JP2005181113A - 車載電装品試験システム及び試験方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両全体を正確に模擬したシミュレーションを行って、各種車載電装品の動作を正確に試験することが可能な車載電装品試験システム及び試験方法を提供する。
【解決手段】車内LANのノードとしてLANバスに接続される複数のコントローラを模した複数の評価対象モデルM1,M2,M3・・・Mn同士を、車内LANのLANバスを模した第1の通信線1で接続する。また、車両運動のシミュレーションを行って車両の状態を表す信号を出力する車両モデル3や、動作試験のための操作入力及び各評価対象モデルM1,M2,M3・・・Mnによる制御内容の確認を行うための計測用マシン4と、各評価対象モデルM1,M2,M3・・・Mnとを、車両用ワイヤハーネスを模した第2の通信線2で接続する。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両に搭載された車載電装品、特に車内LANのノードとしてLANバスに接続される複数の制御装置により動作制御される各種車載電装品の動作を試験する車載電装品試験システム及び試験方法に関する。
車両に搭載される各種車載電装品は、各種センサによって検出される車両の状態に応じて、ECU(Electronic Control Unit)と呼ばれるコントローラによって電気的に動作制御されるものが多くなってきている。また、近年では、複数のコントローラをバスで接続して車内LANを構築し、これら複数のコントローラ間で車内LANを利用したデータ通信を行うことで、複数の車載電装品を連携させて動作させることも行われている。
ところで、このような車載電装品を市場に提供するにあたっては、各車載電装品が実際に車両に搭載された状態で確実に動作するか否かを試験する必要がある。この場合、各車載電装品それぞれの動作を個別に確認することは勿論、複数の車載電装品間での連携動作についても、正常に動作するか否かを確認することが重要である。
このような車載電装品の試験は、従来、実際にコントローラを用いて車載電装品を動作させ、その状態をモニタするといった手法で実施されていたが、近年のコンピュータ関連技術の向上によって、コンピュータを用いたシミュレーションにより、電子化されたコントローラのモデルの評価を行うといった手法で実施できるようになってきている。
複数の車載電装品間での連携動作を、以上のようなコンピュータを用いたシミュレーションにより試験する方法としては、電子化されたコントローラのモデル複数個を1系統のLANバスに接続し、このLANバスを介した複数のモデル間のデータ通信をシミュレートすることで、各モデルの評価を行うという方法が知られている(例えば、非特許文献1参照。)。
非特許文献1には、「スイッチを入れるとエンジン速度の表示が変わる」という車載電装システムを例に挙げ、この車載電装システムを構成する3つのコントローラのモデルをLANバスで接続して、これら3つのモデル間のLANバスを介したデータ通信をシミュレートする試験システムが記載されている。
「CANoe CAN.LIN.MOST マニュアルバージョン4.0」,ベクタージャパン株式会社,2002年10月16日,p.3
しかしながら、上述した非特許文献1に記載の試験システムをはじめ、コンピュータを用いたシミュレーションにより複数の車載電装品間での連携動作を試験する従来の試験システムでは、複数のコントローラのモデルを1系統のLANバスで接続した構成となっているため、車内LAN以外によるデータ通信、例えばワイヤハーネスを介した信号の送受信については正当な評価が行えず、車両全体を正確に模擬したシミュレーションを行えないという問題がある。
すなわち、車内LANが構築された実際の車両においては、複数のコントローラ間のデータ通信はLANバスを介して行われるものの、各種センサから各コントローラへの検出信号の入力や、各コントローラからアクチュエータへの制御信号の出力にはワイヤハーネスが用いられるものが多く、1系統の通信線によるデータ通信のシミュレーションでは、このような車両全体を正確に模擬したものとはならない。また、LANバスを介したデータ通信とワイヤーハーネスを介した信号の送受信とを、1系統のLANバスで同時に行うことも技術的に可能ではあるが、実際には2系統の通信線で行われる処理をこのような1系統の通信線でシミュレートしたのでは正当な評価は行えず、必ずしも満足のいく試験を実施できない。
