JP5127790B2 - 配線基板 - Google Patents

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Description

本発明は、有機材料系の配線基板、特に、大規模半導体(LSI)を実装するための配線基板に関し、特に貫通孔のピッチが狭く、高密度に貫通孔を形成した配線基板に関するものである。
LSIは微細配線加工技術の進歩と動作周波数の増加により、大量の情報を短時間で処理することが可能になっている。半導体に大量の情報とそれを処理するための電力を供給するのがI/Oと呼ばれる端子である。このI/OはLSI技術の進歩と共に近年急激な増加が見込まれている。一方、従来、半導体素子等の電子部品を搭載するための有機材料系の配線基板は、例えばガラス−エポキシ板の上面から下面にかけて貫通する貫通孔を形成し、この貫通孔にめっきを施して上下両面の配線導体同士を接続したものであった。
このような配線基板は、ガラス−エポキシ板からなる絶縁基体の上下両面に銅箔が被着された両面銅張板を準備するとともに、この両面銅張板を上下に貫通する貫通孔をドリル加工により穿孔し、次に前記上下両面の銅箔上および貫通孔内面に銅からなるめっき層を無電解めっき法および電解めっき法により析出させて前記上下両面の銅箔の上にめっき層を被着するとともに貫通孔の内面にめっき層からなる貫通導体を形成し、次に、前記絶縁基体の上下両面に被着された銅箔およびその銅箔に被着しためっき層をフォトリソグラフィー技術を採用して部分的にエッチングして配線導体を形成することによって製作されている。さらに、より微細な配線を形成するために、ビルドアップ法と呼ばれ一般に知られている方法でビルドアップ層を形成することも行われている。
ところで、LSIのI/O数の増加に伴い、このような有機材料系の多層配線基板においては、貫通導体の間隔(貫通導体のピッチ)を狭くすることによって、貫通導体の密度を高くすることが求められている。
この理由は、貫通導体の密度が高くなければ、I/O端子と接続するための配線の密度を上げることができなくなり、その結果I/O端子の密度は、配線可能な密度まで下げざるを得ないためである。
また、貫通導体の密度が高くなければ、LSIの端子からの配線を大きく外部に引き出してからマザーボード側に配線する必要が生じ、配線長を短くすることができなくなる。配線長を短くすることは、GHzレベルに達する信号の伝送による劣化を防ぐためには、不可欠な要素である。
この様な理由で貫通導体の密度を高くする必要が増大しているが、貫通導体の間隔を狭くすると、貫通導体間の電気的絶縁を確保することが困難になっている。絶縁を確保するためには、貫通孔の直径を極力細くする必要があり、現在、75〜130μm程度の小さなものとする試みがなされているが、従来のドリル加工では困難な問題もあり、炭酸ガスレーザによる穿孔方法が検討されている(特許文献1、2、3参照)。
特開平9−051172号公報 特開平8−323488号公報 特開平6−334301号公報
しかしながら、特許文献1、2、3の方法を用いた場合でも、貫通導体の密度を高くするために貫通導体の間隔(ピッチ)を狭くすると貫通導体間の電気的絶縁性が劣化するという問題があった。
この原因は、貫通導体として形成した銅めっきと絶縁基体とが、十分な接続信頼性を有しておらず、そのための貫通導体と絶縁基体との間に隙間が発生しやすくなるためである。
この部分に隙間ができると長時間一般の室内に放置された場合、貫通導体と絶縁基体との間の隙間に水分が凝縮され、水分に起因する電気化学的なショートが発生する。また、この隙間に製造工程で用いる各種薬液が残留する場合があり、この薬液残留は、少量であったとしても、たとえば塩素などのイオン成分であるため、容易に電気化学的な腐食の起点となり、絶縁性の劣化を促進していた。
