JPH07323997A - 高所作業装置 - Google Patents

高所作業装置

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JPH07323997A
JPH07323997A JP14092694A JP14092694A JPH07323997A JP H07323997 A JPH07323997 A JP H07323997A JP 14092694 A JP14092694 A JP 14092694A JP 14092694 A JP14092694 A JP 14092694A JP H07323997 A JPH07323997 A JP H07323997A
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JP
Japan
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workbench
base
link
scissor link
rail
Prior art date
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Pending
Application number
JP14092694A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Sasaki
宏 佐々木
Naoto Tsujihara
直人 辻原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aichi Corp
Original Assignee
Aichi Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 作業台の重量を軽くすることができ、且つ、
簡単な機構で安価に作業台の水平方向への移動を行うこ
とができる高所作業装置を得る。 【構成】 作業台15に前後に延びて配設された作業台
レール17に、シザースリンク13を構成する最上部の
交差腕部材13a、13bのそれぞれの上端部に取り付
けた上部ローラ21、22を移動自在に構成している。
そして、作業台15に取り付けられた作業台移動手段2
5によって、シザースリンク13に対する作業台13の
前後方向へのスライドを行わせるように構成している。
これにより、シザースリンク13の伸長時には作業台1
5に対して保持されていた固定側の腕部材13aを、作
業台レール17内で移動させることによりシザースリン
ク13に対して作業台13を水平移動させることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シザースリンクを用い
た垂直昇降式の作業台を備えた高所作業装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、作業者および荷物等を所望の高
所に移動させることができる高所作業装置としては、基
台上にシザースリンクを介して作業台を取り付け、伸縮
シリンダによりシザースリンクを作動させて作業台を昇
降させるように構成した垂直昇降式の高所作業装置があ
る。そして、この基台を走行自在な車体によって構成し
た場合には高所作業車として用いることができる。この
ような高所作業車においては、所望の作業位置の下方ま
で車体を走行させた後、作業台を上昇させることにより
高所において作業を行うことができる。
【0003】ここで、作業台の昇降作動は、図2に示す
ように、走行装置52によって走行自在な車体51と作
業台55との間に配設されたシザースリンク53を伸縮
作動させることによって行われる。このシザースリンク
53を構成する腕部材において、上前腕部材53aの上
部は作業台保持部材54の前方に揺動自在に枢支されて
いる。また、上後腕部材53bの上部には、作業台保持
部材54に取り付けられた作業台レール57内を回転す
るローラ61が取り付けられている。さらに、下前腕部
材53cの下部は車体51の前方に揺動自在に枢支さ
れ、下後腕部材53dの下部には、車体51に取り付け
られた車体レール58内を回転するローラ62が取り付
けられている。そして、下後腕部材53dにボトム側端
部が枢支され、中間腕部材53eにロッド側端部が枢支
された昇降シリンダ63の伸縮作動を行うと、中間腕部
材53eが起仰し、各ローラ61、62がレール57、
58内を回転して車体51、作業台55の中心方向へ移
動する。これにより、シザースリンク53は伸長作動を
行うこととなり、作業台55の上昇作動を行うことがで
きる。
【0004】ここで、作業内容によっては、作業台55
を上昇させた後に作業台55を水平に前後移動を行う必
要を生ずる場合がある。このため、高所作業車50にお
いては、作業台55と作業台保持部材54との間にスラ
イドレール機構59を設け、油圧シリンダ等を用いて作
業台55をスライド自在に構成している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように構成された高所作業車50においては、作業台5
5をスライドさせるスライドレール機構59および油圧
シリンダ等の作業台移動装置が必要となるため、機構が
複雑になって高所作業車が高価になるという問題がある
と共に、作業台55の重量が増加するため作業台55上
に積載可能な重量が少なくなるという問題があった。
【0006】本発明はこのような問題に鑑みてなされた
ものであり、作業台の重量を軽くすることができ、且つ
簡単な機構で安価に作業台の水平方向への移動を行うこ
とができる高所作業装置を提供することを目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用】上記の目的を
