JP2005195766A - 転写ラベル作成用台紙 - Google Patents
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Abstract
【課題】印字面が保護材により保護されているラベルを、簡単に得られるようにする。
【解決手段】転写ラベル作成用台紙1を、ラベル作成用台紙部2と印字台紙部3とを折曲げ線4を介し連結して構成する。ラベル作成用台紙部2を、透明フィルム製のラベル基材5と、その裏面側の粘着層6と、粘着層6の裏面を剥離可能に被覆する剥離紙7とで構成する。印字台紙部3を、ラベル基材5と、粘着層6と、剥離処理面8aが裏面側を向いた反転剥離紙8とで構成する。ラベル作成用台紙部2に、転写ラベル形成用のラベル用切込み11と粘着層露出用切込み12とを設ける。剥離処理面8a上の印字領域13に、プリンタを用いて印字データを印字するとともに、粘着層露出用切込み12の内側部分を剥離除去する。その後両台紙部2,3を重ね合わせると、印字データが転写ラベル11の粘着層6に転写される。
【選択図】図2
【解決手段】転写ラベル作成用台紙1を、ラベル作成用台紙部2と印字台紙部3とを折曲げ線4を介し連結して構成する。ラベル作成用台紙部2を、透明フィルム製のラベル基材5と、その裏面側の粘着層6と、粘着層6の裏面を剥離可能に被覆する剥離紙7とで構成する。印字台紙部3を、ラベル基材5と、粘着層6と、剥離処理面8aが裏面側を向いた反転剥離紙8とで構成する。ラベル作成用台紙部2に、転写ラベル形成用のラベル用切込み11と粘着層露出用切込み12とを設ける。剥離処理面8a上の印字領域13に、プリンタを用いて印字データを印字するとともに、粘着層露出用切込み12の内側部分を剥離除去する。その後両台紙部2,3を重ね合わせると、印字データが転写ラベル11の粘着層6に転写される。
【選択図】図2
Description
本発明は、印字面が保護材により保護されている構造の粘着ラベルを作成するための転写ラベル作成用台紙に係り、特にラベル全体の厚みを薄くすることができる転写ラベル作成用台紙に関する。
従来から、箱等の各種被着体に貼付することができる樹脂製フィルムに所定の印字を施した構造の印字ラベルは一般に知られている。
ところで、この種の印字ラベルにおいて、例えばレーザプリンタを用いて印字を施す場合には、ラベル基材の表面側に印字を施すことになるため、ラベル基材が例えば透明フィルム製である場合には、その表面にトナーの定着性を良くするためのコーティングを施す方法が採られている。
また、印字面を完全に保護する必要がある場合には、印字ラベルの表面側に、さらに別の透明なラミネートフィルムを貼付する方法も採られている。
書籍「粘着ハンドブック(第2版)」 日本粘着テープ工業会 平成7年10月12日発行
書籍「粘着ハンドブック(第2版)」 日本粘着テープ工業会 平成7年10月12日発行
前記従来の印字ラベルにおいては、ラベル基材の表面へのトナーの定着性を安定させるため、コーティングを施す必要があるが、その作業が容易でなく、コスト高となると云う問題があるとともに、インクジェット方式等、他の方式の印字プリンタでは印字が不可能であったり困難であると云う問題がある。
また、仮令良好な印字が可能なレーザプリンタを用いた場合であっても、印字面を完全に保護するためには、さらに別の透明なラミネートフィルムを貼付して多層構造にする必要があり、この場合には、構造がより複雑となってコスト高となるとともに、被着面に貼付けた状態でのラベルの厚みが厚くなると云う問題がある。
ところで、ラベル基材は粘着層を介して被着面に感圧接着されることになるが、粘着層上に印字内容を表現することが可能であれば、ラベル基材をラミネートフィルムとして機能させて、簡単な構造で印字面を完全に保護することができ、しかもレーザプリンタのみならず、インクジェットプリンタ等の他の方式のプリンタを用いて印字することもできるものと予想される。
本発明は、かかる知見に基づいてなされたもので、構造が簡単で印字面を完全に保護することができ、しかもレーザプリンタのみならず、インクジェットプリンタ等の他の方式のプリンタを用いて印字することもでき、安価にカラー印字が可能なラベルを容易に得ることができる転写ラベル作成用台紙を提供することを目的とする。
本発明の他の目的は、印字台紙部のみをプリンタに掛けて印字することができ、小型のプリンタであっても大型の印字ラベルを容易に得ることができる転写ラベル作成用台紙を提供するにある。
