JP2005196577A - 自動販売機、自動販売機の商品搬送方法 - Google Patents

自動販売機、自動販売機の商品搬送方法 Download PDF

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Abstract

【課題】商品搬送ユニット上の先頭商品をバケット側へ確実に搬送する。
【解決手段】非接触センサの検出結果に基づいて、第1駆動機構が第1駆動ベルトの駆動を停止させてから、非接触センサが先頭商品を継続して検出する期間を計る測定器と、測定器で計られる期間が予め定められた期間に達したかどうかを判別し、測定器で測られる期間が予め定められた期間に達した場合、第1駆動機構に対して第1駆動ベルトを先頭商品側へ所定長搬送させるための駆動信号を供給し、その後、非接触センサが先頭商品を検出状態から検出しなくなった場合、第2駆動機構に対して第2駆動ベルトの駆動を停止するための停止信号を供給する制御部と、を備えたことを特徴とする。
【選択図】 図4

Description

本発明は、自動販売機、自動販売機の商品搬送方法に関する。
自動販売機の内部に載置されている商品や商品を販売する仕組みを顧客が外部から視認することができる、所謂シースルー型の自動販売機が知られている。図10に従来のシースルー型の自動販売機の構成を示す。自動販売機は、箱状の筐体10と、筐体10の前面に扉式に開閉される前面パネル13とを備えている。前面パネル13には、商品の購入に際して顧客が入力操作するための操作パネル14、投入金額や釣銭金額等が表示される表示パネル15、紙幣およびコインの収受を行う金銭収受装置16、顧客が商品を取り出すための商品払出部17、釣銭を返却するための釣銭払出部18、施錠装置19、等が設けられている。
筐体10の内部には、上下(Y方向)に並ぶ複数の棚板28によって仕切られた複数の収納棚50が設けられている。収納棚50には商品ケース30が収納されている。缶ジュース、缶ビール、菓子類等、この自動販売機で販売される各種の商品40は、この商品ケース30に収納される。商品ケース30の内部には、商品ケース30内の空間を自動販売機の左右方向(―X、+X方向)に仕切る仕切板65が設けられ、仕切板65によって商品を収納するためのスペースである複数の商品コラム39が形成されている。商品40は、商品コラム39に前後方向(−Z,Z方向)に縦列された状態で収容されている。筐体10の内部には、商品ケース30に収納されている商品40を商品払出部17のところまで移送するための商品移送装置90が設けられている。商品移送装置90は、それ自体、図示しない水平移動機構及び垂直移動機構によって支持され、商品移送装置90は前面パネル13と収納棚50との間の空間内の任意の位置に移動する。なお、自動販売機の筐体10の内部には、筐体10の内部を冷却もしくは加温するための温度制御装置21が収納されている。
図11(a)に示すように、商品コラム39の底部には、商品40を商品移送装置90に搬出するための機構である搬送ベルト43が設けられている。この自動販売機において、商品40は搬送ベルト43上に前後方向(図10において−Z,+Z方向)に縦列されて載置される。商品40は搬送ベルト43が駆動されることにより自動販売機の前後方向に搬送される。商品移送装置90の内部に形成され、商品40が収容されるバケットの商品コラム39側に開口する左右側面には、それぞれ光学センサ97の発光部と受光部とが設けられている。商品コラム39から商品移送装置90に搬送されてくる商品40が光学センサ97の発光部と受光部の間を通過すると、発光部から受光部に入射される光が商品40によって遮断され、これにより商品40が商品移送装置90に搬送されてきたことが検知される。商品移送装置90の底部には、コンベアユニット41によって搬送されてくる商品40を商品移送装置90内のバケットに取り込むための機構であるバケットベルト92が設けられ、商品40はこのバケットベルト92の作用により確実に商品移送装置90内に収容される。
この自動販売機により商品40が販売される仕組みについて説明する。顧客が金銭収受装置16に金銭を投入すると、操作パネル14が操作受付状態となる。顧客が操作パネル14を操作して購入しようとする商品40の商品番号を入力すると、入力された商品番号に対応する商品コラム39のところまで商品移送装置90が移動する。次に搬送ベルト43が駆動を開始し、搬送ベルト43上に載置されている商品40を商品移送装置90のバケットに収容するための一連の動作が開始される。
上記一連の動作について説明する。まず、図11(a)の状態を商品移送装置90が商品コラム39のところまで搬送されてきた直後の初期状態とする。この状態で搬送ベルト43が駆動を開始し、搬送ベルト43上に載置されている商品40の商品移送装置90側に向けた搬送が開始される(図11(b))。前記搬送により搬送ベルト43の最も商品移送装置90寄り(以下、先頭と称する)に載置されている商品40(以下、先頭商品40と称する)が商品移送装置90のところまで搬送されて、先頭商品40が商品移送装置90のバケットベルト92に接触すると、先頭商品40は、バケットベルト92によって商品移送装置90内に引き込まれる(図11(c))。この時、搬送ベルト43により繰り出されてきた商品40により光学センサ97の光路が遮断され、この検知から所定時間経過後に搬送ベルト43の駆動が停止される。このとき、後続する商品40(以下、後続商品40と称する)は駆動を停止した搬送ベルト43上に留められる。一方、バケットベルト92は、搬送ベルト43が停止した後も駆動された状態のままであり、これにより先頭商品40はバケットに取り込まれる。そして、先頭商品40が商品移送装置90に収容されて再び光学センサ97の光路が開放されると、バケットベルト92は駆動を停止する(図11(d))。
特開2002−24932号公報
