JP2005193784A - 二輪車用空気入りタイヤ、及びその装着方法 - Google Patents

二輪車用空気入りタイヤ、及びその装着方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 泥濘地でのコーナリンググリップを大幅に向上することのできる二輪車用空気入りタイヤを提供すること。
【解決手段】 センターブロック14、第1中間ブロック18、第2中間ブロック20、及びショルダーブロック22からなる第1傾斜ブロック列24を、タイヤ赤道面CLに対して20〜60°の範囲内で、かつショルダー側から接地するように傾斜配置し、第1中間ブロック18に設けた傾斜辺18A、及び第2中間ブロック20に設けた傾斜辺20Aを、コーナリングフォースCFと駆動力TFとの合力MFAの入力方向に向けることで、第1中間ブロック18、及び第2中間ブロック20が合力MFAを受け止め易くなり、加速時コーナリンググリップが向上する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、二輪車に装着する二輪車用空気入りタイヤ、及び二輪車用空気入りタイヤの装着方法に関し、特に、泥濘地での走行を主目的としたモトクロス、及びエンデューロ用の二輪車用空気入りタイヤ、及び二輪車用空気入りタイヤの装着方法に関する。
不整地を走行する二輪車には、例えば、特許文献1に記載されているようなブロックパターンを有する二輪車用空気入りタイヤが使用されている。
二輪車の不整地用タイヤの各種特性のうち、とりわけリアタイヤのコーナリンググリップは、非常に重要な特性となっている。
特に、モトクロス、及びエンデューロレース等で使用される競技用タイヤにおいては、泥濘地での加速時コーナリンググリップが特に強く要求されるため、リアタイヤの駆動時のグリップの良否が重要な要素となっている。
特開平03−239605号公報
泥濘地での性能を重視した従来の二輪車用空気入りタイヤにおいては、トラクション(駆動力)を重視するために駆動力方向(=回転方向)に直交する辺をブロックに設けていたため、コーナリングフォースと駆動力の合力をブロックのなかでも剛性の低い角部分(平面視したときの隅)で受けるため、コーナリング時に高いグリップを得ることが困難であった。
本発明は、上記問題を解決すべく成されたもので、泥濘地でのコーナリンググリップを大幅に向上することのできる二輪車用空気入りタイヤの提供を目的とする。
請求項1に記載の発明は、トレッドに複数のブロックを設けてブロックパターンを形成した二輪車用空気入りタイヤであって、前記トレッドを平面状に展開して見た時に、タイヤ赤道面の両側には、タイヤ回転時に前記ショルダーブロック、前記中間ブロック、前記センターブロックの順に接地するようにタイヤ赤道面に対して傾斜する方向に沿って前記ショルダーブロック、前記中間ブロック、及び前記センターブロックを配置した第1傾斜ブロック列が形成されると共に、前記第1傾斜ブロック列を構成する各ブロックの踏面の重心位置をショルダーブロック側からセンターブロック側へ順次連結する第1仮想傾斜線のタイヤ赤道面に対する傾斜角度が20〜60°の範囲内に設定されており、前記第1傾斜ブロック列を構成している少なくとも1つの前記中間ブロックは、タイヤ周方向に対して15〜60°の範囲内で傾斜する傾斜辺を、タイヤ回転方向側に有し、前記トレッドを平面状に展開して見た時に、前記傾斜辺を有する前記中間ブロックは、少なくともタイヤ赤道面からショルダー側へトレッド半幅の20〜80%の領域内に配置されている、ことを特徴としている。
次に、請求項1に記載の二輪車用空気入りタイヤに作用を説明する。
先ず、センターブロック、中間ブロック、及びショルダーブロックからなる第1傾斜ブロック列が、ショルダー側から接地するように傾斜配列され、かつ各ブロックの踏面の重心位置をショルダーブロック側からセンターブロック側へ順次連結する第1仮想傾斜線のタイヤ赤道面に対する傾斜角度が20〜60°の範囲内に設定されているので、駆動力の作用したコーナリング時において、コーナリングフォースと駆動力との合力が、第1傾斜ブロック列に対して交差する方向から入力する。
コーナリング時、二輪車用空気入りタイヤは路面に対して傾斜するので、センターブロック、及びショルダーブロックよりも、中間ブロックの接地割合が大きくなる。
中間ブロックに設けた傾斜辺は、上記合力の入力方向に向いているので、中間ブロックが合力を受け止め易くなり、加速時コーナリンググリップが向上する。ここで、傾斜辺は、合力の入力方向に対して直角に近いほど良い。
なお、傾斜辺を有する中間ブロックが、タイヤ赤道面からショルダー側へトレッド半幅の20〜80%の領域内に配置されないと、加速時コーナリンググリップの向上が望めない。
また、傾斜辺の角度が15〜60°の範囲から外れると、同様に加速時コーナリンググリップの向上が望めない。
さらに、第1仮想傾斜線の角度が20〜60°の範囲から外れると、同様に加速時コーナリンググリップの向上が望めない。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の二輪車用空気入りタイヤにおいて、前記第1仮想傾斜線のタイヤ赤道面に対する角度が、タイヤ赤道面側からショルダー側へ向けて漸減している、ことを特徴としている。
次に、請求項2に記載の二輪車用空気入りタイヤの作用を説明する。
二輪車は車体を傾けてコーナリングし、車体を大きく傾けるほどコーナリングフォースが大きくなるため、タイヤ赤道面側よりもショルダー側のブロックの方が大きなコーナリングフォースが入力することになる。
