JP2005188868A - 製氷機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 製氷機において、その水循環系の洗浄にあたり、きれいな水を洗浄水として用いる。
【解決手段】 流下式製氷機において除氷モードが終了すると、水道水が水道水供給弁40dにより洗浄水として製氷水タンク40内に供給される。当該洗浄水が給水ポンプ40fにより散水器30に圧送されると、散水器30は、洗浄水を各製氷板20に散水する。このように散水された製氷水は、各製氷板20、スロープ10b及びその排出路12を洗浄しながら製氷水タンク40内に還流する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、流下式製氷機等の製氷機に関するものである。
従来、流下式製氷機においては、下記特許文献1に開示されたものがある。この製氷機では、洗浄モードが切り換えスイッチの操作により選択されたとき、製氷水タンク内の製氷水が洗浄水として製氷板、蒸発器等の水循環系に沿い流れて当該水循環系を洗浄するようになっている。
特許第3067175号公報
ところで、上記流下式製氷機では、上述のごとく、製氷水タンク内の製氷水が水循環系の洗浄水として用いられる。
しかしながら、製氷水タンク内の製氷水は、製氷モード中において、製氷のために、繰り返し製氷板の製氷面に沿い流下して製氷水タンク内に回収されるようになっている。従って、製氷水タンク内の製氷水は当然のことながら汚れる。このように汚れた製氷水を洗浄水として用いても、水循環系の汚れが十分には洗浄できない。
そこで、本発明は、以上のようなことに対処するため、製氷機において、その水循環系の洗浄にあたり、きれいな水を洗浄水として用いることを目的とする。
上記課題の解決にあたり、本発明に係る製氷機は、請求項1の記載によれば、
製氷水を収容する製氷水タンク(40)と、この製氷水タンクの上方にて立設する製氷体(20、20a)と、製氷水タンク内の製氷水を製氷体の製氷面に散水する散水手段(40f、30、30b、140)と、製氷モード時に製氷水タンク内の製氷水が散水手段により製氷体の製氷面に散水されて当該製氷面に沿い流下し製氷水タンク内に還流する過程において製氷水を製氷面上にて製氷する製氷手段(20、50a、50b、50c、50d、50e、50g、100)と、製氷手段により製氷された氷を除氷モード時に製氷体の製氷面から除氷する除氷手段(20、30c、40i、40k、50a、50d、50f、50g、200)とを備える。
当該製氷機において、製氷水タンク内の製氷水を排水する製氷水排水手段(40h、300)と、この製氷水排水手段による製氷水の排水に伴い製氷水タンク内に洗浄水を供給する洗浄水供給手段(40d、610)とを備えて、
散水手段は、洗浄水供給手段による洗浄水の供給に伴い、製氷水タンク内の洗浄水を製氷体に散水するようにしたことを特徴とする。
これによれば、製氷水が、製氷水タンク、散水手段及び製氷体を循環することで汚れていても、製氷水タンク内に還流した製氷水を排水手段により排水した上で、製氷水タンク内に供給した洗浄水を散水手段により製氷体に散水するので、この散水洗浄水が、汚れた製氷水に代えて、製氷体、製氷水タンク及び散水手段を循環することで、製氷体、製氷水タンク及び散水手段の汚れを洗浄することとなる。その結果、当該製氷機の製氷体、製氷水タンク及び散水手段の汚れをきれいに落とすことができる。
また、本発明は、請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の製氷機において、製氷水排水手段は、除氷モードの終了に伴い、製氷水タンク内の製氷水を排水するようにしたことを特徴とする。
このように除氷モードの終了に伴い製氷水タンク内の製氷水を排水することで、製氷体、製氷水タンク及び散水手段の汚れの洗浄水による洗浄が、上記除氷モードの終了後になされることとなる。従って、例えば、洗浄水による洗浄が1日に1回だけ除氷モード後の行われる場合でも、汚れた製氷水ではなく洗浄水でもって洗浄を行うので、該製氷機の製氷体、製氷水タンク及び散水手段の汚れをきれいに落とすことができる。
また、本発明は、請求項3に記載の発明によれば、請求項1に記載の製氷機において、洗浄操作手段(70c、500a)を備え、製氷水排水手段は、洗浄操作手段の操作に伴い、製氷水タンク内の製氷水を排水するようにしたことを特徴とする。
これによれば、製氷水の製氷タンクからの排水が洗浄操作手段の操作に伴いなされた上で、洗浄水を製氷体に散水して流下させるので、請求項1に記載の発明の作用効果を達成し得るのは勿論のこと、洗浄水による洗浄は、洗浄を必要とするときにはいつでも行える。従って、当該洗浄機の保守点検時にも自由に洗浄を行うことができて、便利である。
また、本発明は、請求項4に記載の発明によれば、請求項1に記載の製氷機において、製氷水タンクと製氷体との間にて上下方向に傾斜状に支持されて製氷体の製氷面から除氷された氷を貯氷する貯氷庫(20c)と、この貯氷庫内への貯氷量が所定量に増大したときこれを検知する貯氷検知手段(70d、500a)とを備えて、
製氷水排水手段は、貯氷検知手段による上記検知に伴い、製氷水タンク内の製氷水を排水するようにしたことを特徴とする。
これによれば、貯氷庫内の貯氷量が所定量に達したことが貯氷検知手段により検知されるに伴い、製氷水排水手段が製氷水タンク内の製氷水の排水を行った上で、洗浄水を製氷体に散水して流下させるので、請求項1に記載の発明の作用効果を達成し得るのは勿論のこと、洗浄水による洗浄は、製氷モードや除氷モードとは異なる時期になされることとなる。その結果、当該製氷機の作動を洗浄のためにわざわざ止める必要がない。
また、本発明は、請求項5に記載の発明によれば、請求項1〜4のいずれか一つに記載の製氷機において、製氷モード時に製氷体の製氷面に沿い流下する製氷水を案内し或いは除氷モード時に製氷面から除氷される氷を案内する案内部材(10b、20b)と、この案内部材に回転可能に支持されて除氷モード時に案内部材により案内される氷を回転により砕いて貯氷庫内に供給する破砕手段(30a、240、620d)とを備えており、
案内部材は、その案内製氷水を製氷タンク内に還流させる通水部(12)を備えており、
製氷体に散水された洗浄水が当該製氷体に沿い流下して案内部材により案内されたとき、破砕手段は、その回転により、案内洗浄水を案内部材の周囲に向け飛散させるようにしたことを特徴とする。