上述の一連の動作においては、搬送ベルト43は、商品40が光学センサ97の光路を遮断してから所定時間経過後に停止させている。ここで、商品40が光学センサ97の光路を遮断してから所定時間経過後では、バケットベルト92の上面が矢印方向に移動するのみで、バケットベルト92の上面と先頭商品40の下面との間に生じる摩擦力にて先頭商品40をバケット内に取り込むこととなる。しかしながら、商品40の形状によっては、光学センサ97の光路が遮断された状態の時に商品40の重心が搬送ベルト43側にかかっている場合がある。この場合、バケットベルト92の上面と先頭商品40の下面との間に生じる摩擦力だけでは先頭商品40をバケット内に取り込むことができず、光学センサ97の光路がいつになっても遮断のままとなり、顧客に商品を販売することができなくなる恐れがある。このような場合、仮に、商品移送装置90を商品払出部17まで無理に移動させようとすると、バケットに乗りかかっていた先頭商品40が商品移送装置90の移動過程において、前面パネル13と収納棚50との間の空間に落下してしまい、その結果、顧客に商品40が行き渡らないばかりか顧客に投入金銭の返金もできず、顧客に多大な迷惑をかけることとなる。更に、前面パネル13と収納棚50との間の空間に先頭商品40が落下した場合、先頭商品40自体を破損する他、落下した先頭商品40が商品移送装置90の移動軌跡を妨害して商品移送装置90さえも破損する恐れがある。
そこで、本発明は、商品搬送ユニット上の先頭商品をバケット側へ確実に搬送できる自動販売機、自動販売機の商品搬送方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明のうち主たる発明は、商品列を先頭商品側へ搬送する第1駆動ベルトを有する商品搬送ユニットと、前記第1駆動ベルトを駆動する第1駆動機構と、前記商品搬送ユニットと対向して前記商品列の先頭商品を取得する商品取得口、前記商品取得口の反対側に位置する商品払出口、前記商品取得口から前記商品払出口へ前記先頭商品を搬送する第2駆動ベルトを有するバケット装置と、前記第2駆動ベルトを駆動する第2駆動機構と、前記商品搬送ユニットから前記バケット装置へ通過する前記先頭商品を検出する非接触センサと、を備え、前記非接触センサが前記先頭商品を検出したときの検出結果に基づいて、前記第1駆動機構が前記第1駆動ベルトの駆動を停止させ、所定時間後に、前記第2駆動機構が前記第2駆動ベルトの駆動を停止させる自動販売機において、前記非接触センサの前記検出結果に基づいて、前記第1駆動機構が前記第1駆動ベルトの駆動を停止させてから、前記非接触センサが前記先頭商品を継続して検出する期間を計る測定器と、前記測定器で計られる前記期間が予め定められた期間に達したかどうかを判別し、前記測定器で測られる前記期間が前記予め定められた期間に達した場合、前記第1駆動機構に対して前記第1駆動ベルトを前記先頭商品側へ所定長搬送させるための駆動信号を供給し、その後、前記非接触センサが前記先頭商品を検出状態から検出しなくなった場合、前記第2駆動機構に対して前記第2駆動ベルトの駆動を停止するための停止信号を供給する制御部と、を備えたことを特徴とする。
この自動販売機によれば、非接触センサにて形成された光路が遮断される期間に応じて、一度停止した第1駆動ベルトを再度駆動させるため、先頭商品をバケット装置に確実に搬送することが可能となる。
また、かかる自動販売機において、前記制御部は、前記第1駆動ベルトが前記駆動信号に基づいて前記所定長搬送したときに、前記非接触センサが前記先頭商品を継続して検出している場合、前記商品列を形成する商品の販売動作を中止させることを特徴とする。この自動販売機によれば、一度停止した第1駆動ベルトを再度所定長駆動した後においても、非接触センサが先頭商品を検出している場合には、商品の販売動作を中止する。これにより、顧客に投入金銭を返却したり、他の商品搬送ユニットに載置されている商品を購入する契機を与えたりすることが可能となり、顧客に迷惑がかかるのを防止することができる。更には、商品およびバケット装置等の破損も防止することが可能となる。
また、かかる自動販売機において、前記制御部は、前記第1駆動ベルトが前記駆動信号に基づいて前記所定長搬送したときに、前記非接触センサが前記先頭商品を継続して検出している場合、前記第1駆動機構に対して前記駆動信号を供給する動作を、所定回数繰り返すことを特徴とする。この自動販売機によれば、先頭商品をバケット装置により一層確実に搬送することが可能となる。
また、かかる自動販売機において、前記制御部は、前記第1駆動ベルトが前記駆動信号に基づいて前記所定長ずつ前記所定回数搬送したときに、前記非接触センサが前記先頭商品を継続して検出している場合、前記商品列を形成する商品の販売動作を中止させることを特徴とする。この自動販売機によれば、顧客に迷惑がかかることの防止、更には、商品およびバケット装置等の破損を防止することが可能となる。
また、かかる自動販売機において、前記計測器は、タイマであることとしてもよい。更に、前記計測器は、所定周波数のクロックにてカウントを行うカウンタであることとしてもよい。タイマ、カウンタの何れを適用しても、非接触センサが商品を継続して検出する期間を確実に計ることが可能となる。
また、かかる自動販売機において、前記所定長は、前記商品列を形成する商品の搬送方向における長さ未満であることを特徴とする。この自動販売機によれば、第1駆動ベルトを所定長だけ先頭商品側へ搬送する際、先頭商品の背後で商品列を形成する次販商品までもがバケット装置内へ搬送されてしまうことを防止できる。
また、かかる自動販売機において、前記商品搬送ユニットを複数有し、前記バケット装置は、前記搬送方向と直交する方向を移動して前記複数の商品搬送ユニットの何れかと選択的に対向し、前記所定長は、前記複数の商品搬送ユニットで搬送される複数の商品列を形成する商品の搬送方向における平均長さ未満であることを特徴とする。この自動販売機によれば、複数の商品搬送ユニット全ての所定長が同じとなる。これにより、商品の種類に応じて所定長を変更する必要が無くなり、市場において所定長の変更が制御部からの制御出力によって容易となる。
