JP2005185471A - 遊技機 - Google Patents

遊技機 Download PDF

Info

Publication number
JP2005185471A
JP2005185471A JP2003429999A JP2003429999A JP2005185471A JP 2005185471 A JP2005185471 A JP 2005185471A JP 2003429999 A JP2003429999 A JP 2003429999A JP 2003429999 A JP2003429999 A JP 2003429999A JP 2005185471 A JP2005185471 A JP 2005185471A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
auxiliary
light
display
illumination light
gaming machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2003429999A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoko Yamashita
洋子 山下
Mamoru Kobayashi
守 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2003429999A priority Critical patent/JP2005185471A/ja
Publication of JP2005185471A publication Critical patent/JP2005185471A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)
  • Display Devices Of Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

【課題】 本発明は、大当たりの可能性を予知等する表示として意外性に富み、遊技者を惹きつける魅力溢れる表示を可能にする遊技機用の遊技機を提供すること。
【解決手段】 盤面30上において、高輝度の円形スポットが様々な方向に様々な速度で移動し、恰も背後に存在するかのようなミラーボールやスポットライトからの照明光によって盤面30の輝度が部分的に高まる雰囲気を醸し出すことができる。このように移動する円形スポットは、盤面30背後に配置された可動ミラー60のうち一部を適当な方向に傾斜させつつ、その傾斜姿勢を徐々に変化させることによって実現される。可動ミラー60の傾斜角は、ミラー駆動装置70の駆動によって制御される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、パチンコ、スロットマシン等の遊技機に関し、特に遊技の進行に関連する表示を行う表示装置を備える遊技機に関する。
パチンコ遊技機において、遊技盤上にハーフミラーを設け、ハーフミラーの裏面側に変動パターン振り分け乱数の抽出結果に基づいて発光する発光体を配置したものが存在する(特許文献1参照)。
特開2003−93626号公報
しかし、上記のパチンコ遊技機は、発光体を点灯させてハーフミラーの裏面に貼り付けたフィルムの文字を表示させるだけであるので、表示パターンが単調になり、大当たりの可能性を予知する表示として意外性に乏しく、遊技者を惹きつける魅力に欠ける傾向がある。
そこで、本発明は、大当たりの可能性を予知等する表示として意外性に富み、遊技者を惹きつける魅力溢れる表示を可能にする遊技機用の遊技機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る遊技機は、(a)照明光による照明下で変化する画像を表示可能な表示領域を、少なくとも一部に設けた盤面と、(b)補助照明光を盤面の表示領域の少なくとも一部に入射させて、当該表示領域における表示状態を部分的かつ動的に変更する補助表示手段とを備える。
上記遊技機では、補助表示手段が、補助照明光を盤面の表示領域の少なくとも一部に入射させて、当該表示領域における表示状態を部分的かつ動的に変更するので、盤面の表示領域に行う通常の表示とは異なる変化に富む補助的表示を行うことができる。つまり、遊技機における大当たりの可能性を予知等する補助的表示として、意外性に富み、遊技者を惹きつける魅力溢れる表示を可能にすることができる。表示領域における表示状態を変更する具体的な方法としては、例えば特定色の輝度を向上させた各種形状のスポットを、盤面の表示領域内において多様な軌跡で速度を変えつつ移動させることが考えられる。
