JP2005188674A - 建設機械のポンプ制御装置 - Google Patents

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Takanobu Ikari
孝信 井刈
Yoshinori Owada
義宜 大和田
Yoshinori Furuno
義紀 古野
Shinji Akino
真司 秋野
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Hitachi Constr Mach Co Ltd
日立建機株式会社
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Abstract

【課題】作業量を低減させることなく、エンジンの出力効率を向上させることができる建設機械のポンプ制御装置を提供する。
【解決手段】油圧ショベル1を作動させる複数の油圧アクチュエータ32と、エンジン13によって駆動され油圧アクチュエータ32に圧油を供給する第1の油圧ポンプ26と、第1の油圧ポンプ26の最大吸収トルクを制限するように、第1の油圧ポンプ26の吐出流量を制御するレギュレータ35と、エンジン13によって駆動されるファン駆動用の第2の油圧ポンプ27と、第2の油圧ポンプ27からの圧油により冷却ファン21aを駆動するファン用油圧モータ21と、演算した第2の油圧ポンプ27の吸収トルクの増減に応じて制御信号を出力する油圧制御装置38と、油圧制御装置38からの制御信号に応じて生成したパイロット圧をレギュレータ35に印可し、第1の油圧ポンプ26の最大吸収トルクを加減調整する電磁弁46とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、油圧ショベル等の建設機械に係わり、特に、エンジンによって駆動される複数の可変容量型ポンプを制御する建設機械のポンプ制御装置に関する。
例えば、建設機械の1つである油圧ショベルは、走行体と、この走行体上に旋回可能に設けられた旋回体と、この旋回体に俯仰可能に接続され、ブーム、アーム、及び作業具(例えばバケット等)を含む多関節型のフロント作業機とを備えている。これら走行体、旋回体、及びフロント作業機は、油圧ショベルに備えられた油圧駆動装置の被駆動部材を構成している。この油圧駆動装置は、一般に、エンジン(原動機)と、このエンジンによって駆動する少なくとも1つの油圧ポンプと、この油圧ポンプから吐出された圧油により前記ブーム、前記アーム、前記バケットをそれぞれ駆動するブーム用油圧シリンダ、アーム用油圧シリンダ、バケット用油圧シリンダ、及び油圧ポンプから吐出された圧油により前記走行体を走行させる走行用油圧モータ、及び油圧ポンプから吐出された圧油により前記旋回体を前記走行体に対し旋回させる旋回用油圧モータを含む複数の油圧アクチュエータとを有する。これら複数の油圧アクチュエータは、油圧ショベルの作業内容に応じて負荷が変動する。
そこで従来、例えば、前記油圧ポンプの斜板角を制御するレギュレータと、前記エンジンの回転数を検知する回転数センサと、予めエンジンの回転数の増減に対応して連続して段階的に増減する油圧ポンプの吸収トルクカーブを記憶するとともに、この吸収トルクカーブに基づいてエンジン回転数センサからの信号に対応する吸収トルク指令を出力する第1制御部と、予め油圧ポンプの吸収トルクに対応する制御電流値のカーブを記憶するとともに、この制御電流値のカーブに基づいて第1制御部からの指令に対応する制御指令を出力する第2制御部と、この第2制御部からの制御指令に応じて前記レギュレータへの制御圧を調整する制御弁とを備えた構成が開示されている(例えば、特許文献1参照)。この従来技術では、例えばエンジン出力に対し負荷が小さくてエンジン回転数が高回転になると、油圧ポンプの最大吸収トルクを増加して、上記複数の油圧アクチュエータによる作業量を増大させるようになっている。また、例えばエンジン出力に対し負荷が大きくてエンジン回転数が低回転になると、油圧ポンプの最大吸収トルクを低減して、エンストを防止するようになっている。
