JP2005197610A - 微小構造体のアッセンブリ方法および装置ならびに電子応用装置の製造方法 - Google Patents

微小構造体のアッセンブリ方法および装置ならびに電子応用装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 微小機能素子などの微小構造体を基板上の所定の位置に精度良くアッセンブリングすることができ、しかもアッセンブリングを低コストで行うことができる微小構造体のアッセンブリ方法を提供する。
【解決手段】 一主面の所定位置に設けられた素子収容孔を有する第1の基板851上に、素子収容孔の裏側から真空排気しながら、マイクロロッドトランジスタなどの微小構造体856を大量にばらまいた後、第1の基板851の表面をラビング処理し、素子収容孔に微小構造体856を収容し固定する。次に、この第1の基板851上に一時固定された微小構造体856を第2の基板869上に転写する。
【選択図】 図36

Description

この発明は、微小構造体のアッセンブリ方法および装置ならびに電子応用装置の製造方法に関し、例えば、微小ロッド状機能素子のアッセンブリングに適用して好適なものである。
従来のアッセンブリ技法は、位置制御をとりながら行う方法と、自己整合的に整列させる方法の大きく分けて2種類に分けることができる。位置制御をとりながら行う方法として、ピック・アンド・プレース(pick and place)などの方法が知られている。ピック・アンド・プレース法は、人またはロボットのアームを使用して各要素を拾い上げ、異なる基板内の対応する場所にそれを配置する。ピック・アンド・プレース法は一般に一つずつデバイスを配置するので、アクティブ・マトリクス型液晶ディスプレイなどの大規模アレイに必要とされるような非常に小型の要素や数の多い要素には一般に適用されない。
同じく位置制御をとりながら行う方法として、転写を用いた方法も知られている。ピック・アンド・プレース法のように各素子を個別に配置する場合に比べ、素子を素子形成基板上に形成した後、これらの素子を転写先である転写基板に一括で転写する素子転写方法を用いる方が製造工程上、効率良く当該装置を製造する利点がある。また、素子形成基板から転写基板に複数の素子を一括して転写する場合に限定されず、複数の素子が配置された第1の基板から当該素子の転写先である第2の基板に複数の素子を一括して転写する素子転写方法も行われる。
このような転写方法の具体的な例として、表示用トランジスタアレイパネルの形成方法が提案されている(特許文献1)。この方法では、単結晶シリコン薄膜に薄膜トランジスタ(TFT)アレイおよび周辺回路を形成し、ガラス基板上にこの単結晶シリコン薄膜の各辺を互いに密着させて複数枚を平面的に敷き詰めて広い画面を得ている。このとき、能動素子(TFT)および受動素子(画素電極、補助電極、電極配線等)を同時に形成した複数枚の単結晶シリコン薄膜を、ガラス基板上に敷き詰めている。ところが、従来の張り合わせ材料や精度では、ダイシング加工精度や接着加工精度の点で、各単結晶シリコン薄膜のつなぎ目部における透過光量とつなぎ目以外の箇所における透過光量が異なり、例えば視野角によって表示むら等が発生する。したがって、パネルの輝度、精細度、視野角を確保するのに技術的に困難がある。また、単結晶シリコン薄膜に形成されたTFTアレイをパネル用基板にそのまま転写するため、単結晶シリコン薄膜上のTFT数とパネル用基板上のTFT数とが1:1の関係に在り、パネル用基板に直接TFTアレイを作り込む方法に比べて工数が転写プロセス分だけ増加することになり、コストがアップするという問題がある。
特開平1−38727号公報
別の具体例として特許文献2に開示されているようなものが知られている。こらちも、単結晶シリコン基板上に単結晶シリコンのTFTアレイを形成し、これを別のパネル用ガラスあるいは透明有機フィルム基板に転写して表示用トランジスタアレイパネルを得ているものである。ここではSOI技術を使用して第1の基板上に酸化物層を介して薄い単結晶シリコンフィルムを形成し、この単結晶シリコンフィルム上にTFTアレイを形成する。続いて、このTFTアレイをガラス等の第2の透明絶縁基板上に転写し、上記単結晶シリコンフィルムが形成された上記基板全体を除去することで第1の転写プロセスを完了する。また、必要な場合には第2の転写プロセスに移行し、第3のディスプレイパネル基板に転写して表示用TFTアレイパネルとしている。転写方法としては、UV照射によって剥離する性質を有するUV剥離接着剤をテープの両面に塗布したUV剥離両面テープを上記支持板との接着に使用する方法が開示されてい。しかしこの場合は、特許文献1の場合と同様に、単結晶シリコン薄膜上のTFT数とパネル用基板上のTFT数とが1:1の関係にあり、パネル用基板に直接TFTアレイを作り込む方法に比べて工数が転写プロセス分だけ増加することになり、コストがアップするという問題が生じる。そこで、上記特許文献2には、基板上に密に形成したディバイスを粗に配置し直す転写方法も開示されている。まず、接着剤付きの伸縮性基板にディバイスを転写した後に、各ディバイス毎にディバイスの間隔と位置とをモニタしながら、伸縮性基板を伸張して所定間隔にする。そうした後、ディバイスをディスプレイパネル基板に転写する。他の方法として、テープ上のディバイスチップを回転ドラム上の他のテープ上に転写することによって、機械的にディバイス間隔を変換させる方法も開示されている。しかしながらこの方法は各ディバイス毎に位置制御を行う点でアッセンブリの効率が悪くなるという問題点がある。
米国特許第5438241号明細書
基板上に密に形成したディバイスを粗に配置し直す転写方法としては、上記特許文献2の方法を改良した方法がいくつか出されているが、例えば特許文献3では、素子作製基板でのピッチを、画素ドットのピッチの「2」以上の自然数m,nで除した値として、基板をずらして数回に分けながら複数のデバイスを転写する工夫をしている。しかしこの場合も数回の位置合わせが必要なことや素子作製基板サイズの大きさによって転写回数がさらに増加する等の問題が残る。
特開平11−142878号公報
一方、自己整合的手法を用いて位置制御を行わない場合には、素子作製基板サイズの影響や何度も位置合わせを行う問題点がなくなる長所がある。このような具体例としては、ランダム配置を使用する方法がある(特許文献4、5)。この方法では、流体輸送によって異なる基板上に微細構造を組み立てる。これはフルーイディック・セルフ・アッセンブリ(Fluidic Self-Assembly)と呼ばれることもある。この技法を使用すると、それぞれに機能構成要素が含まれる様々なブロックを1枚の基板上で作製した後で、その基板から分離して、FSAプロセスによって別の剛性基板上に組み立てることができる。基板の受け取り部領域上に収容させるブロックは、LED、ピクセル・ドライバ、センサなどの多数の異なる機能構成要素をいくつでも含むことができる。この方法はデバイスを大規模アレイに必要とされるような数の多い要素に用いるのに適しているが、アッセンブリを自然沈降に依存しているため、非常に微小なデバイスになってきた場合には沈降および整合化にかかる速度が極端に長くなり、アッセンブリ速度が著しく低下する等の問題で生産性の低下につながるため、素子の大きさに制限が生じる。
米国特許第5545291号明細書 特表2003−501676号公報
なお、非特許文献1には、ナノワイヤーの成長方法について開示されている。
J.Westwater,et.al;American Vacuum Society 1997 p.554
以上のように、従来のアッセンブル方法には一長一短があり、アッセンブル精度の向上とアッセンブルコストの低減とを同時に図ることは困難であった。
この発明は、上記の位置制御を行う方法の長所と自己整合的手法の長所とを組み合わせることにより上記の課題の解決を図るものであり、どちらの手法にも属さない全く新しい手法を提供するものである。
すなわち、この発明が解決しようとする課題は、微小機能素子などの微小構造体を基板上の所定の位置に精度良くアッセンブルすることができ、しかもアッセンブルを低コストで行うことができる微小構造体のアッセンブル方法および装置ならびにこのアッセンブル方法を用いた電子応用装置の製造方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、この発明の第1の発明は、
一主面の所定位置に設けられた一つまたは複数のマウント領域を有する第1の基板のマウント領域に微小構造体をマウントする工程と、
