JP2005189315A - 投影光学系及びそれを用いた撮像装置接続用顕微鏡アダプタユニット - Google Patents

投影光学系及びそれを用いた撮像装置接続用顕微鏡アダプタユニット Download PDF

Info

Publication number
JP2005189315A
JP2005189315A JP2003427728A JP2003427728A JP2005189315A JP 2005189315 A JP2005189315 A JP 2005189315A JP 2003427728 A JP2003427728 A JP 2003427728A JP 2003427728 A JP2003427728 A JP 2003427728A JP 2005189315 A JP2005189315 A JP 2005189315A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical system
adapter unit
microscope
projection optical
imaging apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003427728A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Yonetani
敦 米谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Corp filed Critical Olympus Corp
Priority to JP2003427728A priority Critical patent/JP2005189315A/ja
Publication of JP2005189315A publication Critical patent/JP2005189315A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lens Barrels (AREA)
  • Microscoopes, Condenser (AREA)
  • Lenses (AREA)

Abstract

【課題】デジタル一眼レフカメラを介して撮像した場合に、明るさムラを少なくし、且つ、撮影範囲を極力広く確保できる投影光学系及びそれを用いた撮像装置接続用顕微鏡アダプタユニットを提供する。
【解決手段】投影光学系1は、物体側から順に、物体側に凸面を向けたメニスカス形状のレンズ要素を含む第1群GFと、中間像位置11を介して、両凸形状のレンズ要素を含む第2群GBとを有し、全系の倍率が次の条件式を満足する。
1<β<2
ただし、βは全系の倍率である。
投影光学系1と、顕微鏡本体に対して着脱自在に接続可能な第1の接続部と電子撮像装置又は任意の光学ユニットを着脱自在に接続可能な第2の接続部とが設けられたユニット本体部とを有することで、撮像装置接続用顕微鏡アダプタユニットが構成される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、顕微鏡の対物レンズによって形成された物体像を一眼レフ型デジタルカメラの撮像素子面に再結像させるための投影光学系及びそれを用いた撮像装置接続用顕微鏡アダプタユニットに関する。
従来、顕微鏡による観察像は、銀塩フィルムを用いたカメラで撮影されてきた。この種の顕微鏡写真撮影に用いる投影レンズの従来技術としては、例えば、次の特許文献1,2に記載のものが本出願人によって提案されている。
特許第3121068号公報 特開平6−281865号公報
これらの特許文献1,2では、投影倍率が2倍から5倍の投影レンズが開示されている。
ところで、近年、顕微鏡の撮影に用いる撮像装置としては、CCDなどの電子撮像素子を用いた電子撮像装置が普及してきている。その理由としては、電子撮像装置であれば、(1)標本の撮像(撮影)が手軽にできること、(2)撮像した画像の処理が容易に行えること、(3)撮影した画像の管理や配布が容易であること、などがあげられる。
また、現在、コンシューマー市場で主流になっている電子撮像素子は、低価格化が進んでいる。そのため、撮像装置全体の価格も低下し、よりユーザが購入し易い状況となってきている。
さらに、上記の電子撮像素子は低価格化と同時に高感度化が進んでいる。
しかるに、顕微鏡に特許文献1、2に記載のような倍率が2倍以上の投影レンズを用いるとともに、上記のような電子撮像素子を用いた場合には、次のような問題が生じる。
従来の投影レンズを用いて銀塩フィルムを用いたカメラで撮影する場合には、比較的高倍率にしても広い観察範囲を撮影することができる。
これに対し、一眼レフ型の電子撮像装置の撮像面は、例えば、従来の35mm銀塩フィルムや中判フィルムを使用した場合の撮影面に比べて小型化されているものが多い。
