JP6340569B2 - チラーの洗浄方法及び装置 - Google Patents

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Description

本発明は、冷却液を冷却する熱交換器の洗浄を行う際に用いて好適なチラーの洗浄方法及び装置に関する。
一般に、冷却液タンクに収容した冷却液を、工作機械等の被冷却対象に循環させることにより当該被冷却対象の冷却を行う冷却液回路と、圧縮機,凝縮器,膨張弁及び熱交換器を接続して冷媒を循環させ、当該熱交換器により冷却液を冷却する冷凍サイクルとを備えたチラーは知られている。ところで、この種のチラーは、熱交換器により冷却された冷却液を工作機械等に循環させて使用するため、使用により冷却液には徐々に汚れが発生する。特に、この汚れは、熱交換器を構成する細い(狭い)流路の内面に付着するため、熱交換器の熱交換効率を低下させる要因となる。したがって、少なくとも前記熱交換器の内部は定期的に洗浄を行う必要があり、このような熱交換器を洗浄するための洗浄装置も知られている。なお、洗浄方法として薬品を使用する方法も行われているが、洗浄後のいわゆるすすぎが大変となり、全体の洗浄時間及びコスト等を考慮した場合には、薬品を使用しない洗浄方法が望ましい。
従来、このような洗浄装置(洗浄方法)としては、特許文献1で開示される冷却装置に備える熱交換器の逆洗機構が知られている。同文献1で開示される熱交換器の逆洗機構は、熱交換器の冷却水路を、冷却水を逆循環させ、冷却水路を逆洗するようにしたものであり、具体的には、冷却水路とタンク内とにわたって冷却水を強制循環させる第l,第2連結路及び循環ポンプと、センサで検知したタンク内の冷却水の温度に基づき、冷却機の運転を間欠的にON,OFF制御する制御手段とを備えた冷却装置において、冷却機の運転をOFF状態とした際に、タンク内の冷却水を、第1,第2連結路の間を連結した第lサブ連結路及び第2サブ連結路を通して、冷却水路を逆循環させて、タンク内に流入させるための、第l三方電磁弁及び第2三方電磁弁と、それらの電磁弁を駆動、制御するためのサブ制御手段とを備えて構成したものである。
特開平9−318295号公報
しかし、上述した従来における熱交換器の逆洗機構は、次のような解決すべき課題も存在した。
即ち、薬品を使用しない点及び冷却水を逆循環させるのみの比較的簡易な手法により行う点等においてメリットはあるものの、必ずしも十分な洗浄効果を確保しにくい難点がある。通常、冷却液の汚れは、外部から混入するゴミ等をはじめ、冷却液として使用する水道水により発生する細菌やカビ等によるいわゆるヌメリが存在し、このヌメリとゴミ等を含む汚れが熱交換器の内面に付着するため、水を流した程度では十分に除去しにくい側面がある。したがって、従来の逆洗機構は、このような汚れの除去に対しては必ずしも十分な洗浄能力を有しているとは言えず、簡易な洗浄方法を確保しつつ、より高い洗浄効果を得る観点からは更なる改善の余地があった。
本発明は、このような背景技術に存在する課題を解決したチラーの洗浄方法及び装置の提供を目的とするものである。
本発明に係るチラーMの洗浄方法は、上述した課題を解決するため、冷却液タンク3に収容した冷却液Wを被冷却対象Cに循環させて当該被冷却対象Cの冷却を行う冷却液回路2と、圧縮機5,凝縮器6,膨張弁7及び熱交換器8を接続して冷媒を循環させ、当該熱交換器8により冷却液Wを冷却する冷凍サイクル4とを備えてなるチラーMにおける、少なくとも熱交換器8の洗浄を行うに際し、冷却液タンク3を除く冷却液回路2を、冷却液タンク3に収容した冷却液Wの規定液面Wsよりも下方に配するとともに、熱交換器8より上流側に配した配管9ru,9sの一部を規定液面Wsよりも上方に迂回させて設けた空気収容部15に、開閉弁18,及び逆止弁を用いた給気弁17を順次直列に接続し、熱交換器8より上流側に配した冷却液Wの配管9ru,9sの内部に、所定量の空気Aを供給するとともに、この状態で冷却液回路2における送液ポンプ10を所定時間Tcにわたって作動させ、空気A及び冷却液Wにより生成される泡Abを含むスラグ流Qにより、少なくとも熱交換器8に対するエアレーション洗浄を行うようにしたことを特徴とする。
