JP2005178956A - 繊維機械の表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 経糸準備機械、緯糸準備機械、織機等の繊維機械の制御装置に接続される表示装置で、表示データの異常に対するトラブルシューティングを容易に実施できるようにすることである。
【解決手段】 本発明は、繊維機械の制御装置に通信可能に接続され、制御装置が把握する情報を視覚認識可能な形で画面表示する繊維機械の表示装置において、表示されたデータに対するトラブルシューティングの実施に際し必要とされる制御装置の内部状態に関する情報を、関連する表示データ近くの場所に同時に表示するようにした。
【選択図】 図6

Description

この発明は、経糸準備機、緯糸準備機、織機等の繊維機械で、制御装置の内部情報を表示する表示装置に関する。
製織に用いられる経糸を準備する経糸準備機の1つとして、生産ロットに応じて供給される複数の経糸を所定の長さにビームに巻取って、複数のビームを連続的に生産する経糸巻取装置が知られている。そのような経糸巻取装置の例として、以下のようなものがある。
(1)複数のクリールから引き出した複数の経糸をシート上に並べて経糸シートとしてセクショナルビームに巻取る装置。(2)1以上のセクショナルビームから引き出した経糸シートに糊付を行ってその経糸シートを製織に用いる経糸ビーム又は他のセクショナルビームに巻取る装置。(3)1以上のクリールから引き出した複数の経糸をシート上に並べて経糸シートに糊付を行ってその経糸シートを製織に用いる経糸ビーム又は他のセクショナルビームに巻取る装置。(4)糊付の終了した経糸シートを複数のセクショナルビームから引き出して合体させた新たな経糸シートを製織に用いる経糸ビームに巻き返す装置。
そのような経糸準備段階において、ビームの品質等の管理のために、最終的に生産される経糸ビーム、またはその前段階のセクショナルビームには、巻取った各ビームにその生産ロットのコードを表すスタイルコードに対応した親コードと、その生産ロットにおける経糸ビームの生産順番を表す子コードとを合体させたロットコードを付与することが行われる。したがって、上記した経糸巻取装置においては、生産ロットに応じて供給される複数の経糸を所定の長さずつビームに巻取ることにより複数のビームを次々に生産するとともに、巻取った各ビームに、上記親コードと子コードとを合体させたロットコードが付与される。
上記のようにロットコードを付与された経糸ビームを用いて製織する織布工場においては、多種多様な織物が製織されることもあり、経糸準備工場においては、生産するビーム毎に上記したロットコードを付与し、ビームの生産時における品質、巻取時や糊付時における設定等の情報をロットコード毎に対応させて記録して、それらの情報をビーム毎に管理している。このように、各ビームに付与されるロットコード毎に経糸の欠点位置を管理する技術が特許文献1に記載されている。
特開昭60−52645号公報
このような子コードを含むロットコードは、経糸ビームの交換の度に手動で付与することも可能だが、作業者はビーム交換時に行うべき作業内容が多く多忙であり、作業者に対しこのような手動での付与作業に手を煩わせることは、非効率的である。そのため、経糸巻取装置を制御する制御装置あるいは設定器に組み込まれるソフトウエア等の機能により、制御装置あるいは設定器がビーム交換に関連する操作あるいは経糸ビームの着脱状態の検出に連動させてロットコードを自動的に更新し付与するとともに、付与するロットコードを設定器の表示画面等に表示させることが望ましい。
しかしながら、制御装置あるいは設定器を介して自動的に付与されるロットコードが、何らかの原因により誤ったものに付与されることがあり、このような場合にはビームの品質情報を正しく管理することができない。このような事態を発見した時点で、作業者はトラブルの真の原因を突き止めるのだが、制御装置内部の処理状態がどのようになっているかを把握することもできず、特に制御装置のトラブルの要因が複数考えられる場合には、原因を特定するための情報がなく真の原因がいずれであるかを特定することができない結果、トラブル修復が完了するまでに時間がかかるという問題がある。
なお、このような経糸巻取装置での問題は、上記ロットコードの付与ミスに限らず、ビーム着脱時に自動的に行われる巻取長カウンタのリセット処理(ゼロ戻し処理)もあり、また、経糸張力制御等の各種制御屋これ以外の操作に対する自動処理等に対しても同様に発生する。またこれ以外の経糸準備機械である、経糸巻取装置や経糸巻返し装置、あるいはこれ以外の繊維機械である緯糸準備機械や織機にも、同様の問題が発生すると考えられる。
