JP2005177821A - プレス加工装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】
カム構成を簡素化し1工程でワークを曲げ成形と、この曲げ成形品の側面に穴開けを可能としたプレス加工装置を提供する。
【解決手段】
固定の下型1に載置されたワークWを上型の下降及び上昇動により曲げ成形と、この曲げ成形品の側面に穴開けするプレス加工装置において、前記下型1に穴開けするためのポンチ6を備え前記曲げ成形品の側面に向かって進退可能に設けた移動部材5の両側に可動コマ8を両側面より出没可能に設け、前記上型2に上型の下降途中から下死点まで前記可動コマ8を移動部材の両側内に押し込み、下死点から上昇途中では移動部材5の両側から突出する可動コマ8に接触して移動部材5を前進方向の作動してポンチ6により穴開けするためのドライバカム13を設けた。
【選択図】 図1
カム構成を簡素化し1工程でワークを曲げ成形と、この曲げ成形品の側面に穴開けを可能としたプレス加工装置を提供する。
【解決手段】
固定の下型1に載置されたワークWを上型の下降及び上昇動により曲げ成形と、この曲げ成形品の側面に穴開けするプレス加工装置において、前記下型1に穴開けするためのポンチ6を備え前記曲げ成形品の側面に向かって進退可能に設けた移動部材5の両側に可動コマ8を両側面より出没可能に設け、前記上型2に上型の下降途中から下死点まで前記可動コマ8を移動部材の両側内に押し込み、下死点から上昇途中では移動部材5の両側から突出する可動コマ8に接触して移動部材5を前進方向の作動してポンチ6により穴開けするためのドライバカム13を設けた。
【選択図】 図1
Description
本発明は、1工程でワークを曲げ成形と、この曲げ成形品の側面に穴開けするプレス加工装置に関するものである。
上型の下降及び上昇動の1工程によってワークを曲げ成形と、この曲げ成形品の側面に穴開けするプレス加工する場合がある。このプレス加工装置として、下型に載置されたワークを、上型が上死点から下死点、下死点から上死点と1サイクル作動することによりプレス型において、上型が前記上死点から前記下死点へ動くときに曲げ成形する第1のプレス加工工程を行い、上型が前記下死点から前記上死点へ動くときに、穴開けする第2のプレス加工工程行わせるようにしたプレス型が提供されている。
このものは、上型が前記下死点から前記上死点へ動くときに、第2のプレス加工工程行わせるようにするために、下向き横方向カム、上向き縦方向カム、受動カムユニット、横方向カム、縦方向カム能動カムユニットで構成された追加工補助装置が設けられており、構造が複雑であり、追加工補助装置を設置するには広いスペースが必要となり型サイズが大型化すると共に、装置がコスト高であるという問題を有している。
特開2000−15335公報
本発明の目的は、カム構成を簡素化し1工程でワークを曲げ成形と、この曲げ成形品の側面に穴開けを可能としたプレス加工装置を提供することである。
上記の目的を達成するための本発明は、請求項1に記載の通り、固定の下型に載置されたワークを上型の下降及び上昇動により曲げ成形と、この曲げ成形品の側面に穴開けするプレス加工装置において、前記下型に穴開けするためのポンチを備え前記曲げ成形品の側面に向かって進退可能に設けた移動部材の両側に可動コマを両側面より出没可能に設け、前記上型に上型の下降途中から下死点まで前記可動コマを移動部材の両側内に押し込み、下死点から上昇途中では移動部材の両側から突出する可動コマに接触して移動部材を前進方向の作動してポンチにより穴開けするためのドライバカムを設けたことを特徴とするものである。
本発明によると、カム構成が簡素化され、型サイズが小型となり省スペース化が図れると共に、装置のコストを低減することができる効果を有しているものである。
以下本発明を実施するための最良の形態について図面に基づいて説明する。図1において、1は固定の下型であり、2は前記下型1に対して下降及び上昇する上型である。前記下型1にはワークWの端縁を直角下向きに折り曲げる下曲げ刃3と、前記直角下向きに折り曲げた端縁を外向きに折り曲げる曲げ抜き下刃3aが取り付けられており、この下曲げ刃3と曲げ抜き下刃3aとの間に後述するポンチ6によって曲げ成形品の側面に穴開けするための穴4が設けられている。
前記ポンチ6は曲げ成形品の側面に向かって進退可能に設けた移動部材5の先端に設けられており、ポンチ6の先端部はゴム等の弾性筒体17で囲まれている。前記移動部材5はスプリング7により常に後退方向に付勢されている。この移動部材5の両側には可動コマ8が両側面より出没可能に設けられている。
前記可動コマ8は図2及び図3で示すように、移動部材5の両側面に設けられている穴にストッパボルト11によって案内されて出没可能に嵌挿されており、スプリング11によって常に移動部材5の両側面より突出するよう付勢され、また、穴に没入したときは可動コマ8の前端面が移動部材5の両側面と面一となるようにしている。さらに、可動コマ8の先端上面には後述するドライバカム13との接触を円滑とするために傾斜面9が形成されている。
一方、上型2にはワークWを下曲げ刃3側に押圧するためのパッド12と、前記下曲げ刃3と曲げ抜き下刃3aに対応する上曲げ刃15と前記移動部材5の両側と対応するようドライバカム13とが設けられている。このドライバカム13には前記移動部材5の両側面に接する凸面部16と、この凸面部16から段差を有した凹面部に傾斜カム面14が形成されている。この傾斜カム面14の傾斜方向はポンチ6の方向に下向き傾斜角度を有している。