また、本発明に係るチラーの洗浄装置1は、上述した課題を解決するため、冷却液タンク3に収容した冷却液Wを被冷却対象Cに循環させて当該被冷却対象Cの冷却を行う冷却液回路2と、圧縮機5,凝縮器6,膨張弁7及び熱交換器8を接続して冷媒を循環させ、当該熱交換器8により冷却液Wを冷却する冷凍サイクル4とを備えてなるチラーMにおける、少なくとも熱交換器8の洗浄を行う洗浄装置を構成するに際して、冷却液タンク3を除く冷却液回路2を、冷却液タンク3に収容した冷却液Wの規定液面Wsよりも下方に配するとともに、熱交換器8より上流側に配した配管9ru,9sの一部を規定液面Wsよりも上方に迂回させることにより空気収容部15を設け、この空気収容部15に、開閉弁18,及び逆止弁を用いた給気弁17を順次直列に接続した給気弁回路16を付設することにより、熱交換器8より上流側に配した冷却液Wの配管9ru,9sの内部に、所定量の空気Aを供給する空気供給手段12と、冷却液回路2における送液ポンプ10を所定時間Tcにわたって作動させ、空気A及び冷却液Wにより生成される泡Abを含むスラグ流Qにより、少なくとも熱交換器8に対するエアレーション洗浄を行うエアレーション洗浄手段13とを備えることを特徴とする。
また、本発明は好適な実施の態様により、エアレーション洗浄は、所定回数だけ繰り返すことが望ましい。さらに、空気供給手段12は、熱交換器8より上流側であって、かつ被冷却対象Cより上流側に配することができる。加えて、空気供給手段12に基づいて生成されるスラグ流Qを、被冷却対象C又はこの被冷却対象Cを通らないバイパス回路23を介して熱交換器8より上流側に配した配管9ruに対して選択的に供給可能な切換手段22を設けることもできる。
このような本発明に係るチラーMの洗浄方法及び装置1によれば、次のような顕著な効果を奏する。
(1) 熱交換器8より上流側に配した冷却液Wの配管9ru,9sの内部に、所定量の空気Aを供給するとともに、この状態で冷却液回路2における送液ポンプ10を所定時間Tcにわたって作動させ、空気A及び冷却液Wにより生成される泡Abを含むスラグ流Qにより、少なくとも熱交換器8に対するエアレーション洗浄を行うようにしたため、ヌメリやゴミ等を含む汚れが付着した熱交換器8であっても、十分な洗浄効果を得ることができるとともに、省エネルギ性を高めることができる。しかも、比較的簡易な方法及び装置構成により実現することができる。
(2) 冷却液タンク3を除く冷却液回路2を、冷却液タンク3に収容した冷却液Wの規定液面Wsよりも下方に配するとともに、熱交換器8より上流側に配した配管9ru,9sの一部を規定液面Wsよりも上方に迂回させることにより空気収容部15を設け、この空気収容部15に、開閉弁18,及び逆止弁を用いた給気弁17を順次直列に接続した給気弁回路16を付設して構成した空気供給手段12を設けたため、所定量の空気Aを給気弁回路16を介して供給した後、送液ポンプ10を所定時間Tcにわたり作動させることにより、冷却液Wに空気Aの泡Abを含むいわゆるスラグ流Qを生成することができ、このスラグ流Qにより効果的なエアレーション洗浄を行うことができる。
(3) 好適な態様により、空気収容部15と給気弁回路16を用いたエアレーション洗浄を、所定回数だけ繰り返して行えば、間歇的なエアレーション洗浄を行うことができるため、洗浄効果をより高めることができるとともに、汚れ度合に応じたエアレーション洗浄の最適化を図ることができる。
(4) 好適な態様により、空気供給手段12を、熱交換器8より上流側であって、かつ被冷却対象Cより上流側に配すれば、熱交換器8の洗浄に加えて、被冷却対象Cに対するエアレーション洗浄も可能になるため、冷却系全体の冷却効率をより高めることができるとともに、省エネルギ性の向上にも寄与できる。