第1の基板のマウント領域にマウントされた微小構造体を第2の基板上に転写する工程とを有する
ことを特徴とする微小構造体のアッセンブリ方法である。
ここで、微小構造体は基本的にはどのようなものであってもよく、一つ以上の機能要素を有する微小機能素子でも、機能要素を有しない単なる微小構造体であってもよく、さらには、完成品の微小機能素子、半製品状態の微小機能素子のいずれであってもよい。具体的には、微小構造体は、例えば、ディスプレイ用の構成要素(例えば、画素スイッチングトランジスタなど)のほか、マイクロ−エレクトロ−メカニカル構造要素(MEMS)、各種センサ、各種アクチュエータ、各種回路要素、可撓性アンテナ、検出器などである。この微小構造体を構成する材料も特に問わないが、例えば半導体、金属、絶縁体などが用いられる。この微小構造体の大きさも特に問わないが、一般的には、最大寸法が1mm程度で最小寸法が1nm程度、典型的には、最大寸法が100μm程度で最小寸法が500nm程度である。この微小構造体の形状も特に問わないが、一般的には非等方的な形状、例えばロッド状の形状を有する。
第1の基板は、典型的には、マウント領域に微小構造体をチャッキングすることができるように構成される。このチャッキングは、例えば、気圧差(真空吸着)、静電引力、磁力により微小構造体を吸着することにより行われる。第2の基板には、必要に応じて、あらかじめ配線および/または素子を形成しておく。また、必要に応じて、第2の基板上に微小構造体を転写した後、微小構造体同士または微小構造体と他の素子とを接続するための配線を形成する。この配線は種々の方法により形成することができるが、例えば、印刷またはめっきにより簡便に形成することができる。
微小構造体のアッセンブリ精度の向上を図る観点より、好適には、上記のマウント領域は、第1の基板の一主面に設けられ、微小構造体に対応した形状を有する凹部(あるいは孔)からなり、しかもこの凹部は上記の一主面内において形状異方性を有することが望ましい。また、第2の基板上への微小構造体の転写精度の向上を図る観点より、好適には、第2の基板の一主面に、第1の基板の凹部の位置に合わせて、微小構造体に対応した形状を有する凹部が設けられる。さらに、微小構造体のアッセンブリ精度の向上を図る観点より、好適には、第1の基板の一主面にマウント領域の数以上の数の微小構造体を供給する(例えば、上方から微小構造体をばらまく)。この場合、微小構造体のアッセンブリ精度の向上および歩留まりの向上を図る観点より、好適には、微小構造体を供給した後、第1の基板の一主面にラビング処理を施す。また、このラビング処理の際に、第1の基板上にマウントされなかった微小構造体を回収し、必要に応じてフィルターを通すなどした後に再利用することができる。
第2の基板上への転写後の微小構造体の安定性の向上を図る観点より、好適には、第2の基板上に熱または光により固化する密着層をあらかじめ形成しておき、第2の基板上に微小構造体を転写した後、この密着層を固化する。また、好適には、第1の基板の一主面に第2の基板上に形成する密着層の材質に合わせた表面処理を行っておき、この密着層が第1の基板に付着しないようにする。第2の基板上に微小構造体を転写した後に、微小構造体の作製のために何らかの加熱処理(熱処理など)を施す必要がある場合には、この加熱時に第2の基板の劣化等が生じるのを防止する観点より、微小構造体の作製温度以下の耐熱温度を有する基板を用いる。第2の基板の供給の方式は特に問わないが、例えば、枚葉式に(1枚ずつ)供給する。第2の基板としてプラスチック基板などの可撓性を有するものを用いる場合には、ロール・ツー・ロールにより第1の基板から微小構造体を第2の基板上に転写するようにしてもよい。この場合には、短いタクトタイムで微小構造体の転写が可能である。また、このようにロール・ツー・ロールにより第1の基板から微小構造体を第2の基板上に転写する場合、微小構造体に応力の負荷がかかるおそれがあることから、この負荷の軽減の観点より、好適には、微小構造体の長手方向がロールの回転軸に平行になるように第1の基板から微小構造体を第2の基板上に転写するようにする。
静電引力以外の吸着力、具体的には、例えば気圧差や磁力により第1の基板のマウント領域に微小構造体をチャッキングする場合、帯電による微小構造体の劣化等を防止する観点より、好適には、第1の基板に、イオン発生装置等により除電機能を持たせるようにする。第1の基板として気圧差によるチャッキング機能を有するものを使用する場合には、例えば、その第1の基板の一部、具体的には少なくともその裏面部に多孔質焼結基板を用いる。この多孔質焼結基板はそれ自体通気性を有するため、真空排気用の孔を設けなくても、この多孔質焼結基板を通じて真空排気を行うことが可能である。また、第1の基板として気圧差によるチャッキング機能を有するものを使用する場合には、例えば、第1の基板は、微小構造体を一時的に固定化するための第1の層と、真空排気を行うための第2の層とからなる2層構造を有する。この場合、例えば、第1の層が金属層、第2の層がガラス基板である。あるいは、第1の層および/または第2の層にエッチング加工したシリコン基板を用いてもよい。また、第2の層としては焼結多孔質基板を用いてもよい。第1の層としては、樹脂層や所謂スピン・オン・ガラス(SOG)等の水ガラス系材料層を用いることもできる。第2の層が2層構造を有するものであっても、3層以上の多層構造を有するものであってもよい。後者の場合、その中間層に少なくとも一層以上の多孔質アルミナ系材料を用いるようにしてもよい。
この発明の第2の発明は、
一主面の所定位置に設けられた一つまたは複数のマウント領域を有する基板上にマウント領域の数以上の数の微小構造体を供給する工程と、
基板上に微小構造体を供給した後、基板の一主面にラビング処理を施す
ことを特徴とする微小構造体のアッセンブリ方法である。
ここで、基板は、電子応用装置などにおいて最終的に使用されるもの(第1の発明における第2の基板に対応するもの)であっても、一時的に微小構造体を固定するだけのもの(第1の発明における第1の基板に対応するもの)であってもよい。
この第2の発明においては、その性質に反しない限り、第1の発明に関連して述べたことが成立する。
この発明の第3の発明は、
一主面の所定位置に設けられた一つまたは複数のマウント領域を有する第1の基板と、
第1の基板のマウント領域にマウントされる微小構造体を転写するための第2の基板とを有する
ことを特徴とする微小構造体のアッセンブリ装置である。
ここで、典型的には、第1の基板のマウント領域に微小構造体をマウントした後、微小構造体を第2の基板上に転写する。
この第3の発明においては、その性質に反しない限り、第1の発明に関連して述べたことが成立する。
この発明の第4の発明は、
一主面の所定位置に設けられた一つまたは複数のマウント領域を有する第1の基板のマウント領域に微小構造体をマウントする工程と、
第1の基板のマウント領域にマウントされた微小構造体を第2の基板上に転写する工程とを有する
ことを特徴とする電子応用装置の製造方法である。
この発明の第5の発明は、
一主面の所定位置に設けられた一つまたは複数のマウント領域を有する基板上にマウント領域の数以上の数の微小構造体を供給する工程と、
基板上に微小構造体を供給した後、基板の一主面にラビング処理を施す
ことを特徴とする電子応用装置の製造方法である。
第4および第5の発明において、電子応用装置には、各種のものが含まれ、例えば液晶ディスプレイその他の画像表示装置などが含まれる。例えば、第4の発明における第2の基板または第5の発明における基板は、例えば、ディスプレイのバックパネルである。
上述のように構成されたこの発明においては、第1の基板のマウント領域として例えば凹部などを用いることにより、微小構造体をマウント領域に高い位置精度でマウントすることができ、この微小構造体を第2の基板上に転写することにより、微小構造体を第2の基板上に高い位置精度でアッセンブリングすることができる。また、この方法は簡便な方法であり、低コストである。
この発明によれば、微小機能素子などの微小構造体を基板上の所定の位置に精度良くアッセンブルすることができ、しかもアッセンブリングを低コストで行うことができる。そして、このアッセンブリ方法を用いることにより、液晶ディスプレイなどの電子応用装置を低コストで製造することができる。
以下、この発明の一実施形態について図面を参照しながら説明する。