本発明は、かかる従来の問題点に鑑み案出されたものであり、その目的は、貫通導体を形成する銅メッキと絶縁基体との密着力を向上させることにより、貫通導体と絶縁基体との隙間をなくし、絶縁性低下を生じない信頼性に優れた配線基板を提供し、貫通導体のピッチを狭くすることを可能にし、これによって、LSIの小型化や高周波領域での電気特性の改善を可能にすることにある。
本発明の一形態に係る配線基板は、絶縁基体と、該絶縁基体に形成された貫通孔と、該貫通孔に形成された第一の金属相からなる貫通導体と、を具備してなる配線基板において、前記貫通孔の内壁と前記貫通導体とが、第二の金属相と該第二の金属相内に分散した無機粉末とを含有した中間領域を介して接続されてなり、前記無機粉末同士が、接触点においてネックを形成しており、前記無機粉末が、球形であることを特徴とする。
本発明の一形態に係る配線基板は、絶縁層と、該絶縁層に形成された貫通孔と、該貫通孔に形成された第一の金属相からなる貫通導体と、を具備してなる配線基板において、前記貫通孔の内壁と前記貫通導体とが、第二の金属相と該第二の金属相内に分散した無機粉末とを含有した中間領域を介して接続されてなり、前記無機粉末同士が、接触点においてネックを形成しており、前記無機粉末が、球形であることを特徴とする。
本発明の配線基板によれば、第二の金属相と無機粉末とを含有する中間領域、即ち、貫通導体とも、貫通孔とも接続親和性の高い中間領域を介して、貫通孔の内壁と、貫通導体とを、接続することで、貫通導体と貫通孔との間に隙間が生じることがなくなり、配線基板の信頼性が向上する。
本発明の配線基板の一形態を説明する断面図である。 本発明の配線基板の要部拡大断面図である。 本発明の配線基板の他の形態の要部拡大断面図である。 本発明の配線基板の製造方法を説明する工程図である。 本発明の配線基板の製造方法を説明する工程図である。 本発明の配線基板の他の形態を説明する断面図である。
本発明の配線基板は、例えば、図1に示すように、ガラスクロスと第一の樹脂と第一の無機粉末とを含有してなる絶縁基体1と、絶縁基体1を貫通して形成された貫通孔3と、貫通孔3内に形成された貫通導体5と、貫通孔3の内壁と貫通導体5とを接続する中間層6と、絶縁基体1の両面に形成されたコア配線層7と、絶縁基体1の主面に形成された絶縁層9と、絶縁層9を貫通して形成された貫通孔11と、貫通孔11内に形成されたビア導体13と、絶縁層9の主面に形成された配線導体層15とで構成されている。
このような配線基板において、絶縁基体1、絶縁層9は、それぞれを挟持するように配置されたコア配線層7、配線導体層15並びに、それぞれを貫通して設けられた貫通導体5、ビア導体13と、を支持し、電気的に絶縁する機能を有している。
そして、コア配線層7、配線導体層15、貫通導体5、ビア導体13は、それぞれが任意に接続され、配線回路を形成している。
本発明の配線基板17においては、貫通孔3の内壁と貫通導体5との間に、少なくとも第二の金属相と第二の無機粉末とを含有してなる中間層6を形成することが、重要であり、従来、剥離しやすく、配線基板17の信頼性を低下させる大きな要因の一つであった貫通孔3の内壁と貫通導体5との間に、中間層6を形成することで、両者の剥離を効果的に抑制し、配線基板の信頼性を格段に向上させるものである。
この中間層6は、例えば、図2に示すように、少なくとも第二の金属相6aと第二の無機粉末6bとからなっている。この第二の金属相6aは貫通導体1を構成している第一の金属相5と同様のものであり、また、第二の無機粉末6bは絶縁基体1を構成している第一の無機粉末1bに由来するもので、第二の金属相6aのマトリックス中に第二の無機粉末6bが分散しているが、言い換えると、貫通導体5を形成する第一の金属層5に第一の無機粉末1bが分散した形態となっている。そのため、中間層6は、絶縁基体1並びに貫通導体5との親和性に優れ、従来、剥離の発生しやすかった絶縁基体1と貫通導体5とを強固に接合している。また、中間層6の熱膨張係数が、絶縁基体1と貫通導体5との間になった場合には、絶縁基体1と貫通導体5の間に発生する熱応力を緩和する機能も発現し、さらに配線基板17の信頼性を向上させることができる。