また、本発明の具体的態様では、上記遊技機において、補助表示手段が、盤面の背後に配置された少なくとも1つのミラーと、少なくとも1つのミラーの姿勢を調節することによって、当該少なくとも1つのミラーに入射した補助照明光を盤面の表示領域の少なくとも一部に入射させて、当該表示領域における表示輝度を部分的に変更する補助光調節手段とを有する。この場合、ミラーによって簡易に高輝度スポット等のパターンを表示領域上に形成することができ、ミラーの姿勢調節によって上述のパターンを簡易に変位させることができる。
また、本発明の別の具体的態様では、盤面の背面に配置された光変調装置と、当該光変調装置を照明光によって照明する照明装置とを主表示手段として備え、少なくとも1つのミラーが、照明装置から分岐することによって得た補助照明光によって照明される。この場合、透過表示型の光変調装置の表示用の照明光を利用して簡易な補助的表示が可能なる。
また、本発明の別の具体的態様では、盤面の背面に配置された光変調装置と、当該光変調装置の背後に配置されて盤面の正面からの入射光を当該光変調装置用の照明光として反射する反射部材とを主表示手段として備え、少なくとも1つのミラーが、反射部材から分岐することによって得た補助照明光によって照明される。この場合、反射表示型の光変調装置の表示用の照明光を利用して簡易な補助的表示が可能なる。
また、本発明の別の具体的態様では、補助表示手段が、照明光とは異なる補助照明光を発生する補助光源と、補助光源からの複数の補助照明光を盤面の表示領域の少なくとも一部に背面側からそれぞれ個別の経路で入射させて、当該表示領域における表示輝度を部分的に変更する補助光調節手段とを有する。この場合、補助光源からの複数の補助照明光を盤面の背面側からそれぞれ個別の経路で入射させるので、高輝度スポット等の複数パターンを形成することができ、表示領域上に簡易に輝度等が変化するパターンを形成することができる。
また、本発明の別の具体的態様では、上記遊技機において、盤面の背面に配置された光変調装置と、導光路を介して導いた照明光を光変調装置に入射させることによって光変調装置を照明する照明装置とを主表示手段として備え、補助光調節手段が、導光路に補助照明光を結合するための補助導光路を備える。この場合、補助導光路によって簡易に高輝度スポット等のパターンを表示領域上に形成することができ、補助導光路に供給する補助照明光の輝度や空間分布の調節によって上述のパターンを簡易に変化させることができる。
また、本発明の別の具体的態様では、補助表示手段が、照明光とは異なる補助照明光を発生する補助光源と、盤面の背面側に配置されるとともに、補助光源からの補助照明光を複数の分岐光に分割して異なる方向に射出することによって、当該複数の分岐光を盤面の表示領域の少なくとも一部に背面側からそれぞれ入射させて、当該表示領域における表示輝度を部分的に変更する補助光調節手段とを備える。この場合、記補助光源からの補助照明光を複数の分岐光に分割して異なる方向に変化させつつ射出することによって、分岐光による高輝度スポット等のパターンを形成することができ、表示領域上に簡易に変化するパターンを形成することができる。
また、本発明の別の具体的態様では、上記遊技機において、照明装置によって照明された光変調装置からの像光をスクリーン上に投射するプロジェクタ本体を主表示手段として備え、補助光調節手段は、複数の分岐光をスクリーンに背後から入射させる。この場合、プロジェクタによって、盤面において比較的高輝度の表示が可能になる。
また、本発明の別の具体的態様では、補助表示手段が、盤面の背後に配置された少なくとも1つの補助光源と、少なくとも1つの補助光源から射出される補助照明光の射出方向を個別に調節することによって当該補助照明光を盤面の表示領域の少なくとも一部に背面側からそれぞれ個別に入射させて、当該表示領域における表示輝度を部分的に変更する補助光調節手段とを備える。この場合、少なくとも1つの補助光源によって簡易に高輝度スポット等の複数パターンを表示領域上に形成することができ、補助照明光の射出方向を個別に調節することによって上述の複数パターンを簡易に変位させることができる。
〔第1実施形態〕
以下、本発明の第1実施形態に係るパチンコ遊技機について図面を参照しつつ具体的に説明する。図1(a)は、パチンコ遊技機本体の正面の概念図であり、図1(b)は、図1(a)に示すパチンコ遊技機本体の平面断面の概念図である。
このパチンコ遊技機本体10は、筐体20と、盤面30と、液晶表示装置40と、照明装置50と、可動ミラー60と、ミラー駆動装置70とを備える。ここで、筐体20は、その正面下部に、パチンコ玉をためる上皿21及び下皿22と、パチンコ玉を発射するためのハンドル24とを備える。筐体20の正面上部には、ガラス製のフロントパネル26の背後に、これに対向してパチンコ玉が徐々に落下しながら通過する盤面30が取り付けられている。この盤面30は、透光性の樹脂で形成されており、表面31の適当な箇所には、不図示の釘のほかに、風車32や、始動入賞口33、大勝入賞口34等が形成されている。なお、大勝入賞口34は、始動入賞口33に一定期間中に連続してパチンコ玉が入る等の所定条件を満たす場合に開くようになっている。盤面30の表面に設けた始動入賞口33等は、盤面30、液晶表示装置40等を貫通する玉通路36に連通しており、回収したパチンコ玉を不図示の遊技機構に戻す。