最初にまず、以下の実施形態においてアッセンブリングの対象となるマイクロロッドトランジスタについて説明する。ただし、アッセンブリングの対象の形状や大きさは特に問わず、一般には、任意の形状および大きさの微小構造体であってよい。
図1にマイクロロッドトランジスタおよびマイクロロッドの例を示す。
図1Aに示すマイクロロッドトランジスタは、図1Bに示す、単結晶Siからなるマイクロロッド1の外周面にゲート絶縁膜(図示せず)が形成され、その上にゲート電極2が形成されたものである。図1Eにこのマイクロロッド1の中心軸に垂直な断面の形状を示すが、これは四角形断面(例えば、正方形断面)の例である。ゲート絶縁膜はSiO2 膜などからなり、ゲート電極2は不純物がドープされたSi膜やAl膜などの金属膜やポリサイド膜などからなる。マイクロロッド1の両端部には不純物が十分に高濃度にドープされたソース領域3およびドレイン領域4が設けられており、それらの間の部分はチャネル領域である。これらのソース領域3およびドレイン領域4上には必要に応じてそれぞれソース電極およびドレイン電極が設けられる。
図1Cに示すマイクロロッドトランジスタは、図1Fに示すような円形の断面形状を有し、Siからなるマイクロロッド1の外周面にゲート絶縁膜(図示せず)が形成され、その上にゲート電極2が形成されたものである。その他のことは図1Aに示すマイクロロッドトランジスタと同様である。
マイクロロッド1の断面形状は種々の形状であってよく、必要に応じて選ぶことができるものであり、例えば、図1Gに示すような六角形であっても、図1Hに示すような三角形であってもよい。
マイクロロッド1の断面内の最小幅をWとすると、W>0.5μmであるが、取り扱いの容易さの観点からはより大きいことが望ましいため、より典型的にはW>1μm、さらに典型的にはW>5μm、最も典型的にはW>10μmであり、一方、Wの上限は必ずしも明確な形では存在しないが、典型的にはW<100μm、より典型的にはW<50μmである。マイクロロッド1の長さをLとすると、一般にL>Wであり、この条件の下に、典型的にはL>5μmであり、より典型的にはL>10μmである。
図2〜図7はマイクロロッドトランジスタの製造方法の第1の例を示す。
この第1の例においては、図2Aに示すように、まず、例えばn+ 型Si基板11上にi型Si層12をエピタキシャル成長させる。ここで、n+ 型Si基板11は後にソース領域またはドレイン領域となるものであり、i型Si層12は後にチャネル領域となるものである。i型Si層12の厚さは例えば10nm程度である。
次に、図2Bに示すように、i型Si層12上にn+ 型Si層13をエピタキシャル成長させる。このn+ 型Si層13は、後にドレイン領域またはソース領域となるものである。
次に、n+ 型Si層13上にリソグラフィーにより所定形状のレジストパターン(図示せず)を形成した後、このレジストパターンをマスクとして、例えばICP(Inductively Coupled Plasma)ドライエッチング方式や反応性イオンエッチング(RIE)法により少なくともn+ 型Si基板11の一部を削るまで異方性エッチングを行う。これによって、図2Cに示すように、n+ 型Si基板11のエッジ部分だけをエッチングする。この後、レジストパターンを除去する。
次に、図2Dに示すように、n+ 型Si層13上に金属などのドライエッチング耐性を有する材料からなるマスク14を形成する。マスク14の平面形状の一例を図3に示す。この図3に示す例では、マスク14は四角形のパターンの2次元アレイからなる。このマスク14を形成するには、例えば所謂メタルマスクを用いて金属を真空蒸着などにより成膜する方法や、n+ 型Si層13上に金属膜を真空蒸着などにより成膜した後、この金属膜をエッチングによりパターニングする方法などを用いることができる。
次に、図4Aに示すように、マスク14を用いて例えばICPドライエッチング方式によりn+ 型Si基板11の所定深さまで異方性エッチングを行い、マイクロロッド状に加工する。以下、このようにマイクロロッド状に加工されたn+ 型Si基板11を単にSi加工基板と言うものとする。
次に、図4Bに示すように、基板15上に金属ナノ微粒子などの電極材料をアルコールなどの溶媒に溶かした膜16を塗布形成したインク状のものを別途用意し、図4Aに示すSi加工基板のマスク14側をこの膜16に押し付けてマスク14下のn+ 型Si層13に少しかかる程度に膜16を付着させた後、膜16から離す(インプリント)。
次に、アニールを行うことにより膜16から溶媒を蒸発させて固化または焼結し、図4Cに示すように電極17を形成する。この後、上記のSi加工基板の露出している表面を熱酸化、プラズマ酸化などにより酸化したり、CVD成膜したりすることにより、ゲート絶縁膜としてのSiO2 膜18を形成する。
次に、図5Aに示すように、容器19内に液状の樹脂20を入れたものを用意し、この樹脂20中に上記のSi加工基板をそのn+ 型Si基板11が下になるようにして漬けることにより、各マイクロロッド部の根元の周りの凹部に樹脂20を封入した後、Si加工基板を引き上げる。この時、エッジ部分の高さを越えた過剰の樹脂20は流れ落ちる。この後、樹脂20をベークして固化させる。
次に、図5Bに示すように、基板21上に液状の樹脂22を塗布形成したものを別途用意し、上記のSi加工基板のマスク14側をこの樹脂22に押し付けてマスク14下のSiO2 膜18に少しかかる程度に樹脂22を付着させた後、樹脂22から離す(インプリント)。この後、樹脂22をベークして固化する。
次に、図6Aに示すように、樹脂20、22をマスクとして金属などのゲート電極材料の無電解めっきを行うことにより、樹脂20、22に覆われていない部分のSiO2 膜18上にゲート電極23を形成する。この後、樹脂20、22を除去する。
次に、図6Bに示すように、Si基板24を別途用意し、このSi基板24の一方の面に上記のSi加工基板をそのマスク14側がSi基板24と接するように載せた状態でマイクロロッド部の間の隙間に樹脂25を埋め込んでSi基板24に固定した後、Si加工基板をその裏面側から研磨することにより各マイクロロッド部を互いに分離する。この分離後において、最初にn+ 型Si基板11であった部分を改めてn+ 型Si層26と表す。
次に、図6Cに示すように、容器27内に樹脂のエッチング液28を入れたものを用意し、このエッチング液28中にSi基板24と反対側のマイクロロッド先端部側を漬けることにより、樹脂25を部分的にエッチング除去する。
次に、図7Aに示すように、基板29上に金属などの電極材料をアルコールなどの溶媒に溶かした膜30を塗布形成したものを別途用意し、上記のマイクロロッドの電極17と反対側の先端部をこの膜30に押し付けて膜30を付着させた後、膜30から離す(インプリント)。この後、アニールを行うことにより膜30から溶媒を蒸発させて固化し、電極31を形成する。
次に、樹脂25をエッチング除去することによりマイクロロッドを互いに分離する。
以上のようにして、図7Bに示すように、i型Si層12をチャネル領域、n+ 型Si層13およびn+ 型Si層26をソース領域およびドレイン領域、電極17および電極31をソース電極およびドレイン電極とし、SiO2 膜18をゲート絶縁膜とし、その上にゲート電極23を有するマイクロロッドトランジスタが形成される。このマイクロロッドトランジスタの完成図を図7Cに示す。
図8は、マイクロロッドの断面形状が円形である場合のマイクロロッドトランジスタを上述の方法と同様の方法で形成したものの完成図を示す。
図9〜図13はマイクロロッドトランジスタの製造方法の第2の例を示す。
この第2の例においては、図9Aに示すように、まず、例えばn+ 型Si基板51上にi型Si層52をエピタキシャル成長させる。ここで、n+ 型Si基板51は後にソース領域またはドレイン領域となるものであり、i型Si層52は後にチャネル領域となるものである。
次に、図9Bに示すように、i型Si層52上にn+ 型Si層53をエピタキシャル成長させる。このn+ 型Si層53は、後にドレイン領域またはソース領域となるものである。
次に、図9Cに示すように、n+ 型Si層53上に例えば熱酸化法やプラズマ酸化法やCVD法などによりSiO2 膜54を形成する。
次に、SiO2 膜54上にリソグラフィーにより所定形状のレジストパターン(図示せず)を形成した後、このレジストパターンをマスクとしてSiO2 膜54をエッチングする。これによって、図9Dに示すように、SiO2 膜54からなる所定形状のパターンの2次元アレイからなるマスク55が形成される。図10Aおよび図10Bにマスク55の平面形状の例を示す。
