JPS63270842A - 織機における織段発生防止方法 - Google Patents
織機における織段発生防止方法Info
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- JPS63270842A JPS63270842A JP10266787A JP10266787A JPS63270842A JP S63270842 A JPS63270842 A JP S63270842A JP 10266787 A JP10266787 A JP 10266787A JP 10266787 A JP10266787 A JP 10266787A JP S63270842 A JPS63270842 A JP S63270842A
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D03—WEAVING
- D03D—WOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
- D03D51/00—Driving, starting, or stopping arrangements; Automatic stop motions
- D03D51/002—Avoiding starting marks
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Looms (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
発明の目的
(産業上の利用分野)
本発明は機台停止に起因する織段の発生を防止する方法
に関するものである。
に関するものである。
(従来の技術)
ワープビームから送り出される経糸の適正な張力維持は
経糸送り出し速度の制御にて達成されるが、機台駆動モ
ータとは独立した送り出しモータによる送り出し機構は
経糸送り出し速度の制御容易性の上で有効である。この
ような送り出し機構を利用して機台停止に起因する織前
位置変動の修正方法が特開昭59−30944号公報に
開示されている。この従来例では、機台再起動直前にワ
ープビーム径と織り密度とに応じて送り出しモータを逆
転すると共に、起動直後に一定期間にわたって送り出し
速度を通常よりも増大し、機台停止に起因する厚膜及び
薄膜発生防止を図っている。
経糸送り出し速度の制御にて達成されるが、機台駆動モ
ータとは独立した送り出しモータによる送り出し機構は
経糸送り出し速度の制御容易性の上で有効である。この
ような送り出し機構を利用して機台停止に起因する織前
位置変動の修正方法が特開昭59−30944号公報に
開示されている。この従来例では、機台再起動直前にワ
ープビーム径と織り密度とに応じて送り出しモータを逆
転すると共に、起動直後に一定期間にわたって送り出し
速度を通常よりも増大し、機台停止に起因する厚膜及び
薄膜発生防止を図っている。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、織前位置の変動量は機台停止時間に大き
く左右されるものであり、しかも糸種類、織り密度等の
織成条件あるいは経糸切断、緯入れミス等における処理
作業といった織前位置変動要因によっては織前位置を前
方へ変位修正する必要もあり、前記従来方法ではこのよ
うな機台停止時における多彩な織段発生状況に対処する
ことができない。
く左右されるものであり、しかも糸種類、織り密度等の
織成条件あるいは経糸切断、緯入れミス等における処理
作業といった織前位置変動要因によっては織前位置を前
方へ変位修正する必要もあり、前記従来方法ではこのよ
うな機台停止時における多彩な織段発生状況に対処する
ことができない。
発明の構成
(問題点を解決するための手段)
そこで本発明では、織機の駆動モータとは独立した正逆
転可能な送り出しモータの作動を制御する経糸送り出し
制御装置に機台停止時間を変数とする離散的あるいは連
続的な織前位置補正関数として織前位置補正量を予め入
力設定しておき、機台停止時から機台再起動直前に至る
機台停止時間に応じて織前位置補正量を前記織前位置補
正関数から算出すると共に、この算出された織前位置補
正量相当の前記送り出しモータの正転あるいは逆転作動
を少なくとも機台再起動直前に遂行するようにした。
転可能な送り出しモータの作動を制御する経糸送り出し
制御装置に機台停止時間を変数とする離散的あるいは連