盤面30の裏面には、透過型の液晶表示素子からなる液晶表示装置40が固定されており、遊技者は、フロントパネル26及び盤面30越しに液晶表示装置40に表示された画像を見る。液晶表示装置40の裏面側には、これに対向して導光板52が配置されている。この導光板52は、ランプ51とともに照明装置50を構成し、ランプ51からの照明光を導いて液晶表示装置40の裏面にほぼ均一に入射させる。これにより、光変調装置である液晶表示装置40を背面側から均一に照明することができ、液晶表示装置40に所望の輝度の画像を形成することができる。ここで、液晶表示装置40や照明装置50は、盤面30に遊技の進行に関連する表示を行うための主表示手段を構成する。なお、導光板52の背面52aは、表面の加工や多層膜の形成によって反射率が低下しており、反射光の減衰分に対応する透過光が補助照明光として後方に漏れ出すようになっている。
導光板52の裏面側には、これに対向して複数の可動ミラー60が配置されている。各可動ミラー60には、導光板52の背面52aから部分的に漏れ出した補助照明光が入射する。これらの可動ミラー60は、補助光調節手段であるミラー駆動装置70にそれぞれ取り付けられており、これらミラー駆動装置70よってそれぞれの傾き姿勢を調節することができる。ここにおいて、可動ミラー60とミラー駆動装置70とは補助表示手段を構成し、導光板52の背面52aから射出した補助照明光を導光板52中に戻すことができる。導光板52に逆戻りした補助照明光は、液晶表示装置40に対し本来の照明光に追加するような付加的照明を行う。この際、可動ミラー60からの反射光は円形のスポットを形成し、可動ミラー60の傾斜角がミラー駆動装置70よって個別に調節されるので、液晶表示装置40によって表示される画像は、複数の高輝度スポットが適当な軌跡で盤面30上を移動するように見える。このように移動する高輝度スポットは、パチンコ遊技機における大当たりの可能性を予知する補助的表示(例えば、始動入賞口33にパチンコ玉が所定以上の個数だけ入るなどしてリーチ状態となった場合の大勝予告表示等)として使用される。これにより、意外性に富み、遊技者を惹きつける魅力溢れる表示が可能になる。
なお、可動ミラー60の隙間には、固定ミラー62を配置することができる。このような固定ミラー62を設けることにより、可動ミラー60に入射しなかった補助照明光を回収して導光板52中に戻すことができ、各可動ミラー60が実線で示すように傾きゼロとなっている状態においては、各可動ミラー60と固定ミラー62とが協動して補助照明光を導光板52に戻すので、液晶表示装置40を全体として均一に照明することができる。一方、上述のような固定ミラー62を設けない場合、各可動ミラー60を一点鎖線で示すように大きく傾斜させて、導光板52に補助照明光が戻らないようにする。
図2は、図1に示すパチンコ遊技機本体10の内部回路を説明するブロック図である。パチンコ遊技機本体10は、遊技の進行に応じてパチンコ玉の発射、回収、払出等を行う遊技機構11と、遊技機構11の動作を制御する主制御部12と、主制御部12の動作に必要な各種情報を記憶する主記憶部13と、主制御部12からの指示に応じて液晶表示装置40等を動作させて盤面30上に必要な表示を行う表示装置14とを備える。
遊技機構11は、適宜定められた遊技上のルール等に従って、パチンコ玉を盤面30に発射したり、パチンコ玉を盤面30側から回収し、さらに、賞球を上皿21等に払い出す。このため、遊技機構11は、パチンコ玉の発射、回収、払出等の諸動作を実現する機械機構やその制御回路等からなる駆動機構11aと、始動入賞口33に入ったパチンコ玉の有無等を検出するスタートセンサ11bとを備える。
表示装置14は、主表示部81と、補助光表示部82と、ROM84と、VRAM85と、表示手順データ記憶部86と、表示制御部87とを備える。ここで、主表示部81は、図1に示す液晶表示装置40や照明装置50等からなる主表示手段であり、表示制御部87から出力された制御信号、画像データ等に基づいて液晶表示装置40を適宜動作させる。これにより、遊技の進行状況に応じた様々な画像が盤面30に映し出される。また、補助光表示部82は、図1に示す可動ミラー60、ミラー駆動装置70、導光板52の半透過性の背面52a等からなる補助表示手段であり、表示制御部87から出力された制御信号等に基づいてミラー駆動装置70を適宜動作させる。これにより、各可動ミラー60の姿勢が調整され、各可動ミラー60で反射された補助照明光が液晶表示装置40を局所的に照明する。つまり、可動ミラー60によって高輝度の円形スポットを簡易に盤面30に投影することができ、このような円形スポットを可動ミラー60の姿勢変化に伴って盤面30上で移動させることができる。
