JP2005191364A - 半導体レーザー - Google Patents

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Abstract

【課題】 より導波路幅の広いMMI構造を全能動導波路領域長に対して十分に適用することができ、かつ、安定した高出力動作を得ることのできる半導体レーザーを提供する。
【解決手段】 能動導波路の一部に、互いのN(Nは2以上の整数)分岐側の端部が導波路部を介して接続された、1×2−MMI導波路112および2×1−MMI導波路115を有する。導波路部は、導波路幅方向に並べて配置された2つの1×1−MMI導波路114a、114bを有する。1×1−MMI導波路114a、114b、1×2−MMI導波路112および2×1−MMI導波路115のそれぞれの導波路長は500μm以下である。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体レーザー、特に動的多モード光干渉型半導体レーザーに関する。
光通信システムでは、送信光源や光増幅器に用いられる励起レーザー等として半導体レーザーが用いられている。近年のデータ通信量の増加にともない、半導体レーザーの高出力化が求められている。特に、光増幅器の励起レーザー等の高出力が要求される半導体レーザーにおいては、今後更に大出力化が求められる。その一方で、半導体レーザーに求められる低コスト化の要求も益々高まっている。
素子長を長くすることで半導体レーザーの高出力化を行うことが可能である。しかし、素子長の増大は、素子収量(生産量)の低下を招くため、コストが増大するという問題がある。加えて、半導体レーザーにおいては、一般に、
(1)電流注入に伴う、半導体レーザー自身の発熱による熱飽和現象
(2)高光出力化に伴う、空間的ホールバーニング現象(自身の発光する高密度の光出力が、自身の活性層(発光層)の利得を下げる現象)
(3)自身の発光する高密度の光出力が、自身の発光端面を破壊し、光出力が低下する現象(COD現象)
のずれかの現象によって光出力飽和が生じるために、高光出力化が非常に困難なものとなっていた。
そこで、素子長の増大を招くことなく、光出力飽和の要因、特に上記(1)および(2)の現象を改善することのできる高光出力の半導体レーザーとして、動的多モード光干渉型半導体レーザー(アクティブMMI型半導体レーザー)が本願の発明者らによって提案されている(特許文献1、2参照)。
このアクティブMMI型半導体レーザーは、シングルモード光を出力する半導体レーザーであって、活性層を含む能動導波路が、1×1−MMI導波路と、その両端部に接続された1対のシングルモード導波路とからなる。1×1−MMI導波路は、MMI理論に基づき「1×1動作」が行われるように設計されたものである。以下に、MMI理論を簡単に説明する。
MMI理論は、1×NもしくはN×Nの分岐・合流受動光導波路を設計する理論として知られている(非特許文献1参照)。このMMI理論によって導かれるMMI長Lπは以下の式で与えられる。
Figure 2005191364
ここで、LはMMI領域の長さ、W1はMMI領域の幅、Nrは導波領域の屈折率、Ncはクラッド領域の屈折率、λ0は入射光波長である。σは、TEモードのとき「0」、軸モードのとき「1」である。
MMI理論によると、
Figure 2005191364
という条件を満たすとき、MMI領域は1×N光導波路として動作する。また、
Figure 2005191364
という条件を満たすとき、MMI領域はN×N光導波路として動作する。この原理に基づき、両端部においてシングルモード光となるような1×1−MMI導波路を設計することが可能である。
上記のように構成されたアクティブMMI型半導体レーザーにおいては、1×1−MMIもしくは1×N−MMI導波路を用いることで、その分、能動導波路幅を広くとることができ、総活性層面積を拡大することができる。よって、素子長を長くすることなく光出力を増大させることができ、また、上記(1)および(2)の現象をある程度低減することができる。
特開平11−68241号公報 特開平11−68242号公報 「Lucas B. Soldano」著、「ジャーナル・オブ・ライトウェア・テクノロジー」、Vol.13、No.4、第615〜627頁、1995年
上述したように半導体レーザーの最大光出力を増大させるためには、アクティブMMI構造を利用して総活性層面積を増やすことが望ましい。しかし、本願の発明者らによる最近の研究の結果から、電流注入による屈折率変化の影響、およびヒートシンクと素子との間の歪の影響により、MMI領域長が500μmを超えると、光出力特性が不安定になり、突然光出力が飽和してしまうことがわかってきた。この問題について、以下に簡単に説明する。