達成するために、本発明の高所作業装置においては、基
台上の前後方向に延びて配設されたシザースリンク上に
作業台を配設し、このシザースリンクの伸縮作動によっ
て作業台の昇降作動を自在に構成している。そして、作
業台に前後に延びて作業台レールを配設すると共に、シ
ザースリンクを構成する最上部の交差腕部材のそれぞれ
の上端部に取り付けられた上部ローラが、作業台レール
内に案内されて移動するように構成されている。さら
に、作業台に取り付けられた作業台移動手段によって、
シザースリンクに対する作業台の前後方向へのスライド
を行わせるように構成している。
【0008】このように構成された高所作業装置によれ
ば、シザースリンクの伸長時には作業台に対して保持さ
れていたシザースリンクを構成する固定側の腕部材を、
シザースリンクの伸長作動時に摺動側の腕部材が摺動す
る上部レール内で移動させることによりシザースリンク
に対して作業台を水平移動させることができる。
【0009】また、上記のように構成された高所作業装
置において、基台に前後に延びて基台レールを配設する
と共に、シザースリンクを構成する最下部の交差腕部材
のそれぞれの下端部に取り付けられた下部ローラが、基
台レール内に案内されて移動するように構成し、さら
に、基台に取り付けられたシザースリンク移動手段によ
って、基台に対するシザースリンクの前後方向へのスラ
イドを行わせるように構成してもよい。
【0010】このように構成した高所作業装置にあって
は、シザースリンクに対して作業台が水平移動するのみ
ならず、基台に対してシザースリンクが水平移動を行う
ため基台に対してより広範囲での作業台の移動を行うこ
とができる。
【0011】さらに、基台を走行自在な車体によって構
成することとすれば、高所作業装置を高所作業車として
使用することができ、所望の作業現場への移動を容易に
行うことができるため、作業効率の向上を図ることがで
きる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の好ましい実施
例について説明する。まず、本発明に係る高所作業装置
の一例であるクローラ式高所作業車について図1を参照
しながら説明する。この高所作業車10は、車体11の
左右にクローラ式走行装置12を備え、この走行装置1
2により走行自在に構成されている。車体11上には、
シザースリンク13が配設されているが、このシザース
リンク13は、腕部材13a〜13dをはじめとする複
数の腕部材を交差させることにより構成している。
【0013】シザースリンク13における最下部に位置
する腕部材13cおよび13dの下端部には、それぞれ
ローラ23、24が回転自在に取り付けられている。そ
して、これらのローラ23、24は、車体11上に前後
に延びて取り付けられた車体レール18に案内されて、
車体11の前後方向に移動自在である。ここで、下前腕
部材13cの下端部に取り付けられたローラ23の回転
軸には、シザースリンク移動用シリンダ26のロッド側
端部が繋がれており、このシザースリンク移動用シリン
ダ26は、車体11に対して移動しないように固定され
ている。
【0014】また、シザースリンク13における最上部
に位置する腕部材13aおよび13bの上端部にも、そ
れぞれローラ21、22が回転自在に取り付けられてい
る。そして、これらのローラ21、22は、作業台15
の下面に前後に延びて取り付けられた作業台レール17
に案内されて、作業台15の前後方向に移動自在(シザ
ースリンク13に対して作業台15が移動自在)であ
る。そして、前記と同様に、上前腕部材13aの上端部
に取り付けられたローラ21の回転軸には、作業台移動
用シリンダ25のロッド側端部が繋がれており、この作
業台移動用シリンダ25も、作業台15に対して移動し
ないように固定されている。
【0015】さらに、上記シザースリンク13において
は、下後腕部材13dにボトム側端部が枢支され、中間
腕部材13eにロッド側端部が枢支された昇降シリンダ
27が取り付けられている。そして、この昇降シリンダ
27の伸長作動を行うと、中間腕部材13eが下後腕部
材13dに対して起仰する。ここで、ローラ21および
23は、各シリンダ25、26によって位置が固定され
ているため、ローラ22および24のみがレール17、
18内を回転して車体11、作業台15の中心方向へ移
動する。これにより、シザースリンク13は伸長作動を
行うこととなり、一点鎖線で示すように作業台15の上
昇作動を行うことができる。
【0016】そして、作業台15を上昇させた後、作業
台15の前後方向の水平移動を行う必要が生じた場合に
は、作業台移動用シリンダ25の伸縮作動を行うことに
よりシザースリンク13に対して作業台15を移動させ
ることができる。例えば、作業台移動用シリンダ25の
縮小作動を行うと、二点鎖線で示すように作業台15は
矢印Aで示す方向(車体前方)に移動する。
【0017】また、高所作業車10においては、シザー
スリンク13と車体11との取り付け部も、上記作業台
15とシザースリンク13との取り付け部と同様に、車
体用レール18内を移動するローラ23、24を設けて
構成している。これにより、シザースリンク移動用シリ
ンダ26を伸縮作動を行うと、車体11に対してシザー
スリンク13を前後方向に移動させることができる。例
えば、シザースリンク移動用シリンダ26の縮小作動を
行うと、一点鎖線で示すように作業台15と共にシザー
スリンク13を矢印Bで示す方向(車体の後方)に移動
させることができる。
【0018】尚、上記の実施例においては、本発明に係
る高所作業装置を高所作業車として用いた場合について
説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、必
ずしも基台部を走行自在な車体によって構成する必要は