このため、コーナリングフォースと駆動力との合力のタイヤ赤道面に対する角度は、ショルダー側へ向かうほど大きくなるため、この合力を効率的に受け止めるには、第1傾斜ブロック列の列方向が合力に対して直角方向に近づくように、第1仮想傾斜線のタイヤ赤道面に対する角度をタイヤ赤道面側からショルダー側へ向けて漸減させることが好ましい。
請求項3に記載の発明は、トレッドに複数のブロックを設けてブロックパターンを形成した二輪車用空気入りタイヤであって、前記トレッドを平面状に展開して見た時に、タイヤ赤道面の両側には、タイヤ回転時に前記センターブロック、前記中間ブロック、前記ショルダーブロックの順に接地するようにタイヤ赤道面に対して傾斜する方向に沿って前記センターブロック、前記中間ブロック、及び前記ショルダーブロックを配置した第2傾斜ブロック列が形成されると共に、前記第2傾斜ブロック列を構成する各ブロックの踏面の重心位置をセンターブロック側からショルダーブロック側へ順次連結する第2仮想傾斜線のタイヤ赤道面に対する傾斜角度が20〜60°の範囲内に設定されており、前記第2傾斜ブロック列を構成している少なくとも1つの前記中間ブロックは、タイヤ周方向に対して15〜60°の範囲内で傾斜する傾斜辺を、タイヤ回転方向とは反対方向側に有し、前記トレッドを平面状に展開して見た時に、前記傾斜辺を有する前記中間ブロックは、少なくともタイヤ赤道面からショルダー側へトレッド半幅の20〜80%の領域内に配置されている、ことを特徴としている。
次に、請求項3に記載の二輪車用空気入りタイヤに作用を説明する。
先ず、センターブロック、中間ブロック、及びショルダーブロックからなる第2傾斜ブロック列が、タイヤ赤道面に対して20〜60°の範囲内で、かつタイヤ赤道面側から接地するように傾斜配列しているので、制動力の作用したコーナリング時において、コーナリングフォースと制動力との合力が、第2傾斜ブロック列に対して交差する方向から入力する。
コーナリング時、二輪車用空気入りタイヤは路面に対して傾斜するので、センターブロック、及びショルダーブロックよりも、中間ブロックの接地割合が大きくなる。
中間ブロックに設けた傾斜辺は、上記合力の入力方向に向いているので、中間ブロックが合力を受け止め易くなり、制動力の作用した時のコーナリンググリップが向上する。ここで、傾斜辺は、合力の入力方向に対して直角に近いほど良い。
なお、傾斜辺を有する中間ブロックが、タイヤ赤道面からショルダー側へトレッド半幅の20〜80%の領域内に配置されないと、制動力の作用した時のコーナリンググリップの向上が望めない。
また、傾斜辺の角度が15〜60°の範囲から外れると、同様に制動力の作用した時のコーナリンググリップの向上が望めない。
さらに、第1傾斜ブロック列の角度が20〜60°の範囲から外れると、同様に制動力の作用した時のコーナリンググリップの向上が望めない。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の二輪車用空気入りタイヤにおいて、前記第2仮想傾斜線のタイヤ赤道面に対する角度が、タイヤ赤道面側からショルダー側へ向けて漸減している、ことを特徴としている。
次に、請求項4に記載の二輪車用空気入りタイヤの作用を説明する。
二輪車は車体を傾けてコーナリングし、車体を大きく傾けるほどコーナリングフォースが大きくなるため、タイヤ赤道面側よりもショルダー側のブロックの方が大きなコーナリングフォースが入力することになる。
このため、コーナリングフォースと制動力との合力のタイヤ赤道面に対する角度は、ショルダー側へ向かうほど大きくなるため、この合力を効率的に受け止めるには、第2傾斜ブロック列の列方向が合力に対して直角方向に近づくように、第2仮想傾斜線のタイヤ赤道面に対する角度をタイヤ赤道面側からショルダー側へ向けて漸減させることが好ましい。
請求項5に記載の発明は、トレッドに複数のブロックを設けてブロックパターンを形成した二輪車用空気入りタイヤであって、前記トレッドを平面状に展開して見た時に、タイヤ赤道面の両側には、タイヤ回転時に前記ショルダーブロック、前記中間ブロック、前記センターブロックの順に接地するようにタイヤ赤道面に対して傾斜する方向に沿って前記ショルダーブロック、前記中間ブロック、及び前記センターブロックを配置した第1傾斜ブロック列が形成されると共に、タイヤ回転時に前記センターブロック、前記中間ブロック、前記ショルダーブロックの順に接地するようにタイヤ赤道面に対して傾斜する方向に沿って前記センターブロック、前記中間ブロック、及び前記ショルダーブロックを配置した第2傾斜ブロック列が形成され、前記第1傾斜ブロック列を構成する各ブロックの踏面の重心位置をショルダーブロック側からセンターブロック側へ順次連結する第1仮想傾斜線のタイヤ赤道面に対する傾斜角度が20〜60°の範囲内に設定され、前記第2傾斜ブロック列を構成する各ブロックの踏面の重心位置をセンターブロック側からショルダーブロック側へ順次連結する第2仮想傾斜線のタイヤ赤道面に対する傾斜角度が20〜60°の範囲内に設定されており、前記第1傾斜ブロック列を構成している少なくとも1つの前記中間ブロックは、タイヤ周方向に対して15〜60°の範囲内で傾斜する傾斜辺をタイヤ回転方向側に有し、前記第2傾斜ブロック列を構成している少なくとも1つの前記中間ブロックは、タイヤ周方向に対して15〜60°の範囲内で傾斜する傾斜辺をタイヤ回転方向とは反対方向側に有し、前記トレッドを平面状に展開して見た時に、前記傾斜辺を有する前記中間ブロックは、少なくともタイヤ赤道面からショルダー側へトレッド半幅の20〜80%の領域内に配置されている、ことを特徴としている。
次に、請求項5に記載の二輪車用空気入りタイヤの作用を説明する。
