JP2005188058A - 水門用開閉装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 収納されたチェーンの点検や修理が容易に行えると共に、チェーンを効率良く収納して装置全体をコンパクトにする水門用開閉装置を提供する。
【解決手段】 駆動装置4を構成する被駆動部6の近傍にチェーン収納部15である一対のL字状掛止部材18を設け、一方、チェーン3に、その長さ方向の所定位置に、一対のL字状掛止部材18に掛止される複数の掛止ピン25を設けたので、チェーン3は、駆動スプロケット14に巻回された後、案内ガイド22に沿ってチェーン収納部15に案内されると共に、チェーン3の各掛止ピン25が順次チェーン収納部15に掛止され、各掛止ピン25間のチェーン3が略U字状に吊下されて収納される。これにより、チェーン3の点検や修理を容易に行うことができ、駆動スプロケット14の下方にチェーン3の収納用スペースを設ける必要なく、装置全体をコンパクトにできる。
【選択図】 図2
【解決手段】 駆動装置4を構成する被駆動部6の近傍にチェーン収納部15である一対のL字状掛止部材18を設け、一方、チェーン3に、その長さ方向の所定位置に、一対のL字状掛止部材18に掛止される複数の掛止ピン25を設けたので、チェーン3は、駆動スプロケット14に巻回された後、案内ガイド22に沿ってチェーン収納部15に案内されると共に、チェーン3の各掛止ピン25が順次チェーン収納部15に掛止され、各掛止ピン25間のチェーン3が略U字状に吊下されて収納される。これにより、チェーン3の点検や修理を容易に行うことができ、駆動スプロケット14の下方にチェーン3の収納用スペースを設ける必要なく、装置全体をコンパクトにできる。
【選択図】 図2
Description
本発明は、水門を開閉するために設けた水門用開閉装置である。
河川に通じる水路には水門が設置され、水門用開閉装置の扉体の昇降によって水門を開閉するようになっている。従来の水門用開閉装置として、例えば、特許文献1には、堰柱の上端間に掛け渡された連結桁上にスプロケットを設置し、このスプロケットに巻掛けられたチェーンは、その一端が門扉の上端部に接続されると共に、他端にカウンターバランスが接続され、また、連結桁上にはスプロケットの駆動軸に接続される減速機が設置され、この減速機を作動させるハンドルを回転して、チェーンを介して門扉を昇降させることが開示されている。
しかしながら、上述した特許文献1の発明のように、チェーンの他端に門扉の重量の約1/2の重量を有したカウンターバランスが接続されているとすると、門扉を上昇させる際の駆動力は低減できるが、門扉に加えカウンターバランスをもスプロケットや連結桁等によって吊下しなければならないため、これらスプロケットや連結桁等に単純に約1.5倍の強度が必要となり、装置全体が大型化すると共に、土木構造物等の施工コストが増加し、トータルコストが増加する懸念があった。そのうえ、門扉の昇降に伴って、カウンターバランスも上下に移動することになり景観を損ねていた。
そこで、上述した問題を解決するための従来技術として特許文献2には、扉体駆動用のチェーンが巻掛けられたスプロケットの下方一側に、外側に向って下方傾斜したチェーンの回収部が設けられ、この回収部はチェーンの幅よりやや広い間隔を有する一対の平行な掛支部材からなり、チェーンの所定位置には、この掛支部材で掛支され、チェーンを吊下掛支する掛支ピンが外方突設される水門が開示されており、土木構造物等の施工コストを低減しつつ、チェーンを効率良く収納するようにしている。
しかしながら、特許文献2の発明では、チェーンをスプロケットの下方一側に回収するため、チェーンの点検や修理を行うことが容易でなく、さらにスプロケットの下方に、回収されるチェーンのための広いスペースを確保しなければならず、設置条件が制約される場合があり実用的ではない。また、この特許文献2の発明では、チェーンをスプロケットの下方一側に回収するために、構造枠体状のピアに設けられるチェーンの挿通口を大きく設ける必要があり、ピアの強度が不足する虞がある。さらに、チェーンには、その両端から掛支ピンが外方に突設されているために、掛止ピンが障害物に干渉しやすくなると共に、チェーンが巻回されるスプロケットを収納する駆動装置のハウジング等を大きく形成する必要があり効率的ではない。