本発明の他の目的は、印字台紙部上の印字領域とラベル作成用台紙部のラベル用切込みとを、簡単かつ高精度に位置合わせすることができる転写ラベル作成用台紙を提供するにある。
本発明の他の目的は、特別な治具や補助具等を用いることなく、転写ラベルを作成することができる転写ラベル作成用台紙を提供するにある。
本発明のさらに他の目的は、ラベル作成用台紙部の剥離紙を除去して粘着層を露出させた際に、多少乱暴に取扱っても、転写前の転写ラベルがラベル用切込みから抜け出てしまうおそれがない転写ラベル作成用台紙を提供するにある。
前記目的を達成するため本発明は、裏面側の印字内容を表面側から判読可能な透視性を有するラベル基材と、ラベル基材の裏面側に配された粘着層と、粘着層の裏面を剥離可能に被覆する剥離紙とを有し、表面側から少なくとも剥離紙の直前位置まで転写ラベル切抜き用のラベル用切込みが切込まれているラベル作成用台紙部と;印字面の少なくとも前記ラベル用切込みに対応する部位に印字および前記粘着層の両者に対する剥離処理を施した印字領域が形成されている印字台紙部と;を設け、前記印字領域に印字を施した後に、前記ラベル作成用台紙部を重ね合わせることにより、印字領域の印字内容が前記粘着層を介しラベル作成用台紙部側に転写されて転写ラベルが作成されるようにしたことを特徴する。
本発明はまた、ラベル作成用台紙部と印字台紙部とを、別体構造とするようにしたことを特徴とする。
本発明はまた、ラベル作成用台紙部と印字台紙部とを、折曲げ線を介し二つ折り可能に連結するようにしたことを特徴とする。
本発明はまた、印字台紙部を、透視性を有するラベル基材と、ラベル基材の裏面側に配された粘着層と、粘着層の裏面側に配置され剥離紙を反転させた構造を有して粘着層に接着される反転剥離紙とで構成するようにしたことを特徴とする。
本発明はさらに、ラベル作成用台紙部におけるラベル切込みに対応する部位に、裏面側から少なくとも粘着層直前位置まで切込まれラベル用切込みよりも1回り小型の粘着層露出用切込みを設けるようにしたことを特徴とする。
本発明は、裏面側の印字内容を表面側から判読可能な透視性を有するラベル基材と、ラベル基材の裏面側に配された粘着層と、粘着層の裏面を剥離可能に被覆する剥離紙とを有し、表面側から少なくとも剥離紙の直前位置まで転写ラベル切抜き用のラベル用切込みが切込まれているラベル作成用台紙部と;印字面の少なくとも前記ラベル用切込みに対応する部位に印字および前記粘着層の両者に対する剥離処理を施した印字領域が形成されている印字台紙部と;を設け、前記印字領域に印字を施した後に、前記ラベル作成用台紙部を重ね合わせることにより、印字領域の印字内容が前記粘着層を介しラベル作成用台紙部側に転写されて転写ラベルが作成されるようにしているので、粘着層に転写可能なプリンタであれば、レーザプリンタのみならず、インクジェットプリンタ等の他の方式のプリンタを用いて印字することもでき、安価にカラー印字が可能なラベルを得ることができるとともに、ラベル基材がラミネートフィルムとして機能するので、簡単な構造で印字面を完全に保護することができる。
本発明はまた、ラベル作成用台紙部と印字台紙部とを、別体構造としているので、印字領域に印字を施す際に、印字台紙部のみをプリンタに掛けることができ、小型のプリンタであっても、大型の印字ラベルを容易に得ることができる。
本発明はまた、ラベル作成用台紙部と印字台紙部とを、折曲げ線を介し二つ折り可能に連結するようにしているので、印字台紙部上の印字領域とラベル作成用台紙部のラベル用切込みとを、簡単かつ高精度に位置合わせすることができ、転写ラベル作成の際に、特別な治具や補助具等を用いる必要がない。
本発明はまた、印字台紙部を、透視性を有するラベル基材と、ラベル基材の裏面側に配された粘着層と、粘着層の裏面側に配置され剥離紙を反転させた構造を有して粘着層に接着される反転剥離紙とで構成するようにしているので、特にラベル作成用台紙部と印字台紙部とを連結構造とした場合に、両台紙部間に段差を生じさせることがなく、プリンタを用いて印字を施す際に、転写ラベル作成用台紙がプリンタの印字ローラ等に引掛かって印字不良を引き起こすおそれがない。
本発明はさらに、ラベル作成用台紙部におけるラベル切込みに対応する部位に、裏面側から少なくとも粘着層直前位置まで切込まれラベル用切込みよりも1回り小型の粘着層露出用切込みを設けるようにしているので、ラベル作成用台紙部の剥離紙を除去して粘着層を露出させる際に、多少乱暴に取扱っても、転写前の転写ラベルが、ラベル用切込みから抜け出してしまうおそれが全くなく、取扱いが容易である。
以下、本発明を図面を参照して説明する。