請求項5に記載の二輪車用空気入りタイヤでは、請求項1で説明済みの第1傾斜ブロック列、及び請求項2で説明済みの第2傾斜ブロック列の2つのブロック列を備え、さらに、タイヤ周方向に対して15〜60°の範囲内で傾斜する傾斜辺を、タイヤ回転方向側、及びタイヤ回転方向とは反対方向側に有した中間ブロックを備えているため、加速時コーナリンググリップが向上すると共に、制動力が作用した時のコーナリンググリップ力が向上する。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の二輪車用空気入りタイヤにおいて、前記第1傾斜ブロック列のタイヤ赤道面に対する角度、及び前記第2傾斜ブロック列のタイヤ赤道面に対する角度が、それぞれタイヤ赤道面側からショルダー側へ向けて漸減している、ことを特徴としている。
次に、請求項6に記載の二輪車用空気入りタイヤの作用を説明する。
コーナリングフォースと駆動力との合力のタイヤ赤道面に対する角度は、ショルダー側へ向かうほど大きくなるため、この合力を効率的に受け止めるには、第1傾斜ブロック列の列方向が合力に対して直角方向に近づくように、タイヤ赤道面に対する角度をタイヤ赤道面側からショルダー側へ向けて漸減させることが好ましい。
また、コーナリングフォースと制動力との合力のタイヤ赤道面に対する角度は、ショルダー側へ向かうほど大きくなるため、この合力を効率的に受け止めるには、第2傾斜ブロック列の列方向が合力に対して直角方向に近づくように、タイヤ赤道面に対する角度をタイヤ赤道面側からショルダー側へ向けて漸減させることが好ましい。
請求項7に記載の二輪車用空気入りタイヤの装着方法は、少なくとも請求項1または請求項2に記載の二輪車用空気入りタイヤを二輪車の後輪に用いたことを特徴としている。
請求項1または請求項2に記載の二輪車用空気入りタイヤは、加速時コーナリンググリップが優れているので、駆動力が作用する二輪車の駆動輪、即ち、二輪車の後輪に用いることで、二輪車の加速時コーナリング性能が向上する。
請求項8に記載の二輪車用空気入りタイヤの装着方法は、少なくとも請求項3または請求項4に記載の二輪車用空気入りタイヤを二輪車の前輪に用いたことを特徴としている。
請求項3または請求項4に記載の二輪車用空気入りタイヤは、制動力の作用した際のコーナリンググリップが優れているので、後輪対比で大きな制動力が作用する二輪車の前輪に用いることで、制動力が作用した際の二輪車のコーナリング性能が向上する。
請求項9に記載の二輪車用空気入りタイヤの装着方法は、請求項1または請求項2に記載の二輪車用空気入りタイヤを二輪車の後輪に用い、請求項3または請求項4に記載の二輪車用空気入りタイヤを前輪に用いたことを特徴としている。
加速時コーナリンググリップが優れている請求項1または請求項2に記載の二輪車用空気入りタイヤを二輪車の後輪に用い、制動力の作用した際のコーナリンググリップが優れている二輪車用空気入りタイヤを前輪に用いることで、加速時、及び制動力が作用した時の二輪車のコーナリング性能が向上する。
以上説明したように請求項1に記載の二輪車用空気入りタイヤは上記の構成としたので、装着した二輪車の加速時コーナリング性能を向上できる、という優れた効果を有する。
請求項2に記載の二輪車用空気入りタイヤは上記の構成としたので、コーナリングフォースの大小に関らず、加速時コーナリング性能を向上できる、という優れた効果を有する。
請求項3に記載の二輪車用空気入りタイヤは上記の構成としたので、装着した二輪車の制動力の作用した時のコーナリング性能を向上できる、という優れた効果を有する。
請求項4に記載の二輪車用空気入りタイヤは上記の構成としたので、コーナリングフォースの大小に関らず、制動力の作用した時のコーナリング性能を向上できる、という優れた効果を有する。
請求項5に記載の二輪車用空気入りタイヤは上記の構成としたので、装着した二輪車の加速時コーナリング性能、及び制動力の作用した時のコーナリング性能を向上できる、という優れた効果を有する。
請求項6に記載の二輪車用空気入りタイヤは上記の構成としたので、コーナリングフォースの大小に関らず、加速時コーナリング性能、及び制動力の作用した時のコーナリング性能を向上できる、という優れた効果を有する。
請求項7に記載の二輪車用空気入りタイヤの装着方法によれば、二輪車の加速時コーナリング性能を向上できる、という優れた効果を有する。
請求項8に記載の二輪車用空気入りタイヤの装着方法によれば、二輪車の制動力の作用した時のコーナリング性能を向上できる、という優れた効果を有する。
また、請求項9に記載の二輪車用空気入りタイヤの装着方法によれば、加速時、及び制動力が作用した時の二輪車のコーナリング性能を向上できる、という優れた効果を有する。
[第1の実施形態]
本発明の第1の実施形態に係る二輪車用空気入りタイヤを図1にしたがって説明する。
図1は、本実施形態の二輪車用空気入りタイヤ10のトレッド12を平面状に展開して見た平面図である。
図1に示すように、トレッド12のタイヤ赤道面CL上には、複数のセンターブロック14がタイヤ周方向(矢印A方向(タイヤ回転方向)、及び矢印A方向とは反対方向)に間隔をあけて配置されている。
センターブロック14のタイヤ幅方向外側には、複数の第1中間ブロック18がタイヤ周方向に間隔をあけて配置されている。
第1中間ブロック18のタイヤ幅方向外側には、複数の第2中間ブロック20がタイヤ周方向に間隔をあけて配置されている。
第2中間ブロック20のタイヤ幅方向外側には、複数のショルダーブロック22がタイヤ周方向に間隔をあけて配置されている。
タイヤ赤道面CLの両側には、タイヤ回転時にショルダーブロック22、第2中間ブロック20、第1中間ブロック18、センターブロック14の順に接地するようにタイヤ赤道面CLに対して傾斜する方向に沿ってショルダーブロック22、第2中間ブロック20、第1中間ブロック18、及びセンターブロック14を順次配置した第1傾斜ブロック列24が形成されている(なお、図1の2点鎖線で示すように、最も近い異種ブロック同士を連結したものをブロック列としている。)。
