JP2005187309A - カーボンナノチューブの作製方法、及びカーボンナノチューブの作製装置 - Google Patents

カーボンナノチューブの作製方法、及びカーボンナノチューブの作製装置 Download PDF

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Abstract

【課題】プラズマCVD法において、欠陥を有しない高品質なCNTを作製する。
【解決手段】所定の成膜容器11内に設けられたカソード電極12に基板を配置する。次いで、カソード電極12の上方にグリッド電極17を配置する。次いで、成膜容器11内に原料ガスを流すとともに、前記原料ガスをプラズマ化し、前記基板上にカーボンナノチューブを形成する。
【選択図】図3

Description

本発明は、カーボンナノチューブの作製方法、及びカーボンナノチューブの作製装置
に関する。
従来、カーボンナノチューブ(以下、「CNT」と略す場合がある)は、レーザアブレーション法や熱CVD法、アーク放電法、及びプラズマCVD法などを用いて作製されている。特に、プラズマCVD法は、垂直配向成長や低温成長などが容易で、目的とするCNTを大量に製造できるとともに、基板上から直接的に成長できるなどの長所を有しており、CNTの作製においては特に好ましく用いられてきた。
図1は、従来のCNT作製用のプラズマCVD装置の一例を示す構成図である。図1に示すプラズマCVD装置10においては、内部を高真空状態に維持することが可能な成膜容器11と、この成膜容器11内において互いに対向するようにして設けられたカソード電極12及びアノード電極13と、成膜容器11内にマイクロ波を導入するためのマイクロ波生成装置14と、カソード電極12及びアノード電極13間に所定の電圧(バイアス電圧)を印加するための電源15とが設けられている。
なお、カソード電極12にはCNTを形成するための基板が設けられており、前記基板はカソード電極12上に載置されている。
成膜容器11に設けられたガス導入口11Aから所定の原料ガスを成膜容器11内に導入するとともに、図示しない排気手段によって、排気口11Bを介して成膜容器11内を排気し、前記原料ガスを成膜容器11内で所定の圧力に維持する。次いで、マイクロ波生成装置14より、成膜容器11内にマイクロ波を導入して前記原料ガスをプラズマ化する。このとき、電源15によってカソード電極12及びアノード電極13間に印加する電圧の大きさを適宜制御することによって、カソード電極12に配置した前記基板上に目的とするCNTを形成することができる。
しかしながら、図1に示すような従来のプラズマCVD装置においては、生成したプラズマ中の正イオンがカソード電極12及びアノード電極13間に印加したバイアス電圧によって加速され、前記基板上に高エネルギー状態で衝突するようになる。このため、成長過程にあるCNT内には前記正イオンの衝突によって欠陥が生成されるようになり、最終的に得たCNTの品質が劣化してしまうという問題があった。
本発明は、プラズマCVD法において、欠陥を有しない高品質なCNTを作製することを目的とする。
上記目的を達成すべく、本発明は、
所定の成膜容器内に設けられたカソード電極に基板を配置する工程と、
前記カソード電極の上方にグリッド電極を配置する工程と、
前記成膜容器内に原料ガスを流すとともに、前記原料ガスをプラズマ化し、前記基板上にカーボンナノチューブを形成する工程と、
を具えることを特徴とする、カーボンナノチューブの作製方法に関する。
また、本発明は、
所定の成膜容器と、
前記成膜容器内に設けられたカソード電極と、
前記カソード電極の上方に配置されたグリッド電極と、
前記成膜容器内に原料ガスを導入するためのガス導入手段と、
前記原料ガスをプラズマ化するためのプラズマ化手段と、
を具えることを特徴とする、カーボンナノチューブの作製装置に関する。
本発明者らは、上記目的を達成すべく鋭意検討を実施した。図2は、図1に示す従来のプラズマCVD装置10を用いた場合の、カソード電極12及びアノード電極13間の電位分布を示す図である。図2において、横軸はカソード電極12及びアノード電極13間の電位を表し、縦軸はカソード電極12及びアノード電極13間の距離を表している。
図2から明らかなように、図1に示す従来のプラズマCVD装置10において、カソード電極12から離れた領域においては、これら電極間の電位は比較的緩やかに変化し、カソード電極12の近傍においては、かかる部分に形成されるプラズマシースに起因したシース電位に基づいて、カソード電極12及びアノード電極13間の電位は急激に変化することが分かる。したがって、プラズマCVD装置10内で生成されたプラズマ中に正イオンは主としてカソード電極12の近傍で急激な加速を受け、カソード電極12に配置された基板に衝突して、成長過程にあるCNT内に欠陥を生じてその品質を劣化させるものであることが判明した。