このように、製氷体に沿い流下する洗浄水が案内部材により案内されたとき、当該案内洗浄水が破砕手段により案内部材の周囲に向け飛散されるので、案内部材により洗浄水を案内するだけでは届かない製氷機の部位にも飛散洗浄水が届いて洗浄水による洗浄が可能となる。その結果、請求項4に記載の発明の作用効果をより一層向上できる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
以下、本発明の各実施形態を図面により説明する。
(第1実施形態)
図1及び図2は、本発明に係る産業用流下式大型製氷機の第1実施形態を示しており、当該製氷機は、製氷機本体Bと、電気制御回路Eとにより構成されている。製氷機本体Bは、図1にて示すごとく、ハウジング10を備えており、このハウジング10は、ハウジング本体10aと、筒状スロープ10bとにより構成されている。スロープ10bは、ハウジング本体10aの下端開口部11から図1にて示すごとく傾斜状に延出されており、このスロープ10bは、ハウジング本体10aの内部からの製氷水或いは洗浄水や屑氷を導入して案内する役割を果たす。
また、製氷機本体Bは、複数のアルミニウム製製氷板20(図1では便宜上4枚の製氷板20のみを示す)を備えており、これら各製氷板20は、ハウジング本体10a内において互いに並行に立設するように収容支持されている。なお、各製氷板20は、その両面を両製氷面とする。
また、各製氷板20は、それぞれ、複数の流路(図示しない)を有しており、当該複数の流路は、製氷板20毎に、製氷板内にて、その横方向に沿い、当該製氷板20の上縁部から下縁部にかけて、互いに並行に形成されている。ここで、製氷板20毎に、複数の流路は、製氷板の上縁側流路から下縁側流路にかけて一本の冷媒流路を構成するように順次適宜な各U字管でもって直列に連結されている。なお、全製氷板20の冷媒流路でもって一つの蒸発器(後述する)を構成する。
当該製氷機は、散水器30及びクラッシャ30aを備えている。散水器30は、図1にて示すごとく、ハウジング本体10a内において複数の製氷板20の直上に支持されており、当該散水器30は、その各散水ノズル31から製氷水或いは洗浄水を散水して複数の製氷板20の各製氷面に沿い流下させる。
クラッシャ30aは、ハウジング10の筒状スロープ10b内に収容されており、このクラッシャ30aは、スロープ10b内にてその軸に直角な軸により回転可能に支持されている。これにより、当該クラッシャ30aは、その駆動源たる電動機により駆動されて回転し、除氷モード時に複数の製氷板20から後述のように製氷スロープ10b内に落下する板状製氷を砕いて、貯氷庫(図示しない)内に降下させて貯氷する。
当該製氷機は、製氷水タンク40及び冷凍回路50を備えている。製氷水タンク40は、ハウジング10の直下に配設されており、この製氷水タンク40内には、塩水供給源(図示しない)からの塩水が塩水供給管40a及びこの塩水供給管40a内に介装してなる常閉型塩水供給弁40bを通し製氷水として供給される。また、当該製氷水タンク40内には、水道水供給源(図示しない)からの水道水が水道水供給管40c及びこの水道水供給管40c内に介装してなる常閉型水道水供給弁40dを通し洗浄水として供給される。また、当該製氷水タンク40内には、ハウジング本体10bからスロープ10b内に導入される製氷水或いは洗浄水や屑氷も、スロープ10bに設けた排出路12から排出される。なお、排出路12は、スロープ10bの軸方向中間部位から製氷水タンク40内に向け延出する。また、上記塩水供給源は海水を塩水として供給する。
また、製氷水タンク40内の製氷水或いは洗浄水は、給水管40eを通り、この給水管40e内に介装した給水ポンプ40fにより散水器30に供給され、また、配水管40gを通り、この配水管40g内に介装した排水ポンプ40hにより排水される。
冷凍回路50は、圧縮機50aを備えており、この圧縮機50aは、その吸入孔部にて、配管51を介し各製氷板20の冷媒流路のうち上縁側流路の流出端部(以下、上記蒸発器の流出端部という)に連通している。しかして、当該圧縮機50aは、上記蒸発器からその流出端部及び配管51を介し冷媒を吸入して圧縮し高温高圧の圧縮冷媒として配管52を介し凝縮器50bに吐出する。
凝縮器50bは、圧縮機50aからの圧縮冷媒を凝縮して凝縮冷媒として配管53を介し気液分離器50cに流入する。この気液分離器50cは、凝縮器50bからの凝縮冷媒を気液分離して液相冷媒を配管54を介し常閉型ライン電磁弁50dに流入する。このライン電磁弁50dは、その開弁により、気液分離器50cからの液相冷媒を配管55を介し膨張弁50eに流入させる。また、当該ライン電磁弁50dはその閉弁により上記液相冷媒の膨張弁50eへの流入を遮断する。膨張弁50eは、配管51のうち上記蒸発器の流出端部近傍部位内の冷媒の加熱度に応じて、ライン電磁弁50dからの液相冷媒を低温低圧の循環冷媒に変換して配管56を介し各製氷板20の冷媒流路のうち下縁側流路にその各流入端部(以下、上記蒸発器の流入端部という)から流入する。
上記蒸発器は、膨張弁50eからの循環冷媒に基づき各製氷板20を冷却するとともに当該循環冷媒を配管51を介し圧縮機50aに還流する。また、当該蒸発器は、常閉型ホットガス弁50f(後述する)からのホットガスに基づき各製氷板20を温めるとともに当該ホットガスを配管51を介し圧縮機50aに還流する。
ホットガス弁50fは、両配管52、56の各中間部位の間に接続した分岐管57の中間部位に介装されており、このホットガス弁50fは、その開弁により、圧縮機50aからの圧縮冷媒を配管52の上流部、分岐管57及び配管56の下流部を介しホットガスとして上記蒸発器にその流入端部から流入させる。また、当該ホットガス弁50fは、その閉弁により、上記蒸発器へのホットガスの流入を遮断する。
温水タンク60は、温水を貯えてなるもので、この温水タンク60の温水内には、配管51の中間部位51a及び配管52の中間部位52aが、共にジグザグ状に屈曲されて、温水タンク60の開口部を通して浸漬されている。しかして、圧縮機50aから配管52の中間部位52a内に流れる高温高圧の圧縮冷媒が、温水タンク60内の温水を温める。また、上記蒸発器から配管51の中間部位51a内に流れる循環冷媒は上記温水で温められて蒸発する。このため、当該循環冷媒が液相のまま圧縮機50aに還流することが防止される。
次に、電気制御回路Eの構成につき図2を参照して説明する。この電気制御回路Eは、操作スイッチ70を備えており、この操作スイッチ70は、当該製氷機の運転を開始するとき操作される。水位センサ70aは、製氷水タンク40内の製氷水の水位(液面)を検出する。タイマー70bは、マイクロコンピュータ80による制御のもと、そのリセット起動により計時を開始する。