なお、本実施形態のセンターブロック14は、タイヤ周方向に沿って延びる2辺、及びタイヤ幅方向に沿って延びる2辺からなるタイヤ幅方向に長い略長方形を呈している。なお、センターブロック14のタイヤ幅方向中間部には、周方向に延びる細溝16が形成されている。
第1傾斜ブロック列24を構成している第1中間ブロック18は、タイヤ周方向に延びる一対の2辺、タイヤ幅方向に延びる一対の2辺、タイヤ周方向に対して15〜60°の範囲内で、かつ第1傾斜ブロック列24と同方向に傾斜する傾斜辺18Aの合計5辺からなる5角形を呈しており、傾斜辺18Aをタイヤ回転方向側に備えている。
同様に、第1傾斜ブロック列24を構成している第2中間ブロック20は、タイヤ周方向に延びる一対の2辺、タイヤ幅方向に延びる一対の2辺、タイヤ周方向に対して15〜60°の範囲内で、かつ第1傾斜ブロック列24と同方向に傾斜する傾斜辺20Aの合計5辺からなる5角形を呈しており、傾斜辺20Aをタイヤ回転方向側に備えている。
傾斜辺18Aを有する第1中間ブロック18、及び傾斜辺20Aを有する第2中間ブロック20は、少なくともタイヤ赤道面CLからショルダー側へトレッド半幅W/2(タイヤ赤道面CLからトレッド端12Eまでのトレッド表面に沿って計測した寸法。図1、2参照。)の20〜80%の領域内に配置することが好ましい。
ここで、第1傾斜ブロック列24を構成する各ブロックの踏面の重心位置Gをショルダーブロック22側からセンターブロック14側へ順次連結する第1仮想傾斜線FLAのタイヤ赤道面CLに対する傾斜角度θaは20〜60°の範囲内に設定することが好ましい。
また、傾斜角度θaは、タイヤ赤道面CL側からショルダー側へ向けて漸減することが更に好ましく、タイヤ赤道面CL側の傾斜角度θaとショルダー側の傾斜角度θaとの角度差は、5〜20°の範囲内が好ましい。
傾斜辺18Aを有する第1中間ブロック18、及び傾斜辺20Aを有する第2中間ブロック20は、少なくともタイヤ赤道面CLからショルダー側へトレッド表面に沿ってトレッド半幅W/2の20〜80%の領域内に配置することが好ましい(図2参照。)。
第1中間ブロック18の傾斜辺18Aのタイヤ周方向に対する角度θ18Aは35〜60°の範囲内が好ましい。
第2中間ブロック20の傾斜辺20Aのタイヤ周方向に対する角度θ20Aは15〜45°の範囲内が好ましい。
なお、トレッド12のネガティブ比は、65〜97%の範囲内が好ましい。
(作用)
本実施形態の二輪車用空気入りタイヤ10においは、センターブロック14、第1中間ブロック18、第2中間ブロック20、及びショルダーブロック22からなる第1傾斜ブロック列24が、タイヤ赤道面CLに対して20〜60°の範囲内で、かつショルダー側から接地するように傾斜配置されているので、駆動力の作用したコーナリング(例えば右旋回)時においては、コーナリングフォースCFと駆動力TFとの合力MFAが、右側の第1傾斜ブロック列24に対してタイヤ赤道面CL側から、かつ交差する方向から入力することになる。
コーナリング時、二輪車用空気入りタイヤ10は路面に対して傾斜するので、センターブロック14よりも、第1中間ブロック18、及び第2中間ブロック20の接地割合が大きくなる。
第1中間ブロック18に設けた傾斜辺18A、及び第2中間ブロック20に設けた傾斜辺20Aは、上記合力MFAの入力方向に向いているので、第1中間ブロック18、及び第2中間ブロック20が合力MFAを受け止め易くなり、加速時コーナリンググリップが向上する。
なお、車体を大きく傾けるほどコーナリングフォースが大きくなる。
このため、コーナリングフォースCFと駆動力TFとの合力MFAのタイヤ赤道面CLに対する角度は、ショルダー側へ向かうほど大きくなる。
したがって、この合力MFAを効率的に受け止めるには、合力MFAに対して第1仮想傾斜線FLAが直角に近づく様に、本実施形態の如く第1仮想傾斜線FLAのタイヤ赤道面CLに対する傾斜角度θaをタイヤ赤道面CL側からショルダー側へ向けて漸減させることが好ましい。
また、合力MFAが実際に入力する第1中間ブロック18に設けた傾斜辺18A、及び第2中間ブロック20に設けた傾斜辺20Aにおいても第1仮想傾斜線FLAと同様に傾斜させることが好ましく、これにより傾斜辺18A、及び傾斜辺20Aに対して合力MFAの入力方向を直角に近づけることができる。
これにより、コーナリングフォースの大小に関らず、加速時コーナリング性能を向上できる。
ここで、第1中間ブロック18、及び第2中間ブロック20が、タイヤ赤道面CLからショルダー側へトレッド半幅W/2の20〜80%の領域内に配置されないと、加速時コーナリング性能の向上が望めない。
第1中間ブロック18に設けた傾斜辺18Aの角度θ18Aが35〜60°の範囲から外れると、同様に加速時コーナリング性能の向上が望めない。
第2中間ブロック20に設けた傾斜辺20Aの角度θ20Aが15〜45°の範囲から外れると、同様に加速時コーナリング性能の向上が望めない。
また、第1傾斜ブロック列24の角度θaが20〜60°の範囲から外れると、同様に加速時コーナリング性能の向上が望めない。
なお、本実施形態の二輪車用空気入りタイヤ10は、駆動輪(後輪)に装着することが好ましいが、前輪に装着しても良い。
[第2の実施形態]
本発明の第2の実施形態に係る二輪車用空気入りタイヤを図3にしたがって説明する。
図3は、本実施形態の二輪車用空気入りタイヤ110のトレッド112を平面状に展開して見た平面図である。
図3に示すように、トレッド112のタイヤ赤道面CL上には、複数のセンターブロック114がタイヤ周方向(矢印A方向(タイヤ回転方向)、及び矢印A方向とは反対方向)に間隔をあけて配置されている。