なお、ROM84には、主表示部81に表示させるべき画像データ等を含む各種情報が随時取り出し可能に記憶されている。また、VRAM85には、主表示部81に表示すべき対象画像等に関する画像データが一時的に保管される。また、表示手順データ記憶部86は、主表示部81に表示させる対象画像の表示手順が記憶されている。表示制御部87は、主制御部12からの指令信号に基づいて表示手順データ記憶部86から必要な表示手順データを読み出し、この表示手順データに基づいてROM84から必要な画像データを取り出してVRAM85に転送する。VRAM85に転送された画像データは、表示手順データに基づいて適当な画像処理が施されて主表示部81に出力される。この結果、主表示部81では、液晶表示装置40において上記表示手順に応じた動画が表示され、遊技者は、このような動画を盤面30を介して観察する。
図3は、主表示部81すなわち盤面30に投影される補助的表示を説明する図である。この補助的表示は、例えばパチンコ遊技機における大当の可能性を示唆するリーチ状態において行われるものであり、遊技者の大勝に対する期待感を高め雰囲気を盛り上げる演出効果がある。図示のリーチ状態では、盤面30上において、高輝度の円形スポットBSが例えば様々な方向に様々な速度でランダムに移動し、恰も背後に存在するかのようなミラーボールやスポットライトからの照明光によって盤面30の輝度が部分的に高まる雰囲気を醸し出すことができる。このように移動する円形スポットBSは、盤面30背後に配置された可動ミラー60のうち一部を適当な方向に傾斜させつつ、その傾斜姿勢を徐々に変化させることによって実現される。可動ミラー60の傾斜角は、ミラー駆動装置70の駆動によって制御される。その際におけるミラー駆動装置70の駆動パターンは、円形スポットBSの軌跡に相当するものであり、図2の補助光表示部82内に設けた適当なメモリに保管されている。補助光表示部82は、表示手順データ記憶部86から読み出した表示手順データに基づいて適当な駆動パターンを選択し、適当なタイミングで選択した駆動パターンに基づいてミラー駆動装置70を動作させる。
なお、以上説明した実施形態において、各可動ミラー60の形状は円形に限るものではなく、多様な形状とすることができる。この場合、可動ミラー60の輪郭に対応する形状の高輝度スポットを盤面30上で移動させることができる。
〔第2実施形態〕
以下、本発明の第2実施形態に係るパチンコ遊技機について説明する。図4は、パチンコ遊技機本体の正面の概念図である。また、図5(a)は、パチンコ遊技機本体の側方断面の概念図であり、図5(b)は、図5(a)に示すパチンコ遊技機本体の平面断面の概念図である。なお、第2実施形態のパチンコ遊技機は、第1実施形態のパチンコ遊技機を変形したものであり、同一部分には同一の符号を付して重複説明を省略する。
図示のパチンコ遊技機本体110の場合、盤面30の後方に自然光によって照明される反射型の液晶表示装置140が配置されている。この液晶表示装置140の背後には、半透過性の反射板151を介してその後方に複数の正方形の可動ミラー160が隙間なくマトリックス状に配置されている。なお、玉通路36等が設けられている箇所では、可動ミラー160に切欠が形成されており、これらの干渉を回避している。各可動ミラー160は、補助光調節手段であるミラー駆動装置70にそれぞれ取り付けられており、ミラー駆動装置70よってそれぞれの傾き姿勢を調節することができる。ミラー駆動装置70等を動作させるための内部回路は、図2に示す補助光表示部82等と同様である。各可動ミラー160には、反射部材である反射板151の背面151aを部分的に透過した助照明光が入射する。各可動ミラー160は、このような補助照明光を所望の角度で反射板151に戻すことができ、反射板151の前方に配置された液晶表示装置140に対して本来の照明光に追加するように付加的照明を行う。この際、可動ミラー160からの反射光は矩形のスポットを形成し、可動ミラー160の傾斜角がミラー駆動装置70よって個別に調節されるので、液晶表示装置140によって表示される画像は、複数の高輝度スポットが適当な軌跡で盤面30上を移動するように見える。このように移動する高輝度スポットは、パチンコ遊技機における大当たりの可能性を予知等する補助的表示として使用される。
〔第3実施形態〕
以下、本発明の第3実施形態に係るスロットマシンについて説明する。第3実施形態のスロットマシンは、第1実施形態のパチンコ遊技機と表示部分に関してほぼ共通する構造を有する。図6は、スロットマシンの正面の概念図である。また、図7(a)は、スロットマシンの側方断面の概念図であり、図7(b)は、図7(a)に示す、スロットマシンの平面断面の概念図である。
