JP2005191112A - 配線基板及びその製造方法並びに電気装置 - Google Patents

配線基板及びその製造方法並びに電気装置 Download PDF

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Abstract

【課題】セミアディティブ工法において15μm以下の微細配線を形成するために、通常の無電解めっきの替わりに蒸着金属層を用いた場合、貫通孔壁面への蒸着金属層の形成が不充分となることから、その上面に続けて形成される電解めっき層の形成が不充分となり、導通信頼性が低下する。
【解決手段】少なくとも樹脂を含有してなる絶縁層9と、該絶縁層9の表面に形成された配線導体層15と、前記絶縁層9を貫通して前記絶縁層9に隔てられた配線導体層15を接続するビア導体層13とを具備してなり、前記配線導体層15が、前記絶縁層9主面に順次蒸着金属層15a、電解めっき層15bを形成して構成され、前記ビア導体層13が、前記絶縁層9に形成された貫通孔11に順次、無電解銅めっき層13a、蒸着金属層13b、電解めっき層13cを形成して構成されてなることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、少なくとも樹脂を含有してなる絶縁層と、該絶縁層の表面に形成された配線導体層と、前記絶縁層を貫通して、前記絶縁層に隔てられた配線導体層を接続するビアとを具備してなる配線基板に関するものである。
一般に、現在の電子機器は、移動体通信機器に代表されるように小型・薄型・軽量・高性能・高機能・高品質・高信頼性が要求されてきており、このような電子機器に搭載される電子装置も小型・高密度化が要求されるようになってきている。そのため、電子装置を構成する配線基板にも小型・薄型・多端子化が求められてきており、それを実現するために信号導体等の配線導体の幅を細くするとともにその間隔を狭くし、さらに配線導体を多層化するなどして高密度配線化が図られている。
このような配線導体を形成する方法としては、サブトラクティブ法、セミアディティブ法およびフルアディティブ法があるが、サブトラクティブ法は細密な配線導体の形成が難しいという問題点を、フルアディティブ法は無電解めっきのみで配線導体の形成を行うために、その形成に長時間を要してしまうという問題点を有していた。そのため、配線導体を形成する方法としては、一般的には、セミアディティブ法が用いられている。
ビルドアップ基板におけるセミアディティブ法とは、プリント配線基板に絶縁樹脂をラミネートした後硬化する工程と、絶縁樹脂表面を過マンガン酸塩類水溶液等の粗化液に所定の時間浸漬し粗化する工程と、上面に無電解銅めっき用のパラジウム触媒を付着させる工程と、パラジウム触媒を付着させた絶縁樹脂の上面に無電解めっき層を被着させる工程と、無電解めっき層の上面にめっきレジスト層のフィルムをラミネートまたは塗布した後に、このフィルムを露光・現像して、めっきレジスト層に、無電解めっき層の上面に電解めっき層を被着させるための配線導体のパターン形状の開口部を形成する工程と、その開口部内の無電解めっき層の上面に10〜30μm程度の電解めっき層を被着させる工程と、無電解めっき層の上面からめっきレジスト層を剥離する工程と、硫酸系や塩素系水溶液のエッチング液を用いてめっきレジスト層を剥離したことにより露出した無電解めっき層およびパラジウム触媒を除去する工程とを順次行うことにより配線導体を形成する方法である。なお、この方法では、無電解めっき層およびパラジウム触媒を除去する際に、電解めっき層の上面や側面も同時にエッチングされる。
昨今の配線基板は、配線導体の幅や配線導体間の間隔が20μm以下と狭くなってきているにもかかわらず、絶縁樹脂表面の粗化面が深いために、絶縁樹脂表面の粗化面全体に、無電解めっきを形成するために、無電解めっきの厚みが1μm以上必要となり、厚みのばらつきも大きくなっていた。また、粗化の深い位置に形成されている無電解めっきを完全に除去するためにエッチング時間がより長くかかることから配線導体を構成する無電解めっき層と電解めっき層のうち、特に無電解めっき層が選択的にエッチングされてしまい、無電解めっき層エッチング工程及び洗浄工程において、無電解めっき層が選択的にエッチングされて生じた段差部分に、エッチング液や洗浄液が入り込み、配線導体が持ち上げられることによって、配線導体の剥がれが生じて断線してしまうという問題点を有していた。