なお、図2では、中間層6の第二の無機粉末6bは孤立しているように描写しているが、第二の無機粉末6b同士はそれぞれ、接触していてもよいことは勿論であり、さらに、構造物としての強度の点や後述する製造上の理由から第二の無機粉末6b同士が、その接触点においてネックを形成し、3次元の網目状の構造を有することが最も望ましい。
そして、第一の無機粉末1b、並びに第二の無機粉末6bとしては、SiO、Alなどの一般的な結晶質の無機粉末や、非晶質SiO、Eガラス、Sガラスなどの非結晶の無機粉末を用いることができる。なお、無機粉末においては、誘電率などの電気的な特性に優れた結晶質あるいは非晶質のSiOが好適に用いられる。
また、第二の無機粉末6b同士のネックを形成するためには、融点の低い非晶質の無機粉末を用いることが望ましく、さらに、電気特性に優れ、低熱膨張の非晶質SiOが最も好適に用いられる。また、SiOを主成分とし、ガラス化するためにBなどを少量含有するガラスも同様に用いることができる。
この第二の無機粉末6bの平均粒径は、3μm以下とすることで、第二の無機粉末6bと第二の金属相6aとの熱膨張係数に差がある場合でも、第二の無機粉末6bと第二の金属相6aとの間に過剰な熱応力が集中することを抑制できるため、貫通導体5が断線するなどの不具合を効果的に防止することができる。また、2μm以下、さらに、1μm以下とすることで、上記の効果に加え、同じ量の第二の無機粉末6bを用いた場合には第二の無機粉末6bの数が増えることから、第二の無機粉末6b同士の接触点が増加し、第二の無機粉末6b同士がネックを形成して強固な構造体となるため、中間層6の強度も増し、配線基板17の信頼性を向上させることができる。
また、中間層6を構成する第二の金属相6aには、貫通導体5を構成する第一の金属相5を用いることにより、中間層6と貫通導体5との接合強度を向上させることができる。また、中間層6の第二の金属相6aも配線基板17の回路の一部であることから、回路の抵抗を小さくするために低抵抗の銅や銀により形成することが望ましい。
また、図3に示すように、中間層6には、第二の金属相6a、第二の無機粉末6bに加えて、第二の樹脂6cを含有させることで、中間層6と絶縁基体1との親和性をさらに向上させることができる。なお、第二の樹脂6cは、第一の樹脂1aと同様のものを用いることが中間層6と絶縁基体1との親和性を向上させる点で望ましい。
また、第二の樹脂6cは、絶縁基体1側により多く存在することが望ましい。従って、中間層6においては、第二の金属相6aは、絶縁基体1側では徐々に存在量を減少させることが特に望ましい。
このような構造を有する中間層6は、その厚みを3μm以上とすることで、強固に貫通導体5と絶縁基体1とを接続することができ、配線基板17の信頼性を向上させることができる。さらに、中間層6の厚みを5μm以上、特に、10μm以上とすることで、格段に信頼性に優れた配線基板17とすることができる。
また、中間層6の厚みを30μm以下とすることで、必要以上に貫通孔3を大きくする必要がなくなり、配線密度を高くすることができる。また、貫通導体5の大きさを必要以上に小さくする必要もなくなるため、貫通導体5の電気的抵抗を小さくすることができ、配線基板17の特性を向上させることができる。これらの点から、さらに、中間層6の厚みは、20μm以下、特に、15μm以下とすることが望ましい。
以下に本発明の配線基板17の製造方法について詳細に説明する。
まず、図4(a)に示すように、例えば、ガラスクロス(図示せず)と第一の樹脂1aと第一の無機粉末1bとを含有する絶縁基体1を準備する。この絶縁基体1は、ガラスクロスに例えば、第一の無機粉末1bと、エポキシ樹脂やビスマレイミドトリアジン樹脂・ポリフェニレンエーテル樹脂、イミド系樹脂等の熱硬化性樹脂との混合樹脂である第一の樹脂1aを含浸させた厚みが0.05〜2.0mmのものである。
なお、絶縁基体1には、第一の無機粉末1bを20体積%以上、さらに、40体積%以上、特に、50体積%以上含有させることが、中間層6において、無機粉末6a同士のネ
