JP2000221395A - 撮影光学系及び撮像装置並びに撮影光学系の画面サイズ変換方法 - Google Patents
撮影光学系及び撮像装置並びに撮影光学系の画面サイズ変換方法Info
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- JP2000221395A JP2000221395A JP11023433A JP2343399A JP2000221395A JP 2000221395 A JP2000221395 A JP 2000221395A JP 11023433 A JP11023433 A JP 11023433A JP 2343399 A JP2343399 A JP 2343399A JP 2000221395 A JP2000221395 A JP 2000221395A
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Abstract
が可能であり、小型化,高画質化を達成するために好適
な撮影光学系を提供する。 【解決手段】物体側から順に、物体側レンズ群と、後続
する複数のレンズ群とから成り、これらの内少なくとも
2群を光軸方向に移動させて、変倍を行う撮影光学系で
あって、被写体像を第1画面サイズの画像として撮像す
る場合は第1物体側レンズ群を用い、前記被写体像を前
記第1画面サイズより大きい第2画面サイズの画像とし
て撮像する場合は、前記第1物体側レンズ群とは異なる
第2物体側レンズ群を用いて構成するとともに、以下の
条件式を満足する構成とする。0.65<f1b/f1
s<0.95但し、f1sは第1物体側レンズ群の焦点
距離、f1bは第2物体側レンズ群の焦点距離である。
Description
詳しくは、異なる画面サイズに対応可能な撮影光学系に
関し、例えば、異なる画面サイズの光電変換素子に対応
可能な撮影光学系に関する。
伴い、電子データとして手軽に画像を取り込めるデジタ
ルスチルカメラが普及しつつある。このようなデジタル
スチルカメラには光電変換素子が用いられている。この
ような光電変換素子の画面サイズは、ユーザーのカメラ
の小型化及びコストダウンの要求を達成するため小型化
されていく傾向と、ユーザーの高画質化の要求を達成す
るため画面サイズをそのままにして高画素化されていく
傾向という2つの相反する傾向が存在する。
チルカメラの分野においては、様々な要望に応じた異な
る画面サイズの光電変換素子に対して、それぞれ専用の
撮影光学系が用いられている。しかしながら、異なる画
面サイズの光電変換素子に対して、対応可能な共通の撮
影光学系が提供できれば、撮影光学系の大幅なコスト削
減が期待できる。
能な撮影光学系の具体例としては、従来、大きい画面サ
イズに対応した撮影光学系を、そのまま小さい画面サイ
ズにも適用する方法が知られている。また、別の方法と
して、特開平8−114742号公報或いは特開平10
−319314号公報には、撮影光学系によって形成さ
れた画像を、倍率を変化させて再結像させるリレーレン
ズ系を用いるという方法が提案されている。さらに、特
開平10−123416号、特開平9−329743
号、特開平9−329744号、特開平7−19906
7号の各公報には、撮影光学系の光路途中に着脱或いは
交換可能な変換レンズ群を配置し、画面サイズに応じて
変換レンズ群を着脱或いは交換して撮影光学系の構成を
変更する技術が提案されている。
たような、大きい画面サイズに対応した撮影光学系を、
そのまま小さい画面サイズにも用いるという方法では、
小さい画面サイズで使用する場合には、撮影光学系が必
要以上に大きな光学系となっているばかりか、画角と焦
点距離の関係から焦点距離域が長焦点距離側へシフトし
てしまうため実用的でないという問題がある。また、上
述した第2の、リレーレンズ系を用いる方法では、リレ
ーレンズ系の光路を確保する必要があるため、撮影光学
系全体が非常に大型化するという問題がある。