逆に、エッチングが不十分な場合には、粗化面の深いところに形成された無電解めっき層やパラジウム触媒を完全に除去することができず、無電解めっき層が隣接する配線導体の方向にかけて裾をひいた形状に残ってしまい、その結果、隣接する配線導体間で電気的に短絡してしまうという問題点を有していた。
このような問題の対策として、硫酸系や塩素系水溶液のエッチング液を用いて無電解めっき層およびパラジウム触媒を除去する際、配線導体を構成する電解めっき層と無電解めっき層のうち、無電解めっき層が選択的にエッチングされる前にエッチングをストップし、配線導体間に残存する無電解めっき層の残さやパラジウム触媒をクロム酸によって除去するという提案や(特許文献1参照)、絶縁基板の表層部分を一部除去することにより同時に配線導体間に残存する無電解めっき層の残さやパラジウム触媒を除去するという提案がなされている(特許文献2参照)。
しかしながら、特許文献1の配線導体間に残存する無電解めっき層の残さやパラジウム触媒をクロム酸によって除去する方法では、無電解めっき層およびパラジウム触媒のエッチング量をコントロールすることが難しいことや、クロム酸の残さが残ることが問題となる。また、特許文献2の絶縁基板の表層部分を一部除去することにより同時に配線導体間に残存する無電解めっき層の残さやパラジウム触媒を除去する方法においては、絶縁基板が薄くなることによる層間絶縁信頼性の低下や、配線導体下部の絶縁基板の一部まで除去され、配線導体の剥がれが生じるという問題を有していた。そして配線導体に剥がれが生じないように配線導体のエッチング時間を調整すると配線導体間に残渣が除去しきれず、長期使用後の絶縁抵抗値が低下するという問題が生じていた。
このような問題を解決するために、無電解めっき層を薄く均一に形成する技術、もしくは、無電解めっき層よりも化学的な耐久性に優れた下地金属層を形成する技術が必要とされている。
しかしながら、無電解めっき層を薄くすることについては、先に述べた通り絶縁樹脂へのめっき付きまわり性の点で限界があるため、より均一に薄く金属層を形成する手法として、スパッタリングや真空蒸着やイオンプレーティング等の方法を用いて絶縁樹脂層に0.1μm以下の蒸着金属層を形成することが提案されている。(特許文献3参照)。
無電解めっきによる金属層の形成は、処理液濃度の変化や、絶縁層表面の粗化状態のばらつき等による影響を受けるため、形成される金属層の厚みを0.3μm以下で均一に形成することが難しい。さらに無電解めっきのみで貫通導体を形成すると、電解めっきと比較して、導通抵抗が高いという問題もあった。それと比較してスパッタリングなどによる金属層の形成は真空中での蒸着のため処理条件の変化による影響を受けにくく、無電解めっきのように粗大な粒子が形成されない。そのため絶縁樹脂表面に安定して0.1μm以下の厚みの金属層を形成することが可能となった。
特開2000−294926号公報 特開2000−208936号公報 特開平11−289164号公報
しかしながら、無電解めっき層に換えて蒸着金属層を用いると、比較的容易に30μmピッチ以下で15μm以下の幅の配線形成が可能となるものの、スパッタリングの性質上、蒸着金属の発生源に対して垂直に形成された貫通孔壁面を蒸着金属層で完全に被覆することが困難で、その上に形成される電解めっき層が部分的に薄くなってしまうことによる導通抵抗信頼性の低下が問題となっている。さらに貫通孔内の蒸着金属層の厚みを充分に厚くするためにはスパッタ時間を長くする必要があり、配線基板の製造時間が長くなるという問題が発生する。また、スパッタ時間を長くすると、絶縁層表面の蒸着金属層が厚くなり、エッチング時間が長く必要になることで配線導体層下部へのサイドエッチングが大きくなるため、配線導体の剥がれや導通抵抗信頼性が低下するという問題が生じていた。
本発明は、かかる従来技術の問題点に鑑み完成されたものであり、配線導体間の電気的絶縁性を維持するとともに、配線導体と絶縁基板の接合信頼性に優れた配線基板並びに電気装置を提供することを目的とする。
