JP4290595B2 - オーバヘッドドア - Google Patents

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本発明は、パネルが屈曲自在に連結されてシャッタカーテンが構成され、該シャッタカーテンにより建屋等の構築構造物の開口部等を開閉し、又シャッタカーテンが建屋等の天井部に格納されるオーバヘッドドアに関するものである。
建屋等の構築構造物の出入口、窓等の開口部、或は車両のコンテナ、荷台の開口部等を開閉する開閉手段としてオーバヘッドドアがある。
又、オーバヘッドドアを設置する場合、開口部に対して天井高が低く、天井部にシャッタカーテンを格納する為の空間の余裕が少ない場合がある。
図5、図6により天井部に空間の余裕が少ない場合に設置されるオーバヘッドドアの概略を説明する。
図中、1は建屋の躯体、2は出入口等の開口部を示している。
該開口部2の両側部に開口部側ガイドレール3,3が設けられ、前記躯体1の天井10に沿って上天井側ガイドレール4、下天井側ガイドレール5が上下2段に設けられ、該下天井側ガイドレール5と前記開口部側ガイドレール3とは湾曲ガイドレール6によって連続されている。又、前記上天井側ガイドレール4の開口部2側端に連続して湾曲した導入レール7が設けられている。
パネル8が蝶番等により屈曲自在に連結されて、シャッタカーテン9が構成され、前記パネル8の側端にはそれぞれガイドローラ(図示せず)が回転自在に設けられ、最上段のパネル8を除く各パネル8の前記ガイドローラが前記開口部側ガイドレール3に嵌合し、又最上段のパネル8のガイドローラ(図示せず)は、前記シャッタカーテン9の閉鎖状態で前記導入レール7に嵌合している。
前記上天井側ガイドレール4、下天井側ガイドレール5の反開口部2側端部に近接して、シャフト11が回転自在に設けられ、該シャフト11の両端部にはワイヤドラム12が固着されており、該ワイヤドラム12に巻設されたワイヤ13は前記導入レール7の近傍に設けられたプーリ14を経て前記シャッタカーテン9の最上段のパネル8に係着されている。
前記シャフト11には、バランススプリング15が嵌装され、該バランススプリング15は前記シャフト11を介して前記ワイヤドラム12をワイヤ巻取方向に付勢している。
前記開口部側ガイドレール3の上端上方には開閉装置が設けられている。
該開閉装置は開閉シャフト(図示せず)及び該開閉シャフトの両端部に固着された巻取ドラム(図示せず)を具備し、該巻取ドラムに巻設された開閉ワイヤ(図示せず)が前記シャッタカーテン9の下端部(最下段のパネル8の所要位置)に係着されている。
前記開閉装置の開閉シャフトを回転させ、巻取ドラムをワイヤ巻取方向に回転することで、開閉ワイヤが巻取られ、前記シャッタカーテン9が前記開口部側ガイドレール3に沿って上昇される。前記バランススプリング15で前記シャッタカーテン9は上昇方向に付勢されているので、該シャッタカーテン9を上昇する力が軽減される。
該シャッタカーテン9が上昇する過程で、最上段の前記パネル8は前記上天井側ガイドレール4に沿って水平方向に移動し、2段目以降のパネル8は前記湾曲ガイドレール6を経て前記下天井側ガイドレール5に沿って水平方向に移動する。
前記パネル8は前記上天井側ガイドレール4、前記下天井側ガイドレール5に格納され、最上段のパネル8の格納の姿勢は前記上天井側ガイドレール4と下天井側ガイドレール5間に掛渡って傾斜した姿勢、又2段目以降のパネル8は下天井側ガイドレール5に倣った姿勢となる。
前記開口部2を閉鎖する場合は、前記開閉シャフトを逆方向に回転させる。前記開閉ワイヤが繰出され、前記シャッタカーテン9の自重により該シャッタカーテン9が降下して、前記開口部2を閉鎖する。
前記開閉シャフトを回転する駆動手段としては、該開閉シャフトに開閉モータを連結して、該開閉モータにより開閉シャフトを回転する。或は、前記開口部2の間口が大きくなく、シャッタカーテン9の重量が小さい場合は、前記開閉シャフトをチェーンを介して手動で回転させる等がある。
尚、前記開閉シャフトをモータにより回転させ、シャッタカーテンを開閉するオーバヘッドドアとして特許文献1に示されるものがある。
