JP2005199095A - 表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技対象となる遊技機を選択するための豊富な材料を遊技者に提供する。
【解決手段】パチンコ遊技機に接続可能であり、該遊技機とは別に設けた表示装置において、動作回数表示部109により、図柄表示部108が動作した回数を表示し、大当り回数表示部110により、変動入賞部106が入賞可能状態に変化した大当り回数を表示し、リーチ回数表示部801により、リーチ回数を表示する。
【選択図】図9

Description

本発明は、パチンコ遊技機やスロットマシン等に代表される遊技機とは別に設けた表示装置に係り、特に、前記遊技機において大当りとなった回数や図柄表示部が動作した回数、前記図柄表示部が動作した回数を前記大当りとなった回数で割った値である大当りの確率、さらにリーチがかかった回数を表示するようにした表示装置に関する。
現在、各種タイプの遊技機を設定した遊技場が繁盛している。
以下、従来の遊技機について、パチンコ遊技機を例にして説明する。
パチンコ遊技機は、一般に、遊技媒体であるパチンコ玉を移動させるための空間を構成する遊技盤と、該遊技盤を一定間隔を保って覆うガラス板と、遊技盤とガラス板とで仕切られる空間内にパチンコ玉を発射するための発射機構とを有しており、遊技盤が、鉛直方向に実質的に平行となるように、設置されている。
遊技盤には、パチンコ玉がそこに入って遊技盤から排出されると入賞となる、複数の入賞部と、入賞部に入らなかったパチンコ玉が最終的に集まって、遊技盤から排出される1個のアウト玉排出部とが設けられている。なお、入賞部にパチンコ玉が入賞すると、予め決められた個数のパチンコ玉が遊技者に支払われるようになっている。
また、遊技盤には、遊技盤に沿って落下するパチンコ玉が頻繁に衝突して、その運動方向に揺らぎを生ずるように、多数の障害釘が、パチンコ玉の直径相当の長さ分、遊技盤から突出した状態で、実質的に垂直に配置されている。これらの障害釘は、衝突するパチンコ玉を、その運動方向に対して揺らぎを与えつつ、ある場合には入賞部に向かうように誘導し、また、ある場合には入賞部から外れるように誘導するよう配置されている。そこで、遊技場側は、これらの障害釘の傾き具合を微妙に調整することにより、入賞部へのパチンコ玉の入賞のしやすさを変更することができる。
さらに、遊技盤には、入賞部のうちの特定の入賞部、すなわち、特定入賞部へのパチンコ玉の入賞を契機として動作を開始し、予め決められた複数の表示位置に、予め用意された複数種類の図柄を、該複数の表示位置のそれぞれに表示される図柄の種類が動的に変化するよう表示し、予め決められた時間が経過すると、動的表示状態を解除して動作を停止する図柄表示部と、図柄表示部が動作を停止した時点で、複数の表示位置のそれぞれに表示されている図柄の組合せが予め決められた特定の組合せである場合に、パチンコ玉の入賞が可能な入賞可能状態に変化する変動入賞部とが設けられている。
なお、予め決められた特定の組合せを「大当り組合せ」という。また、図柄表示部が動作を停止した時点で、複数の表示位置のそれぞれに表示されている図柄のことを「表示図柄」という。また、表示図柄の組合せが大当り組合せとなって変動入賞部が入賞可能状態となることを「大当り」という。
変動入賞部は、蓋を有し、この蓋は、通常時は、遊技盤と一体化するように閉鎖された状態となっており、表示図柄の組合せが大当り組合せとなると、蓋を開放して、パチンコ玉が入る空間を確保するようになっている。なお、変動入賞部は、予め決められた個数のパチンコ玉が入賞するかまたは予め決められた時間が経過すると、蓋を閉鎖するようになっている。
なお、図柄表示部の動作開始および動作停止は、内部のプロセッサによって制御されるようになっている。すなわち、プロセッサは、図柄表示部の動作開始指示を出力してから予め決められた時間が経過すると、動作停止指示を出力するようになっている。
例えば、図柄表示部が3個の表示位置のそれぞれに「A」〜「P」の16種類の図柄を動的に変化するよう表示する場合を考える。大当り組合せは、全ての表示図柄が一致している16個の組合せ、すなわち、大当りとなるのは、3個の表示図柄が全て「A」である場合,「B」である場合,…,「P」である場合の16通りとする。
特定入賞部へパチンコ玉が入賞すると、図柄表示部は、内部のプロセッサの制御によって、それぞれ、3個の表示位置のそれぞれに16種類の図柄を動的に変化するよう表示し、また、内部のプロセッサの制御によって、3個の表示位置のそれぞれの動的表示状態を順次解除していくようにして、動作を停止する。2個の表示位置の動的表示状態が解除されたとき、該2個の表示位置の表示図柄が一致した場合は、3個の表示位置の表示図柄が全て一致する可能性があることから、「リーチがかかる」という。リーチがかかり、3個目の表示位置の動的表示状態が解除され、3個の表示位置の表示図柄が全て一致した場合は、大当りとなり、変動入賞部が入賞可能状態に変化する。
なお、通常、図柄表示部が動作中には、遊技者の気分を高揚させるために、効果音を流すようにし、リーチがかかった場合は、遊技者の期待感を増加させるために、通常時の効果音とは別の効果音を流すようにし、大当りとなった場合は、遊技者の喜びを増加させるために、通常時の効果音およびリーチ時の効果音とは別の効果音を流すようにすることができる。
これに関する従来例としては、特公昭63−21511号公報、特公平2−5102号公報および特公平2−29350号公報に記載されている技術がある。
上述した従来例は、図柄表示部の表示図柄の組合せが大当り組合せと一致した場合に大当りとする方法であり、図柄表示部の表示図柄に基づいて、大当りであるか否かを決定するようになっている。
一方、最近は、特定入賞部にパチンコ玉が入賞した時点で、内部のプロセッサの制御によって、まず、大当りとなるか否かが決定され、続いて、複数の表示位置のぞれぞれに表示図柄として表示される図柄が決定される方法も採用されている。
具体的には、プロセッサは、特定入賞部にパチンコ玉が入賞すると、まず、大当りとなるか否かを決定し、さらに、大当りとなると決定した場合には、大当り組合せのうちから任意の1個を決定し、大当りとならないと決定した場合には、大当り組合せ以外の組合せのうちから任意の1個を決定するようにする。続いて、複数の表示位置の表示図柄の組合せが決定した組合せとなるよう、図柄表示部を制御する。