本発明の配線基板は、少なくとも樹脂を含有してなる絶縁層と、該絶縁層の表面に形成された配線導体層と、前記絶縁層を貫通して前記絶縁層に隔てられた配線導体層を接続するビア導体層とを具備してなり、前記配線導体層が、前記絶縁層主面に順次蒸着金属層、電解めっき層を形成して構成され、前記ビア導体層が、前記絶縁層に形成された貫通孔に順次、無電解銅めっき層、蒸着金属層、電解めっき層を形成して構成されてなることを特徴とする。
また、本発明の配線基板は、無電解めっき層の厚みを、0.5〜2μmとすることが望ましい。
また、本発明の配線基板は、蒸着金属層の厚みを、0.1μm以下とすることが望ましい。
また、本発明の配線基板は、配線導体層を形成する電解めっき層の厚みを、5μm以上とすることが望ましい。
また、本発明の配線基板は、電解めっき層の表面粗さをRa=0.4μm以下とすることが望ましい。
また、本発明の配線基板は、絶縁層主面に形成された凹みの最大深さを3μm以下とすることが望ましい。
また、本発明の配線基板は、絶縁層の厚みを、50μm以下とすることが望ましい。
また、本発明の配線基板は、絶縁層が少なくとも樹脂と、無機フィラーあるいは樹脂フィラーからなることが望ましい。
本発明の電気装置は、以上説明した配線基板の主面に電気素子を搭載したことを特徴とする。
本発明の配線基板の製造方法は、少なくとも樹脂を含有してなる絶縁層に貫通孔を形成する工程と、貫通孔のみに無電解めっき層を形成する工程と、絶縁層主面及び貫通孔に蒸着金属層を形成する工程と、絶縁層主面及び貫通孔に電解めっき層を形成する工程と、を具備することを特徴とする。
本発明では、ビア導体層を、絶縁層に形成された貫通孔に順次無電解めっき層、蒸着金属層、電解めっき層を形成して構成し、電解めっき層の下地金属層として無電解めっき層と蒸着金属層とを組み合わせることにより、蒸着金属層の形成が困難な貫通孔においても、配線基板の製造時間が短くでき、しかも、電解めっき層を形成するための下地金属層を十分に形成することができるため、電解めっき層を不足なく形成することが可能となり、ビア導体の導通不良をなくし、導通信頼性を向上することができる。しかも、絶縁層の主面に形成された配線導体層においては、無電解めっき層や蒸着金属層と比較して、化学的な耐久性に劣り、導通抵抗が高い無電解めっきが存在しないため、仮に、配線基板の製造工程において様々な化学処理を施したとしても、配線導体の剥離や導通不良や導通抵抗の低下を抑制することができ、信頼性に優れた配線基板となる。
また、無電解めっき層の厚みを、0.5μm以上とすることで、電解めっき層の下地を十分に形成することができる。
また、蒸着金属層や、電解めっき層に比べ、導通抵抗が高い無電解めっき層の厚みを、2μm以下とすることでビア導体の抵抗を小さくすることができる。
また、電解めっき層に比べ、形成速度が遅い蒸着金属層の厚みを0.1μm以下とすることで、配線導体層の形成時間をより短くすることができ、配線基板の製造時間を短縮することができ、安価な配線基板を提供することができる。
また、導通抵抗の低い電解めっき層の厚さを5μm以上とすることで、配線導体層の導通抵抗を小さくすることができる。
また、電解めっき層の表面粗さをRa=0.4μm以下とすることで、表皮効果による伝送損失を抑えることができるため、電気特性に優れた配線層を形成することができる。
また、絶縁層主面に形成された凹みの最大深さを3μm以下とすることで、例えば、蒸着金属層や電解めっき層のエッチングが必要な工程であったとしても、エッチング時間を短縮することができるため、余分なエッチング時間を見込む必要がなくなり、配線基板の製造時間を短縮することができる。
また、蒸着金属層は、一般的には、貫通孔のような垂直な面には形成しにくいのであるが、絶縁層の厚みを50μm以下とすることで、蒸着金属層を容易に形成することができる。
また、絶縁層を樹脂と無機フィラーあるいは樹脂フィラーと含有させて形成した場合には、絶縁層の粗化液による粗化処理工程において、無機フィラーあるいは有機フィラーが脱粒して、良好な粗化面を形成することができる。さらには、無機フィラーあるいは樹脂フィラーの粒径、体積%を適宜調整することで安定した粗化面を形成することができる。
そして、以上説明した配線基板の主面に、半導体素子などの電気素子を搭載することで、信頼性に優れた電気装置となる。