図示のスロットマシン210は、筐体220と、一対の表示部238A,238Bと、メダル受け皿221と、下部パネル239と、始動レバー224とを備える。筐体220の正面中段には前方にせり出したレスト部分220aが形成されており、このレスト部分220a上には、停止ボタン226、コイン投入口227等が設けられている。一対の表示部238A,238Bは、筐体220に埋め込まれており各種動画を表示する。なお、下側の表示部238Bは、スロットマシンの基本的な機能である3×3のシンボル表示を行う部分であり、縦3列に並ぶ絵柄PSが上下のいずれか一方に移動する動画が表示される。
上側の表示部238Aでは、透明な盤面である保護板230Aの後方に液晶表示装置40が配置されている。この液晶表示装置40の背後には、導光板52を介してさらに後方に複数の正方形の可動ミラー160が隙間なく配置されている。各可動ミラー160は、それぞれミラー駆動装置70に取り付けられており、ミラー駆動装置70よってそれぞれの傾き姿勢を調節することができる。ミラー駆動装置70等を動作させるための内部回路は、図2に示す補助光表示部82等と同様である。各可動ミラー160には、導光板52の背面52aを部分的に透過した補助照明光が入射する。各可動ミラー160は、このような補助照明光を所望の角度で導光板52に戻すことができ、導光板52の前方に配置された液晶表示装置40に対して本来の照明光に追加するように付加的照明を行う。この際、可動ミラー160からの反射光は矩形のスポットを形成し、可動ミラー160の傾斜角がミラー駆動装置70よって個別に調節されるので、液晶表示装置40によって表示される画像は、複数の高輝度スポットが適当な軌跡で保護板230A上を移動するように見える。このよう移動する高輝度スポットは、スロットマシンにおけるリーチ状態等を示唆する補助的表示として使用される。
下側の表示部238Bも、上側の表示部238Aと同様の構造を有する。すなわち、透明な保護板230Bの後方に自然光によって照明される反射型の液晶表示装置40が配置されている。この液晶表示装置40の背後には、導光板52を介してさらに後方に複数の正方形の可動ミラー160が隙間なく配置されている。各可動ミラー160は、それぞれミラー駆動装置70に取り付けられており、ミラー駆動装置70よってそれぞれの傾き姿勢を調節することができる。ミラー駆動装置70等を動作させるための内部回路は、図2に示す補助光表示部82等と同様である。各可動ミラー160には、導光板52の背面52aを部分的に透過した補助照明光が入射する。各可動ミラー160は、このような補助照明光を所望の角度で導光板52に戻すことができ、導光板52の前方に配置された液晶表示装置40に対して本来の照明光に追加するように付加的照明を行う。この際、可動ミラー160からの反射光は矩形のスポットを形成し、可動ミラー160の傾斜角がミラー駆動装置70よって個別に調節されるので、液晶表示装置40によって表示される画像は、複数の高輝度スポットが適当な軌跡で保護板230B上を移動するように見える。このよう移動する高輝度スポットは、スロットマシンにおけるリーチ状態等を示唆する補助的表示として使用される。
なお、以上の説明では、絵柄PSを表示部238Bにおいて画像として表示したが、このような絵柄は機械機構からなる旧来のリールによって表示することもできる。この場合、リールの表示部分の周囲が表示領域となり、この部分に補助的表示が行われる。
〔第4実施形態〕
以下、本発明の第4実施形態に係るパチンコ遊技機について説明する。第4実施形態のパチンコ遊技機は、第1実施形態のパチンコ遊技機を変形したものである。図8は、パチンコ遊技機本体を背面から見た内部構造図であり、図9は、パチンコ遊技機本体の平面断面の概念図である。
図示のパチンコ遊技機本体310の場合、液晶表示装置40を照明するための導光板52の背面52aの適所に複数の光ガイド391の端部391aが接続されている。各光ガイド391は、ファイバを束ねることによって形成したものであり、玉通路36等を回避するように径を変化させつつ延びて、他端391bが補助光源である補助光源装置393に接続されている。補助光源装置393には、各光ガイド391ごとに個別の光源が設けられており、補助照明光を各光ガイド391に別個のタイミングで伝搬させる。このように補助光源装置393を適宜動作させることにより、補助照明光を導光板52の適所に所望のタイミングで導くことができ、液晶表示装置40によって遊技の進行に関連する画像を表示しつつ、複数の高輝度スポットが盤面30上で点滅するように見せることができる。このよう移動する高輝度スポットは、パチンコ遊技機における大当たりの可能性を予知等する補助的表示として使用される。以上において、光ガイド391や補助光源装置393の駆動回路は、補助光調節手段を構成する。また、各光ガイド391は、補助導光路を構成する。
