JP2504725Y2 - 高所作業車 - Google Patents
高所作業車Info
- Publication number
- JP2504725Y2 JP2504725Y2 JP3020292U JP3020292U JP2504725Y2 JP 2504725 Y2 JP2504725 Y2 JP 2504725Y2 JP 3020292 U JP3020292 U JP 3020292U JP 3020292 U JP3020292 U JP 3020292U JP 2504725 Y2 JP2504725 Y2 JP 2504725Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mast
- work vehicle
- work
- aerial work
- fork
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、建築工事現場の天井作
業等に使用される高所作業車に係り、特に、重量物を床
から作業台まで持ち上げるフォークを備えた高所作業車
に関する。
業等に使用される高所作業車に係り、特に、重量物を床
から作業台まで持ち上げるフォークを備えた高所作業車
に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来建築工事における天井作業、例えば
空調ダクトの配管や、天井ボードの取付け等には、高所
作業車が利用され、作業者を昇降可能な作業台に載せて
作業位置まで持ち上げていた。
空調ダクトの配管や、天井ボードの取付け等には、高所
作業車が利用され、作業者を昇降可能な作業台に載せて
作業位置まで持ち上げていた。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上述のもので
は、作業者を容易に作業位置まで上げることはできる
が、空調ダクトや天井ボードといった重量物を作業位置
まで持ち上げることはできず、人力によるか、フォーク
リフトトラック等の荷役作業車によって持ち上げてい
た。
は、作業者を容易に作業位置まで上げることはできる
が、空調ダクトや天井ボードといった重量物を作業位置
まで持ち上げることはできず、人力によるか、フォーク
リフトトラック等の荷役作業車によって持ち上げてい
た。
【０００４】そこで本考案は、高所作業車に荷役作業が
できる機能を備え、作業能率を向上させることのできる
高所作業車を提供することを目的としている。
できる機能を備え、作業能率を向上させることのできる
高所作業車を提供することを目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本考案の高所作業車は、基台と作業台との間にシザー
スリンク機構を配設し、該シザースリンク機構によって
作業台を昇降させる高所作業車において、前記作業台の
両側部にマストを前後方向にスライド可能に立設し、該
マストにフォークを昇降可能に設けたことを特徴として
いる。
め本考案の高所作業車は、基台と作業台との間にシザー
スリンク機構を配設し、該シザースリンク機構によって
作業台を昇降させる高所作業車において、前記作業台の
両側部にマストを前後方向にスライド可能に立設し、該
マストにフォークを昇降可能に設けたことを特徴として
いる。
【０００６】
【作用】上記の構成により、フォークを作動させて荷役
作業を行ったのちに、作業者は重量物と共に作業台で作
業位置まで上がり、該重量物を使った作業をすることが
できる。
作業を行ったのちに、作業者は重量物と共に作業台で作
業位置まで上がり、該重量物を使った作業をすることが
できる。
【０００７】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【０００８】図１乃至図３は本考案の第１実施例を示す
もので、高所作業車１は、走行可能な基台２と作業台３
との間に、シザースリンク機構４を配置したもので、該
シザースリンク機構４を開閉させることによって、作業
台３を昇降させている。
もので、高所作業車１は、走行可能な基台２と作業台３
との間に、シザースリンク機構４を配置したもので、該
シザースリンク機構４を開閉させることによって、作業
台３を昇降させている。
【０００９】作業台３の両側部には、一端側から他端側
に亙ってガイドレール３ａが延設されており、マスト５
がローラ５ａ，５ａを介して、前記ガイドレール３ａに
スライド可能にそれぞれ取付けられている。作業台３の
他端側の側部には、マスト押動用シリンダ６が水平に取
付けられており、ロッド６ａの先端がマスト５の一側面
に取付けられている。
に亙ってガイドレール３ａが延設されており、マスト５
がローラ５ａ，５ａを介して、前記ガイドレール３ａに
スライド可能にそれぞれ取付けられている。作業台３の
他端側の側部には、マスト押動用シリンダ６が水平に取
付けられており、ロッド６ａの先端がマスト５の一側面
に取付けられている。
【００１０】マスト５の他側面にはフォーク７が、ロー
ラ７ａ，７ａを介してマスト５の上下方向に移動可能に
取付けられ、また、マスト５の中央部には荷役用シリン