このように、特定入賞部にパチンコ玉が入賞した時点で、大当りとなるか否かが既に決定されている方法においても、遊技者にとっては、複数の表示位置の表示図柄が大当り組合せである場合に大当りとなるということに変わりはない。
遊技場においては、遊技者は、遊技開始時に、現金に応じたパチンコ玉を受取り、遊技終了時に、手元に残ったパチンコ玉の個数に応じた景品を受取ることができるようになっているので、遊技者にとっては、多くのパチンコ玉を獲得するために、すなわち、大当りとするために、いかにして特定入賞部にパチンコ玉を入賞させて図柄表示部を動作させるかが遊技の目的となる。
また、遊技場においては、設置しているそれぞれのパチンコ遊技機の遊技盤に配置されている障害釘の傾き具合を微妙に調整し、特定入賞部へのパチンコ玉の入賞のしやすさがパチンコ遊技機ごとに異なるようにしているので、遊技者は、特定入賞部へパチンコ玉が入賞しやすいパチンコ遊技機を遊技対象として選択したいのが一般的である。ところが、従来は、特定入賞部へパチンコ玉が入賞しやすいパチンコ遊技機を遊技対象として選択するための判断材料としては、障害釘の調整具合を観察するしかなかったので、誰でも簡単に判断することができなかった。
さらに、パチンコ遊技機ごとに大当りとなった回数やリーチがかかった回数を遊技者が知ることができれば、遊技対象となるパチンコ遊技機を選択するための材料が増えるが、従来は、遊技者は、これらの回数を知る術がなかった。
本発明の目的は、遊技対象となる遊技機を選択するための材料を提供することを可能とすることにある。これは、具体的には、大当りとなった回数および図柄表示部が動作した回数のうちの少なくとも1つと、動作回数当りの大当りの確率と、さらに、リーチがかかった回数を表示することである。
前述した目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の表示装置に存する。 予め決められた複数の表示位置に、予め用意された複数種類の図柄を、該複数の表示位置のそれぞれに表示される図柄の種類が動的に変化するよう表示する図柄表示部と、
遊技媒体の入賞が可能な少なくとも1個の特定入賞部と、
遊技媒体の入賞が可能な状態に変化する変動入賞部と、
前記特定入賞部に遊技媒体が入賞すると、前記変動入賞部が入賞可能状態に変化すべきであるか否かを決定する大当り決定部と、
前記大当り決定部の決定内容に基づいて、予め用意された複数種類の図柄の全ての組合せのうちのいずれかの組合せを選択する組合せ選択部と、
前記特定入賞部に遊技媒体が入賞すると、前記図柄表示部の動作を開始させ、さらに、前記複数の表示位置のそれぞれに表示される図柄の組合せが前記組合せ選択部が選択した組合せとなるよう、前記図柄表示部の動作を停止させる図柄表示制御部とを備えた遊技機であって、
前記変動入賞部は、入賞可能状態に変化すべきであると前記大当り決定部が決定した場合に、前記図柄表示部が動作を停止した後、入賞可能状態に変化する遊技機に接続可能であり、該遊技機とは別に設けた表示装置において、
予め決められた過去の時点から現時点に至るまでの時間に、前記図柄表示部が動作した回数、および、前記変動入賞部が入賞可能状態に変化した回数のうちの少なくとも一方を表示し、
また、前記図柄表示部が動作した回数を前記変動入賞部が入賞可能状態に変化した回数で割った値を、動作回数当りの大当りの確率として表示し、
さらに、前記複数の表示位置のうちの1個を除く表示位置のそれぞれについて、前記図柄表示部が動的表示状態を解除したときに、その時点でそれらの表示位置のそれぞれに表示される図柄の組合せが、残りの1個の表示位置の動的表示状態が解除されたことによって、前記特定の組合せになる可能性があるリーチがかかった回数を表示することを特徴とする表示装置。
次に作用を説明する。
本発明によれば、遊技者は、遊技機とは別に設けた表示装置が表示した、前記図柄表示部が動作した回数や大当りとなった回数のみならず、大当りの確率、さらにはリーチがかかった回数に基づいて、遊技対象となる遊技機を選択することが可能となる。
例えば、遊技者は、大当りとなった回数が多い遊技機と少ない遊技機とがある場合に、前者が大当りとなりやすい遊技機であると判断したならば、前者を選択することができ、後者がそろそろ大当りとなるであろう遊技機であると判断したならば、後者を選択することができる。
また、例えば、遊技者は、前記図柄表示部が動作した回数が多い遊技機と少ない遊技機とがある場合に、前者よりも後者の方が特定入賞部に遊技媒体が入賞しやすい遊技機であると判断することができる。
また、例えば、遊技者は、前記図柄表示部が動作した回数が多い遊技機と少ない遊技機とがある場合に、大当りとなった回数が両者とも相違なければ、後者の方が大当りしやすい遊技機であると判断することができる。
また、例えば、遊技者は、前記図柄表示部が動作した回数を前記変動入賞部が入賞可能状態に変化した回数で割った値である、大当りの確率そのものから、大当りしやすい遊技機であると判断することができる。
さらにまた、例えば、遊技者は、リーチがかかった回数が多い遊技機と少ない遊技機とがある場合に、大当りとなった回数が両者とも相違なければ、後者の方が大当りしやすい遊技機であると判断することができる。
本発明によれば、遊技機に接続可能であり、該遊技機とは別に設けた表示装置によって、大当りとなった回数や図柄表示部が動作した回数のみならず、上記図柄表示部が動作した回数を上記大当りとなった回数で割った値である大当りの確率そのもの、さらにはリーチがかかった回数をも表示するようにしているので、遊技対象となる遊技機を選択するための豊富な材料を遊技者に提供することができ、遊技者はこれらの材料に基づき、大当りしやすい遊技機であるか否かの判断が可能である。
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する。
なお、本実施例においては、パチンコ遊技機を例として説明するが、これに限らず、コイン遊技機やスロットマシン等にも適用可能である。
図1は本実施例のパチンコ遊技機の正面図である。
図1に示すように、本実施例のパチンコ遊技機は、遊技媒体であるパチンコ玉を移動させるための空間を構成する遊技盤と、遊技盤を一定間隔を保って覆うガラス板と、遊技盤とガラス板とで仕切られる空間内にパチンコ玉を発射するための発射機構とを有しており、遊技盤が、鉛直方向に実質的に平行となるように、設置されている。