マイクロコンピュータ80は、図3〜図6にて示すフローチャートに従いコンピュータプログラムを実行し、この実行中において、水位センサ70a及びタイマー70bの各出力に基づき、駆動回路90、90a、90b、90c、90d、90e、90fや90gを介しクラッシャ30a、塩水供給弁40b、水道水供給弁40d、給水ポンプ40f、排水ポンプ40h、圧縮機50a、ライン電磁弁50dやホットガス弁50fを制御するに要する処理を行う。なお、当該マイクロコンピュータ80は、操作スイッチ70の操作(当該製氷機の運転開始)に伴い作動し、上記コンピュータプログラムの実行を開始する。また、上記コンピュータプログラムはマイクロコンピュータ80のROMに予め記憶されている。
駆動回路90は、マイクロコンピュータ80による制御のもと、クラッシャ30aを図1にて図示反時計方向に回転駆動する。駆動回路90aは、マイクロコンピュータ80による制御のもと、塩水供給弁40bを開弁或いは閉弁するように駆動する。駆動回路90bは、マイクロコンピュータ80による制御のもと、水道水供給弁40dを開弁或いは閉弁するように駆動する。駆動回路90cは、マイクロコンピュータ80による制御のもと、給水ポンプ40fを駆動或いは停止する。
駆動回路90dは、マイクロコンピュータ80による制御のもと、排水ポンプ40hを駆動或いは停止する。駆動回路90eは、マイクロコンピュータ80による制御のもと、圧縮機50aを駆動或いは停止する。駆動回路90fは、マイクロコンピュータ80による制御のもと、ライン電磁弁50dを開弁或いは閉弁するように駆動する。駆動回路90gは、マイクロコンピュータ80による制御のもと、ホットガス弁50fを開弁或いは閉弁するように駆動する。
以上のように構成した本第1実施形態において、操作スイッチ70が操作されると、マイクロコンピュータ80は、図3のフローチャートに従い上記コンピュータプログラムの実行を開始し、製氷処理ルーチン100の処理を行う。この製氷処理ルーチン100においては、図4のステップ110においてライン電磁弁50dの開弁処理がなされる。この処理に伴い、ライン電磁弁50dが駆動回路90fにより駆動されて開弁する。
ステップ110の処理後、ステップ120においてホットガス弁50fの閉弁処理がなされる。これに伴い、ホットガス弁60fが、駆動回路90gによる駆動のもと、閉弁状態を維持する。ついで、ステップ130において、圧縮機50aの駆動処理がなされる。これに伴い、圧縮機50aが駆動回路90eにより駆動されて上記蒸発器から配管51を通り還流する循環冷媒を圧縮し高温高圧の圧縮冷媒として配管52を介し凝縮器50bに流入する。
すると、当該圧縮冷媒は凝縮器50bにより凝縮された後気液分離器50cにより気液分離される。然る後、気液分離器50cからの液相冷媒がライン電磁弁50dを介し膨張弁50eに流入すると、当該液相冷媒は膨張弁50eにより低温低圧の冷媒に変換されて循環冷媒として上記蒸発器内にその流入端部から流入する。このため、上記蒸発器は、その流入循環冷媒に基づき各製氷板20を冷却するとともに、当該循環冷媒を圧縮機50aに還流する。
ステップ130の処理後、ステップ140において、給水ポンプ40fの駆動処理がなされる。これに伴い、給水ポンプ40fが駆動回路90cにより駆動されて、製氷水タンク40内の製氷水を汲み出し配管40eを通して散水器30に圧送する。このため、散水器30は、給水ポンプ40fからの製氷水を各散水ノズル31でもって各製氷板20の製氷面に散水する。これに伴い、各製氷板20の製氷面に散水された製氷水は上記各製氷面に沿い流下し、スロープ10bの排出路12を通り製氷水タンク40内に還流する。
以上のようにして、当該製氷機は、製氷モードにおかれ、各製氷板20の製氷面に沿い流下する製氷水が、上記蒸発器による各製氷板20の冷却のもと、冷却されて氷として各製氷板20の製氷面上に成長していく。このようにして氷が成長するにつれて製氷水タンク40内の製氷水が減少していく。
然る後、製氷水タンク40内の製氷水の水位が所定下限水位以下に低下すると、ステップ100a(図3参照)において、水位センサ70aの検出水位に基づきYESと判定される。これに伴い製氷モードが終了し、上記コンピュータプログラムが除氷処理ルーチン200(図5参照)に移行する。
この除氷処理ルーチン200では、ステップ210において、給水ポンプ40fの停止処理がなされる。この処理に伴い、給水ポンプ40fが駆動回路90cにより停止されて製氷水タンク40から散水器30への製氷水の圧送を停止する。
ステップ210の処理後、ステップ220において、ホットガス弁50fの開弁処理がなされるとともにステップ230においてライン電磁弁50dの閉弁処理がなされる。上述のようにホットガス弁50fの開弁処理がなされると、当該ホットガス弁50fは駆動回路90gにより駆動されて開弁する。また、上述のようにライン電磁弁50dの閉弁処理がなされると、当該ライン電磁弁50dは駆動回路90fにより駆動されて閉弁し気液分離器50cからの冷媒を膨張弁50eから遮断する。
このため、圧縮機50aからの圧縮冷媒がホットガス弁50fを通りホットガスとして上記蒸発器にその流入端部から流入する。すると、各製氷板20の製氷面に塩水氷として成長した氷が、上記蒸発器によりその流入ホットガスでもって溶融され、各製氷面から離脱してスロープ10b内に導入される。
また、ステップ230での処理後ステップ240においてクラッシャ30aの駆動処理がなされる。これに伴い、クラッシャ30aは、駆動回路90により駆動されて回転する。このため、上述のようにスロープ10b内に導入される氷がクラッシャ30aにより砕かれて貯氷庫(図示しない)内に案内されて収容される。
以上のようにして当該製氷機は、除氷モードにおかれ、各製氷板20の製氷面に成長した氷が上記貯氷庫内に貯氷される。然る後、配管51のうち上記蒸発器の流出端部近傍部位内の冷媒の温度が所定の除氷完了温度以上になると、ステップ200aにおいて温度センサ(図示しない)の検出温度に基づきYESと判定される。なお、当該温度センサは、配管51のうち上記蒸発器の流出端部近傍部位内の冷媒の温度を検出する。
このようにステップ200aにてYESと判定されると、ステップ300において圧縮機50aの停止処理及び排水ポンプ40hの駆動処理がなされる。この処理に伴い、圧縮機50aの停止のもと、排水ポンプ40hが駆動回路90dにより駆動されて、製氷水タンク40内の製氷水(上記製氷モード後の残りの製氷水)を外部に排水する。しかして、水位センサ70aの検出水位が最低水位になると、排水完了であることからステップ300aにおいてYESと判定される。これに伴い、ステップ300bにおいて排水ポンプ40hの停止処理がなされる。すると、当該排水ポンプ40hが停止して製氷水タンク40内の製氷水の排水を停止する。