(1)電流注入による屈折率変化の影響:
電流注入に伴って光導波路の屈折率が変化する。この屈折率変化によって多モード干渉現象が影響を受け、光の結像位置が本来の結像位置であるMMI導波路端からずれてしまう場合がある。この結果、MMI導波路内で発振したレーザー光の一部が、シングルモード導波路に導波せずに放射されてしまうこととなり、ある電流値以上では、電流を流しても光出力が増加しない飽和現象が生じる。
(2)ヒートシンクと素子との間の歪の影響:
ヒートシンクは、半導体レーザーから発熱した熱を放熱するものであり、一般に、その線膨張係数は半導体レーザーと異なる。通常、半導体レーザーは、半田を介してヒートシンク上に固着される。この半田による固着では、室温から200〜300度程度(用いる半田材料の融点以上)に加熱して半田を溶かし、再び室温に戻す、といった過程を経る。この固着過程において、半導体レーザーおよびヒートシンクは共に、それぞれの固有の材料の熱膨張・収縮が生じ、固着後にはヒートシンクと半導体レーザー間に物理的歪が内在することになる。この物理的歪は、材料の屈折率を変化させるため、この場合も、上記(1)で説明したような屈折率変化による光出力の飽和現象が生じる場合がある。
MMI領域長が長くなると、屈折率がずれた領域をより長く光が導波することになるため、結果として、上記(1)および(2)で説明した屈折率変化による光出力の飽和現象がより生じ易くなる。研究結果によれば、MMI領域長が500μmを超えると、光出力の飽和現象が生じ易いことがわかった。したがって、安定動作のためにはMMI導波路領域長を500μm以下に制限することが望ましい。しかし、MMI導波路領域長を500μm以下に制限すると、1000μm〜3000μmの全能動導波路領域長に対して、十分にMMI構造の適用ができていない、という課題が残る。
本発明の目的は、上記課題を解決し、より導波路幅の広いMMI構造を全能動導波路領域長に対して十分に適用することができ、かつ、安定した高出力動作を得ることのできる半導体レーザーを提供することにある。
本発明の特徴は、能動導波路の一部が、互いの多分岐側の端部が導波路部を介して接続された一対の多モード干渉導波路、例えば一対の1×N−MMI導波路からなることにある。この構成によれば、各1×N−MMI導波路の導波路長を合計したものが、全体のMMI導波路長となる。したがって、導波路長が500μm以下の1×N−MMI導波路を用いて、MMI導波路長が500μmを超える所望の長さのレーザー素子を実現することができるので、例えば、1000μm〜3000μmの全能導波路領域長に対して、十分にMMI構造の適用が可能となる。また、1×N−MMI導波路の導波路幅は、1×1−MMI導波路よりも広いことから、1×1−MMI導波路を用いて構成される同一素子長のものと比較して総活性層面積が増える。
上記の本発明の構成において、前記導波路部が、前記能動導波路の幅方向に複数の多モード干渉導波路を並列に配置してなる少なくとも1つの並列構造を有していてもよい。この構成によれば、並列構造部分の実質的な導波路幅は、並列に配置された複数の多モード干渉導波路の幅の合計とされるので、多モード干渉導波路を単独で配置する場合と比べて、より広い導波路幅を得られる。また、この場合の全MMI導波路長は、一対の1×N−MMI導波路の導波路長と並列構造部分の導波路長の合計とされる。したがって、この場合も、全能導波路領域長に対して、十分にMMI構造の適用が可能となる。
また、上記の本発明の構成において、前記導波路部が、少なくとも1つのN×N−多モード干渉導波路を有していてもよい。この構成によれば、導波路部の実質的な導波路幅は、N×N−多モード干渉導波路の導波路幅とされる。N×N−多モード干渉導波路の導波路幅は、1×N−MMI導波路より広いため、その分、MMI導波路幅が拡大し、総活性層面積が増える。
また、上記の本発明の構成において、前記一対の多モード干渉導波路の一方が1×N−多モード干渉導波路であり、他方が1×M(N<M)−多モード干渉導波路であり、該1×M(N<M)−多モード干渉導波路が前記能動導波路のレーザー光が出射される側に端部に配置されてもよい。この構成によれば、例えば、1×N−多モード干渉導波路および1×M−多モード干渉導波路を同一導波路長で構成する場合、1×M−多モード干渉導波路の幅は、1×N−多モード干渉導波路より広くなることから、能動導波路は、光出射端側のMMI導波領域の導波路幅が広くなる。この結果、空間的ホールバーニング現象をより抑制することが可能となる。