なお、上記実施形態において、各光ガイド391に均一な補助照明光を供給する必要はなく、多様な輝度分布のパターンの補助光を導光板52に結合することができ、盤面30上に多様なパターンを形成することができる。
〔第5実施形態〕
以下、本発明の第5実施形態に係るパチンコ遊技機について説明する。第5実施形態のパチンコ遊技機は、第1実施形態のパチンコ遊技機を変形したものである。図10は、本実施形態のパチンコ遊技機本体の平面断面の概念図である。
図示のパチンコ遊技機本体410の場合、プロジェクタ440を用いて盤面30に画像を形成する。プロジェクタ440は、照明装置や液晶表示装置を内蔵するプロジェクタ本体441と、プロジェクタ本体441から上方に射出される像光を反射して盤面30に背後から導くミラー442と、フレネルレンズ等からなり盤面30の裏面に取り付けられるスクリーン443とを備える。本実施形態の場合、補助的表示を形成する目的で、補助光源装置493と、半球状ミラー495と、ミラー回転装置496とからなる補助表示装置490を設けている。補助光源装置493は、例えばレーザからなり、単色の補助照明光を発生する。この補助照明光は、レンズ493aで適当な断面形状のビームに形成されて半球状ミラー495に入射する。半球状ミラー49は、表面に多数の微細なミラーを隙間無く配列した補助光調節手段であり、補助照明光を複数の分岐光に分割して異なる方向に射出させることができる。さらに、半球状ミラー495は、ミラー回転装置496に駆動されて適当なタイミング及び回転数で正逆方向に回転するので、複数の高輝度スポットが適当な軌跡で盤面30上を移動するように見える。このよう移動する高輝度スポットは、パチンコ遊技機におけるリーチ状態等を示唆する補助的表示として使用される。
なお、以上の第5実施形態において、補助光源装置493や半球状ミラー495は複数設けることができる。この場合、各補助光源装置493から異なる色の光を射出させれば、盤面30上で異なる色のスポットが異なる方向に移動する演出が可能になる。さらに、半球状ミラー495の代わりに多面のプリズムを用い、補助光源装置493として白色光源を用いるならならば、多面プリズムによって形成された虹状のスポットを盤面30上で移動させることもできる。
〔第6実施形態〕
以下、本発明の第6実施形態に係るパチンコ遊技機について説明する。第6実施形態のパチンコ遊技機は、第1実施形態のパチンコ遊技機を変形したものである。図11(a)は、パチンコ遊技機本体の正面の概念図であり、図11(b)は、図11(a)に示すパチンコ遊技機本体の平面断面の概念図である。
図示のパチンコ遊技機本体510の場合、液晶表示装置40の背後に設けた導光板52の後方に、補助光表示手段である多数の補助表示装置490をマトリックス状に配置している。各補助表示装置490は、補助光源である補助光源装置495と、補助光調節手段である光源駆動装置470とを備える。前者の補助光源装置495は、LED等からなる発光源と凹面反射鏡からなり、導光板52を介して盤面30上に円形のスポットを形成する。つまり、液晶表示装置40に対して本来の照明光に追加するような付加的照明を行うことができる。各光源駆動装置470は、各補助光源装置495の傾斜角を個別かつ自在に調節することができるので、盤面30上では、複数の高輝度スポットが適当な軌跡で盤面30上を移動するように見える。このよう移動する高輝度スポットは、パチンコ遊技機におけるリーチ状態等を示唆する補助的表示として使用される。
また、上記第1及び第2実施形態等では、多数の可動ミラー60をこれらに設けたミラー駆動装置70によって個別に駆動してそれぞれの姿勢を適当なタイミングで調節しているが、単一の可動ミラー60のみを設け、その姿勢をミラー駆動装置70によって適当なタイミングで調節することもできる。この場合、単一の可動ミラー60によって高輝度スポットの移動のような補助的表示を行うことができる。なお、上記第1及び第2実施形態等において、多数の可動ミラー60のうち一部(1つ以上)の可動ミラー60のみをミラー駆動装置70によって駆動して姿勢を調節することもできる。
(a),(b)は、第1実施形態の装置の正面図及び平面断面図である。 第1実施形態に係る装置の回路構成図である。 盤面に投影される補助的表示を説明する図である。 第2実施形態に係る装置の正面図である。 (a),(b)は、第2実施形態の装置の側方断面図及び平面断面図である。 第3実施形態に係る装置の正面図である。 (a),(b)は、第3実施形態の装置の側方断面図及び平面断面図である。 第4実施形態に係る装置の背面側の内部を示す図である。 第4実施形態の装置の平面断面図である。 第5実施形態の装置の側方断面図である。 (a),(b)は、第2実施形態の装置の正面図及び平面断面図である。
符号の説明
10…パチンコ遊技機本体、 11…遊技機構、 14…表示装置、 26…フロントパネル、 30…盤面、 40…液晶表示装置、 50…照明装置、 52…導光板、 60…可動ミラー、 70…ミラー駆動装置、 81…主表示部、 82…補助光表示部、 87…表示制御部