センターブロック114のタイヤ幅方向外側には、複数の第1中間ブロック118がタイヤ周方向に間隔をあけて配置されている。
第1中間ブロック118のタイヤ幅方向外側には、複数の第2中間ブロック120がタイヤ周方向に間隔をあけて配置されている。
第2中間ブロック120のタイヤ幅方向外側には、複数のショルダーブロック122がタイヤ周方向に間隔をあけて配置されている。
タイヤ赤道面CLの両側には、タイヤ回転時にセンターブロック114、第1中間ブロック118、第2中間ブロック120、ショルダーブロック122の順に接地するようにタイヤ赤道面CLに対して傾斜する方向に沿ってセンターブロック114、第1中間ブロック118、第2中間ブロック120、及びショルダーブロック122を順次配置した第2傾斜ブロック列124が形成されている(なお、最も近い異種ブロック同士を連結してブロック列としている。)。
なお、本実施形態のセンターブロック114は、タイヤ周方向に沿って延びる2辺、及びタイヤ幅方向に沿って延びる2辺からなるタイヤ幅方向に長い長方形を呈している。なお、センターブロック114のタイヤ幅方向中間部には、周方向に延びる細溝116が形成されている。
第2傾斜ブロック列124を構成している第1中間ブロック118は、タイヤ周方向に延びる一対の2辺、タイヤ幅方向に延びる一対の2辺、タイヤ周方向に対して15〜60°の範囲内で、かつ第2傾斜ブロック列124と同方向に傾斜する傾斜辺118Bの合計5辺からなる5角形を呈しており、傾斜辺118Bをタイヤ回転方向とは反対方向側に備えている。
同様に、第2傾斜ブロック列124を構成している第2中間ブロック120は、タイヤ周方向に延びる一対の2辺、タイヤ幅方向に延びる一対の2辺、タイヤ周方向に対して15〜60°の範囲内で、かつ第2傾斜ブロック列124と同方向に傾斜する傾斜辺120Bの合計5辺からなる5角形を呈しており、傾斜辺120Bをタイヤ回転方向とは反対方向側に備えている。
傾斜辺118Bを有する第1中間ブロック118、及び傾斜辺120Bを有する第2中間ブロック120は、少なくともタイヤ赤道面CLからショルダー側へトレッド半幅W/2の20〜80%の領域内に配置することが好ましい。
ここで、第2傾斜ブロック列124を構成する各ブロックの踏面の重心位置Gをセンターブロック114側からショルダーブロック122側へ順次連結する第2仮想傾斜線FLBのタイヤ赤道面CLに対する傾斜角度θbは20〜60°の範囲内に設定することが好ましい。
また、傾斜角度θbは、タイヤ赤道面CL側からショルダー側へ向けて漸減することが更に好ましく、タイヤ赤道面CL側の傾斜角度θbとショルダー側の傾斜角度θbとの角度差は、5〜20°の範囲内が好ましい。
傾斜辺118Bを有する第1中間ブロック118、及び傾斜辺120Bを有する第2中間ブロック120は、少なくともタイヤ赤道面CLからショルダー側へトレッド表面に沿ってトレッド半幅W/2の20〜80%の領域内に配置することが好ましい。
第1中間ブロック118の傾斜辺118Bのタイヤ周方向に対する角度θ118Bは35〜60°の範囲内が好ましい。
第2中間ブロック120の傾斜辺120Bのタイヤ周方向に対する角度θ120Bは15〜45°の範囲内が好ましい。
なお、トレッド112のネガティブ比は、65〜97%の範囲内が好ましい。
(作用)
本実施形態の二輪車用空気入りタイヤ110においは、センターブロック114、第1中間ブロック118、第2中間ブロック120、及びショルダーブロック122からなる第2傾斜ブロック列124が、タイヤ赤道面CLに対して20〜60°の範囲内で、かつタイヤ赤道面CL側から接地するように傾斜配置されているので、制動力の作用したコーナリング(例えば右旋回)時においては、コーナリングフォースCFと制動力BFとの合力MFBが、右側の第2傾斜ブロック列124に対してタイヤ赤道面CL側から、かつ交差する方向から入力することになる。
コーナリング時、二輪車用空気入りタイヤ110は路面に対して傾斜するので、センターブロック114よりも、第1中間ブロック118、及び第2中間ブロック120の接地割合が大きくなる。
第1中間ブロック118に設けた傾斜辺118B、及び第2中間ブロック120に設けた傾斜辺120Bは、上記合力MFBの入力方向に向いているので、第1中間ブロック118、及び第2中間ブロック120が合力MFBを受け止め易くなり、制動力の作用した時のコーナリンググリップが向上する。
なお、車体を大きく傾けるほどコーナリングフォースが大きくなる。
このため、コーナリングフォースCFと制動力BFとの合力MFBのタイヤ赤道面CLに対する角度は、ショルダー側へ向かうほど大きくなる。
したがって、この合力MFBを効率的に受け止めるには、合力MFBに対して第2仮想傾斜線FLBが直角に近づく様に、本実施形態の如く第2仮想傾斜線FLBのタイヤ赤道面CLに対する傾斜角度θbをタイヤ赤道面CL側からショルダー側へ向けて漸減させることが好ましい。
また、合力MFBが実際に入力する第1中間ブロック118に設けた傾斜辺118B、及び第2中間ブロック120に設けた傾斜辺120Bにおいても第2仮想傾斜線FLBと同様に傾斜させることが好ましく、これにより傾斜辺118B、及び傾斜辺120Bに対して合力MFBの入力方向を直角に近づけることができる。
これにより、コーナリングフォースの大小に関らず、制動力の作用した時のコーナリング性能を向上できる。
ここで、第1中間ブロック118、及び第2中間ブロック120が、タイヤ赤道面CLからショルダー側へトレッド半幅W/2の20〜80%の領域内に配置されないと、制動力の作用した時のコーナリング性能の向上が望めない。
第1中間ブロック118に設けた傾斜辺118Bの角度θ118Bが35〜60°の範囲から外れると、同様に制動力の作用した時のコーナリング性能の向上が望めない。