以上のような原因の解明に基づき、本発明者らはプラズマ中の正イオンによるCNTの品質劣化を抑制すべく、カソード電極近傍におけるプラズマシースの生成を抑制してシース電位の形成を阻止すべく鋭意検討を実施した。その結果、CNTを形成すべき基板を配置したカソード電極の上方にグリッド電極を設けることにより、前記プラズマシースの生成及びシース電位の形成を抑制できることを想到した。
したがって、本発明によれば、CNTの生成過程において生じたプラズマ中の正イオンの、成長過程にある前記CNTへの高エネルギー状態での衝突を抑制し、前記CNT中での欠陥の発生を抑制して品質を十分に向上させることができる。
なお、本発明の好ましい態様においては、前記グリッド電極に対してバイアス電圧を印加する。これによって、前記カソード電極及び前記グリッド電極間の電位を任意に制御することができ、成長過程にあるCNTへ入射する前記正イオンのエネルギー状態を任意に制御できる。また、成長過程にある前記CNTに対して適度なエネルギーを付与することができ、前記CNTの垂直配向性などの配向性を適宜に制御することができる。
但し、高エネルギー状態にある正イオンの、前記CNTに対する入射を抑制するという観点からは、前記グリッド電極に対してバイアス電圧を印加することなく、電気的に浮いた状態にしておくこともできる。
また、本発明の他の好ましい態様においては、前記カソード電極及び前記グリッド電極間の距離を、前記原料ガスの平均自由工程以上とする。これによって、プラズマ化した前記原料ガスが前記グリッド電極の影響を受けることなく、前記カソード電極に配置した前記基板に到達し、前記グリッド電極のパターン形状の影響を受けることなく、目的とするCNTを形成することができる。
以上説明したように、本発明によれば、プラズマCVD法において、欠陥を有しない高品質なCNTを作製することができる。
以下、本発明の詳細、並びにその他の特徴及び利点について、最良の形態に基づいて詳細に説明する。
図3は、本発明のCNT作製用のプラズマCVD装置の一例を示す構成図であり、図4は、図3に示す装置を用いた場合の、カソード電極及びアノード電極間の電位分布を示す図である。なお、本明細書においては、全体を通じて同一又は類似の構成要素に対しては同一の参照数字を用いている。
図3に示すプラズマCVD装置20においては、内部を高真空状態に維持することが可能な成膜容器11と、この成膜容器11内において互いに対向するようにして設けられたカソード電極12及びアノード電極13と、成膜容器11内にマイクロ波を導入するためのマイクロ波生成装置14と、カソード電極12及びアノード電極13間に所定の電圧(バイアス電圧)を印加するための電源15とが設けられている。また、カソード電極12の上方にはグリッド電極17が設けられている。
なお、カソード電極12にはCNTを形成するための基板が設けられており、前記基板はカソード電極12上に載置されている。また、グリッド電極17に対しては電源15から可変抵抗Rを介して所定のバイアス電圧が印加されるようになっている。
成膜容器11に設けられたガス導入口11Aから、炭素を含むメタンガス及びアルコールを気化させて得た所定の原料ガスを成膜容器11内に導入するとともに、図示しない排気手段によって、排気口11Bを介して成膜容器11内を排気し、前記原料ガスを成膜容器11内で所定の圧力、例えば100Pa〜5000Paに維持する。次いで、マイクロ波生成装置14より、成膜容器11内にマイクロ波を導入して前記原料ガスをプラズマ化する。このとき、電源15によってカソード電極12及びアノード電極13間に印加する電圧の大きさを適宜制御するとともに、可変抵抗Rの抵抗値を調節して、グリッド電極17に印加するバイアス電圧の大きさを適宜に制御する。
なお、マイクロ波によって生成された前記原料ガスのプラズマは、カソード電極12及びアノード電極13間に印加する電圧によって安定的に維持されるようになる。
このとき、カソード電極12及びアノード電極13間における電位分布は図4に示すようになる。図4から明らかなように、カソード電極12から離れた領域においては、図2に示す従来の電位分布と同様に、電位変化は比較的緩やかである。一方、カソード電極12の近傍においては、カソード電極12の上方にグリッド電極17を配置したことによってカソード電極12近傍でのプラズマシースの生成が抑制される。その結果、図2に示す従来の電位分布と異なり、カソード電極12の近傍ではなくグリッド電極17の近傍で電位が急激に変化し、カソード電極12及びグリッド電極17間での電位変化は極めて小さくなる。