さらに、前記一対の多モード干渉導波路と接続される別の一対の多モード干渉導波路とを有し、前記一対の多モード干渉導波路が1×N−多モード干渉導波路から構成され、前記別の一対の多モード干渉導波路が1xM−多モード干渉導波路から構成されてもよい。この構成においても、上記と同様な作用を期待できる。
ここで、1×N−MMI導波路の幅と長さの関係について説明する。通常、MMI導波路の設計では、最初に導波路幅を決め、その導波路幅に対するMMI領域長を設定する。導波路幅を一定とすると、Nの数とMMI領域長とは逆比例の関係にある。したがって、MMI領域長を一定した場合は、Nの数が大きいほど、MMI導波路幅が広くなる。このことから、上記の1×M−多モード干渉導波路の幅が1×N−多モード干渉導波路より広くなる、という解釈が成り立つ。
以上説明した本発明によれば、より導波路幅の広いMMI構造を全能動導波路領域長に対して十分に適用することができ、しかも、各MMI導波路の導波路長を500μm以下とすることができるので、安定した高光出力動作を得ることができる。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
(実施形態1)
図1(a)は、本発明の第1の実施形態であるアクティブMMI型半導体レーザーの能動導波路部分を上面から見た模式図である。図1(a)を参照すると、能動導波路の一部に、並列に配置された2つの1×1−MMI導波路114a、114bを有する。1×1−MMI導波路114a、114bの一端は、それぞれシングルモード曲線導波路113a、113bを介して1×2−MMI導波路112の一端(「2」側)に接続されている。1×1−MMI導波路114a、114bの他端は、それぞれシングルモード曲線導波路113c、113dを介して2×1−MMI導波路115の一端(「2」側)に接続されている。1×2−MMI導波路112の他端(「1」側)には、シングルモード導波路111が接続され、2×1−MMI導波路115の他端(「1」側)には、シングルモード導波路116が接続されている。これらシングルモード導波路111、116、シングルモード曲線導波路113a〜113d、1×1−MMI導波路114a、114b、1×2−MMI導波路112および2×1−MMI導波路115から能動導波路が構成されている。
シングルモード導波路116の、2×1−MMI導波路115と接続される側とは反対の端面が、素子の前方側の端面(以下、単に前方端面と呼ぶ)であり、ここからレーザー光が出射される。この前方端面(劈開面)には反射防止膜が設けられている。他方、シングルモード導波路111の、1×2−MMI導波路112と接続される側とは反対の端面が、素子の後方側の端面(以下、単に後方端面と呼ぶ)である。この後方端面には高反射膜が設けられている。反射防止膜が設けられた前方端面と高反射膜が設けられた後方端面とで、レーザー共振器の前後の反射鏡を構成している。
素子長L(能動導波路の全長)は1200μm程度である。シングルモード導波路111、116はともに、幅W1が2μm程度、長さL1が50μm程度とされている。1×2−MMI導波路112および2×1−MMI導波路115はともに、幅W2が15μm程度、長さL2が270μm程度とされている。シングルモード曲線導波路113a〜113dはいずれも、幅が2μm(=W1)程度、長さL3が165μm程度とされている。1×1−MMI導波路114a、114bはともに、幅W3が9μm程度、長さL4が230μm程度とされている。
図1(b)に、図1(a)に示した能動導波路の一部を幅方向に切断した断面構造を模式的に示す。能動導波路を構成するシングルモード導波路111、116、シングルモード曲線導波路113a〜113d、1×1−MMI導波路114a、114b、1×2−MMI導波路112および2×1−MMI導波路115は、基本的には同じ断面構造であり、図1(b)に示すような構造になっている。
図1(b)を参照すると、n-InP半導体基板101上に、n-InPクラッド層103、活性層(発光層)104、p-InPクラッド層105を順次積層したものをメサ形状に形成した構造を有し、このメサ構造部の両側部には、p-InP電流ブロック層131、n-InP電流ブロック層132を順次積層した電流ブロック層が形成されている。活性層104は、半導体レーザーでよく知られた既存の構造のものであって、例えば図2に示すように、量子井戸を多層に積層したInGaAsP/InGaAsP-MQW(多重量子井戸)層109をその上下からInGaAsP-SCH(分離閉じ込めヘテロ構造)層108で挟んだ構造になっている。メサ構造部の上層と電流ブロック層の上層との面上には、p-InPクラッド層106、p-InGaAsコンタクト層107、電極135が順次積層されている。n-InP半導体基板101の裏面側には、電極136が形成されている。