本発明は、以上のような従来の実情に鑑みて創案されたものであって、車両全体を正確に模擬したシミュレーションを行って、各種車載電装品の動作を正確に試験することが可能な車載電装品試験システム及び試験方法を提供することを目的としている。
本発明は、車内LANのノードとしてLANバスに接続される複数の制御装置により動作制御される各種車載電装品の動作を試験するにあたり、複数の評価対象モデルと車両モデルとユーザインターフェースとを2系統の通信線を用いて接続することによって、上述した課題を解決する。
複数の評価対象モデルは、各種車載電装品の動作制御を行う複数の制御装置を模したモデルである。車両モデルは、車両運動のシミュレーションを行って、車両の状態を表す信号を各評価対象モデルに送信するものであり、車両に搭載された各種センサに相当するものである。また、ユーザインターフェースは、動作試験のための操作入力及び各評価対象モデルによる制御内容の確認を行うためのものであり、車両に設けられた各種操作スイッチ類や、各種車載電装品を動作させるためのアクチュエータに相当するものである。
2系統の通信線のうちの第1の通信線は、LANバスを模した通信線であり、この第1の通信線により複数の評価対象モデル同士が接続される。また、2系統の通信線のうちの第2の通信線は、ワイヤハーネスを模した通信線であり、この第2の通信線により、車両モデル及びユーザインターフェースと複数の評価対象モデルとが接続される。
本発明によれば、実際の車両でLANバス経由で行われるデータ通信と、ワイヤハーネスを用いて行われる信号の送受信とを、2系統の通信線を用いて、実際の車両における通信環境を忠実に再現した通信環境でシミュレートできるので、車両に搭載される各種車載電装品の正確な動作試験を実施することが可能となる。
以下、本発明に係る車載電装品試験システムの具体的な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
(第1の実施形態)
本発明を適用した車載電装品試験システムの一構成例を図1に示す。この図1に示す車載電装品試験システムは、車両に搭載される複数の車載電装品間での連携動作をコンピュータを用いたシミュレーションによって試験するものであり、車内LANのノードとしてLANバスに接続されて各種車載電装品の動作制御を行う複数のコントローラを模した複数の評価対象モデルM1,M2,M3・・・Mnを備える。
これら複数の評価対象モデルM1,M2,M3・・・Mnは、各種車載電装品の動作制御を行う複数のコントローラの機能をコンピュータ上で模擬するものであり、各々独立したハードウェア(例えばパーソナルコンピュータ)を用いて実現される。そして、これら複数の評価対象モデルM1,M2,M3・・・Mn(以下、特にこれらを区別しないときは、評価対象モデルMと総称する。)は、車内LANのLANバスに相当する第1の通信線1によって相互に接続され、この第1の通信線1を介して各評価対象モデルM間でのデータ通信が行えるようになっている。この第1の通信線1を介した各評価対象モデルM間でのデータ通信は、実際の車両において、車内LAN経由で実施される各コントローラ間のデータ通信に相当するものである。
各評価対象モデルMは、それぞれ、対応するコントローラによる制御内容と同様の処理を実行する制御モデル部11と、通信モデル部12とを有している。この通信モデル部12は、当該評価対象モデルMが車内LANのLANバスを模した第1の通信線1を介したデータ通信を実施するための制御を行うものである。すなわち、通信モデル部12は、制御モデル部11からデータが送られてくると、このデータを車内LANのプロトコルに合致する形式に変換して、第1の通信線1経由で他の評価対象モデルMへと送信する。また、通信モデル部12は、第1の通信線1経由で他の評価対象モデルMからデータが送られてくると、このデータを制御モデル部11が扱えるデータ形式に変換して、制御モデル部11へと送信する。
また、本発明を適用した車載電装品試験システムは、これら各評価対象モデルMの他に、車両モデル3と、計測用マシン(ユーザインターフェース)4とを備える。そして、これら車両モデル3と計測用マシン4は、それぞれ、車両用ワイヤハーネスに相当する第2の通信線2を介して各評価対象モデルMに接続されている。
車両モデル3は、車両運動のシミュレーションを行って、車両の状態を表す各種信号を各評価対象モデルMに送信するものであり、車両に設置された各種センサに相当するものである。したがって、この車両モデル3から第2の通信線2を介して各評価対象モデルMに送信される信号は、実際の車両において、各種のセンサからワイヤハーネス経由で各コントローラに送られるセンサ信号に相当する。