(5) 好適な態様により、空気供給手段12に基づいて生成されるスラグ流Qを、被冷却対象C又はこの被冷却対象Cを通らないバイパス回路23を介して熱交換器8より上流側に配した配管9ruに対して選択的に供給可能な切換手段22を設ければ、熱交換器8と被冷却対象Cに対して選択的にエアレーション洗浄を行うことができるため、特に、被冷却対象Cがエアレーション洗浄に不向きの場合には、その洗浄を回避できるなど、洗浄装置1の使い勝手及び汎用性をより高めることができる。
本発明の好適実施形態に係るチラーの洗浄装置を用いた洗浄方法の処理手順を説明するためのフローチャート、 同洗浄装置を備えるチラーの全体を示す回路系統図、 同洗浄装置を備えるチラーの外観斜視図、 同洗浄装置に用いる給気弁の一例を示す正面断面図、 同洗浄装置に備える空気収容部及び給気弁回路を用いた空気供給手段の開閉弁を閉じた状態の作用説明図、 同洗浄装置に備える空気収容部及び給気弁回路を用いた空気供給手段の開閉弁を開いた状態の作用説明図、 同洗浄装置の運転方法を説明するためのタイムチャート、 同洗浄装置で生成されるスラグ流の説明図、 参考例に係る洗浄装置を備えるチラーの全体を示す回路系統図、 参考例に係る洗浄装置に備えるエジェクタの一例を示す断面正面図、 参考例に係る洗浄装置の運転方法を説明するためのタイムチャート、 本発明の変更実施形態に係る洗浄装置を備えるチラーの全体を示す回路系統図、
次に、本発明に係る好適実施形態を挙げ、図面に基づき詳細に説明する。
まず、本実施形態に係る洗浄装置1を備えるチラーMの全体構成について、図2及び図3を参照して説明する。
図2は、チラーM全体の回路系統を示す。なお、CはチラーMにより冷却される工作機械等の被冷却対象を示す。例示のチラーMは、大別して、冷却液回路2,冷凍サイクル4及びコントローラ51を備えるとともに、本実施形態に係る洗浄装置1を備える。
冷却液回路2は、冷却液Wを収容した冷却液タンク3を備え、この冷却液タンク3の供給口は、供給側ラインLsを介して被冷却対象Cの給入口に接続するとともに、冷却液タンク3の戻り口は、戻り側ラインLrを介して被冷却対象Cの排出口に接続する。例示の冷却液タンク3は、全体を合成樹脂素材により一体成形したものであり、外面には断熱材3iを付設する。なお、冷却液Wには、水道水をはじめ、各種冷却溶液を使用可能である。図2中、一点鎖線で示すWsは、冷却液タンク3に収容された冷却液Wの規定液面に係わる高さを示している。一方、冷却液タンク3の上面にはキャップ3cが着脱するタンク口を備える。その他、冷却液タンク3には、タンク口におけるキャップ3cの有無を検出する検出スイッチ(不図示)及びタンク内照明ライト3Lを備えるとともに、液面の高さを検出するフロートセンサ及びドレン口等の冷却液タンクに通常必要となる各種付属機能を備えている。
さらに、供給側ラインLsには、少なくとも供給側配管9sとこの供給側配管9sの中途に接続した送液ポンプ10を備える。他方、戻り側ラインLrには、少なくとも戻り側配管9rとこの戻り側配管9rの中途に接続した熱交換器8を備えるとともに、この熱交換器8より上流側に配した配管9ruに、洗浄装置1として追加する空気供給手段12を備える。熱交換器8は、一次側熱交換流路8fと二次側熱交換流路8sを備え、戻り側配管9rには二次側熱交換流路8sを接続する。
冷凍サイクル4は、圧縮機5,凝縮器6,膨張弁(電子膨張弁)7及び熱交換器8を接続して冷媒を循環させ、当該熱交換器8により冷却液Wを冷却する公知の冷凍サイクルを構成する。したがって、冷凍サイクル4における冷媒配管は、熱交換器8における一次側熱交換流路8fに接続する。なお、冷凍サイクル4において、41は凝縮器6に付設した空冷用ファン、42はバイパス回路に接続した膨張弁をそれぞれ示す。