しかし、特許文献1、2に記載のような従来の投影レンズは倍率が2倍以上で構成されている。これでは、一般に35mm判銀塩フィルムよりも受光面寸法が小さい電子撮像素子が使われることが多い一眼レフ型の電子撮像装置に従来のような倍率が2倍以上の投影光学系を用いると、なおのこと撮影される画像の倍率が銀塩フィルムで撮影する場合に比べて高くなり、撮影範囲が狭くなる。
一方、CCD等の電子撮像素子には撮像面に入射する光束が垂直方向から外れて斜め方向から入射する場合、入射する角度が大きくなればなるほど感度が低下していくという入射角度特性があり、そのため、いわゆるシェーディングと呼ばれる現象が起こる。よって、35mm判銀塩フィルムよりも小さな受光面寸法である撮像素子で広い撮影範囲を得ようとあまりにも低倍率の投影光学系にしてしまうと、特に撮像面周辺部に行くほど光束の入射角度が大きくなるためシェーディングが発生し易く、撮影された画面の周辺が暗くなって明るさムラが生じるという問題がある。また、顕微鏡本体の照明光学系自体も必ずしも広い照明範囲全域で略均一な明るさになっているとは限らず、これもあまりにも低倍率の投影光学系で撮影すると撮影画像の明るさムラが目立ってくる原因にもなる。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、デジタル一眼レフカメラを介して撮像した場合に、明るさムラを少なくし、且つ、撮影範囲を極力広く確保できる投影光学系及びそれを用いた撮像装置接続用顕微鏡アダプタユニットを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明による投影光学系は、物体側から順に、物体側に凸面を向けたメニスカス形状のレンズ要素を含む第1群と、中間像位置を介して、両凸形状のレンズ要素を含む第2群とを有し、全系の倍率が次の条件式を満足することを特徴としている。
1<β<2
ただし、βは全系の倍率である。
また、本発明による撮像装置接続用顕微鏡アダプタユニットは、本発明の投影光学系と、顕微鏡本体に対して着脱自在に接続可能な第1の接続部と電子撮像装置又は任意の光学ユニットを着脱自在に接続可能な第2の接続部とが設けられたユニット本体部とを有することを特徴としている。
又は、本発明の投影光学系は、顕微鏡本体に一体的に固定されていることを特徴としている。
また、本発明による撮像装置接続用顕微鏡アダプタユニットは、物体側から順に、少なくとも1つの偏光解消素子と、光路分割光学素子と、目視観察光学系を有し、本発明の投影光学系と前記電子撮像装置との間に配置される第2の接続アダプタユニットを有し、前記第2の接続アダプタユニットは、一端部が本発明の撮像装置接続用顕微鏡アダプタユニットに対して着脱可能に取り付けられ又は一体的に固定され、他端部が電子撮像装置を着脱自在に接続可能であることを特徴としている。
また、本発明による撮像装置接続用顕微鏡アダプタユニットは、物体側から順に、少なくとも1つの偏光解消素子と、光路切り替え光学素子と、目視観察光学系を有し、本発明の投影光学系と前記電子撮像装置との間に配置される第2の接続アダプタユニットを有し、前記第2の接続アダプタユニットは、一端部が本発明の撮像装置接続用顕微鏡アダプタユニットに対して着脱可能に取り付けられ又は一体的に固定され、他端部が電子撮像装置を着脱自在に接続可能であることを特徴としている。
また、本発明による撮像装置接続用顕微鏡アダプタユニットは、前記第2の接続アダプタユニットが、接続される前記電子撮像装置の撮像素子の大きさに応じた任意の倍率の目視観察光学系に交換可能に構成されていることを特徴としている。
本発明によれば、デジタル一眼レフカメラを介して撮像した場合に、明るさムラを少なくし、且つ、撮影範囲を極力広く確保できる投影光学系及びそれを用いた撮像装置接続用顕微鏡アダプタユニットが得られる。
実施例の説明に先立ち、本発明の作用効果について説明する。
本発明の投影光学系のように、物体側から順に、物体側に凸面を向けたメニスカス形状のレンズ要素を含む第1群と、中間像位置を介して、両凸形状のレンズ要素を含む第2群とを有し、全系の倍率βが1<β<2を満足するように構成すれば、顕微鏡に本発明の投影光学系を用いるとともに電子撮像装置を接続した場合に、明るさムラが目立つ部分は排除しながらも極力広い撮影範囲を確保することができる。その場合、第2レンズ群を両凸形状の単レンズを含んで構成すれば、収差と倍率のバランスがとりやすくなる。
また、本発明の撮像装置接続用顕微鏡アダプタユニットのように、上記本発明の投影光学系と、顕微鏡本体に対して着脱自在に接続可能な第1の接続部と電子撮像装置又は任意の光学ユニットを着脱自在に接続可能な第2の接続部とが設けられたユニット本体部とを有して構成すれば、第1の接続部を顕微鏡本体に接続し、第2の接続部を電子撮像装置等に接続することにより、明るさムラが目立つ部分は排除しながらも極力広い撮影範囲を確保することができる。そして、本発明の撮像装置接続用顕微鏡アダプタユニットは、顕微鏡に対して着脱可能であるため、フィルムカメラを用いた撮影と、電子撮像装置を用いた撮影との切り替えを簡単に行なうことができる。