更に、商品列を先頭商品側へ搬送する第1駆動ベルトを有する商品搬送ユニットと、前記第1駆動ベルトを駆動する第1駆動機構と、前記商品搬送ユニットと対向して前記商品列の先頭商品を取得する商品取得口、前記商品取得口の反対側に位置する商品払出口、前記商品取得口から前記商品払出口へ前記先頭商品を搬送する第2駆動ベルトを有するバケット装置と、前記第2駆動ベルトを駆動する第2駆動機構と、前記商品搬送ユニットから前記バケット装置へ通過する前記先頭商品を検出する非接触センサと、を備え、前記非接触センサが前記先頭商品を検出したときの検出結果に基づいて、前記第1駆動機構が前記第1駆動ベルトの駆動を停止させ、所定時間後に、前記第2駆動機構が前記第2駆動ベルトの駆動を停止させる自動販売機の商品搬送方法において、前記非接触センサの前記検出結果に基づいて、前記第1駆動機構が前記第1駆動ベルトの駆動を停止させてから、前記非接触センサが前記先頭商品を継続して検出する期間を計り、前記非接触センサが前記先頭商品を継続して検出する前記期間が予め定められた期間に達したかどうかを判別し、前記期間が前記予め定められた期間に達した場合、前記第1駆動機構に対して前記第1駆動ベルトを前記先頭商品側へ所定長搬送させるための駆動信号を供給し、その後、前記非接触センサが前記先頭商品を検出状態から検出しなくなった場合、前記第2駆動機構に対して前記第2駆動ベルトの駆動を停止するための停止信号を供給する、ことを特徴とする自動販売機の商品搬送方法も実現可能である。
本発明によれば、非接触センサにて形成された光路が遮断される期間に応じて、一度停止した第1駆動ベルトを再度駆動させるため、先頭商品をバケット装置に確実に搬送することが可能となる。
本明細書および添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
図1に本発明の一実施例として説明する自動販売機の外観構成を示している。図1(a)は自動販売機の正面図であり、図1(b)は自動販売機を側方から見た断面図である。この自動販売機は、例えば、缶、ビン、ペットボトル、紙パックに封入された飲料、カップ等の容器に収容された乳製品や菓子等、様々な形状及び大きさを有する商品を販売することができる。自動販売機の筐体10の前面には、開閉可能な扉式のパネルである前面パネル13が設けられている。この自動販売機は、いわゆるシースルー型の自動販売機である。前面パネル13には透明板が組み込まれており、顧客が自動販売機の内部に収納されている商品40や商品40の販売動作等、自動販売機内部の状態を、外から透視することができるようになっている。
前面パネル13の透明板以外の部分には、購買しようとする商品40の選択に際して顧客が入力操作をするための操作パネル14、投入金額・釣り銭金額・商品番号などの各種情報が表示される表示パネル15、紙幣及びコインの収受を行う金銭収受装置16、顧客が商品40を取り出すための商品払出部17、釣り銭を返却するための釣り銭払出部18、施錠装置19等が設けられている。
筐体10の内部には、上下に並ぶ複数の棚板28によって仕切られた複数の収納棚50が設けられている。これら収納棚50にはそれぞれ商品ケース30が収納されており、この自動販売機で販売される商品40は、商品ケース30に収納される。商品ケース30は、例えば、収納棚50の前後方向にスライド式に格納される。また、商品ケース30の内部には、商品ケース30内の空間を前後方向に仕切る仕切板65が設けられ、仕切板65によって商品を収納するためのスペースである複数の商品コラム39が形成されている。商品40は、商品コラム39に前後方向(図1において−Z,Z方向)に縦列された状態で収容されている。
自動販売機には、商品ケース30に収納されている商品40を商品払出部17まで移送するための商品移送装置90(バケット装置)が設けられている。商品移送装置90は、それ自体、図示しない水平移動機構及び垂直移動機構によって支持されており、これらの機構により商品移送装置90は、前面パネル13と収納棚50との間の空間内の任意の位置に移動することができるようになっている。なお、自動販売機内部(図1では筐体10の下部)には、自動販売機に収容されている商品40を冷却もしくは加温するための温度制御装置21が収納されていることもある。
図2に商品ケース30及びその周辺の構造を前方側斜め上方から見た分解斜視図を示している。商品ケース30の内部空間は、商品ケース30の所定位置に設けられた仕切板65により仕切られている。商品ケース30は、略長方形状の底面板31を有している。底面板31の後端部には、所定高さの背板32が形成されている。また、底面板31の両端部には、所定高さの側板33が形成されている。仕切板65は略長方形状を呈し、その前後方向の長さは、商品ケース30の奥行長とほぼ同じ長さである。仕切板65の下端の所定位置にはL字状の鍵部66が形成されている。また、仕切板65の後方端には突板部67が形成されている。仕切板65は、鍵部66を商品ケース30の底面板31に設けられているスリット35に挿入し、かつ、突板部67を商品ケース30の背板32に形成されているスリット34に挿入することにより商品ケース30に装着される。このような構造により仕切板65は容易に商品ケース30の任意の位置に装着することが可能となっている。
仕切板65によって形成される各商品コラム39の底部には、商品40を前後方向(−Z,Z方向)に移動させるためのコンベアユニット41(商品搬送ユニット)が装着される。コンベアユニット41は、前後方向に駆動される搬送ベルト43と、搬送ベルト43を支持しているコンベア基台45とを有する。搬送ベルト43に載置されている商品40(図2において不図示)は、搬送ベルト43によって前後方向に搬送される。搬送ベルト43は、合成繊維の帯状織布を環状(エンドレス)に繋いだものであり、その両端部に沿って、後述する背凭れ板60を搬送ベルト43の所定位置に固定するためのスプロケット穴44が自動販売機の前後方向に一定の間隔(ピッチ)で設けられている。搬送ベルト43は、コンベア基台45の前端側及び後端側に設けられているプーリ54に張架されている。
コンベア基台45の下部には、L字状の鍵部42が設けられている。コンベアユニット41は、鍵部42を商品ケース30に設けられているスリット35に嵌入させることにより商品ケース30の底面板31に装着される。この構造によりコンベアユニット41は商品40の大きさや商品40の種類等に応じて商品ケース30の任意の位置に装着することが可能である。
図3に商品コラム39と商品移送装置90が対峙する部分の要部構成の一例を示す側面図を示している。コンベアユニット41の前端部には、商品移送装置90側から搬送ベルト43を駆動させるための動力を受ける歯車53が設けられている。この歯車53が商品移送装置90に設けられている歯車機構94と噛合されることにより、搬送ベルト43を動かすための動力が商品移送装置90から伝達される。コンベアユニット41の前端部には、商品40をコンベアユニット41の前端位置に留めるようにするための可動ストッパ70が設けられている。可動ストッパ70は、ストッパ部72とガイド部74とが一体となった構造である。ストッパ部72の前面には、例えば、その商品コラム39に収納されている商品40の商品名称や商品番号、商品価格等の表示部としても利用される。ストッパ部72の背面に商品40が当接することにより、商品40がコンベアユニット41の前端位置に留められる。ガイド部74は、プーリ54に張架される搬送ベルト43の前端部分を覆うように形成されている。