コントローラ51は、チラーMの全体の制御を司る機能を備える。コントローラ51はCPU及びメモリ等を内蔵したコンピュータ機能を備え、予め格納した制御プログラムにより各種処理及び制御(シーケンス制御)を実行することができ、主要機能としては、冷却液Wの温度が設定温度となるように、温度センサからの検出結果に基づいて冷凍サイクル4等をフィードバック制御する機能を備える。したがって、コントローラ51は、冷凍サイクル4に対して各種信号の授受を行うとともに、前述した送液ポンプ10の作動/停止に係わる制御を行うことができる。また、冷却液タンク3との関係では、検出スイッチによりキャップ3cの着脱(有無)を検出し、離脱時には、タンク内照明ライト3Lを自動で点灯させ、冷却液タンク3の内部の照明を行う。
図3は、チラーM全体の外観構成の一例を示す。チラーMは上下に長い直方体状のキャビネット61を備える。キャビネット61の上面前側には傾斜した開閉カバー61cを備えるとともに、開閉カバー61cの右側(正面から見た方角)には操作パネル62を備える。操作パネル62は操作部及び表示部を備えており、前述したコントローラ51に接続する。なお、開閉カバー61cを開くことにより、冷却液タンク3に対する給水や各種メンテナンス等を行うことができる。また、操作パネル62が位置する右側の側面上部には、各種配管やケーブル類を接続する接続パネル63を備えるとともに、同側面下部には通気窓64を備える。
一方、キャビネット61の内部における上部左側には冷却液タンク3を配するとともに、上部右側にはコントローラ51を含む電気系を配設する。また、内部における下部には、冷凍サイクル4を構成する前述した圧縮機5,凝縮器6,膨張弁7及び熱交換器8等を配設するとともに、冷却液タンク3を除く冷却液回路2を配設する。これにより、本発明(本実施形態)の構成条件、即ち、冷却液タンク3を除く冷却液回路2は、冷却液タンク3に収容した冷却液Wの規定液面Wsよりも下方に配するというレイアウト条件を満たすことになる。
次に、本実施形態に係る洗浄装置1の構成について、図2〜図5を参照して具体的に説明する。
洗浄装置1は、チラーMの一部の機能を兼用して構成する。例示の場合、洗浄装置1は、冷却液回路2の配管9rの一部を利用した空気供給手段12を備えるとともに、この空気供給手段12により供給された空気Aに対して送液ポンプ10及びコントローラ51を兼用することによりエアレーション洗浄を行うエアレーション洗浄手段13を備える。
空気供給手段12は、図2に示した全体構造のように、レイアウト条件として、冷却液タンク3に収容した冷却液Wの規定液面Wsよりも下方に、当該冷却液タンク3を除く冷却液回路2を配設する。また、熱交換器8より上流側に配した配管9ruの一部を、一点鎖線で示す規定液面Wsよりも上方に迂回させることにより空気収容部15を設け、この空気収容部15の上端に給気弁回路16を接続する。
給気弁回路16は、給気弁17及び開閉弁18を備え、図5に示すように、空気収容部15の上端に、上方に起立して配した開閉弁18の一端口(下端口)を接続する。また、この開閉弁18の上側に位置する他端口に、給気弁17の一端口(下端口)を接続し、かつ給気弁17の上側に位置する他端口は大気に開放する。この場合、給気弁17は、例えば、図4に示すような構造を有する逆止弁を使用する。例示の給気弁17は、上下に変位する可動弁体61を備え、下から水圧が付加されなければ、可動弁体61は自重により下方位置Xdへ変位し、吸気路62が開放されることにより、給気状態になるとともに、下から水圧が付加されれば、この水圧により可動弁体61は上方位置Xuへ変位し、吸気路62は可動弁体61により遮断状態となる。なお、図4に示す符号Hmは可動弁体61の上下可動範囲を示す。
なお、図5(図6)に示す開閉弁18は、理解を容易にするため、原理的に示しているが、開閉機能を有する電磁開閉弁等の各種開閉バルブ類を用いることができる。これにより、所定量の空気Aを給気弁回路16を介して空気収容部15に収容可能となる。したがって、規定液面Wsよりも上方に迂回させる配管9ruの長さ等を選定すれば、空気収容部15の容積、即ち、所定量となる空気Aの量を設定できる。
次に、本実施形態に係る洗浄方法を含む洗浄装置1の動作について、図2〜図8を参照しつつ図1に示すフローチャートを参照して説明する。