なお、本発明の投影光学系は、電子撮像装置を専ら用いて撮像しフィルムカメラを用いない顕微鏡の場合には、顕微鏡本体に一体的に固定されていてもよい。このように構成すれば、顕微鏡本体への着脱作業が、より簡単になる。
また、本発明の撮像装置接続用顕微鏡アダプタユニットにおいては、さらに、物体側から順に、少なくとも1つの偏光解消素子と、光路分割素子と、目視観察光学系を有し、上記本発明の投影光学系と前記電子撮像装置との間に配置される第2の接続アダプタユニットを有し、前記第2の接続アダプタユニットが、一端部が上述した本発明の撮像装置接続用顕微鏡アダプタユニットに対して着脱可能に取り付けられ又は一体的に固定され、他端部が電子撮像装置を着脱自在に接続可能であるように構成されている。このように、第2の接続アダプタユニットを有して構成すれば、偏光解消素子を介して、顕微鏡本体の鏡筒内の光路分割素子や第2の接続アダプタユニット内の光路分割素子によって生じる偏光特性を抑えて明るくて明るさムラや色ムラの少ない、またカメラ側の露出計に狂いを生じさせにくい光線状態とすることができ、その光線が形成する像について、目視観察でのフレーミングとピント合わせを行いながら、撮像装置での撮像を行なうことができる。
例えば、偏光解消素子は、第2の接続アダプタユニット内における光路分割素子の物体側とカメラ側の2箇所にそれぞれ配置する。このようにすれば、物体側に設けた偏光解消素子で、顕微鏡本体の鏡筒内の光路分割素子と第2の接続アダプタユニット内の光路分割素子との間で生じる偏光特性の劣化を解消することができる。また、カメラ側に設けた偏光解消素子で、第2の接続アダプタユニット内の光路分割素子とカメラのハーフミラー(露出計)により生じる偏光特性の劣化を解消することができる。
また、本発明の撮像装置接続用顕微鏡アダプタユニットにおいては、第2の接続アダプタユニットに関し、光路分割素子の代わりに跳ね上げミラー等の光路切り替え部材を用いて構成してもよい。
このように構成すれば、跳ね上げミラー部分における偏光特性の劣化は全く発生しないしないため、跳ね上げミラーよりもカメラ側あるいは顕微鏡側のどちらかの偏光解消素子が不要となりコスト低減につながるほか、光分割素子等を介さないより明るい像について、光路切り替え部材を介して光路を目視観察光学系側に切り替えることによって目視観察でのフレーミングとピント合わせを行った後に、光路切り替え部材を介して光路を撮像装置側に切り替えることによって撮像装置での撮像を行なうことができる。
また、本発明の撮像装置接続用顕微鏡アダプタユニットのように、前記第2の接続アダプタユニットが、接続される前記電子撮像装置の撮像素子の大きさに応じた任意の倍率の目視観察光学系に交換可能に構成すれば、用途に応じて異なる大きさの撮像素子を備えた撮像装置を用いて撮像することができ、しかも、その際の撮像範囲の大きさに合わせた範囲の像を目視観察できる。
さらに、本発明の撮像装置接続用顕微鏡アダプタユニットにおいては、NDフィルタを着脱可能に構成しておけば、カメラ内の光学素子と本発明のアダプタユニット内の光学系あるいは顕微鏡本体の光学系や標本との間の多重反射によってフレアが発生した場合にもフレアを低減することが可能である。
次に、本発明の実施例について図面を用いて説明する。
図1は本発明の実施例1にかかる撮像装置接続用顕微鏡アダプタユニットの光学構成を示す光軸に沿う断面図である。
実施例1のアダプタユニットは、物体側から順に、投影光学系1とプリズムボックス部光学系2を有している。図中、10は投影光学系の顕微鏡鏡筒胴付位置、11は投影光学系の中間像位置、12はプリズムボックス部光学系の胴付位置、13は電子撮像装置のマウント面、14は電子撮像装置のCCD受光面(撮像面)である。
投影光学系1は、物体側から順に、前群GFと、後群GBとを有し、かつ、全体で1.2倍の倍率を有して構成されている。
前群GFは、物体側から順に、両凸レンズL11と両凹レンズL12とを接合し、1つのレンズ要素で物体側に凸面を向けたメニスカス形状となっている接合レンズで構成されている。なお、本発明においてレンズ要素とは、単レンズや、接合レンズ等、空気間隔を挟まないひとかたまりの光学部材をいう。
後群GBは、物体側から順に、両凸レンズL13と、両凸レンズL14と両凹レンズL15との接合レンズで構成されている。
プリズムボックス部光学系2は、物体側から順に、第1の偏光解消板B21と、光分割素子P22と、光分割素子P22の透過光路上に配置された第2の偏光解消板23を有するとともに、光分割素子P22の反射光路上に配置された目視観察光学系24で構成されている。
光分割素子P22は、2方向に光路を形成することが可能な光分割面P22aを備えた光学部材であればどのようなものを用いてもよい。例えば、ダイクロイックミラー、ビームスプリッタ、ハーフミラー、又はダイクロイックミラー面もしくはハーフミラー面を有するプリズム等で構成できる。
図2は実施例1にかかる撮像装置接続用顕微鏡アダプタユニットの全体構成を示す概略図である。
実施例1の撮像装置接続用顕微鏡アダプタユニットは、第1のユニット3と、第2のユニット4とを有して構成されている。