じて変換レンズ群を着脱或いは交換して撮影光学系の構
成を変更する方法では、各レンズ群を保持する鏡胴を画
面サイズに応じて異なる構成にしておくか、変換レンズ
群を着脱或いは交換するために中間部分を可動にしてお
く必要があり、非常に複雑な構成となる問題がある。本
発明は、このような問題に鑑み、異なる画面サイズの光
電変換素子に対応する事が可能であり、小型化,高画質
化を達成する事ができる撮影光学系を提供する事を目的
とする。
に、本発明では、物体側から順に、物体側レンズ群と、
後続する複数のレンズ群とから成り、その物体側レンズ
群及びその複数のレンズ群の内、少なくとも2群を光軸
方向に移動させて、変倍を行う撮影光学系であって、被
写体像を第1画面サイズの画像として撮像する場合は第
1物体側レンズ群を用い、前記被写体像を前記第1画面
サイズより大きい第2画面サイズの画像として撮像する
場合は、前記第1物体側レンズ群とは異なる第2物体側
レンズ群を用いて構成するとともに、以下の条件式を満
足する撮影光学系の構成とする。 0.65<f1b/f1s<0.95 但し、 f1s:第1物体側レンズ群の焦点距離 f1b:第2物体側レンズ群の焦点距離 である。
と、後続する複数のレンズ群とから成り、その物体側レ
ンズ群及びその複数のレンズ群の内、少なくとも2群を
光軸方向に移動させて、変倍を行う撮影光学系であっ
て、被写体像を第1画面サイズの画像として撮像する場
合は第1物体側レンズ群を用い、その第1物体側レンズ
群を有する撮影光学系の中間焦点距離領域から望遠端の
変倍域において、前記被写体像を前記第1画面サイズと
は異なる第2画面サイズの画像として撮像する場合は、
前記第1物体側レンズ群とは異なる第2物体側レンズ群
を用いて構成した撮影光学系の構成とする。
する物体側レンズ群と、負のパワーを有する第2レンズ
群と、後続するレンズ群とから成り、各レンズの内、少
なくとも2群を光軸方向に移動させて、変倍を行う撮影
光学系であって、被写体像を第1画面サイズの画像とし
て撮像する場合は第1物体側レンズ群を用い、前記被写
体像を前記第1画面サイズより大きい第2画面サイズの
画像として撮像する場合は、前記第1物体側レンズ群と
は異なる第2物体側レンズ群を用いて構成した撮影光学
系の構成とする。
撮影光学系を有する撮像装置の構成とする。或いは、前
記第2画面サイズに対応した前記撮影光学系を有する撮
像装置の構成とする。
の光路のいずれかに、光学的ローパスフィルターを配置
した構成とする。また、前記撮影光学系は、光電変換素
子の受光面上に画像を形成する構成とする。
方法とする。
て、図面を参照しながら説明する。図1及び図2,図3
及び図4,図5及び図6は、それぞれ第1〜第3の実施
形態の撮影光学系のレンズ構成を示している。尚、各図
中の矢印は、後述するズーム時の各レンズ群の広角端か
ら望遠端への移動の様子を模式的に示したものである。
破線で表す矢印は、移動しない事を示している。また、
各図はそのズーム時の広角端の状態を示している。
第1画面サイズ(小さい画面サイズ,光軸と垂直な方向
の高さY=3.1mm)に対応した構成となっている。
同図の左側が物体側、右側が像側である。また、同図の
レンズ系はズームレンズであり、物体側から順に、第1
レンズ群Gr1,第2レンズ群Gr2,第3レンズ群G
r3及び第4レンズ群Gr4から構成され、正負正正4
成分ズームでGr1,Gr3固定、Gr2,Gr4可動
のタイプである。ここでの第1レンズ群を第1物体側レ
ンズ群と呼ぶ。尚、Gr1は3枚のレンズG1,G2,
G3から成り、Gr2は3枚のレンズG4,G5,G6
から成り、Gr3は2枚のレンズG1及びG2並びに絞
りSから成り、Gr4は3枚のレンズG9,G10,G
11から成る。また、像側端部の平行平板はローパスフ
ィルターLPFである。
上記図1に示した構成の後述する中間焦点距離〜望遠端
において第1レンズ群を交換した光学系で第2画面サイ
ズ(大きい画面サイズ,光軸と垂直な方向の高さY=
