JP2009285667A - プレス加工装置、およびプレス加工方法 - Google Patents

プレス加工装置、およびプレス加工方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2009285667A
JP2009285667A JP2008138515A JP2008138515A JP2009285667A JP 2009285667 A JP2009285667 A JP 2009285667A JP 2008138515 A JP2008138515 A JP 2008138515A JP 2008138515 A JP2008138515 A JP 2008138515A JP 2009285667 A JP2009285667 A JP 2009285667A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
die
forming
workpiece
pierce
flange portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008138515A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4924539B2 (ja
Inventor
Seiji Inoue
晴二 井上
Tomomi Maeno
智美 前野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP2008138515A priority Critical patent/JP4924539B2/ja
Publication of JP2009285667A publication Critical patent/JP2009285667A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4924539B2 publication Critical patent/JP4924539B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Punching Or Piercing (AREA)
  • Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)

Abstract

【課題】ワークに傷が付くことを防ぎつつ、フランジ部の成形およびピアス孔の成形を同一工程において行うことが可能であり、また、そのための構造が簡単で、一連の加工を迅速に行うことができるプレス加工装置、およびプレス加工方法を提供する。
【解決手段】プレス加工装置10は、パネル状のワークWの縁部Waを折り曲げてフランジ部61を成形するとともにフランジ部にピアス孔62を成形する。プレス加工装置は、フランジ部を成形するためのダイ21にピアス孔を成形するためのピアスポンチ22が固定された第1の型20と、第1の型との間でワークに対してフランジ部の成形とピアス孔の成形とを行う第2の型30と、第1の型に設けられ、第1の型がワークに対して相対的に接近移動してピアス孔の成形を開始するまでピアスポンチの先端部をフランジ部に接触させない位置に保持するための離間部材40に相当する突起部41と、を有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、プレス加工装置、およびプレス加工方法に関する。
車両に用いられるフロントフェンダなどのパネル部品は、プレス加工装置によって、パネル状のワークをプレス加工することによって形成している。プレス加工には、例えば、ワークの縁部を折り曲げてフランジ部を成形し、成形したフランジ部にピアス孔をさらに成形する加工がある。
ところで、特許文献1は、ダイやピアスポンチなどの複数の工具を時間差を設けて動作させる複動構造にすることによって、同一工程において複数種類のプレス加工を行い得るプレス加工装置を開示している。このプレス加工装置は、複動構造を有しているので、先に行う加工用の工具によってワークにプレス加工を行っているときに、後に行う加工用の工具がワークに接触しないようにすることができる。したがって、ワークに傷が付くことを防ぎつつ、複数種類のプレス加工を同一工程において行うことが可能となる。
特開2003−33826号公報
しかしながら、複動させるための構造が複雑であり、動作の切替作業に要する時間も必要となる。
本発明の目的は、ワークに傷が付くことを防ぎつつ、フランジ部の成形およびピアス孔の成形を同一工程において行うことが可能であり、また、そのための構造が簡単で、一連の加工を迅速に行うことができるプレス加工装置、およびプレス加工方法を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明に係るプレス加工装置は、パネル状のワークの縁部を折り曲げてフランジ部を成形するとともに前記フランジ部にピアス孔を成形するプレス加工装置であって、前記フランジ部を成形するためのダイに前記ピアス孔を成形するためのピアスポンチが固定された第1の型と、前記第1の型との間で前記ワークに対して前記フランジ部の成形と前記ピアス孔の成形とを行う第2の型と、を有している。前記第1の型には、前記第1の型が前記ワークに対して相対的に接近移動して前記ピアス孔の成形を開始するまで前記ピアスポンチの先端部を前記フランジ部に接触させない位置に保持するための離間部材を設けている。