可動ストッパ70は、コンベア基台45のコンベアユニット41の前端部に軸支され、ストッパ部72は図示しないバネ等の弾性部材によりコンベアユニット41の後方側に付勢されている。ストッパ部72の下側には、商品移送装置90側に設けられている後述するレバー931からの押し下げ力を受けるために受け部73が形成されている。受け部73は、商品コラム39の前方に商品移送装置90が位置(対向)したとき(移動してきたとき)に商品移送装置90側に設けられているレバー機構93のレバー931によって斜め下方に押し下げられる。このレバー931の作用によりストッパ部72が商品コラム39の前方側を回り込むようにして下方に待避され、商品コラム39から商品移送装置90への商品40の搬送通路が開放され、商品コラム39側からバケット91へ商品を搬送可能な状態となる。搬送ベルト43やバケットベルト92の作用により商品40が商品移送装置90に収容されると、商品移送装置90が商品払出部17に向けて移動を開始し、これによりストッパ部72は図示しないバネにより付勢されて再び元の位置に復帰する。
コンベア基台45には、直立に自立させた状態で背凭れ板60が装着されている。背凭れ板60の底部には、図示しない突起部が設けられている。背凭れ板60は、この突起部を搬送ベルト43のスプロケット穴44に嵌入することによりコンベア基台45に着脱自在に装着される。背凭れ板60は、搬送ベルト43が駆動するのに伴って自動販売機の前後方向に移動する。背凭れ板60は、その最後尾に載置されている商品40に当接している。つまり、搬送ベルト43上に載置されている商品40は、搬送ベルト43の駆動力と背凭れ板60からの押出力とによって確実に自動販売機の前方側(+Z方向)に繰り出されることになる。
<制御部>
図4にこの自動販売機の各種の機能を実現している制御部を示している。主制御部410は、自動販売機の各種の機能を統括的に制御するものであり、CPU411、ROM412、RAM413、周辺回路414等を有するマイクロコンピュータである。CPU411は、ROM412から読み出されたプログラムデータの解読結果に従って複数の従制御部群420を統括制御する。RAM413には、CPU411で論理演算される作業データ(ワークデータ)や従制御部群420から供給される各種データ等が記憶される。ROM412にはプログラムデータ、参照テーブルデータ等が予め記憶されている。
なお、ROM412は、データを製造工程で焼き付け固定するマスクROM、データを紫外線消去することによりデータを繰り返し書き込み/読み出しできるEPROM、EEPROM等の不揮発性記憶素子で構成される。RAM413は、SRAM等の揮発性素子により構成される。RAM413のデータはバックアップ電源により保持されている。尚、RAM413については、データの書き換えが可能なEEPROMを採用してもよい。
主制御部410には、操作パネル14や表示パネル15を制御する入出力制御部421、金銭収受に関する制御を行う金銭収受制御部422、商品移送装置90それ自体のXY面内での移動や商品移送装置90が備える各種の機構を制御する商品移送制御部423等の従制御部群420が接続している。従制御部群420を構成するいずれの回路も主制御部410と同様に、それぞれ、CPU、ROM、RAM、周辺回路等を備えて構成される。
<商品移送装置の一例>
図5は商品移送装置90を自動販売機の後方かつ上方右側(図1において−X,+Y,−Z方向側)から眺めた一部分解斜視図である。この図に示すように、商品移送装置90の商品コラム39側(商品取得口)は開口しており、搬送ベルト43によって搬送されてくる商品40を収容するための空間であるバケット91が形成されている。商品移送装置90には、コンベアユニット41の搬送ベルト43によって搬送されてくる商品40をバケット91内に収容するための機構であるバケットベルト92、ストッパ部72をコンベアユニット41の下方側に移動させるための機構であるレバー機構93、バケット91に収容されている商品40を商品払出部17に払い出すための機構である商品払出機構99、搬送ベルト43の駆動力をコンベアユニット41に供給するための機構である歯車機構94、バケットベルト92、レバー機構93、歯車機構94をそれぞれ駆動するための動力を供給する動力機構95等が設けられている。なお、動力機構95は、モータ、ギア、プーリ等の部品を組み合わせることにより構成されている。商品移送装置90のバケット91の商品コラム39側には、バケット91の両側面に埋設されるようにして光学センサ97が設けられている。また、動力機構95と組み合わせて、光学センサ97を商品移送装置90から突出させたり収容したりするための光学センサ出し入れ機構99が設けられている。以上に説明した商品移送装置90に設けられる各種の機構は、上述した制御回路の一つである商品移送制御部423によって統括的に制御されている。
商品移送装置90に備えられている各種の機構について詳述する。商品移送装置90を自動販売機の前方(図1において+Z方向)側から眺めた場合に左手に位置する側面(以下、左側板901と称する。またこの左側板901に対向する商品移送装置90の側面を右側板902と称する)には、レバー機構93、歯車機構94、動力機構95、光学センサ出し入れ機構99等の構成部品が設けられている。モータ903は、レバー機構93、歯車機構94、動力機構95、光学センサ出し入れ機構99を作動させるための動力を供給するための動力源である。モータ903の駆動電力は、図示しない電源ケーブル等を介して自動販売機内に設けられている図示しない電源装置から供給される。モータ903は、図示しない信号線を介して商品移送装置制御部423に接続されており、モータ903は、商品移送装置制御部423によって、正転駆動、逆転駆動、停止、の少なくとも3つの動作モードで動作させることができる。モータ903によって発生された駆動力は、モータ903のシャフト(不図示)に取り付けられているウォーム905、ウォームホイール906、アイドルギア群907を介して、メインギア910に伝達される。