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、収納されたチェーンの点検や修理を容易に行えると共に、チェーンを効率良く収納して装置全体をコンパクトにする水門用開閉装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するための手段として、請求項1に記載した発明は、水門を開閉する扉体の上部にチェーンが接続され、このチェーンに係合する駆動装置の駆動スプロケットを設け、該駆動スプロケットの回転により前記チェーンと共に前記扉体を昇降させる水門用開閉装置において、前記駆動装置の近傍に、前記チェーンを収納するチェーン収納部を設け、該チェーン収納部は、前記チェーンを掛止する掛止片を有し、一方、前記チェーンには、その長さ方向に所定の間隔をおいて複数の掛止ピンが設けられ、この掛止ピンは、前記チェーン収納部の掛止片に掛止されるべく前記チェーンの左右端からそれぞれその先端部が互いに接近するように突設させたものであることを特徴とするものである。
このように構成することにより、駆動スプロケットにより巻き上げられたチェーンは、駆動装置の近傍に設けたチェーン収納部に案内されて、チェーンに所定間隔おいて複数設けた掛止ピンが、チェーン収納部の掛止片に順次掛止されるので、チェーンは、チェーン収納部に多数のU字状の吊下状態を形成しながら吊下される。また、チェーン収納部を駆動装置の近傍に設けたので、操作台に設けられるチェーンの挿通口をチェーンが1本挿通できる程度の大きさに形成でき操作台の強度低下を防ぐことができる。さらに、チェーンの長さ方向の所定位置に、掛止ピンをチェーンの左右端からそれぞれその先端部が互いに接近するように突設させているので、障害物との干渉を避けることができると共に、駆動スプロケットを収納する駆動装置のハウジング等をコンパクトにすることができる。
このように構成することにより、駆動スプロケットにより巻き上げられたチェーンは、駆動装置の近傍に設けたチェーン収納部に案内されて、チェーンに所定間隔おいて複数設けた掛止ピンが、チェーン収納部の掛止片に順次掛止されるので、チェーンは、チェーン収納部に多数のU字状の吊下状態を形成しながら吊下される。また、チェーン収納部を駆動装置の近傍に設けたので、操作台に設けられるチェーンの挿通口をチェーンが1本挿通できる程度の大きさに形成でき操作台の強度低下を防ぐことができる。さらに、チェーンの長さ方向の所定位置に、掛止ピンをチェーンの左右端からそれぞれその先端部が互いに接近するように突設させているので、障害物との干渉を避けることができると共に、駆動スプロケットを収納する駆動装置のハウジング等をコンパクトにすることができる。
本発明の水門用開閉装置によれば、チェーン収納部を駆動装置の近傍に設けたので、チェーン収納部に収納されたチェーンの点検や修理を容易に行うことができ、駆動スプロケットの下方にチェーン収納用の広いスペースを設ける必要がないので、設置条件が制約されることがなく実用的である。また、チェーンに設けた掛止ピンを、チェーンの左右端からそれぞれその先端部が互いに接近するように突設させているので、掛止ピンが障害物に干渉にする虞がなく、駆動スプロケットを収納する駆動装置のハウジング等をコンパクトにでき、装置全体を小型化にすることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図1〜図4に基いて詳細に説明する。
本発明の実施の形態に係る水門用開閉装置1は、図1及び図2に示すように、水門を開閉する扉体2と、一端が扉体2の上部に接続されるチェーン3と、扉体2を昇降させるためにチェーン3に駆動力を伝達する駆動装置4と、この駆動装置4を構成する各被駆動部6の駆動スプロケット14の下流側で、その上方に配設されるチェーン収納部15とから概略構成されている。
本発明の実施の形態に係る水門用開閉装置1は、図1及び図2に示すように、水門を開閉する扉体2と、一端が扉体2の上部に接続されるチェーン3と、扉体2を昇降させるためにチェーン3に駆動力を伝達する駆動装置4と、この駆動装置4を構成する各被駆動部6の駆動スプロケット14の下流側で、その上方に配設されるチェーン収納部15とから概略構成されている。
水門には、図1に示すように、水門を開閉するための扉体2が配設されており、この扉体2の上部の両端には、チェーン3の一端が吊金具9を介してそれぞれ固定されている。
水門の両岸には、門柱10がそれぞれ立設され、これらの門柱10の上部には、操作台12が掛け渡されている。この操作台12に駆動装置4が設置され、この駆動装置4を囲うように操作室8が建てられている。
また、扉体2の両端でその下方には、各2個ずつローラ2aが装着されると共に、両側の門柱10にはそれぞれ戸当り11が設けられ、扉体2は各ローラ2aが戸当り11の前面を転がりスムーズに昇降するようになっている。