続的な織前位置補正関数として織前位置補正量を予め入
力設定しておき、機台停止時から機台再起動直前に至る
機台停止時間に応じて織前位置補正量を前記織前位置補
正関数から算出すると共に、この算出された織前位置補
正量相当の前記送り出しモータの正転あるいは逆転作動
を少なくとも機台再起動直前に遂行するようにした。
(作用)
即ち、機台停止中の織前位置は機台停止時間の経過に伴
って変動するが、この変動傾向は経糸と織布との伸び関
係、織り密度、緯入れミス時のミス糸除去作業、経糸切
断時の経糸繋ぎ作業等に応じて把握可能である。この把
握に基づく織前位置補正量を離散的あるいは連続的な機
台停止時間の関数として捉え、この織前位置補正関数を
前記経糸送り出し制御装置に入力設定しておき、機台停
止時間に応じて前記織前位置補正関数から織前位置補正
量を算出する。従って算出された織前位置補正量は実際
の機台停止時間に左右された織前位置変動に程良く一致
し、この織前位置補正を機台再起動直前に遂行すること
により機台停止に起因する織段発生が解消される。
って変動するが、この変動傾向は経糸と織布との伸び関
係、織り密度、緯入れミス時のミス糸除去作業、経糸切
断時の経糸繋ぎ作業等に応じて把握可能である。この把
握に基づく織前位置補正量を離散的あるいは連続的な機
台停止時間の関数として捉え、この織前位置補正関数を
前記経糸送り出し制御装置に入力設定しておき、機台停
止時間に応じて前記織前位置補正関数から織前位置補正
量を算出する。従って算出された織前位置補正量は実際
の機台停止時間に左右された織前位置変動に程良く一致
し、この織前位置補正を機台再起動直前に遂行すること
により機台停止に起因する織段発生が解消される。
(実施例)
以下、本発明を具体化した一実施例を図面に基づいて説
明する。
明する。
第1図は織機全体の側面を路体的に示し、送り出しモー
タMにより駆動されるワープビームlから送り出される
経糸Tはバックローラ2及びテンションローラ3を経由
して綜絖枠18、筬19、図示しない緯入れ装置等から
なる織成装置4側へ案内され、織成装置4において織布
Wに形成された後、エキスパンションバー5、サーフェ
スローラ6、プレスローラ7及びしわ取りガイド部材8
を経由して巻取軸9に巻取られる。テンションローラ3
は検出レバー10の一端部に取り付けられており、検出
レバー10の他端部に取り付けられた引張ばね11によ
り所定の張力が経糸Tに付与されるようになっている。
タMにより駆動されるワープビームlから送り出される
経糸Tはバックローラ2及びテンションローラ3を経由
して綜絖枠18、筬19、図示しない緯入れ装置等から
なる織成装置4側へ案内され、織成装置4において織布
Wに形成された後、エキスパンションバー5、サーフェ
スローラ6、プレスローラ7及びしわ取りガイド部材8
を経由して巻取軸9に巻取られる。テンションローラ3
は検出レバー10の一端部に取り付けられており、検出
レバー10の他端部に取り付けられた引張ばね11によ
り所定の張力が経糸Tに付与されるようになっている。
引張ばね11のホルダー12はねじ13に螺着された歯
車14に接続されており、歯車14は正逆転可能なモー
タ15の駆動ギヤ15aと噛合している。従って、モー
タ15の駆動によりホルダー12が前後動し、引張ばね
11のばね力を調整可能である。検出レバー10の他端
部には磁石16が止着されていると共に、磁石16と対
抗して磁気変位検出器17が配設されており、磁気変位
検出器17は経糸張力に応じた同検出器17と磁石16
との間隔距離を電気信号に変換する。磁気変位検出器1
7からの電気信号は経糸送り出し制御装置Cに入力され
、経糸送り出し制御装置Cは予め設定された許容範囲の
経糸張力と前記入力信号で把握される経糸張力との比較
及び機台回転角度検出用ロータリエンコーダEからの検
出信号から把握されるワープビーム径に基づいて作動制
御部20に作動指令を送り、モータ15の作動を制御す
る。これにより通常運転時の経糸張力が制御され、織段
発生防止が行われる。
車14に接続されており、歯車14は正逆転可能なモー
タ15の駆動ギヤ15aと噛合している。従って、モー
タ15の駆動によりホルダー12が前後動し、引張ばね
11のばね力を調整可能である。検出レバー10の他端
部には磁石16が止着されていると共に、磁石16と対
抗して磁気変位検出器17が配設されており、磁気変位
検出器17は経糸張力に応じた同検出器17と磁石16