光学センサ97は、商品移送装置90の両側面901,902に設けられている。光学センサ97は、発光素子912と受光素子913の一対の部品で構成されている。発光素子912及び受光素子913は、それぞれ商品移送装置90のいずれかの一方の側面901,902の商品コラム39側の端部に所定高さ位置で、発光素子912から出射する光が受光素子913に効率よく入射する向きにそれぞれ対向するようにして設けられている。発光素子912及び受光素子913は、それぞれ直方体状の素子ケース914,915に収容された状態で商品移送装置90に設けられている。これら素子ケース914,915は、それぞれ自動販売機の前後方向(図1において−Z,+Z方向)にスライド可能に商品移送装置90に設けられている。
商品移送装置90のバケットベルト92の下方には、商品移送装置90の幅方向に貫通するカム駆動軸923が設けられている。カム駆動軸923はその両端が商品移送装置90の両側面901,902に軸支されている。カム駆動軸923の所定位置には、レバー機構93のレバー931及び歯車機構94の歯車941をそれぞれ駆動させるための図示しないカム機構が設けられている。一方、メインギア910の下方には、カム駆動ギア922が設けられている。カム駆動ギア922の中心孔924は、カム駆動軸923の端部に軸支されている。
図6は商品移送装置90の左側面901に設けられている機構を示した部分説明図であり、図6(a)は素子ケース914が商品移送装置90内に収容されている状態を、図6(b)は素子ケース914が商品移送装置90内から突出されている状態を、それぞれ示している。素子ケース914の商品移送装置90の前方側(自動販売機の前方側、商品払出口)には、商品移送装置90の左側板901にそれぞれ回動自在に軸支されるアーム918の一端が、素子ケース914に係止されている。アーム918の所定位置には、メインギア910側に突出させて突起920が設けられている。メインギア910の左側板901側の面内には、カム溝9101が形成されている。アーム918は、その突起920をカム溝9101に挿入させるようにして商品移送装置90に取り付けられている。
バケットベルト92は、ベルト基台9201とベルト基台9201の前後方向(−Z,Z方向)両端に設けられた2つのプーリ9202,9203と、これらプーリ9202,9203に張架されているベルト9204とを含んで構成される。ベルト基台9201は、その商品コラム39側の端部において左側面板901及び右側面板902に回動自在に軸支されている。アーム918の一端は、ベルト基台9201の中央付近に軸支されている。アーム918の突起920が設けられている位置には、突起920と同軸に支持アーム927の上端が軸支されている。また、支持アーム927の下端は左側板901に軸支されている。以上の機構により、支持アーム927は、左側板901に軸支されている下端部分を支点として動くことができる。なお、商品移送装置90には、右側板902側においても、以上に説明した右側板901側とほぼ同様の構成が備えられている。但し、右側面902側にはメインギア910に相当する構成は設けられていない。一方、右側板902側には、左側板901には無い構成として、バケットベルト92を駆動させるためのモータ及び動力伝達機構、歯車機構94の歯車941を回転させるためのモータ及び動力伝達機構等が設けられており、前記モータも商品移送装置制御部423によって制御される。
次に、図6とともに光学センサ97が出し入れされる仕組みについて説明する。まず初期状態として、レバー931、歯車941、光学センサ97の素子ケース914が収納されている状態(図6(a))であったとする。この状態でモータ903を、メインギア910を図6(a)に示す矢印の方向に回転させるように正転駆動させると、アーム918の突起920がカム溝9101の軌道に従ってメインギア910の外周側に移動して、光学センサ97の素子ケース914が商品コラム39側に突出される。一方、アーム918の突起920がメインギア910の外周側に移動するのにともなって、ベルト基台9101に軸支されているアーム918の下端が上昇し、ベルト基台9101が水平な状態となる。一方、メインギア910から伝達される動力によりカム駆動ギア922が駆動し、これに伴うカム機構925の作用によってレバー機構93のレバー931及び歯車機構94の歯車941が商品コラム39側に突出してくる。そして、素子ケース914,915、レバー931、歯車941がそれぞれ完全に商品コラム39側に押し出された状態でモータ903の駆動を停止させると、商品移送装置90は図6(b)に示す状態となる。
次に、図6(b)に示す状態においてモータ903を、メインギア910を図6(b)に示す矢印の方向に回転させるように逆転駆動させると、アーム918は、その突起920部分がカム溝9101の軌道に沿って変位し、これにより素子ケース914はアーム918によって商品移送装置90内に収容される。また、ベルト基台9101に軸支されているアーム918の下端が下降し、ベルト基台9101は傾斜した状態となる。なお、ベルト基台9101を傾斜させているのは、重力を利用して商品40を確実に商品移送装置90内に収容するためである。
一方、メインギア910から伝達される動力によりカム駆動ギア922が先ほどとは逆向きに回転し、押し出されていたレバー931及び歯車941が、商品移送装置90内に収容される。そして、素子ケース914、レバー931、歯車941がそれぞれ完全に商品移送装置90に収容されたところでモータ903の駆動を停止させると、商品移送装置90は再び図6(a)に示す状態に復帰する。
なお、以上では商品移送装置90の左側面901側に設けられている機構について説明したが、商品移送装置の右側面902側にも同様の機構が設けられており、以上と同様の仕組みにより素子ケース915は商品移送装置90から出し入れされることになる。
<商品の搬送動作>