また、パチンコ遊技機の前面には、遊技者がパチンコ玉を打出す操作を行うための発射ハンドル101と、パチンコ玉を貯留するための受皿102とが設けられている。発射ハンドル101は、上述した発射機構の一部を構成するものである。
また、遊技盤を囲むように、ガイドレール103が設けられている。ガイドレール103は、発射ハンドル101によって発射されたパチンコ玉を、これに沿って案内し、遊技盤の鉛直方向の上方位置(上流部)に送出するものである。
また、遊技盤には、パチンコ玉がそこに入って遊技盤から排出されると入賞となる、複数の入賞部104,特定入賞部105,変動入賞部106と、これらの入賞部104,特定入賞部105,変動入賞部106に入らなかったパチンコ玉が最終的に集まって、遊技盤から排出される1個のアウト玉排出部107とが設けられている。
また、遊技盤には、遊技盤に沿って落下するパチンコ玉が頻繁に衝突して、その運動方向に揺らぎを生ずるように、多数の障害釘が、パチンコ玉の直径相当の長さ分、遊技盤から突出した状態で、実質的に垂直に配置されている。遊技場側は、これらの障害釘の傾き具合を微妙に調整することにより、特定入賞部105へのパチンコ玉の入賞しやすさを変更することができる。
さらに、遊技盤には、特定入賞部105へのパチンコ玉の入賞を契機として動作を開始し、3個の表示位置のそれぞれに、予め用意された複数種類の図柄が動的に変化するよう表示する図柄表示部108が設けられている。本実施例においては、図柄表示部108が表示する複数種類の図柄は、「A」〜「P」の16種類の図柄であるものとする。
変動入賞部106は、3個の表示位置の表示図柄の組合せが大当り組合せである場合に、パチンコ玉の入賞が可能な入賞可能状態となる。詳しくは、変動入賞部106は、蓋を有し、この蓋は、通常時は、遊技盤と一体化するように閉鎖された状態となっており、3個の表示図柄の組合せが大当り組合せである場合は、蓋を開放して、パチンコ玉が入る空間を確保する。なお、変動入賞部106は、予め決められた個数のパチンコ玉が入賞するかまたは予め決められた時間が経過すると、蓋を閉鎖する。本実施例においては、大当り組合せは、3個の表示図柄が全て一致した組合せ、すなわち、3個の表示図柄が全て「A」である場合,「B」である場合,…,「P」である場合の16通りであるものとする。
なお、図柄表示部108は、プラズマディスプレイや液晶ディスプレイ等の少なくとも1個の表示装置を用意し、該表示装置に設けられた複数の表示位置に、複数種類の図柄が動的に変化するよう表示する。また、図柄表示部108は、複数種類の図柄を描いた回転ドラムを複数個用意し、これらを回転させることによって、動的表示状態を実現するようにしてもよい。図1では、3個の表示装置を設け、それぞれが表示位置であるとした例を示している。
さらに、本実施例のパチンコ遊技機においては、遊技者が、遊技場に設置されている複数のパチンコ遊技機のうちから、遊技対象とするパチンコ遊技機を選択するための材料となる情報を提供するために、1日のうちの遊技場が開店した時点から現時点までの時間に、図柄表示部108が動作した回数を表示する動作回数表示部109と、大当りとなって変動入賞部106が入賞可能状態に変化した回数を表示する大当り回数表示部110とが設けられている。
図2は動作回数表示部109,大当り回数表示部110の表示例を示す図である。
図2(a)においては、図柄表示部108が動作した回数、すなわち、動作回数が「2500」である例を示し、変動入賞部106が入賞可能状態に変化した回数、すなわち、大当り回数が「12」である例を示している。
また、図2(b)に示すように、動作回数を大当り回数で割った値を、動作回数当りの大当りの確率(「大当り確率」)としてさらに表示するようにしてもよい。
これにより、遊技者は、例えば、大当り回数が多いパチンコ遊技機と少ないパチンコ遊技機とがある場合に、前者が大当りとなりやすいパチンコ遊技機であると判断したならば、前者を選択することができ、後者がそろそろ大当りとなるであろうパチンコ遊技機であると判断したならば、後者を選択することができる。
また、例えば、動作回数が多いパチンコ遊技機と少ないパチンコ遊技機とがある場合に、前者よりも後者の方が特定入賞部105にパチンコ玉が入賞しやすいパチンコ遊技機と判断することができる。
また、例えば、動作回数が多いパチンコ遊技機と少ないパチンコ遊技機とがある場合に、前者の大当り回数と後者の大当り回数とが相違なければ、後者の方が大当りしやすいパチンコ遊技機であると判断することができる。
なお、動作回数表示部109,大当り回数表示部110は、プラズマディスプレイや液晶ディスプレイ等により実現することが可能である。
さて、遊技者が発射ハンドル101を所望の角度だけ回転すると、受皿102に貯留されているパチンコ玉は、該回転角度に応じた強さで1つずつ発射され、ガイドレール103に案内されながら遊技盤に導かれる。そして、入賞部104,特定入賞部105にパチンコ玉が入賞すると、予め決められた個数(例えば、7個)のパチンコ玉が受皿102に支払われる。特に、特定入賞部105にパチンコ玉が入賞した場合は、図柄表示部108が動作を開始し、「A」〜「P」の16種類の図柄を、これらの図柄が動的に変化するよう3個の表示位置に表示する。そして、予め決められた時間が経過すると、3個の表示位置の動的表示状態が順次解除されていくよう、動作を停止する。本実施例においては、1個目の表示位置,2個目の表示位置,3個目の表示位置という順序で、動的表示状態が解除されるものとする。
そこで、以下の説明においては、便宜的に、図柄表示部108を3個に分け、1個目の表示位置に関する部分を図柄表示部108aとし、2個目の表示位置に関する部分を図柄表示部108bとし、3個目の表示位置に関する部分を図柄表示部108cとして説明する。
なお、図柄表示部108の動作中には、遊技者の気分を高揚させるために、パチンコ遊技機から効果音が流されており、2個の表示位置の表示図柄が一致すると、リーチがかかり、遊技者の期待を増加させるために、通常時の効果音とは異なる効果音が流される。
また、図柄表示部108の動作中に特定入賞部105にパチンコ玉が入賞することを考慮して、4個分までのパチンコ玉の入賞を入賞個数表示部111に表示し、図柄表示部108の操作を保証することができるようになっている。