また、上記目的を達成するための本発明に係るプレス加工方法は、パネル状のワークの縁部を折り曲げてフランジ部を成形するとともに前記フランジ部にピアス孔を成形するプレス加工方法であって、まず、前記フランジ部を成形するためのダイに前記ピアス孔を成形するためのピアスポンチが固定された第1の型と、前記第1の型との間で前記ワークに対して前記フランジ部の成形と前記ピアス孔の成形とを行う第2の型との間に、前記ワークをセットする。次いで、前記第1の型が前記ワークに対して相対的に接近移動して前記ダイによって前記フランジ部を成形するとともに、前記ピアス孔の成形を開始するまで、前記第1の型に設けた離間部材によって前記ピアスポンチの先端部を前記フランジ部に接触させない位置に保持する。そして、前記第1の型が前記ワークに対して相対的にさらに接近移動して、前記ピアスポンチによって前記フランジ部に前記ピアス孔を成形する。
本発明によれば、ワークに傷が付くことを防ぎつつ、フランジ部の成形およびピアス孔の成形を同一工程において行うことが可能である。また、フランジ部の成形およびピアス孔の成形を同一工程において行うにあたり、第1の型を移動させるだけでよいので、複動構造とする場合に比較して型構造が簡素なものとなり、動作の切替作業に要する時間が不要となるので、一連の加工を迅速に行うことができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明に係るプレス加工装置10の要部を示す断面図、図2は、図1に示される第1の型20を示す断面図、図3(A)は、フランジ部61を成形しているときの状態を示す断面図、図3(B)は、ピアス孔62を成形しているときの状態を示す断面図である。図4(A)は、プレス加工によって形成されるパネル部品の一例としてのフロントフェンダ60を示す図、図4(B)は、図4(A)の4B−4B線に沿う断面図、図5は、一次成形が終了したワークWをプレス加工装置10に投入した状態を示す断面図である。
図1を参照して、本発明に係るプレス加工装置10は、パネル状のワークWの縁部Waを折り曲げてフランジ部61を成形するとともにフランジ部61にピアス孔62を成形するために用いる。プレス加工装置10は、概説すれば、フランジ部61を成形するためのダイ21にピアス孔62を成形するためのピアスポンチ22が固定された第1の型20と、第1の型20との間でワークWに対してフランジ部61の成形とピアス孔62の成形とを行う第2の型30と、第1の型20に設けられ、第1の型20がワークWに対して相対的に接近移動してピアス孔62の成形を開始するまでピアスポンチ22の先端部22aをフランジ部61に接触させない位置に保持するための離間部材40と、を有している。
上記のプレス加工装置10を用いてプレス加工するときには、まず、第1の型20と第2の型30との間にワークWをセットする。次いで、第1の型20がワークWに対して相対的に接近移動してダイ21によってフランジ部61を成形するとともに、ピアス孔62の成形を開始するまで、第1の型20に設けた離間部材40によってピアスポンチ22の先端部22aをフランジ部61に接触させない位置に保持する。そして、第1の型20がワークWに対して相対的にさらに接近移動してピアスポンチ22によってフランジ部61にピアス孔62を成形する。以下、詳述する。
図4(A)(B)を参照して、パネル部品の一例としてのフロントフェンダ60は、パネル状のワークWをプレス加工することによって形成している。フロントフェンダ60には、ワークWの縁部Waを折り曲げてフランジ部61を成形し、成形したフランジ部61にピアス孔62をさらに成形している。
図1を参照して、本実施形態では、第1の型としての可動ダイ20を、第2の型としてのパンチ30に対して接近離反移動に設けている。可動ダイ20は、図中左右方向に進退移動する。可動ダイ20の移動機構は特に限定されず、例えば、上下動するカムドライバを可動ダイ20に設けた傾斜面に当接させて可動ダイ20を横方向に移動させる機構や、可動ダイ20を直接横方向に移動させる機構など、公知の機構を適宜採用できる。
パンチ30の上方には、可動ダイ20とパンチ30との間にセットしたワークWを保持するためのパッド50を設けている。パッド50は、図中上下方向に昇降自在に設けている。パッド50を下降し、ワークWをパンチ30に押圧することによって、ワークWを定められた位置に保持する。