との間隔距離を電気信号に変換する。磁気変位検出器1
7からの電気信号は経糸送り出し制御装置Cに入力され
、経糸送り出し制御装置Cは予め設定された許容範囲の
経糸張力と前記入力信号で把握される経糸張力との比較
及び機台回転角度検出用ロータリエンコーダEからの検
出信号から把握されるワープビーム径に基づいて作動制
御部20に作動指令を送り、モータ15の作動を制御す
る。これにより通常運転時の経糸張力が制御され、織段
発生防止が行われる。
なお、経糸張力検出手段としてロードセルを採用し、検
出レバー10の変位に応じたロードセルからの信号を経
糸送り出し制御装置cに入力する構成も可能である。
出レバー10の変位に応じたロードセルからの信号を経
糸送り出し制御装置cに入力する構成も可能である。
経糸送り出し制御装置Cは機台起動用押しボタン21か
らのON信号に基づいて作動制御部22に作動指令を送
り、送り出しモータMの正逆作動を制御する。経糸送り
出し制御装置Cには機台再起動時の送り出しモータM作
動制御用プログラムが予め紐み込まれており、この設定
プログラムを遂行するための織前位置補正量の設定が第
1図に示す入力設定装置23により行われる。作動制御
用プログラムは機台停止に起因する織段発生防止用プロ
グラムであり、このプログラム遂行のための織前位置補
正量の設定は経糸種類、織り密度、機台回転速度等の織
成条件毎に新たなワープビーム装着作業(機仕掛は作業
)時に行われる。
らのON信号に基づいて作動制御部22に作動指令を送
り、送り出しモータMの正逆作動を制御する。経糸送り
出し制御装置Cには機台再起動時の送り出しモータM作
動制御用プログラムが予め紐み込まれており、この設定
プログラムを遂行するための織前位置補正量の設定が第
1図に示す入力設定装置23により行われる。作動制御
用プログラムは機台停止に起因する織段発生防止用プロ
グラムであり、このプログラム遂行のための織前位置補
正量の設定は経糸種類、織り密度、機台回転速度等の織
成条件毎に新たなワープビーム装着作業(機仕掛は作業
)時に行われる。
織前位置補正量は過去のデータをもとに機台停止時間を
変数とする離散的関数としてまず捉えられる。この離数
的な織前位1補正関数を入力設定するには、まず書換キ
ー24をONL、機台停止原囚指定キー34,35.3
6.37のうちのいずれか1つ及び機台停止時間設定キ
ー25をONすると共に、数字キ一群26のON操作に
より所定の時間T1を指定する。これにより機台停止原
因に割り付けられた番号が表示部38に表示され、指定
時間T1が表示部29に表示される。続いて経糸種類、
織り密度、機台回転速度等の織成条件に応じて変動する
織布Wの織前Wlに見合う織前位置補正方向を補正方向
設定キー27の偶奇選択ON操作及び数字キ一群26の
ON操作により所望の補正量を指定する。これにより織
前位置の補正方向が表示部30Aに+あるいは−とじて
表示され、織前W1の補正量が表示部31Aに表示され
る。この後、セットキー32のON操作により各表示部
29.30A、31Aに表示された織前位置補正量が経
糸送り出し制御装置Cに入力設定され、このような織前
位置補正量の入力設定が機台停止時間T2.T3.
・・・Tm・・・Tm毎に行われる。経糸送り出し制御
装置Cはこの入力設定された離散的織前位置補正関数を
第3図に示す連続的な折れ線曲線からなる織前位置補正
関数F (t)に変換する。
変数とする離散的関数としてまず捉えられる。この離数
的な織前位1補正関数を入力設定するには、まず書換キ
ー24をONL、機台停止原囚指定キー34,35.3
6.37のうちのいずれか1つ及び機台停止時間設定キ
ー25をONすると共に、数字キ一群26のON操作に
より所定の時間T1を指定する。これにより機台停止原
因に割り付けられた番号が表示部38に表示され、指定
時間T1が表示部29に表示される。続いて経糸種類、
織り密度、機台回転速度等の織成条件に応じて変動する
織布Wの織前Wlに見合う織前位置補正方向を補正方向
設定キー27の偶奇選択ON操作及び数字キ一群26の
ON操作により所望の補正量を指定する。これにより織
前位置の補正方向が表示部30Aに+あるいは−とじて
表示され、織前W1の補正量が表示部31Aに表示され
る。この後、セットキー32のON操作により各表示部
29.30A、31Aに表示された織前位置補正量が経
糸送り出し制御装置Cに入力設定され、このような織前
位置補正量の入力設定が機台停止時間T2.T3.