ついで、ステップ400において、計数データCが、ステップ700での計数データC=0に基づき、C=C+1=1と加算更新される。このことは、ステップ700にて計数データC=0とクリアした後、製氷処理ルーチン100〜ステップ300bの処理が1回なされたこと、即ち製氷モード、除氷モード及び製氷水の排水が、共に1回なされたことを意味する。
現段階では、計数データCが所定回数Co未満であるため、ステップ500においてNOと判定される。これに伴い、ステップ800において、塩水供給弁40bの開弁処理がなされる。この処理に基づき、塩水供給弁40bが、駆動回路90aにより駆動されて開弁し、塩水供給源からの塩水を塩水供給管40aを介し製氷水として製氷水タンク40内に供給する。
しかして、製氷水タンク40内の製氷水の水位が所定上限水位以上になると、ステップ800aにおいて水位センサ70aの検出水位に基づきYESと判定され、ステップ800bにおいて塩水供給弁40bの閉弁処理がなされる。このため、当該塩水供給弁40bが閉弁して製氷水タンク40内への塩水の供給を停止する。
然る後、上述と同様に製氷モード、除氷モード、製氷水タンク40内の製氷水の排水及び製氷水タンク40内への製氷水の供給が繰り返される。このような繰り返し処理は、ステップ500におけるNOとの判定の繰り返し中になされ、塩水氷が順次上記貯氷庫内に貯氷されていく。
ここで、除氷モードの終了ごとに製氷水タンク40内の製氷水が排水されて新たな塩水が製氷水として製氷水タンク40内に供給されるので、当該除氷モードに後続する製氷モードでは、常に新しい製氷水でもって製氷されることとなる。従って、このようにして製氷される氷は常に清潔な塩水氷として得られる。
然る後、ステップ400にて更新される計数データCが上記所定回数Co以上になると、ステップ500においてYESと判定され、上記コンピュータプログラムが洗浄処理ルーチン600(図6参照)に移行する。
この洗浄処理ルーチン600では、ステップ610(図6参照)にて水道水供給弁40dの開弁処理がなされる。これに伴い、水道水供給弁40dが駆動回路90bにより駆動されて開弁し水道水を水道水供給管40cを介し製氷水タンク40内に洗浄水として供給する。しかして、製氷水タンク40内の洗浄水の水位が上記所定上限水位以上になると、ステップ610aにおいてYESと判定され、ステップ610bにおいて、水道水供給弁40dの閉弁処理がなされる。これに伴い、当該水道水供給弁40dが駆動回路90bにより閉弁されて、製氷水タンク40内への洗浄水の供給を停止する。
ステップ610bでの処理後、ステップ620において、給水ポンプ40fの駆動処理がなされる。この処理に基づき、給水ポンプ40fは駆動回路90cにより駆動されて製氷水タンク40内の洗浄水を給水管40eを介し散水器30に圧送する。すると、散水器30は、給水ポンプ40fからの洗浄水を各散水ノズル31から各製氷板20の上部に向け散水する。これに伴い、各製氷板20の上部に向け散水された洗浄水は、当該各製氷板20の製氷面を洗浄しながら流下してスロープ30bの排出路12を通り製氷水タンク40内に還流する。
上述のようにステップ620での処理が終了すると、ステップ620aにおいて、タイマー70bの計時開始処理がなされる。これに伴い、当該タイマー70bはリセットされて計時を開始する。この計時開始後所定洗浄時間が経過するまで、ステップ620bにおてNOとの判定が繰り返され、給水ポンプ40fの駆動のもと、各製氷板20が洗浄水でもって洗浄される。
然る後、上記所定洗浄時間が経過すると、ステップ620bにおいて、タイマー70bの計時時間に基づきYESとの判定がなされ、ステップ620cにおいて給水ポンプ40fの停止処理がなされる。これに伴い、給水ポンプ40fが駆動回路90cにより停止されて製氷水タンク40から散水器30への洗浄水の圧送を停止する。
ステップ620cでの処理後、ステップ630において排水ポンプ40hの駆動処理がなされる。これに伴い、排水ポンプ40hが駆動回路90dにより駆動されて製氷水タンク40内に還流した洗浄水が排水管40gを通り外部に排水される。しかして、製氷水タンク40内の洗浄水の水位が最低水位まで下がると、排水完了であることから、ステップ630aにおいて、水位センサ70aの検出水位に基づきYESと判定される。そして、ステップ630bにおいて排水ポンプ40hの停止処理がなされる。このため、排水ポンプ40hが駆動回路90dにより停止されて製氷水タンク40内の洗浄水の排水を停止する。
以上説明したように、本第1実施形態においては、当該製氷機における洗浄にあたり、製氷水タンク40内の製氷水を排水した後上記水道水供給源からの水道水を水道水供給弁40dを介し製氷水タンク40内に供給し、このように供給した水道水を給水ポンプ40f及び散水器30を介し各製氷板20に散水するようにした。
従って、散水器30、各製氷板20の外面、スロープ10bの内面、排出路12の内面や製氷水タンク40等の水循環系が、製氷水タンク40内に供給済みの製氷水ではなく、新たな水道水でもって洗浄されることとなる。このため、製氷水である塩水中の塩分が、製氷モードの繰り返しでもって当該水循環系に付着しても、当該塩分が水道水でもってきれいに清浄され得る。ここで、洗浄前の製氷モードの回数が多い程、塩分の上記水循環系への付着がひどくなるが、このような場合でも、上記所定洗浄時間を適正に設定することで、付着塩分が水道水でもってきれいに清浄され得る。その結果、上記水循環系が製氷水中の塩分でもって腐食されることがない。
また、ステップ500においてYESと判定される毎に洗浄処理ルーチン600の処理がなされるから、上記水循環系の洗浄が、ステップ500でのYESとの判定毎に自動的になされることとなる。従って、洗浄のための作業をわざわざ行う必要がない。
以上のようにして洗浄処理ルーチン600の処理が終了すると、ステップ700(図3参照)において、係数データCがC=0とクリアされる。然る後、ステップ500においてNOと判定された場合と同様にしてステップ800〜ステップ800bの処理がなされる。このため、塩水が塩水供給弁40bにより塩水供給管40aを介し製氷水タンク40内に製氷水として上記所定上限水位まで供給される。然る後、製氷処理ルーチン100による製氷モードが開始される。
このように上記水循環系の洗浄後には製氷モードが開始されるので、洗浄後製氷モードが自動的に開始されることとなる。従って、上記水循環系の洗浄後において当該製氷機を製氷モードにおくための作業をわざわざ行う必要がない。