ない。また、上記の実施例においては、シザースリンク
13の伸縮時にローラ21、23の位置を各シリンダに
よって保持することとしているが、作業台15の昇降作
動を行うに際しては、必ずしもローラ21、23の回転
軸を保持する必要はなく、作業台15の上昇後に所望の
位置に移動させるように構成してもよい。さらに、上記
の実施例においては、作業台移動手段およびシザースリ
ンク移動手段として伸縮シリンダを用いることとしてい
るが、本発明はこれに限られるものではなく、作業台1
5を移動自在な駆動手段であれば回転モータのような駆
動手段でももちろんよい。
【0019】
【発明の効果】以上のように、本発明の高所作業装置の
一例である高所作業車は、作業台に前後に延びて配設さ
れた作業台レールに、シザースリンクを構成する最上部
の交差腕部材のそれぞれの上端部に取り付けた上部ロー
ラを移動自在に構成している。そして、作業台に取り付
けられた作業台移動手段によって、シザースリンクに対
する作業台の前後方向へのスライドを行わせるように構
成している。
【0020】このように構成された高所作業装置によれ
ば、シザースリンクの伸長時には作業台に対して保持さ
れていた固定側の腕部材を、シザースリンクの伸縮作動
を行って作業台の昇降を行う場合に必要な摺動側の腕部
材が摺動する作業台レール内で移動させることによりシ
ザースリンクに対して作業台を水平移動させることがで
きる。このため、作業台の前後方向の水平移動を行うに
際し、別個作業台スライド機構を設ける必要がないため
高所作業車を安価に製作することができると共に、作業
台自体の重量の軽減も図ることができるため作業台の積
載荷重を大きくとることができる。
【0021】また、上記のように構成された高所作業装
置において、最下部の交差腕部材の両下端部にもローラ
を取り付け、車体上に取り付けられた車体レールに沿っ
て移動するように構成したものにあっては、車体に対し
てシザースリンクを前後方向に移動させることができ
る。これにより、車体を走行させることなく作業台をさ
らに前後方向に水平移動することができる。さらに、シ
ザースリンクに対して作業台を車体前方に移動させたと
きに、車体の重心位置よりも作業台の重心位置が前方に
移動した場合には、シザースリンクを車体の後方に向か
って移動させることにより、車体の重心位置と作業台の
重心位置を同一線上に合わせたり、同一線上に近づける
ことができる。したがって、作業台上に重量物を積載す
る場合等においても、作業台を上昇させたときに車体が
不安定になることがなく、安全に高所作業を行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る高所作業装置の一例である高所作
業車の側面図である。
【図2】従来の実施例に係る高所作業車の側面図であ
る。
【符号の説明】
11、51 車体 12、52 走行装置 13、53 シザースリンク 15、55 作業台 17、18、57、58 レール 21、22、23、24、61、62 ローラ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台と、この基台上の前後方向に延びて
    配設されたシザースリンクと、このシザースリンク上に
    配設された作業台とからなり、前記シザースリンクの伸
    縮作動によって前記作業台の昇降作動が自在に構成され
    た高所作業装置であって、 前記作業台に前後に延びて配設された作業台レールと、 前記シザースリンクを構成する最上部の交差腕部材のそ
    れぞれの上端部に取り付けられ、前記作業台レール内に
    案内されて移動する上部ローラとによって前記シザース
    リンク上に前記作業台が配設され、 前記作業台に取り付けられて、前記シザースリンクに対
    する前記作業台の前後方向へのスライドを行わせる作業
    台移動手段を有していることを特徴とする高所作業装
    置。
  2. 【請求項2】 前記基台に前後に延びて配設された基台
    レールと、 前記シザースリンクを構成する最下部の交差腕部材のそ
    れぞれの下端部に取り付けられ、前記基台レール内に案
    内されて移動する下部ローラとによって前記基台上に前
    記シザースリンクが配設され、 前記基台に取り付けられて、前記基台に対する前記シザ
    ースリンクの前後方向へのスライドを行わせるシザース
    リンク移動手段を有していることを特徴とする請求項1
    に記載の高所作業装置。
  3. 【請求項3】 前記基台が走行自在な車体であることを
    特徴とする請求項1あるいは請求項2に記載の高所作業
    装置。
JP14092694A 1994-05-31 1994-05-31 高所作業装置 Pending JPH07323997A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101861061B1 (ko) * 2018-03-05 2018-05-28 이텍산업 주식회사 트럭크레인의 원스톱 웨이트 이송 및 장탈착장치
CN109458187A (zh) * 2018-12-31 2019-03-12 厦门厦工中铁重型机械有限公司 一种盾构机刀具转运装置
CN111776586A (zh) * 2020-06-16 2020-10-16 浙江工贸职业技术学院 一种智能收纳搬运机器人

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CN109458187B (zh) * 2018-12-31 2023-11-24 厦门厦工中铁重型机械有限公司 一种盾构机刀具转运装置
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