JP2005192697A - 断熱調理容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明は、断熱外容器蓋を開いた際にも、温度計ユニットが検知する温度が下がることを防ぎ、再度、断熱外容器蓋を閉じて温度を測定する場合に、短時間に温度を測定することが可能な断熱調理容器を提供する。
【解決手段】 本発明は、断熱外容器2に、内容器蓋4を取付けた内容器3を収容し、断熱外容器2の開口部5を断熱外容器蓋6により開閉可能とした断熱調理容器1であって、断熱外容器蓋6には温度計ユニット9が取付けられ、この温度計ユニット9の温度感知部が断熱外容器蓋6の内面側に臨み、断熱外容器蓋6を開とし、この断熱外容器蓋6の内面に内容器蓋4を載置した際に、この内容器蓋4が温度感知部を覆うことを特徴とする断熱調理容器1である。
【選択図】 図4
【解決手段】 本発明は、断熱外容器2に、内容器蓋4を取付けた内容器3を収容し、断熱外容器2の開口部5を断熱外容器蓋6により開閉可能とした断熱調理容器1であって、断熱外容器蓋6には温度計ユニット9が取付けられ、この温度計ユニット9の温度感知部が断熱外容器蓋6の内面側に臨み、断熱外容器蓋6を開とし、この断熱外容器蓋6の内面に内容器蓋4を載置した際に、この内容器蓋4が温度感知部を覆うことを特徴とする断熱調理容器1である。
【選択図】 図4
Description
本発明は、断熱外容器に、内容器蓋を取付けた内容器を収容し、断熱外容器の開口部を断熱外容器蓋により開閉可能とした断熱調理容器に関するものである。
従来から、開口を有する断熱容器と、断熱容器に収納される調理鍋と、断熱容器の開口をヒンジを介して開閉可能な断熱外蓋と、断熱外蓋に貫通した取付孔に、断熱外蓋の下面より下方に貫挿した感温部が調理鍋の開口に設けた内蓋に対向して設けられるとともに表示部を断熱外蓋の外面に設けた温度計とを具備した断熱調理容器が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
実用新案登録第2561080号公報
しかしながら、上記従来技術においては、断熱外蓋を開いた際、温度計の感温部が外気に曝されるため、温度計が検知する温度が下がってしまい、再度、断熱外蓋を閉じて温度を測ろうとしても短時間に温度を測定することができず、断熱容器内の温度を測定するための時間が長くかかるという問題があった。
本発明は、以上のような問題点に鑑みてなされたものであり、断熱外容器蓋を開いた際にも、温度感知部が外気に曝されることを防止し、温度計ユニットが検知する温度が下がることを防ぎ、再度、断熱外容器蓋を閉じて温度を測定する場合に、短時間に断熱外容器と断熱外容器蓋で形成される空間の温度を測定することが可能な断熱調理容器を提供することを目的とする。
以上の目的のため、本発明は、断熱外容器に、内容器蓋を取付けた内容器を収容し、断熱外容器の開口部を断熱外容器蓋により開閉可能とした断熱調理容器であって、
断熱外容器蓋には温度計ユニットが取付けられ、この温度計ユニットの温度感知部が断熱外容器蓋の内面側に臨み、
断熱外容器蓋を開とし、この断熱外容器蓋の内面に内容器蓋を載置した際に、この内容器蓋が温度感知部を覆うことを特徴とする断熱調理容器である。
断熱外容器蓋には温度計ユニットが取付けられ、この温度計ユニットの温度感知部が断熱外容器蓋の内面側に臨み、
断熱外容器蓋を開とし、この断熱外容器蓋の内面に内容器蓋を載置した際に、この内容器蓋が温度感知部を覆うことを特徴とする断熱調理容器である。
この構成によれば、断熱外容器蓋を開とし、この断熱外容器蓋の内面に内容器蓋を載置した際に、この内容器蓋が温度感知部を覆うので、温度感知部が外気に曝されることを防止し、温度計ユニットが検知する温度が下がることを防ぎ、再度、断熱外容器蓋を閉じて温度を測定する場合に、短時間に断熱外容器と断熱外容器蓋で形成される空間の温度を測定することができる。