そこで、本発明の目的は、経糸準備機械、緯糸準備機械、織機等の繊維機械の制御装置に接続される表示装置で、表示データの異常に対するトラブルシューティングを容易に実施できるようにすることである。
そこで、本発明は、繊維機械の制御装置に通信可能に接続され、制御装置が把握する情報を視覚認識可能な形で画面表示する繊維機械の表示装置において、表示されたデータに対するトラブルシューティングの実施に際し、必要とされる制御装置の内部状態に関する情報を関連する表示データ近くの場所に同時に表示することを含む。
本発明によれば、制御装置に接続された表示装置で表示されるデータについて、異常と判断される値が表示されたことにより、トラブルシューティングを実施する際に、作業者が異常データ表示に対する真の原因を特定するために必要な制御装置の内部状態に関する情報が、関連する表示データと同時に表示されるから、作業者は、表示態様から制御装置の内部処理状態を正確に把握することができ、速やかに真の原因に対する処置を実行できる。
本発明について、より具体的には、前記制御装置には、前記表示データの値が操作されるための操作信号が入力される一方、前記制御装置は、表示データの操作を遂行するための1以上の処理条件がともに満たされたときに前記表示データに対する操作を遂行可能にされており、前記表示装置は、前記処理条件成立の有無に関する情報を前記制御装置の内部状態に関する情報として表示することを含む。そのようにすれば、表示データを操作されるべく所定操作を行ったときに、表示データの値が、本来望まれる状態にならないというトラブルが発生したとき、表示データの値と同時に表示されている前記情報を確認することにより、そのようなトラブルの原因が操作信号の未入力あるいは処理条件の不成立のいずれにあるか、さらには不成立の処理条件がいずれであるかを特定することが容易に行うことが可能になり、速やかに真のトラブル原因に対する処置を実行できる。
なお、表示装置に表示される情報として、例えば、経糸張力制御や巻取長などの制御に関する設定値や実測値データ、さらには集計される稼働データなどを含み、内部状態に関する情報にはそれらに関係する内部フラグなどの状態などが含まれる。上記制御装置には、設定器と制御器とが含まれる場合、表示情報に関する処理が、制御器側で行われる場合には、表示器に表示される、表示データとともに表示されるその内部処理状態の情報には、制御器内部の情報がそれに対応する。しかし、制御器と設定器とで分散して処理が行われる場合には、表示データとともに表示されるその内部処理状態の情報には、それに関する制御器と設定器の双方の内部情報がそれに対応し、専ら設定器側で処理が行われる場合には、表示データとともに表示されるその内部処理状態の情報には、設定器側の内部情報がそれに対応する。
制御装置の内部状態に関する情報の具体的な表示態様について、文字、記号、数値により表示させるほか、表示データの表示色を変更する、表示データの連続表示から間欠表示に切り換えたり、間欠表示周期を内部状態により変更する等種々の表示態様が考えられる。
より具体的には、前記制御装置で行われる表示データの値の操作には、計測された経糸巻取長のリセット処理または経糸ビームのカウント値のカウント処理のうち少なくともいずれかを含むことができる。なお、経糸巻取装置で、例えば巻取ビームの着脱操作時においてこれらの処理が行われる場合にあっては、これら表示データの操作処理に関係する内部処理情報として、例えば、巻取ビームの着脱に関連する操作スイッチからの信号の入力状態、巻取ビームの有無の検出状態、さらにはロット生産時におけるロットの開始設定に対応するフラグや先の運転状態にあって巻取長が所定長巻取られたことに対応するフラグの状態などが考えられる。
そのようにすれば、仮に作業手順に誤りがあって表示データに対する自動操作が遂行されないことが発生したとしても、前記内部処理情報に関連する情報が表示データと同時に表示されることにより、作業者は、表示データが異常となった真の原因を把握することができ、換言すれば従来のように真の原因がわからず、表示データの異常状態が継続的に発生するという不都合を未然に防止することが可能になる。しかも、これまで作業者の手を煩わせていた巻取ビームのカウント値に基づく巻取ビームに対するロットコードの付与や巻取長カウンタのリセットの自動的に処理するこれら機械に対する信頼性がより向上する。
発明を実施するための最良の形態・実施例
以下、本発明を実施するための具体的な形態を、図面を用いて説明する。図1には、工場内に配置される経糸準備機の1つである経糸巻取装置10の全体を示す。経糸巻取装置10は、大まかに言えば、多数の給糸体12が載置されるクリール11と、クリール11の前方に設けられるテークアップロール18ならびにテークアップロール18の経糸走行方向下流側に設けられるテンションロール20と、経糸シート17を巻取る巻取ビーム22とを含む。