次に、以上の構成からなる本実施例の自動販売機において、搬送ベルト43上に載置されている商品40を商品移送装置90のバケット91に収容するための一連の動作について説明する。図7は、商品コラム39から商品移送装置90に商品40が搬送される様子を時系列的に示した図であり、商品コラム39に収容されている搬送ベルト43、商品移送装置90及びバケットベルト92の構成を側面側から眺めた説明図である。また、図8は、上記処理における搬送ベルト43の駆動状態、バケットベルト92の駆動状態、及び光学センサ97の検知状態を示すタイミングチャートである。更に、図9は、光学センサ97が遮断の検知状態を予め定められた時間以上継続した場合の搬送ベルト43とバケットベルト92の駆動状態を示すタイミングチャートである。特に、図9のタイミングチャートは、図8のタイミングチャートの時刻T2乃至T6において、光学センサ97が遮断を継続して時間TX以上検出した場合を説明するものである。なお、このタイミングチャートに示す制御は、商品移送装置制御部423によって行われる。
<<光学センサ97が遮断を検知する継続時間が時間TX未満の場合>>
顧客の購買操作に応じて商品移送装置90が商品コラム39のところまで移動して、商品コラム39に載置されている商品を商品移送装置90に収容する場合には、まず、図7(a)の状態を初期状態として、図8のタイミングチャートに示す動作を実行する。つまり、メインギア910がモータ903の駆動力を伝達されて図6の時計方向へ所定角度だけ回動(正転)して停止する(時刻T0乃至T1)。これにより、図3に示すように、商品移送装置90側に設けられている歯車機構94は、コンベアユニット41側に設けられている歯車53と噛合し、商品移送装置90側に設けられて歯車機構94を回転させるべく駆動力を伝達するモータ(不図示)からの駆動力に従って、歯車53は搬送ベルト43の上面を+Z方向へ搬送させることが可能な状態となる。そして、時刻T2が到来すると(時刻T1乃至T2は例えば200ms)、搬送ベルト43の上面が商品40を商品移送装置90に向けて搬送する方向(以下、正方向と称する)に駆動を開始する。また、このときバケットベルト92の上面も商品40を商品移送装置90内に収容する方向(以下、正方向と称する)に他のモータ(不図示)からの駆動力が伝達されて駆動を開始する。これにより搬送ベルト43上に載置されている商品40が、商品移送装置90側に繰り出される。尚、搬送ベルト43およびバケットベルト92が駆動を開始するタイミングは、時刻T2のように同時でなくてもよい。例えば、先頭商品をバケット91内に円滑に収容すべく、バケットベルト92の方が搬送ベルト43より僅かに先に駆動を開始してもよい。搬送ベルト43の搬送により搬送ベルト43の最も商品移送装置90寄りに載置されている商品40(以下、先頭商品40と称する)がバケットベルト92に接触すると(図7(b))、先頭商品40は、バケットベルト92の搬送力によって商品移送装置90の内部に引きずり込まれて、先頭商品40は商品移送装置90のバケット91に取り込まれる。
ここで図9に示すように、上記取込みの途中において、搬送ベルト43により繰り出されてきた商品40により光学センサ97の光路が遮断されると(時刻T3)、そのことが検出センサ97により検知される。すなわち、商品40が商品移送装置から所定距離にあることが検知される。そして、商品移送装置制御部423は、上記検知から所定時間(例えば、300ms)経過後に搬送ベルト43駆動用の不図示の前記モータが停止し、搬送ベルト43の駆動を停止させる(時刻T4)(図7(c))。この時、バケットベルト92は駆動されたままである。この搬送ベルト43とバケットベルト92の動作により、先頭商品40だけがバケット91に取り込まれて、後続する商品40(以下、後続商品40と称する)は搬送ベルト43上に留められる。すなわち、先頭商品40と後続商品40との切り離しが行われる。バケットベルト92によって先頭商品40が商品移送装置90の前方側に完全に取り込まれると、遮断されていた光学センサ97の光路は開放されて、光学センサ97の検知状態が透過となる(時刻T5)。すると、商品移送装置制御部423は、光学センサ97の検知状態が透過となってから所定時間(例えば500ms)が経過したところで、バケットベルト92駆動用の不図示の前記モータを停止し、バケットベルト92の駆動を停止させる(時刻T6)(図7(d))。これにより、先頭商品40がバケット91内に取り込まれることとなる。
その後、時刻T7において、搬送ベルト43駆動用の前記モータは逆方向に回転し始める。つまり、搬送ベルト43の上面は−Z方向に移動し始める。そして、時刻T8において(時刻T7乃至T8は例えば200ms)、メインギア910が図6の反時計方向に所定角度だけ回動し、時刻T9において停止する。尚、時刻T9におけるメインギア910の回動位置は、時刻T0のときのメインギア910の回動位置と同じである。これにより、歯車53は時刻T7乃至T8のみ歯車機構94と噛合するので、搬送ベルト43は時刻T7乃至T8の僅かな時間だけ−Z方向に後退する。即ち、搬送ベルト43の僅かな後退によって、次販商品が商品移送装置90側へ出過ぎて停止する不都合を防止し、ストッパ部72が確実に上昇して次の先頭商品40を確実に停止させることが可能となる。
このとき、商品移送装置90のバケットベルト92の商品払出口側は−Y方向にこの傾いており、先頭商品40を取り込んだ状態であり、コンベアユニット41に対しても何ら駆動力を伝達しないフリーの状態となっている。この状態において、商品移送装置90は、商品払出部17の位置まで移動する。商品移送装置90が商品払出部17に到達するのに要する確実な時間を例えば3秒とすると、メインギア910は時刻T9から3秒を経過した時刻T10において、図6の反時計方向へ所定角度回動し、時刻T11にて停止する。メインギア910が時刻T11の位置で停止すると、商品移送装置90の商品払出口側に設けられた不図示の商品搬出用フラッパが、適宜の機構(不図示)によって、開閉をロックされた状態からロック解除された状態となる。その後、時刻T12(時刻T11乃至T12は例えば200ms)においてバケットベルト92駆動用のモータが正方向への回転を開始し、時刻T13において回転を停止する。この時刻T12乃至T13に要する時間を例えば7秒とする。つまり、バケットベルト92は時刻T12乃至T13の間、+Z方向へ駆動される。これにより、バケットベルト92上に載置されている商品40は、―Y方向に傾斜しているバケットベルト92の上面が+Z方向へ駆動されることによって、効果的に商品払出部17へ搬出されることとなる。その後、時刻T14においてメインギア910は時刻T0、時刻T8と同じ回動位置となるべく、図6の時計方向へ所定角度回動し、時刻T15にて停止する。これにより、商品搬出用フラッパの開閉は再びロックされることとなる。商品移送装置90は、商品の払出後、待機位置において次販売の指示を待つこととなる。