また、本発明の配線基板の製造方法では、少なくとも樹脂を含有してなる絶縁層に貫通孔を形成する工程と、貫通孔のみに無電解めっき層を形成する工程と、絶縁層主面及び貫通孔に蒸着金属層を形成する工程と、絶縁層主面及び貫通孔に電解めっき層を形成する工程としたことから、配線導体層に化学的耐久性の低い無電解めっき層が存在せず、配線導体層の剥がれを防止することができ、配線導体間の残渣がないことから絶縁信頼性の低下も防止することができる。また貫通導体には、蒸着金属層の形成が不充分となりやすい貫通孔壁面においても無電解銅めっき層が形成されていることから、電解めっき層を充分な厚さで形成することが可能なため導通信頼性の低下も防止することができる。
本発明の配線基板は、例えば、図1に示すように、ガラスクロスと樹脂とを含有してなるコア基板1と、コア基板1を貫通して形成されたスルーホール3と、スルーホール3内に形成されたスルーホール導体5と、コア基板1の両面に形成されたコア配線層7と、コア基板1の主面に形成された絶縁層9と、絶縁層9を貫通して形成された貫通孔11と、貫通孔11内に形成されたビア導体13と、絶縁層9の主面に形成された配線導体層15とで構成されている。
このような配線基板において、コア基板1、絶縁層9は、それぞれを挟持するように配置されたコア配線層7、配線導体層15並びに、それぞれを貫通して設けられたスルーホール導体5、ビア導体13と、を支持し、電気的に絶縁する機能を有している。
そして、コア配線層7、配線導体層15、スルーホール導体5、ビア導体13は、それぞれが任意に接続され、配線回路を形成している。
配線基板17は、図1の例では、板状の芯体を有するコア基板1と、この表面に被着した絶縁層9とから形成されている。コア基板1の芯体は、配線基板17のそりを防止する機能を有し、厚みが0.3〜1.5mm程度であり、ガラス繊維を縦横に織り込んだガラスクロスにエポキシ樹脂やビスマレイミドトリアジン樹脂等の熱硬化性樹脂を含浸させてなり、また、絶縁層9は、配線導体層15の支持体としての機能を有し、厚みが10〜80μmであり、エポキシ樹脂や変性ポリフェニレンエーテル樹脂等の熱硬化性樹脂からなる。
そして、図2に要部拡大図で示すように、ビア導体13は、絶縁層9の主面においては、スパッタ法等により形成された蒸着金属層13bと、めっき法により形成された電解めっき層13cとが順次形成されて構成されており、貫通孔11内においては、めっき法により形成された無電解めっき層13aとスパッタ法等により形成された蒸着金属層13bと、電解めっき層13cとが順次形成されて構成されている。
また、配線導体層15は、ビア導体13とともに形成することができ、例えば、図2の例では、スパッタ法等により形成された蒸着金属層15aと、めっき法により形成された電解めっき層15bとから構成されている。
本発明の配線基板17によれば、蒸着金属層13bの形成が困難な貫通孔11においても、蒸着金属層13bの形成前に無電解めっき層13aを形成することで、電解めっき層13cの下地金属層を十分に形成することができ、ビア導体13の導通不良をなくし、導通信頼性を向上することができる。しかも配線導体層15には、化学的耐久性に劣る無電解めっき層が存在しないことから、エッチングなどにより配線導体層15の剥離を防止でき、導通不良や導通抵抗の低下をなくすことができる。
この無電解めっき層13aの厚みは、0.5μm以上とすることで、十分な下地金属層を形成することができる。
また、無電解めっき層13aは成長速度が電解めっき層13cに比べ、遅いため、製造時間の短縮の点から、2μm以下とすることが望ましく、さらに、1.5μm以下とすることが望ましい。
この無電解めっき層13aの上に形成する金属蒸着層13b、及び絶縁層9の主面に形成される金属蒸着層15aは、スパッタ法等により形成することができ、Cuを主成分とすることが望ましい。そして、その厚みは0.1μm以下とすることが製造時間の短縮の点から望ましく、さらに、0.08μm以下とすることが望ましい。
また、電気抵抗が小さい電解めっき層15bの厚みを5μm以上とすることで、配線導体層15の抵抗値を小さくすることができる。特に、8μm以上、さらに、10μm以上とすることが望ましい。