第1のユニット3は、鏡筒部31と図1に示した投影光学系1を有して構成されている。鏡筒部31の一端部には、顕微鏡本体に対して着脱自在に接続可能な第1の接続部31aが設けられている。鏡筒部31の他端部には、電子撮像装置又はプリズムボックス部を着脱自在に接続可能な第2の接続部31bが設けられている。
第2のユニット4は、プリズムボックス部41と、図1に示したプリズムボックス部光学系2を有して構成されている。プリズムボックス部41のビュアー内部には図1に示した目視観察光学系24が備えられている。
プリズムボックス部41の一端部には、第1のユニット3に対して着脱自在に接続可能な第1の接続部41aが設けられている。プリズムボックス部41の他端部には、電子撮像装置(カメラ)を着脱自在に接続可能な第2の接続部41bが設けられている。
そして、第1のユニット3は、固定ビスを介して顕微鏡本体に固定され、第2のユニット4は、固定ビスを介して第1のユニット3に固定されている。
図3は実施例1の変形例にかかる撮像装置接続用顕微鏡アダプタユニットの全体構成を示す概略図である。
本変形例の撮像装置接続用顕微鏡アダプタユニットは、図2のアダプタユニットにおける投影光学系1を備えた第1のユニット3の鏡筒部31と第2のユニット4のプリズムボックス部41とが一体的に形成され、顕微鏡本体に対して1つのアダプタユニットとして構成されている。その他の光学構成及び作用効果は図2の構成と同様である。
次に、実施例1の投影光学系を構成する光学部材の数値データを示す。数値データ中、r、r、…は投影光学系を構成する光学部材の光学作用面等の曲率半径、d、d、…は投影光学系を構成する光学部材の光学作用面等の間隔、nd1、nd2、…は投影光学系を構成する光学部材のd線での屈折率、νd1、nd2、…は投影光学系を構成する光学部材のアッベ数を示している。
数値データ1
β(倍率):1.2
=∞(鏡筒胴付位置) d=26.21
=28.31 d=7.44 nd2=1.49 νd2=70.2
=-71.97 d=4.61 nd3=1.79 νd3=44.2
=140.15 d=34.63
=∞(中間像位置) d=72.38
=37.32 d=3.80 nd6=1.50 νd6=81.5
=-32.47 d=1.00
=35.19 d=4.00 nd8=1.50 νd8=81.5
=-21.71 d=1.83 nd9=1.74 νd9=52.6
10=55.80 d10=3.84
11=∞(プリズムボックス部光学系胴付位置)
図4は本発明の実施例2にかかる撮像装置接続用顕微鏡アダプタユニットの光学構成を示す光軸に沿う断面図である。
実施例2のアダプタユニットでは、投影光学系1が、実施例1のアダプタユニットと異なり、物体側から順に、前群GFと、後群GBとを有し、かつ、全体で1.6倍の倍率を有して構成されている。
前群GFは、物体側から順に、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL11’と、物体側が平面で像側が凹面の平凹レンズL12’とで構成されている。
後群GBは、物体側から順に、両凸レンズL13と、物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズL14’と物体側に凹面を向けた正メニスカスレンズL15’との接合レンズと、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL16と物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL17との接合レンズとで構成されている。
なお、撮像装置接続用顕微鏡アダプタユニットの全体構成は、図2又は図3で示した実施例1とほぼ同様に構成されている。
次に、実施例2の投影光学系を構成する光学部材の数値データを示す。
数値データ2
β(倍率):1.6
=∞(鏡筒胴付位置) d=38.01
=39.46 d=11.78 nd2=1.49 νd2=70.2
=301.32 d=15.92
=∞ d=3.47 nd4=1.69 νd4=31.1
=60.57 d=12.77
=∞(中間像位置) d=13.7
=54.29 d=5.85 nd7=1.49 νd7=70.2
=-54.29 d=31.35
=-14.45 d=5.44 nd9=1.57 νd9=50.8
10=-87.05 d10=8.46 nd10=1.72 νd10=43.7
11=-21.96 d11=0.79
12=25.52 d12=3.63 nd12=1.81 νd12=25.4
13=13.70 d13=4.20 nd13=1.59 νd13=61.1
14=227.34 d14=3.99
15=∞(プリズムボックス部光学系胴付位置)
図5は本発明の実施例3にかかる撮像装置接続用顕微鏡アダプタユニットの全体構成を示す光軸に沿う断面図である。