なお、上述のような当該製氷機の運転中においては、温水タンク60内の温水が圧縮機50aから配管52の中間部位52aに流入する圧縮冷媒により暖められている。従って、上記蒸発器から配管51を介し圧縮機50aに還流する冷媒が液相状態にあっても、この冷媒は、配管51の中間部位51aを介し、温水タンク60内の温水により暖められて蒸発する。従って、冷媒が液相のまま圧縮機50aに還流して当該圧縮機に損傷を与えるというような事態が発生することはない。
(第2実施形態)
図7及び図8は、本発明の第2実施形態の要部を示している。この第2実施形態では、洗浄スイッチ70cが上記第1実施形態にて述べた電気制御回路Eにおいて付加的に採用れた構成となっている。当該洗浄スイッチ70cは、上記第1実施形態にて述べた水循環系の洗浄を行うときに操作される。
また、本第2実施形態では、図8にて示すフローチャートが、上記第1実施形態にて述べた図3のフローチャートに代えて採用されている。その他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
このように構成した本第2実施形態においては、上記第1実施形態と同様にステップ300bにおいて排水ポンプ40hによる洗浄水の排水が停止されたとき、ステップ500aにおいて、操作スイッチ70cの操作か否かが判定される。
現段階にて、操作スイッチ70cが操作されていなければ、ステップ500aにおいてNOと判定され、ステップ800以後の処理が上記第1実施形態と同様になされる。一方、操作スイッチ70cが操作されていればステップ500aにおいてYESと判定され、洗浄処理ルーチン600以後の処理が上記第1実施形態と同様になされる。
換言すれば、洗浄処理ルーチン600の処理による上記水循環系の水道水による洗浄は、上記第1実施形態とは異なり、操作スイッチ70cの操作によりなされる。即ち、上記水循環系の洗浄が必要なときに操作スイッチ70cを操作することで、当該洗浄が行われる。よって、当該製氷機のメンテナンスが必要な時期等の任意の時期に適宜洗浄を行うことができ、便利である。その他の作用効果は上記第1実施形態と同様である。
(第3実施形態)
図9は、本発明の第3実施形態の要部を示している。この第3実施形態では、図9にて示す洗浄処理ルーチン600が、上記第1実施形態にて述べた洗浄処理ルーチン600(図6参照)に代えて採用されている。その他の構成は上記第1実施形態と同様である。
このように構成した本第3実施形態において、上記第1実施形態にて述べたと同様に製氷水タンク40内への水道水である洗浄水の供給がステップ610b(図6及び図9参照)における水道水供給弁40bの閉弁処理でもって停止されると、図9のステップ620dにおいて給水ポンプ40f及びクラッシャ30aの駆動処理がなされる。
これに伴い、給水ポンプ40fが駆動回路90cにより駆動されて製氷水タンク40内の洗浄水を散水器30に圧送するとともにクラッシャ30aが駆動回路90により駆動されて回転する。
上述のように圧送される洗浄水は散水器30により各製氷板20に向け散水される。これに伴い、各製氷板20に向け散水された洗浄水は、当該各製氷板20の製氷面に沿い流下して当該各製氷面を洗浄しながらスロープ30bの排出路12を通り製氷水タンク40内に還流する。
このような還流過程においては、上述のようにクラッシャ30aが回転しているため、当該クラッシャ30aは、各製氷板20からスロープ10b内に導入される洗浄水でもって良好に洗浄され得る。また、クラッシャ30aにかかる洗浄水が、クラッシャ30aによりその回転でもって弾き飛ばされて飛水し、スロープ10bの内面のうちクラッシャ30aの近傍部位に達する。即ち、スロープ10bの内面のうち洗浄水のかかりにくい部位にも洗浄水がゆきわたり良好に洗浄できる。その他の作用効果は上記第1実施形態と同様である。
(第4実施形態)
図10〜図14は、本発明の第4実施形態の要部を示している。この第4実施形態においては、流下式小型製氷機が、上記第1実施形態にて述べた産業用流下式大型製氷機に代えて採用されている。当該小型製氷機は、図10及び図11にて示すごとく、製氷機本体Ba及び電気制御回路Eaを備えている。
製氷機本体Baは、両製氷板20a及び上下一対の散水器30b、30cを備えており、両製氷板20aは、互いに並行に立設されている。上側散水器30bは、両製氷板20aの直上に支持されており、この上側散水器30bは、その各散水孔部32により、製氷水或いは洗浄水を両製氷板20aの各上端部に向け散水する。また、下側散水器30cは、両製氷板20aの各上端部の間に支持されており、当該下側散水器30cは、その各散水孔部33により、除氷水或いは洗浄水を、両製氷板20aの各上端部の裏面に向け散水する。
また、当該製氷機本体Baは、網板状案内部材20b、貯氷庫20c並びに上記第1実施形態にて述べた製氷水タンク40、給水ポンプ40fを備えている。製氷水タンク40は、両製氷板20aの直下に配設されている。案内部材20bは、両製氷板20aと製氷水タンク40との間において図10にて示すごとく傾斜状に支持されており、この案内部材20bは、両製氷板20aの各外面である製氷面に製氷される氷を貯氷庫20c内に案内する。貯氷庫20cは案内部材20bからの製氷を貯氷する。
製氷水タンク40は、上記第1実施形態とは異なり、上記水道水供給源からの水道水を水道水供給弁40dを介し、製氷水或いは洗浄水として供給されて蓄える。これに伴い、上記第1実施形態にて述べた塩水供給弁40b及び塩水供給管40aは廃止されている。
給水ポンプ40fは製氷水タンク40内の製氷水或いは洗浄水を給水管40eを介し散水器30bに圧送する。上記第1実施形態にて述べた排水ポンプ40hは、本第4実施形態においても、製氷水タンク40内の洗浄水或いは製氷水を排水するために採用されている。
また、当該製氷機本体Baは、除氷水を蓄える除氷水タンク40i、常閉型除氷水供給弁40n及び切り替え弁50gを備えている。除氷水供給弁40nは、除氷水供給管40m中に介装されており、この除氷水供給弁40nは、その開弁により、除氷水供給源からの水道水を除氷水として除氷水供給管40mを介し除氷水タンク40i内に供給する。給水ポンプ40kは、給水管40j中に介装されており、この給水ポンプ40kは、その駆動により、除氷水タンク40i内の除氷水を給水管40jを介し散水器30cに供給する。