Claims (9)

  1. 照明光による照明下で変化する画像を表示可能な表示領域を、少なくとも一部に設けた盤面と、
    補助照明光を前記盤面の前記表示領域の少なくとも一部に入射させて、当該表示領域における表示状態を部分的かつ動的に変更する補助表示手段と
    を備える遊技機。
  2. 前記補助表示手段は、前記盤面の背後に配置された少なくとも1つのミラーと、前記少なくとも1つのミラーの姿勢を調節することによって、当該少なくとも1つのミラーに入射した補助照明光を前記盤面の前記表示領域の少なくとも一部に入射させて、当該表示領域における表示輝度を部分的に変更する補助光調節手段とを有することを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記盤面の背面に配置された光変調装置と、当該光変調装置を照明光によって照明する照明装置とを主表示手段として備え、前記少なくとも1つのミラーは、前記照明装置から分岐することによって得た補助照明光によって照明されることを特徴とする請求項2記載の遊技機。
  4. 前記盤面の背面に配置された光変調装置と、当該光変調装置の背後に配置されて前記盤面の正面からの入射光を当該光変調装置用の照明光として反射する反射部材とを主表示手段として備え、前記少なくとも1つのミラーは、前記反射部材から分岐することによって得た補助照明光によって照明されることを特徴とする請求項2記載の遊技機。
  5. 前記補助表示手段は、照明光とは異なる補助照明光を発生する補助光源と、当該補助光源からの複数の補助照明光を前記盤面の前記表示領域の少なくとも一部に背面側からそれぞれ個別の経路で入射させて、当該表示領域における表示輝度を部分的に変更する補助光調節手段とを備えることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  6. 前記盤面の背面に配置された光変調装置と、導光路を介して導いた照明光を前記光変調装置に入射させることによって前記光変調装置を照明する照明装置とを主表示手段として備え、前記補助表示手段は、前記導光路に補助照明光を結合するための補助導光路を備えることを特徴とする請求項5記載の遊技機。
  7. 前記補助表示手段は、照明光とは異なる補助照明光を発生する補助光源と、前記補助光源からの補助照明光を複数の分岐光に分割して異なる方向に変化させつつ射出することによって、当該複数の分岐光を前記盤面の前記表示領域の少なくとも一部に背面側からそれぞれ入射させて、当該表示領域における表示輝度を部分的に変更する補助光調節手段とを有することを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  8. 照明装置によって照明された光変調装置からの像光をスクリーン上に投射するプロジェクタ本体を主表示手段として備え、前記補助光調節手段は、前記複数の分岐光を前記スクリーンに背後から入射させることを特徴とする請求項7記載の遊技機。
  9. 前記補助表示手段は、前記盤面の背後に配置された少なくとも1つの補助光源と、前記少なくとも1つの補助光源から射出される補助照明光の射出方向を個別に調節することによって当該補助照明光を前記盤面の前記表示領域の少なくとも一部に背面側からそれぞれ個別に入射させて、当該表示領域における表示輝度を部分的に変更する補助光調節手段とを備えることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
JP2003429999A 2003-12-25 2003-12-25 遊技機 Withdrawn JP2005185471A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003429999A JP2005185471A (ja) 2003-12-25 2003-12-25 遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003429999A JP2005185471A (ja) 2003-12-25 2003-12-25 遊技機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005185471A true JP2005185471A (ja) 2005-07-14

Family

ID=34788498

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003429999A Withdrawn JP2005185471A (ja) 2003-12-25 2003-12-25 遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005185471A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007195756A (ja) * 2006-01-26 2007-08-09 Samii Kk 遊技機