上述のように構成された本実施形態のアクティブMMI型半導体レーザーでは、電極135、136の間に所定のバイアス電圧を印加することで、電流ブロック層により制限された、メサ構造の中央部の活性層104に電流が流れる。閾値電流未満では、自然放出と吸収が生じ、閾値電流以上になる(誘導放出が吸収を上回る)とレーザー発振可能な状態になる。
レーザー発振可能な状態になると、誘導放出により増幅された光は、MMI理論により、各MMI導波路内(112、114a、114b、115)では、マルチモード光を含む複数のモード光が伝播するが、その両端に接続されたシングルモード導波路(111、113a〜113d、116)では、シングルモード光として伝播する。
シングルモード光の伝播について、後方端面にて反射されたシングルモード光が、シングルモード導波路111、1×2−MMI導波路112、シングルモード曲線導波路113a、113b、1×1−MMI導波路114a、114b、シングルモード曲線導波路113c、113d、2×1−MMI導波路115、シングルモード導波路116を順次伝播して前方端面から出射されるまでの過程を以下に簡単に説明する。
シングルモード導波路111内を、1×2−MMI導波路112とは反対の側の方向へ伝播するシングルモード光は後方端面にて反射される。この反射されたシングルモード光は、再びシングルモード導波路111内を伝播して1×2−MMI導波路112に到達する。1×2−MMI導波路112では、到達したシングルモード光はマルチモード光を含む複数のモード光に展開され、干渉しながら伝播するが、シングルモード曲線導波路113a、113bが接続されている端部(「2」側)に到達するときには再びシングルモード光に戻る。こうして1×2−MMI導波路112では、シングルモード導波路111から伝播して来たシングルモード光は2つに分岐される。
分岐されたシングルモード光の一方は、シングルモード曲線導波路113a内を伝播して1×1−MMI導波路114aに到達し、他方はシングルモード曲線導波路113b内を伝播して1×1−MMI導波路114bに到達する。1×1−MMI導波路114aでは、到達したシングルモード光はマルチモード光を含む複数のモード光に展開され、干渉しながら伝播するが、シングルモード曲線導波路113cが接続されている端部に到達するときには再びシングルモード光に戻る。これと同様に、1×1−MMI導波路114bでも、到達したシングルモード光はマルチモード光を含む複数のモード光に展開され、干渉しながら伝播するが、シングルモード曲線導波路113dが接続されている端部(「2」側)に到達するときには再びシングルモード光に戻る。こうして1×1−MMI導波路114a、114bを通過したシングルモード光はそれぞれシングルモード曲線導波路113c、113d内を伝播して2×1−MMI導波路115に到達する。
2×1−MMI導波路115では、シングルモード曲線導波路113c、113から到達したシングルモード光はそれぞれマルチモード光を含む複数のモード光に展開され、干渉しながら伝播するが、シングルモード導波路116が接続されている端部に到達するときには再びシングルモード光に戻る。こうして2×1−MMI導波路115では、シングルモード曲線導波路113c、113から到達したシングルモード光が結合される。結合されたシングルモード光は、シングルモード導波路116を2×1−MMI導波路115とは反対の側の方向へ伝播し、前方端面に形成された反射防止膜を透過して、レーザー光として出射される。
以上説明した本実施形態のアクティブMMI型半導体レーザーにおいては、能動導波路の中心部分では、2つの1×1−MMI導波路114a、114bが導波路幅方向に並列に配置された構造になっている。この並列構造部における実質的な導波路幅は18μm(=W3×2)程度であり、その導波路長は230μ程度である。これに対して、そのような並列構造を用いずに、図1(b)に示した導波路構造で、導波路幅が18μmの1×1−MMI導波路を構成した場合は、その導波路長はおよそ800μmとなる。
前述の課題でも説明したように、MMI導波路長が500μmを超えると、電流注入による屈折率変化の影響やヒートシンクとレーザー素子との間の歪の影響により、光出力特性が不安定になって光出力が飽和してしまう。上記並列構造を持たない上記の1×1−MMI導波路の場合は、MMI導波路長が500μmを超えるために、光出力特性が不安定になって光出力が飽和しまい、安定した高出力動作を得ることができない。一方、上記並列構造の場合は、MMI導波路長は230μ程度であるので、そのような問題は生じない。このように、並列構造を用いることで、これまでは作製することが困難とされていた、導波路長が500μmを超えない幅広のMMI導波路を実現することができ、その結果、安定した高出力動作を得られるアクティブMMI型半導体レーザーを提供することができる。