今、チラーMは、通常運転状態にあるものとする(ステップS1)。なお、洗浄装置1における給気弁回路16の開閉弁18は、図5に示すように、閉(OFF)側に切換えられている。図2に示す送液ポンプ10の作動により、冷却液タンク3に収容された冷却液Wは、供給側ラインLsを介して被冷却対象Cに供給され、被冷却対象Cは冷却液Wにより冷却される。冷却液Wの供給方向(流通方向)を矢印Fwで示す。そして、熱交換により暖められた冷却液Wは、戻り側ラインLrを介して冷却液タンク3に戻される。この際、冷却液Wは、図5に示す空気収容部15を含む配管9ruを通り、この後、熱交換器8に供給される。熱交換器8では二次側熱交換流路8sを通る際に、一次側熱交換流路8fの冷媒と熱交換され、冷却された冷却液Wが冷却液タンク3に戻される。これにより、冷却液Wの循環が行われる。
一方、運転スケジュールに従い、チラーMの運転を停止した場合を想定する(ステップS2)。これにより、送液ポンプ10も停止する(ステップS3)。この際、洗浄装置1による洗浄を行わない場合は、そのまま通常の終了手順に従って処理される(ステップS4)。
これに対して、洗浄装置1による洗浄を行う場合、オペレータは、洗浄モードの開始スイッチ(不図示)をONにする(ステップS4)。洗浄モードの開始により、コントローラ51は開閉弁18を制御し、図6に示す開(ON)状態に切換える(ステップS5)。これにより、給気弁17を通して空気A(外気)が空気収容部15内に流入する(ステップS6)。同時に、空気収容部15内の冷却液Wは下降し、空気収容部15内における冷却液Wの液面は、冷却液タンク3に収容された冷却液Wの規定液面Wsの高さに一致する(ステップS7)。そして、設定時間Taの経過により開始弁18を制御し、図5に示す閉(OFF)状態に切換える(ステップS8,S9)。この設定時間Taは、開閉弁18を開状態に切換えた時点からの経過時間を設定するとともに、特に、空気収容部15内における液面が規定液面Wsまで低下するまでの時間を考慮して設定する。
一方、設定時間Taが経過し、開閉弁18が閉状態になったなら、送液ポンプ10を作動させる(ステップS10)。これにより、戻り側配管9r内の冷却液Wは、熱交換器8、更には冷却液タンク3に送られるとともに、この際、空気収容部15内の空気Aが冷却液Wに巻き込まれるため、空気Aの泡Abを含むいわゆるスラグ流Qが生成される(ステップS11)。このスラグ流Qのイメージを図8に示す。なお、矢印Faは、スラグ流Qの流通方向を示す。
このスラグ流Qは、直後に熱交換器8の二次側熱交換流路8sを通過するため、この二次側熱交換流路8sに対する、スラグ流Qによる効果的なエアレーション洗浄が行われる(ステップS12)。一方、所定時間となる設定時間Tcが経過したなら送液ポンプ10を停止させる(ステップS13,S14)。この設定時間Tcは、スラグ流Qが冷却液タンク3にほぼ回収される時間を設定できる。
以上の動作により、一回のエアレーション洗浄が終了する。実際の洗浄工程では、この一回のエアレーション洗浄を所定回数だけ繰り返し行う(ステップS15)。このようなエアレーション洗浄を、所定回数だけ繰り返して行えば、間歇的なエアレーション洗浄を行うことができるため、洗浄効果をより高めることができるとともに、汚れ度合に応じたエアレーション洗浄の最適化を図ることができる。
図7(a)に、開閉弁18の開時間(設定時間Ta)と閉時間(設定時間Tc)の関係を示すとともに、図7(b)に、開閉弁18の開閉に伴う、送液ポンプ10の停止(OFF)と作動(ON)関係をタイムチャートで示す。
このように、実施形態に係るチラーMの洗浄方法及び洗浄装置1によれば、熱交換器8より上流側に配した冷却液Wの配管9ruの内部に、所定量の空気Aを供給するとともに、この状態で冷却液回路2における送液ポンプ10を所定時間にわたって作動させ、空気A及び冷却液Wにより生成される泡Abを含むスラグ流Qにより、少なくとも熱交換器8に対するエアレーション洗浄を行うようにしたため、ヌメリやゴミ等を含む汚れが付着した熱交換器8であっても、十分な洗浄効果を得ることができるとともに、省エネルギ性を高めることができる。しかも、比較的簡易な方法及び装置構成により実現可能となる。