特開平10−220359号公報
しかしながら、上記従来技術には以下のような課題が存在する。
油圧ショベル等においては、インタークーラ、ラジエータ及びオイルクーラ等の冷却装置の冷却手段として、例えば、エンジンによって駆動する少なくとも1つのファン用油圧ポンプと、このファン用油圧ポンプから吐出された圧油により駆動され、冷却風を生起する冷却ファンを備えたファン用油圧モータとを備えたものがある。そして、例えば、前記冷却装置の被冷却材(例えば冷却水又は潤滑油等)の温度を検出し、この検出した被冷却材温度に応じてファン用油圧ポンプの吐出流量を制御し、ファン用油圧モータの冷却ファンの回転数を可変制御している。
このような構成の油圧ショベルに、上記従来技術をそのまま適用すると、ファン用油圧ポンプの吐出流量(すなわち吸収トルク)の増減によってエンジン回転数が変動し、このエンジン回転数に応じて上記油圧ポンプの最大吸収トルクを増減させながらエンジン回転数を調整する(言い換えれば、フィードバック制御する)こととなる。すなわち、ファン用油圧ポンプの吸収トルクを意図的に変動させているにも関わらず、その結果として変動するエンジン回転数を介し、上記油圧ポンプの最大吸収トルクを増減させることとなる。そのため、エンジン回転数のフィードバック制御に若干時間を要するとともに、その制御においてエンジン回転数が上下変動してしまい、若干低くなってしまう場合は上記油圧ポンプの吸収トルクを低減させなければならず、上記複数の油圧アクチュエータによる作業量が若干低下してしまうため、改善の余地があった。
本発明の目的は、作業量を低減させることなく、エンジンの出力効率を向上させることができる建設機械のポンプ制御装置を提供することにある。
(1)上記目的を達成するために、本発明は、建設機械を作動させる複数の油圧アクチュエータと、エンジンによって駆動され、前記油圧アクチュエータに圧油を供給する第1の油圧ポンプと、前記第1の油圧ポンプの最大吸収トルクを制限するように、前記第1の油圧ポンプの吐出流量を制御するポンプ制御手段と、
前記エンジンによって駆動される少なくとも1つのファン駆動用の第2の油圧ポンプと、この第2の油圧ポンプからの吐出圧油により冷却ファンを駆動するファン用油圧モータと、前記第2の油圧ポンプの吸収トルクを演算するファントルク演算手段と、このファントルク演算手段からの第2の油圧ポンプの前記吸収トルクの増減に応じて、前記第1の油圧ポンプの最大吸収トルクを加減調整する第1のトルク調整手段とを備える。
本発明においては、ファントルク演算手段でファン駆動用の第2の油圧ポンプの吸収トルクを演算し、このファントルク演算手段からの第2の油圧ポンプの吸収トルクの増減に応じて、第1のトルク調整手段で第1の油圧ポンプの最大吸収トルクを加減調整する。すなわち、例えば第2の油圧ポンプの吸収トルクが増加する場合には、その分だけ第1の油圧ポンプの最大吸収トルクを低減し、例えば第2の油圧ポンプの吸収トルクが減少する場合には、その分だけ第1の油圧ポンプの最大吸収トルクを増加させる。これにより、第2の油圧ポンプで使用しない吸収トルクを第1の油圧ポンプの吸収トルクに配分することができ、エンジンの出力効率を向上させることができる。特に、従来のエンジン回転数に応じて第1の油圧ポンプの最大吸収トルクを増減させるスピードセンシング制御とは異なり、事前に第1及び第2の油圧ポンプの吸収トルクを配分するため、エンジン回転数の上下変動を少なくすることができる。したがって、建設機械の作業量を低減させることなく、エンジンの出力効率を向上させることができる。