クリール11には、上・下、左・右および前・後方向に多数の給糸体12が並び設けられる一方、各給糸体毎にテンサ13が設けられる。また、クリール11とその前方に回転自在に配置されるテークアップロール18との間には、一対のガイドロール15a,15bが上・下方向に互いに重なり合うようにかつ離間して配置され、他方、テークアップロール18に隣接してガイドロール16a,16bがそれぞれ配置されている。各給糸体12からテンサ13を経由して引出される経糸14は、一対のガイドロール15a,15bを介して1つに合体されて経糸シート17となり、ガイドロール16a,テークアップロール18、ガイドロール16bに巻掛けられる結果、テークアップロール18の周面に接触されるとともに、その前方に設けられるテンションロール20を経由して転向されて巻取ビーム22に導かれる。
上記したガイドロール15a,15b,16a,16b、テークアップロール18、テンションロール20ならびに巻取ビーム22は、いずれも経糸走行経路の両側に配置される図示しないフレームにより回転自在に支持されている。テークアップロール18には、回転トルクを発生させる補助モータ25が連結されている。また、テンションロール20とこれを受ける図示しないフレームとの間には、張力センサ21ならびに図示しないブラケットが介装されており、張力センサ21は、テンションロール20が受ける作用力、換言すれば経糸シート17(経糸14)の総張力を電気信号の形で出力する。またテンションロール20は、図示しない前記ブラケットに回転自在に支承されるとともに、その回転量を検出する回転量検出器30が連結されている。
一方、巻取ビーム22には、これを回転駆動する巻取モータ26がギア等の伝達機構を介して連結されるとともに、ビーム22に巻取られた経糸シートの巻径を検出する巻径センサ27が設けられる。また巻取ビーム22を着脱する際に、ビームを所定の装着位置に上・下移動させるための、図示しないフレームに回動自在に支承されるアーム28とこれを駆動する駆動アクチュエータ29が設けられている。これら各センサ、各モータならびに駆動アクチュエータは、経糸巻取装置10を制御する制御装置40にそれぞれ接続されている。さらに、制御装置40には、ビームを着脱する際にアーム28の操作を行うための選択操作スイッチ31、経糸巻取装置10に対する運転操作を行うための運転ボタン32やこれ以外の図示しない操作ボタンが複数接続されている。
経糸巻取装置10では、巻取運転中、経糸走行速度を所定の値に維持する制御、所定の巻取張力を維持する制御、さらには所定の巻取長で定尺停止させる停止制御等の各種制御が、制御装置40により行われる。それら制御の代表的なものとして、3つ((1)から(3))について、以下詳説する。
(1)経糸走行速度制御
巻径センサ27からの巻径信号や、後述される設定部50から送り込まれる経糸走行速度に関する設定値や、さらには回転量検出器30からの信号を基に算出される実際の経糸速度等により、シート状の経糸17が所定の走行速度のもとで巻取られるように、巻取ビームの回転すなわち巻取モータ26の出力トルクを制御する。
(2)巻取張力制御
張力センサ21からの張力信号ならびに後述される設定部50から送り込まれる付与張力に関する設定値等に基づき、巻取運転中シート状の経糸17が所定の巻取張力で巻取られるように、テークアップロール18の回転トルクすなわち補助モータ25の出力トルクを制御する。なお、各給糸体12,12…から引き出されてなる経糸17には、テンサ13を経由するため、各テンサ13,13による引出張力と、テークアップロール18による付与張力の加算結果が、最終的な巻取張力とされるため、上記付与張力(付与トルク)の設定値は、設定される巻取張力の設定値から上記テンサ13、13…の付与張力の総和値(すなわち総引出張力)の減算結果が、上記補助モータに対する回転トルクの設定値として設定される。この結果、巻取運転中、トルク設定値に対応して発生される補助モータ25から出力されるトルクを受けて、テークアップロール18は接触する経糸17に対応する作用力すなわち張力を与えつつ、経糸の走行にあわせて同じ方向に回転される。なお、より好ましくは、張力センサ21からの張力信号により検出された巻取張力が所定値を維持するように、補助モータ25から出力するトルクを制御するように構成すればよい。
(3)停止制御
テンションロール20に連結される回転量検出器30からの回転量信号に基づき、経糸の走行量を検出することができ、巻取運転中に検出した経糸走行量の積算結果である経糸巻取長が、後述される所定のプリセット値に達したことにより、経糸巻取装置を定尺停止(経糸巻取長が定尺に達したことを示すべくベルを鳴動させて経糸巻取装置10を停止させる、いわゆるベル停止)させることができる。