ックを形成させるために望ましい。また、無機粉末6a同士が結合して形成する3次元の網目状構造体の強度を向上させるためには、さらに、55体積%以上含有させることが望ましい。
また、第一の無機粉末1bとしては、SiO、Alなどの一般的な結晶質の無機粉末や、非晶質SiO、Eガラス、Sガラスなどの非晶質の無機粉末を用いることができる。結晶質の無機粉末においては、誘電率などの電気的な特性に優れたSiOが好適に用いられる。また、フォルステライトやスピネルなどの複合酸化物を用いてもよいことはいうまでもない。なお、図中においては第一の無機粉末1bは球形として記載されており、勿論、球形であることが成形性の点などから望ましい。また、第一の無機粉末1bの混合は均一であることが望ましいが、巨視的に見て均一であれば良く、微視的に不均一な部分があっても問題は無い。このように微視的に不均一な場合であっても、中間層6を形成することができ、絶縁基体1と貫通導体5との密着を強化することができる。
次に、図4(b)に示すように、絶縁基体1にレーザ光を用いて、貫通孔3を形成する。このとき、貫通孔3の中心部においては、絶縁基体1の第一の樹脂1aも、第一の無機粉末1bも、完全に除去されてしまうが、貫通孔3の壁面から貫通孔3の中心に向けて、わずかではあるが第一の無機粉末1bに由来する第二の無機粉末6bが除去されずに、貫通孔3の壁面から露出した状態で残存し、中間層前駆体7を形成している。
中間層前駆体7を形成するには、樹脂1aを除去し、第一の無機粉末1bに由来する第二の無機粉末6bを残存させることが必要である。本発明の配線基板17の製造方法によれば、貫通孔3の形成に際して、特に、後に中間層6が形成される貫通孔3の内側の部分において、熱により樹脂1aを除去することが重要である。
例えば、レーザ光を用いる場合には、絶縁基体1から熱により樹脂1aと無機粉末1bとを除去して、貫通孔3を形成するのであるが、後に、中間層6となる貫通孔3の壁面付近において、樹脂1aのみを除去できる程度に照射間隔を調節したり、照射エネルギーを弱くするなどして適宜調整することで、図4(b)に示すように、貫通孔3の壁面に無機粉末6aと空隙6dとから形成された中間層前駆体7を容易に形成できるのである。
なお、絶縁基体1を貫通して直径が75〜130μmの貫通孔3を形成することが望ましく、貫通孔3の孔径を75〜130μmと微細にした場合には、貫通孔3の大きさが小さくなるため、貫通導体5を高密度で配置することができ、極めて高密度な配線を有する配線基板を得ることができる。
なお、絶縁基体1および絶縁基体1の主面に形成された金属相箔(図示せず)に貫通孔3を形成するには、金属相箔の主面に例えばレーザ光のエネルギーを良好に吸収する黒色もしくは黒色に近い色を有する樹脂からなるレーザ加工用シートを貼着し、このレーザ加工用シートの上から炭酸ガスレーザ光を照射する方法、もしくは金属相箔の主面を算術平均粗さRaで0.2〜2μmの範囲で表面を粗化した後、その金属相箔に酸化雰囲気150℃で30分程度の熱処理を施し、その表面をレーザ光のエネルギーを良好に吸収する黒色もしくは茶色等の黒色に近い色を有する色として炭酸ガスレーザ光を照射する方法のどちらかの方法を使用し、6〜30mJの出力の炭酸ガスレーザ光を40〜240μ秒のパルス幅で所定の位置に照射して貫通孔3を穿孔する方法が採用される。
このとき、炭酸ガスレーザ光の出力を6mJ以上とすることで、貫通孔3を十分な大きさに穿孔することが可能となる。また、30mJ以下とすることで絶縁基体1における貫通孔3の孔径を精度よく形成することができる。したがって、照射する炭酸ガスレーザ光
は、その出力が6〜30mJでパルス幅が40〜240μ秒の範囲ですることが好ましい。