4.0mm)に対応した構成となっている。ここでの第
1レンズ群を第2物体側レンズ群と呼ぶ。第2レンズ群
以降は図1,図2とも全く同じ構成であり、ズーム時の
レンズ群の動きも全く同じである。
第1画面サイズ(小さい画面サイズ,光軸と垂直な方向
の高さY=3.1mm)に対応した構成となっている。
同図の左側が物体側、右側が像側である。また、同図の
レンズ系はズームレンズであり、物体側から順に、第1
レンズ群Gr1,第2レンズ群Gr2,第3レンズ群G
r3及び第4レンズ群Gr4から構成され、正負正正4
成分ズームでGr1,Gr3固定、Gr2,Gr4可動
のタイプである。ここでの第1レンズ群を第1物体側レ
ンズ群と呼ぶ。尚、Gr1は3枚のレンズG1,G2,
G3から成り、Gr2は3枚のレンズG4,G5,G6
から成り、Gr3は2枚のレンズG1及びG2並びに絞
りSから成り、Gr4は3枚のレンズG9,G10,G
11から成る。また、像側端部の平行平板はローパスフ
ィルターLPFである。
上記図3に示した構成の後述する中間焦点距離〜望遠端
において第1レンズ群を交換した光学系で第2画面サイ
ズ(光軸と垂直な方向の高さY=4.0mm)に対応し
た構成となっている。ここでの第1レンズ群を第2物体
側レンズ群と呼ぶ。第2レンズ群以降は図3,図4とも
全く同じ構成であり、ズーム時のレンズ群の動きも全く
同じである。
第1画面サイズ(小さい画面サイズ,光軸と垂直な方向
の高さY=3.1mm)に対応した構成となっている。
同図の左側が物体側、右側が像側である。また、同図の
レンズ系はズームレンズであり、物体側から順に、第1
レンズ群Gr1,第2レンズ群Gr2,第3レンズ群G
r3及び第4レンズ群Gr4から構成され、正負正正4
成分ズームでGr3固定、Gr1,Gr2,Gr4可動
のタイプである。ここでの第1レンズ群を第1物体側レ
ンズ群と呼ぶ。尚、Gr1は3枚のレンズG1,G2,
G3から成り、Gr2は3枚のレンズG4,G5,G6
から成り、Gr3は2枚のレンズG1及びG2並びに絞
りSから成り、Gr4は3枚のレンズG9,G10,G
11から成る。また、像側端部の平行平板はローパスフ
ィルターLPFである。
上記図5に示した構成の後述する中間焦点距離〜望遠端
において第1レンズ群を交換した光学系で第2画面サイ
ズ(光軸と垂直な方向の高さY=4.0mm)に対応し
た構成となっている。ここでの第1レンズ群を第2物体
側レンズ群と呼ぶ。第2レンズ群以降は図5,図6とも
全く同じ構成であり、ズーム時のレンズ群の動きも全く
同じである。さらに、第1レンズ群のズーム時の動きも
同じである。
光学系の方が第1画面サイズの光学系よりも大きくな
り、第1レンズ群を交換したとしても、上記従来の技術
で説明したように、大きい画面サイズの光学系で大きさ
はほぼ決まり、第1レンズ群を交換するメリットがな
い。
は、広角端から望遠端への変倍の際、第1レンズ群と第
2レンズ群との間隔が増大し、第2レンズ群と絞りを含
む後続群との間隔が減少する。このようなズームタイプ
の場合、径方向の大きさは前玉径で決まる事が一般的で
ある。このとき、第1画面サイズの光学系の中間焦点距
離〜望遠端において、第1レンズ群を交換する事によ
り、第2画面サイズの光学系に対応させる事で、広がっ
た第1レンズ群と第2レンズ群との間隔を詰めて第1レ
ンズ群が配置され、且つ第2レンズ群と絞りを含む後続
群との間隔が縮まっているため、入射瞳位置を近くする
事ができ、大幅に前玉径を縮小する事が可能となる。
レンズ群が同じズーム解となるためには、第2レンズ群
の倍率がほぼ同じになる必要がある。つまり、第2画面
サイズの光学系の広角端〜望遠端での第1レンズ群(第
2物体側レンズ群)の第2レンズ群に対する像点位置
が、第1画面サイズの光学系の中間焦点位置〜望遠端で
の第1レンズ群(第1物体側レンズ群)の第2レンズ群
に対する像点位置と、ほぼ同じになる必要がある。
間焦点距離〜望遠端で、第1レンズ群を交換する事によ