上記以外にも巻取ビームを着脱させるべく、操作ボタンに対する操作に対応させてアーム28を回動させたり、経糸巻取装置を運転させるなどの制御が制御装置40により遂行することができる。
図2には、制御装置40の内部ブロック図を示す。制御装置40は、大まかに言えば、上記した補助モータ25,モータ26、駆動アクチュエータ29等のアクチュエータを制御するとともに、経糸巻取装置の運転や停止動作等の全体動作を制御する制御器42と、制御器42に対し、制御に係わる設定値の入力機能と制御データや稼働情報等の表示機能とを有する設定部50とからなる。
制御器42は、設定部50に接続するためのポート46と、制御処理プログラムが格納されるメモリ44と、アクチュエータ、操作スイッチ、センサ等に信号を送受するために接続される入出力ポート45(I/Oポート)とを、中央処理装置であるマイコン(以下、MPUという。)43に接続している。メモリ44に記憶されるプログラムには、制御器42を作動させるためのシステムプログラムや機械に対応して繊維機械メーカ側で作成され機械の動作を制御する制御処理プログラム等が格納されている。I/Oポート45には、その入力として、ビームを着脱する際にアーム28の操作を行うための選択操作スイッチ31や経糸巻取装置10に対する運転操作を行うための運転ボタン32やこれ以外の図示しない複数の操作ボタン、張力センサ21や巻径センサ27や回転量検出器などの各種センサが接続されるほか、その出力として、電流発生器47,48,49等を介して補助モータ25や巻取モータ26や駆動アクチュエータ29等のアクチュエータに接続されている。また、ポート46は、後述される設定部50のポートに通信可能に接続されている。このため、MPU43は、I/Oポート45やポート46を、メモリ44に記憶された前記プログラムに従って制御することにより、各アクチュエータに対する駆動制御を含む前記列記した制御などを行って経糸巻取装置10を制御するほか、設定部50との間で通信することができる。
これに対し、設定部50は、例えば、表示機能と情報の入力機能とを兼ね備えたタッチパネル式の表示器53と、ポート54と、表示処理プログラムが格納されるメモリ52とを、中央処理装置であるマイコン(以下、MPUという。)51に接続している。メモリ52には、表示器53を作動させるためのシステムプログラムや設定値の入力操作や情報を表示するためにの表示処理や文字フォントや画面表示フレームなどの表示に必要な表示処理プログラムや、入力された情報をポート54を介して制御器42に側に認識させるべく通信するために必要な通信プログラムなどが格納されている。また、MPU51は、前記表示処理プログラムに従って表示すべき情報を表示器53上に表示させる一方、作業者が表示器53に触れた位置を解析し、操作態様に対応して新たな画面表示に切り換えたり、設定された設定値をポート54を介して制御器42側に送信したり、さらには制御器42側から送られる情報を画面上に表示させる等の動作を遂行する。
好ましくは、表示処理に関する処理機能を制御器42に持たせ他方設定部50は制御器側から送られる情報を表示し、作業者は設定部50を介して制御器42と対話することにより一連の設定や表示機能を実現するようにしてもよい。より具体的には、対象とする機械に対応する設定値の入力や表示に係わる処理プログラムを制御器42側の処理プログラムとしてメモリ44に格納しておき、制御器42は、(より詳細は後述するが)表示に必要な情報をフレーム番号に対応させてポート46を経由して設定部50側に送信し、これを受ける設定部50では、対応する情報を各フレームに表示し、作業者が表示器53の対応するフレームに触れたことにより設定部50がそのフレーム番号に対応する情報をポート54を経由して制御器42側に送信することにより、設定や表示させる項目を順次絞り込むように構成する。そのようにすれば、設定や表示に関する各項目が製造時期や機種や種類により異なる複数の機械を所有したとしても、対応する処理プログラムが制御器42側のメモリ44に格納されるため、設定部50を共用可能になり、ユーザは故障時に備えた予備部品の保有数を減らすことができる。
図3〜図4を参照して、経糸巻取装置10による経糸ビームの生産に係わる一連の流れを説明する。図3を参照するに、各種の条件や情報を設定部50に設定するいわゆるロット生産開始設定操作が、ロット生産の開始に先立ち作業者により行われる(ステップ101)。このロット開始設定では、巻取装置の設定値、あるいは巻取長に関するプリセット値などの設定値のほか、各巻取ビームに付与する親のロットコード等の情報も合わせて設定される。ついで作業者は、選択操作スイッチ31をビーム装着側に切り換える操作を行うことにより、経糸巻取装置10は、アーム28が所定の装着位置(図示点線位置)に回動させて、空状態の巻取ビーム22が経糸巻取装置10に装着される(ステップ102)。なお、このステップ102の処理の詳細については後述する。また、経糸巻取装置10では、これら操作のほかに、クリール11に給糸体12を載置したり、テンサ13やテンションロール20等を経由して経糸17を巻取ビーム22に結びつける等の巻取運転を開始するための準備作業も並行して行われる。