(2)上記(1)において、好ましくは、前記ファン用油圧モータの前記冷却ファンの駆動により冷却される冷却装置と、この冷却装置の被冷却材の温度を検出する温度検出手段と、検出した前記被冷却材温度に応じて前記第2の油圧ポンプの吐出流量を制御するファンポンプ制御手段とをさらに備える。
(3)上記(1)又は(2)において、また好ましくは、前記エンジンの回転数を検出する回転数検出手段と、検出した前記エンジン回転数に応じて、前記第1の油圧ポンプの最大吸収トルクを調整する第2のトルク調整手段とをさらに備える。
本発明によれば、ファントルク演算手段でファン駆動用の第2の油圧ポンプの吸収トルクを演算し、このファントルク演算手段からの第2の油圧ポンプの吸収トルクの増減に応じて、第1のトルク調整手段で第1の油圧ポンプの最大吸収トルクを加減調整する。これにより、作業量を低減させることなく、エンジンの出力効率を向上させることができる。
以下、本発明の一実施形態を図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の適用対象となる建設機械の一例として大型油圧ショベルの全体構造を表す側面図である。
この図1において、1は大型の油圧ショベルであり、2は走行手段である無限軌道履帯(クローラ)、3は履帯2を左・右両側に備えた走行体、4は走行体3上に旋回可能に設けられた旋回体、5は旋回体4の前部左側に設けられた運転室、6は旋回体4の前部中央に俯仰動可能に設けられた多関節型のフロント作業機(掘削作業装置)である。そして、左・右の履帯2は左・右の走行用油圧モータ(図示せず)、旋回体4は旋回用油圧モータ(図示せず)の回転駆動により動作するようになっている。
7は旋回体4に上下方向に回動可能に設けられたブーム、8はブーム7の先端に回動可能に設けられたアーム、9はアーム8の先端に回動可能に設けられたバケットであり、前記フロント作業機6は、これらブーム7、アーム8、及びバケット9で構成されている。そして、ブーム7、アーム8、及びバケット9は、それぞれブーム用油圧シリンダ10、アーム用油圧シリンダ11、及びバケット用油圧シリンダ12により動作するようになっている。
図2は、上記油圧ショベル1に搭載されたエンジンの概略構造を周辺機器と併せて表す図である。
この図2において、13は上記旋回体4に搭載されたエンジンであり、14は空気を吸入するための吸気配管、15は吸気配管14からの空気と燃料との混合ガスを燃焼する複数の気筒(図2では便宜上6個を図示)、16は複数の気筒15からの排気ガスを排出するための排気配管、17は排気配管16の排気ガスによりタービン駆動して吸気配管14の空気を加圧するターボ(過給機)、18は吸気配管14のターボ17下流側に設けられ、吸気を冷却するためのインタークーラである。また、19はエンジン13を水冷却するための冷却水配管、20は冷却水配管19に設けられ、エンジン13により加熱された冷却水を冷却するためのラジエータ、21は冷却風を生起する冷却ファン21aを備えたファン用油圧モータであり、この冷却ファン21aの駆動により生起された冷却風が例えばインタークーラ18、ラジエータ20、及び後述のオイルクーラ22等を冷却するようになっている。
また、23はエンジン13により回転駆動する駆動軸、24は駆動軸23近傍に設けられエンジン回転数を検出する回転数センサである。そして、エンジン13の駆動軸23はトランスミッション25を介し、可変容量型の油圧ポンプ(第1の油圧ポンプ)26、可変容量型のファン用油圧ポンプ(第2の油圧ポンプ)27、及び固定容量型のミッション用油圧ポンプ28等にそれぞれ接続され、その駆動力を伝達するようになっている。なお、本実施形態では、油圧ポンプ26及びファン用油圧ポンプ27は、便宜上それぞれ1つとして説明するが、複数設けてもよい。