図1(a)に示した構造によれば、能動導波路は、並列構造部(導波路幅=18μm、導波路長L3=230μm)、1×2−MMI導波路112(導波路幅W2=15μm、導波路長L2=270μm)、2×1−MMI導波路115(導波路幅W2=15μm、導波路長L2=270μm)を含む。この能動導波路におけるMMI導波路長は、各MMI導波路の合計770μmとなる。よって、能動導波路は、導波路幅が15〜18μmで、導波路長が770μmのMMI導波路を含んでいることとなり、実質的に、導波路幅が18μmで、導波路長が800μmの1×1−MMI導波路をカバーするものとなっている。また、並列構造部、1×2−MMI導波路112および2×1−MMI導波路115のいずれも導波路長が500μm以下であるので、安定した高出力動作が実現される。
次に、本実施形態のアクティブMMI型半導体レーザーの製造方法について説明する。図3の(a)〜(d)は、図1に示したアクティブMMI型半導体レーザーの一連の製造工程を示す断面工程図である。以下、この図3の(a)〜(d)を参照して製造方法を説明する。
まず、図3(a)に示すように、n-InP半導体基板101上に、有機金属気相成長(MO−VPE)法によってn-InPクラッド層103、活性層104、p-InPクラッド層105を順次形成する。次いで、図3(b)に示すように、熱CVD法を用いて、全面にSiO2膜を堆積し、通常のフォトリソグラフィ法と反応性イオンエッチング法(RIE法)とを用いて、その堆積したSiO2膜を導波路形状にパターニングすることでマスク130を得る。このマスク130を用いて、誘導結合プラズマ(ICP)法によりメサを形成する。
メサ形成後、図3(c)に示すように、MO−VPE法を用いて、メサの周辺にp-InP電流ブロック層131、n-InP電流ブロック層132を形成し、さらにバッファード沸酸を用いてメサ直上のマスク130を除去した後、全面にp-InPクラッド層106、p-InGaAsコンタクト層107を順次形成する。次いで、図3(d)に示すように、電子ビーム蒸着法により上面に電極135を形成した後、n-InP半導体基板101裏面を研磨して電極136を形成する。
上述した図3(a)〜(d)の作製手順に従って、ウェーハ上に複数のレーザー素子が形成される。各レーザー素子間の境界に沿って劈開することで、図1の(a)及び(b)に示したような構造を有するレーザー素子を得る。この劈開により、レーザー素子の後方端面、前方端面がそれぞれ形成される。最後に、前方端面に反射防止膜を、後方端面に高反射膜をそれぞれ形成して、素子の製造を終了する。
なお、上述した製造手順は一例であって、本発明はこれに限定されるわけではなく、適宜変更可能である。例えば、結晶成長方法にMO−VPE法を用いたが、これに代えて分子線ビーム成長(MBE)法を用いてもよい。また、メサ形成工程では、ICP法を用いているが、これに代えてRIE法を用いてもよい。
以上説明した本実施形態のアクティブMMI型半導体レーザーにおいて、図1(a)に示した能動導波路全体を導波方向に繰り返す、あるいは、能動導波路の並列構造の部分(1×1−MMI導波路114a、114b)を導波方向に繰り返すことで、素子長を長くすることができる。
また、1×1−MMI導波路の並列に配置される数を増やすことで、MMI導波路幅をさらに広げることができる。この場合、1×2−MMI導波路および2×1−MMI導波路も、並列に配置する1×1−MMI導波路の数に応じて変更する必要がある。基本的には、1×2−MMI導波路および2×1−MMI導波路として、1×N(Nは2以上の整数)−MMI導波路を用いる場合、並列に配置する1×1−MMI導波路の数はNとなる。
(実施形態2)
図4は、本発明の第2の実施形態であるアクティブMMI型半導体レーザーの概略構成を説明するための図で、(a)は能動導波路部分を上面からみた場合の模式図、(b)は(a)に示す能動導波路の一部を幅方向に切断した場合の断面構造図である。
本実施形態のアクティブMMI型半導体レーザーの能動導波路部分は、図4(a)に示すように、一端(「1」側)にシングルモード導波路111が接続された1×2−MMI導波路112と、一端(「1」側)にシングルモード導波路116が接続された2×1−MMI導波路115とが、2本の中間シングルモード導波路117a、117bを介して接続された構造になっている。シングルモード導波路111の他端が後方端面、シングルモード導波路116の他端が前方端面である。前方端面には反射防止膜が設けられ、後方端面には高反射膜が設けられている。
