JP2018079836A - 二輪車用タイヤ及び自動二輪車 - Google Patents

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Abstract

【課題】硬質路面でのグリップ性能と、軟質路面でのグリップ性能とが、高次元で両立し得る二輪車用タイヤを提供する。【解決手段】トレッド部2は、タイヤ赤道Cを含むクラウン領域Crと、クラウン領域Crのタイヤ軸方向外側のミドル領域Miと、ミドル領域Miのタイヤ軸方向外側のショルダー領域Shとを含んでいる。各ブロック10の踏面10aは、回転方向Rの後着側に位置する直線状の後着縁部10Rを有している。ブロック10は、後着縁部10Rがタイヤ軸方向に対して略平行にのびる第1ブロック11と、一方に傾斜する第2ブロック12と、他方に傾斜する第3ブロック13とを含んでいる。クラウン領域Cr、ミドル領域Mi及びショルダー領域Shには、それぞれ、第1ブロック11、第2ブロック12及び第3ブロック13のうち、少なくとも2種のブロック10が配されている。【選択図】図2

Description

本発明は、トレッド部に複数のブロックが配された二輪車用タイヤ及び自動二輪車に関する。
従来、不整地走行に適した二輪車用タイヤとして、トレッド部に複数のブロックが配されたタイヤが知られている。このような二輪車用タイヤは、硬質路面でのグリップ性能と、軟質路面でのグリップ性能とを、高次元で両立させることが求められている。
例えば、下記特許文献1は、各ブロックの踏面の回転方向先着側の縁部に、タイヤ軸方向及びタイヤ周方向に対して傾斜する傾斜辺を有した二輪車用タイヤを提案している。このような二輪車用タイヤのグリップ性能は、このブロックの形状に依存している。
特開2005−193784号公報
しかしながら、上記特許文献1の二輪車用タイヤのブロック形状は、軟質路面でのグリップ性能を向上させるものの、硬質路面でのグリップ性能が低下するという問題があった。
本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、硬質路面でのグリップ性能と、軟質路面でのグリップ性能とが、高次元で両立し得る二輪車用タイヤ及び自動二輪車を提供することを主たる目的としている。
本発明は、回転方向が指定され、かつ、トレッド部に複数のブロックが配された二輪車用タイヤであって、前記トレッド部は、タイヤ赤道を含み、かつ、直進走行時及びキャンバー角の小さい旋回走行時に接地するクラウン領域と、前記クラウン領域のタイヤ軸方向外側で旋回走行時に接地するミドル領域と、前記ミドル領域のタイヤ軸方向外側でキャンバー角の大きい旋回走行時に接地するショルダー領域とを含み、前記各ブロックの踏面は、回転方向の後着側に位置する直線状の後着縁部を有し、前記ブロックは、前記後着縁部がタイヤ軸方向に対して略平行にのびる第1ブロックと、前記後着縁部がタイヤ軸方向に対して一方に傾斜する第2ブロックと、前記後着縁部がタイヤ軸方向に対して他方に傾斜する第3ブロックとを含み、前記クラウン領域、前記ミドル領域及び前記ショルダー領域には、それぞれ、前記第1ブロック、前記第2ブロック及び前記第3ブロックのうち、少なくとも2種のブロックが配されていることを特徴とする。
本発明に係る二輪車用タイヤにおいて、前記第1ブロックの総数は、前記第2ブロックの総数よりも少なく、かつ、前記第3ブロックの総数よりも少ないのが望ましい。
本発明に係る二輪車用タイヤにおいて、前記トレッド部には、前記ブロックの総数の10%〜40%の前記第1ブロックと、30%〜50%の前記第2ブロックと、30%〜50%の前記第3ブロックとが配されるのが望ましい。
本発明に係る二輪車用タイヤにおいて、前記クラウン領域には、前記クラウン領域に配される前記ブロックの総数の20%〜60%の前記第1ブロックと、20%〜40%の前記第2ブロックと、20%〜40%の前記第3ブロックとが配されるのが望ましい。
本発明に係る二輪車用タイヤにおいて、前記ミドル領域には、前記ミドル領域に配される前記ブロックの総数の0%〜30%の前記第1ブロックと、30%〜60%の前記第2ブロックと、30%〜60%の前記第3ブロックとが配されるのが望ましい。
本発明に係る二輪車用タイヤにおいて、前記ショルダー領域には、前記ショルダー領域に配される前記ブロックの総数の20%〜60%の前記第1ブロックと、20%〜40%の前記第2ブロックと、20%〜40%の前記第3ブロックとが配されるのが望ましい。