図2を参照して、可動ダイ20は、フランジ部61を成形するリストライクダイ21(ダイに相当する)と、ピアス孔62を成形するためのピアスポンチ22とを含み、リストライクダイ21にピアスポンチ22を固定して構成されている。ピアスポンチ22の先端部22aは、リストライクダイ21の成形面23から突出している。突出している寸法は寸法hである。成形面23には、窪み24を設けている。
離間部材40は、リストライクダイ21に設けられた突起部41から形成され、突起部41の先端部41aがピアスポンチ22の先端部22aよりもフランジ部61に対して近接している。
離間部材40をなす突起部41には、ピアス孔62の成形を開始するまでピアスポンチ22の先端部22aをフランジ部61に接触させない位置に保持するために設けた突起42のほか、部品形状を成形するために設けられている突起43も含まれる。前者の突起42は、先端部41aがピアスポンチ22の先端部22aよりもフランジ部61に近接していることから、「先行突起42」と称する。図示する実施形態では、離間部材40をなす突起部41として、先行突起42と、部品形状を成形するための突起43との両者を含んでいる。先行突起42がリストライクダイ21の成形面23から突出している寸法は寸法g1(g1>h)であり、部品形状を成形するための突起43がリストライクダイ21の成形面23から突出している寸法は寸法g2(g2>h)である。先行突起42と突起43とを接線で結んだ線は、ピアスポンチ22の先端部22aと干渉しない。
離間部材40をなす突起部41はピアスポンチ22の先端部22aの周りを囲むように連続したものの他、間欠的に設けたものでもよい。また、突起部41の先端部41aがリストライクダイ21の成形面23から突出する量は、突起部41のすべての位置で同一寸法である必要はない。ワークWの縁部Waの形状、フランジ部61の形状、リストライクダイ21の形状、ピアスポンチ22の位置などに応じて、突起部41の突出量が異なっていてもよい。さらに、突起部41における一部分の突出量がピアスポンチ22の突出量hよりも小さくてもよい。すなわち、突起部41が全体として、可動ダイ20がワークWに対して相対的に接近移動してピアス孔62の成形を開始するまでピアスポンチ22の先端部22aをフランジ部61に接触させない位置に保持する機能を発揮すれば足りる。
図5を参照して、パンチ30は、可動ダイ20の外形形状に合致した形状の成形面31を有している。成形面31には、ピアスポンチ22の先端部22aが嵌り込む通孔32と、先行突起42が嵌り込む凹部33と、突起43が嵌り込む凹部34と、を形成している。ピアスポンチ22の先端部22aが通孔32に嵌り込むことによって、フランジ部61にピアス孔62を成形する。突起部41(先行突起42、突起43)が凹部33、34に嵌り込むことによって、突起部41は、パンチ30との間でワークWを拘束する。突起部41は、ワークWを拘束するのに伴って、ワークWに凸部63(図3(B)を参照)を成形する。
図3(A)(B)を参照して、ピアスポンチ22の先端部22aと突起部41の先端部41aとの間の寸法関係(g1>h、g2>h)によって、可動ダイ20がワークWのフランジ部61に接近移動してピアス孔62の成形を開始するまで、ピアスポンチ22の先端部22aをフランジ部61に接触させない位置に保持することができる。したがって、ピアスポンチ22の先端部22aがワークWに接触しない状態で、リストライクダイ21によってフランジ部61を成形することができ、ピアスポンチ22との接触による傷がワークWに付くことがない。
さらに、ピアスポンチ22の先端部22aがワークWに接触しない状態で、突起部41がワークWに凸部63の成形を開始し、凸部63の成形が終了するまでに凸部63の間でピアス孔62の成形を開始することになる。したがって、凸部63の成形とほぼ同時に、ピアス孔62の成形を終了することができる。また、ピアス孔62の成形を行うときには、突起部41による拘束に伴って成形された凸部63によって、ワークWにはテンションが掛かっている。このため、ピアス孔62の穿孔が容易になる。
次に、本実施形態の作用を説明する。
図6は、パッド50によってワークWを押える状態を示す断面図、図7(A)は、フランジ部61の成形を開始した状態を示す断面図、図7(B)は、離間部材40をなす突起部41がワークWに凸部63の成形を開始した状態を示す断面図、図8(A)は、ピアス孔62の成形を開始する状態を示す断面図、図8(B)は、フランジ部61の成形およびピアス孔62の成形を同一工程において完了した状態を示す断面図である。
図5を参照して、可動ダイ20およびパッド50を初期位置である上死点に待機させた状態で、可動ダイ20とパンチ30との間にワークWを投入し、パンチ30上の定められた位置にセットする。ワークWは、一次成形が終了しており、フランジ部61をなす縁部Waが緩やかに湾曲している。
図6を参照して、パッド50を下降し、ワークWをパンチ30に押圧することによって、ワークWを定められた位置に保持する。
図7(A)を参照して、カムドライバや他の動力によって、可動ダイ20を図中右側の横方向に移動し、フランジ部61を成形し始める。このとき、ピアスポンチ22の先端部22aは、離間部材40をなす突起部41によって、フランジ部61に接触しない位置にある。