図1ないし図3は、本発明の第1の実施の形態に係る転写ラベル作成用台紙を示すもので、この転写ラベル作成用台紙1は、ラベル作成用台紙部2と印字台紙部3とを、例えば断続切れ目で形成される折曲げ線4を介し、二つ折りかつ分離可能に連結して構成されている。
図1ないし図3は、本発明の第1の実施の形態に係る転写ラベル作成用台紙を示すもので、この転写ラベル作成用台紙1は、ラベル作成用台紙部2と印字台紙部3とを、例えば断続切れ目で形成される折曲げ線4を介し、二つ折りかつ分離可能に連結して構成されている。
前記各台紙部2,3は、図1ないし図3に示すように、表面側に配されてラベルのラミネートフィルムとして機能する例えば透明フィルム製のラベル基材5と、ラベル基材5の裏面側に配された粘着層6と、前記ラベル作成用台紙部2側の粘着層6の裏面側に配された剥離紙7と、前記印字台紙部3側の粘着層6の裏面側に配された反転剥離紙8とを備えており、前記剥離紙7と反転剥離紙8とは、その剥離処理面7a,8aが表裏反転した状態となっている。
すなわち、剥離紙7は、図2に示すように、その剥離処理面7aが粘着層6に対面する表面側に配されていて、粘着層6に対し剥離可能な状態となっており、一方反転剥離紙8は、その剥離処理面8aが粘着層6に対面しない裏面側に配されていて、粘着層6に接着された状態となっている。
また、反転剥離紙8の剥離紙7との突合わせ端部は、図2に示すように、前記折曲げ線4の位置よりもラベル作成用台紙部2側に稍入った位置まで延びており、この突合わせ線9が、剥離紙7を剥離除去する際の切込み線を兼ねるようになっている。
前記反転剥離紙8は、前記剥離紙7を表裏反転させて構成されており、したがって前記両台紙部2,3は、その全体の厚みが完全に同一厚で、プリンタに掛けた際にプリンタ内部のドラム等に引掛かるおそれがないよう考慮されている。
前記反転剥離紙8の剥離処理面8aは、シリコン系剥離剤,アルキルペンダント系剥離剤あるいは縮合ワックス系剥離剤等の各種剥離剤を、塗布その他の方法で配して構成されており、これら剥離剤の種類や剥離処理の程度は、使用するプリンタの種類,すなわちレーザプリンタなのかインクジェットプリンタ等の他のプリンタなのかの相違に合わせ、転写状態が最も良くなるよう調整されるようになっている。
また、前記粘着層6は、市販されている粘着剤の中から適宜選択した粘着剤を配して構成されているが、その種類,層厚あるいは粘着強度も、使用するプリンタの種類に合わせ、転写状態が最も良くなるよう調整されるようになっている。
なお、粘着層6の層厚は、プリンタとしてインクジェットプリンタを用いる場合には、レーザプリンタ等の他のプリンタを用いる場合よりも多少厚目に設定し、転写されたインクが粘着層6の層内に染み込むようにした方が、転写状態が良くなることが、本発明者等の実験により確認されている。
前記ラベル作成用台紙部2には、図1ないし図3に示すように、表面側から剥離紙7の直前位置まで切込まれる転写ラベル切抜き用のラベル用切込み10が設けられており、このラベル用切込み10の内側に転写ラベル11が形成されるようになっている。
前記ラベル作成用台紙部2にはまた、図1ないし図3に示すように、前記ラベル用切込み10に対応する部位に、裏面側から粘着層6の直前位置まで切込まれる粘着層露出用切込み12が設けられており、この粘着層露出用切込み12は、前記ラベル用切込み10よりも1回り小型の形状寸法となるよう寸法設定されている。そして、この粘着層露出用切込み12からその内側部分を除去することにより、転写ラベル11の粘着層6を、その周縁を稍残して露出させることができるようになっている。
一方、前記印字台紙部3には、図3に示すように、前記反転剥離紙8の裏面側に、図示しないプリンタにより印字が施される印字領域13が前記転写ラベル11に対応させて設けられており、その位置は、図示しないプリンタ側で位置設定することにより、転写ラベル11の位置に合わせて正確に設定できるようになっている。そしてこの印字領域13内には、後に詳述するように所定の印字が施され、その後両台紙部2,3を二枚重ね状に重ね合わせることにより、印字領域13内の印字データ14が、転写ラベル11側に転写されるようになっている。
次に、図4ないし図7を参照して本実施の形態の作用を説明する。
転写ラベル11への印字内容の転写に際しては、まず転写ラベル作成用台紙1を図示しないプリンタに掛け、図4に示すように、印字領域13内に所定の印字データ14を印字する。
転写ラベル11への印字内容の転写に際しては、まず転写ラベル作成用台紙1を図示しないプリンタに掛け、図4に示すように、印字領域13内に所定の印字データ14を印字する。