油圧ポンプ26は、油圧ショベル1を作動させる複数の油圧アクチュエータ(詳細には、上記左・右の走行用油圧モータ、上記旋回用油圧モータ、上記ブーム用油圧シリンダ10、上記アーム用油圧シリンダ11、及び上記バケット用油圧シリンダ12等)に圧油を供給し、これら複数の油圧アクチュエータが駆動するようになっている。(詳細は、後述の図3にて説明)。
ファン用油圧ポンプ27は、その吐出圧油を油圧配管29を介し前記ファン用油圧モータ21に供給して、ファン用油圧モータ21を駆動するようになっている。そして、ファン用油圧モータ21は、供給された圧油流量に応じて冷却ファン21aの回転数を可変駆動するようになっている。
30は前記トランスミッション25に潤滑されるミッションオイル、31はミッションオイル30を貯留したミッションケーシングである。そして、ミッション用油圧ポンプ28は、ミッションオイル30をミッションケーシング31からオイルクーラ22に供給し循環させるようになっている。
図3は、本発明の建設機械のポンプ制御装置の一実施形態の概略構成を表す図である。
この図3において、32は上記油圧ポンプ26からの吐出圧油により駆動される上記油圧アクチュエータ(図2では代表して1つの油圧シリンダを図示)、33は油圧アクチュエータ32に供給される圧油の流れを制御するコントロールバルブ、34は油圧アクチュエータ32を操作指示するための操作レバー34aを備え、この操作レバー34aの操作(変位方向及び変位量)に応じた操作パイロット圧を生成する油圧パイロット式の操作レバー装置である。そして、操作レバー装置34からの操作パイロット圧がコントロールバルブ33に印加されて、コントロールバルブ33を切り換え、油圧ポンプ26からの圧油が油圧アクチュエータ32に導かれるようになっている。
35は油圧ポンプ26の吸収トルクの最大値(最大吸収トルク)を制限するように、油圧ポンプ26の斜板角(すなわち吐出流量)を制御するレギュレータ、36は上記ファン用油圧ポンプ27の斜板角(すなわち吐出流量)を制御するファン用レギュレータである。
37aは上記ラジエータ20(前述の図2参照)に設けられ、その冷却水温度を検出する水温センサ、37bは上記オイルクーラ22(前述の図2参照)に設けられ、その潤滑油温度を検出する油温センサであり、38はこれら水温センサ37a及び油温センサ37bからの検出信号が入力される油圧制御装置である。
39はネットワーク40を介し油圧制御装置38等に接続されたデータ記録装置である。このデータ記録装置39は、油圧ショベル1の稼動状態等に係わる状態量が入力され、その状態量データを記憶するようになっている。また、図示しないが、データ記録装置39は、前記状態量データを衛星通信端末を介して送信したり、携帯端末にダウンロードするようになっている。
ここで、本実施形態の大きな特徴として、上記油圧制御装置38は、第1の機能として、ラジエータ20の冷却水温度及びオイルクーラ22の潤滑油温度を所望の温度とするための冷却ファン21aの回転数を演算し、これに応じたファン用油圧ポンプ27の吐出流量を制御するとともに、第2の機能として、ファン用油圧ポンプ27の吐出流量から吸収トルクを演算し、この演算した吸収トルクの増減に応じて油圧ポンプ26の最大吸収トルクを加減調整するようになっている。このような制御に係わる油圧制御装置38の機能の詳細を図4により説明する。
図4は、油圧制御装置38の上記制御に係わる詳細機能を周辺機器と併せて表すブロック図である。