図柄表示部108が動作を停止した時点の3個の表示位置の表示図柄が全て一致した場合は、大当りとなるので、変動入賞部106は、蓋を開放し、予め決められた個数(例えば、10個)のパチンコ玉が入賞するかまたは予め決められた時間(例えば、30秒)が経過すると、蓋を閉鎖する。変動入賞部106が1回蓋を開放して閉鎖するまでの間、すなわち、1回のラウンド中に入賞したパチンコ玉のそれぞれについて、予め決められた個数(例えば、15個)のパチンコ玉が受皿102に支払われる。
なお、図柄表示部108は、ラウンド中には、遊技者を飽きさせないために、予め用意された少なくとも1種類の動画を表示したり、変動入賞部106へのパチンコ玉の入賞個数をカウントした結果を表示したりするようにすることが好ましい。
また、1回の大当りに対して、予め決められた回数(例えば、16回)のラウンドを用意するようにすることができる。また、1回のラウンド中に、変動入賞部106内の特定部位にパチンコ玉が入賞した場合にのみ、次のラウンドに進むことができるようにすることもできる。
一方、入賞部104,特定入賞部105のいずれにも入賞しなかったパチンコ玉は、アウト玉排出部107に入り、遊技場側に回収される。
次に、本実施例の動作を実現するための制御部について、図3〜図7を用いて説明する。
制御部は、パチンコ遊技機の内部に設けられており、上述した本実施例の動作を実現するための制御を行うものである。
図3は制御部の構成図である。
図3において、301は図柄表示部制御装置、302は特定入賞部制御装置、303は入賞個数表示部制御装置、304は変動入賞部制御装置、305は大当り回数表示部制御装置、306は動作回数表示部制御装置、307はプロセッサ、308は記憶装置である。
図柄表示部制御装置301は、それぞれ、プロセッサ307の制御に従って、図柄表示部108a〜108cの動作を開始さたり停止させたりする。また、図柄表示部制御装置301は、図柄表示部108a〜108cが動作を停止した時点のそれぞれの表示図柄をプロセッサ307に通知する。プロセッサ307に通知する表示図柄は、該表示図柄を示す識別コードを出力するようにすることが好ましい。
特定入賞部制御装置302は、特定入賞部105にパチンコ玉が入賞したことを検出する度に、内部に設けた特定入賞カウンタのカウント値に「1」を加算する。この特定入賞カウンタは、「0」〜「3」までカウント可能なカウンタであり、初期値としては、「0」がセットされており、カウント値は、入賞個数表示部制御装置303に出力されている。
入賞個数表示部制御装置303は、特定入賞部制御装置302から出力されているカウント値に基づいて、特定入賞部105に入力したパチンコ玉の個数を4個まで入賞個数表示部111に表示するためのものである。これは、予め用意されている4個のランプのうちのカウント値分のランプを点灯することにより実現することができる。
変動入賞部制御装置304は、プロセッサ307の制御に従って、変動入賞部106の蓋を開放させたり閉鎖させたりする。また、変動入賞部制御装置304は、変動入賞部106が蓋を開放している間に変動入賞部106にパチンコ玉が入賞したことを検出する度に、その旨をプロセッサ307に通知する。
大当り回数表示部制御装置305は、プロセッサ307の制御に従って、大当り回数表示部110に大当り回数を表示させる。
動作回数表示部制御装置306は、プロセッサ307の制御に従って、動作回数表示部109に動作回数を表示させる。
プロセッサ307は、記憶装置308に記憶されているプログラムを読出して実行することにより、本実施例の動作を実現する。
記憶装置308は、プロセッサ307が実行するプログラムを記憶すると共に、図4に示すような各種データを記憶する。
図4は記憶装置308に記憶される各種データを示す図である。
図4において、401,402は図柄表示部108a,108bの表示図柄の識別コードを格納するための表示図柄格納領域、403は変動入賞部106に入賞したパチンコ玉の個数を10個までカウントするための変動入賞カウンタ、404は動作回数をカウントするための動作回数カウンタ、405は大当り回数をカウントするための大当り回数カウンタである。
図5は特定入賞部制御装置302,入賞個数表示部制御装置303の動作の流れを示すフローチャートである。
特定入賞部制御装置302は、特定入賞部105にパチンコ玉が入賞したことを検出する度に(ステップ501)、内部に設けられた特定入賞カウンタのカウント値を「1」加算する(ステップ502)。特定入賞カウンタのカウント値は、入賞個数表示部制御装置303に出力されており、入賞個数表示部制御装置303は、予め用意されている4個のランプのうちのカウント値分のランプを点灯する(ステップ503)。図5に示した動作は、以下に示すプロセッサ307の動作に関係なく、常時行われているものである。
図6および図7はプロセッサ307の動作の流れを示すフローチャートである。
図6は図柄表示処理を示し、図7は大当り処理を示している。なお、図柄表示処理は、電源が投入されるか、または、発射ハンドル101が回転されると起動される。
図6に示すように、図柄表示処理においては、プロセッサ307は、まず、特定入賞部制御装置302内の特定入賞カウンタのカウント値を判定し、カウント値が「0」でないならば(ステップ601)、図柄表示部108a〜108cの動作を開始させるための動作開始信号を図柄表示部制御装置301に出力すると共に(ステップ602)、特定入賞カウンタのカウント値を「1」減算する(ステップ603)。
これにより、図柄表示部制御装置301は、図柄表示部108a〜108cの動作を開始させ、図柄表示部108a〜108cは、「A」〜「P」の16種類の図柄を、これらの図柄が動的に変化するよう、それぞれ表示する。
また、プロセッサ307は、動作回数カウンタ404のカウント値を「1」加算して(ステップ604)、加算した結果のカウント値を動作回数表示部制御装置306に出力する(ステップ605)。
これにより、動作回数表示部制御装置306は、動作回数カウンタ404のカウント値、すなわち、動作回数を、動作回数表示部109に表示させる。
続いて、プロセッサ307は、予め決められた時間または乱数計算によって求めた時間が経過すると、図柄表示部108aの動作を停止させるための動作停止信号を図柄表示部制御装置301に出力する(ステップ606)。