したがって、成膜容器11内で生成した前記原料ガスのプラズマ中における正イオンがカソード電極12近傍の急激な電圧変化によって加速されることなくなり、その結果、カソード電極12に配置された基板上で成長過程にあるCNTに対する、前記正イオンの高エネルギー状態で衝突を抑制することができるようになる。その結果、前記CNT内への欠陥の導入を抑制することができ、前記CNTの品質を十分に高めることができるようになる。
なお、グリッド電極17に印加するバイアス電圧は、カソード電極12及びグリッド電極17間の電圧が1V〜50Vとなるようにすることが好ましい。これによって、成長過程にある前記CNTへ入射する前記正イオンのエネルギー状態を最適な状態に制御でき、前記CNTに対する前記正イオンの高エネルギー状態での衝突を有効に回避できるとともに、前記CNTに対して適度なエネルギーを付与することができ、前記CNTの垂直配向性などの配向性を最適な状態、例えば垂直配向の状態にすることができる。
但し、成長過程にあるCNTへの高エネルギー状態の正イオンの衝突を避けることのみを目的とする場合は、図3に示すようにグリッド電極17にバイアス電圧を印加することなく、電気的に浮いた状態にしておくこともできる。
なお、カソード電極12及びグリッド電極17間の距離は、前記原料ガスの平均自由工程以上、特には2mm〜10mmの範囲であることが好ましい。これによって、プラズマ化した前記原料ガスがグリッド電極17の影響を受けることなく、カソード電極12に配置した前記基板に到達し、グリッド電極17のパターン形状の影響を受けることなく、目的とするCNTを形成することができる。
また、グリッド電極17が格子状に配列された複数の円形状の開口部を有する場合、そのその格子間隔を0.1mm〜10mmとすることが好ましい。また、グリッド電極17が格子状に配列された複数の矩形状の開口部を有する場合、その格子間隔を0.1mm〜10mmとすることが好ましい。この場合においても、プラズマ化した前記原料ガスがグリッド電極17の影響を受けることなく、カソード電極12に配置した前記基板に到達し、グリッド電極17の影響を受けることなく、目的とするCNTを形成することができる。
図5は、図4に示すCNT作製用プラズマCVD装置の変形例を示す図である。図5に示すプラズマCVD装置30においては、マイクロ波生成装置14は成膜容器11の上方に設けられており、さらに成膜容器11の上方において、マイクロ波生成装置14からのマイクロ波を成膜容器11内に導入するためのスロットアンテナ18が設けられている。スロットアンテナ18に対しては図示しない給電装置より所定の電力が供給されて電極としても機能するようになる。この場合においても、カソード電極12に対向させてアノード電極を設けていないにも係わらず、前記マイクロ波によって生成した前記原料ガスのプラズマは、成膜容器11内において安定的に維持されるようになる。
なお、図5に示す装置を用いた場合においては、前記原料ガスのプラズマ維持手段が図4に示す装置を用いた場合と異なるのみで、その他のCNTを形成するための操作は同一である。
以上、具体例を挙げながら発明の実施の形態に基づいて本発明を詳細に説明してきたが、本発明は上記内容に限定されるものではなく、本発明の範疇を逸脱しない限りにおいてあらゆる変形や変更が可能である。例えば、上記例においては、原料ガスをマイクロ波を用いてプラズマ化しているが、高周波を用いてプラズマ化することもできる。この場合は、成膜容器11に設けた図示しない電流導入端子を通じて、図示しない高周波電源から高周波を導入し、原料ガスをプラズマ化する。
本発明は、電界放出型電子源、電気二重層コンデンサ、及び燃料電池用電極などの電極として好適に用いることができる。
従来のCNT作製用のプラズマCVD装置の一例を示す構成図である。 図1に示す従来のプラズマCVD装置を用いた場合の、カソード電極及びアノード電極間の電位分布を示す図である。 本発明のCNT作製用のプラズマCVD装置の一例を示す構成図である。 図3に示すプラズマCVD装置を用いた場合の、カソード電極及びアノード電極間の電位分布を示す図である。 図4に示すCNT作製用プラズマCVD装置の変形例を示す図である。
符号の説明
10、20、30 広帯域光サイドバンド生成装置
11 成膜容器
12 カソード電極
13 アノード電極
14 マイクロ波生成装置
15 電源
17 グリッド電極
18 スロットアンテナ