JP2008000227A (ja) * 2006-06-20 2008-01-10 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技機
JP2008000229A (ja) * 2006-06-20 2008-01-10 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技機
JP2009195297A (ja) * 2008-02-19 2009-09-03 Takeya Co Ltd 表示装置
JP2011251184A (ja) * 2011-09-16 2011-12-15 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技機
JP2012016605A (ja) * 2011-09-16 2012-01-26 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技機
JP2016150069A (ja) * 2015-02-16 2016-08-22 株式会社三共 遊技機
JP2016150068A (ja) * 2015-02-16 2016-08-22 株式会社三共 遊技機

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007195756A (ja) * 2006-01-26 2007-08-09 Samii Kk 遊技機
JP2008000227A (ja) * 2006-06-20 2008-01-10 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技機
JP2008000229A (ja) * 2006-06-20 2008-01-10 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技機
JP2009195297A (ja) * 2008-02-19 2009-09-03 Takeya Co Ltd 表示装置
JP2011251184A (ja) * 2011-09-16 2011-12-15 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技機
JP2012016605A (ja) * 2011-09-16 2012-01-26 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技機
JP2016150069A (ja) * 2015-02-16 2016-08-22 株式会社三共 遊技機
JP2016150068A (ja) * 2015-02-16 2016-08-22 株式会社三共 遊技機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4688562B2 (ja) 遊技機の電飾装置
JP4688563B2 (ja) 遊技機の電飾装置
JP3993119B2 (ja) 遊技機
JP2007014607A (ja) 遊技機
JP2018097942A (ja) 導光板、表示装置及び遊技機
JP2018081272A (ja) 導光板、表示装置及び遊技機
JP6554124B2 (ja) 遊技機
JP2004154192A (ja) 多重像表示装置
JP2005185471A (ja) 遊技機
JP2009089830A (ja) 遊技機
JP2005137799A (ja) リールユニットおよびゲーム装置
JP4702838B2 (ja) 光演出装置
JP2019141214A (ja) 遊技機
JP6124483B2 (ja) 遊技機
JP2011247993A (ja) 装飾装置
JP2006043044A (ja) 光装飾装置およびこれを有する遊技機
JP2004272040A (ja) 画像表示装置
JP2005161007A (ja) 遊技機
JP2002248237A (ja) 遊技機
JP2004160031A (ja) 弾球遊技機
JP2005245505A (ja) 画像表示方法、画像表示装置および遊技機
JP2006043041A (ja) 光装飾装置およびこれを有する遊技機
JP5049370B2 (ja) 発光ユニット
JP2008229136A (ja) 遊技機
JP2019129948A (ja) 遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070306