第2中間ブロック120に設けた傾斜辺120Bの角度θ120Bが15〜45°の範囲から外れると、同様に制動力の作用した時のコーナリング性能の向上が望めない。
また、第2傾斜ブロック列124の角度θbが20〜60°の範囲から外れると、同様に制動力の作用した時のコーナリング性能の向上が望めない。
なお、本実施形態の二輪車用空気入りタイヤ110は、前輪に装着することが好ましいが、後輪に装着しても良い。
[第3の実施形態]
本発明の第3の実施形態に係る二輪車用空気入りタイヤを図4にしたがって説明する。
図4は、本実施形態の二輪車用空気入りタイヤ210のトレッド212を平面状に展開して見た平面図である。
図4に示すように、トレッド212のタイヤ赤道面CL上には、複数のセンターブロック214がタイヤ周方向に間隔をあけて配置されている。
センターブロック214のタイヤ幅方向外側には、複数の第1中間ブロック218がタイヤ周方向に間隔をあけて配置されている。
第1中間ブロック218のタイヤ幅方向外側には、第2中間ブロック221、及び第2中間ブロック223がタイヤ周方向に間隔をあけて交互に配置されている。
第2中間ブロック221、及び第2中間ブロック223のタイヤ幅方向外側には、複数のショルダーブロック222がタイヤ周方向に間隔をあけて配置されている。
タイヤ赤道面CLの両側には、タイヤ回転時にショルダーブロック222、第2中間ブロック221、第1中間ブロック218、センターブロック214の順に接地するようにタイヤ赤道面CLに対して傾斜する方向に沿ってショルダーブロック222、第2中間ブロック221、第1中間ブロック218、及びセンターブロック214を順次配置した第1傾斜ブロック列224Aが形成されている。
ここで、第1傾斜ブロック列224Aを構成する各ブロックの踏面の重心位置Gをショルダーブロック222側からセンターブロック214側へ順次連結する第1仮想傾斜線FLAのタイヤ赤道面CLに対する傾斜角度θaは20〜60°の範囲内に設定することが好ましく傾斜角度θaは、タイヤ赤道面CL側からショルダー側へ向けて漸減することが更に好ましい。
第1中間ブロック218は、タイヤ周方向に対して15〜60°の範囲内で、かつ第1傾斜ブロック列224Aと同方向に傾斜する傾斜辺218Aをタイヤ回転方向側に備え、タイヤ周方向に対して15〜60°の範囲内で、かつ第2傾斜ブロック列224Bと同方向に傾斜する傾斜辺218Bをタイヤ回転方向とは反対方向側に備えている。
なお、本実施形態の第1中間ブロック218は、第1傾斜ブロック列224Aを構成していると共に、第2傾斜ブロック列224Bをも構成している。
第1傾斜ブロック列224Aを構成している第2中間ブロック221は、タイヤ周方向に対して15〜60°の範囲内で、かつ第1傾斜ブロック列224Aと同方向に傾斜する傾斜辺221Aをタイヤ回転方向側に備えている。
第2傾斜ブロック列224Bを構成している第2中間ブロック223は、タイヤ周方向に対して15〜60°の範囲内で、かつ第2傾斜ブロック列224Bと同方向に傾斜する傾斜辺223Bをタイヤ回転方向とは反対方向側に備えている。
ここで、傾斜辺218A、及び傾斜辺218Bを有する第1中間ブロック218、傾斜辺221Aを有する第2中間ブロック221、及び傾斜辺223Bを有する第2中間ブロック223は、少なくともタイヤ赤道面CLからショルダー側へトレッド半幅W/2の20〜80%の領域内に配置することが好ましい。
第1中間ブロック218の傾斜辺218Aのタイヤ周方向に対する角度θ218Aは35〜60°の範囲内が好ましい。
第1中間ブロック218の傾斜辺218Bのタイヤ周方向に対する角度θ218Bは35〜60°の範囲内が好ましい。
第2中間ブロック221の傾斜辺221Aのタイヤ周方向に対する角度θ221Aは15〜45°の範囲内が好ましい。
第2中間ブロック223の傾斜辺223Bのタイヤ周方向に対する角度θ223Bは15〜45°の範囲内が好ましい。
なお、トレッド212のネガティブ比は、65〜97%の範囲内が好ましい。
(作用)
本実施形態の二輪車用空気入りタイヤ210においは、駆動力の作用したコーナリング(例えば右旋回)時においては、コーナリングフォースCFと駆動力TFとの合力MFAが、右側の第1傾斜ブロック列224Aに対してタイヤ赤道面CL側から、かつ交差する方向から入力することになる。
また、第1中間ブロック218に設けた傾斜辺218A、及び第2中間ブロック221に設けた傾斜辺221Aは、上記合力MFAの入力方向に向いているので、第1中間ブロック218、及び第2中間ブロック221が合力MFAを受け止め易くなり、加速時コーナリンググリップが向上する。
また、本実施形態においても、第1仮想傾斜線FLAのタイヤ赤道面CLに対する傾斜角度θaをタイヤ赤道面CL側からショルダー側へ向けて漸減させ、また、傾斜辺218A、及び傾斜辺221Aを第1仮想傾斜線FLAに合わせて傾斜させているので、コーナリングフォースの大小に関らず、加速時コーナリング性能を向上できる。
なお、第1中間ブロック218、及び第2中間ブロック221が、タイヤ赤道面CLからショルダー側へトレッド半幅W/2の20〜80%の領域内に配置されないと、加速時コーナリング性能の向上が望めない。
第1中間ブロック218に設けた傾斜辺218Aの角度θ218Aが35〜60°の範囲から外れると、同様に加速時コーナリング性能の向上が望めない。
第2中間ブロック221に設けた傾斜辺221Aの角度θ221Aが15〜45°の範囲から外れると、同様に加速時コーナリング性能の向上が望めない。
また、第1傾斜ブロック列224Aの角度θaが20〜60°の範囲から外れると、同様に加速時コーナリング性能の向上が望めない。