水門の両岸には、門柱10がそれぞれ立設され、これらの門柱10の上部には、操作台12が掛け渡されている。この操作台12に駆動装置4が設置され、この駆動装置4を囲うように操作室8が建てられている。
また、扉体2の両端でその下方には、各2個ずつローラ2aが装着されると共に、両側の門柱10にはそれぞれ戸当り11が設けられ、扉体2は各ローラ2aが戸当り11の前面を転がりスムーズに昇降するようになっている。
駆動装置4は、回転駆動力を発生する電動機を備えた駆動部5と、この駆動部5から左右に延設される連結軸7に連結され、駆動部5からの回転駆動力が伝達される各被駆動部6とから構成されている。各被駆動部6は、操作台12上に設けた架台13に載置されている。
各被駆動部6には、図2に示すように、駆動部5からの回転駆動力が連結軸7を介して伝達される被駆動軸19が配設され、この被駆動軸19に駆動スプロケット14が固定されている。この駆動スプロケット14の下流側で、その下方にチェーン3を案内する案内ローラ20が架台13に支持されている。また、各被駆動部6の下方の操作台12には、チェーン3が1本挿通できる程度の大きさの挿通口12aがそれぞれ設けられている。
各被駆動部6には、図2に示すように、駆動部5からの回転駆動力が連結軸7を介して伝達される被駆動軸19が配設され、この被駆動軸19に駆動スプロケット14が固定されている。この駆動スプロケット14の下流側で、その下方にチェーン3を案内する案内ローラ20が架台13に支持されている。また、各被駆動部6の下方の操作台12には、チェーン3が1本挿通できる程度の大きさの挿通口12aがそれぞれ設けられている。
チェーン収納部15は、図2に示すように、操作室8の天井に略斜め下方に傾斜するように、複数の吊下部材21を介して吊下されている。チェーン収納部15は、図3(c)、(d)に示すように、鉛直板部16と水平板部(掛止片)17とからなるL字状掛止部材18を、その鉛直板部16が対向するように配設して構成されている。また、一対のL字状掛止部材18が配設された際、一方の水平板部17の端部から他方の水平板部17の端部までの長さWは、チェーン3の左右幅の長さW’よりも短く設定されている。
また、図2に示すように、チェーン収納部15の上流端には、案内ローラ20からのチェーン3をチェーン収納部15に案内する案内ガイド22が配設されている。この案内ガイド22は、図2及び図3(b)に示すように、チェーン3をチェーン収納部15に案内する適宜の湾曲部を有した底板部22aと、この底板部22aの両端に立設する側板部22bとから構成されている。
また、図2に示すように、チェーン収納部15の上流端には、案内ローラ20からのチェーン3をチェーン収納部15に案内する案内ガイド22が配設されている。この案内ガイド22は、図2及び図3(b)に示すように、チェーン3をチェーン収納部15に案内する適宜の湾曲部を有した底板部22aと、この底板部22aの両端に立設する側板部22bとから構成されている。
なお、チェーン収納部15は、一対のL字状掛止部材18を、それぞれの鉛直板部16が対向するように配設して構成される形態を説明したが、図4に示すように、鉛直板部16’と水平板部と17’とからなるT字状掛止部材として構成してもよい。
チェーン3は、図2及び図3(a)に示すように、左右に隣接する連結コマ3aがピン3bで連結され連結コマ列3a’が形成されると共に、この連結コマ列3a’がピン3bで上下に連結されて構成されている。また、チェーン3には、図2及び図3(b)、(c)に示すように、その長さ方向に所定の間隔をおいて掛止ピン25が設けられている。この掛止ピン25は、チェーン3の左右端からそれぞれその先端部が互いに接近するように突設させたものである。また、各掛止ピン25は、L字状掛止部材18の水平板部17に掛止された状態で、その先端が鉛直板部16に当接しないように、その長さが設定されている。さらに、チェーン3の他端には、図3(d)に示すように、左右に突設されたピン3bにウエイト27がそれぞれ固着されると共に、掛止ピン25が設けられている。
また、L字状掛止部材18の下流端には、制止板28が設けられており、チェーン3の他端に取付けた掛止ピン25の移動を制止するようになっている。
そして、図1及び図2に示すように、チェーン3は、その一端が扉体2の上部に接続されると共に、その中間部が駆動スプロケット14及び案内ローラ20に巻回され、その他端がチェーン収納部15の上流端から下流端の間に配置される。