次に、図11Aに示すように、マスク55を用いて例えばICPドライエッチング方式によりn+ 型Si基板51の途中の深さまで異方性エッチングを行い、マイクロロッド状に加工する。
次に、図11Bに示すように、Si加工基板の表面を犠牲酸化してSiO2 膜56を形成する。
次に、図11Cに示すように、SiO2 膜56およびSiO2 膜からなるマスク55をエッチング除去する。
次に、図11Dに示すように、上記のSi加工基板の露出している表面を熱酸化、プラズマ酸化などにより酸化したり、CVD成膜したりすることにより、ゲート絶縁膜としてのSiO2 膜57を形成する。
次に、図12Aに示すように、容器58内にエッチング液59を入れたものを用意し、このエッチング液59中に上記のSi加工基板のマイクロロッド部の先端部側を漬けることにより、マイクロロッド部の先端部のSiO2 膜57をエッチング除去する。
次に、図12Bに示すように、Si基板60を別途用意し、このSi基板60の一方の面に上記のSi加工基板をそのマイクロロッド部の先端部側がSi基板60と接するように載せた状態でマイクロロッド部の間の隙間に樹脂61を埋め込んでSi基板60に固定した後、Si加工基板をその裏面側から研磨することにより各マイクロロッド部を互いに分離する。この分離後において、最初にSi基板51であった部分を改めてn+ 型Si層62と表す。
次に、図12Cに示すように、容器63内に樹脂のエッチング液64を入れたものを用意し、このエッチング液64中にSi基板60と反対側のマイクロロッド先端部側を漬けることにより、樹脂61を部分的にエッチング除去する。
次に、エッチング液中に上記のSi加工基板のマイクロロッド先端部側を漬けることにより、マイクロロッドの先端部の周囲のSiO2 膜57をエッチング除去する。
次に、図13Aに示すように、容器65内に樹脂のエッチング液66を入れたものを用意し、このエッチング液66中にマイクロロッド側を漬けることにより樹脂61をエッチング除去し、マイクロロッドを互いに分離する。
以上のようにして、図13Bに示すように、i型Si層52をチャネル領域、n+ 型Si層53およびn+ 型Si層62をソース領域およびドレイン領域、SiO2 膜57をゲート絶縁膜とするマイクロロッドトランジスタが形成される。ここで、この状態ではゲート電極が形成されていないため厳密にはトランジスタと言えないが、ここではこのゲート電極が形成されていない状態のものもマイクロロッドトランジスタと言うことにする。このマイクロロッドトランジスタの完成図を図13Cに示す。
図14は、マイクロロッドの断面形状が円形である場合のマイクロロッドトランジスタを上述の方法と同様の方法で形成したものの完成図を示す。
図15A〜図19はマイクロロッドトランジスタの製造方法の第3の例を示す。
この第3の例においては、図15Aに示すように、まず、例えばn+ 型Si基板101上にi型Si層102をエピタキシャル成長させる。ここで、n+ 型Si基板101は後にソース領域またはドレイン領域となるものであり、i型Si層102は後にチャネル領域となるものである。
次に、i型Si層102上にn+ 型Si基板(図示せず)を張り合わせた後、このn+ 型Si基板をその裏面側から研磨することにより薄膜化し、図15Bに示すように、n+ 型Si層103とする。このn+ 型Si層103は、後にドレイン領域またはソース領域となるものである。
次に、図15Cに示すように、n+ 型Si層103上に例えば熱酸化法やプラズマ酸化法やCVD法などによりSiO2 膜104を形成する。
次に、SiO2 膜104上にリソグラフィーにより所定形状のレジストパターン(図示せず)を形成した後、このレジストパターンをマスクとしてSiO2 膜104をエッチングする。これによって、図15Dに示すように、SiO2 膜104からなる所定形状のパターンの2次元アレイからなるマスク105が形成される。図16Aおよび図16Bにマスク105の平面形状の例を示す。
次に、図17Aに示すように、マスク105を用いて例えばICPドライエッチング方式によりn+ 型Si基板101の途中の深さまで異方性エッチングを行い、マイクロロッド状に加工する。
次に、図17Bに示すように、Si加工基板の表面を犠牲酸化してSiO2 膜106を形成する。
次に、図17Cに示すように、SiO2 膜106をエッチング除去する。
次に、図17Dに示すように、上記のSi加工基板の露出している表面を熱酸化、プラズマ酸化などにより酸化したり、CVD成膜したりすることにより、ゲート絶縁膜としてのSiO2 膜107を形成する。
次に、図18Aに示すように、容器108内にエッチング液109を入れたものを用意し、このエッチング液109中にマイクロロッド部の先端部側を漬けることにより、マイクロロッド部の先端部のSiO2 膜107をエッチング除去する。
次に、図18Bに示すように、Si基板110を別途用意し、このSi基板110の一方の面に上記のSi加工基板をそのマイクロロッド部の先端部側がSi基板110と接するように載せた状態でマイクロロッド部の間の隙間に樹脂111を埋め込んでSi基板110に固定した後、Si加工基板をその裏面側から研磨することにより各マイクロロッド部を互いに分離する。この分離後において、最初にSi基板101であった部分を改めてn+ 型Si層112と表す。
次に、図18Cに示すように、容器113内に樹脂のエッチング液114を入れたものを用意し、このエッチング液114中にSi基板110と反対側のマイクロロッド先端部側を漬けることにより、樹脂111を部分的にエッチング除去する。
次に、エッチング液中に上記のSi加工基板のマイクロロッド先端部側を漬けることにより、マイクロロッド部の先端部の周囲のSiO2 膜107をエッチング除去する。
次に、図19Aに示すように、容器115内に樹脂のエッチング液116を入れたものを用意し、このエッチング液116中にマイクロロッド側を漬けることにより樹脂111をエッチング除去し、マイクロロッドを互いに分離する。
以上のようにして、図19Bに示すように、i型層102をチャネル領域、n+ 型Si層103およびn+ 型Si層112をソース領域およびドレイン領域、SiO2 膜107をゲート絶縁膜とするマイクロロッドトランジスタが形成される。このマイクロロッドトランジスタの完成図を図19Cに示す。
図20は、マイクロロッドの断面形状が円形である場合のマイクロロッドトランジスタを上述の方法と同様の方法で形成したものの完成図を示す。
図21〜図23はマイクロロッドトランジスタの製造方法の第4の例を示す。
この第4の例においては、図21Aに示すように、まず、例えばn+ 型Si基板151上にi型Si層152をエピタキシャル成長させる。ここで、n+ 型Si基板151は後にソース領域またはドレイン領域となるものであり、i型Si層152は後にチャネル領域となるものである。
次に、図21Bに示すように、i型Si層152上にn+ 型Si層153を形成する。このn+ 型Si層153の形成は、第1および第2の例のようにエピタキシャル成長を行うか、あるいは、第3の例のようにn+ 型Si基板の張り合わせおよびその後の研磨による薄膜化により行う。このn+ 型Si層153は、後にドレイン領域またはソース領域となるものである。
次に、図21Cに示すように、n+ 型Si層153上に例えばSiO2 膜や金属膜などからなるマスク154を形成する。このマスク154の形成は、第1、第2または第3の方法と同様に行う。
次に、図21Dに示すように、マスク154を用いて例えばRIE法によりn+ 型Si基板151の途中の深さまで異方性エッチングを行い、マイクロロッド状に加工する。
次に、マスク154をエッチング除去する。
次に、図22Aに示すように、Si基板155を別途用意し、このSi基板155の一方の面に上記のSi加工基板をそのマイクロロッド部の先端部側がSi基板155と接するように載せた状態でマイクロロッド部の間の隙間に樹脂156を埋め込んでSi基板155に固定した後、Si加工基板をその裏面側から研磨することにより各マイクロロッド部を互いに分離する。この分離後において、最初にSi基板151であった部分を改めてn+ 型Si層157と表す。
次に、図22Bに示すように、容器158内に樹脂のエッチング液159を入れたものを用意し、このエッチング液159中にマイクロロッド側を漬けることにより樹脂156をエッチング除去し、マイクロロッドを互いに分離する。
