して相対的に移動するため、プラットフォーム200を図1の領域Aに示す位置に維持したまま箱型荷台140を上昇させるが、箱型荷台140の床面の高さが連結プラットフォーム210fの床面高さと一致した時点で、連結プラットフォーム210は、誘導レール142の下端部に接触して箱型荷台140に固定保持されるため、プラットフォーム200は、箱型荷台140と一体に上昇する。
また連結プラットフォーム210は、図3に示す如く、スリット211の前方下部に、前方に突き出た平板状の張り出し部214を備える。この張り出し部214は、その先端214tにローラ215を備え、このローラ215で後述する主プラットフォーム220の主部221を支持する。なお、張り出し部214は、連結プラットフォーム210の軽量化から骨組みだけの構造であってもよい。またスリット211の内部には、誘導レール216が設けられ、この誘導レール216によって、後述する主プラットフォーム220の突出部222に設けたローラ224を支持する。これにより、連結プラットフォーム210は、主プラットフォーム220をスリット211に沿ってスライド可能に支持する。
主プラットフォーム220は、図4に示す如く、連結プラットフォーム210の横幅W1よりも広い横幅W2を有する主部221と、この主部221の後部に繋がり連結プラットフォーム210のスリット211の横幅Wsよりも狭い横幅W3を有して該スリット211に挿入される突出部222からなる。また主部221と突出部222との間には、段差223が形成されており、この段差223によって、主プラットフォーム220(主部221)の床面221fは、図2(b)に示す如く、連結プラットフォーム210の床面210fと一致して平坦な床面を形成する。
更に連結プラットフォーム210と主プラットフォーム220の突出部222との相互間には、図2(a)に示す如く、油圧又は電制アクチュエータ260が設けられ、このアクチュエータ260の伸縮によって、主プラットフォーム220は、連結プラットフォーム210の横幅方向に沿ってスライドする。
また主プラットフォーム220は、図4,5に示す如く、その前面220tに開口され横幅の異なる2つの通路225,226を備え、その先端付近には、傾斜の緩やかな傾斜部220Iが形成されている。これにより、各通路225,226にそれぞれ第一の延長プラットフォーム230及び第二の延長プラットフォーム240を挿入すると、主プラットフォーム220の床面221fは、傾斜部220Iを介して延長プラットフォーム230の床面230fと段差無く繋がると共に、傾斜部220Iを介して延長プラットフォーム240の床面240fとも段差無く繋がる。
延長プラットフォーム230は、図5に示す如く、後部が突出したほぼ矩形の平板状であって、その前面に管状の緩衝部材であるプロテクタゴム231を備えると共に、その両側面それぞれにローラ232を備え、主プラットフォーム220との相互間には、図2(a)に示す如く、油圧又は電制アクチュエータ270が設けられている。これにより、延長プラットフォーム230は、アクチュエータ270の伸縮によって、通路225に沿って主プラットフォーム220を前後方向に移動してその前面220tからの引き出し及び収納を可能にする。同様に、延長プラットフォーム240も、図5に示す如く、後部が突出したほぼ矩形の平板状であって、その前面に管状の緩衝部材であるプロテクタゴム241を備えると共に、その両側面それぞれにローラ242を備え、主プラットフォーム220との相互間には、図2(a)に示す如く、油圧又は電制アクチュエータ280が設けられている。これにより、補助プラットフォーム240も、アクチュエータ280の伸縮によって、通路226に沿って主プラットフォーム220を前後方向に移動してその前面220tからの引き出し及び収納を可能にする。
なお本形態では、延長プラットフォーム230,240は共に、ローラ232,242のみで前後移動させているが、通路225,226それぞれにローラ232,242を介してスライド可能に支持する誘導レールを設ける等の手段を用いてもよい。
更に本形態では、主プラットフォーム220及び延長プラットフォーム230の先端隅部にはそれぞれ、図4,5に示す如く、切り欠き部220c,230cが設けられており、これらの切り欠き部220c,230cは、図2(a)に示す如く、延長プラットフォーム230を主プラットフォーム220内に収納するに際してその先端が同一面上に整列する。