次いで、作業者が運転ボタン32を操作することにより、ポート45に運転指令信号が入力されると、制御器42は、経糸シート17の巻取運転を開始する(ステップ103)。この巻取運転工程では、制御器42は、経糸シート17に毛羽や糸切れが発生したことを図示しない経糸センサにより検出して巻取装置10を停止させるため、作業者は、糸切れ等を修復後、再度運転ボタンを操作して巻取運転を再開させる。また、経糸巻取装置10では、前記したようなテークアップロール18に対する付与張力を制御する巻取張力制御のほか、経糸走行量すなわち経糸巻取長を検出し、所定のプリセット値との比較結果により経糸巻取装置10を停止させる定尺停止制御が行われており、所定のプリセット長に達した時点で経糸巻取装置10の運転は直ちに停止される。
経糸シート17の巻取長が所定のプリセット設定値に達して、巻取装置10が定尺停止されると、作業者は、経糸17を切り離す等の必要な処置を行うとともに、選択操作スイッチ31をビーム取り外し側に切り換える操作を行うことにより、経糸巻取装置10では、アーム28が所定の取り外し時の位置(図示実線位置)に回動駆動されて、満巻き状態の経糸ビームが巻取装置から取り外される(ステップ104)。次いで、作業者は、現在のロットが経糸ビーム22をさらに生産するか否かを判断し、現在のロットで継続的にビームを生産する場合には、空状態のビームを再度装着するための操作によりステップ102に戻る処理が行われ、以降次の経糸ビームを生産することができ、また逆に、ロット生産が終了される場合には、設定部50を介してロット終了する旨の操作(ステップ106)を行うことにより、一連の経糸ビームの生産を終了することができる。
このような経糸巻取装置10では、特にビーム22の着脱時に、作業者が行うべき作業が集中することになることから、作業者の負担をより軽減するために、ビームの装着操作(ステップ102)により、経糸ビーム22に対して付与するロット番号のもとになるビームカウント値のカウントアップ処理や巻取長カウンタのリセット処理(いわゆるゼロ戻し)などの表示データに対する操作を自動的に行うように、制御器42のメモリ44には格納される制御処理プログラムが記録されている。このため、図3におけるビームの装着操作(ステップ102)が実行されたときにおける、制御器42が行う処理内容を図4に示す。先ず、選択操作スイッチ31がビーム装着側に切り換える操作が行われて操作信号が入力されると、制御器42では、アーム28が図示点線に示される位置まで回動する処理が行われることにより、3つの内部処理フラグ、例えばロット確定フラグ、ロット開始フラグ、ビーム装着検出フラグおよびビーム取り外し検出フラグを確認するステップ112から115を遂行し、いずれもフラグのオンを確認したときには、ビームカウント値を+1するカウントアップ処理および巻取長カウンタの実測長さをリセット(すなわちゼロ戻しする)処理を行う(ステップ116)ことにより、前記表示データの操作を遂行するための複数の処理条件がともに満たされたときに前記表示データに対する操作を遂行可能にされている。また、制御器42では、上記したフラグのうちいずれかがオフであることを確認したとき、何も実行せずに、図3のステップ103に戻るようにされている。
これに対し、各内部処理フラグは、例えば以下の事態によりオン・オフされる。先ず、前ロット確定フラグは、ステップ103における巻取運転工程において、巻取運転開始時からの実測された経糸の走行長(巻取長さ)が、所定長(例えば200m程度)に定められるプリセット値を超えた状態にあるときオンされる(すなわち、カウンタ長がステップ106の処理によりリセットされるまでの間オンされる)フラグである。また、ロット開始フラグは、ステップ101において、巻取運転に必要最小限の設定条件等が設定された時点でオンされ、またステップ106のロット終了設定によりオフされるフラグである。また、ビーム装着検出フラグは、巻取ビームが経糸巻取装置10に装着された状態にあることを検出するビーム装着検出センサ35からの信号入力によりオンされるフラグである。
なお、このようにフラグにより判定する理由は、経糸ビームが脱着される際の作業が集中する傾向にあり、作業者が必ずしも図3に示される順番に作業が行われるとは限らないからである。すなわち、前ロットの満巻きビームの取り外し操作(ステップ105)、前ロットの終了設定(ステップ106)、次ロットに対するロットの開始設定(ステップ101)、次ロットに対する空状態のビーム装着操作(ステップ102)の順序が、前後入れ替わって行われることがあるからである。