図7(B)を参照して、可動ダイ20をさらに移動すると、ピアスポンチ22の先端部22aがワークWに接触しない状態で、突起部41は、パンチ30との間でワークWを拘束し、ワークWに凸部63を成形し始める。
図8(A)を参照して、可動ダイ20をワークWのフランジ部61にさらに接近移動すると、ピアスポンチ22の先端部22aがフランジ部61に接触し、ピアス孔62の成形を開始する。ピアスポンチ22の先端部22aと突起部41の先端部41aとの間の寸法関係(g1>h、g2>h)によって、可動ダイ20がワークWのフランジ部61に接近移動してピアス孔62の成形を開始するまで、ピアスポンチ22の先端部22aをフランジ部61に接触させない位置に保持することができる。したがって、ピアスポンチ22の先端部22aがワークWに接触しない状態で、リストライクダイ21によってフランジ部61を成形することができ、ピアスポンチ22との接触による傷がワークWに付くことがない。
さらに、突起部41がパンチ30との間でワークWを拘束した状態で、ピアスポンチ22によってピアス孔62を成形するので、ワークWにテンションが掛かり、ピアス孔62を容易に穿孔できる。
図8(B)を参照して、可動ダイ20が前進限位置まで移動すると、リストライクダイ21によるフランジ部61の成形、およびピアスポンチ22によるフランジ部61へのピアス孔62の成形が完了する。ピアス孔62の成形は、凸部63の成形とほぼ同時に終了する。
このように、成形初期においては、突起部41によって、ピアスポンチ22の先端部22aがワークWに接触しない状態で、リストライクダイ21によってフランジ部61を成形することができ、ピアスポンチ22との接触による傷がワークWに付くことがない。成形後期においては、突起部41によってワークWを拘束した状態でピアス孔62の成形を実施できる。したがって、ワークWに傷を付けることなく、フランジ部61の成形と、成形されたフランジ部61へのピアス孔62の成形とを1工程で完了することができる。2工程にまたがって成形する場合に比較して、プレス型の型費を低減でき、省スペース化にも寄与することができる。さらに、フランジ部61の成形およびピアス孔62の成形を同一工程において行うにあたり、可動ダイ20を移動させるだけでよく、複動構造とする場合に比較して型構造が簡素なものとなり、動作の切替作業に要する時間も不要となる。
以上説明したように、本実施形態にあっては、ワークWに傷が付くことを防ぎつつ、フランジ部61の成形およびピアス孔62の成形を同一工程において行うことが可能であり、また、そのための構造が簡単で、一連の加工を迅速に行うことができる。
離間部材40をリストライクダイ21に設けた突起部41から形成し、この突起部41の先端部41aをピアスポンチ22の先端部22aよりもフランジ部61に対して近接させることによって、ピアスポンチ22の先端部22aがワークWに接触しない状態で、リストライクダイ21によってフランジ部61を成形でき、ピアスポンチ22との接触による傷がワークWに付くことを防止できる。
離間部材40をなす突起部41は、パンチ30との間でワークWを拘束するので、ワークWにテンションが掛かり、ピアス孔62を容易に穿孔できる。
なお、パネル部品としてのフロントフェンダ60を例に挙げたが、本発明はこの場合に限定されるものではない。本発明は、パネル状のワークWの縁部Waを折り曲げてフランジ部61を成形するとともに成形したフランジ部61にピアス孔62を成形するプレス加工を施すことが必要な部品に広く適用することができる。
本発明に係るプレス加工装置の要部を示す断面図である。 図1に示される第1の型を示す断面図である。 図3(A)は、フランジ部を成形しているときの状態を示す断面図、図3(B)は、ピアス孔を成形しているときの状態を示す断面図である。 図4(A)は、プレス加工によって形成されるパネル部品の一例としてのフロントフェンダを示す図、図4(B)は、図4(A)の4B−4B線に沿う断面図である。 一次成形が終了したワークをプレス加工装置に投入した状態を示す断面図である。 パッドによってワークを押える状態を示す断面図である。 図7(A)は、フランジ部の成形を開始した状態を示す断面図、図7(B)は、離間部材をなす突起部がワークに凸部の成形を開始した状態を示す断面図である。 図8(A)は、ピアス孔の成形を開始する状態を示す断面図、図8(B)は、フランジ部の成形およびピアス孔の成形を同一工程において完了した状態を示す断面図である。
符号の説明
10 プレス加工装置、
20 可動ダイ(第1の型)、
21 リストライクダイ(ダイ)、
22 ピアスポンチ、
22a ピアスポンチの先端部、
30 パンチ(第2の型)、
40 離間部材、
41 突起部、
41a 突起部の先端部、
42 先行突起(突起部)、
43 部品形状を成形するために設けられている突起(突起部)、
50 パッド、
60 フロントフェンダ、
61 フランジ部、
62 ピアス孔、
63 凸部、
W ワーク、
Wa 縁部。