加えて、延長プラットフォーム230には、この延長プラットフォーム230をスイング又はスライドしてその切り欠き部230cの前面からの引き出し及び収納の可能な扇状の延長プラットフォーム250が設けられている。具体的に、延長プラットフォーム250は、その前面に管状の緩衝部材であるプロテクタゴム251を備え、他のプラットフォームと同様、その両側面それぞれにローラを設け、又は、延長プラットフォーム230に対して回転自在に軸支して主プラットフォーム220との相互間に配したアクチュエータの伸縮によって切り欠き部230cの前面からの引き出し及び収納を行う。
また本形態では、図1に示す如く、箱型荷台140の前面に、左右2枚の扉を有する観音開き構造の左右開閉扉143を設け、これら扉143をそれぞれ、ヒンジを介して箱型荷台140の内壁に回動自在に取り付けている。開閉扉143は、複数のスライド扉143a,143b,143cからなり、箱型荷台140の床面高さが連結プラットフォーム210の床面210fの高さと一致したのち、プラットフォーム200に向かって伸ばすと、図1の領域Bに示す如く、プラットフォーム200に沿ってスライドさせることによりプラットフォーム防護壁を形成する。
箱型荷台140の前方屋根には、走行時に該屋根に収納され所要時に取り出される雨よけ用のキャノピ144を有し、このキャノピ144は、図示せぬ油圧シリンダによって起伏および伸長することにより、悪天候での作業環境を改善する。なお、符号145は、作業者の安全対策のためにプラットフォーム200に対して折り畳み可能に設けた手すりである。
次に、図6〜12を参照して、本形態の具体的な作用を説明する。
図6は、リフトトラック100を機体10近くに停車させた状態を示す要部上面図である。また図7は、リフトトラック100からプラットフォーム200を伸ばして荷物等を搭載する作業状態を示す要部上面図であり、図8は、図6のリフトトラック100を機体10の一部と共に示す側面図である。
機体10の搭載口12は、主翼11の上部にあって、そのドア13は外向きの左開きである場合、図6に示す如く、リフトトラック100を停車させる際には、エンジン14とのクリアランスC1を1.1メートルとし、プラットフォーム200をの左先端隅部と主翼11との水平距離C2も1メートル以上確保する必要がある。しかして、この場合、その右隣に他の車両300が停車しているため、リフトトラック100は、この図に示す如く、機体10に対してほぼ垂直に停車する必要がある。
そこで、本発明に係るリフトトラック100は、以下の手順を踏んで箱型荷台140と搭載口12との間に、機体11に対してほぼ垂直に接合する通路を形成する。
図9は、連結プラットフォーム210に対して主プラットフォーム220を左側にスライドさせた状態を示す要部上面図、図10は、左側にスライドさせた主プラットフォーム220から延長プラットフォーム230〜250を前方に引き出した状態を示す要部上面図であり、図11は、搭載口12に延長プラットフォーム230〜250を架け渡した状態を示す要部上面図である。
本形態では、先ず、図6に示す如く、機体10の搭載口12の位置に付近まで接近して停車したのち、油圧ジャッキ122を降ろしてトラック100を安定化させる。次いで、図8に示す如く、リンク機構130によって箱型荷台140を、その床面高さが搭載口12の床面高さと一致するまで上昇させたのち、図示せぬアクチュエータによって荷台フレーム160に沿って前方にスライドさせる。
そして、図9に示す如く、アクチュエータ260を伸長させて連結プラットフォーム210に対して主プラットフォーム220を左側(図面上では上側。)にスライドさせる。この場合、連結プラットフォーム210の前面210tにその両側面に向かって開口されたスリット211を設け、このスリット211よりも横幅が狭い主プラットフォーム220の突出部222を挿入し、この主プラットフォームの残部(主部221)を連結プラットフォーム210の前面210tの下部に設けた張り出し部214で支持するため、主プラットフォーム220の床面221fの横幅W2を連結プラットフォーム210の横幅W1と同等若しくはそれよりも広く確保しても連結プラットフォーム210に対して主プラットフォーム220をスライドさせることができる。従ってかかる構成によれば、連結プラットフォーム210に対して主プラットフォーム220をスライドさせる機能を維持しつつ、作業スペースを広く確保することができる。加えてかかる構成によれば、主プラットフォーム220の突出部222の横幅W3が連結プラットフォーム210のスリット221の横幅Wsよりも狭いため、結果として、主プラットフォーム220のスライド量が増加するから、主プラットフォーム220の床面221fの横幅W2を連結プラットフォーム210の横幅W1と同等若しくはそれよりも広く確保しても、必要とされる主プラットフォーム220のスライド量を確保することができる。