本発明に係る二輪車用タイヤにおいて、前記第1ブロックの前記後着縁部は、タイヤ軸方向に対して5度以下の第1角度を有しており、前記第2ブロックの前記後着縁部は、タイヤ軸方向に対して5度より大きい第2角度でタイヤ軸方向に対して一方に傾斜しており、前記第3ブロックの前記後着縁部は、タイヤ軸方向に対して5度より大きい第3角度でタイヤ軸方向に対して他方に傾斜しているのが望ましい。
本発明に係る二輪車用タイヤにおいて、前記タイヤ赤道から一方のトレッド端に至るトレッド半幅領域において、前記クラウン領域は、前記タイヤ赤道からトレッド半幅の25%より小さい領域であり、前記ミドル領域は、前記タイヤ赤道から前記トレッド半幅の25%〜75%の領域であり、前記ショルダー領域は、前記タイヤ赤道から前記トレッド半幅の75%より大きい領域であるのが望ましい。
本発明に係る二輪車用タイヤにおいて、前記各ブロックは、4〜19mmの高さを有し、隣接する前記ブロック間の踏面における距離は、8〜30mmであるのが望ましい。
本発明に係る二輪車用タイヤにおいて、前記トレッド部は、ランド比が5%〜35%であるのが望ましい。
本発明は、上記の二輪車用タイヤを前輪に装着した自動二輪車であることを特徴とする。
本発明の二輪車用タイヤにおいて、ブロックは、後着縁部がタイヤ軸方向に対して略平行にのびる第1ブロックと、後着縁部がタイヤ軸方向に対して一方に傾斜する第2ブロックと、後着縁部がタイヤ軸方向に対して他方に傾斜する第3ブロックとを含んでいる。このような二輪車用タイヤは、第1ブロックにより、軟質路面でのグリップ性能及び硬質路面でのグリップ性能が低下することを抑制することができる。また、この二輪車用タイヤは、第2ブロック又は第3ブロックの一方により、軟質路面でのグリップ性能を向上させることができ、他方により、硬質路面でのグリップ性能を向上させることができる。
本発明の二輪車用タイヤにおいて、クラウン領域、ミドル領域及びショルダー領域には、それぞれ、第1ブロック、第2ブロック及び第3ブロックのうち、少なくとも2種のブロックが配されている。このような二輪車用タイヤは、クラウン領域、ミドル領域及びショルダー領域の各領域において、軟質路面でのグリップ性能及び硬質路面でのグリップ性能をバランスよく向上させることができる。このため、本発明の二輪車用タイヤは、直進走行時及び旋回走行時のいずれにおいても、軟質路面でのグリップ性能と、硬質路面でのグリップ性能とを、高次元で両立することができる。
本発明の二輪車用タイヤの一実施形態を示す断面図である。 図1の二輪車用タイヤのトレッド部の展開図である。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1は、本実施形態の二輪車用タイヤ(以下、単に「タイヤ」ということがある。)1の正規状態におけるタイヤ回転軸を含むタイヤ子午線断面図である。図2は、図1のタイヤ1のトレッド部2の展開図である。図1は、図2のA−A線の断面図である。このタイヤ1は、例えば、モトクロス等の不整地走行に適した自動二輪車(図示省略)の前輪に装着するのに適している。
ここで、前記「正規状態」は、タイヤ1が正規リム(図示省略)にリム組みされ、かつ、正規内圧となるように充填され、しかも無負荷の状態である。本明細書では、特に断りがない限り、タイヤ1の各部の寸法は、正規状態で測定された値である。
前記「正規リム」は、タイヤ1が基づいている規格を含む規格体系において、当該規格がタイヤ毎に定めているリムであり、例えばJATMAであれば "標準リム" 、TRAであれば "Design Rim" 、ETRTOであれば "Measuring Rim" である。
前記「正規内圧」は、タイヤ1が基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている空気圧であり、JATMAであれば "最高空気圧" 、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "INFLATION PRESSURE" である。
図1に示されるように、本実施形態のタイヤ1は、トレッド部2からサイドウォール部3を経てビード部4のビードコア5に至るカーカス6と、このカーカス6のタイヤ半径方向外側かつトレッド部2の内部に配されるトレッド補強層7とを備えている。