図5には、設定部50を構成し、入力機能と表示機能とを兼ねる表示器53の表示画面の一例を示している。例えば、図示される表示器53は、数値の表示量が図示のように制限された簡易型の設定器で構成されており、制御器42は、設定部50に最上位階層の選択画面表示に必要な情報を送信し、作業者は、表示器53の表示から項目を順次選択することにより、制御器42にその旨の情報を送信することを繰り返すことにより、最終的に表示させる項目を絞り込み、最終的に表示器53にデータを表示させたりこれを介して設定値を変更する例である。
図5の図示例では、最上位階層の表示画面として、この画面の階層が最上位層であることを示す(MAIN MENU)のほか、経糸巻取長カウンタ機能として制御器42を介して計測された巻取長の実測値の表示画面に移行するための項目(COUNT)、上記経糸巻取長カウンタ機能に対するプリセット値を変更する画面に移行するための項目(C SET)、上記経糸巻取長カウンタ機能に対する実測巻取長をリセット(0戻し)を実行する画面に移行するための項目(RESET)、さらには経糸の糸切れ回数や巻取ビームの巻径、テークアップロールに付与されるトルク指令値(換言すれば付与される経糸張力)等の実際値を表示させるべくこれより下位階層の選択画面に移行するための項目(ACT)、上記以外の設定値の入力や変更を行うべくこれより下位層の選択画面に移行するための項目(SET)、これ以外の設定や表示機能を遂行するためのこれより下位層の選択画面に移行するための項目(SUB)の各キーを表示している。
現在の表示である階層情報である(MAIN MENU)が矩形フレーム55aに表示される一方、上記列記した(COUNT)〜(SUB)の各項目は、矩形フレーム55b、55c,55d,55e,55fおよび55g内に対応する文字で表示される。それらの表示フレームの領域は、タッチパネル式表示器53の操作キー領域として機能する。これにより、作業者は、タッチパネル式表示器に表示された最上位層の各種項目から目的とする階層の項目を選択することができる。
図6には、このようないくつかの図示しない画面の選択操作を経て、計測された巻取長の実測値を表示させるための画面に至ったときの表示器53の表示画面の一例を示す。最下位層の表示画面として、このメニューが経糸巻取長のカウンタ長を表示するメニューであることを示す(T.UP COUNT VALUE)、実測された現在の巻取長の数値表示、メインメニューに戻るための項目(TO MAIN MENU)が表示される一方、巻取長の近傍に巻取長のリセットに関係する3つの内部処理フラグの状態が制御器42側からの送信を受けてそれぞれ表示されている。
現在の表示である階層情報である(T.UP COUNT VALUE)が矩形フレーム56aに表示される一方、実測された現在の巻取長、メインメニューに戻るためのメニュー(TO MAIN MENU)の各項目が矩形フレーム56b、56cにそれぞれ対応する数値および文字で表示されており、また巻取長が表示されるフレーム56bの近傍のフレーム56dには、巻取長のリセット処理に関するフラグである、ロット確定フラグ、ロット開始フラグおよびビーム装着検出フラグの各内部状態が記号の形で左から順に、表示されている。このようにして、表示器53のフレーム56dには、制御器42における経糸巻取長または経糸ビームのカウント値のうち少なくとも1つを操作する際の処理条件成立の有無に関する情報が制御装置の内部状態に関する情報として表示される。
なお、表示される記号の「*」は、そのフラグがオン状態にあることに対応しており、また記号「−」は、そのフラグがオフ状態にあることに対応しており、図6の図示内容では、ロット確定フラグ、ロット開始フラグおよびビーム装着検出フラグの各内部状態は、オン、オン、オフの各状態をそれぞれ示している。また、このようなフラグの内部状態の表示について、ユーザの作業者が本来の目的とされる各項目等の情報表示の視認性を著しく損なわない程度に、かつ認識可能な形態に表示されていればよく、上記記号のほか、文字、数値のほか、表示色、異なる表示態様(例えば点滅と連続との間の切り替えあるいは点滅周期の変更)等とすることができる。
さて、作業者は、空状態の巻取ビームを経糸巻取装置に装着した後、巻取運転を開始することになるのだが、運転開始する前に、経糸ビーム毎に付与するロットコードのもとになるビームカウント値や、巻取長のカウンタ値が正しい状態、つまりビームカウント値が正しくカウントされており、しかも巻取長がリセット(0.0mに)されていることを確認することになる。そこで、設定部50を操作して、対応する表示が望まれる状態になっていることを確認する。