実施例3のアダプタユニットでは、第2の接続アダプタユニットとしてのプリズムボックス部光学系2が、実施例1、2で示した構成と異なり、物体側から順に、第1の偏光解消板B21と、光切り替え素子P22’を有するとともに、光切り替え素子P22’で切り替えられた他の光路上に配置された目視観察光学系24で構成されている。
光切り替え素子P22’は、2方向に光路を切り替えることが可能な光学部材であればどのようなものを用いてもよい。例えば、跳ね上げミラーで構成することができる。
実施例3の場合、跳ね上げミラー部分における偏光特性の劣化は全く発生しないしない。このため、光切り替え素子P22’よりもカメラ側には図1、図4で示した実施例1、2のような偏光解消素子B23は設けていない。
投影光学系1は、図1で示した実施例1と同様に構成されている。
また、撮像装置接続用顕微鏡アダプタユニットの全体構成は、図2又は図3で示した実施例1とほぼ同様に構成されている。
上記各実施例のように構成すれば、顕微鏡に上記各実施例の投影光学系を用いるとともに電子撮像装置を接続した場合に、明るさムラが目立つ部分は排除しながらも極力広い撮影範囲を確保することができる。また、第2レンズ群を両凸形状の単レンズを含んで構成したので、収差と倍率のバランスがとりやすくなる。
また、上記各実施例の撮像装置接続用顕微鏡アダプタユニットのように、上記各実施例の投影光学系と、顕微鏡本体に対して着脱自在に接続可能な第1の接続部と電子撮像装置又は任意の光学ユニットを着脱自在に接続可能な第2の接続部とが設けられたユニット本体部とを有して構成すれば、第1の接続部を顕微鏡本体に接続し、第2の接続部を電子撮像装置等に接続することにより、明るさムラが目立つ部分は排除しながらも極力広い撮影範囲を確保することができる。そして、上記各実施例の撮像装置接続用顕微鏡アダプタユニットは、顕微鏡に対して着脱可能であるため、フィルムカメラを用いた撮影と、電子撮像装置を用いた撮影との切り替えを簡単に行なうことができる。
なお、上記各実施例の撮像装置接続用顕微鏡アダプタユニットでは、第2の接続アダプタユニット(図2参照)又は一体となったアダプタユニット(図3参照)が、接続される電子撮像装置の撮像素子の大きさに応じた任意の倍率の目視観察光学系に交換可能に構成することができる。このように構成すれば、用途に応じて異なる大きさの撮像素子を備えた撮像装置を用いて撮像することができ、しかも、その際の撮像範囲の大きさに合わせた範囲の像を目視観察できる。
また、撮像装置接続用顕微鏡アダプタユニットにNDフィルタを着脱可能に構成することができる。このように構成すれば、カメラ内の光学素子と本発明のアダプタユニット内の光学系あるいは顕微鏡本体の光学系や標本との間の多重反射によってフレアが発生した場合にもフレアを低減することができる。
さらには、上記各実施例とは異なり、図1に示した実施例1の投影光学系1を顕微鏡本体と一体的に固定し、図2に示した第2の接続ユニット4をその投影光学系1と一体となった顕微鏡に着脱可能に構成してもよい。そのように構成すれば、顕微鏡本体への着脱作業が、より簡単になる。
本発明の実施例1にかかる撮像装置接続用顕微鏡アダプタユニットの光学構成を示す光軸に沿う断面図である。 実施例1にかかる撮像装置接続用顕微鏡アダプタユニットの全体構成を示す概略図である。 実施例1の変形例にかかる撮像装置接続用顕微鏡アダプタユニットの全体構成を示す概略図である。 本発明の実施例2にかかる撮像装置接続用顕微鏡アダプタユニットの光学構成を示す光軸に沿う断面図である。 本発明の実施例3にかかる撮像装置接続用顕微鏡アダプタユニットの全体構成を示す光軸に沿う断面図である。
符号の説明
1 投影光学系
2 プリズムボックス部光学系
3 第1のユニット
4 第2のユニット
10 投影光学系の顕微鏡鏡筒胴付位置
11 投影光学系の中間像位置
12 プリズムボックス部光学系の胴付位置
13 電子撮像装置のマウント面
14 電子撮像装置のCCD受光面(撮像面)
24 目視観察光学系
31 鏡筒部
31a 第1の接続部
31b 第2の接続部
41 プリズムボックス部
41a 第1の接続部
41b 第2の接続部
GF 前群
GB 後群
L11 両凸レンズ
L11’ 物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズ
L12 両凹レンズ
L12’ 物体側が平面で像側が凹面の平凹レンズ
L13 両凸レンズ
L14 両凸レンズ
L14’ 物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズ
L15 両凹レンズ
L15’ 物体側に凹面を向けた正メニスカスレンズ
L16 物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズ
L17 物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズ
B21 第1の偏光解消素子
P22 光分割光学素子
P22a 光分割面
P22’ 光切り替え光学素子
B23 第2の偏光解消素子