なお、レーザ光の最適な出力は絶縁基体1に含まれる第一の無機粉末1bの含有量や特性によって変化することは言うまでもない。例えば、修飾酸化物を含有するガラスなどの場合には、出力は小さい方が望ましい。同じ非晶質の粉末であっても、修飾酸化物を含まない、あるいはほとんど含まない無機粉末の場合には、若干、出力を大きくする必要があり、結晶質の無機粉末の場合にはさらに大きな出力が必要となる。
また、無機粉末の粒径や表面状態も、ネックの形成に影響を与えることは言うまでもない。
なお、貫通孔3を上下両面側に向けて拡径する形状とするには、レーザ加工により穿孔する場合、レーザ光の1パルス当たりのエネルギーやショット数を調整すればよい。
また、レーザ加工では炭酸ガスレーザがコスト上優位であるが、より微細加工が可能なYAGレーザを用いることも可能である。また、YAGレーザの3倍以上の高調波を用いたレーザは一般に加工時の熱影響が少ないと言われているが、その様な場合でも、絶縁基板1に熱影響を与えるため、本発明の中間層6の形成は可能である。
以上説明したように、貫通孔3を形成する際に、第一の無機粉末1bの周囲の第一の樹脂1aを除去する際に加熱された第一の無機粉末1bは、互いに接触し、十分に加熱された場合には、その接触点においてネックを形成し、3次元の網目状構造を有する中間層前駆体7を形成する。
なお、絶縁基体1に用いる第一の無機粉末1bとして、結晶質の第一の無機粉末1bよりも軟化しやすいガラス質の第一の無機粉末1bを用いた場合には、容易に第二の無機粉末6b間にネックを形成することができ、中間層前駆体7が強固な構造体となるため、製造過程において中間層前駆体7が剥離するなどの不具合を抑制でき、任意の厚みの中間層前駆体7を形成できるため、厚い中間層6であっても容易に精度よく作製することができる。
また、同様に第二の無機粉末6b間にネックを形成するためには、焼結性の高い平均粒径3μm以下の第一の無機粉末1bを用いて絶縁基体1を作製することが重要である。さらに、中間層前駆体7の高強度化のためには、2μm以下、特に、1μm以下の第一の無機粉末1bを用いることが望ましい。
なお、中間層6の第二の無機粉末6bは、それぞれが均一に分散し、分離した形態であってもよく、また、複数の第二の無機粉末6bが凝集して、複数の3次元の骨格が不均一に存在する形態であってもよいのは言うまでもない。
また、図1や図4(b)の例では、貫通孔3の壁面は直線として描かれているが、絶縁基体1においては、第一の無機粉末1bは必ずしも均一に分散しておらず、特に、微視的に見た場合には不均一な分散となっている。このような形態の絶縁基体1に貫通孔3を形成する場合には、第一の樹脂1aの存在も均一とは言えず、微視的に見ると絶縁基体1は構造的にも、熱伝導の観点から見ても不均一なものであり、貫通孔3を形成する工程において、図3に示すように貫通孔3の壁面には凹凸が形成される。
従って、中間層6の絶縁基体1側において、第二の金属相6aが減少する図3のような形態の中間層6を形成することができるのである。
第一の無機粉末1bとして、特に、誘電率、誘電正接の低いSiOを用いることで、高周波特性に優れた高性能の配線基板17を作製できる。また、非晶質のSiOを用いた場合には、電気特性に加え、結晶質のSiOよりも低い温度でネックを形成できることから頑強な中間層前駆体7を形成できるという利点がある。
また、これらの第一の無機粉末1bとしては、例えば、高熱膨張係数の結晶質SiOや低熱膨張係数の非晶質のSiOを用いることができることから、中間層6の熱膨張係数が貫通導体5と絶縁基体1との中間になるよう適宜、調整することが望ましい。
以上説明した第二の無機粉末6b間に形成されるネックの強さ、即ち、結合の度合いは第二の無機粉末6bの耐熱性と大きさによるため、材質および粒子径を調整することによって、最適化できる。例えば、無機成分がSiOの場合には、第一の樹脂1aに平均粒子径3μm以下のSiOが20体積%以上含まれることが望ましい。無機成分がAlの場合には、SiOよりも耐熱性が高く、軟化温度が高いため、平均粒子径2μm以下など、更に微細な粉末を使用することが望ましい。また、SiOにBなどを混合したガラス粉末の場合には、軟化点が低いため、粒子経は大きくてもよく、平均粒子径5μm程度のものも使用できる。