上記したオーバヘッドドアでは、閉鎖時のシャッタカーテン9の降下はシャッタカーテン9の自重で行っている。ところが、天井部に空間の余裕がある場合は、天井側ガイドレールに適宜な傾斜を設けられるが、天井部に空間の余裕が少ない状況で設置されるオーバヘッドドアではシャッタカーテン9を格納する為の上天井側ガイドレール4、下天井側ガイドレール5の傾斜は小さくなり、この為、前記シャッタカーテン9に作用する自重による降下力は小さいものとなる。
従って、シャッタカーテン9の降下力が充分でない場合も生じ、開閉シャフトを回転して開閉ワイヤを繰出した場合に、開閉ワイヤの繰出し量とシャッタカーテン9の降下量が追従せず、開閉ワイヤが弛む、或はシャッタカーテン9が降下しない虞れがあった。
又、シャッタカーテン9の開閉装置として、前記上天井側ガイドレール4、下天井側ガイドレール5と平行に走行する電動式のトロリを具備し、該トロリとシャッタカーテン9の上端を連結して、前記トロリにより直接シャッタカーテン9を昇降させるオーバヘッドドアがある。
然し乍ら、電動式のトロリを具備する開閉装置は大掛りになり、小規模のオーバヘッドドアに適用するにはコストが増大する虞れがあった。
特開平9−268856号公報
本発明は斯かる実情に鑑み、小規模なオーバヘッドドア、特に手動により開閉可能なオーバヘッドドアに於いて、簡単で製作コストも低減でき、シャッタカーテンの開閉を容易に行える様にするものである。
本発明は、ガイドレールに沿って昇降可能であり、天井部に格納可能にシャッタカーテンを設け、前記ガイドレールの天井側ガイドレールと平行又は略平行にスライドレールを設け、該スライドレールに走行可能にスライドユニットを設け、該スライドユニットと前記シャッタカーテンの上端とを連結アームで連結し、前記スライドレールの両端部にスプロケットを設け、両スプロケット間に走行チェーンを掛回し、該走行チェーンと前記スライドユニットとを連結し、両スプロケットの一方を駆動可能としたオーバヘッドドアに係り、又駆動されるスプロケットは開口部側に位置し、該スプロケットの下方にチェーン機構が設けられ、該チェーン機構により前記スプロケットを回転可能としたオーバヘッドドアに係り、又開口部の上方に開閉シャフトが回転自在に設けられ、該開閉シャフトの中間部に前記スプロケットが設けられ、前記開閉シャフトの一端部にアイドルスプロケットが取付けられ、前記チェーン機構は開閉チェーンを介して前記アイドルスプロケットに連結されたオーバヘッドドアに係り、又前記チェーン機構から前記スプロケットに至る動力伝達経路は減速機構を形成するオーバヘッドドアに係り、更に又前記スライドユニットは前記スライドレールに摺動可能に設けられたスライド部と連結部から構成され、該連結部は前記スライド部と前記走行チェーンとを連結解除可能としたオーバヘッドドアに係るものである。
本発明によれば、ガイドレールに沿って昇降可能であり、天井部に格納可能にシャッタカーテンを設け、前記ガイドレールの天井側ガイドレールと平行又は略平行にスライドレールを設け、該スライドレールに走行可能にスライドユニットを設け、該スライドユニットと前記シャッタカーテンの上端とを連結アームで連結し、前記スライドレールの両端部にスプロケットを設け、両スプロケット間に走行チェーンを掛回し、該走行チェーンと前記スライドユニットとを連結し、両スプロケットの一方を駆動可能としたので、簡潔な構造となり、製作コストを低減でき、又前記スライドユニットが機械的な連結により走行され、前記シャッタカーテンが直接昇降され、前記シャッタカーテンの開閉が容易に行われる。又、天井部にはスライドレールと該スライドレールに沿って走行するスライドユニットが占有する空間があればよく、狭小なスペースに設けることが可能である。
又本発明によれば、開口部の上方に開閉シャフトが回転自在に設けられ、該開閉シャフトの中間部に前記スプロケットが設けられ、前記開閉シャフトの一端部にアイドルスプロケットが取付けられ、前記チェーン機構は開閉チェーンを介して前記アイドルスプロケットに連結されたので、安価な駆動機構が採用でき、製作コストが低減できると共に容易に人手による開閉が可能である。
又本発明によれば、前記チェーン機構から前記スプロケットに至る動力伝達経路は減速機構を形成するので、シャッタカーテンの規模、重量に応じて最適な開閉力とすることが可能である。