以上のようにして、図22Cに示すように、i型層152をチャネル領域、n+ 型Si層153およびn+ 型Si層157をソース領域およびドレイン領域とするマイクロロッドトランジスタが形成される。ここで、この状態ではゲート電極およびゲート絶縁膜が形成されていないため厳密にはトランジスタと言えないが、ここではこれらのゲート電極およびゲート絶縁膜が形成されていない状態のものもマイクロロッドトランジスタと言うことにする。
図23は、上記のマイクロロッドトランジスタを基板上に配列する方法の例を示す。
図23に示すように、この例では基板201上に素子収容層202が設けられている。素子収容層202には、マイクロロッドトランジスタを決められた方向に収容することができる形状および大きさの素子収容孔203が2次元アレイ状に設けられている。これらの素子収容孔203の互いに直交する一方向の周期はX、他の一方向の周期はYである。そして、各素子収容孔203内にマイクロロッドトランジスタ204が収容されている。ここで、このマイクロロッドトランジスタ204は、マイクロロッドの外周面にSiO2 膜からなるゲート絶縁膜205が形成され、マイクロロッドの両端部にソース領域206およびドレイン領域207が形成されたものである。
図24は、図23に示す基板201の素子収容層202の各素子収容孔203内に収容されたマイクロロッドトランジスタ204にゲート電極208、ソース電極209およびドレイン電極210を形成した状態を示す。これらのゲート電極208、ソース電極209およびドレイン電極210は種々の方法によって形成することができるが、例えば印刷技術を使用して形成することにより低コストで簡便に形成することができる。
次に、マイクロロッドトランジスタをディスプレイの表示部のトランジスタ(画素スイッチングトランジスタなど)に用いる例について説明する。
まず、ディスプレイの概略構成について説明する。
図25はディスプレイモジュール構造の一例を示す。
図25に示すように、このディスプレイは、2次元アレイ状に配列された所定個数の画素からなる表示部251、この表示部251の画素を駆動するドライバIC252、信号線、電源線、接地線(GND)などの配線253により構成される。
図26は表示部251の画素部の回路構成例を示し、これは液晶ディスプレイの画素の構成を示す。図26に示すように、この液晶ディスプレイでは、それぞれ所定本数設けられたデータ線(ソース線)254と走査線(ゲート線)255との各交差点に画素のスイッチングトランジスタTr1が配置されている。そして、画像信号に応じてデータ線254と走査線255とにより選択された画素のスイッチングトランジスタTr1がその走査線255に印加するゲート電極駆動電圧Vselectによりオンすることで、この画素の液晶(LC)に所定の電圧が印加され、画像が表示されるようになっている。Cs は蓄積容量を示す。
図27は、上記の液晶ディスプレイの画素のスイッチングトランジスタTr1に上記のマイクロロッドトランジスタを用いた場合の構造例を示す断面図である。
図27に示すように、この例では、例えば透明ガラス基板や透明プラスチック基板などの基板301上に素子収容層302が設けられ、この素子収容層302に素子収容穴303が設けられている。そして、この素子収容穴303内にマイクロロッドトランジスタ304が収容されている。このマイクロロッドトランジスタ304はチャネル領域305、ソース領域306およびドレイン領域307からなり、外周部にSiO2 膜からなるゲート絶縁膜308を有する。そして、このマイクロロッドトランジスタ304にゲート絶縁膜308を介してゲート電極309が設けられるとともに、ソース領域306およびドレイン領域307と電気的に接続されてそれぞれソース電極310およびドレイン電極311が設けられている。これらのゲート電極309、ソース電極310およびドレイン電極311を覆うように層間絶縁膜312が設けられている。これらのゲート電極309、ソース電極310およびドレイン電極311は例えば印刷技術を使用して形成することにより簡便に形成することができる。ソース電極310は図示省略したデータ線と接続され、ゲート電極309は図示省略した走査線と接続されている。ドレイン電極311は層間絶縁膜312に設けられた開口313を通じて透明電極からなる画素電極314と接続されている。画素電極314と対向して透明電極からなる共通電極315が設けられ、この共通電極315の裏面に設けられた液晶配向膜316と画素電極314との間に液晶317が封入されている。符号318は液晶317を画素毎に分離するためのスペーサを示す。
図28は表示部251の画素部の回路構成の他の例を示し、これは有機EL(Electroluminescence)ディスプレイの画素の構成を示す。
図28に示すように、この有機ELディスプレイでは、それぞれ所定本数設けられたデータ線(ソース線)351と走査線(ゲート線)352との各交差点に画素のスイッチングトランジスタTr1が配置されている。この画素スイッチングトランジスタTr1のドレインは画素駆動トランジスタTr2のゲートと接続されている。この画素駆動トランジスタTr2のソースは電源電圧(VDD)供給線353に接続されている。そして、画像信号に応じてデータ線351と走査線352とにより選択された画素のスイッチングトランジスタTr1がその走査線352に印加するゲート電極駆動電圧Vselectによりオンし、それによって画素駆動トランジスタTr2がオンすることでこの画素の有機ELセルに駆動電圧VOEL が印加され、画像が表示されるようになっている。Cs は蓄積容量を示す。
図29は、図28に示す回路例に対応する画素構造例を示す。
図29に示すように、マイクロロッドトランジスタ401により画素スイッチングトランジスタTr1が構成され、マイクロロッドトランジスタ402により画素駆動トランジスタTr2が構成されている。マイクロロッドトランジスタ401のゲート電極403は走査線352と接続され、ソース電極404はデータ線351と接続され、ドレイン電極405は画素駆動トランジスタTr2の上方まで延在してこの画素駆動トランジスタTr2のゲート電極を構成しているとともに、蓄積容量Cs のキャパシタの一方の電極406と接続されている。符号407はこのキャパシタの他方の電極を示す。この電極407は配線408を介して電源電圧供給線353と接続されている。マイクロロッドトランジスタ402のソース電極409は電源電圧供給線353と接続され、ドレイン電極410は有機ELセルの駆動電極411と接続されている。符号412はデータ線351と走査線352との交差点においてそれらを電気的に絶縁するための絶縁膜を示す。
次に、アッセンブリ方法について説明する。このアッセンブリ方法においてアッセンブリングの対象となるものは、上記の製造方法により製造されるマイクロロッドトランジスタのほか、他の方法により製造されるマイクロロッドトランジスタや、その他の微小構造体による素子であってもよい。例えば、このような微小な素子は公知のシリコンプロセスを用いて作製することが可能である。具体的には、例えば、通常のシリコンのリソグラフィープロセスによって基板上に素子を作製後、ダイシング、グラインディングを行うことで、微小な素子を作製する方法がある。さらに、非特許文献1に開示されている手法でナノワイヤーを成長させ、成長過程で成長ガスの種類を切り換えることでソース領域およびドレイン領域を形成すればワイヤー状のトランジスタを作製することができる。
まず、素子をアッセンブリングするために用いられる、素子のチャッキング機能を有する第1の基板の作製方法について説明する。ここでは、それぞれが少なくとも一つの機能構成要素を含む微小な素子は、自己整合的に一旦第1の基板上にアライメントされた後、第2の基板に転写されることによりアライメントのプロセスが行われる場合を考える。このとき、第1の基板は、素子を自己整合的に効率良くアライメントし、保持するための機能を備えている必要がある。つまり第1の基板と第2の基板とを別にすることで、第1の基板の作製に必要な時間とコストの影響を非常に少なくすることができるとともに、第2の基板にその後の素子作製に不必要な機能を持たせる必要をなくすことができる。素子のチャッキングには、真空チャック、磁気チャック、静電チャック等の方法を用いることができる。