<<光学センサ97が遮断を検知する継続時間が時間TX以上の場合>>
本説明において、時刻T3以前と時刻T6以降の説明は図8と同様であるため、その説明を省略することとする。
搬送ベルト43の上面とバケットベルト92の上面がともに+Z方向に駆動され、搬送ベルト43上に載置されている先頭商品40の搬送側が図7(b)の状態となるまで移動し、これにより、時刻T3において光学センサ97の光路が遮断される。その後、時刻T4において、搬送ベルト43駆動用モータは停止し、これにより、搬送ベルト43は停止する。ここで、商品移送制御部423は内部にタイマ423a(測定器)を備えており、このタイマ423aは予めリセットされている。このタイマ423aは、時刻T4で搬送ベルト43が停止すると同時に、換言すれば、時刻T4において商品移送制御部423が搬送ベルト43駆動用モータのための停止信号を出力したことを受けて、計時を開始する。このときのタイマ423aの計時継続時間が時間TX以上であるかどうかを商品移送制御部423は判別する。商品移送制御部423では、タイマ423aの計時継続時間が時間TX未満であるものと判別すると、図8に示すタイミングチャートを実行する。
ところが、商品移送制御部423において、タイマ423aの計時継続時間が時間TXに達したものと判別した場合、先頭商品40が光学センサ97の光路を通過せず、搬送ベルト43からバケットベルト92へ先頭商品がうまく引き渡されていないこととなる。この原因としては、商品40の形状や重さに起因して商品40の重心が光学センサ97の光路を遮断する過程で搬送ベルト43側へかかる場合などが挙げられる。このような場合、搬送ベルト43が停止した状態でバケットベルト92のみを+Z方向へ駆動しても、先頭商品40をバケット91内に引き込むことができない可能性がある。そこで、商品40の販売を確実とするために、バケットベルト92の上面を+Z方向へ移動させる状態を継続しつつ、時刻T4から時間TXが経過した時刻T16において、搬送ベルト43駆動用モータを再度駆動し、時刻T17にて停止させる。これにより、搬送ベルト43は時刻T16乃至T17の間、バケットベルト92とともに+Z方向へ移動し、先頭商品40はバケットベルト92の移動力だけでなく搬送ベルト43の同方向への移動力も受けて、バケット91内に収容されることとなる。そして、時刻T5において光学センサ97の光路が透過となると、時刻T6においてバケットベルト92駆動用モータが停止し、バケットバルト92は移動を停止する。その後の動作は図8と同様である。
尚、商品移送制御部423は、時刻T17においてタイマ423aを再度リセットして時刻T17以降で光学センサ97の光路遮断状態が時間TX継続するかどうかを判別してもよい。つまり、タイマ423aの計時継続時間が時間TXに達したかどうかを、光学センサ97の光路遮断に応じて2回以上繰り返し実行してもよい。これにより、商品40をバケット91に収容する動作がより確実となる。また、タイマ423aの代わりにカウンタ(不図示)を適用してもよい。カウンタは所定の周波数を有するクロックが供給されることによってカウントを行うものであり、商品移送制御部423において時間TXに相当するカウント数を予め定めておけばよい。更に、商品移送制御部423は、タイマ423aの計時継続時間が時間TXに達したかどうかを予め定められた回数繰り返しても、光学センサ97の光路が遮断しているものと判別した場合、該当する商品40の販売を中止にするか、全商品の販売を中止にすることも可能である。
また、図9における時刻T16乃至T17の期間は、コンベアユニット41上に載置される各商品40のZ方向における商品長さ未満に相当する時間として、タイマ423aが計時することとする。これにより、時間TXに達したことに基づく搬送ベルト43の移動に伴って、次販売される後続商品が光学センサ97で検出されることを防止でき、後続商品までもがバケット91に収容される不都合を解決できる。また、複数のコンベアユニット41が自動販売機内に設置されている場合、図9における時刻T16乃至T17の期間は、複数のコンベアユニット41上に載置される各種商品のZ方向における長さの平均値未満に相当する時間としてもよい。或いは、Z方向における長さが最も長い商品とZ方向における長さが最も短い商品の平均値に相当する時間としてもよい。これにより、複数のコンベアユニット41全ての期間T16乃至T17の移動距離が同じとなり、商品の種類に応じて移動距離を変更する必要が無くなり、市場において移動距離の変更がリモコン等からの指示を受信する商品搬送制御部423の制御動作によって容易となる。
本実施形態において、第1駆動機構は、搬送ベルト43駆動用モータ(不図示)から歯車53までの駆動力伝達部全てに相当する。また、第2駆動機構は、バケットベルト92駆動用モータ(不図示)からバケットベルト92を張架するためのプーリ9202までの駆動力伝達機構の全てに相当する。
以上に説明した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
本発明の一実施例による、図1(a)は本発明の自動販売機の正面図であり、図1(b)は自動販売機を側方から見た断面図である。 本発明の一実施例による、商品ケース30及びその周辺の構造を前方側斜め上方から見た分解斜視図を示す図である。 本発明の一実施例による、商品コラム39と商品移送装置90が対峙する部分の要部構成を示す側面図である。 本発明の一実施例による、自動販売機の各種の機能を実現している制御回路を示す図である。 本発明の一実施例による、商品移送装置90の一部分解斜視図を示す図である。 本発明の一実施例による、商品移送装置90の左側面901に設けられている機構を透過的に示した説明図であり、図6(a)は素子ケース914が商品移送装置90内に収容されている状態を、図6(b)は素子ケース915が商品移送装置90内から突出されている状態を示す図である。 本発明の一実施例による、図7(a)乃至図7(d)は、それぞれ商品コラム39から商品移送装置90に商品40が搬送される様子を時系列的に示す図である。 本発明の一実施例による、搬送ベルト43の駆動状態、バケットベルト92の駆動状態、及び光学センサ97の検知状態を示すタイミングチャートである。 本発明の一実施例による、搬送ベルト43の駆動状態、バケットベルト92の駆動状態、及び光学センサ97の検知状態を示す要部タイミングチャートである。 シースルー型の自動販売機の正面図を示す図である。 図11(a)乃至図11(d)は、商品コラム39から商品移送装置90に商品40が搬送される様子を時系列的に示す図である。