また、計測用マシン4は、ユーザが動作試験のための操作入力を行ったり、各評価対象モデルMによる制御内容の確認を行ったりするためのユーザインターフェースであり、車両に設けられた各種操作スイッチ類や、各種車載電装品を動作させるためのアクチュエータに相当するものである。したがって、この計測用マシン4から第2の通信線2を介して各評価対象モデルMに送信される信号は、実際の車両において、各種操作スイッチ類からワイヤハーネス経由で各コントローラに送られる制御指令に相当する。また、各評価対象モデルMから第2の通信線2を介して計測用マシン4に送信される信号は、実際の車両において、各コントローラからワイヤハーネス経由で各種アクチュエータに送られる動作制御信号に相当する。
ここで、以上のように構成される本発明を適用した車載電装品試験システムの動作について、ヘッドランプ点灯機能の試験を行う場合を例に挙げて、図2を参照しながら具体的に説明する。本例では、評価対象モデルM1が、ヘッドランプスイッチONの信号を読み取るコントローラを模したモデルであり、評価対象モデルM2が、ヘッドランプを実際に点灯させるアクチュエータを駆動するためのコントローラを模したモデルである。
先ず、ユーザが、計測用マシン4を用いてヘッドランプスイッチONに相当する操作入力を行うと、計測用マシン4がヘッドランプスイッチON信号を出力する(図2中の矢印1)。このとき、評価対象モデルM1の制御モデル部11は、車両用ワイヤハーネスを模した第2の通信線2経由での制御指令待ちの状態にあり、計測用マシン4から第2の通信線2経由でヘッドランプスイッチON信号が送られてくると、これを受信する(図2中の矢印2)。
また、車載電装品試験システムによる試験を行っている間、車両モデル3は、必要に応じて車両運動のシミュレーションを行い、車両の状態を表す信号を、車両用ワイヤハーネスを模した第2の通信線2経由で各評価対象モデルMに随時送信する。
評価対象モデルM1の制御モデル部11は、計測用マシン4からのヘッドランプスイッチON信号を受信すると、ヘッドランプの点灯指示があったことを判定し、ヘッドランプリクエスト信号を生成する。そして、生成したヘッドランプリクエスト信号を、通信モデル部12に伝送する(図2中の矢印3)。
評価対象モデルM1の通信モデル部12は、制御モデル部11からのヘッドランプリクエスト信号を受信すると、このヘッドランプリクエスト信号を車内LANのプロトコルに合致するデータ形式に変換する。そして、変換したデータを、車内LANのLANバスを模した第1の通信線1経由で送信する。このとき、評価対象モデルM2の通信モデル12は、第1の通信線1経由でのデータ待ちの状態にあり、評価対象モデルM1から第1の通信線1経由でデータが送られてくると、これを受信する(図2中の矢印4)。
評価対象モデルM2の通信モデル部12は、第1の通信線1経由で評価対象モデルM1から送信されたデータを受信すると、受信したデータを制御モデル部11で扱えるデータ形式に変換する。そして変換したデータを制御モデル部11へと伝送する(図2中の矢印5)。
評価対象モデルM2の制御モデル部11は、通信モデル部12からのデータを受信すると、ヘッドランプの点灯指示があったことを判定し、ヘッドランプを点灯させるアクチュエータへの駆動制御信号を生成する。そして、生成したアクチュエータ駆動制御信号を、第2の通信線2を介して計測用マシン4に送信する(図2中の矢印6)。
計測用マシン4は、評価対象モデルM2の制御モデル部11から第2の通信線2経由で送信されたアクチュエータ駆動制御信号を受信すると、例えばヘッドランプが点灯している様子をグラフィカルに表示することにより、評価対象モデルM1、M2間のデータ通信や、これら評価対象モデルM1、M2と計測用マシン4、車両モデル5との間でのデータ通信が正常に行われていることをユーザに報知する。これにより、ユーザは、実際の車両において、ヘッドランプ点灯機能が正常に作動することを確認することができる。
以上説明したように、本発明を適用した車載電装品試験システムでは、車内LANを構築する複数のコントローラを模した複数の評価対象モデルM1,M2,M3・・・Mn同士をLANバスを模した第1の通信線1で接続して、これら各評価対象モデルM間でのデータ通信を第1の通信線1経由で行うと共に、車両に設置される各種センサに相当する車両モデル3や、車両に設けられた各種操作スイッチ類及びアクチュエータに相当する計測用マシン(ユーザインターフェース)4と各評価対象モデルMとを車両用ワイヤハーネスを模した第2の通信線2で接続して、これら車両モデル3と各評価対象モデルM、計測用マシン4と各評価対象モデルMとの間でのデータ通信を第2の通信線2経由で行うようにしているので、実際の車両における通信環境を忠実に再現した通信環境でこれらのデータ通信を精度良くシミュレートすることができ、車両に搭載される各種車載電装品の正確な動作試験を実施することが可能となる。