また、電解めっき層13c、15bの表面粗さをRa=0.4μm以下、さらに、0.2μm以下とすることで、高周波信号を流したとしても、表面効果による信号のロスを低減することができる。
また、絶縁層9主面に一旦形成した金属層を除去する必要がある場合には、絶縁層9主面の凹みの最大深さを3μm以下、さらに1μm以下とすることで、金属層の除去に要する時間を短縮することができる。
また、絶縁層9の厚みを50μm以下とすることで、蒸着金属層13aを容易に形成することができ、特に、35μm以下とすることが望ましい。
次に、本発明の製造方法を図3(a)〜図6(k)を用いて説明する。
まず、図3(a)に示すように、コア配線層7を具備するコア基板1の上面に、エポキシ樹脂や変性ポリフェニレンエーテル樹脂等の熱硬化性からなる厚みが20〜60μmの絶縁層9を粘着し、硬化する。
次に、図3(b)に示すように、炭酸ガスレーザまたはYAGレーザにより絶縁層9に貫通孔11を形成する。
次に、図3(c)に示すように、絶縁層9の主面に、レジスト層19をラミネート、塗布等の方法により形成する。その後、図4(d)に示すように、露光と現像により開口部19aを形成する。
次に、図4(e)に示すように、硫酸銅・ロッセル塩・ホルマリン・EDTAナトリウム塩・安定剤等からなる60℃の無電解めっき液に約30分間浸漬させて、開口部19から露出した貫通孔11の内壁及び底部に、無電解めっき層13aを析出させ、30℃の水酸化ナトリウム水溶液で残存していたレジスト層19を除去した。
次に、図4(f)に示すように、貫通孔11内部及び絶縁層9主面に、スパッタリング、真空蒸着、イオンプレーティングのうちのいずれかの方法により、蒸着金属層13b、15aを形成する。
次に、図5(g)に示すように、再度、絶縁層9の主面に形成された金属蒸着層15aの主面にレジスト層21をラミネート、塗布等の方法により形成し、図5(h)に示すように露光と現像により開口部21aを形成した。
次に、図5(i)に示すように、硫酸・硫酸銅5水和物・塩素・光沢剤等からなる電解銅めっき液に3A/dmの電流を印加しながら数時間浸漬することにより、電解めっき層13c、15bを形成した。
次に、図6(j)に示すように、50℃の水酸化ナトリウム水溶液で残存していためっきレジスト層21を除去した。
次に、図6(k)に示すように、レジスト層21を剥離したことにより露出する金属蒸着層15aを25℃の硫酸・過酸化水素水あるいは硫酸銅等の硫酸系水溶液によりエッチングして除去する。
さらに、必要に応じて他の絶縁層9を積層し、図3(b)〜図6(k)の工程を繰り返して、必要な層数の配線基板17を作製することができる。
このような本発明の製造方法17によれば、本発明の配線基板17を容易に作製することができる。
そして、以上説明した本発明の配線基板17の主面に半田などを介して電気素子を搭載することで、信頼性に優れた本発明の電気装置を提供することができる。
なお、本発明の配線基板17は上述の実施例に限定されるものではなく、本要旨を逸脱しない範囲であれば種々の変更は可能であり、例えば、上述の例では絶縁層9をコア基板1の上面に積層し、この絶縁層9の主面に配線導体層15を形成したが、絶縁層9をコア基板1の上下両面に積層し、この両面に配線導体層15を形成してもよい。また、両面に形成した配線導体層15間をコア基板1の内部に形成した貫通導体5で電気的に接続してもよい。
また、コア基板1に換えて、例えば、液晶ポリマーなどからなる絶縁層を用いてもよい。
また、本発明の配線基板17の製造方法も、上述の実施の形態の一例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲であれば、種々の変更・改良を施すことは何ら差し支えない。
本発明の配線基板及び配線基板の製造方法を評価するために、サンプルを作製し、次の評価を行なった。
(実施例1配線基板の作製)
(1)ガラス繊維を縦横に織り込んだガラスクロスに対してビスマレイミドトリアジン樹脂を50体積%の割合で含浸させた厚さ200μmのプリプレグを4枚積層し、さらにその表面に銅箔を積層し、5MPaの圧力で圧着し、200℃で2時間加熱して完全硬化させたのち、表面の銅箔をサブトラクティブ法等で加工し、配線導体を形成し、コア基板を作製した。