カーカス6は、例えば、1枚のカーカスプライ6Aにより構成されている。カーカスプライ6Aは、トレッド部2からサイドウォール部3を経てビード部4に埋設されたビードコア5に至る本体部6aと、本体部6aに連なりかつビードコア5の回りで折り返される折返し部6bとを含んでいる。
カーカスプライ6Aは、タイヤ赤道Cに対して、好ましくは、75〜90度、より好ましくは、80〜90度の角度で傾けて配列されたカーカスコードを有する。このカーカスコードには、例えば、ナイロン、ポリエステル又はレーヨン等の有機繊維コード等が好適に採用される。
本体部6aと折返し部6bとの間には、ビードエーペックスゴム8が設けられているのが望ましい。ビードエーペックスゴム8は、例えば、硬質のゴムで形成されている。これにより、ビード部4が効果的に補強される。
トレッド補強層7は、例えば、1枚の補強プライ7Aからなる。補強プライ7Aには、例えば、タイヤ赤道Cに対して、5〜40度の角度で傾斜した補強コードが配列されている。補強コードには、例えば、スチールコード、アラミド又はレーヨン等が好適に採用される。
トレッド部2のトレッド端Te間の外面2aは、キャンバー角が大きい旋回時においても十分な接地面積が得られるように、タイヤ半径方向外側に凸の略円弧状に湾曲してのびているのが望ましい。本実施形態では、トレッド部2のトレッド端Te間のタイヤ軸方向距離であるトレッド幅TWが、タイヤ最大幅をなしている。
ここで、トレッド端Teは、トレッド部2に配された複数のブロック10の内、最もタイヤ軸方向外側に位置するブロック10の踏面10aのタイヤ軸方向外側の縁10eを意味する。
図2に示されるように、トレッド部2は、クラウン領域Crと、ミドル領域Miと、ショルダー領域Shとを含んでいる。
本実施形態のクラウン領域Crは、タイヤ赤道Cを含み、かつ、主に直進走行時及びキャンバー角の小さい旋回走行時に路面と接地する領域である。クラウン領域Crは、例えば、タイヤ赤道Cから一方のトレッド端Teに至るトレッド半幅領域Thにおいて、タイヤ赤道Cからトレッド半幅TWeの25%より小さい領域である。
ここで、図1に示されるように、トレッド半幅TWeとは、トレッド半幅領域Thにおいて、トレッド踏面2bに沿ったタイヤ赤道Cから一方のトレッド端Teまでのトレッド幅方向の距離である。なお、トレッド踏面2bとは、ブロック10の踏面10aと、ブロック10間の溝部9をブロック10の踏面10aの高さまで埋めたときの仮想面9aとを含むものである。
図2に示されるように、本実施形態のミドル領域Miは、クラウン領域Crのタイヤ軸方向外側で、キャンバー角の大小に関わらず、旋回走行時に路面と接地する領域である。ミドル領域Miは、例えば、トレッド半幅領域Thにおいて、タイヤ赤道Cからトレッド半幅TWeの25%〜75%の領域である。
本実施形態のショルダー領域Shは、ミドル領域Miのタイヤ軸方向外側で、主にキャンバー角の大きい旋回走行時に路面と接地する領域である。ショルダー領域Shは、例えば、トレッド半幅領域Thにおいて、タイヤ赤道Cからトレッド半幅TWeの75%より大きい領域である。
本実施形態のタイヤ1は、トレッド部2のクラウン領域Cr、ミドル領域Mi及びショルダー領域Shに、それぞれ、複数のブロック10が配されている。各ブロック10は、タイヤ赤道Cを中心に左右対称に配されるのが望ましい。
トレッド部2は、ランド比が5%〜35%となるように、比較的疎にブロック10が配されるのが望ましい。トレッド部2のランド比が5%よりも小さいと、硬質路面において、1つのブロック10に作用する曲げモーメントやせん断力が大きくなり、ブロック10の根元の局所的なクラックが増加するおそれがある。また、トレッド部2のランド比が35%よりも大きいと、軟質路面へのブロック10の突き刺さり量が低下し、軟質路面でのグリップ性能が低下するおそれがある。
本実施形態の各ブロック10は、平面視で略矩形状に形成されている。また、各ブロック10の踏面10aは、例えば、略平面状に形成されている。
ブロック10の踏面10aのタイヤ軸方向の幅W1は、好ましくは、トレッド半幅TWeの10〜30%である。また、各ブロック10の踏面10aのタイヤ周方向の長さL1は、好ましくは、ブロック10の幅W1の0.5〜2.0倍である。