例えば、真空チャックを用いて行う場合には、第1の基板の構造は、最表面に素子のアライメント精度を向上させるための型、すなわち素子収容孔を形成した部分を設け、その素子収容孔の裏側に吸気あるいは真空排気を行うための構造が形成されているものである必要がある。この第1の基板は、一つの基板の最表面部を部分的に除去して素子収容孔を形成したものでもよいし、基板上に素子収容層を設け、この素子収容層に素子収容孔を形成したものであってもよい。後者の一例を図30に示す。図30に示すように、この例では、基板501上に素子収容層502が設けられ、この素子収容層502に素子収容孔503が設けられている。素子収容孔503の裏側には真空排気用の孔504がこの素子収容孔503と連通して設けられている。また、他の例を図31に示す。
第1の基板の構造は、例えば、エッチング技術とめっき技術とを併用した所謂マイクロ−エレクトロ−メカニカル構造要素(MEMS)用の技術を用いて、一体化した構造として作製可能である。例えば、高アスペクト比の構造体を作製可能なレジスト(例えば、SU−8(商品名)等)で柱状構造の構造体を作製し、その後構造体と構造体との隙間をめっきで埋め、次にその上に素子を収容するための素子収容孔と同じ形状の構造体を先程と同様にレジストで形成し、また隙間をめっきで埋め、最後にレジストを溶かすことで所望の構造を得ることができる。ただし、この場合は加工物が100μm程度と非常に薄いものとなってしまうため、基板の下に多孔質の基板を用いて補強するなどの工夫が必要となる。一方、上述のように、アライメント精度を向上させるための素子収容孔を形成する素子収容層とその裏側の真空排気を行うための構造を形成する層とを互いに別の材料により別の層として形成することにより、第1の基板を2層構造として作製することも可能であり、一般的にはこの場合の方が材料選択の自由度が大きくなるので望ましい。真空排気用の構造としては、例えばシリコン基板を加工して微小な孔を形成することができる。具体的には、例えば、加工方法としてエッチングプロセスを用い、高アスペクト比の貫通孔を形成する。使用するエッチング方法は、例えば、ICPドライエッチング方式である。また、ドライエッチングだけでなく、ウエットプロセスの光励起電解研磨法でも、アスペクト比100以上の高アスペクト比の細孔を形成可能である。別の方法としては、金属の基板にレーザービームを照射して孔を開ける方法を用いても加工可能である。さらに、ガラス基板をレジストで部分的にマスクして、エッチングガスやフッ酸水溶液等のガラスをエッチング可能な液でエッチングすることにより形成しても構わない。ウエットエッチングの場合、原理上テーパーがつくが、貫通孔の最後の部分の形状が必要な径となっていれば全く問題ない。また、このように細孔を形成したものではなく、焼結基板のような多孔質基板のように、無数の細孔があらかじめランダムに空いている基板を使用しても同様の効果が得られる。次に、細孔が形成された位置に合わせて素子収容孔を形成した。この形成に際しては、細孔を形成した基板の上に適当な粘度を持つレジストを塗ってパターニングを行った。同様に、スピン・オン・ガラス(SOG)に代表される水ガラスと呼ばれる無機系の材料を塗布した後にアニールしてエッチング加工をすることによっても形成可能である。膜の形成に所謂真空成膜のプロセスを用いても同様の効果が期待できることは言うまでもない。さらに、直接パターニング可能なポリイミド樹脂や、SOG等を用いても良く、そのほか、リソグラフィー技術ではなく印刷技術を用いて簡便に形成する方法もある。SOGや真空成膜で作製したSiO2 膜をサンドブラスト法で加工した場合も良好な構造体を形成することができる。このとき、孔の内壁にテーパーがつくが、吸着性への影響は生じない。第1の基板は、三層以上の多層構造としてもよい。この場合、例えば、基体を焼結多孔質で形成しておき、その上にAl2 3 の陽極酸化フィルターで形成した薄い層を重ね、その上にシートレジストを載せて素子収容孔を形成する。
図32に第1の基板の具体的な構造例を示す。
図32Aに示す第1の基板においては、多孔質基板551上に素子収容層552が設けられ、この素子収容層552に素子収容孔553が設けられている。
図32Bに示す第1の基板においては、Si基板601上に素子収容層602が設けられ、この素子収容層602に素子収容孔603が設けられ、この素子収容孔603の下側裏側のSi基板601に真空排気用の貫通孔604が設けられている。
図32Cに示す第1の基板においては、ガラス基板651上に素子収容層652が設けられ、この素子収容層652に素子収容孔653が設けられ、この素子収容孔653の下側裏側のガラス基板651に真空排気用の貫通孔654が設けられている。
図32Dに示す第1の基板においては、多孔質焼結体基板701上に多孔質陽極酸化アルミナ層702が設けられ、その上に素子収容層703が設けられ、この素子収容層703に素子収容孔704が設けられている。
素子のチャッキングは、上述の真空チャック法ではなく、静電引力や磁力を用いても行うことが可能である。
静電引力を用いてチャッキングを行う場合に用いる第1の基板の例を図33Aに示す。図33Aに示すように、電極基体751上に薄い絶縁層752を設け、その上に素子収容層753を設け、この素子収容層753に素子収容孔754を設ける。電極基体751の裏面および側面には絶縁層755を設ける。電極基体751にはケーブル756が接続されている。絶縁層752、755としては、例えばシロキサン系、ポリシラザン系のSOG等を用いて酸化シリコン膜を形成してもよいし、ZrO2 、HfO2 、Al2 3 等の比較的誘電率の高い酸化膜をゾルゲル法やMOD(Metal-organic decomposition)法などの湿式法や真空プロセスで成膜可能であり、さらにはポリイミド、PVP等の有機系絶縁膜を塗布してもよい。この場合、素子収容孔754の部分とそれ以外の部分とで電極基体751からの距離に差が出るため、静電引力による吸着力に差が出るため、素子の自己整合的なアライメントが可能となる。この場合、十分な吸着力を得るため、アッセンブリングを行おうとする素子自体の構造にある程度の面積で金属電極が作製されていることが望ましい。
磁力を用いてチャッキングを行う場合に用いる第1の基板の例を図33Bに示す。図33Bに示すように、基板801内に多数の電磁石802が並列配置されている。そして、この基板801上に十分に薄い非磁性層803が設けられ、その上に素子収容層804が設けられ、この素子収容層804に素子収容孔805が設けられている。第1の基板の他の例を図33Cに示す。図33Cに示すように、この第1の基板は、非磁性層803が設けられていないことを除いて、上記の例と同様である。これらの第1の基板は、例えば、従来の磁気ヘッドの作製方法と同様に、スパッタリングによる成膜とリソグラフィー技術とを使用して製造することができる。この場合、素子収容層804の材料は非磁性の材料である必要がある。また、十分な吸着力を得るため、アッセンブリングを行おうとする素子の吸着面側に磁性金属、例えばNi、Co、Cr等がある程度の面積で作製されていることが望ましい。
真空チャック、磁気チャック、静電チャック等を行う以上の第1の基板において、素子収容層を形成するための材料は、一般的には、無機物、有機物のどちらでも構わない。ただし、第2の基板側に密着層を形成する場合は、この密着層と第1の基板の表面の材質との濡れが悪くなるように選択することが望ましい。例えば、第1の基板の表面にフッ化処理を施すことで、より有効な転写基板の作製が可能である。
次に、第1の基板を用いて素子をチャッキングする方法について説明する。
真空チャック法により第1の基板上に素子をアライメントするときのイメージを図34に示す。
図34Aに示すように、例えば図30に示すものと同様な構造の第1の基板851を用いる。この第1の基板851は基板852上に素子収容層853を有し、この素子収容層853に素子収容孔854を有するとともに、素子収容孔854の裏側の基板852に真空排気用の孔855を有する。この第1の基板851の裏面側から真空排気用の孔504を通じて真空排気を行いながら、第1の基板851上に上側から微小機能素子856をばらまく。すると、いずれかの微小機能素子856が、真空排気により生じる吸引力により素子収容孔854にはまり込んで収容され、自動的にアライメントされる。その後、図34Bに示すように、除電界雰囲気でブラシ857を用いて素子収容層853の表面をラビング処理することにより、素子収容孔854に微小機能素子856を押し込んで確実にはめ込むとともに、素子収容孔853に収容されなかった残りの微小機能素子856を除去する。
この真空チャック法により第1の基板851上に素子をアライメントする方法に用いる装置の構成例を図35に示す。