また、システム内で送受信される信号を通信系統毎に分割することにより、シミュレーションの運用の効率化を図ることができると共に、各通信線における通信負荷の軽減を実現することができる。
(第2の実施形態)
本実施形態は、基本構成を上述した第1の実施形態と同様とし、図3に示すように、システム内にクロックサーバ5を設けた点に特徴を有するものである。以下、第1の実施形態と同様の部分については同一の符号を用いて詳細な説明は省略し、本実施形態に特徴的な部分についてのみ説明する。
クロックサーバ5は、複数の評価対象モデルM1,M2,M3・・・Mn間での同期処理を行うものであり、第2の通信線2を介して各評価対象モデルMにそれぞれ接続されている。そして、このクロックサーバ5は、第2の通信線2経由で各評価対象モデルMに対して同期クロックを送信し、この同期クロックを基準として各評価対象モデルMでの処理が行われるようにすることで、各評価対象モデルM間での同期を実現する。
すなわち、本実施形態の試験システムでは、シミュレーション開始時に、各評価対象モデルMを実現するハードウェアが起動されて通信環境が整うと、図4のタイムチャートで示すように、先ず、クロックサーバ5から各評価対象モデルMに対して、同期クロックが送信される(図4中の1)。各評価対象モデルMは、クロックサーバ5からの同期クロックを受信すると、これを基準としてクロック間隔分の処理をそれぞれ実行する(図4中の2)。そして、各評価対象モデルMは、クロック間隔分の処理が終了した段階で、クロックサーバ5に対して完了通知を送信する(図4中の3)。
クロックサーバ5は、全ての評価対象モデルMからの完了通知を受信すると、次のサイクルへと移行して、次の同期クロックを発生する。そして、次の同期クロックが各評価対象モデルMで受信され、次のクロック間隔分の処理が各評価対象モデルMで実行される。本実施形態の試験システムでは、以上の処理が繰り返されることで、各評価対象モデルM間で同期のとれたシミュレーションが実現されることになる。
以上のように、本実施形態の車載電装品試験システムによれば、システム内にクロックサーバ5を設けて、各評価対象モデルMが各々独立に動作するのではなく、各評価対象モデルM間で同期がとれたシミュレーションを行うようにしているので、より実車両に即した詳細なシミュレーションを適切に行うことが可能となる。
(第3の実施形態)
本実施形態は、基本構成を上述した第1の実施形態と同様とし、図5に示すように、システム内に中継サーバ6を設けた点に特徴を有するものである。以下、第1の実施形態と同様の部分については同一の符号を用いて詳細な説明は省略し、本実施形態に特徴的な部分についてのみ説明する。
中継サーバ6は、共有データエリアを用いて、ワイヤハーネスを模した第2の通信線2を介して行われる、複数の評価対象モデルM1,M2,M3・・・Mn間でのデータ通信を中継するものであり、第2の通信線2を介して各評価対象モデルMにそれぞれ接続されている。共有データエリアは、各評価対象モデルM間で第2の通信線2経由で送受信されるデータを一時的に格納するための領域であり、典型的には中継サーバ6内に設定されるが、中継サーバ6の外部に設けてもよい。
上述した第1の実施形態では、複数の評価対象モデルM1,M2,M3・・・Mn間でのデータ通信は、LANバスを模した第1の通信線1経由で行うことを前提としたが、実際の車両ではコントローラ間でのデータ通信が部分的にワイヤハーネス経由で行われることも想定される。そこで、本実施形態では、これに対応するために、ワイヤハーネスを模した第2の通信線2経由での各評価対象モデルM間のデータ通信を可能としている。この場合、評価対象モデルM間で送受信されるデータ形式の差異などにより第2の通信線2経由でのデータ通信が困難になるという問題が懸念されるので、各評価対象モデルM間の第2の通信線2経由でのデータ通信を中継サーバ6で中継することによって、このような問題を解消するようにしている。
本実施形態の試験システムにおいて、例えば、評価対象モデルM1で処理したデータを第2の通信線2を介して評価対象モデルM2に送信する場合、図6に示すように、評価対象モデルM1で処理されたデータは、中継サーバ6によって読み取られ、一旦、共有データエリアに書き込まれる(図6中の矢印1)。そして、この共有データエリアに一時的に格納されたデータが、中継サーバ6によって評価対象モデルM2へと送られる(図6中の矢印2)。