また、本発明において、断熱外容器蓋の内面に保持部材を設け、断熱外容器蓋の内面の保持部材を利用して内容器蓋を載置するようになっていても良い。
この構成によれば、保持部材を利用することで、断熱外容器蓋の内面に内容器蓋を安定して保持することができる。
この構成によれば、保持部材を利用することで、断熱外容器蓋の内面に内容器蓋を安定して保持することができる。
また、本発明において、保持部材は、円弧状であり、その内側に内容器蓋が係合しても良い。
この構成によれば、保持部材の形状が内容器蓋の形状に合致して、内容器蓋を安定して保持することができる。
この構成によれば、保持部材の形状が内容器蓋の形状に合致して、内容器蓋を安定して保持することができる。
また、本発明において、断熱外容器蓋を開とし、この断熱外容器蓋の内面に内容器蓋を載置した際、断熱外容器蓋の内面と内容器蓋との間に空間が形成されるようになっていても良い。
この構成によれば、断熱外容器蓋の内面と内容器蓋との間に形成される空間により、温度計ユニットが検知する温度が下がることを防ぎ、再度、外容器蓋を閉じて温度を測定する場合に、短時間に断熱外容器と断熱外容器蓋で形成される空間の温度を測定することができる。
また、本発明において、内容器蓋の内面は平面状または中央部上方に凹状であると共に、断熱外容器蓋の内面は中央部上方に凹状であるか、或いは、内容器蓋の内面は中央部上方に凹状であると共に、断熱外容器蓋の内面は平面状であっても良い。
この構成によれば、断熱外容器蓋の内面と内容器蓋との間に形成される空間を充分な広さとすることができ、温度計ユニットが検知する温度が下がることを防ぎ、再度、外容器蓋を閉じて温度を測定する場合に、短時間に断熱外容器と断熱外容器蓋で形成される空間の温度を測定することができる。
また、本発明において、断熱外容器蓋を開とし、内容器蓋を断熱外容器蓋の内面に載置した状態において、内容器蓋用摘みが上方に配置され、上方から内容器蓋用摘みを摘めるようになっていても良い。
この構成によれば、内容器蓋を断熱外容器蓋の内面側から取り外す際に、内容器蓋用摘みを摘むことにより、容易に、内容器蓋を取り外すことができる。
本発明によれば、断熱外容器蓋を開とし、この断熱外容器蓋の内面に内容器蓋を載置した際に、この内容器蓋が温度感知部を覆うので、温度感知部が外気に曝されることを防止し、温度計ユニットが検知する温度が下がることを防ぎ、再度、断熱外容器蓋を閉じて温度を測定する場合に、断熱外容器と断熱外容器蓋で形成される空間の短時間に温度を測定することができる。
本発明の実施の形態につき、以下、図面を参照として説明する。
図1〜4は、本発明の実施の形態による断熱調理容器1を示す図であり、図1は断熱調理容器1の平面図であり、図2は図1におけるA−A線断面図であり、図3は図1におけるB−B線断面図であり、図4は断熱調理容器1の組み立て過程を示す図である。
図1〜4は、本発明の実施の形態による断熱調理容器1を示す図であり、図1は断熱調理容器1の平面図であり、図2は図1におけるA−A線断面図であり、図3は図1におけるB−B線断面図であり、図4は断熱調理容器1の組み立て過程を示す図である。
図1〜4により把握されるように、本発明の実施の形態による断熱調理容器1は、断熱外容器2と、断熱外容器2に収容される内容器3と、内容器3に対し取付け取外し可能である内容器蓋4と、断熱外容器2の開口部5を開閉する断熱外容器蓋6と、断熱外容器蓋6に取付けられ、温度感知部7および温度表示部8を有する温度計ユニット9と、を備えている。