Claims (6)

  1. 物体側から順に、物体側に凸面を向けたメニスカス形状のレンズ要素を含む第1群と、中間像位置を介して、両凸形状のレンズ要素を含む第2群とを有し、全系の倍率が次の条件式を満足することを特徴とする投影光学系。
    1<β<2
    ただし、βは全系の倍率である。
  2. 請求項1に記載の投影光学系と、顕微鏡本体に対して着脱自在に接続可能な第1の接続部と電子撮像装置又は任意の光学ユニットを着脱自在に接続可能な第2の接続部とが設けられたユニット本体部とを有することを特徴とする撮像装置接続用顕微鏡アダプタユニット。
  3. 顕微鏡本体に一体的に固定されていることを特徴とする請求項1に記載の投影光学系。
  4. 物体側から順に、少なくとも1つの偏光解消素子と、光路分割光学素子と、目視観察光学系を有し、請求項1に記載の投影光学系と前記電子撮像装置との間に配置される第2の接続アダプタユニットを有し、
    前記第2の接続アダプタユニットは、一端部が請求項2に記載の撮像装置接続用顕微鏡アダプタユニットに対して着脱可能に取り付けられ又は一体的に固定され、他端部が電子撮像装置を着脱自在に接続可能であることを特徴とする撮像装置接続用顕微鏡アダプタユニット。
  5. 物体側から順に、少なくとも1つの偏光解消素子と、光路切り替え光学素子と、目視観察光学系を有し、請求項1に記載の投影光学系と前記電子撮像装置との間に配置される第2の接続アダプタユニットを有し、
    前記第2の接続アダプタユニットは、一端部が請求項2に記載の撮像装置接続用顕微鏡アダプタユニットに対して着脱可能に取り付けられ又は一体的に固定され、他端部が電子撮像装置を着脱自在に接続可能であることを特徴とする撮像装置接続用顕微鏡アダプタユニット。
  6. 前記第2の接続アダプタユニットが、接続される前記電子撮像装置の撮像素子の大きさに応じた任意の倍率の目視観察光学系に交換可能に構成されていることを特徴とする請求項4又は5に記載の撮像装置接続用顕微鏡アダプタユニット。
JP2003427728A 2003-12-24 2003-12-24 投影光学系及びそれを用いた撮像装置接続用顕微鏡アダプタユニット Pending JP2005189315A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003427728A JP2005189315A (ja) 2003-12-24 2003-12-24 投影光学系及びそれを用いた撮像装置接続用顕微鏡アダプタユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003427728A JP2005189315A (ja) 2003-12-24 2003-12-24 投影光学系及びそれを用いた撮像装置接続用顕微鏡アダプタユニット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005189315A true JP2005189315A (ja) 2005-07-14