また、逆に評価対象モデルM2で処理したデータを第2の通信線2を介して評価対象モデルM1に送信する場合、評価対象モデルM2で処理されたデータは、中継サーバ6によって読み取られ、一旦、共有データエリアに書き込まれる(図6中の矢印3)。そして、この共有データエリアに一時的に格納されたデータが、中継サーバ6によって評価対象モデルM1へと送られる(図6中の矢印4)。
以上のような中継サーバ6による中継処理は、各評価対象モデルM間での通信を実施するための各種情報が記載された接続ファイルに基づいて行われる。この接続ファイルには、例えば図7にその概要を示すように、共有データエリアのデータが格納される各領域毎に、当該領域に格納されるデータの送信側の評価対象モデルのモデル名と、データ受信側の評価対象モデルのモデル名と、当該領域に書き込まれるデータ名と、当該領域から読み出されるデータ名と、送受信されるデータのタイプとが、当該領域のアドレスと対応付けられて記載されている。
以上のような接続ファイルを参照することにより、中継サーバ6は、第2の通信線2経由でデータ通信を行う各評価対象モデルMの対応関係や、送受信されるデータのデータタイプ、使用する共有データエリアの領域等を一意に特定することができ、各評価対象モデルM間での第2の通信線2を介したデータ通信を、極めて簡便に且つ適切に中継することが可能となる。また、以上のような接続ファイルに基づいて各評価対象モデルM間でのデータ通信を中継するようにすれば、システム内に新たにモデルを追加する場合においても、接続ファイルに情報を書き加えるのみでモデル追加に対応できる。
以上のように、本実施形態の車載電装品試験システムによれば、中継サーバ6が共有データエリアを用いて、ワイヤハーネスを模した第2の通信線2を介して行われる各評価対象モデルM間でのデータ通信を中継するようにしているので、送受信データの形式の差異などにより各評価対象モデルM間で第2の通信線2を介したデータの送受信が困難となるという問題が解消される。また、これら各評価対象モデルM間の第2の通信線2を介したデータ送受信は、接続ファイルによって一元管理できるので、各評価対象モデルMに対して個別に接続のための加工を施す必要がなくなり、接続管理を容易に行うことができる。
(第4の実施形態)
本実施形態は、基本構成を上述した第1の実施形態と同様とし、図8に示すように、システム内にモデル内データ送受信用中継サーバ7を設けた点に特徴を有するものである。以下、第1の実施形態と同様の部分については同一の符号を用いて詳細な説明は省略し、本実施形態に特徴的な部分についてのみ説明する。
モデル内データ通信用中継サーバ7は、共有データエリアを用いて、各評価対象モデルMの制御モデル部11と通信モデル部12との間で行われるデータ通信を中継するものであり、第2の通信線2を介して各評価対象モデルMの制御モデル部11と通信モデル部12とにそれぞれ接続されている。共有データエリアは、各評価対象モデルMの制御モデル部12と通信モデル部12との間で間で送受信されるデータを一時的に格納するための領域であり、典型的には中継サーバ6内に設定されるが、中継サーバ6の外部に設けてもよい。
各評価対象モデルMの制御モデル部11と通信モデル部12との間の接続は、通常、各制御モデル部11毎のドライバライブラリを構築して、ドライバ中に送信・受信キューを設けることで、制御モデル部11と通信モデル部12とが直接接続されたものとみなされるようにしている。この場合、制御モデル部11と通信モデル部12との間でのデータ通信は、通信モデル部12側に大きく依存するので、異なるツールによる制御モデル部11での処理を実現しようとすると、制御モデル部11側を通信モデル部12に対応した状態に加工する必要が生じ、また、通信モデル部12として汎用のものと異なるインターフェース形式のものを採用する場合にも、制御モデル部11側の加工作業が必要となるといった問題が生じる。そこで、本実施形態では、図9に模式的に示すように、各評価対象モデルMの制御モデル部11と通信モデル部12との間でのデータ通信を、モデル内データ通信用中継サーバ7で中継することによって、このような問題を解消するようにしている。
本実施形態の試験システムにおいて、各評価対象モデルMの制御モデル部11で処理したデータを通信制御部12に送信する場合、図10に示すように、評価対象モデルMの制御モデル部11で処理されたデータは、モデル内データ通信用中継サーバ7によって読み取られ、一旦、共有データエリアに書き込まれる(図10中の矢印1)。そして、この共有データエリアに一時的に格納されたデータが、モデル内データ通信用中継サーバ7によって通信モデル部12へと送られる(図10中の矢印2)。