図1に示されるように、各ブロック10間の溝部9の溝底9sから各ブロック10の踏面10aまでの高さHは、好ましくは、4〜19mmである。ブロック10の高さHが4mmよりも小さいと、軟質路面へのブロック10の突き刺さり量が低下し、軟質路面でのグリップ性能が低下するおそれがある。また、ブロック10の高さHが19mmよりも大きいと、ブロック10の剛性が低下し、硬質路面でのグリップ性能が低下するおそれがある。
図2に示されるように、トレッド半幅領域Thにおいて、隣接する2つのブロック10間の踏面10aにおける距離L2は、好ましくは、8〜30mmである。ブロック10間の距離L2が8mmよりも小さいと、ブロック10間に泥等が堆積し、軟質路面でのグリップ性能が低下するおそれがある。また、ブロック10間の距離L2が30mmよりも大きいと、硬質路面において、1つのブロック10に作用する曲げモーメントやせん断力が大きくなり、ブロック10の根元の局所的なクラックが発生するおそれがある。
本実施形態のタイヤ1は、回転方向Rが指定されている。これにより、各ブロック10の踏面10aは、回転方向Rの先着側に位置する先着縁部10Fと、回転方向Rの後着側に位置する後着縁部10Rとを有している。先着縁部10Fと後着縁部10Rとは、いずれも、直線状にのびているのが望ましい。
ブロック10は、その後着縁部10Rのタイヤ軸方向に対する傾斜の角度が異なる第1ブロック11と第2ブロック12と第3ブロック13とを含んでいる。
本実施形態の第1ブロック11は、後着縁部10Rがタイヤ軸方向に対して略平行にのびている。ここで、後着縁部10Rがタイヤ軸方向に対して略平行とは、後着縁部10Rがタイヤ軸方向に対して5度以下の角度であることを意味する。すなわち、第1ブロック11の後着縁部10Rは、タイヤ軸方向に対して5度以下の第1角度θ1を有しているのが望ましい。
このような第1ブロック11は、軟質路面でのグリップ性能と硬質路面でのグリップ性能とのバランス性に優れている。また、第1ブロック11は、後着縁部10Rが直進走行時の路面からの反力に対して略垂直にのびているので、直進走行時の硬質路面でのグリップ性能が向上し得る。
本実施形態の第2ブロック12は、後着縁部10Rがタイヤ軸方向に対して一方に傾斜している。すなわち、第2ブロック12の後着縁部10Rは、タイヤ軸方向に対して5度より大きい第2角度θ2でタイヤ軸方向に対して一方に傾斜しているのが望ましい。また、この第2角度θ2は、40度以下であるのが好ましい。
第2ブロック12は、例えば、後着縁部10Rのタイヤ軸方向外側が、後着縁部10Rのタイヤ軸方向内側よりも回転方向Rの先着側に位置するように傾斜している。このような第2ブロック12は、後着縁部10Rがタイヤ軸方向外側に向けて溝部9が広がる方向に傾斜しているので、土をタイヤ軸方向外側へ排出する排土性に優れている。このため、第2ブロック12は、軟質路面に食い込み易く、軟質路面でのグリップ性能が向上し得る。
本実施形態の第3ブロック13は、後着縁部10Rがタイヤ軸方向に対して、第2ブロック12の後着縁部10Rの傾斜方向とは異なる方向である他方に傾斜している。すなわち、第3ブロック13の後着縁部10Rは、タイヤ軸方向に対して5度より大きい第3角度θ3でタイヤ軸方向に対して他方に傾斜しているのが望ましい。また、この第3角度θ3は、40度以下であるのが好ましい。
第3ブロック13は、例えば、後着縁部10Rのタイヤ軸方向内側が、後着縁部10Rのタイヤ軸方向外側よりも回転方向Rの先着側に位置するように傾斜している。このような第3ブロック13は、後着縁部10Rが旋回走行時の路面からの反力に対して略垂直にのびているので、旋回走行時の硬質路面でのグリップ性能が向上し得る。
トレッド部2には、ブロック10の総数の10%〜40%の第1ブロック11と、30%〜50%の第2ブロック12と、30%〜50%の第3ブロック13とが配されるのが好ましい。このようなトレッド部2は、グリップ特性の異なるブロック10が配されることにより、異なる路面に対するグリップ性能を、バランスよく向上させることができる。
本実施形態のトレッド部2では、第1ブロック11の総数が、第2ブロック12の総数よりも少なく、かつ、第3ブロック13の総数よりも少ないものが例示されている。このようなトレッド部2は、軟質路面でのグリップ性能と、硬質路面でのグリップ性能とをバランスよく向上させ得る。