洗浄水供給弁40qは、両給水管40j、40eの各下流部の間に接続した配管40p中に介装されており、洗浄水供給弁40qは、その開弁により、給水ポンプ40fからの洗浄水を給水管40e及び配管40pを介し散水器30cに供給する。また、当該洗浄水供給弁40qは、その閉弁により、洗浄水の散水器30cへの供給を停止する。
また、当該製氷機本体Baは、冷凍回路50Aを備えている。この冷凍回路50Aは、上記第1実施形態にて述べた圧縮機50aを備えており、この圧縮機50aは、圧縮冷媒を、配管58を介し凝縮器50bに供給する。また、冷凍回路50Aは、管状蒸発器50gを備えており、この蒸発器50gは、両製氷板20aの間にてコイル状に配設されている。しかして、当該蒸発器50gは、流入冷媒により両製氷板20aを冷却する。
また、蒸発器50gは、その流入端部にて、配管56を介し膨張弁50eに接続されており、この蒸発器50gの流出端部は、配管59を介し圧縮機50aに接続されている。その他の冷凍回路50Aの構成は、上記第1実施形態にて述べた冷凍回路50と同様である。
電気制御回路Eaでは、上記第1実施形態にて述べた電気制御回路Eにおいて、マイクロコンピュータ80により実行されるコンピュータプログラムが、図12にて示すフローチャートに従うように変更されている。
ここで、図12のフローチャートは、図3のフローチャートを変更したものであり、図12の除氷処理ルーチン200bは、図5のフローチャートを図13にて示すフローチャートに変更したものである。また、図12の洗浄処理ルーチン600aは、図6のフローチャートを図14にて示すフローチャートに変更したものである。
また、電気制御回路Eaは、上記第1実施形態にて述べた電気制御回路Eにおいて、貯氷検知スイッチ70d及び各駆動回路90h、90i、90jが付加的に採用され、上記第1実施形態にて述べた各駆動回路90、90aが廃止された構成となっている。
貯氷検知スイッチ70dは、貯氷庫20c内の貯氷(図10にて符号20d参照)が所定量(例えば満杯)になったときこれを検知する。駆動回路90hは、マイクロコンピュータ80による制御のもと、除氷水供給弁40nを開弁或いは閉弁するように駆動する。駆動回路90iは、マイクロコンピュータ80による制御のもと、洗浄水供給弁40qを開弁或いは閉弁するように駆動する。駆動回路90jは、マイクロコンピュータ80による制御のもと、給水ポンプ40kを駆動或いは停止させる。電気制御回路Eaのその他の構成は、上記第1実施形態にて述べた電気制御回路Eと同様である。
以上のように構成した本第4実施形態において、操作スイッチ70が操作されると、マイクロコンピュータ80は、図12のフローチャートに従い、コンピュータプログラムの実行を開始し、製氷処理ルーチン100の処理を行う。この処理では、上記第1実施形態と同様に、図4のフローチャートに従い、ライン電磁弁50dの開弁処理、ホットガス弁50fの閉弁処理、圧縮機50aの駆動処理及び給水ポンプ40fの駆動処理がなされる。これに伴い、冷凍回路50Aにおいては、圧縮機50aから吐出される高温高圧の圧縮冷媒が、凝縮器50b、気液分離器50c及び膨張弁50eを通り低温低圧の循環冷媒となって蒸発器50gにその流入端部から流入する。このため、蒸発器50gは、その流入循環冷媒に基づき各製氷板20aを冷却するとともに、当該循環冷媒を圧縮機50aに還流する。
また、給水弁40fが、上記第1実施形態と同様に製氷水タンク40内の製氷水を汲み出して配管40eを通して上側散水器30bに圧送する。このため、散水器30bは、給水ポンプ40fからの製氷水を各散水孔部32でもって各製氷板20aの製氷面に散水する。これに伴い、各製氷板20aの製氷面に散水された製氷水は上記各製氷面に沿い流下し製氷水タンク40内に還流する。
以上のようにして当該小型製氷機は、製氷モードにおかれ、各製氷板20aの製氷面に沿い流下する製氷水が、蒸発器50gによる各製氷板20aの冷却のもと、冷却されて氷として各製氷板20aの製氷面上に成長していく。このようにして氷が成長するにつれて製氷水タンク40内の製氷水が減少していく。
然る後、製氷水タンク40内の製氷水の水位が上記所定下限水位以下に低下すると、ステップ100a(図12参照)において、水位センサ70aの検出水位に基づきYESと判定される。これに伴い製氷モードが終了し、上記コンピュータプログラムが除氷処理ルーチン200b(図13参照)に移行する。
この除氷処理ルーチン200bにおいては、ステップ210、220及び230にて、給水ポンプ40fの停止処理、ホットガス弁50fの開弁処理及びライン電磁弁50dの閉弁処理が上記第1実施形態と同様になされる(図5参照)。これに伴い、ライン電磁弁50dの閉弁のもと、圧縮機50aからの圧縮冷媒がホットガス弁50fを通りホットガスとして蒸発器50gに供給される。
また、ステップ250において、給水ポンプ40kの駆動処理がなされる。これに伴い、給水ポンプ40kが駆動回路90jにより駆動されて除氷水タンク40i内の除氷水を吸水管40jを通して下側散水器30cに圧送する。すると、当該除氷水は、散水器30cによりその散水孔部33から両製氷板20aの各裏面上端部に向け散水される。このため、当該除氷水は、両製氷板20aの各裏面に沿い流下して案内部材20bを通り製氷水タンク40内に還流する。
しかして、各製氷板20aの製氷面に成長した氷が、両製氷板20aの各裏面に沿い流下する除氷水により溶融されるとともに及び蒸発器50gによりその流入ホットガスでもって溶融され、各製氷面から離脱して案内部材20b上に落下して貯氷庫20c内に案内されて収容される。
以上のようにして当該小型製氷機は、除氷モードにおかれ、各製氷板20aの製氷面に成長した氷が貯氷庫20cに貯氷される。然る後、配管59のうち蒸発器50gの流出端部近傍部位内の冷媒の温度が上記所定の除氷完了温度以上になると、ステップ200aにおいて上記温度センサの検出温度に基づきYESと判定される。
このようにステップ200aにてYESと判定されると、上記第1実施形態と同様に、両ステップ300、300aの循環処理でもって、圧縮機50aの停止のもと、製氷水タンク40内の製氷水が排水ポンプ40hにより外部に排水される。しかして、水位センサ70aの検出水位が上記最低水位になると、排水完了であることからステップ300aにおいてYESと判定され、ステップ300bにおいて排水ポンプ40hの停止処理がなされる。すると、当該排水ポンプ40hが停止して製氷水タンク40内の製氷水の排水を停止する。
ついで、ステップ500aにおいて、貯氷庫20c内への貯氷が完了か否かが判定される。現段階において貯氷庫20c内の貯氷が満杯でなければ、貯氷検知スイッチ70dの出力に基づき、ステップ500aにおいてNOと判定される。これに伴い、ステップ800cにおいて、水道水供給弁40dの開弁処理がなされる。この処理に基づき、水道水供給弁40dが駆動回路90bにより駆動されて開弁し水道水供給源からの水道水を製氷水として水道水供給管40cを通して製氷水タンク40内に供給する。