これにより、図柄表示部制御装置301は、図柄表示部108aの動作を停止させ、図柄表示部108aは、動的表示状態を解除する。また、図柄表示部制御装置301は、図柄表示部108aの表示図柄を示す識別コードをプロセッサ307に通知する。
そこで、プロセッサ307は、図柄表示部制御装置301から出力された識別コードを、記憶装置308の表示図柄格納領域401に格納する(ステップ607)。
同様に、プロセッサ307は、予め決められた時間または乱数計算によって求めた時間が経過すると、図柄表示部108bの動作を停止させるための動作停止信号を図柄表示部制御装置301に出力し(ステップ608)、図柄表示部制御装置301から出力された識別コード(図柄表示部108bの表示図柄を示す識別コード)を、記憶装置308の表示図柄格納領域402に格納する(ステップ609)。
続いて、プロセッサ307は、表示図柄格納領域401,402に格納されている識別コードが一致したか否かを判定する(ステップ610)。
両者が一致した場合は、リーチがかかったと判定して、ステップ613に進む。また、両者が一致しなかった場合は、リーチがかからなかったと判定して、予め決められた時間または乱数計算によって求めた時間が経過すると、図柄表示部108cの動作を停止させるための動作停止信号を図柄表示部御装置301に出力すると共に(ステップ611)、表示図柄格納領域401,402に格納されている識別コードを削除し(ステップ612)、ステップ601に戻る。
さて、ステップ613においては、プロセッサ307は、予め決められた時間または乱数計算によって求めた時間が経過すると、図柄表示部108cの動作を停止させるための動作停止信号を図柄表示部制御装置301に出力し、図柄表示部制御装置301から出力された識別コード(図柄表示部108cの表示図柄を示す識別コード)と表示図柄格納領域401,402に格納されている識別コードとが一致したか否かを判定する(ステップ614)。
両者が一致した場合は、図7に示す大当り処理を起動し(ステップ615)、大当り処理の終了を待って、ステップ601に戻る。また、両者が一致しなかった場合は、表示図柄格納領域401,402に格納されている識別コードを削除して(ステップ616)、ステップ601に戻る。
図7に示すように、大当り処理においては、プロセッサ307は、まず、大当り回数カウンタ405のカウント値を「1」加算して(ステップ701)、加算した結果のカウント値を大当り回数表示部制御装置305に出力する(ステップ702)。
これにより、大当り回数表示部制御装置305は、大当り回数カウンタ405のカウント値、すなわち、大当り回数を、大当り回数表示部110に表示させる。
続いて、プロセッサ307は、変動入賞部106が蓋を開放させるための開放信号を変動入賞部制御装置304に出力する(ステップ703)。
これにより、変動入賞部制御装置304は、変動入賞部106が蓋を開放するよう制御するので、変動入賞部106がパチンコ玉が入賞することが可能な状態となる。変動入賞部制御装置304は、変動入賞部106が蓋を開放している間に変動入賞部106にパチンコ玉が入賞したことを検出する度に、その旨を示す入賞検出信号をプロセッサ307に出力する。
プロセッサ307は、予め決められた時間(例えば、30秒)が経過するまでに(ステップ704)、変動入賞部制御装置304から入賞検出信号が出力されると(ステップ705)、変動入賞カウンタ403のカウント値を「1」加算する(ステップ706)。
変動入賞カウンタ403のカウント値を加算した結果、変動入賞カウンタ403のカウント値が「10」に達していないならば(ステップ707)、ステップ704に戻り、「10」に達したならば、ステップ708に進む。また、変動入賞カウンタ403のカウント値に係わらず、30秒が経過しても(ステップ704)、ステップ708に進む。
さて、ステップ708においては、プロセッサ307は、変動入賞部106が蓋を閉鎖させるための閉鎖信号を変動入賞部制御装置304に出力する。
これにより、変動入賞部制御装置304は、変動入賞部106が蓋を閉鎖するよう制御するので、変動入賞部106の入賞可能状態は解除される。
つづいて、プロセッサ307は、変動入賞カウンタ403をリセットすると共に(ステップ709)、表示図柄格納領域401,402に格納されている識別コードを削除する(ステップ710)。
なお、1回の大当りに対して、複数回(例えば、16回)のラウンドを用意するようにした場合は、図7におけるステップ703〜ステップ709を16回繰返すようにすればよい。
また、特定入賞部105,変動入賞部106に入賞したパチンコ玉についての支払いを行うためには、玉支払機構を設け、特定入賞部制御装置302から玉支払機構に対して、特定入賞部105に玉が入賞したことを示す入賞検出信号が出力されるようにし、変動入賞部制御装置304から玉支払機構に対して、入賞検出信号が出力されるようにする。そして、玉支払機構は、特定入賞部制御装置302から入賞検出信号が出力されると、7個の玉を受皿102に支払うようにし、変動入賞部制御装置304から入賞検出信号が出力されると、15個の玉を受皿102に支払うようにする。玉支払機構は、例えば、遊技場側から各パチンコ遊技機にパチンコ玉を供給するために、パチンコ玉が1個ずつ列をなして並んでいる供給路を、通常時に遮断しておき、特定入賞部制御装置302または変動入賞部制御装置304から入賞検出信号が出力された場合に、供給路を開通させ、該当する個数分のパチンコ玉を供給することにより実現することができる。
上述したように、本実施例のパチンコ遊技機によれば、1日のうちの遊技場が開店した時点から現時点までの時間に、図柄表示部108が動作した回数(動作回数)および大当りとなって変動入賞部106が入賞可能状態に変化した回数(大当り回数)を表示するようにしているので、遊技者は、表示内容を参照して、遊技場に設置されている複数のパチンコ遊技機のうちから、遊技対象とするパチンコ遊技機を選択することが可能となる。
なお、本実施例においては、図柄表示部108が「A」〜「P」を表示する例を示したが、これに限るものではなく、絵や記号など様々な図柄を表示するようにしてもよい。
また、動作回数および大当り回数のいずれか一方のみを表示するようにしてもよい。
さらに、リーチがかかった回数を表示するようにしてもよく、以下このような実施例について説明する。
図8は本実施例のパチンコ遊技機の正面図である。
図中、図1と同一の構成要素には同一の符号を付与している。