(2)そして、コア基板に従来周知のドクターブレード法を採用して形成したエポキシ樹脂からなるシートを積層するとともに、これらに130℃、1MPaの圧力を加え、仮硬化した。
(3)続いて仮硬化したエポキシ樹脂からなる絶縁層を積層したコア基板をホットプレス機により100℃、30秒、0.3MPaで両面から加熱加圧し、さらに、これを170℃で2時間加熱し、熱硬化した。
(4)さらに、絶縁層にYAGレーザにより50μm径の貫通孔を形成した。
(5)そして、絶縁層主面に形成された蒸着金属層上にめっきレジスト層となるアクリル樹脂を主たる成分としてなるフォトレジストを被着し、露光・現像により、貫通孔に無電解銅めっき層を被着するための開口部を形成した。
(7)さらに、硫酸銅・ロッセル塩・ホルマリン・EDTAナトリウム塩・安定剤等からなる60℃の無電解銅めっき液に浸漬し、浸漬時間を調整することで、貫通孔に表1、2に示す厚みの無電解銅めっき層を形成した。
(6)その後、めっきレジスト層を水酸化ナトリウムで除去し、絶縁層主面並びに貫通孔に形成された無電解めっき層13aの表面に、銅スパッタにより表1、2に示す厚みの蒸着金属層を形成した。
(8)次に、再度アクリル樹脂を主たる成分とするめっきレジスト層を被着し、露光・現像により、配線導体層並びにビア導体の電解銅めっき層を形成するための開口部を形成した。
(9)次に、硫酸・硫酸銅5水和物・塩素・光沢剤等からなる電解銅めっき液に3A/dmの電流を印加しながら所定の時間浸漬して、それぞれの開口部に表1、2に示す厚みの電解銅めっき層を形成し、ビア導体と配線導体層とを形成した。
(10)その後、めっきレジスト層を水酸化ナトリウムで除去し、さらに、露出した蒸着金属層を硫酸加水水溶液により、無電解銅めっき層の厚みに応じ、エッチング速度を調整して除去した。
(11)そして、絶縁層、ビア導体、配線導体層の表面に絶縁抵抗・導通抵抗測定のための開口部を有する厚み20μmのアクリル変性エポキシ樹脂からなるソルダーレジスト層を形成し、配線基板とした。
(比較例1配線基板の作製)
(1)ガラス繊維を縦横に織り込んだガラスクロスに対してビスマレイミドトリアジン樹脂を50体積%の割合で含浸した厚さ200μmのプリプレグを4枚積層し、さらに、その表面に銅箔を積層し、5MPaの圧力で圧着し、200℃で2時間加熱して完全硬化させたのち、表面の銅箔をサブトラクティブ法等で配線導体を加工しコア基板を作製した。
(2)そして、芯体表面に従来周知のドクターブレード法を採用して形成したエポキシ樹脂からなるシートを積層するとともにこれらを130℃、1MPaの圧力で仮硬化した。
(3)続いて仮硬化されたエポキシ樹脂からなるシートを積層した芯体をホットプレス機により100℃、30秒、0.3MPaで両面から加熱加圧し、さらにはこれを170℃で2時間加熱し熱硬化した。
(4)さらに、絶縁層9にYAGレーザにより50μm径の貫通孔を形成した。
(5)次に絶縁層表面に、硫酸銅・ロッセル塩・ホルマリン・EDTAナトリウム塩・安定剤等からなる60℃の無電解銅めっき液に浸漬し、浸漬時間を調整することで厚さが0.6μmとなるように無電解銅めっき層を形成した。
(6)次にアクリル樹脂を主たる成分としてなるめっきレジスト層を被着し露光・現像により、電解銅めっき層を被着するための導体パターン形成のための開口部を形成した。
(7)次に、硫酸・硫酸銅5水和物・塩素・光沢剤等からなる電解銅めっき液に3A/dmの電流を印加しながら所定の時間浸漬することにより、それぞれの開口部に電解銅めっき層を表1に示す厚みで形成した。
(8)その後、めっきレジスト層を水酸化ナトリウムで除去し、露出した無電解銅めっき層を硫酸加水水溶液を使用し、エッチング速度を調整して除去した。
(9)そして、表面に絶縁抵抗・導通抵抗測定のための開口部を有する20μm厚のアクリル変性エポキシ樹脂からなるソルダーレジスト層を形成し比較例1の配線基板とした。
(比較例2配線基板の作製)
(1)ガラス繊維を縦横に織り込んだガラスクロスに対してビスマレイミドトリアジン樹脂を50体積%の割合で含浸した厚さ200μmのプリプレグを4枚積層し、さらに、その表面に銅箔を積層し、5MPaの圧力で圧着し、200℃で2時間加熱して完全硬化させたのち、表面の銅箔をサブトラクティブ法等で配線導体を加工しコア基板を作製した。