この断熱外容器2は、開口部5を有しており、金属、例えばステンレス鋼からなる内側容器部10、及び、内側容器部10と同じく金属、例えばステンレス鋼からなる外側容器部11の間に真空断熱層12を設けて金属製真空二重容器となっている。また、断熱外容器2は、その底部に設けられた底部材13を備えている。断熱外容器2の上部両側には断熱外容器用取手14が設けられており、この断熱外容器用取手14は外側容器部11の外周面上部に強制嵌合した合成樹脂からなるリング状の肩部材15と一体成形されている。一対の断熱外容器用取手14を結ぶ線に対し直交方向の肩部材15の一方には、ヒンジ受け部16が一体成形されており、ヒンジ受け部16にヒンジ軸17を介して、開口部5を閉じる断熱外容器蓋6の枢着部18が回動可能に連結している。ヒンジ受け部16、ヒンジ軸17、枢着部18により、ヒンジ部19が構成されている。
断熱外容器蓋6としては、断熱外容器蓋6の外面側に、断熱外容器蓋6の外面を構成するポリプロピレン等の上面部材20が設けられ、断熱外容器蓋6の内面側に、開口部5内に挿入するポリプロピレン等の下面部材21が設けられ、上面部材20と下面部材21との間に発泡スチロール等の断熱層22が設けられている。断熱外容器蓋6の内面側に取付孔23が貫通しており、後述の温度計ユニット9が取付けられる。断熱外容器蓋6の両側には、断熱外容器用取手14の取付側上方を連通する連通部たる切り欠き部24が形成されており、この切り欠き部24に、後述する内容器3の内容器用取手25が配置されることとなる。また、断熱外容器蓋6におけるヒンジ受け部16の反対側には、球体状の断熱外容器用摘み26が横方向に突出して備えられている。
また、断熱外容器蓋6の内面側には、保持部材27が一体として設けられている。保持部材27の詳細については、後述する。
また、断熱外容器蓋6の内面側には、保持部材27が一体として設けられている。保持部材27の詳細については、後述する。
内容器3は、断熱外容器2に出し入れ可能に収容され、金属、例えば、ステンレス鋼からなるものである。内容器3は、内側容器部10より、若干、径小かつ浅底であって、その上部両側には取付アーム部28を介して内容器用取手25が連結している。取付アーム部28は金属、例えば、ステンレス鋼からなる。取付アーム部28の先端に固定される内容器用取手25は合成樹脂からなる。前述のように、内容器用取手25は断熱外容器蓋6の切り欠き部24に配置される。
内容器蓋4は内容器3に対し取付け取外し可能であり、内容器3の開口を閉蓋し、金属、例えば、ステンレス鋼からなる。また、内容器蓋4はガラス製であっても良い。内容器蓋4の上面の略中央には、内容器蓋用摘み(摘み部)29が立設されている。
温度計ユニット9は、断熱外容器蓋6の内面側に貫通した取付孔23に取付けられ、断熱外容器蓋6の内面側に温度感知部7を有し、断熱外容器蓋6の外面側に温度表示部8を有している。
温度計ユニット9の実施の形態については、図7〜11に示している。図7は温度計ユニット9の平面図であり、図8は温度計ユニット9の側面図であり、図9は図7におけるD−D線断面図であり、図10は図9の変形例であり、図11は温度計ユニット9の温度表示部8の詳細図である。
温度計ユニット9の実施の形態については、図7〜11に示している。図7は温度計ユニット9の平面図であり、図8は温度計ユニット9の側面図であり、図9は図7におけるD−D線断面図であり、図10は図9の変形例であり、図11は温度計ユニット9の温度表示部8の詳細図である。
図7〜11から把握されるように、本発明の実施の形態による温度計ユニット9は、外側ケース30と、外側ケース30内に配置された温度感知部7と、温度感知部7により感知された断熱調理容器1内の温度(内容器蓋上方の温度)を表示する温度表示部8とを備えている。