図8において、801はリーチがかかった回数を表示するリーチ回数表示部である。
なお、本実施例においても、図柄表示部108が表示する複数種類の図柄は、「A」〜「P」の16種類の図柄であるものとし、大当り組合せは、3個の表示図柄が全て一致した組合せ、すなわち、3個の表示図柄が全て「A」である場合,「B」である場合,…,「P」である場合の16通りであるものとする。
図9は動作回数表示部109,大当り回数表示部110,リーチ回数表示部801の表示例を示す図である。
図9においては、動作回数が「2500」である例を示し、大当り回数が「12」である例を示し、リーチがかかった回数、すなわち、リーチ回数が「100」である例を示している。
これにより、遊技者は、例えば、リーチ回数が多いパチンコ遊技機と少ないパチンコ遊技機とがある場合に、前者の大当り回数と後者の大当り回数とが相違なければ、後者の方が大当りしやすいパチンコ遊技機であると判断することができる。
次に、本実施例の動作を実現するための制御部について、図10〜図12を用いて説明する。
図10は制御部の構成図である。
図中、図3と同一の構成要素には同一の符号を付与している。
図10において、1001はリーチ回数表示部制御装置である。
リーチ回数表示部制御装置1001は、プロセッサ307の制御に従って、リーチ回数表示部801にリーチ回数を表示させる。
図11は記憶装置308に記憶される各種データを示す図である。
図11において、401,402は図柄表示部108a,108bの表示図柄の識別コードを格納するための表示図柄格納領域、403は変動入賞部106に入賞したパチンコ玉の個数を10個までカウントするための変動入賞カウンタ、404は動作回数をカウントするための動作回数カウンタ、405は大当り回数をカウントするための大当り回数カウンタ、1101はリーチ回数をカウントするためのリーチ回数カウンタである。
本実施例の特定入賞部制御装置302,入賞個数表示部制御装置303の動作の流れを示すフローチャートは、図5と同じである。
図12は図柄表示処理を示すフローチャートである。
図12に示すように、図柄表示処理においては、プロセッサ307は、まず、特定入賞部制御装置302内の特定入賞カウンタのカウント値を判定し、カウント値が「0」でないならば(ステップ1201)、図柄表示部108a〜108cの動作を開始させるための動作開始信号を図柄表示部制御装置301に出力すると共に(ステップ1202)、特定入賞カウンタのカウント値を「1」減算する(ステップ1203)。
これにより、図柄表示部制御装置301は、図柄表示部108a〜108cの動作を開始させ、図柄表示部108a〜108cは、「A」〜「P」の16種類の図柄を、これらの図柄が動的に変化するよう、それぞれ表示する。
また、プロセッサ307は、動作回数カウンタ404のカウント値を「1」加算して(ステップ1204)、加算した結果のカウント値を動作回数表示部制御装置306に出力する(ステップ1205)。
これにより、動作回数表示部制御装置306は、動作回数カウンタ404のカウント値、すなわち、動作回数を、動作回数表示部109に表示させる。
続いて、プロセッサ307は、予め決められた時間または乱数計算によって求めた時間が経過すると、図柄表示部108aの動作を停止させるための動作停止信号を図柄表示部制御装置301に出力する(ステップ1206)。
これにより、図柄表示部制御装置301は、図柄表示部108aの動作を停止させ、図柄表示部108aは、動的表示状態を解除する。また、図柄表示部制御装置301は、図柄表示部108aの表示図柄を示す識別コードをプロセッサ307に通知する。
そこで、プロセッサ307は、図柄表示部制御装置301から出力された識別コードを、記憶装置308の表示図柄格納領域401に格納する(ステップ1207)。
同様に、プロセッサ307は、予め決められた時間または乱数計算によって求めた時間が経過すると、図柄表示部108bの動作を停止させるための動作停止信号を図柄表示部制御装置301に出力し(ステップ1208)、図柄表示部制御装置301から出力された識別コード(図柄表示部108bの表示図柄を示す識別コード)を、記憶装置308の表示図柄格納領域402に格納する(ステップ1209)。
続いて、プロセッサ307は、表示図柄格納領域401,402に格納されている識別コードが一致したか否かを判定する(ステップ1210)。
両者が一致した場合は、リーチがかかったと判定して、ステップ1213に進む。また、両者が一致しなかった場合は、リーチがかからなかったと判定して、予め決められた時間または乱数計算によって求めた時間が経過すると、図柄表示部108cの動作を停止させるための動作停止信号を図柄表示部御装置301に出力すると共に(ステップ1211)、表示図柄格納領域401,402に格納されている識別コードを削除し(ステップ1212)、ステップ1201に戻る。
さて、ステップ1213においては、プロセッサ307は、リーチ回数カウンタ1101のカウント値を「1」加算して、加算した結果のカウント値をリーチ回数表示部制御装置1001に出力する(ステップ1214)。
これにより、リーチ回数表示部制御装置1001は、リーチ回数カウンタ1101のカウント値、すなわち、リーチ回数を、リーチ回数表示部801に表示させる。
続いて、プロセッサ307は、予め決められた時間または乱数計算によって求めた時間が経過すると、図柄表示部108cの動作を停止させるための動作停止信号を図柄表示部制御装置301に出力し、図柄表示部制御装置301から出力された識別コード(図柄表示部108cの表示図柄を示す識別コード)と表示図柄格納領域401,402に格納されている識別コードとが一致したか否かを判定する(ステップ1215)。
両者が一致した場合は、図7に示す大当り処理を起動し(ステップ1217)、大当り処理の終了を待って、ステップ1201に戻る。また、両者が一致しなかった場合は、表示図柄格納領域401,402に格納されている識別コードを削除して(ステップ1216)、ステップ1201に戻る。
なお、大当り処理のフローチャートは、図7と同じである。
上述したように、本実施例のパチンコ遊技機によれば、1日のうちの遊技場が開店した時点から現時点までの時間に、図柄表示部108が動作した回数(動作回数),大当りとなって変動入賞部106が入賞可能状態に変化した回数(大当り回数),リーチがかかった回数(リーチ回数)を表示するようにしているので、遊技者は、表示内容を参照して、遊技場に設置されている複数のパチンコ遊技機のうちから、遊技対象とするパチンコ遊技機を選択することが可能となる。