Claims (24)

  1. 所定の成膜容器内に設けられたカソード電極に基板を配置する工程と、
    前記カソード電極の上方にグリッド電極を配置する工程と、
    前記成膜容器内に原料ガスを流すとともに、前記原料ガスをプラズマ化し、前記基板上にカーボンナノチューブを形成する工程と、
    を具えることを特徴とする、カーボンナノチューブの作製方法。
  2. 前記カソード電極及び前記グリッド電極間の距離を、前記原料ガスの平均自由工程以上とすることを特徴とする、請求項1に記載のカーボンナノチューブの作製方法。
  3. 前記カソード電極及び前記グリッド電極間の距離は、2mm〜10mmとすることを特徴とする、請求項2に記載のカーボンナノチューブの作製方法。
  4. 前記グリッド電極は格子状に配列された複数の円形状の開口部を有し、その格子間隔が0.1mm〜10mmであることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一に記載のカーボンナノチューブの作製方法。
  5. 前記グリッド電極は格子状に配列された複数の矩形状の開口部を有し、その格子間隔が0.1mm〜10mmであることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一に記載のカーボンナノチューブの作製方法。
  6. 前記グリッド電極に対してバイアス電圧を印加する工程を具えることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一に記載のカーボンナノチューブの作製方法。
  7. 前記カソード電極及び前記グリッド電極間の電圧を1V〜50Vとすることを特徴とする、請求項6に記載のカーボンナノチューブの作製方法。
  8. 前記グリッド電極を電気的に浮いた状態にすることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一に記載のカーボンナノチューブの作製方法。
  9. 前記原料ガスはマイクロ波を用いてプラズマ化することを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一に記載のカーボンナノチューブの作製方法。
  10. 前記成膜容器内において、前記カソード電極と対向するようにしてアノード電極を設ける工程を具えることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか一に記載のカーボンナノチューブの作製方法。
  11. 前記成膜容器内において、前記カソード電極と対向するようにして、前記マイクロ波を導入するための、給電機能を有するアンテナを設ける工程を具えることを特徴とする、請求項9に記載のカーボンナノチューブの作製方法。
  12. 前記原料ガスは高周波を用いてプラズマ化することを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一に記載のカーボンナノチューブの作製方法。
  13. 所定の成膜容器と、
    前記成膜容器内に設けられたカソード電極と、
    前記カソード電極の上方に配置されたグリッド電極と、
    前記成膜容器内に原料ガスを導入するためのガス導入手段と、
    前記原料ガスをプラズマ化するためのプラズマ化手段と、
    を具えることを特徴とする、カーボンナノチューブの作製装置。
  14. 前記カソード電極及び前記グリッド電極間の距離は、前記原料ガスの平均自由工程以上とすることを特徴とする、請求項13に記載のカーボンナノチューブの作製装置。
  15. 前記カソード電極及び前記グリッド電極間の距離は、2mm〜10mmとすることを特徴とする、請求項14に記載のカーボンナノチューブの作製装置。
  16. 前記グリッド電極は格子状に配列された複数の円形状の開口部を有し、その格子間隔が0.1mm〜10mmであることを特徴とする、請求項13〜15のいずれか一に記載のカーボンナノチューブの作製装置。
  17. 前記グリッド電極は格子状に配列された複数の矩形状の開口部を有し、その格子間隔が0.1mm〜10mmであることを特徴とする、請求項13〜15のいずれか一に記載のカーボンナノチューブの作製装置。
  18. 前記グリッド電極に対してバイアス電圧を印加するための、バイアス電圧印加手段を具えることを特徴とする、請求項13〜17のいずれか一に記載のカーボンナノチューブの作製装置。
  19. 前記バイアス電圧印加手段により、前記カソード電極及び前記グリッド電極間の電圧は1V〜50Vとすることを特徴とする、請求項18に記載のカーボンナノチューブの作製装置。
  20. 前記グリッド電極を電気的に浮いた状態にすることを特徴とする、請求項13〜17のいずれか一に記載のカーボンナノチューブの作製装置。
  21. 前記プラズマ化手段はマイクロ波生成手段であることを特徴とする、請求項13〜20のいずれか一に記載のカーボンナノチューブの作製装置。
  22. 前記成膜容器内において、前記カソード電極と対向するようにして設けたアノード電極を具えることを特徴とする、請求項13〜21のいずれか一に記載のカーボンナノチューブの作製装置。
  23. 前記成膜容器内において、前記カソード電極と対向するようにして、前記マイクロ波生成手段からのマイクロ波を導入するための、給電機能を有するアンテナを具えることを特徴とする、請求項21に記載のカーボンナノチューブの作製装置。
  24. 前記プラズマ化手段は高周波生成手段であることを特徴とする、請求項13〜20のいずれか一に記載のカーボンナノチューブの作製装置。
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