また、評価対象モデルMの通信モデル部12が第1の通信線1経由で他の評価対象モデルから受信したデータを制御モデル部11に送信する場合、通信モデル部12が第1の通信線1経由で受信したデータは、モデル内データ通信用中継サーバ7によって読み取られ、一旦、共有データエリアに書き込まれる(図10中の矢印3)。そして、この共有データエリアに一時的に格納されたデータが、モデル内データ通信用中継サーバ7によって制御モデル部11へと送られる(図10中の矢印4)。
以上のようなモデル内データ通信用中継サーバ7による中継処理は、各評価対象モデルMの制御モデル部11と通信モデル部12との間での通信を実施するための各種情報が記載された接続ファイルに基づいて行われる。この接続ファイルには、例えば図11にその概要を示すように、共有データエリアのデータが格納される各領域毎に、当該領域に格納されるデータの送信側のモデル部の名称と、データ受信側のモデル部の名称と、当該領域に書き込まれるデータ名と、当該領域から読み出されるデータ名と、送受信されるデータのタイプとが、当該領域のアドレスと対応付けられて記載されている。
以上のような接続ファイルを参照することにより、モデル内データ通信用中継サーバ7は、各評価対象モデルMの制御モデル部11と通信モデル部12との対応関係や、送受信されるデータのデータタイプ、使用する共有データエリアの領域等を一意に特定することができ、各評価対象モデルMの制御モデル部11と通信モデル部12との間でのデータ通信を、極めて簡便に且つ適切に中継することが可能となる。また、以上のような接続ファイルに基づいて各評価対象モデルMの制御モデル部11と通信モデル部12との間でのデータ通信を中継するようにすれば、システム内に新たにモデルを追加する場合においても、接続ファイルに情報を書き加えるのみでモデル追加に対応できる。
さらに、以上のような接続ファイルに、各評価対象モデルMの制御モデル部11と通信モデル部12との所在、すなわち各評価対象モデルMの制御モデル部11や通信モデル部12が実際にどのハードウェア上に実現されているかを示す情報も記載しておくようにすれば、各評価対象モデルMの制御モデル部11と通信モデル部12とを異なるハードウェア上で実現させることも可能となる。したがって、例えば図12(a)に示すように、評価対象モデルM1,M2の制御モデル部11同士と、通信モデル部12同士とをそれぞれ同一のパーソナルコンピュータで実現したり、図12(b)に示すように、評価対象モデルM1の制御モデル部11、評価対象モデルM2の制御モデル部11、評価対象モデルM1,M2の通信モデル部12同士をそれぞれ個別のパーソナルコンピュータで実現したりといったように、計算負荷及び速度を考慮して、最適なシミュレーション環境を構築することができる。
以上説明したように、本実施形態の車載電装品試験システムによれば、モデル内データ通信用中継サーバ7が共有データエリアを用いて、各評価対象モデルMの制御モデル部11と通信モデル部12との間で行われるデータ通信を中継するようにしているので、各評価対象モデルMの制御モデル部11と通信モデル部12との間でのデータ通信を、通信モデル部12のインターフェースの形式に依存することなく行うことができる。したがって、制御モデル部11を通信モデル部12のインターフェース形式に合致させるために、制御モデル部11に接続のための加工を施すといった処理が不要となる。
第1の実施形態の車載電装品試験システムの構成を示すシステム構成図である。 前記車載電装品試験システムの動作を説明する図である。 第2の実施形態の車載電装品試験システムの構成を示すシステム構成図である。 クロックサーバによる同期処理の概要を説明するタイムチャートである。 第3の実施形態の車載電装品試験システムの構成を示すシステム構成図である。 中継サーバによる中継処理の概要を説明する図である。 前記中継サーバでの中継処理に使用される接続ファイルの概要を示す図である。 第4の実施形態の車載電装品試験システムの構成を示すシステム構成図である。 モデル内データ通信用中継サーバの導入により実現される評価対象モデルの制御モデル部と通信モデル部との接続状態を模式的に示す図である。 前記モデル内データ通信用中継サーバによる中継処理の概要を説明する図である。 前記モデル内データ通信用中継サーバでの中継処理に使用される接続ファイルの概要を示す図である。 ハードウェアに対する各評価対象モデルの制御モデル部及び通信モデル部の振り分けのバリエーションを示す図であり、(a)は評価対象モデルM1,M2の制御モデル部同士と、通信モデル部同士とをそれぞれ同一のパーソナルコンピュータで実現した例を示す図、(b)は評価対象モデルM1の制御モデル部、評価対象モデルM2の制御モデル部、評価対象モデルM1,M2の通信モデル部同士をそれぞれ個別のパーソナルコンピュータで実現した例を示す図である。