Family

ID=34786919

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003427728A Pending JP2005189315A (ja) 2003-12-24 2003-12-24 投影光学系及びそれを用いた撮像装置接続用顕微鏡アダプタユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005189315A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018072366A (ja) * 2016-10-24 2018-05-10 キヤノン株式会社 コンバータ装置及びそれを有する撮像装置
WO2023231162A1 (zh) * 2022-05-30 2023-12-07 苏州速迈医学科技股份有限公司 一种光学适配装置及手术显微镜

Citations (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5240350A (en) * 1975-09-26 1977-03-29 Nippon Kogaku Kk <Nikon> Device for extinguishing polarized light in an optical system having an analyzer
JPS6113233A (ja) * 1984-06-28 1986-01-21 Nippon Kogaku Kk <Nikon> 顕微鏡のストロボ撮影装置
JPS6230224A (ja) * 1985-08-01 1987-02-09 Seiko Instr & Electronics Ltd スメクテイツク液晶装置
JPH03115958A (ja) * 1989-09-29 1991-05-16 Hamamatsu Photonics Kk 生体組織螢光観察装置
JPH0540232A (ja) * 1991-08-08 1993-02-19 Olympus Optical Co Ltd 広視野接眼レンズ
JPH0943516A (ja) * 1995-08-01 1997-02-14 Olympus Optical Co Ltd 顕微鏡のティルト鏡筒
JPH09243920A (ja) * 1996-03-05 1997-09-19 Olympus Optical Co Ltd 走査型光学顕微鏡
JPH09274137A (ja) * 1996-02-06 1997-10-21 Nikon Corp リレー変倍光学系および該光学系を備えた顕微鏡
JPH1062692A (ja) * 1996-08-16 1998-03-06 Nikon Corp 顕微鏡写真撮影レンズ
JPH11133310A (ja) * 1997-10-27 1999-05-21 Olympus Optical Co Ltd 顕微鏡写真撮影装置及びカメラアダプター
JP2000059655A (ja) * 1998-08-04 2000-02-25 Minolta Co Ltd デジタルカメラ
JP2000121932A (ja) * 1998-10-20 2000-04-28 Minolta Co Ltd 撮影光学系及び縮小光学系
JP2000221395A (ja) * 1999-02-01 2000-08-11 Minolta Co Ltd 撮影光学系及び撮像装置並びに撮影光学系の画面サイズ変換方法
JP2001159735A (ja) * 1999-07-29 2001-06-12 Olympus Optical Co Ltd リレーレンズ装置