その後、図10に示す如く、アクチュエータ270,280をそれぞれ伸長させて主プラットフォーム220から延長プラットフォーム230,240を機体10に向けて前方(図面上では右側。)に引き出す。この場合、延長プラットフォーム230は、図11に示す如く、その先端(プロテクタゴム231)が機体10に接触しない位置に位置決めされ、切り欠き部230cから延長プラットフォーム250を引き出す。そして延長プラットフォーム240は、機体ドア13が搭載口12を外向きに左開きするため、アクチュエータ280を用いて、延長プラットフォーム240の先端(プロテクタゴム241)が機体ドア13とラップしない位置に位置決めされる。
即ち、主プラットフォーム220に延長プラットフォーム230と延長プラットフォーム240とを設けたことにより、航空機の主翼11上にあって外向きに開くドア13を備えた搭載口12など、目標位置が主プラットフォーム220をスライドさせにくい奥まった場所にあっても、主プラットフォーム220をスライドさせた後、一方の延長プラットフォーム230を搭載口12に掛け渡すと共に他方の延長プラットフォーム240もドア13とラップしない位置まで引き出すことができるため、従来に比べて作業スペースも更に広く確保しつつ、機体ドア12と延長プラットフォーム240との干渉をも防止できる。
なお、本形態では、図7に示す如く、延長プラットフォーム230と搭載口12との相互間には、着脱可能な補助板290を架け渡しているが、補助板290を用いることなく作業を行っても良い。
また本形態では、プラットフォーム200を搭載口12に架け渡すため、主プラットフォーム220を、アクチュエータ260によって、図11に示す如く、延長プラットフォーム230の中心軸O1が搭載口12の中心軸Oとほぼ一致する位置に位置決めする。このように、主プラットフォーム220をスライドさせにくい側に延長プラットフォーム230を配置すれば、延長プラットフォーム230の中心軸O1は、搭載口12の中心軸Oから最短の位置にある。このため、延長プラットフォーム230の横幅W4が延長プラットフォーム240の横幅W5よりも狭いと、連結プラットフォーム210をスライドさせにくい状態においても、延長プラットフォーム230の中心軸O1を搭載口12の中心軸Oの方向にスライドさせればよく、その結果、主プラットフォーム220のスライド量が最小限に抑えられるため、高所への荷物等の搭載や整備などの作業時間が短縮されて作業能率が向上する。
図12は、主翼11等の障害物がない搭載口15に延長プラットフォーム230〜250を架け渡した状態を示す要部上面図である。この場合、搭載口15のドア16は外向きの右開きであるため、主プラットフォーム220を左側にスライドさせて、延長プラットフォーム230を搭載口15に整列させてもよいが、本形態のプラットフォーム200によれば、作業スペースができる限り均等なるよう、以下の操作を行う。
先ずリフトトラックを用いて作業を行う際は通常、車軸Ovを搭載口15の中心軸Oに合せて進入させるとプラットフォーム200を搭載口15に装着させやすいが、延長プラットフォーム240の横幅が延長プラットフォーム230よりも広ければ、車軸Ovを搭載口15の中心軸Oに合せて進入させた場合、延長プラットフォーム240の中心軸O2は搭載口15の中心軸Oから最短の位置にある。このため、延長プラットフォーム230の横幅W4が補助プラットフォーム240の横幅W5よりも狭いと、連結プラットフォーム210を自由にスライドさせることができる状態においても、延長プラットフォーム240の中心軸O2を搭載口15の中心軸Oの方向にスライドさせればよく、その結果、主プラットフォーム220のスライド量が最小限に抑えられるため、高所への荷物等の搭載や整備などの作業時間が短縮されて作業能率が向上する。
また本形態にあっては、主プラットフォーム220及び延長プラットフォーム230の先端隅部にそれぞれ切り欠き部220c,230cを設けたことにより、プラットフォーム200の先端隅部と主翼11とのクリアランスC2が確保されるから、箱型荷台140を昇降させても、プラットフォーム200の先端隅部が邪魔にならないため、リフトトラック100を搭載口12近くまで進入させることができ、その結果、延長プラットフォーム230の伸長量を最小限に抑えることができる。なお、本形態では、主プラットフォーム220及び延長プラットフォーム230の先端隅部にそれぞれ切り欠き部220c,230cを設けたが、主プラットフォーム220及び延長プラットフォーム240の先端隅部のみ又は主プラットフォーム220及び延長プラットフォーム240の先端隅部との両方にそれぞれ設けても良い。