(2)そして、芯体表面に従来周知のドクターブレード法を採用して形成したエポキシ樹脂からなるシートを積層するとともにこれらを130℃、1MPaの圧力で仮硬化した。
(3)続いて仮硬化されたエポキシ樹脂からなるシートを積層した芯体をホットプレス機により100℃、30秒、0.3MPaで両面から加熱加圧し、さらにはこれを170℃で2時間加熱し熱硬化した。
(4)さらに、絶縁層9にYAGレーザにより50μm径の貫通孔を形成した。
(5)次に絶縁層表面に、銅スパッタにより厚さ0.6μmの蒸着金属層を形成した。
(6)次にアクリル樹脂を主たる成分としてなるめっきレジスト層を被着し、露光・現像により、電解銅めっき層を被着するための導体パターン形成のための開口部を形成した。
(7)次に、硫酸・硫酸銅5水和物・塩素・光沢剤等からなる電解銅めっき液に3A/dmの電流を印加しながら所定の時間浸漬することにより、それぞれの開口部に電解銅めっき層を表1に示す厚みで形成した。
(8)その後、めっきレジスト層を水酸化ナトリウムで除去し、露出した蒸着金属層を硫酸加水水溶液を使用し、エッチング速度を調整して除去した。
(9)そして、表面に絶縁抵抗・導通抵抗測定のための開口部を有する20μm厚のアクリル変性エポキシ樹脂からなるソルダーレジスト層を形成し比較例2の配線基板とした。
なお、接続信頼性の評価を行うためのテスト基板は、その内部にコア基板を介して位置する上下2層の配線導体と、両者を電気的に接続する貫通孔とでチェーンを形成したものとした。また接続信頼性の評価は試料を温度が−55℃の条件で30分、125℃の条件で30分を1サイクルとする温度サイクル試験TCTと121℃、100%RHでの高温高圧試験PCTを行い、TCTは1000サイクル後、PCTは168時間後のビアチェーンの導通抵抗絶縁抵抗を測定し、試験前後の導通抵抗変化率及び絶縁抵抗値を比較することにより評価した。
Figure 2005191112
Figure 2005191112
表1より、本発明の範囲外のビア導体が無電解金属層、蒸着金属層、電解金属層で形成されていない試料No.2、3のうち、電解めっき層の下地金属として無電解めっき層のみを形成した比較例1である試料No.2では、無電解めっき層の0.6μmとしたため、無電解めっき層の厚みは十分であり、電解めっき層の形成はできたものの、耐役品性に劣る無電解めっき層を除去する工程で配線層の無電解めっき層の一部までもエッチングされたため、温度サイクル試験後オープン不良となり導通性を保てなかった。
また、電解めっき層の下地金属として蒸着金属層のみを形成した比較例2である試料No.3では、蒸着金属層の形成に非常に時間がかかり、また、貫通孔11の内壁に蒸着金属層が十分に形成されず、電解めっき層の形成が不十分となり、温度サイクル試験後オープン不良となり導通性を保てなかった。
一方、電解めっき層の下地金属として、無電解めっき層、蒸着金属層を順次形成した本発明の試料No.1では、導通抵抗の上昇は、わずかに5%にとどまり、また、絶縁抵抗値も10Ωとなり、優れた信頼性を示した。
表2より、配線導体層を形成する蒸着金属層の厚みが0.1μmの試料No.4では試料No.1と同じ導通抵抗の増加にとどまっているが、蒸着金属層がより厚い試料No.5では、蒸着金属層のエッチングに時間がかかるため、電解めっき層部分に細りが生じ、導通抵抗変化率が11%と若干高くなった。
また、ビア導体層を形成する無電解めっき層の厚みを変化させた試料No.6〜10のうち、無電解めっき層の厚みが0.5μmより小さい試料No.6においては、部分的に電解めっき層の形成が不十分なところがわずかにできたため、導通抵抗の変化率が12%となり、若干高くなった。
また、無電解めっき層の厚みが2μmより大きい試料No.10では、温度サイクルによる導通抵抗の上昇が大きい無電解めっきに対して、導通抵抗の上昇の小さい電解めっきの割合が低くなることから、導通抵抗の変化率が11%となり、若干高くなった。これらと比較してビア導体層を形成する無電解めっき層の厚みが、0.1〜2μmである試料No.7、8、9では良好な導通抵抗の変化率が9%以下となり、高い信頼性を有することがわかる。