Patent Citations (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5240350A (en) * 1975-09-26 1977-03-29 Nippon Kogaku Kk <Nikon> Device for extinguishing polarized light in an optical system having an analyzer
JPS6113233A (ja) * 1984-06-28 1986-01-21 Nippon Kogaku Kk <Nikon> 顕微鏡のストロボ撮影装置
JPS6230224A (ja) * 1985-08-01 1987-02-09 Seiko Instr & Electronics Ltd スメクテイツク液晶装置
JPH03115958A (ja) * 1989-09-29 1991-05-16 Hamamatsu Photonics Kk 生体組織螢光観察装置
JPH0540232A (ja) * 1991-08-08 1993-02-19 Olympus Optical Co Ltd 広視野接眼レンズ
JPH0943516A (ja) * 1995-08-01 1997-02-14 Olympus Optical Co Ltd 顕微鏡のティルト鏡筒
JPH09274137A (ja) * 1996-02-06 1997-10-21 Nikon Corp リレー変倍光学系および該光学系を備えた顕微鏡
JPH09243920A (ja) * 1996-03-05 1997-09-19 Olympus Optical Co Ltd 走査型光学顕微鏡
JPH1062692A (ja) * 1996-08-16 1998-03-06 Nikon Corp 顕微鏡写真撮影レンズ
JPH11133310A (ja) * 1997-10-27 1999-05-21 Olympus Optical Co Ltd 顕微鏡写真撮影装置及びカメラアダプター
JP2000059655A (ja) * 1998-08-04 2000-02-25 Minolta Co Ltd デジタルカメラ
JP2000121932A (ja) * 1998-10-20 2000-04-28 Minolta Co Ltd 撮影光学系及び縮小光学系
JP2000221395A (ja) * 1999-02-01 2000-08-11 Minolta Co Ltd 撮影光学系及び撮像装置並びに撮影光学系の画面サイズ変換方法
JP2001159735A (ja) * 1999-07-29 2001-06-12 Olympus Optical Co Ltd リレーレンズ装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018072366A (ja) * 2016-10-24 2018-05-10 キヤノン株式会社 コンバータ装置及びそれを有する撮像装置
WO2023231162A1 (zh) * 2022-05-30 2023-12-07 苏州速迈医学科技股份有限公司 一种光学适配装置及手术显微镜

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6537331B2 (ja) 光学系及びそれを有する撮像装置
JP3709000B2 (ja) 超広角ズームレンズカメラ
JP2008236635A (ja) 電子撮像装置
JP2010186011A (ja) 広角光学系及びそれを用いた撮像装置
JP4617111B2 (ja) ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
JP4156828B2 (ja) マクロレンズ及びそれを備えたカメラ
JP2008070410A (ja) ズームレンズ
JP5546387B2 (ja) テレコンバータ及びそれを有する撮影光学系
JP2011227421A (ja) 光変調板および撮像レンズ
JP2582144B2 (ja) 撮影レンズ
JP4914121B2 (ja) 接眼光学系及びそれを有するファインダー光学系
JP2012047869A5 (ja)
JP2007003652A (ja) 縮小光学系
JP2005181852A (ja) 撮影レンズ系及びそれを備えた撮影装置
JP2001111872A (ja) 撮像装置及び撮像装置システム
JP4509192B2 (ja) マクロレンズ及びそれを備えたカメラ
JPH07253536A (ja) テレビ画像撮影装置
JP2984956B2 (ja) 撮影レンズ
JPH11194268A (ja) リアコンバーターレンズ及びそれを有するカメラ
JP4695768B2 (ja) リアコンバーターレンズ及びそれを用いた光学機器
JP2000019391A (ja) 撮影レンズ
JP2005189315A (ja) 投影光学系及びそれを用いた撮像装置接続用顕微鏡アダプタユニット
JP2018180209A (ja) 光学系及びそれを有する撮像装置
JP2002162561A (ja) 撮影レンズ
JP2002303789A (ja) 撮影レンズ及びそれを用いた光学機器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061207

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100302

A521 Written amendment

Effective date: 20100506

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110105

A02 Decision of refusal

Effective date: 20110426

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02