本実施形態のトレッド部2は、クラウン領域Cr、ミドル領域Mi及びショルダー領域Shに、それぞれ、第1ブロック11、第2ブロック12及び第3ブロック13のうち、少なくとも2種のブロック10が配されている。ここで、各ブロック10は、その重心位置に基づいて、そのブロック10が配される領域を確定し得る。このようなトレッド部2は、グリップ特性の異なる少なくとも2種のブロック10が配されることにより、直進走行時及び旋回走行時のいずれにおいても、軟質路面でのグリップ性能と、硬質路面でのグリップ性能とを、高次元で両立することができる。
本実施形態のクラウン領域Crには、第1ブロック11、第2ブロック12及び第3ブロック13が配されている。クラウン領域Crには、クラウン領域Crに配されるブロック10の総数の20%〜60%の第1ブロック11と、20%〜40%の第2ブロック12と、20%〜40%の第3ブロック13とが配されるのが好ましい。
このようなクラウン領域Crは、第1ブロック11、第2ブロック12及び第3ブロック13がバランスよく配されており、直進走行時及びキャンバー角の小さい旋回走行時の軟質、硬質の両路面におけるグリップ性能をバランスよく向上させ得る。
本実施形態のミドル領域Miには、第2ブロック12及び第3ブロック13が配されている。このミドル領域Miに、第1ブロック11が配されていてもよい。ミドル領域Miには、ミドル領域Miに配されるブロック10の総数の0%〜30%の第1ブロック11と、30%〜60%の第2ブロック12と、30%〜60%の第3ブロック13とが配されるのが好ましい。
このようなミドル領域Miは、第2ブロック12により、軟質路面でのグリップ性能を向上させ、第3ブロック13により、旋回走行時の硬質路面でのグリップ性能を向上させ得る。このため、ミドル領域Miは、旋回走行時のキャンバー角の過渡状態においても、優れた軟質路面でのグリップ性能と硬質路面でのグリップ性能とを有している。
本実施形態のショルダー領域Shには、第1ブロック11、第2ブロック12及び第3ブロック13が配されている。ショルダー領域Shには、ショルダー領域Shに配されるブロック10の総数の20%〜60%の第1ブロック11と、20%〜40%の第2ブロック12と、20%〜40%の第3ブロック13とが配されるのが好ましい。
このようなショルダー領域Shは、第1ブロック11、第2ブロック12及び第3ブロック13がバランスよく配されており、キャンバー角の大きい旋回走行時の軟質、硬質の両路面におけるグリップ性能をバランスよく向上させ得る。
上述の実施形態では、クラウン領域Cr及びショルダー領域Shには、3種のブロック10が配される態様が説明されたが、例えば、それぞれの領域に第1ブロック11と第2ブロック12とを配して、軟質路面により適したタイヤ1としてもよい。また、それぞれの領域に、第1ブロック11と第3ブロック13とを配して、硬質路面により適したタイヤ1としてもよい。
また、上述の実施形態では、ブロック10の踏面10aは、略平面状に形成されているが、例えば、踏面10aに凹部が形成されていてもよい。また、ブロック10の平面視における形状は、略矩形状に限定されるものではなく、直線状の後着縁部10Rを有する形状であれば、種々の形状が採用され得る。
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は、上述の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施し得る。
図1に示す基本構造をなし、図2のブロック配置を有する不整地走行に適した二輪車用タイヤが、表1の仕様に基づいて試作された。これら試作タイヤがテスト車両の前輪に装着され、性能がテストされた。各テストタイヤの共通仕様やテスト方法は、以下の通りである。
使用車両:排気量450cc 自動二輪車
タイヤサイズ:80/100−21
リムサイズ:1.60×21
内圧:80kPa
<軟質路面でのグリップ性能>
供試タイヤを装着したテスト車両で、テストドライバーが、ウェット状態の不整地のテストコースを走行した。このときの「グリップ感」が、テストドライバーの官能により評価された。結果は、比較例1の値を100とする評点であり、数値が大きい程良好であることを示す。
<硬質路面でのグリップ性能>
供試タイヤを装着したテスト車両で、テストドライバーが、ドライ状態の不整地のテストコースを走行した。このときの「グリップ感」が、テストドライバーの官能により評価された。結果は、比較例1の値を100とする評点であり、数値が大きい程良好であることを示す。