また、配線導体層を構成する電解めっき層の厚さが5μmより小さい試料No.11では、蒸着金属層に対する電解めっき層の厚みが小さくなったため、温度サイクル試験における導通抵抗の上昇が若干見られた。それに対して電解めっき層の厚さが5μmである試料No.12では導通抵抗変化率は11%であり、実用上、問題のない値となった。
また、絶縁層主面に形成された凹みの最大深さが3μmを越え、4μmである試料No.13においては、3μmを越える凹み底部に形成された蒸着金属層を完全にエッチングするためにエッチング時間が長くなり、配線導体が細くなったため、温度サイクルでの導通抵抗の増加もしくは、凹み底部に蒸着金属層がわずかに残ることによる不飽和PCT試験での絶縁抵抗の若干の低下が見られた。それに対して凹みの最大深さが3μm以下である試料No.14においては温度サイクルによる導通抵抗の増加も、不飽和PCT試験による絶縁抵抗の低下も認められなかった。
また、絶縁層の厚みが50μmである試料No.15は温度サイクル後の導通抵抗の上昇が絶縁層の厚みが35μmのときとほぼ同じであったが、絶縁層の厚みが55μmである試料No.16では温度サイクル後の導通抵抗の変化率が12%となり、若干、導通抵抗が上昇した。
本発明の配線基板の実施の形態の一例を示す断面図である。 本発明の配線基板の実施の形態の一例を示す断面図の要部拡大図である。 本発明の配線基板の製造方法を説明するための要部拡大断面図である。 本発明の配線基板の製造方法を説明するための要部拡大断面図である。 本発明の配線基板の製造方法を説明するための要部拡大断面図である。 本発明の配線基板の製造方法を説明するための要部拡大断面図である。
符号の説明
1・・・・・・コア基板
5・・・・・・スルーホール導体
7・・・・・・コア配線層
11・・・・・・貫通孔
13・・・・・・ビア導体
13a・・・・・無電解めっき層
13b・・・・・蒸着金属層
13c・・・・・電解めっき層
15・・・・・・配線導体層
15a・・・・・蒸着金属層
15b・・・・・電解めっき層
17・・・・・・配線基板
19・・・・・・ビア部無電解めっきレジスト層
21・・・・・・ビア部及び配線導体部電解めっきレジスト層

Claims (10)

  1. 少なくとも樹脂を含有してなる絶縁層と、該絶縁層の表面に形成された配線導体層と、前記絶縁層を貫通して前記絶縁層に隔てられた配線導体層を接続するビア導体層とを具備してなり、前記配線導体層が、前記絶縁層主面に順次蒸着金属層、電解めっき層を形成して構成され、前記ビア導体層が、前記絶縁層に形成された貫通孔に順次、無電解銅めっき層、蒸着金属層、電解めっき層を形成して構成されてなることを特徴とする配線基板。
  2. 無電解めっき層の厚みが、0.5〜2μmであることを特徴とする請求項1に記載の配線基板。
  3. 蒸着金属層の厚みが、0.1μm以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載の配線基板。
  4. 配線導体層を形成する電解めっき層の厚みが、5μm以上であることを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれかに記載の配線基板。
  5. 電解めっき層の表面粗さがRa=0.4μm以下であることを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれかに記載の配線基板。
  6. 絶縁層主面に形成された凹みの最大深さが3μm以下であることを特徴とする請求項1乃至5のうちいずれかに記載の配線基板。
  7. 絶縁層の厚みが、50μm以下であることを特徴とする請求項1乃至6のうちいずれかに記載の配線基板。
  8. 絶縁層が少なくとも樹脂と、無機フィラーあるいは樹脂フィラーからなることを特徴とする請求項1乃至7のうちいずれかに記載の配線基板。
  9. 請求項1乃至8のうちいずれかに記載の配線基板の主面に電気素子を搭載したことを特徴とする電気装置。
  10. 少なくとも樹脂を含有してなる絶縁層に貫通孔を形成する工程と、貫通孔のみに無電解めっき層を形成する工程と、絶縁層主面及び貫通孔に蒸着金属層を形成する工程と、絶縁層主面及び貫通孔に電解めっき層を形成する工程とを具備することを特徴とする配線基板の製造方法。
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