又本発明によれば、前記スライドユニットは前記スライドレールに摺動可能に設けられたスライド部と連結部から構成され、該連結部は前記スライド部と前記走行チェーンとを連結解除可能としたので、組付け作業性、保守作業性が向上する等の優れた効果を発揮する。
以下、図面を参照しつつ本発明を実施する為の最良の形態を説明する。
図1〜図4は本発明に係るオーバヘッドドアを示しており、図1〜図4中、図5、図6中で示したものと同等のものには同符号を付し、その説明を省略する。
図中、特に図示していないが、パネル8にはそれぞれガイドローラが設けられ、最上段のパネル8の上端側のガイドローラは上天井側ガイドレール4に転動自在に嵌合し、それ以外の他のガイドローラは、開口部側ガイドレール3、湾曲ガイドレール6、下天井側ガイドレール5に転動自在に嵌合する。
シャッタカーテン9の構成、該シャッタカーテン9を昇降自在にガイドする構成、該シャッタカーテン9を天井部に格納する構成は、上記したオーバヘッドドアと同様である。又、本発明に係る開閉装置17は前記上天井側ガイドレール4と天井10との間に設けられる。
以下、開閉装置17について説明する。
躯体1と天井10との隅部にブラケット18が所要箇所(本実施の形態では4箇所)に設けられ、該ブラケット18に開閉シャフト19が回転自在に設けられる。
該開閉シャフト19の一端部にアイドルスプロケット21が嵌着され、前記開閉シャフト19の所要位置、好ましくは中央に被動スプロケット22が嵌着されている。前記アイドルスプロケット21の下方にチェーン機構23が設けられている。該チェーン機構23と前記アイドルスプロケット21とは開閉チェーン24によって連結されている。
前記チェーン機構23は、前記躯体1に取付けられる軸箱25と該軸箱25に回転自在に設けられた軸26、該軸26に嵌着されたチェーンプーリ27、駆動スプロケット28、前記チェーンプーリ27に掛回され垂下された操作チェーン29によって構成され、該操作チェーン29を周回させることで、前記チェーンプーリ27、前記駆動スプロケット28が回転され、又前記開閉チェーン24を介して前記アイドルスプロケット21、前記開閉シャフト19が回転される様になっている。
前記チェーンプーリ27のピッチ径に対して、前記駆動スプロケット28のピッチ径が小径となっており、又該駆動スプロケット28のピッチ径に対して前記アイドルスプロケット21のピッチ径が小径となっており、更に該アイドルスプロケット21に対して前記被動スプロケット22が小径となっており、前記チェーンプーリ27から前記被動スプロケット22に至る動力伝達系は、減速機構を形成している。
前記被動スプロケット22を挾んで断面L字状のスライドレール31,31が対称に配設され、該スライドレール31の一端は前記躯体1の開口部2の上方に固定され、他端は前記上天井側ガイドレール4の端部より反開口部2側で前記天井10に固定されている。前記スライドレール31,31はパイプ状のスペーサ32を挾んでスライドレール31,31の間隔が一定となる様に、ボルト33によって連結されている。
尚、前記開閉シャフト19は前記スライドレール31を回転自在に貫通している。又、該スライドレール31と前記被動スプロケット22間には該被動スプロケット22の軸芯方向のずれを防止する為のカラー34が嵌装されている。
前記スライドレール31の反開口部2側の端部(以下反開口端部)には軸ブロック35が前記スライドレール31に摺動自在に設けられ、前記軸ブロック35に軸36を介してテンションスプロケット37が回転自在に設けられ、前記軸ブロック35は反開口端部にテンションボルト38を介して連結されている。前記テンションスプロケット37と前記被動スプロケット22間に走行チェーン40が掛回され、該走行チェーン40の張力は前記テンションボルト38の長さを調節することで前記軸ブロック35を介して前記テンションスプロケット37に付与される様になっている。
前記スライドレール31,31に掛渡ってスライドユニット39が前記スライドレール31の長手方向に摺動自在に設けられ、前記スライドユニット39と前記シャッタカーテン9の最上段のパネル8とは連結アーム41によって連結され、該連結アーム41と前記パネル8及び前記スライドユニット39との連結箇所は回転自在となっている。