しかして、製氷水タンク40内の製氷水の水位が上記所定上限水位以上になると、ステップ800aにおいて水位センサ70aの検出水位に基づきYESと判定され、ステップ800dにおいて水道水供給弁40dの閉弁処理がなされる。このため、当該水道水供給弁40dが閉弁して製氷水タンク40内への水道水の供給を停止する。
然る後、ステップ800eにおいて、除氷水タンク40i内への除氷水の供給処理がなされる。この処理に伴い、除氷水供給弁40nが駆動回路90hにより駆動されて一定時間開弁し除氷水供給源(図示しない)からの除氷水(水道水)を除氷水供給管40mを介し除氷水タンク40i内に供給する。
このようにしてステップ800eの処理が終了すると、次のステップ800fにおいて、貯氷庫20c内の貯氷量の不足の有無が判定される。貯氷庫20c内の貯氷が現段階で満杯でないことから、ステップ800fにおいて貯氷検知スイッチ70dの検出出力に基づきYESと判定される。
然る後、上述と同様に製氷モード、除氷モード、製氷水タンク40内の製氷水の排水、製氷水タンク40内への製氷水の供給及び除氷水タンク40iへの除氷水の供給が繰り返される。このような繰り返し処理は、ステップ500aにおけるNOとの判定の繰り返し中になされ、製氷が順次貯氷庫20c内に貯氷されていく。
ここで、除氷モードの終了ごとに製氷水タンク40内の製氷水が排水されて新たな水道水が製氷水として製氷水タンク40内に供給されるので、当該除氷モードに後続する製氷モードでは、常に新しい製氷水でもって製氷されることとなる。従って、このようにして製氷される氷は常に清潔な氷として得られる。
然る後、貯氷庫20c内の貯氷が満杯になると、貯氷検知スイッチ70dの検出出力に基づきステップ500aにおいてYESと判定され、上記コンピュータプログラムが洗浄処理ルーチン600a(図14参照)に移行する。
この洗浄処理ルーチン600aにおいては、上記第1実施形態と同様にステップ610〜ステップ610bの処理にて、上記水道水供給源からの水道水が水道水供給弁40dにより洗浄水として製氷水タンク40内に上記所定上限水位まで供給される。
ステップ610bの処理に基づく水道水供給弁40dの閉弁後、ステップ620dにおいて、洗浄水供給弁40qの開弁処理及び給水ポンプ40fの駆動処理がなされる。これに伴い、洗浄水供給弁40qが駆動回路90iにより駆動されて開弁し、給水ポンプ40fが駆動回路90cにより駆動されて製氷水タンク40内の洗浄水を給水管40eを介し上側散水器30bに圧送するとともに配管40p、洗浄水供給弁40q及び給水管40jの下流部を通して下側散水器30cに圧送する。
すると、上側散水器30bは上記圧送洗浄水を両製氷板20aの各製氷面上部に向け散水し、下側散水器30cは上記圧送洗浄水を両製氷板20aの各裏面上部に向け散水する。これに伴い、両製氷板20aの各製氷面上部に向け散水された洗浄水は、当該各製氷板20aの各製氷面を洗浄しながら流下して案内部材20bを通り製氷水タンク40内に還流する。また、両製氷板20aの各裏面上部に向け散水された洗浄水は両製氷板20aの各裏面及び蒸発器50gを洗浄しながら流下して案内部材20bを通り製氷水タンク40内に還流する。
上述のようにステップ620dの処理が終了すると、上記第1実施形態と同様にステップ620aの処理にてタイマー70bの計時が開始され、ステップ620bにてNOとの判定が繰り返され、給水ポンプ40fの駆動のもと、各製氷板20aの製氷面及び裏面並びに蒸発器50gが洗浄水でもって洗浄される。
然る後、上記所定洗浄時間が経過すると、ステップ620bにおいて、タイマー70bの計時時間に基づきYESとの判定がなされ、ステップ620eにおいて洗浄水供給弁40qの閉弁処理及び給水ポンプ40fの停止処理がなされる。これに伴い、洗浄水供給弁40qが閉弁し、給水ポンプ40fが停止されて製氷水タンク40から散水器30b、30cへの洗浄水の圧送を停止する。ステップ620eでの処理後、上記第1実施形態と同様にステップ630〜ステップ630bの処理にて製氷水タンク40内の洗浄水が排水ポンプ40hにより排水される。
以上説明したように、本第4実施形態においては、当該小型製氷機における洗浄にあたり、製氷水タンク40内の製氷水を排水した後上記水道水供給源からの水道水を水道水供給弁40dを介し製氷水タンク40内に供給し、このように供給した水道水を給水ポンプ40fにより上側散水器30bを介し各製氷板20aの製氷面に散水するとともに洗浄水供給弁40q及び下側散水器30cを介し各製氷板20aの裏面及び蒸発器50gに散水するようにした。
従って、散水器30b、30c、各製氷板20aの製氷面、案内部材20bや製氷水タンク40等の水循環系が、製氷水タンク40内に供給済みの製氷水ではなく、新たな水道水でもって洗浄されることとなる。このため、製氷モードの繰り返しでもって当該水循環系に異物が付着しても、当該異物が水道水でもってきれいに清浄され得る。ここで、洗浄前の製氷モードの回数が多い程、異物の上記水循環系への付着がひどくなるが、このような場合でも、上記所定洗浄時間を適正に設定することで、付着異物が水道水でもってきれいに清浄され得る。その結果、上記水循環系が常に清潔に維持され得る。
また、ステップ500aにてYESと判定されたとき、即ち貯氷庫20c内の貯氷満杯であると貯氷検知スイッチ70dにより検知されたときに、洗浄処理ルーチン600aの処理がなされるから、上記水循環系の洗浄が、ステップ500aでのYESとの判定毎に自動的になされることとなる。従って、洗浄のための作業をわざわざ行う必要がない。また、当該小型製氷機の製氷モードや除氷モードではなく、貯氷検知スイッチ70dにより貯氷庫20c内の貯氷満杯を検知したときに洗浄を行うため、当該小型製氷機の作動を止める必要がないのは勿論のことメンテナンスにも便利である。
以上のようにして洗浄処理ルーチン600aの処理が終了すると、上述と同様にステップ800c〜ステップ800eの処理にて上記水道水供給源からの水道水が水道水供給弁40dにより製氷水として製氷水タンク40内に上記所定上限水位まで供給されるとともに、上記除氷水供給源からの除氷水が除氷水供給弁40nにより除氷水タンク40i内に供給される。なお、その後のステップ800fでは、貯氷検知スイッチ70dが貯氷庫20c内の貯氷満杯を検知していることから、ステップ800fにてNOと判定される。