符号の説明
M1,M2,M3・・・Mn 評価対象モデル
1 第1の通信線
2 第2の通信線
3 車両モデル
4 計測用マシン(ユーザインターフェース)
5 クロックサーバ
6 中継サーバ
7 モデル内データ通信用中継サーバ
11 制御モデル部
12 通信モデル部

Claims (7)

  1. 車内LAN(Local Area Network)のノードとしてLANバスに接続される複数の制御装置により動作制御される各種車載電装品の動作を試験する車載電装品試験システムであって、
    前記複数の制御装置を模した複数の評価対象モデルと、
    車両運動のシミュレーションを行って、車両の状態を表す信号を前記各評価対象モデルに送信する車両モデルと、
    動作試験のための操作入力及び前記各評価対象モデルによる制御内容の確認を行うためのユーザインターフェースとを備え、
    前記複数の評価対象モデルが、前記LANバスを模した第1の通信線で接続されていると共に、前記車両モデル及び前記ユーザインターフェースと前記複数の評価対象モデルとが、ワイヤハーネスを模した第2の通信線で接続されていることを特徴とする車載電装品試験システム。
  2. 前記複数の評価対象モデル間で前記第2の通信線を介して送受信されるデータを一時的に格納する共有データエリアを用いて、前記複数の評価対象モデル間での前記第2の通信線を介したデータ通信を中継する中継サーバを更に備えることを特徴とする請求項1に記載の車載電装品試験システム。
  3. 前記中継サーバは、前記第2の通信線を介したデータ通信を行う評価対象モデル間の対応関係を示す情報、及び使用する共有データエリアに関する情報が記載された接続ファイルに基づいて、前記複数の評価対象モデル間での前記第2の通信線を介したデータ通信を中継することを特徴とする請求項2に記載の車載電装品試験システム。
  4. 前記各評価対象モデルは、前記制御装置の制御を実行する制御モデル部と、当該評価対象モデルが前記第1の通信線を介したデータ通信を実施するための制御を行う通信モデル部とからなり、
    前記各評価対象モデルの制御モデル部と通信モデル部との間で送受信されるデータを一時的に格納する共有データエリアを用いて、前記各評価対象モデルの制御モデル部と通信モデル部との間でのデータ通信を中継するモデル内データ通信用中継サーバを更に備えることを特徴とする請求項1に記載の車載電装品試験システム。
  5. 前記モデル内データ通信用中継サーバは、前記各評価対象モデルの制御モデル部と通信モデル部との対応関係を示す情報、及び使用する共有データエリアに関する情報が記載された接続ファイルに基づいて、これら制御モデル部と通信モデル部との間でのデータ通信を中継することを特徴とする請求項4に記載の車載電装品試験システム。
  6. 前記各評価対象モデル間での同期処理を行うクロックサーバを更に備えることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の車載電装品試験システム。
  7. 車内LAN(Local Area Network)のノードとしてLANバスに接続される複数の制御装置により動作制御される各種車載電装品の動作を試験する試験方法であって、
    前記複数の制御装置を模した複数の評価対象モデルを、前記LANバスを模した第1の通信線で接続して、当該第1の通信線を介して前記各評価対象モデル間でのデータ通信を行うと共に、
    車両運動のシミュレーションを行って車両の状態を表す信号を前記各評価対象モデルに送信する車両モデルと、動作試験のための操作入力及び前記各評価対象モデルによる制御内容の確認を行うためのユーザインターフェースと、前記複数の評価対象モデルとを、ワイヤーハーネスを模した第2の通信線で接続し、当該第2の通信線を介して前記車両モデル及び前記ユーザインターフェースと前記各評価対象モデルとの間でのデータ通信を行うことを特徴とする車載電装品の試験方法。
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