JP2008309413A - 密閉型冷却塔およびその排水方法 - Google Patents

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勝利 端野
Masashi Higuchi
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Abstract

【課題】 冷却水の排水作業を容易とする密閉型冷却塔と、その配す方法を提供する。
【解決手段】 密閉型熱交換器24a、24bを備え、これに上部水槽21から前記密閉型熱交換器24a、24bへ散布水により前記密閉型熱交換器内を流れる循環冷却水を間接的に冷却する密閉型冷却塔1において、前記循環冷却水の流入管路40及び流出管路42に流入電動駆動弁MV1及び流出電動駆動弁MV2を配置し、前記密閉型熱交換器と前記流入電動駆動弁MV1、又は前記密閉型熱交換器と前記流出電動駆動弁MV2との間の管路から分岐された圧縮空気導入口と、前記圧縮空気導入口から前記密閉型熱交換器を経由した側に分岐されて設けた排水用電動駆動弁MV3と、前記流入電動駆動弁から前記密閉型熱交換器を経由し前記流出電動駆動弁に至る管路に設けた圧力センサP1を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、排水機能を有した密閉型冷却塔、およびその排水方法に関する。
一般に空調設備や機械設備等に冷却水を送水する設備として、外気の砂塵や粉塵を冷却水内に混入することを防止した密閉型冷却塔が広く利用されている。この密閉型冷却塔は例えば、開放型熱交換器(充填材)の下方部分に銅管などのチューブを配管し、充填材の上部から散水し、気化熱作用により冷却された散水を充填材の下方に配置された該チューブの外部に散水し、気化熱作用を利用してチューブ内の冷却水を冷却するものである。
しかし、このような密閉型冷却塔では、残存した冷却水が冬期に凍結しチューブが破損するといった虞があるために、配設されるチューブは冷却塔の停止時にチューブ内に残存する冷却水を完全に水抜きする必要がある。
通常、このような水抜き作業は、チューブ下方の排水弁を開放し、チューブ上方から圧縮空気を注入して、圧縮空気の圧力で冷却水を押出すように行われる。例えば、特許文献1には、熱交換器の給水管と排水管に各々バルブと共に洗浄液タンクへの分岐パイプを接続して該洗浄液タンクより熱交換器1内に洗浄液を循環させ、さらに、該熱交換器の給水口に高圧エアー注入口を設けて圧縮空気を熱交換器内に注入するようにした熱交換器の洗浄装置が記載されている。
あるいは特許文献2には、管内に炭酸ガスを間欠的にまたは連続的に打ち込んで、管内の水中に溶存した炭酸ガスの発泡作用により管の内部を洗浄する管の洗浄方法や、管内に、圧縮空気を間欠的にまたは連続的に打ち込むと同時に、高圧水を噴射して管の内部を洗浄する管の洗浄方法が記載されている。
実開平5−52593号公報 特許第3501795号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、密閉型冷却塔のように、熱交換器であるチューブの延長長さが長い場合には、相当な圧力を注入しないとその効果が十分ではない。チューブがつづら折状であったり、排水弁に向かって勾配がついていなかったりするような場合には、更に水抜き作業が困難であった。
また、特許文献2に記載の技術においても、高圧の圧縮空気や高圧水を必要としたり、炭酸ガスを必要としたりするために、高圧水や炭酸ガスを供給する設備を必要とするとともに、冬期の屋外作業としては実用的ではなかった。
従って本発明の目的は、従来の密閉型冷却塔の問題点を解決し、確実に冷却水の排水ができるとともに、冬期の屋外作業を不要とする密閉型冷却塔と、その排水方法を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の密閉型冷却塔は、密閉型熱交換器を備え、これに上部水槽から前記密閉型熱交換器へ散布水により前記密閉型熱交換器内を流れる循環冷却水を間接的に冷却する密閉型冷却塔において、前記循環冷却水の流入管路及び流出管路に流入電動駆動弁及び流出電動駆動弁を配置し、前記密閉型熱交換器と前記流入電動駆動弁、又は前記密閉型熱交換器と前記流出電動駆動弁との間の管路から分岐された圧縮空気導入口と、前記圧縮空気導入口から前記密閉型熱交換器を経由した側に分岐されて設けた排水用電動駆動弁と、前記流入電動駆動弁から前記密閉型熱交換器を経由し前記流出電動駆動弁に至る管路に設けた圧力センサを備えることを特徴とするものである。
また本発明は、上記の密閉型冷却塔において、前記流入電動駆動弁、前記流出電動駆動弁及び前記排水用電動駆動弁を閉弁し、前記圧縮空気導入口から圧縮空気を導入する工程と、前記圧力センサで検知した圧力値を所定の圧力値と比較する工程と、前記圧力センサで検知した圧力値が、所定の圧力値と同じ又は上回ったときに前記排水用電動駆動弁を開弁する工程とからなる密閉型冷却塔の排水方法である。
また本発明の密閉型冷却塔の排水方法は、密閉型冷却塔の排水方法を所定の時間の間隔をおいて複数回繰り返すことを特徴とするものである。
本発明によれば、密閉型熱交換器の管路内に圧縮空気を導入し、所定の圧力に昇圧した後に排水用電動駆動弁を開弁して排出するので、管路内の圧縮空気の膨張作用と排気速度の作用により、確実に冷却水の排水ができるとともに、冬期の屋外作業を不要とする密閉型冷却塔とすることができる。
以下本発明の詳細を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の実施の形態に係わる密閉型冷却塔の概略断面図、図2は排水方法を示すフローチャートを示している。