次に、制動力の作用したコーナリング(例えば右旋回)時においては、コーナリングフォースCFと制動力BFとの合力MFBが、右側の第2傾斜ブロック列224Bに対してタイヤ赤道面CL側から、かつ交差する方向から入力することになる。
また、第1中間ブロック218に設けた傾斜辺218B、及び第2中間ブロック223に設けた傾斜辺223Bは、上記合力MFBの入力方向に向いているので、第1中間ブロック218、及び第2中間ブロック223が合力MFBを受け止め易くなり、制動力の作用した時のコーナリンググリップが向上する。
また、第2仮想傾斜線FLBのタイヤ赤道面CLに対する傾斜角度θbをタイヤ赤道面CL側からショルダー側へ向けて漸減させており、傾斜辺218B、及び傾斜辺223Bを第2仮想傾斜線FLBに合わせて傾斜させているので、コーナリングフォースの大小に関らず、制動力の作用した時のコーナリング性能を向上できる。
なお、第1中間ブロック218、及び第2中間ブロック223が、タイヤ赤道面CLからショルダー側へトレッド半幅W/2の20〜80%の領域内に配置されないと、制動力の作用した時のコーナリング性能の向上が望めない。
第1中間ブロック218に設けた傾斜辺218Bの角度θ218Bが35〜60°の範囲から外れると、同様に制動力の作用した時のコーナリング性能の向上が望めない。
第2中間ブロック223に設けた傾斜辺223Bの角度θ223Bが15〜45°の範囲から外れると、同様に制動力の作用した時のコーナリング性能の向上が望めない。
第1中間ブロック218の傾斜辺218Aの角度θ218Aが35〜60°の範囲から外れると、同様に加速時コーナリング性能の向上が望めない。
第2中間ブロック221の傾斜辺221Aの角度θ221Aが15〜45°の範囲から外れると、同様に加速時コーナリング性能の向上が望めない。
また、第2傾斜ブロック列224Bの角度θbが20〜60°の範囲から外れると、同様に制動力の作用した時のコーナリング性能の向上が望めない。
ところで、実際のコーナリング操作においては、コーナーの湾曲形状に応じて時折アクセルを緩めることも必要となり、この時タイヤには瞬時ではあるが制動力が作用する場合がある。
したがって、本実施形態の二輪車用空気入りタイヤ210ように、第1傾斜ブロック列224A、及び第2傾斜ブロック列224Bをもつことにより、途中で制動力が作用するようなコーナリング時においても一層安定したコーナリンググリップが得られる。
なお、本実施形態の二輪車用空気入りタイヤ210は、前後輪同時に装着することが好ましい。
上記実施形態では、センターブロックとショルダーブロックとの間に2列の中間ブロックが配置されていたが、本発明はこれに限らず、センターブロックとショルダーブロックとの間には少なくとも1列の中間ブロックが配置されていれば良く、3列以上の中間ブロックが配置されていても良い。
また、中間ブロックの形状は5角形以上の多角形であっても良い。
なお、中間ブロックにおいて、上記合力を受け止めるためには、傾斜辺の長さがある程度必要である。傾斜辺の長さは、タイヤ周方向に延びる辺、及びタイヤ幅方向に延びる辺を残しつつ、中間ブロックの周長の8%以上、好ましくは15%以上とすることが好ましい。
(試験例)
本発明の効果を確かめるために、従来例のタイヤ1種、及び本発明の適用された実施例のタイヤ3種を用意し、実車に装着して泥濘路におけるコーナリング加速時グリップ、コーナリング減速時グリップ、及びハンドリングの比較を行なった。
試験は、試験タイヤを装着した二輪車を泥濘路で走行させて行なった。
評価は、テストライダーによるフィーリング評価(10点満点)であり、数値が大きいほど性能に優れていることを表している。
実施例1:第1の実施形態のタイヤ
実施例2:第2の実施形態のタイヤ
実施例3:第3の実施形態のタイヤ
従来例:図5に示すトレッドパターンを有するタイヤ。図5に示すようにセンターブロック300、302、中間ブロック304、及びショルダーブロック306を備えるが、各ブロック共に四角形であり、傾斜辺を備えていない。なお、ネガティブ比は実施例と同等に設定されている。
リアタイヤサイズ:140/80−18
フロントタイヤサイズ:90/90−21
Figure 2005193784
試験の結果、本発明の適用された実施例のタイヤを装着した二輪車は、コーナリング時のグリップが向上していることが分かる。
第1の実施形態に係る二輪車用空気入りタイヤのトレッドの展開図である。 第1の実施形態に係る二輪車用空気入りタイヤの断面図である。 第2の実施形態に係る二輪車用空気入りタイヤのトレッドの展開図である。 第3の実施形態に係る二輪車用空気入りタイヤのトレッドの展開図である。 従来例に係る二輪車用空気入りタイヤのトレッドの展開図である。
符号の説明
10 二輪車用空気入りタイヤ
12 トレッド
14 センターブロック
18A 傾斜辺
18 中間ブロック
20A 傾斜辺
20 中間ブロック
22 ショルダーブロック
24 傾斜ブロック列
110 二輪車用空気入りタイヤ
112 トレッド
114 センターブロック
118B 傾斜辺
118 中間ブロック
120B 傾斜辺
120A 傾斜辺
120 中間ブロック
122 ショルダーブロック
124 傾斜ブロック列
210 タイヤ
212 トレッド
214 センターブロック
218A 傾斜辺
218B 傾斜辺
218 中間ブロック
221A 傾斜辺
221 中間ブロック
222 ショルダーブロック
223B 傾斜辺
223 中間ブロック
224A 傾斜ブロック列
224B 傾斜ブロック列
300 センターブロック
304 中間ブロック
306 ショルダーブロック
CL タイヤ赤道面
FLA 仮想傾斜線
FLB 仮想傾斜線
G 重心位置
W/2 トレッド半幅

Claims (9)