さて、上述した実施例では、図柄表示部108の表示図柄に基づいて大当りとなるか否かを判定するような例について説明したが、これとは逆に、特定入賞部105にパチンコ玉が入賞すると、プロセッサ307が、大当りとなるか否かを決定し、その決定に応じて、図柄表示部108の表示図柄を決定するようにしてもよい。
以下、そのような実施例について説明する。
なお、ここでは、動作回数および大当り回数を表示するようにした例について説明するが、いずれか一方のみを表示するようにしてもよく、さらに、リーチ回数を表示するようにしてもよい。
本実施例のパチンコ遊技機の正面図は図1と同じであり、動作回数表示部109,大当り回数表示部110の表示例を示す図は、図2と同じである。
また、本実施例の制御部の構成図は、図3と同じである。ただし、図柄表示部制御装置301は、プロセッサ307の制御に従って、図柄表示部108a〜108cの動作を開始させ、プロセッサ307から出力された識別コードが示す図柄を表示して動作を停止するよう、図柄表示部108a〜108cを制御するようにする点が異なる。
図13は記憶装置308に記憶される各種データを示す図である。
図13において、403は変動入賞部106に入賞したパチンコ玉の個数を10個までカウントするための変動入賞カウンタ、405は大当り回数をカウントするための大当り回数カウンタ、404は動作回数をカウントするための動作回数カウンタ、1301は大当りとなる表示図柄の組合せである大当り組合せを記憶している大当りテーブル、1302は大当りとならない表示図柄の組合せである外れ組合せを記憶している外れテーブルである。
大当りテーブル1301には、「A,A,A」〜「P,P,P」の16種類の大当り組合せが格納されている、また、外れテーブル1302には、「A,A,B」〜「A,A,P」,「B,B,A」〜「B,B,P」,…,「P,O,P」というように、「A」〜「P」の16個の図柄の組合せの数(16×16×16)から16個を減じた数分、すなわち、4080個の外れ組合せが格納されている。
本実施例の特定入賞部制御装置302,入賞個数表示部制御装置303の動作の流れを示すフローチャートは、図5と同じである。
図14は図柄表示処理を示すフローチャートである。
図14に示すように、図柄表示処理においては、プロセッサ307は、まず、特定入賞部制御装置302内の特定入賞カウンタのカウント値を判定し、カウント値が「0」でないならば(ステップ1401)、図柄表示部108a〜108cの動作を開始させるための動作開始信号を図柄表示部制御装置301に出力すると共に(ステップ1402)、特定入賞カウンタのカウント値を「1」減算する(ステップ1403)。
これにより、図柄表示部制御装置301は、図柄表示部108a〜108cの動作を開始させ、図柄表示部108a〜108cは、「A」〜「P」の16種類の図柄を、これらの図柄が動的に変化するよう、それぞれ表示する。
また、プロセッサ307は、動作回数カウンタ404のカウント値を「1」加算して(ステップ1404)、加算した結果のカウント値を動作回数表示部制御装置306に出力する(ステップ1405)。
これにより、動作回数表示部制御装置306は、動作回数カウンタ404のカウント値、すなわち、動作回数を、動作回数表示部109に表示させる。
続いて、プロセッサ307は、大当りとなるか否かを決定する(ステップ1406)。 ここで、大当りとなるか否かを決定する処理について説明する。
プロセッサ307は、例えば、「0」〜「239」の範囲を持つ乱数Xを乱数計算により求め、求めた乱数Xの値が予め決められた値(例えば、「0」)となった場合に、大当りとなると決定し、「1」〜「239」のうちのいずれかとなった場合に、大当りとならないと決定する。乱数Xの範囲は、大当りとなる確率に関係しており、この例では、大当りとなる確率は240分の1となる。
さて、プロセッサ307は、大当りとなると決定すると、さらに、大当り組合せを決定する(ステップ1407)。
ここで、大当り組合せを決定する処理について説明する。
プロセッサ307は、「0」〜「15」の範囲を持つ乱数Yを乱数計算により求め、求めた乱数Yの値に応じて大当り組合せを決定する。すなわち、乱数Yの値が「0」となった場合に、大当り組合せが「A,A,A」であると決定し、乱数Yの値が「1」となった場合に、大当り組合せが「B,B,B」であると決定し、乱数Yの値が「15」となった場合に、大当り組合せが「P,P,P」であると決定する。
プロセッサ307は、大当り組合せを決定すると、図柄表示部制御装置301に、大当り組合せの1つ目の図柄を示す識別コード,2つ目の図柄を示す識別コードを出力する(ステップ1408,ステップ1409)。例えば、「F,F,F」が大当り組合せであると決定した場合は、図柄表示部制御装置301に、「F」,「F」を出力する。これにより、図柄表示部制御装置301は、図柄表示部108a,108bが「F」を表示して動作を停止するよう制御するので、図柄表示部108a,108bの表示図柄は共に「F」となり、リーチがかかる。
続いて、プロセッサ307は、図柄表示部制御装置301に大当り組合せの3つ目の図柄を示す識別コード(ここでは、「F」)を出力する(ステップ1410)。これにより、図柄表示部制御装置301は、図柄表示部108cが「F」を表示して動作を停止するよう制御するので、図柄表示部108a〜108cの表示図柄は全て「F」となり、大当りとなる。
続いて、プロセッサ307は、図7に示す大当り処理を起動し(ステップ1411)、大当り処理の終了を待って、ステップ1401に戻る。
一方、プロセッサ307は、大当りとならないと決定すると、さらに、外れ組合せを決定する(ステップ1412)。
ここで、外れ組合せを決定する処理につい説明する。
プロセッサ307は、「0」〜「4079」の範囲を持つ乱数Zを乱数計算により求め、求めた乱数Zの値に応じて外れ組合せを決定する。すなわち、乱数Zの値が「0」となった場合に、外れ組合せが「A,A,B」であると決定し、乱数Zの値が「1」となった場合に、外れ組合せが「A,A,C」であると決定し、乱数Zの値が「4079」となった場合に、外れ組合せが「P,O,P」であると決定する。