図1に示すように、密閉型冷却塔1は、上から順に、上から順に、モータ20aにより駆動される冷却ファン(送風機)20bと、底面に散水孔21aを有する上部散水槽21と、外気を外周面から内周面に向かって通過可能とし散水が下方に向かって通過する充填材30と、内周側が入口ヘッダー22に接続され外周側が出口ヘッダー23に接続された密閉熱交換器24a、24bと、充填材30および密閉型熱交換器24a、24bに散水される冷却水を補給する補給用水栓27とストレーナ26aを有する受水槽26を備えている。受水槽26と散水槽21とを接続する連結管28の途中には散水ポンプ29が設けられている。また密閉型冷却塔1の側部には外気を取り込むために通風孔(ルーバー)11が、充填材30と密閉型熱交換器24a、24bの内周面には散水を捕獲するエリミネータ12が設けられている。
空調設備や機械設備等の熱負荷から戻ってきた被冷却水は、入口電動弁MV1、圧力センサP1を備えた流入管40を経て入口ヘッダー22へ導入される。出口ヘッダー23から流出する被冷却水は出口電動弁MV2を備えた流出管42を経て、熱負荷側へ送り返される。また、密閉型冷却塔1の最下段には、排水管44が設けられ、この排水管44には、流入管40から分岐された排水用電動弁MV3と、受水槽26の最深部に設けられた散水排水弁32と、受水槽26に設けられたオーバーフロー管34とが接続されている。また、流出管42には、圧縮空気用電動弁MV4が接続され、流出管42に圧縮空気が導入可能にされている。
密閉型熱交換器24a、24bは、銅管或いは蛇腹管を渦巻状に巻回して構成されている。そして、充填材30の上部から散水され、外部から取り込まれた外気との気化熱作用により冷却された散水を充填材の下方に配置された密閉型熱交換器24a、24bに散水し、気化熱作用を利用して密閉型熱交換器24a、24b内の被冷却水を冷却する。
一方、入口電動弁MV1、出口電動弁MV2、排水用電動弁MV3、圧縮空気用電動弁MV4は、シーケンサ等の(図示しない)制御手段からの指示信号を受け動作するように構成され、特に制御手段には、圧力センサP1の圧力検知値と比較する所定の圧力と、排水用電動弁MV3の動作回数と比較する所定動作回数とを記憶する記憶手段とを備え、圧力センサP1の圧力検知値が所定の圧力以上になると排水用電動弁MV3が開弁するように構成されている。
続いて、年末年始等の冬期などに密閉型冷却塔1を停止させ、密閉型熱交換器24a、24bから排水する工程を図2に従って説明する。
排水にあたっては、まず排水用電動弁MV4を開弁し、自然排水される被冷却水を排出させる。
排水モードを開始すると、入口電動弁MV1及び出口電動弁MV2を閉弁し(S1)、圧縮空気電動弁MV3を開弁する(S2)。然るに、流出管42に圧縮空気が導入され、流出管42に連通している流入管40側の圧力が上昇し始める。この上昇始めた圧力は圧力センサP1で検知している。更に圧縮空気が流入し、圧力センサP1の検知値が、制御手段に記憶された所定圧力P0(例えば、0.3MPa)以上に達することを比較判定する(S3)。所定圧力P0未満であれば、この状態を維持して圧縮空気を流入させる。そして、圧縮空気電動弁MV3を開弁したS2からの時間(タイマT1)と所定時間T0(例えば、1分間)とを比較する。(S4)
所定圧力P0以上に達するか、又は所定時間T0に達すると、排水用電動弁MV4を開弁する(S5)。すると、流出管42から流入管40内に封入されていた圧縮空気が急激に膨張し、管路内の被冷却水を押出しつつ、圧縮空気が排水用電動弁MV4に向かって急速に流動するので、被冷却水がその勢いで排水用電動弁MV4から排出される。
排水用電動弁MV4を開弁すると、下降する圧力を圧力センサP1で検知し、所定の圧力P0‘(例えば、0.01MPa)と比較判定する(S6)。所定圧力P0’以上であれば排出が完了していないとして、この状態を維持する。そして、排水用電動弁MV4を開弁したS5からの時間(タイマT2)と所定時間T0‘(例えば、2分間)とを比較する(S7)。
所定圧力P0‘以下に達するか、又は所定時間T0’に達すると、排水用電磁弁MV4を閉弁する(S8)。そして、排水電動弁MV4の動作回数に1を加えて(S9)制御手段に記憶させ、圧縮空気用電動弁MV3を閉弁する(S10)。そして、排水電動弁MV4の動作回数が、前もって制御手段に記憶させている所定動作回数(例えば10回)に達しているかどうかを比較する(S11)。電動弁MV4の動作回数が、所定動作回数に達していなければ、S2に戻って排水工程を繰り返し、所定動作回数に達すると終了する。
所定の回数は、密閉型熱交換器24a、24bの大きさ、構造により前もって設定すればよい。また、一次側の圧縮空気の供給に不都合が生じ、所定圧力P0、P0‘に達しない場合でもタイマT0、T0’によって排水工程を繰り返す。この場合、十分な排水がなされていないことが考えられるので、警報を発することができる。
更に、排水工程は完全に圧力を各電動弁の動作タイミングを変更することもでき、また排水工程を繰り返す場合には被冷却水が自然排水される時間だけ遅延時間を設定することもできる。
したがって、密閉型冷却塔1の排水を行うときには、ほぼボタン1つで確実に被冷却水を自動的に排水することができ、冬期における屋外作業を必要としない、という効果を発揮することができる。
本発明の実施の形態に係わる密閉型冷却塔の概略断面図である。 排水方法を示すフローチャートである。
符号の説明
1:密閉型冷却塔、11:通風孔、12:エリミネータ
20a:モータ、20b冷却ファン、21:上部散水槽、21a:散水孔、
22:入口ヘッダー、23:出口ヘッダー、24a、24b:密閉型熱交換器、26:受水槽、26a:ストレーナ、27:補給用水栓、28:連結管、29:散水ポンプ、
30:充填材、32:散水排水弁、34:オーバーフロー管、
40:流入管、42:流出管、44:排水管、
MV1:入口電動弁、MV2:出口電動弁、MV3:排水用電動弁、MV4:圧縮空気用電動弁、
P1:圧力センサ