更に本形態にあっては、延長プラットフォーム230に、この延長プラットフォーム230を前後方向にスイング又はスライドしてその切り欠き部230cの前面からの引き出し及び収納の可能な延長プラットフォーム250を設けたことにより、箱型荷台140を昇降させても、延長プラットフォーム230の先端隅部が邪魔にならず、実際の作業時も作業スペースを広く確保することができる。なお、本形態では、延長プラットフォーム230に延長プラットフォーム250を設けたが、延長プラットフォーム240の先端隅部のみ又は延長プラットフォーム230との両方に切り欠き部を設けた場合、延長プラットフォーム240に、この延長プラットフォーム240をスイング又はスライドしてその切り欠き部の前面からの引き出し及び収納の可能な延長プラットフォームを設けても良い。
また本発明は、連結プラットフォーム210にスリット211を設けることなく、張り出し部214のみで主プラットフォーム220を横幅に沿ってスライド可能に支持してもよい。
図13は、上記思想を具体化した本発明の更に他の形態であって、主プラットフォーム220を連結プラットフォーム210に対して左側にスライドさせると共に延長プラットフォーム230〜250を前方に引き出した状態を示す要部上面図である。なお、本形態において、図1〜12と同一の部分は、同一符号をもって、その説明を省略する。
本形態では、連結プラットフォーム210の前面210tに、スリット211の代えて、誘導レール216を設ける一方、主プラットフォーム220の後面には、突出部222を設けることなく、主部221の後面に複数のローラ224を直接設けている。即ち、本形態において、連結プラットフォーム210は、張り出し部214の先端214tに設けたローラ215で主プラットフォーム220の主部221を支持すると共に、誘導レール216によって、主プラットフォーム220の主部221に設けたローラ224を支持する。これにより、連結プラットフォーム210は、主プラットフォーム220をその横幅に沿ってスライド可能に支持する。
この場合も、プラットフォーム210,220の相互間を張り出し部214上に配したアクチュエータ260で連結し、連結プラットフォーム210の前面210tの下部に張り出し部214を設けると共に、この張り出し部214で、連結プラットフォーム210の床面210fと一致する床面221fを備えた主プラットフォーム220を支持するため、主プラットフォーム220の床面221fを連結プラットフォーム210の横幅と同等若しくはそれよりも広く確保しても連結プラットフォーム210に対して主プラットフォーム220をスライドさせることができる。従って本形態によっても、連結プラットフォーム210に対して主プラットフォーム220をスライドさせる機能を維持しつつ、作業スペースを広く確保することができる。なお、誘導レール216とローラ224とは、連結プラットフォームの前面210tにローラを設け、主プラットフォーム220の主部後面にローラを支持する誘導レールを設けてもよい。
また図14(a),(b)はそれぞれ、本発明の他の形態であるプラットフォーム400が中立位置にある場合を示す要部上面図及び側面図であり、図15は、同形態において、左側にスライドさせた後述の主プラットフォーム420から延長プラットフォーム230〜250を前方に引き出した状態を示す要部上面図である。但し、本形態に関し、図1〜13と同一部分に関しては、同一の符号を用いてその説明を省略する。
本形態において、プラットフォーム400は、箱形荷台140の前面に連結されその横幅方向に沿ってスライドするスライド枠410と、このスライド枠410に対して相対移動して該スライド枠410に固定保持される主プラットフォーム420とを備え、この主プラットフォーム420に延長プラットフォーム230〜250を設けてなる。
先ずスライド枠410は、箱形荷台140の前面とほぼ同形の角形の枠体であって、箱形荷台140の屋根と整列して横幅方向に延びる上梁411と、箱形荷台140の床面と整列して横幅方向に延びる下梁412とを平行に配し、これら上梁411及び下梁412の互いに向き合う末端を繋ぐ2つの支柱413,414を備える。上梁411の後方上面にはローラ415がその上面と並行に回転可能に設けられる一方、下梁412の下方後面には、後面と並行にローラ416が回転可能に設けられている。これに対し、箱形荷台140は、その前面上部に、前方に向かって張り出したほぼL字形の誘導レール146を設け、この誘導レール146にてローラ415を回転可能に支持する一方、その前面下部に、ほぼC字形の誘導レール147を設け、この誘導レール147にてローラ416を回転可能に支持する。これにより、箱形荷台140は、スライド枠410を前倒しにさせることなくスライド可能に支持する。また箱形荷台140の前面下部には、スライド枠410との間にアクチュエータ148が設けられている。これにより、スライド枠410は、アクチュエータ148によって、箱形荷台140の前面をその横幅方向に沿って左右にスライドする。