この図4において、油圧制御装置38は、水温センサ37a及び油温センサ37bの検出信号をアナログ信号からデジタル信号に変換するA/D回路41と、上述した制御処理プログラム等を記憶するROM(リードオンリーメモリー)42と、このROM42に記憶されたプログラムに基づいて演算処理を行うCPU(中央演算処理装置)43と、CPU43で生成した状態量データをネットワーク40に出力するネットワーク通信回路44と、CPU43で生成した駆動信号をパルス幅変調出力信号に増幅し、ファン用電磁弁45のソレノイド駆動部45a及び電磁弁46のソレノイド駆動部46aにそれぞれ出力するPWM出力回路47とを備えている。
図3に戻り、ファン用電磁弁45は、油圧制御装置38からの駆動信号に応じて、パイロットポンプ48から導入された吐出圧に基づいて操作パイロット圧を生成する。この操作パイロット圧が上記ファン用レギュレータ36に印加されて、ファン用油圧ポンプ27の吐出流量(すなわち吸収トルク)を操作するようになっている。
また、電磁弁46は、油圧制御装置38からの駆動信号に応じて、パイロットポンプ48から導入された吐出圧に基づいて操作パイロット圧を生成する。この操作パイロット圧がレギュレータ35に印加されて、レギュレータ35が制限する油圧ポンプ26の最大吸収トルクを操作するようになっている。
図5は、ファン用油圧ポンプ27の吸収トルクに対応する油圧ポンプ26の最大吸収トルクを表す特性図である。
この図5において、上図はファン用油圧ポンプ27の吸収トルクの増減を表し、下図は油圧ポンプ26の最大吸収トルク(又は最大吸収トルクにおける調整トルク)を表している。ファン用油圧ポンプ27の吸収トルクは例えば4段階TA1,TA2,TA3,TA4(但し、TA1<TA2<TA3<TA4)のいずれかに制御されており(このとき、冷却ファン21aの回転数が4段階のいずれかに可変される)、これらファン用油圧ポンプ27の吸収トルクTA1,TA2,TA3,TA4にそれぞれ対応して、油圧ポンプ26の最大吸収トルクが4段階TB1,TB2,TB3,TB4(但し、TB1>TB2>TB3>TB4)に制御されている。すなわち、例えばファン用油圧ポンプ27の吸収トルクがTA4からTA1まで減少する場合は、その分だけ油圧ポンプの最大吸収トルクがTB4からTB1まで増加するようになっている。また逆に、例えばファン用油圧ポンプ27の吸収トルクがTA1からTA4まで増加する場合は、その分だけ油圧ポンプの最大吸収トルクがTB1からTB4まで減少するようになっている。
なお、上記において、レギュレータ35は特許請求の範囲記載の第1の油圧ポンプの最大吸収トルクを制限するように、第1の油圧ポンプの吐出流量を制御するポンプ制御手段を構成する。また、油圧制御装置38は、第2の油圧ポンプの吸収トルクを演算するファントルク演算手段を構成し、油圧制御装置38及び電磁弁46は、ファントルク演算手段からの第2の油圧ポンプの吸収トルクの増減に応じて、第1の油圧ポンプの最大吸収トルクを加減調整する第1のトルク調整手段を構成する。
また、水温センサ37a及び油温センサ37bは、冷却装置の被冷却材の温度を検出する温度検出手段を構成し、油圧制御装置38及びファン用電磁弁45は、検出した被冷却材温度に応じて第2の油圧ポンプの吐出流量を制御するファンポンプ制御手段を構成する。
次に、本実施形態の動作及び作用効果を以下に説明する。
例えば掘削作業等を行うために油圧ショベル1の油圧アクチュエータ32(詳細には、上記左・右の走行用油圧モータ、上記旋回用油圧モータ、上記ブーム用油圧シリンダ10、上記アーム用油圧シリンダ11、及び上記バケット用油圧シリンダ12等)を動作させるとき、オペレータが操作レバー34aを操作すると、操作レバー装置34で生成した操作パイロット圧がコントロールバルブ33に印加されてコントロールバルブ33を切り換え、油圧ポンプ26からの圧油が油圧アクチュエータ32に導入されて、油圧アクチュエータ32を駆動する。