次いで、図5に示すように、粘着層露出用切込み12の内側部分を剥離除去し、転写ラベル11の粘着層6を露出させる。そしてその後、図6に示すように、折曲げ線4の位置から両台紙部2,3を二つ折り状に折曲げて、両台紙部2,3を二枚重ね状とする。
ところで、反転剥離紙8の裏面側は、剥離処理面8aとなつていて、印字データ14および粘着層6の両方に対して剥離性を有している。このため、両台紙部2,3を重ね合わせると、剥離処理面8a上の印字データ14が、転写ラベル11の粘着層6に転写される。そこで、ラベル用切込み10位置から転写ラベル11を切抜けば、図7に示すように、粘着層6に印字データ14が転写された印字済みラベル15が得られる。そして、この印字済みラベル15を商品の表面等に貼着すれば、表面側に透明なラベル基材5がくるので、このラベル基材5をラミネートフィルムとして機能させることができる。
しかして、簡単な構造でありながら印字面を完全に保護することが可能な印字済みラベル15が得られ、しかもレーザプリンタのみならず、インクジェットプリンタ等の他の方式のプリンタを用いて印字することができ、安価にカラー印字が可能な印字済みラベル15を得ることができる。
なお、前記第1の実施の形態においては、ラベル作成用台紙部2に粘着層露出用切込み12を設け、転写ラベル11の粘着層6を露出させる際に、粘着層露出用切込み12の内側部分を、勢いよく剥離除去しても、転写ラベル11がラベル用切込み10から切抜かれるおそれが全くないように考慮した場合について説明したが、剥離紙7を注意して突合わせ線9の位置から剥離除去すれば、転写ラベル11がラベル用切込み10から切抜かれるのを防止することができる。このため、粘着層露出用切込み12は、必要に応じ省略するようにしてもよい。
また、前記第1の実施の形態においては、ラベル基材5の表面側から印字データ14を判読するようにした一般的な印字済みラベル15について説明したが、、印字データ14として反転文字を用い、図8および図9に示すように、印字済みラベル15を窓ガラス16の外側に貼着するようにすれば、電車のドアの注意ラベル等としても用いることができる。
図10および図11は、本発明の第2の実施の形態を示すもので、前記第1の実施の形態における転写ラベル作成用台紙1に代え、ラベル作成用台紙部22と印字台紙部23とが、完全に別体構造をなす転写ラベル作成用台紙21を用いるようにしたものである。
すなわち、前記転写ラベル作成用台紙21は、図10および図11に示すように、前記第1の実施の形態における転写ラベル作成用台紙1と同様、ラベル作成用台紙部22と印字台紙部23とで構成されているが、これら両台紙部22,23は完全に別体構造となっており、図示しないプリンタで印字する際には、印字台紙部23のみをプリンタに掛けることができるようになっている。そしてこれにより、小型のプリンタを用いて印字する場合であっても、大型の印字ラベルを容易に得ることができるようになっている。
前記ラベル作成用台紙部22は、図10および図11に示すように、前記第1の実施の形態におけるラベル作成用台紙部2と同様、ラベル基材5と、ラベル基材5の表面側に配された粘着層6と、粘着層6の裏面側を剥離可能に被覆する剥離紙7とで構成されており、このラベル作成用台紙部22には、転写ラベル11を切抜くためのラベル用切込み10、および粘着層6を露出させるための粘着層露出用切込み12がそれぞれ設けられている。
一方、前記印字台紙部23は、図10および図11に示すように、前記第1の実施の形態における印字台紙部3と異なり、反転剥離紙8のみで構成されており、その剥離処理面8a上には、印字領域13が設けられている。
なお、その他の点については、前記第1の実施の形態と同一構成となっており、作用も同一である。
なお、その他の点については、前記第1の実施の形態と同一構成となっており、作用も同一である。
しかして、本実施の形態においては、ラベル作成用台紙部22と印字作成用台紙部23とが、完全に別体構造となっているので、両台紙部22,23の構成を同一にする必要がなく、印字台紙部23の構造を簡素化することができ、プリンタに掛ける際の厚さが問題となることが全くない。また、プリンタには、印字台紙部23のみを掛けることができるので、小型のプリンタであっても、大きな印字領域13を確保することができ、結果として、大型の転写ラベル11を容易に得ることができる。