ここで、選択操作スイッチ31をビーム装着側に切換操作してステップ102の処理を実行したときに、何らかの理由により巻取長カウンタがリセット(ゼロ戻し)されなかった状態を想定する。いわゆる従来技術では、単に巻取長カウンタの数値のみを単に表示するにすぎないため、作業者は、原因を追及する必要があるのだが、内部処理状態がわからないため真の原因を追及することができず、結果として緊急避難的な対処(カウンタ長やビームカウント長を手動で修正)を行うことになり、このため、異常な状態がこれ以降も継続的に発生される(換言すればビーム装着の度に修正作業が必要になる)ことになり、後に作業者の修正漏れによる不都合が発生することを阻止できない。
これに対し、本件実施例によれば、図6に示すように、巻取長カウンタのカウント長のリセットに関連する制御器42の内部フラグの状態情報を、記号の形で巻取長カウンタのカウント長が表示されるフレーム56bの近傍の位置にあるフレーム56d上に、同一画面上に同時に表示されるため、作業者は、内部フラグの状態表示を見ることにより、巻取長カウンタがリセットされない原因が、フレーム56dの左から3番目の記号が「−」でフラグがオフ状態になっていること、すなわち制御器42がビーム装着センサ35からの装着信号を認識しないことが原因であることを容易に推定することができ、作業者は、直ちに必要なトラブルシューティングと対処、例えば上記センサからの信号出力の確認や信号配線経路の確認あるいは故障品の交換等の対処を行うことができる。なお、仮に、フレーム56dの左から1番目あるいは2番目のフラグがオフ状態にあるとき、対応する作業工程が未完状態にあることを認識することができる。このような内部状態の解析は、機械メーカ側から配布される資料を基に、あるいはメーカ側に問い合わることにより実行できる。また、フレーム55dには、各フラグの状態に加え、これら表示データの操作処理の起点となる、操作スイッチ31がビーム装着側に切り換えるための操作信号の入力状態を制御装置の内部状態に関する情報として表示するように構成することも可能である。そのようにすれば、さらにトラブルの原因が操作信号の未入力にあるのか否かといった情報を得ることが可能である。
さて、図7には、図6の場合と同様に、いくつかの図示しない画面の選択操作を経て、経糸ビームに付与するロット番号を表示させるための画面に至ったときの表示器53の表示画面の一例を示す。最下位層の表示画面として、このメニューが経糸ビームに対して付与するロット番号を表示するメニューであることを示す(LOT CODE)、経糸ビームに付与するロットコードの数値あるいは文字の表記、メインメニューに戻るための項目(TO MAIN MENU)が表示される一方、ロット番号の更新に関係する3つの内部処理フラグの状態が表示される。
なお、ロット番号について、図示例の左から5桁は、指図書などにより指示される親のロット番号と呼ばれるものであり、これより右側の位置でいわゆる分数の形で表される4つの数字について、分子の数値は、現在の経糸ビーム本数のカウント値とされ、また分母の数値は、同一ロットにおける経糸ビームの生産予定の総本数に対応するものである。この結果、親のロットコードが「#4521」とされ、子のロットコードは「02」とされ、これら2つのコードが合体されてなるロットコード「#4521_02」が、最終的にこの経糸ビームに付与されるロットコードとされる。
現在の表示である階層情報である(LOT CODE)が矩形フレーム57aに表示される一方、ビームのカウント値を含むロット番号、メインメニューに戻るためのメニュー(TO MAIN MENU)の各項目が矩形フレーム57b、57cにそれぞれ対応する数値および文字で表示されており、またロット番号が表示されるフレーム57bの近傍のフレーム57dには、図6と同様、ビームカウント値の加算処理に関するフラグである、ロット確定フラグ、ロット開始フラグおよびビーム装着検出フラグの各内部状態が記号の形で左から順にそれぞれ表示されている。
さて、図7には、図6の場合と同様に、選択操作スイッチ31をビーム装着側に操作してステップ102の処理を実行したことにより、本来ビームカウント値が「3」を示すべきところ何らかの理由によりビームカウント値が異常な値「2」を示している例であり、作業者は、ビームカウント値の異常(加算されていないこと)に気づいたとき、フレーム57dの内部フラグの状態表示を確認して、フレーム56dの左から3番目の記号が「−」でフラグがオフ状態になっていること、すなわち制御器42がビーム装着センサ35からの装着信号を認識しないことが原因であることを容易に推定することができ、作業者は、直ちに必要なトラブルシューティングならびに対処、すなわち上記センサからの信号出力の確認や信号配線経路の確認あるいは故障品の交換等の対処を行うことができる。