  1. トレッドに複数のブロックを設けてブロックパターンを形成した二輪車用空気入りタイヤであって、
    前記トレッドは、タイヤ赤道面上に配置されるセンターブロック、タイヤ幅方向最外側に配置されるショルダーブロック、前記センターブロックと前記ショルダーブロックとの間に配置される中間ブロックを備え、
    前記トレッドを平面状に展開して見た時に、タイヤ赤道面の両側には、タイヤ回転時に前記ショルダーブロック、前記中間ブロック、前記センターブロックの順に接地するようにタイヤ赤道面に対して傾斜する方向に沿って前記ショルダーブロック、前記中間ブロック、及び前記センターブロックを配置した第1傾斜ブロック列が形成されると共に、前記第1傾斜ブロック列を構成する各ブロックの踏面の重心位置をショルダーブロック側からセンターブロック側へ順次連結する第1仮想傾斜線のタイヤ赤道面に対する傾斜角度が20〜60°の範囲内に設定されており、
    前記第1傾斜ブロック列を構成している少なくとも1つの前記中間ブロックは、タイヤ周方向に対して15〜60°の範囲内で傾斜する傾斜辺を、タイヤ回転方向側に有し、
    前記トレッドを平面状に展開して見た時に、前記傾斜辺を有する前記中間ブロックは、少なくともタイヤ赤道面からショルダー側へトレッド半幅の20〜80%の領域内に配置されている、
    ことを特徴とする二輪車用空気入りタイヤ。
  2. 前記第1仮想傾斜線のタイヤ赤道面に対する角度が、タイヤ赤道面側からショルダー側へ向けて漸減している、ことを特徴とする請求項1に記載の二輪車用空気入りタイヤ。
  3. トレッドに複数のブロックを設けてブロックパターンを形成した二輪車用空気入りタイヤであって、前記トレッドを平面状に展開して見た時に、タイヤ赤道面の両側には、タイヤ回転時に前記センターブロック、前記中間ブロック、前記ショルダーブロックの順に接地するようにタイヤ赤道面に対して傾斜する方向に沿って前記センターブロック、前記中間ブロック、及び前記ショルダーブロックを配置した第2傾斜ブロック列が形成されると共に、前記第2傾斜ブロック列を構成する各ブロックの踏面の重心位置をセンターブロック側からショルダーブロック側へ順次連結する第2仮想傾斜線のタイヤ赤道面に対する傾斜角度が20〜60°の範囲内に設定されており、
    前記第2傾斜ブロック列を構成している少なくとも1つの前記中間ブロックは、タイヤ周方向に対して15〜60°の範囲内で傾斜する傾斜辺を、タイヤ回転方向とは反対方向側に有し、
    前記トレッドを平面状に展開して見た時に、前記傾斜辺を有する前記中間ブロックは、少なくともタイヤ赤道面からショルダー側へトレッド半幅の20〜80%の領域内に配置されている、
    ことを特徴とする二輪車用空気入りタイヤ。
  4. 前記第2仮想傾斜線のタイヤ赤道面に対する角度が、タイヤ赤道面側からショルダー側へ向けて漸減している、ことを特徴とする請求項3に記載の二輪車用空気入りタイヤ。
  5. トレッドに複数のブロックを設けてブロックパターンを形成した二輪車用空気入りタイヤであって、
    前記トレッドを平面状に展開して見た時に、タイヤ赤道面の両側には、タイヤ回転時に前記ショルダーブロック、前記中間ブロック、前記センターブロックの順に接地するようにタイヤ赤道面に対して傾斜する方向に沿って前記ショルダーブロック、前記中間ブロック、及び前記センターブロックを配置した第1傾斜ブロック列が形成されると共に、タイヤ回転時に前記センターブロック、前記中間ブロック、前記ショルダーブロックの順に接地するようにタイヤ赤道面に対して傾斜する方向に沿って前記センターブロック、前記中間ブロック、及び前記ショルダーブロックを配置した第2傾斜ブロック列が形成され、
    前記第1傾斜ブロック列を構成する各ブロックの踏面の重心位置をショルダーブロック側からセンターブロック側へ順次連結する第1仮想傾斜線のタイヤ赤道面に対する傾斜角度が20〜60°の範囲内に設定され、
    前記第2傾斜ブロック列を構成する各ブロックの踏面の重心位置をセンターブロック側からショルダーブロック側へ順次連結する第2仮想傾斜線のタイヤ赤道面に対する傾斜角度が20〜60°の範囲内に設定されており、
    前記第1傾斜ブロック列を構成している少なくとも1つの前記中間ブロックは、タイヤ周方向に対して15〜60°の範囲内で傾斜する傾斜辺をタイヤ回転方向側に有し、
    前記第2傾斜ブロック列を構成している少なくとも1つの前記中間ブロックは、タイヤ周方向に対して15〜60°の範囲内で傾斜する傾斜辺をタイヤ回転方向とは反対方向側に有し、
    前記トレッドを平面状に展開して見た時に、前記傾斜辺を有する前記中間ブロックは、少なくともタイヤ赤道面からショルダー側へトレッド半幅の20〜80%の領域内に配置されている、
    ことを特徴とする二輪車用空気入りタイヤ。
  6. 前記第1仮想傾斜線のタイヤ赤道面に対する角度、及び前記第2仮想傾斜線のタイヤ赤道面に対する角度が、それぞれタイヤ赤道面側からショルダー側へ向けて漸減している、ことを特徴とする請求項5に記載の二輪車用空気入りタイヤ。
  7. 少なくとも請求項1または請求項2に記載の二輪車用空気入りタイヤを二輪車の後輪に用いたことを特徴とする二輪車用空気入りタイヤの装着方法。
  8. 少なくとも請求項3または請求項4に記載の二輪車用空気入りタイヤを二輪車の前輪に用いたことを特徴とする二輪車用空気入りタイヤの装着方法。
  9. 請求項1または請求項2に記載の二輪車用空気入りタイヤを二輪車の後輪に用い、請求項3または請求項4に記載の二輪車用空気入りタイヤを前輪に用いたことを特徴とする二輪車用空気入りタイヤの装着方法。
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