すなわち、例えばA4版の用紙にしか印字できないような、小型のプリンタを用いて印字することを考えた場合、前記第1の実施の形態における転写ラベル作成用台紙1の場合には、A4版の用紙の半分のA5版の大きさに、印字領域13が制限されることになるが、本実施の形態においては、A4版の大きさまで印字領域13を拡大することができ、結果として、大型の転写ラベル11を得ることができる。
なお、前記両実施の形態においては、反転剥離紙8の裏面全域が剥離紙処理面8aとなっている場合について説明したが、剥離処理面8aは、印字領域13の部分に形成されていれば足りるので、反転剥離紙8の裏面の一部にのみ形成するようにしてもよい。
以上のように、本発明に係る転写ラベル作成用台紙は、印字面が保護材により保護されている構造の粘着ラベルを作成するのに有用であり、特にラベル全体の厚みを薄くすることができる転写ラベル作成用台紙として適している。
1,21 転写ラベル作成用台紙
2,22 ラベル作成用台紙部
3,23 印字台紙部
4 折曲げ線
5 ラベル基材
6 粘着層
7 剥離紙
7a,8a 剥離処理面
8 反転剥離紙
9 突合わせ線
10 ラベル用切込み
11 転写ラベル
12 粘着層露出用切込み
13 印字領域
14 印字データ
15 印字済みラベル
16 窓ガラス
2,22 ラベル作成用台紙部
3,23 印字台紙部
4 折曲げ線
5 ラベル基材
6 粘着層
7 剥離紙
7a,8a 剥離処理面
8 反転剥離紙
9 突合わせ線
10 ラベル用切込み
11 転写ラベル
12 粘着層露出用切込み
13 印字領域
14 印字データ
15 印字済みラベル
16 窓ガラス
Claims (5)
- 裏面側の印字内容を表面側から判読可能な透視性を有するラベル基材と、ラベル基材の裏面側に配された粘着層と、粘着層の裏面を剥離可能に被覆する剥離紙とを有し、表面側から少なくとも剥離紙の直前位置まで転写ラベル切抜き用のラベル用切込みが切込まれているラベル作成用台紙部と;印字面の少なくとも前記ラベル用切込みに対応する部位に印字および前記粘着層の両者に対する剥離処理を施した印字領域が形成されている印字台紙部と;を備え、前記印字領域に印字を施した後に、前記ラベル作成用台紙部を重ね合わせることにより、印字領域の印字内容が前記粘着層を介しラベル作成用台紙部側に転写されて転写ラベルが作成されることを特徴する転写ラベル作成用台紙。
- ラベル作成用台紙部と印字台紙部とは、別体構造をなしていることを特徴とする請求項1記載の転写ラベル作成用台紙。
- ラベル作成用台紙部と印字台紙部とは、折曲げ線を介し二つ折り可能に連結されていることを特徴とする請求項1記載の転写ラベル作成用台紙。
- 印字台紙部は、透視性を有するラベル基材と、ラベル基材の裏面側に配された粘着層と、粘着層の裏面側に配置され剥離紙を反転させた構造を有して粘着層に接着される反転剥離紙とを有していることを特徴とする請求項3記載の転写ラベル作成用台紙。
- ラベル作成用台紙部は、ラベル切込みに対応する部位に裏面側から少なくとも粘着層直前位置まで切込まれラベル用切込みよりも1回り小型の粘着層露出用切込みを有していることを特徴とする請求項1,2,3または4記載の転写ラベル作成用台紙。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004000781A JP2005195766A (ja) | 2004-01-06 | 2004-01-06 | 転写ラベル作成用台紙 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004000781A JP2005195766A (ja) | 2004-01-06 | 2004-01-06 | 転写ラベル作成用台紙 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009510507A (ja) * | 2005-09-27 | 2009-03-12 | コントラ ビジョン リミテッド | カットフィルムを使用して視覚制御パネルを作成する方法 |
-
2004
- 2004-01-06 JP JP2004000781A patent/JP2005195766A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009510507A (ja) * | 2005-09-27 | 2009-03-12 | コントラ ビジョン リミテッド | カットフィルムを使用して視覚制御パネルを作成する方法 |
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