また、例えば、油圧ショベル1の作業環境及び作業負荷等に応じて、ラジエータ20の冷却水温度及びオイルクーラ22の潤滑油温度が変動する。このとき、油圧制御装置38は、水温センサ37a及び油温センサ37bからの検出信号に対し所定の演算処理を行って、生成した駆動信号をファン用電磁弁45に出力する。ファン用電磁弁45は駆動信号に応じて生成した操作パイロット圧をファン用レギュレータ36に印加し、ファン用レギュレータ36がファン用油圧ポンプ27の吐出流量を制御する。これにより、ファン用油圧モータ21の冷却ファン21aは駆動し、冷却風が生起されてラジエータ20及びオイルクーラ22等を冷却する。
そして、本実施形態においては、油圧制御装置38は、ファン用油圧ポンプ27の吐出流量から吸収トルクを演算し、この演算したファン用油圧ポンプ27の吸収トルクの増減に応じて所定の演算処理を行って、生成した駆動信号を電磁弁46に出力する。電磁弁46は駆動信号に応じて生成した操作パイロット圧をレギュレータ35に印加し、レギュレータ35が制限する油圧ポンプ26の最大吸収トルクを加減調整する。すなわち、例えばファン用油圧ポンプ27の吸収トルクが増加する場合には、その分だけ油圧ポンプ26の最大吸収トルクを低減し、ファン用油圧ポンプ27の吸収トルクが減少する場合には、その分だけ油圧ポンプ26の最大吸収トルクを増加させる。これにより、ファン用油圧ポンプ27で使用しない吸収トルクを油圧ポンプ26の吸収トルクに配分することができ、エンジン13の出力効率を向上させることができる。
特に、従来のエンジン回転数に応じて油圧ポンプ26の最大吸収トルクを増減させるスピードセンシング制御とは異なり、事前に油圧ポンプ26,27の吸収トルクを配分するため、エンジン回転数の上下変動を少なくすることができる。したがって、油圧ショベル1の作業量を低減させることなく、エンジン13の出力効率を向上させることができる。また、油圧ショベル1が大型化するほど、ファン用油圧ポンプ27の吸収トルクも大きくなり、その効果は顕著となる。
なお、上記一実施形態においては、冷却ファン21aの回転数を段階的に可変制御するように、ファン用油圧ポンプ27の吐出流量(すなわち吸収トルク)を段階制御する構成を例にとって説明したが、これに限られない。すなわち、例えば冷却ファン21aの回転数を比例制御するように、ファン用油圧ポンプ27の吐出流量(すなわち吸収トルク)を比例制御する構成としてもよい。このような変形例においては、図6に示すように、油圧制御装置38はファン用油圧ポンプ27の吸収トルクの単調増加(又は単調減少)に応じて、油圧ポンプ26の最大吸収トルクを単調減少(又は単調増加)させるようにすればよい。また、例えばファン用油圧ポンプ27を複数設ける場合は、それらの吸収トルクを加算し、例えば油圧ポンプ26を複数設ける場合は、加減調整する吸収トルクを分割すればよい。これらの場合も、上記同様の効果を得ることができる。
また、上記一実施形態においては、ファン用油圧ポンプ27の吸収トルクの増減に応じて油圧ポンプ26の最大吸収トルクを加減調整する構成について説明した。しかしながら、これら油圧ポンプ26及びファン用油圧ポンプ27以外のエンジン負荷として、負荷変動するもの(例えば照明、エアコン等)がある場合がある。このような場合には、上記一実施形態同様、ファン用油圧ポンプ27以外の変動負荷について吸収トルクを演算し、その吸収トルクの増減に応じて油圧ポンプ26の最大吸収トルクを加減調整してもよいことは言うまでもない。