特に、空気供給手段12は、冷却液タンク3を除く冷却液回路2を、冷却液タンク3に収容した冷却液Wの規定液面Wsよりも下方に配するとともに、熱交換器8より上流側に配した配管9ruの一部を規定液面Wsよりも上方に迂回させることにより空気収容部15を設け、この空気収容部15に、開閉弁18,及び逆止弁を用いた給気弁17を順次直列に接続した給気弁回路16を付設して構成したため、所定量の空気Aを給気弁回路16を介して供給した後、送液ポンプ10を所定時間にわたり作動させることにより、冷却液Wに空気Aの泡Abを含むスラグ流Qを生成することができ、このスラグ流Qにより効果的なエアレーション洗浄を行うことができる。
次に、参考例に係る洗浄装置1(洗浄方法)について、図9〜図12を参照して説明する。
図9〜図11は参考例に係る洗浄装置1を示す。参考例に係る洗浄装置1は、図9に示すように、空気供給手段12を変更したものである。即ち、空気供給手段12を構成するに際して、空気A及び冷却液Wを同時に供給可能なエジェクタ20を有するエジェクタ回路19と、このエジェクタ回路19より上流側の冷却液Wを、当該エジェクタ回路19又は熱交換器8より上流側に配した配管9ruに対して選択的に供給可能な切換手段21を備えて構成したものである。なお、図9〜図11において、図1〜図8と同一部分(同一機能部分及び同一作用部分を含む)には同一符号を付してその構成を明確にするとともに、その詳細な説明を省略した。
図10に、エジェクタ20の一例を示す。このエジェクタ20の種類や構造等は特に限定されるものではなく、公知の各種エジェクタを利用できる。例示の場合、流入口20iから冷却液Wを供給すれば、同時に空気口20aに負圧が生じるため、当該空気口20aから空気(大気)Aが流入し、エジェクタ20の吐出口20eからは、空気Aと冷却水Wにより生成される泡Abを含むスラグ流Qを得ることができる。
したがって、空気供給手段12を構成するに際しては、熱交換器8より上流側に配した配管9ruの中途に、三方切換弁70の第一接続口及び第二接続口を接続するとともに、熱交換器8の上流側に接続した補助配管9uを、三方切換弁70の第三接続口に接続する。そして、この補助配管9uの中途に、図10に示したエジェクタ20の流入口20iと吐出口20e間を接続するとともに、このエジェクタ20の空気口20aに、給気弁17の一端口(下端口)を接続する。この給気弁17の他端口は大気に開放する。
この場合、補助配管9u,エジェクタ20及び給気弁17は、エジェクタ回路19を構成するとともに、三方切換弁70は切換手段21を構成する。例示の場合、この三方切換弁70を切換えることにより、エジェクタ回路19より上流側の冷却液Wを、当該エジェクタ回路19又は熱交換器8より上流側に配した配管9ruに、選択的に供給することができる。第一変更実施形態に係る洗浄装置1は、このような構成の空気供給手段12を用いるため、汎用的なエジェクタを利用可能となり、簡単な操作及びシンプルな構成により、スラグ流Qを容易かつ低コストに生成できる。また、エジェクタ20のノズル(図示を省略)により冷却液Wの流速を上げることができるため、洗浄効果をより高めることもできる。
これにより、チラーMを通常使用する場合には、三方切換弁70を切換えることにより被冷却対象Cから排出される冷却液Wを、エジェクタ回路19を通すことなく、戻り側配管9r(9ru)から熱交換器8に供給することができる。
これに対して、熱交換器8の洗浄を行う場合には、三方切換弁70を切換えることにより被冷却対象Cから排出される冷却液Wを、エジェクタ回路19に供給する。これにより、エジェクタ20において、冷却液Wに泡Abを含むスラグ流Qが生成されるとともに、このスラグ流Qは熱交換器8に供給され、熱交換器8の二次側熱交換流路8sに対するエアレーション洗浄を行うことができる。この際、送液ポンプ10は、図11に示すように、作動(ON)と停止(OFF)を繰り返す間歇運転を行うことが望ましい。このような間歇運転を行うことにより、より効果的なエアレーション洗浄を行うことができる。なお、送液ポンプ10を連続運転する場合を排除するものではない。