り、第2画面サイズの光学系に対応させる事で、第1画
面サイズの光学系の大きさを損なう事無く第1,第2画
面サイズの光学系を達成する事ができ、また、第2レン
ズ群以降が共通のズーム解となるので、鏡胴構成の大幅
な共通化を図る事ができる。
す。上記各実施形態の光学系は、以下の条件式(1)を
満足する事が望ましい。 0.65<f1b/f1s<0.95 (1) 但し、 f1s:第1物体側レンズ群の焦点距離 f1b:第2物体側レンズ群の焦点距離 である。
焦点距離の比を規定する式であり、収差補正及び上述し
た第1レンズ群の像点位置を、適切に保つための条件で
ある。この条件式の下限値以下になると、第1物体側レ
ンズ群に対して、第2物体側レンズ群の焦点距離が短く
なり過ぎ、広角側での周辺性能の確保が困難になるとと
もに、広角端での第1レンズ群と第2レンズ群との間隔
を確保して第1レンズ群の像点位置を適切に保つ事が困
難となる。逆に、上限値以上になると、第1物体側レン
ズ群に対して、第2物体側レンズ群の焦点距離が長くな
り過ぎ、広角端での第1レンズ群と第2レンズ群との間
隔が広くなり過ぎて、全長及び前玉径の増大を招く。
式(2)を満足する事が望ましい。 0.45<Zb/Zs<0.85 (2) 但し、 Zb:第2画面サイズの光学系のズーム比 Zs:第1画面サイズの光学系のズーム比 である。
面サイズの光学系のズーム比が小さくなり過ぎ、第1レ
ンズ群交換のメリットを十分に引き出した事にならな
い。逆に、上限値以上になると、第2画面サイズの光学
系のズーム比が大きくなり過ぎ、上述したように、第1
画面サイズの光学系が大きくなり過ぎる。
光学系は、以下の条件式(3)を満足する事が望まし
い。 0.85<|f2|/fws<1.55 (3) 但し、 f2 :第2レンズ群の焦点距離 fws:第1画面サイズの光学系の、広角端での全系の
焦点距離 である。
ンズ群の焦点距離が短くなり過ぎ、即ち第2レンズ群の
パワーが強くなり過ぎるので、第1画面サイズの光学系
及び第1レンズ群を交換した第2画面サイズの光学系の
いずれにおいても、広角端での負の歪曲収差の補正が困
難になるとともに、像面湾曲のアンダー側への倒れが著
しくなる。逆に、上限値以上になると、第2レンズ群の
変倍の際の移動量が増大し、それに伴い前玉径の増大を
招く。
式(4)を満足する事が望ましい。 0.5<Ys/Yb<0.95 (4) 但し、 Ys:第1画面サイズの最大像高 Yb:第2画面サイズの最大像高 である。
規定する式である。この条件式の下限値以下になると、
画面サイズの比が大きくなり過ぎるため、第1画面サイ
ズの光学系の全長が大きくなり過ぎる。逆に、上限値以
上になると、画面サイズの比が小さくなり過ぎ、第1レ
ンズ群を交換するメリットがなくなる。
構成を全く変化させずに第1レンズ群を交換して画面サ
イズを変換する例を示したが、本発明はこれに限定され
ない。例えば、第2レンズ群以降の主要な特性を変更さ
せずに構成の一部を変更した上で、第1レンズ群を交換
しても良い。第2レンズ群以降の主要な特性を変更させ
ない例としては、第2レンズ群以降を構成する単レンズ
素子のパワーを変化させずに曲率半径を変更するいわゆ
るベンディングや、非球面や回折光学面の付加等が挙げ
られる。また、第2レンズ群以降に、像面性能補正用の
ために、それぞれ弱いパワーの球面レンズ,接合レン
ズ,非球面レンズ,回折光学レンズ等を付加する事も、
第2レンズ群以降の主要な特性を変更させない例の範疇
である。
光電変換素子の画素数が大きくなり、小さい画面サイズ
の場合よりも光学性能を向上させる必要があるため、上
記のような第2レンズ群以降の一部の変更は、光学性能
向上の観点から有効である。また、各実施形態では、光
学系が全て屈折面で構成される例を示したが、撮像装置
の事情に応じて、光路中にミラーを配置して光路を折り
曲げる構成や、回折光学素子を用いる構成等を採用して
も良い。
光電変換素子に対応可能な撮影光学系の例を示したが、