また、図示しないが、上記一実施形態に加え、従来のスピードセンシング制御を行ってもよい。すなわち、例えば、回転数検出手段としての上記回転数センサ24からの検出信号を油圧制御装置38に入力し、第2のトルク調整手段として、油圧制御装置38がエンジン回転数に対し所定の演算処理を行って生成した駆動信号を別途設けた電磁弁に出力し、これに応じて前記電磁弁で生成した操作パイロット圧が別途設けたレギュレータに印加され、このレギュレータが制限する油圧ポンプ26の最大吸収トルクを加減調整するような構成としてもよい。この場合も、上記同様の効果を得ることができる。
なお、以上においては、建設機械の例として油圧ショベルを例にとって説明したが、これに限られず、他の建設機械、例えばクローラクレーン、ホイールローダ等に対しても適用でき、この場合も同様の効果を得る。
本発明の建設機械のポンプ制御装置の適用対象となる建設機械の一例として大型油圧ショベルの全体構造を表す側面図である。 本発明の建設機械のポンプ制御装置の適用対象となる油圧ショベルに搭載されたエンジンの概略構造を周辺機器と併せて表す図である。 本発明の建設機械のポンプ制御装置の一実施形態の概略構成を表す図である。 本発明の建設機械のポンプ制御装置の一実施形態を構成する油圧制御装置の詳細機能を周辺機器と併せて表すブロック図である。 本発明の建設機械のポンプ制御装置の一実施形態を構成する第2の油圧ポンプの吸収トルクに対応する第1の油圧ポンプの吸収トルクを表す特性図である。 本発明の建設機械のポンプ制御装置の一変形例を構成する第2の油圧ポンプの吸収トルクに対応する第1の油圧ポンプの吸収トルクを表す特性図である。
符号の説明
13 エンジン
20 ラジエータ(冷却装置)
21 ファン用油圧モータ
21a 冷却ファン
22 オイルクーラー(冷却装置)
24 回転数センサ(回転数検出手段)
26 油圧ポンプ(第1の油圧ポンプ)
27 ファン用油圧ポンプ(第2の油圧ポンプ)
32 油圧アクチュエータ
35 レギュレータ(ポンプ制御手段)
36 ファン用レギュレータ(ファンポンプ制御手段)
37a 水温センサ(温度検出手段)
37b 油温センサ(温度検出手段)
38 油圧制御装置(ファントルク演算手段、第1のトルク調整手段、ファンポンプ制御手段)
45 ファン用電磁弁(ファンポンプ制御手段)
46 電磁弁(第1のトルク調整手段)

Claims (3)

  1. 建設機械を作動させる複数の油圧アクチュエータと、
    エンジンによって駆動され、前記油圧アクチュエータに圧油を供給する第1の油圧ポンプと、
    前記第1の油圧ポンプの最大吸収トルクを制限するように、前記第1の油圧ポンプの吐出流量を制御するポンプ制御手段と、
    前記エンジンによって駆動される少なくとも1つのファン駆動用の第2の油圧ポンプと、
    この第2の油圧ポンプからの吐出圧油により冷却ファンを駆動するファン用油圧モータと、
    前記第2の油圧ポンプの吸収トルクを演算するファントルク演算手段と、
    このファントルク演算手段からの第2の油圧ポンプの前記吸収トルクの増減に応じて、前記第1の油圧ポンプの最大吸収トルクを加減調整する第1のトルク調整手段とを備えたことを特徴とする建設機械のポンプ制御装置。
  2. 請求項1記載の建設機械のポンプ制御装置において、前記ファン用油圧モータの前記冷却ファンの駆動により冷却される冷却装置と、この冷却装置の被冷却材の温度を検出する温度検出手段と、検出した前記被冷却材温度に応じて前記第2の油圧ポンプの吐出流量を制御するファンポンプ制御手段とをさらに備えたことを特徴とする建設機械のポンプ制御装置。
  3. 請求項1又は2記載の建設機械のポンプ制御装置において、前記エンジンの回転数を検出する回転数検出手段と、検出した前記エンジン回転数に応じて、前記第1の油圧ポンプの最大吸収トルクを調整する第2のトルク調整手段とをさらに備えたことを特徴とする建設機械のポンプ制御装置。
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