よって、このような参考例に係る洗浄装置1であっても、熱交換器8より上流側に配した冷却液Wの配管9ruの内部に、所定量の空気Aを供給するとともに、この状態で冷却液回路2における送液ポンプ10を所定時間にわたって作動させるため、空気A及び冷却液Wにより生成される泡Abを含むスラグ流Qを得ることができ、少なくとも熱交換器8に対するエアレーション洗浄を行うことができる。これにより、ヌメリやゴミ等を含む汚れが付着した熱交換器8であっても、十分な洗浄効果を得ることができるとともに、省エネルギ性を高めることができる。しかも、比較的簡易な方法及び装置構成により実現することができる。
図12は変更実施形態に係る洗浄装置1を示す。変更実施形態に係る洗浄装置1は、空気供給手段12を構成するに際し、参考例と同様のエジェクタ回路19を用いる点は同じとなるが、接続する場所を、熱交換器8より上流側であって、かつ被冷却対象Cより上流側に配したものである。なお、図12において、図1〜図11と同一部分(同一機能部分及び同一作用部分を含む)には同一符号を付してその構成を明確にするとともに、その詳細な説明を省略した。
この場合、被冷却対象Cより上流側に配する供給側配管9sと被冷却対象Cより下流側に配する戻り側配管9r(9ru)間にバイパス配管9bを接続するとともに、このバイパス配管9bの中途に三方切換弁72の第一接続口及び第二接続口を接続する。また、送液ポンプ10より下流側における供給側配管9sの中途に三方切換弁71の第一接続口及び第二接続口を接続する。そして、この三方切換弁71の第三接続口と三方切換弁72の第三接続口間に補助配管9cを接続し、この補助配管9cの中途に、図10に示したエジェクタ20の流入口20iと吐出口20e間を接続するとともに、このエジェクタ20の空気口20aに、給気弁17の一端口(下端口)を接続する。この給気弁17の他端口は大気に開放する。この補助配管9c,エジェクタ20及び給気弁17は、エジェクタ回路19を構成する。また、バイパス配管9bと三方切換弁72は、冷却液Wを被冷却対象Cに対してバイパスさせるバイパス回路23を構成する。さらに、三方切換弁72は切換手段22を構成するとともに、三方切換弁71は切換手段21を構成する。
これにより、三方切換弁72,71を切換えれば、送液ポンプ10からの冷却液Wを、エジェクタ回路19又は被冷却対象Cに対して選択的に供給可能になるとともに、空気供給手段12に基づいて生成されるスラグ流Qを、被冷却対象C又はこの被冷却対象Cを通らないバイパス回路23を介して熱交換器8より上流側に配した配管9ruに対して選択的に供給可能となる。
したがって、熱交換器8の洗浄に加えて、被冷却対象Cに対するエアレーション洗浄も可能になり、冷却系全体の冷却効率をより高めることができるとともに、省エネルギ性の更なる向上にも寄与できる。また、被冷却対象Cがエアレーション洗浄に不向きの場合には、その洗浄を回避できるなど、洗浄装置1の使い勝手及び汎用性をより高めることができる。
以上、好適実施形態について詳細に説明したが、本発明は、このような実施形態に限定されるものではなく、細部の構成,手法,数量,材料等において、本発明の要旨を逸脱しない範囲で任意に、変更,追加,削除することができる。
例えば、本発明におけるスラグ流Qは一定の洗浄効果を奏する様々な態様のスラグ流Qを全て含む概念である。また、回路構成において、三方切換弁70…は、二つの開閉弁により構成するなど、同一の機能を呈する各種のバルブ手段により置換できる。また、図2,図9,図12における空気供給手段12は、それぞれ相互に入れ替えた構成により実施できるとともに、図12に示す切換手段22を設けることなくそれぞれ独立した回路構成として実施することもできる。