次ぎに、上記構造よりなる本発明の動作について図4によって説明する。図4(a)は上型2の下降開始状態である。このとき、ポンチ6を備えている移動部材5はスプリング7によって後退端に位置しており、可動コマ8はスプリング11に押されてストッパボルト10に当接し移動部材5の両側面より外方に突出している。
図4(b)は上型2の下降によりワークWの端縁を上曲げ刃15と下曲げ刃3とによって下向き直角に折り曲げ加工を開始した状態である。このとき、ドライバカム13の下端が可動コマ8の傾斜面9に当接してドライバカム13の凸面部16を可動コマ8の先端面に円滑に誘導し図5で示すように移動部材5の両側面より外方に突出している可動コマ8をスプリング11に抗して穴内に押し込み没入する。
図4(c)は上型2の下死点であり、下向き直角に折り曲げられているワークWの先端縁を上曲げ刃15と曲げ抜き下刃3aとにより外向き直角に折り曲げる。このとき、図6で示すように、可動コマ8はドライバカム13の凹面部に接触し、スプリング11によってストッパボルト10まで押されて移動部材5の両側面から突出してドライバカム13の傾斜カム面14上に接触した状態になる。
図4(d)は上型2が下死点より上昇を開始した状態であり、上型2の上昇により図4(e)で示すようにドライバカム13の傾斜カム面14上の可動コマ8を前記傾斜カム面14によって前方に押し、これにより、移動部材5を前進端に移動してポンチ6によりワークWの直角の折り曲げ側面に穴抜きして上型2は上死点に至り、可動コマ8はドライバカム13から外れて移動部材5をスプリング7により後退端に移動してワークを曲げ成形と、この曲げ成形品の側面に穴開けするプレス加工工程を完了する。
前記移動部材5の前進端でポンチ6が穴抜きする際には、ポンチ6の先端部を囲んでいるゴム等の弾性筒体17がワークWの直角の折り曲げ側面に当接して軸線方向に圧縮して座屈し、ポンチ6は弾性筒体17から露出して穴開けするための穴4に向かって前進し穴抜きする。
このように本発明は、ポンチ6による穴明け作動機構を移動部材5に設けた可動コマ8とドライバカム13とによる簡単な構造としたものであるから、この穴明け作動機構の設置スペースを小さくすることができ型サイズLを小型化することができると共に、コスト低減が図れる利を有している。
1 下型
2 上型
3 下曲げ刃
3a 曲げ抜き下刃
4 穴
5 移動部材
6 ポンチ
7 スプリング
8 可動コマ
9 傾斜面
10 ストッパボルト
11 スプリング
12 パッド
13 ドライバカム
14 傾斜カム面
15 上曲げ刃
16 凸面部
17 弾性筒体
2 上型
3 下曲げ刃
3a 曲げ抜き下刃
4 穴
5 移動部材
6 ポンチ
7 スプリング
8 可動コマ
9 傾斜面
10 ストッパボルト
11 スプリング
12 パッド
13 ドライバカム
14 傾斜カム面
15 上曲げ刃
16 凸面部
17 弾性筒体
Claims (1)
- 固定の下型に載置されたワークを上型の下降及び上昇動により曲げ成形と、この曲げ成形品の側面に穴開けするプレス加工装置において、前記下型に穴開けするためのポンチを備え前記曲げ成形品の側面に向かって進退可能に設けた移動部材の両側に可動コマを両側面より出没可能に設け、前記上型に上型の下降途中から下死点まで前記可動コマを移動部材の両側内に押し込み、下死点から上昇途中では移動部材の両側から突出する可動コマに接触して移動部材を前進方向の作動してポンチにより穴開けするためのドライバカムを設けたことを特徴とするプレス加工装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003423937A JP2005177821A (ja) | 2003-12-22 | 2003-12-22 | プレス加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003423937A JP2005177821A (ja) | 2003-12-22 | 2003-12-22 | プレス加工装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005177821A true JP2005177821A (ja) | 2005-07-07 |
Family
ID=34784264
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003423937A Pending JP2005177821A (ja) | 2003-12-22 | 2003-12-22 | プレス加工装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005177821A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101479221B1 (ko) * | 2014-06-24 | 2015-01-05 | 창성테크 주식회사 | 양 방향 실린더 펀치 프레스 |
CN111496065A (zh) * | 2020-05-28 | 2020-08-07 | 永康市锦鸥机械有限公司 | 一种家用梯踏板冲切一体机的冲切模具 |
CN115229044A (zh) * | 2022-06-20 | 2022-10-25 | 安徽信和汽车股份有限公司 | 一种汽车零部件带孔u形件联合冲压加工装置及使用方法 |
-
2003
- 2003-12-22 JP JP2003423937A patent/JP2005177821A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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