外側ケース30は、表面ケース部31と収容ケース部32とを備えている。表面ケース部31は断熱外容器蓋6の外面側に位置し、透明であり、断熱調理容器1の外側から温度表示部8による温度表示が確認できるようになっている。収容ケース部32は表面ケース部31に連なり、断熱外容器蓋6の内面側まで達している。収容ケース部32は、温度感知部7が配置される温度感知部ケース部33と温度表示部8が配置される温度表示部ケース部34とからなる。温度感知部ケース部33下面は、内容器蓋4の上面に対し、僅かな間隔をおいて載置されている。これにより、断熱外容器蓋6を閉じた際に、温度感知部ケース部33が内容器蓋4に衝突することがなく、内容器蓋4が内容器3の開口からずれ、内容器3内の蒸気が断熱外容器2内に漏れ、内容器3の温度維持が妨げられることを防止できる。また、断熱外容器蓋6が内容器蓋4に衝突した際の衝撃を緩和するためのパッキン等の緩衝材を不要とできる。図10におけるように、温度感知部ケース部33と温度表示部ケース部34とは金属製であって、別体となっていて、それらが、接合されていても良い。しかし、温度感知部ケース部33と温度表示部ケース部34とを金属製とすると、それらを一体成形することは困難であるため、図9におけるように、温度感知部ケース部33と温度表示部ケース部34とは樹脂製とし、一体として成形されるようにすると、温度感知部ケース部34の形状の自由度が向上し、様々なタイプの温度感知部7を配置することができる。
温度感知部7は、温度感知部本体35、及び、温度感知部本体35と一体の軸部36からなる。温度感知部本体35は、金属板であり、渦巻状のバイメタル(熱膨張率の異なる2枚の金属をはり合せ、温度が上がると熱膨張率の小さい金属側へ曲がる。)が用いられている。渦巻状のバイメタルを用いることで、温度感知部ケース部34と温度感知部7とを接触させることはできないが、温度感知部ケース部33の下面との熱交換面積を大きくすることができ、温度感知性能を向上することができる。軸部36は、温度感知部本体35の移動に応じて回動するようになっている。また温度伝達部40を別途設け、その一端を温度感知部ケース部33に接触させ、他端を温度感知部本体35に設けることにより、温度感知をより敏感にさせることができる。
温度表示部8は、温度表示部ケース部34の下面に固定される温度表示盤37、及び、軸部36の上端部に固定された表示針38とからなる。図11におけるように、温度表示盤37には、温度表示の図柄が記されており、再加熱の表示も記されている。表示針38は、温度感知部本体35による温度感知により軸部36が回動することに応じて回動し、温度表示を行う。尚、内容器3内の内容物の種類(例えば、水分が多い、固形物が多い等)や内容物の量により、内容物の温度降下速度が異なるが、再加熱の表示を行うことによって、再加熱の判断が可能となるものである。
次に、図4〜6を参照として、本発明の実施の形態による断熱調理容器1における特徴部分である保持部材27に関して述べる。特に、図5は、開いた状態の断熱外容器蓋6に内容器蓋4が載置された状態を示す図であり、図6は、図5のC−C線断面図である。
保持部材27は、断熱外容器蓋6の内面に一体として設けられている。保持部材27は、断熱外容器蓋6がヒンジ部19を介して回動することにより断熱外容器2の開口部5を開とした際、内容器蓋4が温度感知部7を覆った状態で断熱外容器蓋6の内面に載置されるように、内容器蓋4を保持するものである。
保持部材27は、円弧状であり、その内側に内容器蓋4が係合するようになっている。保持部材27は、断熱外容器蓋6の内面側におけるヒンジ部19側に配置され、連続して突出した半円状である。しかし、連続して突出したものではなく、断続的(交互に凹凸が並んでいる)に突出した半円状であっても良い。