なお、本発明において使用する「冷却」は、加熱も含む相対的な概念であり必ずしも温度に対応した概念ではない。即ち、この種のチラー1は使用態様により加熱も可能であり、この場合であっても本発明に係る洗浄方法及び装置1を同様に適用できる。また、冷却液Wに対して、洗浄液等の薬品を追加して使用する場合を排除するものではないとともに、必要により洗浄時に冷却液Wを加熱する場合を排除するものではない。さらに、例示した実施形態は、コントローラ51により開閉弁18等の切換制御を行う場合を示したが、マニュアル操作により切換操作してもよい。また、コントローラ51により制御する場合には、例えば、チラー1の運転回数或いは運転時間を計り、洗浄モードを定期的かつ自動で行うようにすることも可能である。
本発明に係る洗浄方法及び装置は、冷却液を冷却する熱交換器を備える各種タイプのチラーに利用できる。
1:洗浄装置,2:冷却液回路,3:冷却液タンク,4:冷凍サイクル,5:圧縮機,6:凝縮器,7:膨張弁,8:熱交換器,9s:配管,9ru:配管,10:送液ポンプ,12:空気供給手段,13:エアレーション洗浄手段,15:空気収容部,16:給気弁回路,17:給気弁,18:開閉弁,22:切換手段,23:バイパス回路,M:チラー,W:冷却液,Ws:冷却液の規定液面,C:被冷却対象,A:空気,Ab:泡,Tc:所定時間,Q:スラグ流

Claims (5)

  1. 冷却液タンクに収容した冷却液を被冷却対象に循環させて当該被冷却対象の冷却を行う冷却液回路と、圧縮機,凝縮器,膨張弁及び熱交換器を接続して冷媒を循環させ、当該熱交換器により前記冷却液を冷却する冷凍サイクルとを備えてなるチラーにおける、少なくとも前記熱交換器の洗浄を行うチラーの洗浄方法であって、前記冷却液タンクを除く前記冷却液回路を、前記冷却液タンクに収容した冷却液の規定液面よりも下方に配するとともに、前記熱交換器より上流側に配した配管の一部を前記規定液面よりも上方に迂回させて設けた空気収容部に、開閉弁,及び逆止弁を用いた給気弁を順次直列に接続し、前記熱交換器より上流側に配した前記冷却液の配管の内部に、所定量の空気を供給するとともに、この状態で前記冷却液回路における送液ポンプを所定時間にわたって作動させ、前記空気及び前記冷却液により生成される泡を含むスラグ流により、少なくとも前記熱交換器に対するエアレーション洗浄を行うことを特徴とするチラーの洗浄方法。
  2. 前記エアレーション洗浄は、所定回数だけ繰り返して行うことを特徴とする請求項1記載のチラーの洗浄方法。
  3. 冷却液タンクに収容した冷却液を被冷却対象に循環させて当該被冷却対象の冷却を行う冷却液回路と、圧縮機,凝縮器,膨張弁及び熱交換器を接続して冷媒を循環させ、当該熱交換器により前記冷却液を冷却する冷凍サイクルとを備えてなるチラーにおける、少なくとも前記熱交換器の洗浄を行うチラーの洗浄装置であって、前記冷却液タンクを除く前記冷却液回路を、前記冷却液タンクに収容した冷却液の規定液面よりも下方に配するとともに、前記熱交換器より上流側に配した配管の一部を前記規定液面よりも上方に迂回させることにより空気収容部を設け、この空気収容部に、開閉弁,及び逆止弁を用いた給気弁を順次直列に接続した給気弁回路を付設することにより、前記熱交換器より上流側に配した前記冷却液の配管の内部に、所定量の空気を供給する空気供給手段と、前記冷却液回路における送液ポンプを所定時間にわたって作動させ、前記空気及び前記冷却液により生成される泡を含むスラグ流により、少なくとも前記熱交換器に対するエアレーション洗浄を行うエアレーション洗浄手段とを備えてなることを特徴とするチラーの洗浄装置。
  4. 前記空気供給手段は、前記熱交換器より上流側であって、かつ前記被冷却対象より上流側に配することを特徴とする請求項3記載のチラーの洗浄装置。
  5. 前記空気供給手段に基づいて生成される前記スラグ流を、前記被冷却対象又はこの被冷却対象を通らないバイパス回路を介して前記熱交換器より上流側に配した配管に対して選択的に供給可能となる切換手段を備えることを特徴とする請求項4記載のチラーの洗浄装置。
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