・・・Tm・・・Tm毎に行われる。経糸送り出し制御
装置Cはこの入力設定された離散的織前位置補正関数を
第3図に示す連続的な折れ線曲線からなる織前位置補正
関数F (t)に変換する。
この織前位置補正関数F (t)に基づく織前位置補正
は機台停止中の経糸T側と織布W側との伸び関係、機台
立ち上がり時の筬打ち不足及び各機台停止原因に特有の
織前位置変位に応じて行われるものであり、機台再起動
時から機台再起動後数回転の間でのみ適合するものであ
る。そこで機台再起動若干後には筬打ち不足分及び各機
台停止原因に特有の織前位置変位の総補正量に関して織
前位置を前記の補正方向と逆方向へ補正解消しておく必
要があり、この逆方向への補正は機台停止原因指定キー
34の選択ON操作、補正方向設定キー28の偶奇選択
ON操作及び数字キ一群260選択掻作にて機台停止時
間に関係なく行われる。
は機台停止中の経糸T側と織布W側との伸び関係、機台
立ち上がり時の筬打ち不足及び各機台停止原因に特有の
織前位置変位に応じて行われるものであり、機台再起動
時から機台再起動後数回転の間でのみ適合するものであ
る。そこで機台再起動若干後には筬打ち不足分及び各機
台停止原因に特有の織前位置変位の総補正量に関して織
前位置を前記の補正方向と逆方向へ補正解消しておく必
要があり、この逆方向への補正は機台停止原因指定キー
34の選択ON操作、補正方向設定キー28の偶奇選択
ON操作及び数字キ一群260選択掻作にて機台停止時
間に関係なく行われる。
織前位置の逆補正方向は表示部30Bに+あるいは−と
して表示され、この補正移動量は表示部31Bに表示さ
れる。
して表示され、この補正移動量は表示部31Bに表示さ
れる。
機台停止原因指定キー34〜37はそれぞれ緯入れミス
、経糸切断、手動停止、緯糸供給ミスといった機台停止
原因に対応するものであり、前記のような織前位置補正
関数がこれら各機台停止原因に応じて順次入力設定され
てゆく。
、経糸切断、手動停止、緯糸供給ミスといった機台停止
原因に対応するものであり、前記のような織前位置補正
関数がこれら各機台停止原因に応じて順次入力設定され
てゆく。
入力設定された織前位置補正関数に基づいて機台再起動
時の送り出しモータM作動制御用プログラムを遂行する
経糸送り出し制御装置Cは機台停止と同時に計測状態に
入るタイマ機能を備えており、機台停止に伴って機台停
止時間が表示部33に表示されると共に、機台停止原因
に割り付けられた番号が表示部39に表示される。この
機台停止原因の特定により例えば織前位置補正関数F(
1)が選択され、機台停止時間Tm後に再起動用押しボ
タン21がON操作されると、経糸送り出し制御装置C
は測定された機台停止時間Tmに応じた織前位置補正量
Δ(T m)を選出する。即ち、経糸送り出し制御装置
!fcは第2図に示す機台再起動信号S1に応答して送
り出しモータM作動制御用プログラム曲線C1,C2の
いずれか一方を選択し、この選択は機台停止時間Tmと
共に表示部30Aに表示された士表示に従って行われる
。
時の送り出しモータM作動制御用プログラムを遂行する
経糸送り出し制御装置Cは機台停止と同時に計測状態に
入るタイマ機能を備えており、機台停止に伴って機台停
止時間が表示部33に表示されると共に、機台停止原因
に割り付けられた番号が表示部39に表示される。この
機台停止原因の特定により例えば織前位置補正関数F(
1)が選択され、機台停止時間Tm後に再起動用押しボ
タン21がON操作されると、経糸送り出し制御装置C
は測定された機台停止時間Tmに応じた織前位置補正量
Δ(T m)を選出する。即ち、経糸送り出し制御装置
!fcは第2図に示す機台再起動信号S1に応答して送
り出しモータM作動制御用プログラム曲線C1,C2の
いずれか一方を選択し、この選択は機台停止時間Tmと
共に表示部30Aに表示された士表示に従って行われる
。
表示部30Aの表示が−の場合には薄膜発生防止用プロ
グラム曲線C1が選択され、表示部30Aの表示が十の
場合には厚膜発生防止用プログラム曲線C2が選択され
る。プログラム曲線ctが選択された場合には、送り出
しモータMが補正曲線Calで示すように織前位置補正
関数F (t)から算出された補正量Δ(Tm)に相当
する分だけ機台再起動信号31発信直後に逆転作動され
、機台駆動モータ40は第2図に作動曲線C3で示すよ
うに機台再起動信号S1発信後所定時間たってから駆動
される。そして、送り出しモータMが補正曲線Cblで