内容器蓋4の内面側は平面状または中央部上方に凹状であると共に、断熱外容器蓋6の内面側は中央部上方に凹状であるか、或いは、内容器蓋4の内面側は中央部上方に凹状であると共に、断熱外容器蓋6の内面側は平面状である。このような構成であれば、断熱外容器蓋6がヒンジ部19を介して回動することにより、断熱外容器2の開口部5を開とし、内容器蓋4を、内容器蓋4の中央部に設けられた内容器蓋用摘み29を上にして、断熱外容器蓋6の内面側に載置した際、断熱外容器蓋6の内面側と内容器蓋4との間に容易に空間を形成することができる。また断熱容器蓋6の下面部材21の曲率半径を内容器蓋4の曲率半径よりも大きくすることにより、たとえ、内容器蓋4の内面側が中央部上方に凹状であると共に断熱外容器蓋6の内面側が中央部上方に凸状であっても、同様の空間を形成することができる。
また、断熱外容器蓋6を開き、内容器蓋4を断熱外容器蓋6の内面に載置した状態において、内容器蓋用摘み29が上方に配置され、上方から内容器蓋用摘み29を摘めるようになっていることにより、内容器蓋4を断熱外容器蓋6の内面から容易に取り外すことができる。
また、図6において把握されるように、断熱外容器蓋6の内面における、断熱外容器蓋6の外周部よりも中央よりには、断熱外容器蓋6の内面突出部39が形成されており、断熱外容器蓋6の内面に内容器蓋4が載置された状態で、この断熱外容器蓋6の内面突出部39が、内容器蓋4の内側空間に入り込むことによって、内容器蓋4が断熱外容器蓋6の内面に載置されている際、内容器蓋4が断熱外容器蓋6から位置ずれすることを防止する。
次に、本発明の実施の形態による断熱調理容器1を使用する際の動作につき説明する。
調理材料を適量の水などとともに一旦加熱した後、あるいは調理材料と水等を別々に加熱した後、これらを内容器3に充填するとともに内容器蓋4を閉じ、そして内容器用取手25に手をかけて内容器3を断熱外容器2に収納する。この際、内容器用取手25は断熱外容器用取手14の上に載置され、内容器3は断熱外容器2の内側容器部10と僅かな間隔をおいて吊設状態で保持される。次に、ヒンジ軸17を回転中心として断熱外容器蓋6を閉じると、断熱外容器用取手14は断熱外容器蓋6の切り欠き部24内に位置するようになって、調理材料が所要時間断熱状態となり、煮炊を行うことができる。この際、温度計ユニット9の温度感知部7によって内容器蓋4の上方の温度を検知して、検知した温度を温度表示部8に表示することができるため、断熱外容器蓋6を開けることなく、被調理物の温度を把握することができる。そして、内容器3と共に断熱外容器2を持ち運ぶ際には、断熱外容器用取手14に手をかけて持ち運ぶことができ、また断熱外容器蓋6を開いて、内容器用取手25を掴んで持ち上げることにより内容器3を取り出すことができる。
調理材料を適量の水などとともに一旦加熱した後、あるいは調理材料と水等を別々に加熱した後、これらを内容器3に充填するとともに内容器蓋4を閉じ、そして内容器用取手25に手をかけて内容器3を断熱外容器2に収納する。この際、内容器用取手25は断熱外容器用取手14の上に載置され、内容器3は断熱外容器2の内側容器部10と僅かな間隔をおいて吊設状態で保持される。次に、ヒンジ軸17を回転中心として断熱外容器蓋6を閉じると、断熱外容器用取手14は断熱外容器蓋6の切り欠き部24内に位置するようになって、調理材料が所要時間断熱状態となり、煮炊を行うことができる。この際、温度計ユニット9の温度感知部7によって内容器蓋4の上方の温度を検知して、検知した温度を温度表示部8に表示することができるため、断熱外容器蓋6を開けることなく、被調理物の温度を把握することができる。そして、内容器3と共に断熱外容器2を持ち運ぶ際には、断熱外容器用取手14に手をかけて持ち運ぶことができ、また断熱外容器蓋6を開いて、内容器用取手25を掴んで持ち上げることにより内容器3を取り出すことができる。
また、調理材料を煮炊した後、内容器3内の調理材料を確認したり、調理材料の一部を内容器3から取り出した後等に、断熱調理容器1を断熱状態に戻す場合は、以下の動作となる。