素子長は690μm程度である。シングルモード導波路111、116および中間シングルモード導波路117のいずれも、長さが50μm、幅が2μmとされている。1×N−多モード干渉導波路112およびN×1−多モード干渉導波路115はともに、幅が15μm程度、長さが270μm程度とされている。
能動導波路の断面構造は、図4(b)に示すように、n-InP半導体基板101上に、n-InPクラッド層103、活性層(発光層)104、p-InPクラッド層105が順次積層された、メサ状の構造になっている。メサ部の周りには、p-InP電流ブロック層131、n-InP電流ブロック層132を順次積層した電流ブロック層が形成されており、その上層にはp-InPクラッド層106、p-InGaAsコンタクト層107、電極135の積層構造を有する。n-InP半導体基板101裏面には、電極136が形成されている。この断面構造は、基本的には図1(b)に示したものと同じであり、素子は前述した第1の実施形態における製造方法と同じ手順で作製することができる。
本実施形態のアクティブMMI半導体レーザーにおいては、能動導波路は、1×2−MMI導波路112(導波路幅15μm、導波路長270μm)と2×1−MMI導波路115(導波路幅15μm、導波路長270μm)を含む。この能動導波路におけるMMI導波路長は、各MMI導波路の合計540μmとなる。よって、能動導波路は、実質的に、導波路幅が15μmで、導波路長が540μmのMMI導波路を含んでいることとなる。また、1×2−MMI導波路112および2×1−MMI導波路115のいずれも導波路長が500μm以下であるので、安定した高出力動作が実現される。
これに対して、図4(b)に示した導波路構造で、導波路幅が15μmの1×1−MMI導波路を構成した場合は、その導波路長はおよそ540μmとなる。この1×1−MMI導波路では、MMI導波路長が500μmを超えるため、光出力特性が不安定になって光出力が飽和しまい、安定した高出力動作を得ることができない。
(実施形態3)
上述した第2の実施形態のアクティブMMI型半導体レーザーにおいて、図4(a)に示した能動導波路を導波方向に繰り返して配置することで、素子長を長くすることができる。ここでは、そのような構造を有するアクティブMMI型半導体レーザーについて説明する。
図5は、本発明の第3の実施形態であるアクティブMMI型半導体レーザーの能動導波路部分を上面からみた場合の模式図である。この能動導波路は、それぞれが図4(a)に示した能動導波路構造を有する3つの導波路領域1〜3を導波方向に並べて接続したものである。導波路領域1のシングルモード導波路116と導波路領域2のシングルモード導波路111が接続され、導波路領域2のシングルモード導波路116と導波路領域3のシングルモード導波路111が接続されている。導波路領域1のシングルモード導波路111の、1×2−MMI導波路112と接続される側とは反対の端面が後方端面であり、この後方端面には高反射膜が設けられている。導波路領域3のシングルモード導波路116の、2×1−MMI導波路115と接続される側とは反対の端面が前方端面であり、この前方端面には高反射膜が設けられている。これら前方端面と後方端面で、レーザー共振器の前後の反射鏡を構成している。能動導波路の断面構造は、基本的には図1(b)に示したものと同じであり、素子は前述した第1の実施形態における製造方法と同じ手順で作製することができる。
各導波路領域1〜3を構成する、シングルモード導波路111、116、中間シングルモード導波路117a、117b、1×2−MMI導波路112および2×1−MMI導波路115は、導波路の長さおよび幅ともに図4(a)に示したものと同じである。素子長は、2070μm程度である。導波路領域1〜3のそれぞれが、実質的に、導波路幅が15μmで、導波路長が540μmのMMI導波路を含んでいるので、素子全体では、MMI導波路の長さは1620μm程度となる。
本実施形態においても、MMI導波路は実質15μmの最大導波路幅を有し、かつ、各MMI導波路長はいずれも500μmm以下とされるため、安定した高光出力動作が実現される。
なお、上述した本実施形態の構造では、導波路領域1〜3の間は、一方の導波路領域のシングルモード導波路111と他方の導波路領域のシングルモード導波路116とを接続するようになっているが、一方の導波路領域のシングルモード導波路111または他方の導波路領域のシングルモード導波路116のみで導波路領域間を接続するようにしてもよい。この場合は、一方の導波路領域の1×2−MMI導波路112と他方の導波路領域の2×1−MMI導波路115との間隔が、100μmから50μmに、狭まることになる。