また、L字状掛止部材18の下流端には、制止板28が設けられており、チェーン3の他端に取付けた掛止ピン25の移動を制止するようになっている。
そして、図1及び図2に示すように、チェーン3は、その一端が扉体2の上部に接続されると共に、その中間部が駆動スプロケット14及び案内ローラ20に巻回され、その他端がチェーン収納部15の上流端から下流端の間に配置される。
次に、本発明の実施の形態に係る水門用開閉装置1の作用を図1〜図3に基いて説明する。
まず、扉体2を上昇させる時には、駆動部5からの回転駆動力が各連結軸7を介して各被駆動部6に伝達され、各被駆動部6の駆動スプロケット14が時計回り方向に回転して、チェーン3と共に扉体2を上昇させる。
まず、扉体2を上昇させる時には、駆動部5からの回転駆動力が各連結軸7を介して各被駆動部6に伝達され、各被駆動部6の駆動スプロケット14が時計回り方向に回転して、チェーン3と共に扉体2を上昇させる。
この時、チェーン3は、駆動スプロケット14の回転(時計回り方向)により回転移動し、案内ローラ20によって上方に案内された後、案内ガイド22に沿ってチェーン収納部15に導かれる。すると、まずチェーン3の他端に設けた掛止ピン25が、チェーン収納部15である一対のL字状掛止部材18の各水平板部17の上面を、ウエイト27の荷重により傾斜に沿って下流側に移動して、一対のL字状掛止部材18の下流端に設けた各制止板28によって制止される。次に、チェーン3の掛止ピン25が設けられていない部位が案内され、その部位は一対のL字状掛止部材18の各水平板部17に掛止されないために、案内ガイド22の下流端から下方にU字状に垂れ下がるようにして降下する。その後、次の掛止ピン25が案内されてくると、掛止ピン25が一対のL字状掛止部材18の各水平板部17上に掛止されると共に下流側に移動して、各掛止ピン25間のチェーン3が略U字状に吊下される。
そして、上述した動作が繰り返されると、チェーン3に設けた各掛止ピン25が、順次、一対のL字状掛止部材18の各水平板部17上に掛止されて、各水平板部17上を上流側から下流側に移動して下流端に順次整列すると共に、各掛止ピン25間のチェーン3がそれぞれ略U字状に吊下されて整列することになる。
なお、扉体2の上昇時、チェーン3の他端に設けた掛止ピン25が、一対のL字状掛止部材18の各水平板部17上を下流側に移動する形態を説明したが、チェーン3の他端にウエイト27、及び掛止ピン25を設けず、予めチェーン3の他端を一対のL字状掛止部材18の下流端に固定しておいても、上述した作用と同様の作用を得ることができる。
なお、扉体2の上昇時、チェーン3の他端に設けた掛止ピン25が、一対のL字状掛止部材18の各水平板部17上を下流側に移動する形態を説明したが、チェーン3の他端にウエイト27、及び掛止ピン25を設けず、予めチェーン3の他端を一対のL字状掛止部材18の下流端に固定しておいても、上述した作用と同様の作用を得ることができる。
次に、扉体2を降下させる時には、駆動部5からの回転駆動力が各連結軸7を介して各被駆動部6に伝達され、各被駆動部6の駆動スプロケット14が反時計回り方向に回転して、チェーン3と共に扉体2を降下させる。なお、扉体2が自重で降下する場合には、駆動装置4は起動されない。
この時、チェーン3は、駆動スプロケット14の回転に沿って反時計回り方向に巻回されることになるが、チェーン3は何の支障もなく、案内ガイド22に沿って下方に案内され、案内ローラ20を介して駆動スプロケット14に巻回される。
この時、チェーン3は、駆動スプロケット14の回転に沿って反時計回り方向に巻回されることになるが、チェーン3は何の支障もなく、案内ガイド22に沿って下方に案内され、案内ローラ20を介して駆動スプロケット14に巻回される。
以上説明したように、本発明の実施の形態に係る水門用開閉装置1によれば、各被駆動部6の駆動スプロケット14の下流側で、その上方にチェーン収納部15である一対のL字状掛止部材18を設け、一方、チェーン3には、その長さ方向の所定位置に一対のL字状掛止部材18に掛止される掛止ピン25が設けられ、この掛止ピン25は、チェーン3の左右端からそれぞれその先端部が互いに接近するように突設させたものであるので、扉体2と共に上昇するチェーン3の他端側は、駆動スプロケット14に巻回された後、案内ガイド22に沿って一対のL字状掛止部材18に案内されると共に、チェーン3に設けた掛止ピン25が、順次一対のL字状掛止部材18の各水平板部17に掛止されて、各掛止ピン25間のチェーン3がそれぞれ略U字状に吊下されて整列するようになる。