なお、本発明の実施にあたり、上記第1〜第3のいずれかの実施形態において、洗浄水は、きれいな水であればよく、水道水ではなく、例えば、地下水であってもよい。
また、上記第1〜第3のいずれかの実施形態において、製氷水タンク40内の製氷水や洗浄水の排水の停止時期は水位センサ70aの検出水位でもって決定しているが、水位センサ70aの検出水位のみでは、製氷水や洗浄水の排水が十分になされない場合もある。このような場合には、水位センサ70aの検出水位が最低水位になったとき以後も排水ポンプ40hによる排水を一定時間の間そのまま継続することで、製氷水や洗浄水を製氷水タンク40から完全に排水するようにしてもよい。なお、水位センサ70aの検出水位が最低水位になったとき以後の経過時間をタイマー70bで計時し、この計時時間が上記一定時間になったときに排水ポンプ40hを停止すればよい。
また、上記第1〜第3のいずれかの実施形態においては、製氷板20は塩分では腐食しにくいアルミニウムで形成されているが、上述のような水循環系の洗浄を前提とすれば、製氷板20は、銅やステンレス鋼で形成されていても、十分に塩分による腐食が防止され得る。
また、上記第1〜第3のいずれかの実施形態において、製氷機は大型のものに限ることなく、塩水を製氷水として用いる製氷機であれば、小型のものであってもよい。
また、上記第1或いは第3のの実施形態において、ステップ500における判定基準として、所定回数Coに代えて、ステップ500aにおける判定基準である貯氷完了を採用してもよい。この場合には、貯氷検知スイッチ70dにより貯氷庫内の貯氷が満杯と検知したときに、洗浄処理ルーチン600の処理がなされることとなる。これにより、上記第4実施形態と実質的に同様の作用効果を達成できる。
また、本発明の実施にあたり、上記第1〜第3の実施形態においては、スロープ10bに限ることなく、案内板その他の案内部材を採用してもよい。なお、当該案内部材は、製氷板20から流下する製氷水を製氷水タンク40内に還流する貫通孔部を有する。
また、本発明の実施にあたり、流下式製氷機に限らず、例えば、セル形製氷機に本発明を適用してもよい。ここで、当該セル形製氷機の製氷室及びその各セルの内面が上記製氷板及びその製氷面に対応する。なお、上記製氷室或いは製氷板を製氷体の例として把握してもよい。
本発明の第1実施形態の製氷機本体の概略図である。 上記第1実施形態の電気制御回路のブロック図である。 図2のマイクロコンピュータの作用を示すフローチャートである。 図3の製氷処理ルーチンの詳細を示すフローチャートである。 図3の除氷処理ルーチンの詳細を示すフローチャートである。 図3の洗浄処理ルーチンの詳細を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態の電気制御回路を示すブロック図である。 図7のマイクロコンピュータの作用を示すフローチャートの要部である。 本発明の第3実施形態の要部を示すフローチャートである。 本発明の第4実施形態の製氷機本体を示す概略図である。 上記第4実施形態の電気制御回路を示すブロック図である。 図11のマイクロコンピュータの作用を示すフローチャートである。 図12の除氷処理ルーチンの詳細を示すフローチャートである。 図12の洗浄処理ルーチンの詳細を示すフローチャートである。
符号の説明
10b…スロープ、12…排出路、20、20a…製氷板、20c…貯氷庫、
30、30b、30c…散水器、40…製氷水タンク、40f、40k…給水ポンプ、
40d…水道水供給ポンプ、40h…排水ポンプ、40i…除氷水タンク、
50a…圧縮機、50b…凝縮器、50c…気液分離器、50d…ライン電磁弁、
50e…膨張弁、50g…蒸発器、70c…洗浄スイッチ、70d…貯氷検知スイッチ、80…マイクロコンピュータ。

Claims (5)

  1. 製氷水を収容する製氷水タンクと、この製氷水タンクの上方にて立設する製氷体と、前記製氷水タンク内の製氷水を前記製氷体の製氷面に散水する散水手段と、製氷モード時に前記製氷水タンク内の製氷水が前記散水手段により前記製氷体の製氷面に散水されて当該製氷面に沿い流下し前記製氷水タンク内に還流する過程において前記製氷水を前記製氷面上にて製氷する製氷手段と、前記製氷手段により製氷された氷を除氷モード時に前記製氷体の製氷面から除氷する除氷手段とを備える製氷機において、
    前記製氷水タンク内の製氷水を排水する製氷水排水手段と、この製氷水排水手段による製氷水の排水に伴い前記製氷水タンク内に洗浄水を供給する洗浄水供給手段とを備えて、
    前記散水手段は、前記洗浄水供給手段による洗浄水の供給に伴い、前記製氷水タンク内の洗浄水を前記製氷体に散水するようにしたことを特徴とする製氷機。
  2. 前記製氷水排水手段は、前記除氷モードの終了に伴い、前記製氷水タンク内の製氷水を排水するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の製氷機。
  3. 洗浄操作手段を備え、前記製氷水排水手段は、前記洗浄操作手段の操作に伴い、前記製氷水タンク内の製氷水を排水するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の製氷機。
  4. 前記製氷水タンクと前記製氷体との間にて上下方向に傾斜状に支持されて前記製氷体の製氷面から除氷された氷を貯氷する貯氷庫と、この貯氷庫内への貯氷量が所定量に増大したときこれを検知する貯氷検知手段とを備えて、
    前記製氷水排水手段は、前記貯氷検知手段による前記検知に伴い、前記製氷水タンク内の製氷水を排水するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の製氷機。
  5. 前記製氷モード時に前記製氷体の製氷面に沿い流下する製氷水を案内し或いは前記除氷モード時に前記製氷面から除氷される氷を案内する案内部材と、この案内部材に回転可能に支持されて前記除氷モード時に前記案内部材により案内される氷を回転により砕いて前記貯氷庫内に供給する破砕手段とを備えており、
    前記案内部材は、その案内製氷水を前記製氷タンク内に還流させる通水部を備えており、
    前記製氷体に散水された前記洗浄水が当該製氷体に沿い流下して前記案内部材により案内されたとき、前記破砕手段は、その回転により、前記案内洗浄水を前記案内部材の周囲に向け飛散させるようにしたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の製氷機。
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