一方、主プラットフォーム420は、箱形荷台140の横幅Woとほぼ等しい横幅W2を有する主部421と、この主部421の横幅W2よりも狭い横幅W3を有する突出部422からなり、突出部422の両側面にはブラケット423を介してローラ424が設けられている。これに対し、スライド枠410は、その支柱413,414にそれぞれ誘導レール417を備え、これら誘導レール416によって、主プラットフォーム420のローラ424を回転可能に支持する。これにより、誘導レール417は箱型荷台140と共にスライド枠410が上昇し始める際には、主プラットフォーム420に対して相対的に移動するため、前記形態と同様、主プラットフォーム420を図1の領域Aに示す位置に維持したまま箱型荷台140を上昇させるが、図13(b)に示す如く、主プラットフォーム420の床面420fの高さがスライド枠410の床面410fの高さと一致した時点で、主プラットフォーム420は、誘導レール417の下端部に接触してスライド枠410を介して箱型荷台140に固定保持されるため、主プラットフォーム420は、箱型荷台140と一体に上昇する。
また主プラットフォーム420も、アクチュエータ270,280の伸縮によって、主プラットフォーム420を前後方向に移動してその前面420tからの引き出し及び収納を可能にする延長プラットフォーム230,240を備え、主プラットフォーム420及び延長プラットフォーム230の先端隅部にはそれぞれ、切り欠き部420c,230cが設けられている。また延長プラットフォーム230にも、切り欠き部230cの前面からの引き出し及び収納の可能な扇状の延長プラットフォーム250が設けられている。
本形態では、主プラットフォーム420は、箱形荷台140に対してスライド枠410ごとスライドするため、図14の破線に示す如く、スライド枠410に左右開閉扉143を収納し、これら左右開閉扉143を図15の実線に示す如く観音開きしたのち、複数のスライド扉143a,143b,143cを伸ばしても、主プラットフォーム420が箱型荷台140に対してスライドしたことによる影響を受けることなく、プラットフォーム防護壁を形成することができる。
なお、図16(a),(b)はそれぞれ、プラットフォーム400の他の形態が中立位置にある場合を示す要部上面図及び側面図であり、図17は、同形態において、左側にスライドさせた主プラットフォーム420から延長プラットフォーム230〜250を前方に引き出した状態を示す要部上面図である。本形態は、左右開閉扉143が4つのスライド扉143a,143b,143c,143dからなり、これら開閉扉143をスライド枠410において互いに重なり合わない位置に収納したものであり、その他の構成及び作用効果は、図14,15の形態と同様である。
上述したところは、本発明の一形態を例示したに過ぎず、種々の変更を加えることが可能である。例えば、上記形態では、作業台を機内食を搭載する箱型荷台としたが、機体の整備等に用いる平板状の作業台としてもよい。
本発明の一形態であって、空港などで使用され、航空機内に機内食等を搭載する箱型荷台を有するリフトトラックを示す側面図である。 (a),(b)はそれぞれ、同形態において、プラットフォームが中立位置にある場合を示す上面図及び側面図である。 同形態における主プラットフォームを示す上面図である。 同形態における主プラットフォームの正面図及び副プラットフォームの上面図である。 同形態における副プラットフォームの正面図及び補助プラットフォームの上面図である。 同形態において、リフトトラックを機体近くに停車させた状態を示す要部上面図である。 同形態において、リフトトラックからプラットフォームを伸ばして荷物等を搭載する作業状態を示す要部上面図である。 同形態において、リフトトラックを機体の一部と共に示す側面図である。 同形態において、主プラットフォームに対して副プラットフォームを左側にスライドさせた状態を示す要部上面図である。 同形態において、左側にスライドさせた副プラットフォームから補助プラットフォームを前方に引き出した状態を示す要部上面図である。 同形態において、搭載口に補助プラットフォームを架け渡した状態を示す要部上面図である。 