テストの結果が表1及び表2に示される。
Figure 2018079836
Figure 2018079836
テストの結果、実施例のタイヤは、軟質路面でのグリップ性能と硬質路面でのグリップ性能との双方において、比較例よりも向上していることが確認できた。
2 トレッド部
10 ブロック
10R 後着縁部
11 第1ブロック
12 第2ブロック
13 第3ブロック
Cr クラウン領域
Mi ミドル領域
Sh ショルダー領域

Claims (11)

  1. 回転方向が指定され、かつ、トレッド部に複数のブロックが配された二輪車用タイヤであって、
    前記トレッド部は、タイヤ赤道を含み、かつ、直進走行時及びキャンバー角の小さい旋回走行時に接地するクラウン領域と、前記クラウン領域のタイヤ軸方向外側で旋回走行時に接地するミドル領域と、前記ミドル領域のタイヤ軸方向外側でキャンバー角の大きい旋回走行時に接地するショルダー領域とを含み、
    前記各ブロックの踏面は、回転方向の後着側に位置する直線状の後着縁部を有し、
    前記ブロックは、前記後着縁部がタイヤ軸方向に対して略平行にのびる第1ブロックと、前記後着縁部がタイヤ軸方向に対して一方に傾斜する第2ブロックと、前記後着縁部がタイヤ軸方向に対して他方に傾斜する第3ブロックとを含み、
    前記クラウン領域、前記ミドル領域及び前記ショルダー領域には、それぞれ、前記第1ブロック、前記第2ブロック及び前記第3ブロックのうち、少なくとも2種のブロックが配されていることを特徴とする二輪車用タイヤ。
  2. 前記第1ブロックの総数は、前記第2ブロックの総数よりも少なく、かつ、前記第3ブロックの総数よりも少ない請求項1に記載の二輪車用タイヤ。
  3. 前記トレッド部には、前記ブロックの総数の10%〜40%の前記第1ブロックと、30%〜50%の前記第2ブロックと、30%〜50%の前記第3ブロックとが配される請求項1に記載の二輪車用タイヤ。
  4. 前記クラウン領域には、前記クラウン領域に配される前記ブロックの総数の20%〜60%の前記第1ブロックと、20%〜40%の前記第2ブロックと、20%〜40%の前記第3ブロックとが配される請求項1乃至3のいずれかに記載の二輪車用タイヤ。
  5. 前記ミドル領域には、前記ミドル領域に配される前記ブロックの総数の0%〜30%の前記第1ブロックと、30%〜60%の前記第2ブロックと、30%〜60%の前記第3ブロックとが配される請求項1乃至4のいずれかに記載の二輪車用タイヤ。
  6. 前記ショルダー領域には、前記ショルダー領域に配される前記ブロックの総数の20%〜60%の前記第1ブロックと、20%〜40%の前記第2ブロックと、20%〜40%の前記第3ブロックとが配される請求項1乃至5のいずれかに記載の二輪車用タイヤ。
  7. 前記第1ブロックの前記後着縁部は、タイヤ軸方向に対して5度以下の第1角度を有しており、
    前記第2ブロックの前記後着縁部は、タイヤ軸方向に対して5度より大きい第2角度でタイヤ軸方向に対して一方に傾斜しており、
    前記第3ブロックの前記後着縁部は、タイヤ軸方向に対して5度より大きい第3角度でタイヤ軸方向に対して他方に傾斜している請求項1乃至6のいずれかに記載の二輪車用タイヤ。
  8. 前記タイヤ赤道から一方のトレッド端に至るトレッド半幅領域において、
    前記クラウン領域は、前記タイヤ赤道からトレッド半幅の25%より小さい領域であり、
    前記ミドル領域は、前記タイヤ赤道から前記トレッド半幅の25%〜75%の領域であり、
    前記ショルダー領域は、前記タイヤ赤道から前記トレッド半幅の75%より大きい領域である請求項1乃至7のいずれかに記載の二輪車用タイヤ。
  9. 前記各ブロックは、4〜19mmの高さを有し、
    隣接する前記ブロック間の踏面における距離は、8〜30mmである請求項1乃至8のいずれかに記載の二輪車用タイヤ。
  10. 前記トレッド部は、ランド比が5%〜35%である請求項1乃至9のいずれかに記載の二輪車用タイヤ。
  11. 請求項1乃至10のいずれかに記載の二輪車用タイヤを前輪に装着した自動二輪車。
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