次に、貫通孔3内に順次、パラジウム触媒、無電解めっき、電解めっきを形成することで、図5(c)に示すように、第二の無機粉末6bにより囲まれていた空隙が、無電解めっき、電解めっきにより形成される金属相6aにより充填され、中間層6が形成される。
さらに、電解めっきを施すことにより、図5(d)に示すような貫通導体5を形成することができる。
そして、さらに必要に応じて貫通孔3、貫通導体5、中間層6を形成した絶縁基体1の主面に絶縁層9を形成し、さらに従来周知の方法でビア導体13や配線導体層15を形成することですることで、例えば、図1に示す本発明の配線基板17を作製することができる。
また、例えば、図6に示すように貫通導体3の形成する空間に埋め込み樹脂19を充填してもよく、また、埋め込み樹脂19に換えて導電性ペーストを充填してもよい。
なお、樹脂系の配線基板17には、難燃性を付与するため、臭素系、燐系などの樹脂系の難燃剤が一般的に添加されている。これらの添加剤は、樹脂成分の一部としての挙動をするため、本発明の無機粉末と金属相との中間層の形成には影響を及ぼさない。このため、本発明で用いる基板材料には各種の難燃剤を添加することができる。
また、以上説明した例では、ガラスクロスを具備する、いわゆるコア基板について記載したが、無機粉末と樹脂とを含有した絶縁層であれば、本発明を適用できるのは自明であり、コア基板の表面に絶縁層を積層して作製されるいわゆるビルドアップ基板のビルドアップ層に適用することもできるのは言うまでもない。
なお、中間層6は、貫通孔3の内壁の全面に形成されることが望ましいが、一部に中間層6が存在しない領域が形成されていたとしても貫通導体5と貫通孔3と剥離を抑制できればよい。また、ガラスクロスが中間層を形成する要素として含有された構造であってもよいのは言うまでもない。
また、以上説明した例では、第一の金属相5と第二の金属相6aとは同じ金属で形成し
、第一の無機粉末1bと第二の無機粉末6bとは同じ無機材料として説明したが、これらを異なる金属、異なる無機材料で形成してもよいのは言うまでもない。異なる材料で無機粉末、金属層を形成した場合には、例えば、熱膨張率などを高い自由度で制御することが可能となる。なお、金属相を異なる金属で形成する場合には、めっきされる金属の種類をかえればよい。また、無機粉末の場合には、同じ無機材料であっても、貫通孔を形成する工程で、結晶質の無機粉末を非晶質に変化させることもできる。また、中間層を形成する際に、めっきしながらめっき液に第二の無機粉末6bとなる無機粉末を混合することで、第二の無機粉末6bを含有する中間層6を形成することができる。
本発明の配線基板を評価するために、評価基板を作製し、これを用いて信頼性評価を行なった。
(1)絶縁基体の作製:シアネート系、エポキシ系、ポリイミド系、PPE系の各種樹脂よりなる4種類のワニスを準備した。さらに、SiO、Al、非晶質SiO、Eガラス、Sガラスよりなる表1に示す平均粒子径を有する各種粉末を準備した。なお、非晶質、あるいはガラスと記載していないものは結晶質の無機粉末である。そして、これらの粉末をシラン系カップリング剤でカップリング処理した後、樹脂に対する体積分率が表1に示す含有量となるよう、混合を行った。樹脂と無機粉末とを混合した後のワニスを、「2116」と呼ばれる規格のガラスクロスに含浸させた後、乾燥し、厚さ約0.1mmのプリプレグを作製した。このプリプレグを4枚重ね、この積層体の表裏に厚さ12μmの銅箔を設置し、所定温度(200℃)で約1時間ホットプレスを行って、全体の厚みが0.4mmの表裏面に銅箔を形成した絶縁基体を作製した。
(2)評価基板の作製:上記の方法で作製した銅箔付き絶縁基体の表裏面に形成された銅箔の表面を約9μm、エッチング除去した後、レーザ光の吸収を良くするため、160℃、10分の条件で、銅箔表面の酸化処理を行った後、炭酸ガスレーザにより95μmの孔径の貫通孔を形成した。なお、炭酸ガスレーザ、YAGレーザの穿孔条件は、特に記載のない場合にはパルス幅を75μs、出力を6mJでショット数を8ショットとした。