Claims (6)

  1. パネル状のワークの縁部を折り曲げてフランジ部を成形するとともに前記フランジ部にピアス孔を成形するプレス加工装置であって、
    前記フランジ部を成形するためのダイに前記ピアス孔を成形するためのピアスポンチが固定された第1の型と、
    前記第1の型との間で前記ワークに対して前記フランジ部の成形と前記ピアス孔の成形とを行う第2の型と、
    前記第1の型に設けられ、前記第1の型が前記ワークに対して相対的に接近移動して前記ピアス孔の成形を開始するまで前記ピアスポンチの先端部を前記フランジ部に接触させない位置に保持するための離間部材と、を有してなるプレス加工装置。
  2. 前記離間部材は、前記ダイに設けた突起部から形成され、前記突起部の先端部が前記ピアスポンチの先端部よりも前記フランジ部に対して近接している請求項1に記載のプレス加工装置。
  3. 前記突起部は、前記第2の型との間で前記ワークを拘束する請求項2に記載のプレス加工装置。
  4. パネル状のワークの縁部を折り曲げてフランジ部を成形するとともに前記フランジ部にピアス孔を成形するプレス加工方法であって、
    前記フランジ部を成形するためのダイに前記ピアス孔を成形するためのピアスポンチが固定された第1の型と、前記第1の型との間で前記ワークに対して前記フランジ部の成形と前記ピアス孔の成形とを行う第2の型との間に、前記ワークをセットする工程と、
    前記第1の型が前記ワークに対して相対的に接近移動して前記ダイによって前記フランジ部を成形するとともに、前記ピアス孔の成形を開始するまで、前記第1の型に設けた離間部材によって前記ピアスポンチの先端部を前記フランジ部に接触させない位置に保持する工程と、
    前記第1の型が前記ワークに対して相対的にさらに接近移動して前記ピアスポンチによって前記フランジ部に前記ピアス孔を成形する工程と、を有してなるプレス加工方法。
  5. 前記離間部材は、前記ダイに設けられた突起部から形成され、前記突起部の先端部が前記ピアスポンチの先端部よりも前記フランジ部に対して近接している請求項4に記載のプレス加工方法。
  6. 前記突起部が前記第2の型との間で前記ワークを拘束した状態で、前記ピアスポンチによって前記ピアス孔を成形する請求項5に記載のプレス加工方法。
JP2008138515A 2008-05-27 2008-05-27 プレス加工装置、およびプレス加工方法 Active JP4924539B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008138515A JP4924539B2 (ja) 2008-05-27 2008-05-27 プレス加工装置、およびプレス加工方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008138515A JP4924539B2 (ja) 2008-05-27 2008-05-27 プレス加工装置、およびプレス加工方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009285667A true JP2009285667A (ja) 2009-12-10
JP4924539B2 JP4924539B2 (ja) 2012-04-25