例えば、小さい画面サイズの光電変換素子と大きい画面
サイズの銀塩フィルムに対応する撮影光学系や、従来の
35mm銀塩フィルムと新規格の銀塩フィルム(いわゆ
る Advanced Photo system,APSフォーマット)に対
応する撮影光学系等に対しても、各実施形態の技術は適
用可能である。
コンストラクションデータ,収差図等を挙げて、更に具
体的に示す。尚、以下に挙げる実施例1〜3の第1画面
サイズ及び第2画面サイズの光学系は、前述した第1〜
第3の実施形態の第1画面サイズ及び第2画面サイズの
光学系にそれぞれ対応しており、第1〜第3の実施形態
の撮影光学系(第1画面サイズ及び第2画面サイズ)を
表すレンズ構成図(図1〜図6)は、対応する実施例1
〜3の第1画面サイズ及び第2画面サイズの光学系のレ
ンズ構成をそれぞれ示している。
体側から数えてi 番目の面及びその曲率半径を示し、di
(i=1,2,3...)は、物体側から数えてi 番目の軸上面間隔
を示し、Ni(i=1,2,3...),νi(i=1,2,3...) は、それぞ
れ物体側から数えてi 番目のレンズのd線に対する屈折
率,アッベ数を示す。また、実施例中の全系の焦点距離
f,及び全系のFナンバーFNO、並びに第1レンズ群
と第2レンズ群との間隔,第2レンズ群と第3レンズ群
との間隔,第3レンズ群と第4レンズ群との間隔,及び
撮影レンズ系最終レンズ群とLPFとの間隔は、左から
順に、広角端(W),中間焦点距離(M),望遠端
(T)でのそれぞれの値に対応している。尚、各実施例
中、曲率半径に*印を付した面は、非球面で構成された
面である事を示し、非球面の面形状を表す式は、以下に
定義する。
例1〜3の第1画面サイズ及び第2画面サイズの光学系
に対応する無限遠の収差図であり、各図において、上段
は広角端〔W〕、中段は中間焦点距離〔M〕、下段は望
遠端〔T〕をそれぞれ表している。そして、球面収差図
において、実線(d)はd線を表し、破線(SC)は正
弦条件を表している。また、非点収差図において、実線
(DS)と破線(DM)は、それぞれサジタル面とメリ
ディオナル面での非点収差を表している。上記条件式
(1)〜(4)は、それぞれ実施例1〜3の内、対応す
る画面サイズの光学系において満足している(上述の条
件式の説明参照)。また以下に、各実施例1〜3のその
対応する画面サイズの光学系における、前記条件式
(1)〜(4)の値を示す。
異なる画面サイズの光電変換素子に対応する事が可能で
あり、小型化,高画質化を達成するために好適な撮影光
学系を提供する事ができる。
ズ)のレンズ構成を示す図。
ズ)のレンズ構成を示す図。
ズ)のレンズ構成を示す図。
ズ)のレンズ構成を示す図。
ズ)のレンズ構成を示す図。
ズ)のレンズ構成を示す図。
の収差図。
の収差図。
の収差図。
遠の収差図。
遠の収差図。
遠の収差図。
Claims (10)
- 【請求項1】 物体側から順に、物体側レンズ群と、後
続する複数のレンズ群とから成り、該物体側レンズ群及
び該複数のレンズ群の内、少なくとも2群を光軸方向に
移動させて、変倍を行う撮影光学系であって、被写体像
を第1画面サイズの画像として撮像する場合は第1物体
側レンズ群を用い、前記被写体像を前記第1画面サイズ
より大きい第2画面サイズの画像として撮像する場合
は、前記第1物体側レンズ群とは異なる第2物体側レン
ズ群を用いて構成するとともに、以下の条件式を満足す
る事を特徴とする撮影光学系; 0.65<f1b/f1s<0.95 但し、 f1s:第1物体側レンズ群の焦点距離 f1b:第2物体側レンズ群の焦点距離 である。 - 【請求項2】 物体側から順に、物体側レンズ群と、後
続する複数のレンズ群とから成り、該物体側レンズ群及
び該複数のレンズ群の内、少なくとも2群を光軸方向に
移動させて、変倍を行う撮影光学系であって、被写体像
を第1画面サイズの画像として撮像する場合は第1物体
側レンズ群を用い、該第1物体側レンズ群を有する撮影