また、試料No.28では、炭酸ガスレーザを用いて貫通孔を形成したが、穿孔条件はパルス幅を75μs、出力を4mJでショット数を12ショットとした。
また、試料No.29では、炭酸ガスレーザを用いて貫通孔を形成したが、穿孔条件はパルス幅を75μs、出力を32mJでショット数を4ショットとした。
また、試料No.25では、90μmの直径のマイクロドリルを毎分30万回転の回転数として穿孔した。
その後、貫通孔を形成した絶縁基体を過マンガン酸カリウム溶液からなる80℃の粗化液に浸漬させ、10分間の粗化処理を行い、順次、パラジウム触媒、無電解銅めっきおよび電解銅めっきを貫通孔の壁面に形成して、貫通孔の壁面に中間層と貫通導体を形成した。
なお、無機粉末の含有量が20体積%に満たない試料では、中間層は確認されなかった。
その後、貫通孔の内部に穴埋め樹脂を埋め込み、研磨により穴埋め樹脂の不要部分を除去し、絶縁基体の表裏面に形成された銅箔とめっき層とからなる配線導体を所定の厚みにし、従来周知のサブトラクティブ法により配線パターンを形成し、ピッチ175μmで格
子状に貫通導体が形成されたものを、横方向に電気的に連結した構造の評価用基板を作製した。
なお、それぞれの評価基板には、1000個の貫通孔を形成して、それぞれが電気的に直列につながるように配線を形成した。
(3)評価:上記の評価基板は、貫通孔の断面を研摩して、走査型電子顕微鏡(SEM)を用いて200倍及び1000倍の倍率で貫通導体10孔分の中間層を観察した。それによって観察できる最大の厚さの中間層について、10,000倍の倍率で最大厚さを測定して、中間層の厚さとした。絶縁信頼性の評価は、試験投入前に全ての評価基板をJEDEC Level 3の条件で前処理を行った。次いで、130℃、85%、5.5V、168時間のHASTを実施した。168時間後に試料を取り出し、それぞれ10個の評価基板について、貫通導体間の絶縁抵抗を測定し、10の8乗オーム以下となったものを不良とした。測定はそれぞれのピッチでの絶縁抵抗について実施したが、表1には代表例として175μmピッチの結果を示した。
Figure 0005127790
本発明の範囲外である中間層のない試料No.1、2、15、25、28、29は、いずれも絶縁信頼性が著しく悪く、信頼性が低かった。また、HAST後の試料の断面を観察したところ、貫通孔と貫通導体との界面で剥離が確認され、ガラスクロスに沿って銅のマイグレーションが発生しているのが観察された。また、無機粉末を80体積%添加した試料No.10においては、無機粉末の量が多すぎて絶縁基体自体を形成することができなかった。
これらの試料のうち、試料No.1、2、15では、絶縁基体に含まれる無機粉末の量が少ないために中間層が形成されなかったものと考えられる。また、ドリルで貫通孔を形成した試料No.25では、熱の発生が不足したために中間層が形成されなかったものと
考えられる。また、レーザ光の出力を変化させた試料No.28、29では、レーザ光の出力が適切な範囲にないために中間層が形成されなかったものと考えられる。
一方、本発明の試料No.3〜9、11〜14、16〜24、26、27では、一部に信頼性の若干、劣る試料もあるが中間層のない試料No.1、2、15、25、28、29と比較すると格段に貫通孔間のマイグレーションが減少し、絶縁信頼性も向上している。
以下に本発明の試料について詳細に説明する。
絶縁基体に平均粒子径1μmのSiO粉末を20〜70体積%の範囲で添加した試料No.3〜9では、無機粉末の量が増加するのに伴って中間層の厚みが増加し、3〜30μmの中間層が観察され、マイグレーションもなく、信頼性に優れた配線基板が得られた。