プロセッサ307は、外れ組合せを決定すると、図柄表示部制御装置301に、外れ組合せの1つ目の図柄を示す識別コード,2つ目の図柄を示す識別コードを出力する(ステップ1413,ステップ1414)。
なお、注意しなければならないのは、大当りとならないと決定した場合でもリーチがかかる場合があることである。すなわち、外れ組合せが「A,A,B」〜「A,A,P」,「B,B,A」〜「B,B,P」,…,「P,P,A」〜「P,O,P」の240個のうちのいずれかであると決定された場合は、リーチがかかる(ステップ1415)。
続いて、プロセッサ307は、リーチがかかった場合もかからなかった場合も、共に、図柄表示部制御装置301に、外れ組合せの3つ目の図柄を示す識別コードを出力し(ステップ1416,ステップ1417)、ステップ1401に戻る。
なお、大当り処理の処理フローチャートは、図7と同じであるが、ステップ710の処理を行わないようにする。
このようなパチンコ遊技機においても、遊技者にとっては、図柄表示部108a〜108cの表示図柄が全て一致した場合に大当りとなるということに変わりはない。
上述したように、本実施例によれば、1日のうちの遊技場が開店した時点から現時点までの時間に、図柄表示部108が動作した回数(動作回数),大当りとなって変動入賞部106が入賞可能状態に変化した回数(大当り回数)を表示するようにしているので、遊技者は、表示内容を参照して、遊技場に設置されている複数のパチンコ遊技機のうちから、遊技対象とするパチンコ遊技機を選択することが可能となる。
なお、上述した実施例においては、動作回数,大当り回数,リーチ回数は、1日のうちの遊技場が開店した時点から現時点までの時間の回数である例を示しているが、これに限るものではなく、2日以上であってもよいし、また、1日未満であってもよい。2日以上である場合は、1日ごとの回数を記憶保持しておき、それらを加算するようにすればよい。
また、上述した実施例においては、動作回数表示部109,大当り回数表示部110,リーチ回数表示部801は、遊技盤に設けられているが、これに限るものではなく、例えば、パチンコ遊技機の外部に設けられるようにしてもよい。
また、上述した実施例においては、動作回数表示部109,大当り回数表示部110,リーチ回数表示部801は、動作回数,大当り回数,リーチ回数を常時表示しているが、例えば、特定のボタン等の遊技者が指示を入力するための指示手段を設け、該指示手段から指示が入力された場合に、動作回数,大当り回数,リーチ回数を表示するようにしてもよい。
また、遊技場に設置されている同タイプの複数のパチンコ遊技機における、動作回数,大当り回数,リーチ回数のそれぞれの順位をさらに表示するようにしてもよい。
本実施例のパチンコ遊技機の正面図。 本実施例の動作回数表示部,大当り回数表示部の表示例を示す説明図。 本実施例の制御部の構成図。 本実施例の記憶装置に記憶される各種データを示す説明図。 本実施例の特定入賞部制御装置,入賞個数表示部制御装置の動作の流れを示すフローチャート。 本実施例の図柄表示処理を示すフローチャート。 本実施例の大当り処理を示すフローチャート。 他の実施例のパチンコ遊技機の正面図。 他の実施例の動作回数表示部,大当り回数表示部,リーチ回数表示部の表示例を示す説明図。 他の実施例の制御部の構成図。 他の実施例の記憶装置に記憶される各種データを示す説明図。 他の実施例の図柄表示処理を示すフローチャート。 別の実施例の記憶装置に記憶される各種データを示す説明図。 別の実施例の図柄表示処理を示すフローチャート。
符号の説明
101…発射ハンドル
102…受皿
103…ガイドレール
104…入賞部
105…特定入賞部
106…変動入賞部
107…アウト玉排出部
108…図柄表示部
109…動作回数表示部
110…大当り回数表示部
111…入賞個数表示部
301……図柄表示部制御装置
302…特定入賞部制御装置
303…入賞個数表示部制御装置
304…変動入賞部制御装置
305…大当り回数表示部制御装置
306…動作回数表示部制御装置
307…プロセッサ
308…記憶装置
401,402…表示図柄格納領域
403…変動入賞カウンタ
404…動作回数カウンタ
405…大当り回数カウンタ
801…リーチ回数表示部
1001…リーチ回数表示部制御装置
1101…リーチ回数カウンタ
1301…大当りテーブル
1302…外れテーブル

Claims (1)

  1. 予め決められた複数の表示位置に、予め用意された複数種類の図柄を、該複数の表示位置のそれぞれに表示される図柄の種類が動的に変化するよう表示する図柄表示部と、
    遊技媒体の入賞が可能な少なくとも1個の特定入賞部と、
    遊技媒体の入賞が可能な状態に変化する変動入賞部と、
    前記特定入賞部に遊技媒体が入賞すると、前記変動入賞部が入賞可能状態に変化すべきであるか否かを決定する大当り決定部と、
    前記大当り決定部の決定内容に基づいて、予め用意された複数種類の図柄の全ての組合せのうちのいずれかの組合せを選択する組合せ選択部と、
    前記特定入賞部に遊技媒体が入賞すると、前記図柄表示部の動作を開始させ、さらに、前記複数の表示位置のそれぞれに表示される図柄の組合せが前記組合せ選択部が選択した組合せとなるよう、前記図柄表示部の動作を停止させる図柄表示制御部とを備えた遊技機であって、
    前記変動入賞部は、入賞可能状態に変化すべきであると前記大当り決定部が決定した場合に、前記図柄表示部が動作を停止した後、入賞可能状態に変化する遊技機に接続可能であり、該遊技機とは別に設けた表示装置において、
    予め決められた過去の時点から現時点に至るまでの時間に、前記図柄表示部が動作した回数、および、前記変動入賞部が入賞可能状態に変化した回数のうちの少なくとも一方を表示し、
    また、前記図柄表示部が動作した回数を前記変動入賞部が入賞可能状態に変化した回数で割った値を、動作回数当りの大当りの確率として表示し、
    さらに、前記複数の表示位置のうちの1個を除く表示位置のそれぞれについて、前記図柄表示部が動的表示状態を解除したときに、その時点でそれらの表示位置のそれぞれに表示される図柄の組合せが、残りの1個の表示位置の動的表示状態が解除されたことによって、前記特定の組合せになる可能性があるリーチがかかった回数を表示することを特徴とする表示装置。
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