符号の説明
10 筐体 13 前面パネル
15 表示パネル 16 金銭収受装置
17 商品払出部 18 釣り銭払出部
19 施錠装置 21 温度制御装置
30 商品ケース 40 商品
41 コンベアユニット 43 搬送ベルト
44 スプロケット穴 45 コンベア基台
50 収納棚 53 歯車
54 プーリ 60 背凭れ板
70 可動ストッパ 72 ストッパ部
90 商品移送装置 91 バケット
92 バケットベルト 93 レバー機構
931 レバー 94 歯車機構
95 動力機構 97 光学センサ
98 歯車 99 商品払出機構
410 主制御部 420 従制御部群
423 商品移送制御部 423a タイマ

Claims (9)

  1. 商品列を先頭商品側へ搬送する第1駆動ベルトを有する商品搬送ユニットと、前記第1駆動ベルトを駆動する第1駆動機構と、前記商品搬送ユニットと対向して前記商品列の先頭商品を取得する商品取得口、前記商品取得口の反対側に位置する商品払出口、前記商品取得口から前記商品払出口へ前記先頭商品を搬送する第2駆動ベルトを有するバケット装置と、前記第2駆動ベルトを駆動する第2駆動機構と、前記商品搬送ユニットから前記バケット装置へ通過する前記先頭商品を検出する非接触センサと、を備え、前記非接触センサが前記先頭商品を検出したときの検出結果に基づいて、前記第1駆動機構が前記第1駆動ベルトの駆動を停止させ、所定時間後に、前記第2駆動機構が前記第2駆動ベルトの駆動を停止させる自動販売機において、
    前記非接触センサの前記検出結果に基づいて、前記第1駆動機構が前記第1駆動ベルトの駆動を停止させてから、前記非接触センサが前記先頭商品を継続して検出する期間を計る測定器と、
    前記測定器で計られる前記期間が予め定められた期間に達したかどうかを判別し、前記測定器で測られる前記期間が前記予め定められた期間に達した場合、前記第1駆動機構に対して前記第1駆動ベルトを前記先頭商品側へ所定長搬送させるための駆動信号を供給し、その後、前記非接触センサが前記先頭商品を検出状態から検出しなくなった場合、前記第2駆動機構に対して前記第2駆動ベルトの駆動を停止するための停止信号を供給する制御部と、
    を備えたことを特徴とする自動販売機。
  2. 前記制御部は、前記第1駆動ベルトが前記駆動信号に基づいて前記所定長搬送したときに、前記非接触センサが前記先頭商品を継続して検出している場合、前記商品列を形成する商品の販売動作を中止させることを特徴とする請求項1に記載の自動販売機。
  3. 前記制御部は、前記第1駆動ベルトが前記駆動信号に基づいて前記所定長搬送したときに、前記非接触センサが前記先頭商品を継続して検出している場合、前記第1駆動機構に対して前記駆動信号を供給する動作を、所定回数繰り返すことを特徴とする請求項1に記載の自動販売機。
  4. 前記制御部は、前記第1駆動ベルトが前記駆動信号に基づいて前記所定長ずつ前記所定回数搬送したときに、前記非接触センサが前記先頭商品を継続して検出している場合、前記商品列を形成する商品の販売動作を中止させることを特徴とする請求項3に記載の自動販売機。
  5. 前記計測器は、タイマであることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の自動販売機。
  6. 前記計測器は、所定周波数のクロックにてカウントを行うカウンタであることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の自動販売機。
  7. 前記所定長は、前記商品列を形成する商品の搬送方向における長さ未満であることを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の自動販売機。
  8. 前記商品搬送ユニットを複数有し、
    前記バケット装置は、前記搬送方向と直交する方向を移動して前記複数の商品搬送ユニットの何れかと選択的に対向し、
    前記所定長は、前記複数の商品搬送ユニットで搬送される複数の商品列を形成する商品の搬送方向における平均長さ未満であることを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の自動販売機。
  9. 商品列を先頭商品側へ搬送する第1駆動ベルトを有する商品搬送ユニットと、前記第1駆動ベルトを駆動する第1駆動機構と、前記商品搬送ユニットと対向して前記商品列の先頭商品を取得する商品取得口、前記商品取得口の反対側に位置する商品払出口、前記商品取得口から前記商品払出口へ前記先頭商品を搬送する第2駆動ベルトを有するバケット装置と、前記第2駆動ベルトを駆動する第2駆動機構と、前記商品搬送ユニットから前記バケット装置へ通過する前記先頭商品を検出する非接触センサと、を備え、前記非接触センサが前記先頭商品を検出したときの検出結果に基づいて、前記第1駆動機構が前記第1駆動ベルトの駆動を停止させ、所定時間後に、前記第2駆動機構が前記第2駆動ベルトの駆動を停止させる自動販売機の商品搬送方法において、
    前記非接触センサの前記検出結果に基づいて、前記第1駆動機構が前記第1駆動ベルトの駆動を停止させてから、前記非接触センサが前記先頭商品を継続して検出する期間を計り、
    前記非接触センサが前記先頭商品を継続して検出する前記期間が予め定められた期間に達したかどうかを判別し、前記期間が前記予め定められた期間に達した場合、前記第1駆動機構に対して前記第1駆動ベルトを前記先頭商品側へ所定長搬送させるための駆動信号を供給し、その後、前記非接触センサが前記先頭商品を検出状態から検出しなくなった場合、前記第2駆動機構に対して前記第2駆動ベルトの駆動を停止するための停止信号を供給する、
    ことを特徴とする自動販売機の商品搬送方法。

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