また、SiO粉末の粒径を0.5〜5.0μmの範囲で変化させた試料No.11〜14の結果から粒径の小さい無機粉末を用いた方が容易に厚い中間層を形成できることがわかる。この試料のうち、SiO粉末の粒径を5.0μmとした試料No.14では、中間層は形成されてはいるものの、無機粉末の粒径が大きいために十分な厚み、強度を持つ無機粉末の3次元の骨格構造が形成されず、絶縁信頼性においては問題ないものの、ごくわずかではあるが、貫通孔と貫通導体の間に剥離が認められた。
結晶質のAlを用いた試料No.16、17では、0.3μmと微粒の無機粉末を用い、絶縁基体に20体積%以上含有させることで、中間層を形成することが可能となった。また、結晶性無機粉末や修飾酸化物を含有しない非晶質SiO粉末と比べ、軟化点の低いEガラス、Sガラスを用いた試料No.18、19では、容易に厚く、強固な構造を有する中間層が形成され、優れた絶縁信頼性の配線基板が得られた。
また、0.3μmの非晶質SiO粉末を用いた試料No.20〜22では、絶縁基体に用いる樹脂を変更しても、何ら影響なく優れた特性が得られた。また、貫通孔の形成にYAGレーザ光を用いた試料No.23、24では、若干、中間層の厚みが薄くなるものの良好な特性が得られた。
また、結晶質のSiO粉末を用いた試料No.26、27では非晶質のSiO粉末を用いた場合に比べ、中間層の厚みは薄くなるものの、十分な厚みの中間層が形成されており、高い絶縁信頼性を有することがわかる。
1・・・絶縁基体
1a・・・第一の樹脂
1b・・・第一の無機粉末
3・・・貫通孔
5・・・貫通導体、第一の金属相
6・・・中間層
6a・・・第二の金属相
6b・・・第二の無機粉末
6c・・・第二の樹脂
7・・・中間層前駆体

Claims (12)

  1. 絶縁基体と、該絶縁基体に形成された貫通孔と、該貫通孔に形成された第一の金属相からなる貫通導体と、を具備してなる配線基板において、
    前記貫通孔の内壁と前記貫通導体とが、第二の金属相と該第二の金属相内に分散した無機粉末とを含有した中間領域を介して接続されてなり、
    前記無機粉末同士が、接触点においてネックを形成しており、
    前記無機粉末が、球形であることを特徴とする配線基板。
  2. 前記無機粉末同士が、前記ネックを形成することによって3次元の網目状構造をなしていることを特徴とする請求項1に記載の配線基板。
  3. 前記無機粉末の平均粒子径が、3μm以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載の配線基板。
  4. 前記無機粉末が、非晶質であることを特徴とする請求項1乃至のうちいずれかに記載の配線基板。
  5. 前記無機粉末が、SiOを主成分とすることを特徴とする請求項1乃至のうちいずれかに記載の配線基板。
  6. 前記第二の金属相と前記第一の金属相とが同一の金属からなることを特徴とする請求項1乃至のうちいずれかに記載の配線基板。
  7. 絶縁層と、該絶縁層に形成された貫通孔と、該貫通孔に形成された第一の金属相からなる貫通導体と、を具備してなる配線基板において、
    前記貫通孔の内壁と前記貫通導体とが、第二の金属相と該第二の金属相内に分散した無機粉末とを含有した中間領域を介して接続されてなり、
    前記無機粉末同士が、接触点においてネックを形成しており、
    前記無機粉末が、球形であることを特徴とする配線基板。
  8. 前記無機粉末同士が、前記ネックを形成することによって3次元の網目状構造をなしていることを特徴とする請求項に記載の配線基板。
  9. 前記無機粉末の平均粒子径が、3μm以下であることを特徴とする請求項7又は8に
    載の配線基板。
  10. 前記無機粉末が、非晶質であることを特徴とする請求項乃至のうちいずれかに記載の配線基板。
  11. 前記無機粉末が、SiOを主成分とすることを特徴とする請求項乃至10のうちいずれかに記載の配線基板。
  12. 前記第二の金属相と前記第一の金属相とが同一の金属からなることを特徴とする請求項乃至11のうちいずれかに記載の配線基板。
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