Claims (3)

  1. 密閉型熱交換器を備え、これに上部水槽から前記密閉型熱交換器へ散布水により前記密閉型熱交換器内を流れる循環冷却水を間接的に冷却する密閉型冷却塔において、
    前記循環冷却水の流入管路及び流出管路に流入電動駆動弁及び流出電動駆動弁を配置し、
    前記密閉型熱交換器と前記流入電動駆動弁、又は前記密閉型熱交換器と前記流出電動駆動弁との間の管路から分岐された圧縮空気導入口と、
    前記圧縮空気導入口から前記密閉型熱交換器を経由した側に分岐されて設けた排水用電動駆動弁と、
    前記流入電動駆動弁から前記密閉型熱交換器を経由し前記流出電動駆動弁に至る管路に設けた圧力センサを備えることを特徴とする密閉型冷却塔。
  2. 請求項1に記載の密閉型冷却塔において、前記流入電動駆動弁、前記流出電動駆動弁及び前記排水用電動駆動弁を閉弁し、前記圧縮空気導入口から圧縮空気を導入する工程と、
    前記圧力センサで検知した圧力値を所定の圧力値と比較する工程と、
    前記圧力センサで検知した圧力値が、所定の圧力値と同じ又は上回ったときに前記排水用電動駆動弁を開弁する工程とからなることを特徴とする密閉型冷却塔の排水方法。
  3. 請求項2に記載の密閉型冷却塔の排水方法を所定の時間の間隔をおいて複数回繰り返すことを特徴とする密閉型冷却塔の排水方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102052858A (zh) * 2009-10-30 2011-05-11 京仁机械株式会社 防白烟冷却塔
CN103591814A (zh) * 2013-11-29 2014-02-19 大唐太原第二热电厂 一种间接空冷机组空冷塔系统的防冻装置
CN104729315A (zh) * 2015-03-16 2015-06-24 芜湖凯博实业股份有限公司 一种太阳能冷却进气口的冷凝塔及其控制方法

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