図35に示すように、第1の基板851の裏面から真空排気できるように例えばOリング858を介して第1の基板851を吸着ステージ859上に載せて密閉性を保持する。吸着ステージ859の背面には配管860が接続され、吸着ステージ859はこの配管860を通じて排気ポンプ861に接続されている。排気ポンプ861への配管860の途中にはバルブ862が設けられており、排気の停止および調整を行うことができるようになっている。配管860の途中にはさらに、リークバルブ863が設けられており、後述の第2の基板への転写時に吸着ステージ859の内部を陽圧に設定することができるようになっている。
第1の基板851上への微小素子856のアライメントを行うには、第1の基板851の裏面側を真空排気しながら、この第1の基板851上に微小機能素子856を大量にばらまく。その後、第1の基板851の表面のラビング処理を必要に応じて複数回繰り返す。このラビング処理により第1の基板851から掃き出された余分な微小機能素子856は回収ステージ864に回収される。この回収ステージ864はフィルター865およびバルブ866を介して配管867により排気ポンプ868に接続されている。回収ステージ864により回収された微小機能素子856は、別の第1の基板851上にアライメントするのに用いることができる。
上記のラビング処理後の第1の基板851の表面を顕微鏡で観察したところ、各素子収容孔854に微小機能素子856がそれぞれ吸着されていることを確認することができた。微小機能素子856としては上記のマイクロロッドトランジスタを用いた。
次に、第1の基板851上に吸着された微小機能素子856を第2の基板上に転写する方法について説明する。この第2の基板上には、必要に応じて配線や他の素子を形成しておく。
図36に示すように、第2の基板869上には密着層として熱硬化性樹脂(図示せず)をあらかじめ塗布しておく。そして、この第2の基板869の上側から、第1の基板851の微小機能素子856を吸着した面を押し付け、次いでリークバルブ863を開けて吸着ステージ859の内部を陽圧に設定して真空チャックをオフにし、第1の基板851を剥がす。これによって、第1の基板851上の微小機能素子856が第2の基板869上に転写される。この後、アニールを行うことにより、熱硬化性樹脂の硬化処理を行う。なお、第2の基板869は搬送ローラ870により搬送されるようになっている。アニール後の第2の基板869の表面を顕微鏡により観察したことろ、微小機能素子856が所定の位置に配列されて固定されている様子を確認することができた。第2の基板869の表面に密着層を形成する方法のほかに、この第2の基板869の表面にエンボス加工を施して第1の基板851と位置合わせを行ってから転写する方法でも、上述と同様の精度で転写が可能であった。また、第2の基板869上にあらかじめ形成する密着層としては、基板熱軟化性または光硬化性の樹脂等、転写後に固定化する材料であれば同じ効果が期待できる。
第2の基板869は剛性基板、可撓性基板のどちらでもよく、また、その形状によらず微小機能素子856を転写可能である。可撓性基板であれば、所謂ロール・ツー・ロール(Roll to Roll) で基板をセットし、転写を行うことが可能となる。その一例を図37に示す。図37に示すように、ローラ871に、例えば透明プラスチックフィルムなどのテープ状の第2の基板869を巻き付けておき、この第2の基板869の上面に上記のようにして第1の基板851の微小機能素子856を転写した後、この微小機能素子856が転写された第2の基板869を巻き取りローラ872で巻き取っていく。符号873は転写台を示す。
第2の基板869上の配線の形成には、通常の真空成膜技術と通常のリソグラフィー技術とを用いてもよいことは言うまでもないが、例えば、Alを全面に真空成膜し、その上にレジストをコンタクトプリント法で印刷し、エッチング液に浸すことによりパターニングを行う。このとき、成膜する金属は、Cu,Au,Ag,Ni,Cr,Mo,Pd等様々な金属を用いることが可能であり、また、印刷方法はコンタクトプリント法に限らず、インプリント法、スクリーン印刷、グラビア印刷、オフセット印刷等様々な方法を用いることが可能である。また、このようにエッチング法を使わず、直接ナノ金属微粒子を含んだインクを印刷してアニールしても金属配線を形成することが可能である。金属配線は必要に応じてめっき処理を行うことにより所望の抵抗率の配線に仕上げることができる。また、ディスプレイ用途で保持容量が必要な場合は印刷法によりキャパシターを形成することができる。キャパシターの電極部は前述のエッチング法か金属ナノ粒子を用いた印刷法を用いることにより形成可能で、絶縁層はシロキサン系、ポリシラザン系のSOG等で酸化シリコン膜を形成してもよいし、ポリイミド、PVP等の有機系絶縁膜を印刷しても形成可能である。層間絶縁膜はキャパシターの絶縁層と同様の材料を印刷することにより形成することができる。透明電極はITOを成膜後にレジストを印刷してエッチングして得ることができ、有機系透明電極のPEDOT/PSSを印刷することによっても形成可能である。
以上のようにして、例えば、ガラス基板やプラスチック基板上に画素スイッチングトランジスタとしてマイクロロッドトランジスタをアッセンブリングして液晶ディスプレイ用のバックパネルを製造することができる。この方法によれば、薄膜の成膜とリソグラフィーを用いたパターニングとを繰り返し行って基板上にTFTを作製する従来のバックパネルの製造方法に比べて、より簡便にディスプレイのバックパネルの製造が可能である。
以上、この発明の一実施形態について具体的に説明したが、この発明は、上述の実施形態および実施例に限定されるものではなく、この発明の技術的思想に基づく各種の変形が可能である。
例えば、上述の実施形態において挙げた数値、構造、形状、材料、原料、プロセス等はあくまでも例に過ぎず、必要に応じてこれらと異なる数値、構造、形状、材料、原料、プロセス等を用いてもよい。
例えば、チャッキングを静電引力や磁力により行う場合には、吸着力を可変とする電源および電圧、電流の制御用の機器を用いればよい。
マイクロロッドトランジスタを説明するための斜視図および断面図である。 マイクロロッドトランジスタの製造方法を説明するための断面図である。 マイクロロッドトランジスタの製造方法を説明するための平面図である。 マイクロロッドトランジスタの製造方法を説明するための断面図である。 マイクロロッドトランジスタの製造方法を説明するための断面図である。 マイクロロッドトランジスタの製造方法を説明するための断面図である。 マイクロロッドトランジスタの製造方法を説明するための断面図および斜視図である。 マイクロロッドトランジスタの他の例を示す斜視図である。 マイクロロッドトランジスタの製造方法を説明するための断面図である。 マイクロロッドトランジスタの製造方法を説明するための平面図である。 マイクロロッドトランジスタの製造方法を説明するための断面図である。 マイクロロッドトランジスタの製造方法を説明するための断面図である。 マイクロロッドトランジスタの製造方法を説明するための断面図および斜視図である。 マイクロロッドトランジスタの他の例を示す斜視図である。 マイクロロッドトランジスタの製造方法を説明するための断面図である。 マイクロロッドトランジスタの製造方法を説明するための平面図である。 マイクロロッドトランジスタの製造方法を説明するための断面図である。 マイクロロッドトランジスタの製造方法を説明するための断面図である。 マイクロロッドトランジスタの製造方法を説明するための断面図および斜視図である。 マイクロロッドトランジスタの他の例を示す斜視図である。 マイクロロッドトランジスタの製造方法を説明するための断面図である。 マイクロロッドトランジスタの製造方法を説明するための断面図および斜視図である。 マイクロロッドトランジスタの基板上への配列例を説明するための斜視図である。 基板上に配列されたマイクロロッドトランジスタの電極の形成例を説明するための斜視図である。 ディスプレイモジュールの構造の一例を示す略線図である。 液晶ディスプレイの画素の回路構成例を示す略線図である。 液晶ディスプレイの画素部の断面構造の例を示す断面図である。 有機ELディスプレイの画素の回路構成例を示す略線図である。 有機ELディスプレイの画素の具体的な構成例を示す平面図である。 この発明の一実施形態によるアッセンブリ方法において用いられる第1の基板の例を示す斜視図である。 この発明の一実施形態によるアッセンブリ方法において用いられる第1の基板の他の例を示す斜視図である。 この発明の一実施形態によるアッセンブリ方法において用いられる第1の基板の具体的な構造例を示す断面図である。 この発明の一実施形態によるアッセンブリ方法において用いられる第1の基板のさらに他の例を示す断面図である。 この発明の一実施形態によるアッセンブリ方法を説明するための斜視図である。 この発明の一実施形態によるアッセンブリ方法を説明するための略線図である。 この発明の一実施形態によるアッセンブリ方法を説明するための略線図である。 この発明の一実施形態によるアッセンブリ方法を説明するための略線図である。