上記した実施例では、表示処理に関する処理機能の一部を制御器42に持たせ、他方設定部50では制御器側から送られる情報を単に表示し、作業者は設定部50を介して制御器42と対話することにより一連の設定や表示機能を実現するようにしているが、そのような構成には限定されない。例えば、設定・表示機能に関する処理プログラムを設定部50側のメモリ52に格納し、設定部50が主導的に設定機能や表示機能や稼働情報の算出処理を実行し、必要に応じて制御器42側に設定値を送信したり、実測値を読み出すように構成することもできる。この場合の表示データに対するトラブルシューティングに必要な情報は、設定部50の内部処理フラグがそれに対応し、前記内部処理フラグの情報が表示器53に表示される。また、設定や表示処理に関する処理機能が、制御器42と設定器50との間で分担されて実行される場合には、表示データに対するトラブルシューティングに必要な情報は、制御器42と設定器50の双方の内部処理フラグがそれに対応し、前記内部処理フラグの情報が表示器53に表示される。
上記した実施例について、制御器42が主導的に通信するように構成される例について示したが、設定器側が主導的に通信するようにしてもよい。上記した実施例では、フレーム56d、57dに内部処理情報を常時表示するようにしているが、作業者が必要に応じて表示モードを切り換えることにより、関連する表示情報の近くにこれら内部情報を表示するようにしてもよい。
上記した実施例では、カウンタ長のリセット処理あるいはロット番号に関する処理(ビーム本数のカウント処理)について示してあるが、これ以外の制御について、関連する内部フラグの状態情報を該当する表示情報の近くに合わせて表示するようにしてもよい。
上記した実施例では、経糸巻取装置を一例として示したが、他の繊維機械、例えば経糸糊付装置、撚糸機や巻返し機などの緯糸準備装置あるいは織機などにも適用することも可能であり、さらには、繊維機械以外の一般の産業機械に対しても広く適用可能である。
経糸巻取装置の全体を示す図である。 経糸巻取装置を制御する制御装置の内部ブロック図である。 経糸巻取装置を用いて経糸ビームを生産する際の一連の工程を示すフロー図である。 図4フロー図のステップ102における制御器42の内部処理工程を示すフロー図である。 制御装置の表示器に表示される画面の一例である。 巻取長カウンタのカウンタ長を表示する際の制御装置の表示器に表示される画面の一例である。 経糸ビームに付与するロット番号を表示する際の制御装置の表示器に表示される画面の一例である。
符号の説明
10 経糸巻取装置
11 クリール
12 給糸体
13 テンサ
14,17 経糸
15a,15b,16a,16b ガイドロール
18 テークアップロール
20 テンションロール
21 張力センサ
22 巻取ビーム(経糸ビーム)
25 補助モータ
26 巻取モータ
27 巻径センサ
28 アーム
29 駆動アクチュエータ
30 回転量検出器
31 選択操作スイッチ
32 運転ボタン
35 ビーム装着センサ
40 制御装置
42 制御器
43 MPU
44 メモリ
45 ポート
45 入出力ポート(I/Oポート)
46 ポート
47,48,49 電流発生器
50 設定部
51 MPU
52 メモリ
53 表示器(タッチパネル)
54 ポート
55a,55b,55c,55d,55e,55f,55g,56a,56b,56c,56d,57a,57b,57c,57d 矩形フレーム

Claims (3)

  1. 繊維機械の制御装置に接続され、制御装置が把握する情報を視覚認識可能な形で画面表示する繊維機械の表示装置において、
    表示されたデータに対するトラブルシューティングの実施に際し、必要とされる制御装置の内部状態に関する情報を関連する前記表示データと同時に表示することを特徴とする、繊維機械の表示装置。
  2. 前記制御装置には、前記表示データの値が操作されるための操作信号が入力される一方、前記制御装置は、表示データの操作を遂行するための1以上の処理条件がともに満たされたときに前記表示データに対する操作を遂行可能にされており、前記表示装置は、前記処理条件成立の有無に関する情報を前記制御装置の内部状態に関する情報として表示することを含む、請求項1に記載の繊維機械の表示装置。
  3. 前記制御装置で行われる表示データの値の操作には、計測された経糸巻取長のリセット処理または経糸ビームのカウント値のカウント処理のうち少なくともいずれかを含む、請求項2に記載の繊維機械の表示装置。
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