このように、チェーン3を、各被駆動部6の駆動スプロケット14の上方で操作室8の天井から吊下されたチェーン収納部15に整然と収納することができるので、チェーン3の点検や修理を容易に行うことができ、さらに、駆動スプロケット14の下方にチェーン収納用のスペースを設ける必要がなく、設置条件が制限されることはない。また、操作台12に設けられるチェーン3の挿通口12aを最小限の大きさ(チェーン1本が挿通できる大きさ)に設定でき、操作台12の強度低下を防ぐことができる。さらには、チェーン3に設けた掛止ピン25を、チェーン3の左右端からそれぞれその先端部が互いに接近するように突設させているので、この掛止ピン25が障害物に干渉する虞もなく、駆動スプロケット14を収納する各被駆動部6のハウジング等を小型化でき、装置全体をコンパクトにできる。
1 水門用開閉装置
2 扉体
3 チェーン
4 駆動装置
14 駆動スプロケット
15 チェーン収納部
17 水平板部(掛止片)
18 L字状掛止部材
25 掛止ピン
2 扉体
3 チェーン
4 駆動装置
14 駆動スプロケット
15 チェーン収納部
17 水平板部(掛止片)
18 L字状掛止部材
25 掛止ピン
Claims (1)
- 水門を開閉する扉体の上部にチェーンが接続され、このチェーンに係合する駆動装置の駆動スプロケットを設け、該駆動スプロケットの回転により前記チェーンと共に前記扉体を昇降させる水門用開閉装置において、
前記駆動装置の近傍に、前記チェーンを収納するチェーン収納部を設け、該チェーン収納部は、前記チェーンを掛止する掛止片を有し、一方、前記チェーンには、その長さ方向に所定の間隔をおいて複数の掛止ピンが設けられ、この掛止ピンは、前記チェーン収納部の掛止片に掛止されるべく前記チェーンの左右端からそれぞれその先端部が互いに接近するように突設させたものであることを特徴とする水門用開閉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003428042A JP2005188058A (ja) | 2003-12-24 | 2003-12-24 | 水門用開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003428042A JP2005188058A (ja) | 2003-12-24 | 2003-12-24 | 水門用開閉装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005188058A true JP2005188058A (ja) | 2005-07-14 |
Family
ID=34787149
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003428042A Pending JP2005188058A (ja) | 2003-12-24 | 2003-12-24 | 水門用開閉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005188058A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017061852A (ja) * | 2016-04-15 | 2017-03-30 | 豊国工業株式会社 | 水門開閉装置 |
JP2017160768A (ja) * | 2016-12-01 | 2017-09-14 | 西部電機株式会社 | 水門開閉装置 |
JP2019183500A (ja) * | 2018-04-10 | 2019-10-24 | 西部電機株式会社 | 水門開閉装置 |
JP2019210679A (ja) * | 2018-06-04 | 2019-12-12 | 豊国工業株式会社 | 水門開閉装置 |
-
2003
- 2003-12-24 JP JP2003428042A patent/JP2005188058A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019210679A (ja) * | 2018-06-04 | 2019-12-12 | 豊国工業株式会社 | 水門開閉装置 |
JP7065470B2 (ja) | 2018-06-04 | 2022-05-12 | 豊国工業株式会社 | 水門開閉装置 |
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