光学系の中間焦点距離領域から望遠端の変倍域におい
て、前記被写体像を前記第1画面サイズとは異なる第2
画面サイズの画像として撮像する場合は、前記第1物体
側レンズ群とは異なる第2物体側レンズ群を用いて構成
した事を特徴とする撮影光学系。 - 【請求項3】 物体側から順に、正のパワーを有する物
体側レンズ群と、負のパワーを有する第2レンズ群と、
後続するレンズ群とから成り、各レンズの内、少なくと
も2群を光軸方向に移動させて、変倍を行う撮影光学系
であって、被写体像を第1画面サイズの画像として撮像
する場合は第1物体側レンズ群を用い、前記被写体像を
前記第1画面サイズより大きい第2画面サイズの画像と
して撮像する場合は、前記第1物体側レンズ群とは異な
る第2物体側レンズ群を用いて構成した事を特徴とする
撮影光学系。 - 【請求項4】 前記第1画面サイズに対応した請求項1
乃至請求項3のいずれかの前記撮影光学系を有する撮像
装置。 - 【請求項5】 前記第2画面サイズに対応した請求項1
乃至請求項3のいずれかの前記撮影光学系を有する撮像
装置。 - 【請求項6】 前記撮影光学系の最も物体側から像面ま
での光路のいずれかに、光学的ローパスフィルターを配
置した事を特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか
に記載の撮影光学系。 - 【請求項7】 前記撮影光学系は、光電変換素子の受光
面上に画像を形成する事を特徴とする請求項1乃至請求
項3のいずれかに記載の撮影光学系。 - 【請求項8】 物体側から順に、物体側レンズ群と、後
続する複数のレンズ群とから成り、該物体側レンズ群及
び該複数のレンズ群の内、少なくとも2群を光軸方向に
移動させて、変倍を行う撮影光学系を用い、被写体像を
第1画面サイズの画像として撮像する場合は第1物体側
レンズ群を用い、前記被写体像を前記第1画面サイズよ
り大きい第2画面サイズの画像として撮像する場合は、
前記第1物体側レンズ群とは異なる第2物体側レンズ群
を用いて構成させるとともに、以下の条件式を満足する
よう撮影光学系を構成させる事を特徴とする撮影光学系
の画面サイズ変換方法; 0.65<f1b/f1s<0.95 但し、 f1s:第1物体側レンズ群の焦点距離 f1b:第2物体側レンズ群の焦点距離 である。 - 【請求項9】 物体側から順に、物体側レンズ群と、後
続する複数のレンズ群とから成り、該物体側レンズ群及
び該複数のレンズ群の内、少なくとも2群を光軸方向に
移動させて、変倍を行う撮影光学系を用い、被写体像を
第1画面サイズの画像として撮像する場合は第1物体側
レンズ群を用い、該第1物体側レンズ群を有する撮影光
学系の中間焦点距離領域から望遠端の変倍域において、
前記被写体像を前記第1画面サイズとは異なる第2画面
サイズの画像として撮像する場合は、前記第1物体側レ
ンズ群とは異なる第2物体側レンズ群を用いて撮影光学
系を構成させる事を特徴とする撮影光学系の画面サイズ
変換方法。 - 【請求項10】 物体側から順に、正のパワーを有する
物体側レンズ群と、負のパワーを有する第2レンズ群
と、後続するレンズ群とから成り、各レンズの内、少な
くとも2群を光軸方向に移動させて、変倍を行う撮影光
学系を用い、被写体像を第1画面サイズの画像として撮
像する場合は第1物体側レンズ群を用い、前記被写体像
を前記第1画面サイズより大きい第2画面サイズの画像
として撮像する場合は、前記第1物体側レンズ群とは異
なる第2物体側レンズ群を用いて撮影光学系を構成させ
る事を特徴とする撮影光学系の画面サイズ変換方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP02343399A JP3800847B2 (ja) | 1999-02-01 | 1999-02-01 | 撮影光学系の画面サイズ変換方法及び撮像装置 |
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