示すように機台起動後の所定時間の間増速作動され、そ
の後通常回転に復帰する。
グラム曲線C1が選択され、表示部30Aの表示が十の
場合には厚膜発生防止用プログラム曲線C2が選択され
る。プログラム曲線ctが選択された場合には、送り出
しモータMが補正曲線Calで示すように織前位置補正
関数F (t)から算出された補正量Δ(Tm)に相当
する分だけ機台再起動信号31発信直後に逆転作動され
、機台駆動モータ40は第2図に作動曲線C3で示すよ
うに機台再起動信号S1発信後所定時間たってから駆動
される。そして、送り出しモータMが補正曲線Cblで
示すように機台起動後の所定時間の間増速作動され、そ
の後通常回転に復帰する。
プログラム曲線C1中の補正面lCa1は機台停止時間
に応じた経糸T側と織布W側との伸び関係、機台立ち上
がり時の筬打ち不足及び各機台停止原因に特有の織前位
置変位の総補正量から設定されており、これにより機台
停止時間及び機台停止原因に左右される機台立ち上がり
時の織段発生が精度良く解消される。機台立ち上がり後
の補正曲線Cblは機台立ち上がり時の筬打ち不足分及
び各機台停止原因に特有の織前位置変位の総補正量と同
量に設定されており、この逆方向補正を行なうことによ
り機台立ち上がり直後に生じ易い織段発生が阻止される
。補正曲線CalとCblとの補正量絶対値は機台停止
後直ちに再起動する場合にのみ同等であり、これ以外で
は補正曲線cb1の補正量絶対値は補正曲線Cblの補
正量絶対値よりも小さい。
に応じた経糸T側と織布W側との伸び関係、機台立ち上
がり時の筬打ち不足及び各機台停止原因に特有の織前位
置変位の総補正量から設定されており、これにより機台
停止時間及び機台停止原因に左右される機台立ち上がり
時の織段発生が精度良く解消される。機台立ち上がり後
の補正曲線Cblは機台立ち上がり時の筬打ち不足分及
び各機台停止原因に特有の織前位置変位の総補正量と同
量に設定されており、この逆方向補正を行なうことによ
り機台立ち上がり直後に生じ易い織段発生が阻止される
。補正曲線CalとCblとの補正量絶対値は機台停止
後直ちに再起動する場合にのみ同等であり、これ以外で
は補正曲線cb1の補正量絶対値は補正曲線Cblの補
正量絶対値よりも小さい。
機台停止原因に応じてプログラム曲線C2が選択された
場合には、機台再起動直前には補正曲線Ca2で示す送
り出しモータMの正転作動補正が行われ、機台立ち上が
り後には補正曲線Cb2で示す送り出しモータMの逆転
作動補正が行われる。
場合には、機台再起動直前には補正曲線Ca2で示す送
り出しモータMの正転作動補正が行われ、機台立ち上が
り後には補正曲線Cb2で示す送り出しモータMの逆転
作動補正が行われる。
なお、離散的な織前位置補正関数をもとに変換設定され
る連続的な織前位置補正関数としては第4図に示す補正
関数G (t)も可能であり、例えば3つの離散点を結
ぶ曲線群の接続によって得られる。
る連続的な織前位置補正関数としては第4図に示す補正
関数G (t)も可能であり、例えば3つの離散点を結
ぶ曲線群の接続によって得られる。
本発明は勿論前記実施例にのみ限定されるものではなく
、例えば織前位置補正を機台再起動直前にのみ遂行する
ように補正プログラムを組むようにしたり、あるいは機
台停止時間−補正量の座標系上にて離散的補正関数を設
定し、この補正関数に基づいて補正量を算出する実施例
も可能である。
、例えば織前位置補正を機台再起動直前にのみ遂行する
ように補正プログラムを組むようにしたり、あるいは機
台停止時間−補正量の座標系上にて離散的補正関数を設
定し、この補正関数に基づいて補正量を算出する実施例
も可能である。
発明の効果
以上詳述したように本発明は、正逆転可能な送り出しモ
ータの作動を制御する経糸送り出し制御装置に機台停止
時間に関連した織前位置補正量を予め入力設定しておき
、機台停止時間に応じて選起動直前に遂行するようにし
たので、機台停止時間に左右される機台停止時の織段発
生を精度良く防止することができるという優れた効果を
奏する。
ータの作動を制御する経糸送り出し制御装置に機台停止
時間に関連した織前位置補正量を予め入力設定しておき
、機台停止時間に応じて選起動直前に遂行するようにし
たので、機台停止時間に左右される機台停止時の織段発
生を精度良く防止することができるという優れた効果を
奏する。
第1図は本発明を具体化した一実施例を示す略体側面図
、第2図は織段防止用プログラム曲線を示すグラフ、第