Family

ID=41455411

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008138515A Active JP4924539B2 (ja) 2008-05-27 2008-05-27 プレス加工装置、およびプレス加工方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4924539B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2966065A1 (fr) * 2010-10-13 2012-04-20 Peugeot Citroen Automobiles Sa Ensemble de mise en forme d'une piece de tole pour une presse d'emboutissage
CN106077264A (zh) * 2016-06-22 2016-11-09 奥美森智能装备股份有限公司 一种眼镜管的加工装置与加工方法
CN107088612A (zh) * 2017-06-19 2017-08-25 南京工业职业技术学院 一种接线固定架一次成形模具及成形方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58138527A (ja) * 1982-02-12 1983-08-17 Nissan Motor Co Ltd プレス型
JPS619135A (ja) * 1984-06-20 1986-01-16 Power Reactor & Nuclear Fuel Dev Corp 竪型回転機群の配置装置
JPS62165022A (ja) * 1985-10-28 1987-07-21 ヴアレオ クラツチカバ−組立体及びこれを組込んだクラツチ
JP2006007276A (ja) * 2004-06-25 2006-01-12 Nissan Motor Co Ltd 皿穴加工方法および皿穴加工装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58138527A (ja) * 1982-02-12 1983-08-17 Nissan Motor Co Ltd プレス型
JPS619135A (ja) * 1984-06-20 1986-01-16 Power Reactor & Nuclear Fuel Dev Corp 竪型回転機群の配置装置
JPS62165022A (ja) * 1985-10-28 1987-07-21 ヴアレオ クラツチカバ−組立体及びこれを組込んだクラツチ
JP2006007276A (ja) * 2004-06-25 2006-01-12 Nissan Motor Co Ltd 皿穴加工方法および皿穴加工装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2966065A1 (fr) * 2010-10-13 2012-04-20 Peugeot Citroen Automobiles Sa Ensemble de mise en forme d'une piece de tole pour une presse d'emboutissage
CN106077264A (zh) * 2016-06-22 2016-11-09 奥美森智能装备股份有限公司 一种眼镜管的加工装置与加工方法
CN106077264B (zh) * 2016-06-22 2017-09-26 奥美森智能装备股份有限公司 一种眼镜管的加工装置与加工方法
CN107088612A (zh) * 2017-06-19 2017-08-25 南京工业职业技术学院 一种接线固定架一次成形模具及成形方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4924539B2 (ja) 2012-04-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10799933B2 (en) Methods and punch handling apparatuses for the production of a workpiece
US20060027626A1 (en) Method of processing formed product, and metal cope and metal drag used for the method
US7673487B2 (en) Method for forming hollow shaft with a flange and product with hollow shaft formed by the same
KR20130035710A (ko) 릴레이 펀칭 금형 및 릴레이 펀칭 금형을 이용한 펀칭 방법
JP2007160333A (ja) カップ状部品の成形方法及び成形装置
JP4924539B2 (ja) プレス加工装置、およびプレス加工方法
JP2009202272A (ja) ダイス、工具セット、及びプレス加工方法
JPH09271874A (ja) 熱交換器用フィンの金型装置
JP6119999B2 (ja) プレス加工方法及びプレス加工装置
JP2006205234A (ja) バーリング金型及びバーリング加工方法
KR100903320B1 (ko) 프레스용 비드성형유닛
JP2008302392A (ja) 順送加工用金型装置
JP5334449B2 (ja) 鍛造加工装置
JP2006187780A (ja) プレス加工機
KR20170024684A (ko) 주름 형성이 억제된 프레스 부품 성형 방법
JP2007152417A (ja) 曲げ金型装置及び曲げ加工方法
JPH091251A (ja) バーリング加工型およびバーリング加工方法
JP4873601B2 (ja) パンチプレス用成形金型
JP2006116593A (ja) カップ状部品の成形方法及び成形装置
JP2006055907A (ja) 複合プレス加工装置
JP6170413B2 (ja) 板状ワークの打抜き加工方法及びパンチ金型
JP6100547B2 (ja) ギヤ
JP2012213783A (ja) パイプ状部材の曲げ成形装置
JP2002035839A (ja) インバース曲げプレス型及びインバース曲げ加工方法
JP2007275925A (ja) プレス機及びプレス方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110425

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111209

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120110

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120123

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150217

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4924539

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150