該スライドユニット39は、スライド部43及び連結部44を具備している。以下、スライドユニット39について説明する。
前記スライド部43の両側部にはスライド溝45が形成され、該スライド溝45に前記スライドレール31の水平部31aが摺動自在に嵌合している。前記スライド部43の下面には一対のスペーサブロック46,46を介して前記連結部44が取付けられ、前記スペーサブロック46,46の間を前記走行チェーン40(図4では省略されている)が挿通している。
前記連結部44は前記スペーサブロック46に固着されるチェーン受座47を有し、該チェーン受座47に一対の側支持板48,48が所要の間隔を開けて固着され、該側支持板48,48間に連結プレート49が摺動自在に挾設されている。
前記側支持板48、前記連結プレート49、前記側支持板48を貫通してピン51が設けられ、該ピン51は前記連結プレート49に対して嵌合されている。該連結プレート49の前記ピン51の貫通孔52は上下に長孔となっており、前記ピン51は前記側支持板48に対しては摺動可能となっている。又、前記連結プレート49と前記チェーン受座47間にはスプリング53が設けられ、該スプリング53により前記連結プレート49は上方(スライド部43の方向)に付勢されている。
而して、前記連結プレート49の上端は、前記走行チェーン40の連結ピン(図示せず)間に挿通可能となっており、挿通状態は前記スプリング53によって保持される様になっている。
前記スライドユニット39は前記連結プレート49を介して前記走行チェーン40と連結され、該走行チェーン40が周回することで、前記スライドレール31に沿って走行し、更に前記スライドユニット39の走行で前記連結アーム41を介して前記シャッタカーテン9が昇降する様になっている。
尚、前記連結プレート49を下方に引くことで、該連結プレート49が前記走行チェーン40から外れ、前記スライドユニット39と前記走行チェーン40とは相互に自在に動き得る様になる。
前記シャッタカーテン9を上昇させ、前記開口部2を開放する場合は、人手により前記操作チェーン29をオーバヘッドドア開方向に周回させ、前記チェーンプーリ27を回転させ、前記駆動スプロケット28、前記開閉チェーン24、前記アイドルスプロケット21、前記開閉シャフト19を介して前記被動スプロケット22を回転させる。尚、前記チェーンプーリ27を回転させ、前記駆動スプロケット28、前記開閉チェーン24、前記アイドルスプロケット21、前記開閉シャフト19から前記被動スプロケット22に至る減速比は前記シャッタカーテン9の重量等を勘案して作業者の負担がかからない様に決定される。
前記被動スプロケット22が回転することで、前記走行チェーン40が周回し、前記スライドユニット39が図1中右方に走行し、前記連結アーム41を介して前記シャッタカーテン9を上昇させ、更に前記上天井側ガイドレール4、下天井側ガイドレール5に格納する。
尚、バランススプリング15により前記シャッタカーテン9が開方向に付勢されており(図6参照)、前記シャッタカーテン9が上昇される力は更に軽減される。
前記開口部2を閉鎖する場合は、前記操作チェーン29を閉鎖方向に周回させる。前記チェーンプーリ27、前記駆動スプロケット28、前記開閉チェーン24、前記アイドルスプロケット21、前記開閉シャフト19、前記被動スプロケット22を介して前記走行チェーン40が閉方向に周回され、前記スライドユニット39が図1中、左方に走行される。前記シャッタカーテン9は前記連結アーム41を介して前記スライドユニット39に押され、確実に降下していく。
上述した様に、前記シャッタカーテン9の開動作、閉動作共に前記スライドユニット39により前記シャッタカーテン9を直接引上げ、或は降下させるので、シャッタカーテン9の開閉は確実に行われる。
次に、前記スライドユニット39と前記走行チェーン40とは前記連結プレート49を介して連結され、該連結プレート49を下方に引抜くことで、前記スライドユニット39と前記走行チェーン40との連結が解除される。解除の状態では、前記開閉装置17は単体で作動させることができ、又前記シャッタカーテン9を単体で昇降できる。従って、組付け時或は保守点検時には前記スライドユニット39(即ち前記シャッタカーテン9)と前記走行チェーン40(即ち前記開閉装置17)との連結が解除される。