(実施形態4)
前述の第1の実施形態において説明したように、図1(a)に示した能動導波路の並列構造の部分(1×1−MMI導波路114a、114b)を導波方向に繰り返して配置することで、素子長を長くすることができる。そのような構造を有するアクティブMMI型半導体レーザーについて説明する。
図6は、本発明の第3の実施形態であるアクティブMMI型半導体レーザーの能動導波路部分を上面からみた場合の模式図である。この能動導波路は、図1(a)に示した能動導波路において、1×2−MMI導波路112と2×1−MMI導波路115の間に、導波路幅方向に並列に配置された2つの1×1−MMI導波路114a、114bからなる並列構造を、導波方向に6個並べたものである。各1×1−MMI導波路114aの間は中間シングルモード導波路117aを介して接続され、各1×1−MMI導波路114bの間は中間シングルモード導波路117bを介して接続されている。能動導波路の断面構造は、基本的には図1(b)に示したものと同じであり、素子は前述した第1の実施形態における製造方法と同じ手順で作製することができる。
シングルモード導波路111、116、中間シングルモード導波路117a、117b、シングルモード曲線導波路113a〜113d、1×1−MMI導波路114a、114b、1×2−MMI導波路112および2×1−MMI導波路115は、導波路の長さおよび幅ともに図1(a)および図4(a)に示したものと同じである。素子長は、2600μm程度である。各並列構造の部分の実質的な導波路幅は18μm程度であり、その導波路長はそれぞれ230μmである。各並列構造の合計の長さは、1380μm程度である。素子全体におけるMMI導波路の長さは、1920μm程度となる。
本実施形態においても、MMI導波路は実質18μmの最大導波路幅を有し、かつ、各MMI導波路長はいずれも500μmm以下とされるため、安定した高光出力動作が実現される。
以上説明した各実施形態のアクティブMMI型半導体レーザーは、一例であって、その構造は、安定した高出力動作を得るという本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更である。例えば、各実施形態で説明した能動導波路は、全て、素子の両端がシングルモード導波路になっているが、一方の端部のみがシングルモード導波路を持つような構造とすることも可能である。この場合は、素子の他方の端部において、MMI導波路の端面がレーザー素子の一方の端面となり、この端面に高反射膜が形成される。
本発明のアクティブMMI型半導体レーザーの基本構造は、
(1)互いの多分岐側の端部が導波路部を介して接続された一対の多モード干渉導波路を少なくとも1つ有する構造:
(2)上記(1)の構造において、導波路部が、能動導波路の幅方向または導波方向に複数の多モード干渉導波路を並べて配置する構造:
の2つであり、これら基本構造を適宜変更または組み合せることで目的のMMI導波路の幅および長さを有するMMI導波領域を構成する。
変形例として、前述した各実施形態の構造の他に、導波路部が、N×N−MMI導波路を導波方向に複数配置するものや、N×N−MMI導波路を導波路幅方向に複数配置するものなどを有する構造が考えられる。
上記の他、一対の多モード干渉導波路の一方を1×N−多モード干渉導波路とし、他方を1×M(N<M)−多モード干渉導波路とする構造も考えられる。この場合、1×N−多モード干渉導波路と1×M−多モード干渉導波路とを接続する導波路部は、N×M−多モード干渉導波路より構成することとなる。このような構造において、1×M−多モード干渉導波路は、能動導波路の前方端面側に配置することが望ましい。これにより、能動導波路の前方端面側のMMI領域幅が後方端面側に比べて広くなり、空間的ホールバーニング現象をより抑制することが可能となる。
また、一対の多モード干渉導波路と接続される別の一対の多モード干渉導波路とを有し、一方の一対の多モード干渉導波路が1×N−多モード干渉導波路から構成され、他方の一対の多モード干渉導波路が1xM−多モード干渉導波路から構成されてもよい。この構成の場合、例えば[1×N−MMI+N×1−MMI]+[1×M−MMI+M×1−MMI]といったパターンが形成される。このパターンを導波方向に複数並べることも可能である。
上記変形例のいずれの場合も、各MMI導波路の長さは500μm以下とする。また、各変形例のいずれの場合も、MMI導波領域を導波方向に複数配置して所望の素子長を得ることができる。