符号の説明
1…マイクロロッド、2…ゲート電極、3、206…ソース領域、4、207…ドレイン領域、11、51、101、151…n+ 型Si基板、12、52、102、152…i型Si層、13、53、103、153…n+ 型Si層、17、31…電極、18、57、107…SiO2 膜、201、852…基板、202、853…素子収容層、203、854…素子収容孔、851…第1の基板、855…真空排気用の孔、856…微小機能素子、869…第2の基板

Claims (35)

  1. 一主面の所定位置に設けられた一つまたは複数のマウント領域を有する第1の基板の上記マウント領域に微小構造体をマウントする工程と、
    上記第1の基板の上記マウント領域にマウントされた上記微小構造体を第2の基板上に転写する工程とを有する
    ことを特徴とする微小構造体のアッセンブリ方法。
  2. 上記微小構造体は微小機能素子であることを特徴とする請求項1記載の微小構造体のアッセンブリ方法。
  3. 上記第1の基板は上記マウント領域に上記微小構造体をチャッキングすることができるように構成されていることを特徴とする請求項1記載の微小構造体のアッセンブリ方法。
  4. 気圧差、静電引力または磁力により上記微小構造体をチャッキングすることができるように構成されていることを特徴とする請求項3記載の微小構造体のアッセンブリ方法。
  5. 上記第2の基板はあらかじめ形成された配線および/または素子を有することを特徴とする請求項1記載の微小構造体のアッセンブリ方法。
  6. 上記第2の基板上に上記微小構造体を転写した後、上記微小構造体同士または上記微小構造体と他の素子とを接続するための配線を形成することを特徴とする請求項1記載の微小構造体のアッセンブリ方法。
  7. 上記配線を印刷またはめっきにより形成することを特徴とする請求項1記載の微小構造体のアッセンブリ方法。
  8. 上記マウント領域は、上記第1の基板の上記一主面に設けられ、上記微小構造体に対応した形状を有する凹部からなることを特徴とする請求項1記載の微小構造体のアッセンブリ方法。
  9. 上記凹部は上記一主面内において形状異方性を有することを特徴とする請求項8記載の微小構造体のアッセンブリ方法。
  10. 上記第2の基板の一主面に、上記第1の基板の上記凹部の位置に合わせて、上記微小構造体に対応した形状を有する凹部が設けられていることを特徴とする請求項8記載の微小構造体のアッセンブリ方法。
  11. 上記第1の基板の上記一主面に上記マウント領域の数以上の数の上記微小構造体を供給することを特徴とする請求項1記載の微小構造体のアッセンブリ方法。
  12. 上記第1の基板の上記一主面に上記マウント領域の数以上の数の上記微小構造体を供給した後、上記第1の基板の上記一主面にラビング処理を施すことを特徴とする請求項11記載の微小構造体のアッセンブリ方法。
  13. 上記第2の基板上に熱または光により固化する密着層をあらかじめ形成しておき、上記第2の基板上に上記微小構造体を転写した後、上記密着層を固化することを特徴とする請求項11記載の微小構造体のアッセンブリ方法。
  14. 上記第1の基板の上記一主面に上記第2の基板上に形成する上記密着層の材質に合わせた表面処理を行っておき、上記密着層が上記第1の基板に付着しないようにしたことを特徴とする請求項13記載の微小構造体のアッセンブリ方法。
  15. 上記第2の基板として上記微小構造体の作製温度以下の耐熱温度を有する基板を用いることを特徴とする請求項1記載の微小構造体のアッセンブリ方法。
  16. 上記第2の基板を枚葉式に供給することを特徴とする請求項1記載の微小構造体のアッセンブリ方法。
  17. 上記第2の基板が可撓性を有し、ロール・ツー・ロールにより上記第1の基板から上記微小構造体を上記第2の基板上に転写することを特徴とする請求項1記載の微小構造体のアッセンブリ方法。
  18. 上記微小構造体の長手方向がロールの回転軸に平行になるように上記第1の基板から上記微小構造体を上記第2の基板上に転写することを特徴とする請求項17記載の微小構造体のアッセンブリ方法。
  19. 上記第1の基板の上記一主面に上記マウント領域の数以上の数の上記微小構造体を供給した後、マウントされなかった上記微小構造体を回収して再利用することを特徴とする請求項11記載の微小構造体のアッセンブリ方法。
  20. 静電引力以外の吸着力により上記第1の基板の上記マウント領域に上記微小構造体をチャッキングする場合において、上記第1の基板に除電機能を持たせるようにしたことを特徴とする請求項1記載の微小構造体のアッセンブリ方法。
  21. 上記第1の基板として気圧差によるチャッキング機能を有するものを使用する場合、その第1の基板の一部に多孔質焼結基板を用いることを特徴とする請求項1記載の微小構造体のアッセンブリ方法。
  22. 上記第1の基板として気圧差によるチャッキング機能を有するものを使用する場合、上記第1の基板が、上記微小構造体を一時的に固定化するための第1の層と、真空排気を行うための第2の層とからなる2層構造を有することを特徴とする請求項1記載の微小構造体のアッセンブリ方法。
  23. 上記第1の層が金属層であり、上記第2の層がガラス基板であることを特徴とする請求項22記載の微小構造体のアッセンブリ方法。
  24. 上記第1の層および/または上記第2の層にエッチング加工したシリコン基板を用いることを特徴とする請求項22記載の微小構造体のアッセンブリ方法。
  25. 上記第2の層として焼結多孔質基板を用いることを特徴とする請求項22記載の微小構造体のアッセンブリ方法。
  26. 上記第1の層として樹脂層を用いることを特徴とする請求項22記載の微小構造体のアッセンブリ方法。
  27. 上記第1の層として水ガラス系材料層を用いることを特徴とする請求項22記載の微小構造体のアッセンブリ方法。
  28. 上記第2の層が2層構造を有することを特徴とする請求項22記載の微小構造体のアッセンブリ方法。
  29. 上記第2の層が3層以上の多層構造を有することを特徴とする請求項22記載の微小構造体のアッセンブリ方法。
  30. 上記第2の層が3層以上の多層構造であり、その中間層に少なくとも一層以上の多孔質アルミナ系材料を用いることを特徴とする請求項22記載の微小構造体のアッセンブリ方法。
  31. 一主面の所定位置に設けられた一つまたは複数のマウント領域を有する基板上に上記マウント領域の数以上の数の微小構造体を供給する工程と、
    上記基板上に上記微小構造体を供給した後、上記基板の上記一主面にラビング処理を施す
    ことを特徴とする微小構造体のアッセンブリ方法。
  32. 一主面の所定位置に設けられた一つまたは複数のマウント領域を有する第1の基板と、
    上記第1の基板の上記マウント領域にマウントされる微小構造体を転写するための第2の基板とを有する
    ことを特徴とする微小構造体のアッセンブリ装置。
  33. 上記第1の基板の上記マウント領域に上記微小構造体をマウントした後、上記微小構造体を上記第2の基板上に転写するようにしたことを特徴とする請求項32記載の微小構造体のアッセンブリ装置。
  34. 一主面の所定位置に設けられた一つまたは複数のマウント領域を有する第1の基板の上記マウント領域に微小構造体をマウントする工程と、
    上記第1の基板の上記マウント領域にマウントされた上記微小構造体を第2の基板上に転写する工程とを有する
    ことを特徴とする電子応用装置の製造方法。
  35. 一主面の所定位置に設けられた一つまたは複数のマウント領域を有する基板上に上記マウント領域の数以上の数の上記微小構造体を供給する工程と、
    上記基板上に上記微小構造体を供給した後、上記基板の上記一主面にラビング処理を施す
    ことを特徴とする電子応用装置の製造方法。
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