本発明では、天井部にスライドユニット39を走行させるだけのスペースがあればよく、又手動により開閉できるので、機構が簡単であり、低コストである。又、前記シャッタカーテン9に直接開閉力を加えるので、前記上天井側ガイドレール4、下天井側ガイドレール5の傾斜が少なく、シャッタカーテン9の自重による降下力が期待できない状況でも確実に且つ容易に閉動作が可能となる。
尚、前記チェーン機構23の代りに、前記開閉シャフト19に開閉モータを連結して、前記開閉シャフト19を電動で回転する様にし、簡便な電動式オーバヘッドドアとすることも可能である。又、前記走行チェーン40を周回させる為に駆動するプーリは反開口端部のテンションスプロケット37であってもよい。
本実施の形態では、天井側ガイドレールは、上天井側ガイドレール4と下天井側ガイドレール5とを平行に上下2段に設けたものであり、スライドレール31はこれらと平行又は略平行に設けてある例としたが、1段のみの1つの天井側ガイドレールとして、スライドレールがこれと平行又は略平行に設けてある様にしてもよい。
又、天井部に空間の余裕があり、天井側ガイドレールに適宜な傾斜を設けられる場合でも、本発明を実施可能であることは言う迄もない。
又、開口部側ガイドレールは設置する為の躯体や開口部周辺の状況により、垂直に設けられていても、傾斜して設けられていてもよい。
又、上記チェーンとしてはタイミングベルト等の歯付ベルトも含まれる。
本発明の実施の形態を示す側断面図である。 図1のA矢視図である。 図1のB部拡大図である。 図3のC−C矢視図である。 従来例の側断面図である。 従来例の平面図である。
符号の説明
1 躯体
2 開口部
3 開口部側ガイドレール
4 上天井側ガイドレール
5 下天井側ガイドレール
6 湾曲ガイドレール
8 パネル
9 シャッタカーテン
10 天井
17 開閉装置
19 開閉シャフト
21 アイドルスプロケット
22 被動スプロケット
23 チェーン機構
24 開閉チェーン
27 チェーンプーリ
28 駆動スプロケット
29 操作チェーン
31 スライドレール
37 テンションスプロケット
39 スライドユニット
40 走行チェーン
41 連結アーム
43 スライド部
44 連結部
49 連結プレート

Claims (4)

  1. ガイドレールに沿って昇降可能であり、天井部に格納可能にシャッタカーテンを設け、前記ガイドレールの天井側ガイドレールと平行又は略平行にスライドレールを設け、該スライドレールの反開口部側端部にはワイヤドラムが回転自在に設けられ、該ワイヤドラムに巻設したワイヤを前記シャッタカーテンに係着すると共に、前記ワイヤドラムをワイヤ巻取り方向に付勢するバランススプリングが設けられ、前記スライドレールに走行可能にスライドユニットを設け、該スライドユニットと前記シャッタカーテンの上端とを連結アームで連結し、前記スライドレールの両端部にスプロケットを設け、両スプロケット間に走行チェーンを掛回し、該走行チェーンと前記スライドユニットとを連結し、両スプロケットの一方を駆動可能とし、駆動側のスプロケットを開口部側に設け、該駆動側のスプロケットは開閉シャフトを介して回転自在に支持され、該開閉シャフトの下方にチェーン機構が設けられ、前記開閉シャフトに前記チェーン機構が連結されたことを特徴とするオーバヘッドドア。
  2. 開口部の上方に前記開閉シャフトが回転自在に設けられ、該開閉シャフトの中間部に前記駆動側のスプロケットが設けられ、前記開閉シャフトの一端部にアイドルスプロケットが取付けられ、前記チェーン機構は開閉チェーンを介して前記アイドルスプロケットに連結された請求項のオーバヘッドドア。
  3. 前記駆動側のスプロケットは前記アイドルスプロケットよりも小径であり、前記チェーン機構から前記駆動側のスプロケットに至る動力伝達経路は減速機構を形成する請求項のオーバヘッドドア。
  4. 前記スライドユニットは前記スライドレールに摺動可能に設けられたスライド部と連結部から構成され、該連結部は前記スライド部と前記走行チェーンとを連結解除可能とした請求項1のオーバヘッドドア。
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