ダ８が立設される。この荷役用シリンダ８のロッド８ａ
の先端にはスプロケット９が取付けられ、該スプロケッ
ト９にはチェーン１０が懸架される。チェーン１０の一
端はフォーク７の上端部に取付けられ、他端はマスト５
の一側面に取り付けられており、前記ロッド８ａが伸縮
することによってフォーク７はマスト５の他側面に添っ
て昇降する。
ラ７ａ，７ａを介してマスト５の上下方向に移動可能に
取付けられ、また、マスト５の中央部には荷役用シリン
ダ８が立設される。この荷役用シリンダ８のロッド８ａ
の先端にはスプロケット９が取付けられ、該スプロケッ
ト９にはチェーン１０が懸架される。チェーン１０の一
端はフォーク７の上端部に取付けられ、他端はマスト５
の一側面に取り付けられており、前記ロッド８ａが伸縮
することによってフォーク７はマスト５の他側面に添っ
て昇降する。
【００１１】また、作業台３の周囲には抜差し可能なガ
ード３ｂが立設され、さらに、基台のステアリング，シ
ザースリンク機構４の開閉，マスト５のスライド及びフ
ォーク７の昇降等を操作する操作パネル３ｃが設けられ
ている。
ード３ｂが立設され、さらに、基台のステアリング，シ
ザースリンク機構４の開閉，マスト５のスライド及びフ
ォーク７の昇降等を操作する操作パネル３ｃが設けられ
ている。
【００１２】シザースリンク機構４は、リンク４ａ，４
ｂの中央部を支軸４ｃによって枢支したシザースリンク
を２段組合わせて構成されたもので、下段の一方のリン
ク４ａを基台２の側部に沿って水平移動する移動端と
し、他方のリンク４ｂを基台２の一端側に枢支する。ま
た、上段の一方のリンク４ａを作業台３の一端側に枢支
し、他方のリンク４ｂを作業台３の側部に沿って水平移
動する移動端とし、基台２に設けた油圧シリンダ１１の
ロッド１１ａの伸縮によって、シザースリンク機構４を
開閉させて、作業台３を昇降させる。
ｂの中央部を支軸４ｃによって枢支したシザースリンク
を２段組合わせて構成されたもので、下段の一方のリン
ク４ａを基台２の側部に沿って水平移動する移動端と
し、他方のリンク４ｂを基台２の一端側に枢支する。ま
た、上段の一方のリンク４ａを作業台３の一端側に枢支
し、他方のリンク４ｂを作業台３の側部に沿って水平移
動する移動端とし、基台２に設けた油圧シリンダ１１の
ロッド１１ａの伸縮によって、シザースリンク機構４を
開閉させて、作業台３を昇降させる。
【００１３】上述のような高所作業車１を使って、例え
ば天井に設置された空調ダクトの配管作業を行う場合、
作業者Ａが作業台３に載り、操作パネル３ｃを操作しな
がら図３に示すようにダクト１２をフォーク７によって
床より持ち上げて、作業場まで自走する。
ば天井に設置された空調ダクトの配管作業を行う場合、
作業者Ａが作業台３に載り、操作パネル３ｃを操作しな
がら図３に示すようにダクト１２をフォーク７によって
床より持ち上げて、作業場まで自走する。
【００１４】作業場まで移動した後、マスト５をマスト
押動用シリンダ６によって高所作業車１の前後方向に移
動させて位置を調節しながら、荷役用シリンダ８を伸長
させてフォーク７を上昇させ、作業台３の上方までダク
ト１２を持ち上げる。さらに、油圧シリンダ１１のロッ
ド１１ａを伸長させることによってシザースリンク機構
４を押動し、作業者Ａが作業するのに最も適した位置ま
で作業台３を上昇させて、ダクト１２の配管作業を行
う。
押動用シリンダ６によって高所作業車１の前後方向に移
動させて位置を調節しながら、荷役用シリンダ８を伸長
させてフォーク７を上昇させ、作業台３の上方までダク
ト１２を持ち上げる。さらに、油圧シリンダ１１のロッ
ド１１ａを伸長させることによってシザースリンク機構
４を押動し、作業者Ａが作業するのに最も適した位置ま
で作業台３を上昇させて、ダクト１２の配管作業を行
う。
【００１５】このように、高所作業車１はフォーク７に
より荷役作業も行うことができるので、作業者Ａとダク
ト１２の両方を機械的に持ち上げることができ、また、
簡単な操作で作業者Ａが作業するのに最も適した位置に
ダクト１２を移動させることができ、作業能率を向上さ
せることができる。
より荷役作業も行うことができるので、作業者Ａとダク
ト１２の両方を機械的に持ち上げることができ、また、
簡単な操作で作業者Ａが作業するのに最も適した位置に
ダクト１２を移動させることができ、作業能率を向上さ
せることができる。
【００１６】図４は、マスト５をスプロケットとチェー
ンとによって高所作業車１の前後方向にスライドさせる
本考案の第２実施例を示すもので、作業台３の一端側と
他端側にスプロケット２０，２１が回転可能に取付けら
れ、チェーン２２が懸架される。このチェーン２２の一
端２２ａはマスト５の一側面に、他端２２ｂはマスト５
の他側面にそれぞれ取付けられ、スプロケット２０又は
２１を一方向に回転させることにより、マスト５がガイ
ドレール３ａ上をローラ５ａを介して高所作業車１の前
方にスライドし、スプロケット２０又は２１を他方向に
回転させることによってマスト５は高所作業車１の後方
にスライドする。
ンとによって高所作業車１の前後方向にスライドさせる
本考案の第２実施例を示すもので、作業台３の一端側と