同形態において、主翼等の障害物がない搭載口に補助プラットフォームを架け渡した状態を示す要部上面図である。 本発明の更に他の形態であって、副プラットフォームを主プラットフォームに対して左側にスライドさせると共に補助プラットフォームを前方に引き出した状態を示す要部上面図である。 (a),(b)はそれぞれ、本発明の他の形態であるプラットフォームが中立位置にある場合を示す要部上面図及び側面図である。 同形態において、左側にスライドさせた主プラットフォームから延長プラットフォームを前方に引き出した状態を示す要部上面図である。 (a),(b)はそれぞれ、本発明の更に他の形態であるプラットフォームが中立位置にある場合を示す要部上面図及び側面図である。 同形態において、左側にスライドさせた主プラットフォームから延長プラットフォームを前方に引き出した状態を示す要部上面図である。
符号の説明
10 機体
11 主翼
12 搭載口
13 ドア
14 エンジン
100 リフトトラック
110 運転台
120 車台
121 車台フレーム
130 パンタグラフ式リンク機構
131 アウタサイドリンク
132 インサイドリンク
140 箱型荷台
143 左右開閉扉
143a,143b,143c,143d スライド扉
146 誘導レール
147 ローラ
148 アクチュエータ
160 荷台フレーム
200 プラットフォーム
210 連結プラットフォーム
220 主プラットフォーム
230 延長プラットフォーム
240 延長プラットフォーム
250 延長プラットフォーム
260 アクチュエータ
270 アクチュエータ
280 アクチュエータ
290 補助板
400 プラットフォーム
410 スライド枠
411 上梁
412 下梁
413,414 支柱
415,416 ローラ
420 主プラットフォーム
420 主プラットフォーム
420f 床面
424 ローラ

Claims (5)

  1. 運転台を前方に有する自走可能な車台と、この車台に対して昇降可能に設けられた作業台と、この作業台の前面に取り付けられるプラットフォームとを備える高所作業車において、
    前記プラットフォームは、作業台の両側面に向かって広がる横幅方向に沿ってスライドする主プラットフォームを備え、
    この主プラットフォームに、該主プラットフォームを前後方向に移動してその前面からの引き出し及び収納の可能な第一の延長プラットフォームと、主プラットフォームを前後方向に移動してその前面からの引き出し及び収納の可能な第二の延長プラットフォームとを設け、
    第一の延長プラットフォームの横幅を第二の延長プラットフォームの横幅よりも狭くしてなることを特徴とする高所作業車のプラットフォーム。
  2. 主プラットフォーム及び第一の延長プラットフォームの先端隅部又は主プラットフォーム及び第二の延長プラットフォームの先端隅部の少なくとも一方に切り欠き部を設けてなる請求項1に記載の高所作業車のプラットフォーム。
  3. 第一の延長プラットフォーム又は第二の延長プラットフォームの少なくとも一方に、この延長プラットフォームをスイング又はスライドしてその切り欠き部の前面からの引き出し及び収納の可能な延長プラットフォームを設けてなる請求項1又は2に記載の高所作業車のプラットフォーム。
  4. プラットフォームは、作業台の前方両側面から上方に延びる2つの柱部に沿って該作業台に対して相対移動して床面が作業台の床面と一致する位置にて該作業台に固定保持される連結プラットフォームを備え、この連結プラットフォーム角形の平板をなすと共に当該連結プラットフォームの前面に、その両側面に向かって開口される横幅の広いスリットと、主プラットフォームを支持する張り出し部と設けられている一方
    主プラットフォームは、連結プラットフォームの床面と一致する床面と、前記スリットよりも横幅が狭く該スリットに挿入されて主プラットフォームを前記スリットに沿ってスライドさせる突出部とを備えてなる請求項1乃至3のいずれか一項に記載の高所作業車のプラットフォーム。
  5. プラットフォームは、作業台の前面に連結されその横幅方向に沿ってスライドする少なくとも1つの梁と該梁の末端から上方に延びる2つの支柱とを備えるスライド枠を備え、このスライド枠の支柱間を、該支柱に沿ってスライド枠に対して相対移動して床面がスライド枠の床面と一致する位置にて該スライド枠に固定保持されてなるものである請求項1乃至3のいずれか一項に記載の高所作業車のプラットフォーム。
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