まず、断熱外容器蓋6をヒンジ軸17を回転中心として回動させることにより、断熱外容器2の開口部5を開とする。次に、内容器3から内容器蓋4を取り外して、内容器蓋4の内容器蓋用摘み29が上方に配置されるようにして、内容器蓋4を断熱外容器蓋6の内面側に設けられた保持部材27の内側に係合しつつ、内容器蓋4を断熱外容器蓋6の内面側に載置する。これにより、温度感知部7が外気に曝されることを防止し、温度計ユニット9が検知する温度が下がることを防ぐことができる。内容器蓋4を断熱外容器蓋6の内面に載置した状態で、内容器3内の調理材料を確認したり調理材料の一部を内容器3から取り出した後等に、内容器蓋4の内容器蓋用摘み29を摘んで、内容器蓋4を内容器3に取り付ける。その後、断熱外容器蓋6の断熱外容器用摘み26を掴んで、断熱外容器蓋6を閉じて、断熱調理容器1を断熱状態に戻す。この状態で、温度計ユニット9に断熱調理容器1内の温度を検知した際、直ちに、断熱調理容器1内の温度を検知することができる。
まず、断熱外容器蓋6をヒンジ軸17を回転中心として回動させることにより、断熱外容器2の開口部5を開とする。次に、内容器3から内容器蓋4を取り外して、内容器蓋4の内容器蓋用摘み29が上方に配置されるようにして、内容器蓋4を断熱外容器蓋6の内面側に設けられた保持部材27の内側に係合しつつ、内容器蓋4を断熱外容器蓋6の内面側に載置する。これにより、温度感知部7が外気に曝されることを防止し、温度計ユニット9が検知する温度が下がることを防ぐことができる。内容器蓋4を断熱外容器蓋6の内面に載置した状態で、内容器3内の調理材料を確認したり調理材料の一部を内容器3から取り出した後等に、内容器蓋4の内容器蓋用摘み29を摘んで、内容器蓋4を内容器3に取り付ける。その後、断熱外容器蓋6の断熱外容器用摘み26を掴んで、断熱外容器蓋6を閉じて、断熱調理容器1を断熱状態に戻す。この状態で、温度計ユニット9に断熱調理容器1内の温度を検知した際、直ちに、断熱調理容器1内の温度を検知することができる。
1‥‥断熱調理容器、2‥‥断熱外容器、3‥‥内容器、4‥‥内容器蓋、5‥‥開口部、6‥‥断熱外容器蓋、7‥‥温度感知部、9‥‥温度計ユニット、23‥‥取付孔、25‥‥内容器用取手、27‥‥保持部材、29‥‥内容器蓋用摘み、39‥‥内面突出部
Claims (6)
- 断熱外容器に、内容器蓋を取付けた内容器を収容し、断熱外容器の開口部を断熱外容器蓋により開閉可能とした断熱調理容器であって、
断熱外容器蓋には温度計ユニットが取付けられ、この温度計ユニットの温度感知部が断熱外容器蓋の内面側に臨み、
断熱外容器蓋を開とし、この断熱外容器蓋の内面に内容器蓋を載置した際に、この内容器蓋が温度感知部を覆うことを特徴とする断熱調理容器。 - 断熱外容器蓋の内面に保持部材を設け、
断熱外容器蓋の内面の保持部材を利用して内容器蓋を載置することを特徴とする請求項1に記載の断熱調理容器。 - 保持部材は、円弧状であり、その内側に内容器蓋が係合することを特徴とする請求項2に記載の断熱調理容器。
- 断熱外容器蓋を開とし、この断熱外容器蓋の内面に内容器蓋を載置した際、断熱外容器蓋の内面と内容器蓋との間に空間が形成されるようになっていることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の断熱調理容器。
- 内容器蓋の内面は平面状または中央部上方に凹状であると共に、断熱外容器蓋の内面は中央部上方に凹状であるか、或いは、内容器蓋の内面は中央部上方に凹状であると共に、断熱外容器蓋の内面は平面状であることを特徴とする請求項4に記載の断熱調理容器。
- 断熱外容器蓋を開とし、内容器蓋を断熱外容器蓋の内面に載置した状態において、内容器蓋用摘みが上方に配置され、上方から内容器蓋用摘みを摘めるようになっていることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の断熱調理容器。
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