3.4図はいずれも織前補正関数を示すグラフである。 ワープビームl、入力設定装置23、送り出しモータM
、織前W1、経糸送り出し制御装置C1経糸T、織前位
置補正関数F (t) 、 G (t)。
、第2図は織段防止用プログラム曲線を示すグラフ、第
3.4図はいずれも織前補正関数を示すグラフである。 ワープビームl、入力設定装置23、送り出しモータM
、織前W1、経糸送り出し制御装置C1経糸T、織前位
置補正関数F (t) 、 G (t)。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 織機の駆動モータとは独立した正逆転可能な送り出
しモータにて経糸送り出しを行なう織機において、前記
送り出しモータの作動を制御する経糸送り出し制御装置
に機台停止時間を変数とする織前位置補正関数として織
前位置補正量を予め入力設定しておき、機台停止時から
機台再起動直前に至る機台停止時間に応じて織前位置補
正量を前記織前位置補正関数から算出すると共に、この
算出された織前位置補正量相当の前記送り出しモータの
正転あるいは逆転作動を少なくとも機台再起動直前に遂
行する織機における織段防止方法。 2 前記織前位置補正関数は連続関数である特許請求の
範囲第1項に記載の織機における織段発生防止方法。 3 前記織前位置補正関数は複数個の要素からなる時間
変数の離散的な関数である特許請求の範囲第1項に記載
の織機における織段発生防止方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10266787A JPS63270842A (ja) | 1987-04-24 | 1987-04-24 | 織機における織段発生防止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10266787A JPS63270842A (ja) | 1987-04-24 | 1987-04-24 | 織機における織段発生防止方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63270842A true JPS63270842A (ja) | 1988-11-08 |
Family
ID=14333583
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10266787A Pending JPS63270842A (ja) | 1987-04-24 | 1987-04-24 | 織機における織段発生防止方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63270842A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02139458A (ja) * | 1988-11-16 | 1990-05-29 | Tsudakoma Corp | 織機の送出し制御装置 |
JPH02234957A (ja) * | 1989-03-09 | 1990-09-18 | Tsudakoma Corp | 織機の厚段防止方法およびその装置 |
US5090452A (en) * | 1989-03-21 | 1992-02-25 | Ergotron S.A.S. Di Dondi Benelli Dore & C. | Prevention of weft streaks after loom start up |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60155757A (ja) * | 1984-01-20 | 1985-08-15 | 津田駒工業株式会社 | 織機の電動送り出し・巻取制御方法およびその装置 |
JPS6183355A (ja) * | 1984-09-25 | 1986-04-26 | 津田駒工業株式会社 | 織機の電動送り出し装置におけるキツクバツク制御方法およびその装置 |
JPS6221845A (ja) * | 1985-07-22 | 1987-01-30 | 株式会社豊田自動織機製作所 | 織機における止段発生防止方法 |
-
1987
- 1987-04-24 JP JP10266787A patent/JPS63270842A/ja active Pending
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