他端側にスプロケット２０，２１が回転可能に取付けら
れ、チェーン２２が懸架される。このチェーン２２の一
端２２ａはマスト５の一側面に、他端２２ｂはマスト５
の他側面にそれぞれ取付けられ、スプロケット２０又は
２１を一方向に回転させることにより、マスト５がガイ
ドレール３ａ上をローラ５ａを介して高所作業車１の前
方にスライドし、スプロケット２０又は２１を他方向に
回転させることによってマスト５は高所作業車１の後方
にスライドする。
【００１７】図５は、マスト５をラックとピニオンによ
って、高所作業車１の前後方向にスライドさせる本考案
の第３実施例を示すもので、作業台３の一端側から他端
側に亙ってラック３０が延設され、マスト５の作業台取
付け側にラック３０上を移動するピニオン３１が回転可
能に取付けられている。これにより、ピニオン３１を一
方に回転させるとマスト５が高所作業車１の前方にスラ
イドし、他方に回転させるとマスト５が高所作業車１の
後方にスライドする。
って、高所作業車１の前後方向にスライドさせる本考案
の第３実施例を示すもので、作業台３の一端側から他端
側に亙ってラック３０が延設され、マスト５の作業台取
付け側にラック３０上を移動するピニオン３１が回転可
能に取付けられている。これにより、ピニオン３１を一
方に回転させるとマスト５が高所作業車１の前方にスラ
イドし、他方に回転させるとマスト５が高所作業車１の
後方にスライドする。
【００１８】
【考案の効果】本考案は以上のように、作業台の両側部
にマストを立設し、該マストを高所作業車の前後方向に
スライド可能に取付けると共に、該マストにフォークを
昇降可能に取付けたので、高所作業車で荷役作業も行う
ことができるようになり、作業能率を向上させることが
できる。
にマストを立設し、該マストを高所作業車の前後方向に
スライド可能に取付けると共に、該マストにフォークを
昇降可能に取付けたので、高所作業車で荷役作業も行う
ことができるようになり、作業能率を向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本考案の第１実施例を示す高所作業車の使用
状態を示す正面図
状態を示す正面図
【図２】 ダクト移送時の高所作業車を示す正面図
【図３】 高所作業車の正面図
【図４】 本考案の第２実施例を示す要部拡大図
【図５】 本考案の第３実施例を示す要部拡大図
１…高所作業車、２…基台、３…作業台、４…シザース
リンク機構、５…マスト、６…マスト押動用シリンダ、
７…フォーク、８…荷役用シリンダ、９…スプロケッ
ト、１０…チェーン、１１…油圧シリンダ、１２…ダク
ト
リンク機構、５…マスト、６…マスト押動用シリンダ、
７…フォーク、８…荷役用シリンダ、９…スプロケッ
ト、１０…チェーン、１１…油圧シリンダ、１２…ダク
ト
Claims (1)
- 【請求項１】 基台と作業台との間にシザースリンク機
構を配設し、該シザースリンク機構によって作業台を昇
降させる高所作業車において、前記作業台の両側部にマ
ストを前後方向にスライド可能に立設し、該マストにフ
ォークを昇降可能に設けたことを特徴とする高所作業
車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3020292U JP2504725Y2 (ja) | 1992-05-08 | 1992-05-08 | 高所作業車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3020292U JP2504725Y2 (ja) | 1992-05-08 | 1992-05-08 | 高所作業車 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0586992U JPH0586992U (ja) | 1993-11-22 |
| JP2504725Y2 true JP2504725Y2 (ja) | 1996-07-10 |
Family
ID=12297159
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3020292U Expired - Lifetime JP2504725Y2 (ja) | 1992-05-08 | 1992-05-08 | 高所作業車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2504725Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2022073697A (ja) * | 2020-11-02 | 2022-05-17 | サンレイズ工業株式会社 | 昇降式足場装置 |
-
1992
- 1992-05-08 JP JP3020292U patent/JP2504725Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0586992U (ja) | 1993-11-22 |
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