本発明の第1の実施形態であるアクティブMMI型半導体レーザーの概略構成を説明するための図で、(a)は能動導波路部分を上面からみた場合の模式図、(b)は(a)に示す能動導波路の一部を幅方向における断面図である。 図1(b)に示す活性層の断面構造の一例を示す模式図である。 図1に示すアクティブMMI型半導体レーザーの一連の製造工程を説明するための図で、(a)はMO-VPE工程後の断面図、(b)はメサ作製後の断面図、(c)はMO-VPE再結晶成長工程後の断面図、(d)は電極形成後の断面図である。 本発明の第2の実施形態であるアクティブMMI型半導体レーザーの概略構成を説明するための図で、(a)は能動導波路部分を上面からみた場合の模式図、(b)は(a)に示す能動導波路の幅方向における断面図である。 本発明の第3の実施形態であるアクティブMMI型半導体レーザーの能動導波路部分を上面からみた場合の模式図である。 本発明の第4の実施形態であるアクティブMMI型半導体レーザーの能動導波路部分を上面からみた場合の模式図である。
符号の説明
1〜3 導波路領域
101 n-InP半導体基板
103 n-InPクラッド層
104 活性層
105 p-InPクラッド層
106 p-InPクラッド層
107 p-InGaAsコンタクト層
108 InGaAsP-SCH層
109 InGaAsP/InGaAsP-MQW層
111、116 シングルモード導波路
112 1×2−多モード干渉導波路
113a〜113d シングルモード曲線導波路
114 1×1−多モード干渉導波路
115 2×1−多モード干渉導波路
117a、117b 中間シングルモード導波路
131 p-InP電流ブロック層
132 n-InP電流ブロック層
135、136 電極

Claims (17)

  1. 能動導波路の一部が、互いの多分岐側の端部が導波路部を介して接続された一対の多モード干渉導波路よりなる半導体レーザー。
  2. 前記一対の多モード干渉導波路がそれぞれ1×N−多モード干渉導波路よりなる、請求項1に記載の半導体レーザー。
  3. 前記1×N−多モード干渉導波路の導波路長が500μm以下である、請求項2に記載の半導体レーザー。
  4. 前記導波路部は、前記能動導波路の幅方向に複数の多モード干渉導波路を並列に配置してなる少なくとも1つの並列構造を有する、請求項2に記載の半導体レーザー。
  5. 前記並列構造が、前記能動導波路の導波方向に複数配置されている、請求項4に記載の半導体レーザー。
  6. 前記複数の多モード干渉導波路が、それぞれ1×1−多モード干渉導波路よりなる、請求項4または5に記載の半導体レーザー。
  7. 前記1×1−多モード干渉導波路の導波路長が500μm以下である、請求項6に記載の半導体レーザー。
  8. 前記導波路部は、少なくとも1つのN×N−多モード干渉導波路を有する、請求項2に記載の半導体レーザー。
  9. 前記N×N−多モード干渉導波路が、前記能動導波路の導波方向に複数配置されている、請求項8に記載の半導体レーザー。
  10. 前記N×N−多モード干渉導波路の導波路長が500μm以下である、請求項8または9に記載の半導体レーザー。
  11. 前記一対の多モード干渉導波路の一方が1×N−多モード干渉導波路であり、他方が1×M(N<M)−多モード干渉導波路であり、該1×M−多モード干渉導波路が前記能動導波路のレーザー光が出射される側に端部に配置されている、請求項1に記載の半導体レーザー。
  12. 前記導波路部は、N×M−多モード干渉導波路を有する、請求項11に記載の半導体レーザー。
  13. 前記1×N−多モード干渉導波路、1×M−多モード干渉導波路およびN×M−多モード干渉導波路のそれぞれの導波路長が500μm以下である、請求項12に記載の半導体レーザー。
  14. 前記一対の多モード干渉導波路が、前記能動導波路の導波方向に複数配置されている、請求項1から13のいずれか1項に記載の半導体レーザー。
  15. 前記一対の多モード干渉導波路と接続される別の一対の多モード干渉導波路を有し、前記一対の多モード干渉導波路が1×N−多モード干渉導波路から構成され、前記別の一対の多モード干渉導波路が1xM−多モード干渉導波路から構成されていることを特徴とする、請求項1に記載の半導体レーザー。
  16. 前記1×N−多モード干渉導波路および1×M−多モード干渉導波路のそれぞれの導波路長が500μm以下である、請求項15に記載の半導体レーザー。
  17. 前記一対の多モード干渉導波路および別の一対の多モード干渉導波路が、前記能動導波路の導波方向に複数配置されている、請求項15または16に記載の半導体レーザー。
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