JP2007152417A - 曲げ金型装置及び曲げ加工方法 - Google Patents

曲げ金型装置及び曲げ加工方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複雑なカム機構を使用することなく、また、リストライク工程を別途設けることなく1回のプレス加工で直角にワークを曲げる。
【解決手段】下型のダイ1上に置かれたワークWを上型のワークパッド2で押さえ付けた後、上型のパンチ3で直角に折り曲げる曲げ金型装置であって、パンチには、ワークパッド2に近い方から順に第1加工部4、第2加工部5、第3加工部6が形成され、これら第1加工部、第2加工部、第3加工部を階段状としている。そして、第3加工部の予備曲げ部6cは、ワークを下方へ曲げる予備曲げを行うと共にパンチ底部にワークたわみ部7を生じさせ、第1加工部は、ワークたわみ部7を第2加工部へと流れ出させると共にダイに押し付け、第2加工部は、この第2加工部へと流れ出た部位7Bを直角に曲げると共に該第2加工部が最初にワークに接触して曲げた部位7Aをダイのワーク直角曲げ加工面1bに押し付ける。
【選択図】図4

Description

本発明は、ワークを直角に曲げる曲げ金型装置及び曲げ加工方法に関する。
例えば、ワークを曲げ金型装置により直角(90度)に曲げるには、1回だけの成形では材料の持つ弾性回復現象(スプリングバック)によって狙い通りの精度を出すことは困難である。すなわち、曲げられた部位が材料の持つ弾性回復により、角度が開いてしまい90度の精度を確保することができない。
そこで、曲げ精度を出すために、一度曲げた部位を直角よりも更に角度を追い込んで曲げる(90度以下に曲げる)リストライク工程を追加して再度成形する方法が知られている。
特許文献1には、90度曲げを行うヘッドパンチを上下方向に上下動させることに加えて横方向にも摺動自在なようにカム機構にて水平移動可能となし、下方へ折り曲げたワークの部位を、さらにこのヘッドパンチでリストライクする技術が開示されている(例えば、特許文献1など参照)。
特開平5−192713号公報
しかし、特許文献1に記載の技術を使用した場合は、複雑なカム機構が必要なため、金型製作費やメンテナンス費が増加する。
そこで、本発明は、複雑なカム機構を使用することなく、また、リストライク工程を別途設けることなく1回のプレス加工で直角にワークを曲げることのできる低金型コスト及び低メンテナンス費ですむ曲げ金型装置及び曲げ加工方法を提供することを目的とする。
本発明は、下型のダイ上に置かれたワークを上型のワーク押さえ部材で押さえ付けた後、ダイから突き出たワークの突出部分を、上型のパンチで直角に折り曲げる曲げ金型装置において、パンチには、ワーク押さえ部材に近い方から順に第1加工部、第2加工部、第3加工部が形成され、これら第1加工部、第2加工部、第3加工部は階段状とされており、第3加工部は、第1加工部及び第2加工部よりも先にワークの突出部分に接触して該ワークを下方へ曲げる予備曲げを行うと共にパンチ底部にワークたわみ部を生じさせ、第1加工部は、ワークたわみ部を第2加工部へと流れ出させると共にダイに押し付け、第2加工部は、この第2加工部へと流れ出た部位を直角に曲げると共に該第2加工部が最初に前記ワークに接触して曲げた部位をダイの側面に押し付けることを特徴とする。
また、本発明は、下型のダイ上に置かれたワークを上型のワーク押さえ部材で押さえ付けた後、ダイから突き出たワークの突出部分を、上型のパンチで直角に折り曲げる曲げ加工方法において、ワーク押さえ部材に近い方から順に第1加工部、第2加工部、第3加工部を備えた段差状のパンチによって、第1加工部及び第2加工部よりも先にワークに接触する第3加工部で、ワークの突出部分を下方へ曲げる予備曲げを行うと共にパンチ底部にワークたわみ部を生じさせ、そのワークたわみ部を第1加工部で、第2加工部へと流れ出させると共にダイに押し付け、その第2加工部に流れ出た部位を該第2加工部で、直角に曲げると共に、第2加工部が最初に前記ワークに接触して曲げた部位を該第2加工部で、ダイの側面に押し付けることを特徴とする。
本発明によれば、階段状とした第1加工部、第2加工部、第3加工部を有したパンチにてワークを曲げ、第3加工部でパンチ底部にたわませたワークたわみ部を第1加工部で第2加工部へと流れ出し、その流れ出た部位を第2加工部で直角に曲げると共に、第2加工部が最初にワークに接触して曲げた部位をダイの側面に押し付けようにしているので、ワークを金型から取り出すと、第2加工部が最初にワークに接触して曲げられた部位がワーク先端を内側に変形させる(90度以下となる)方向に作用し、第2加工部へ流れ出たワークたわみ部の一部である部位がワーク先端を外側に変形させる(90度以上となる)方向に作用し、両者が相殺し合うことで狙い通りの角度(直角)が得られる。
このように、本発明の曲げ金型装置によれば、複雑なカム機構を使用することなく、また、リストライク工程を別途設けることなく一つのパンチとダイとにより1回のプレス加工で狙い通りの角度(直角)にワークを曲げることができるので、金型の製作費用増大を抑制することができ、しかも追い込み角度の調整機構を持たないカム構造での面倒な調整作業の必要も無くなり、さらにはメンテナンス費用も低く抑えることができる。
一方、本発明の曲げ加工方法によれば、リストライク工程を追加することなく1回の曲げ加工で材料の持つ弾性回復現象(スプリングバック)の影響を打ち消してワークを直角に曲げることができ、曲げ精度の高いワークを生産性良く製造することができ、製造コストも低減させることができる。
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
「曲げ金型装置の構成」
図1は本実施の形態の曲げ金型装置の要部拡大断面図、図2は下型ダイ上に置かれたワークと上型パンチとの寸法関係を示す図、図3は上型パンチの寸法関係を示す図、図4は本実施の形態の曲げ金型装置でワークを曲げ加工する工程図、図5は本実施の形態の曲げ金型装置で曲げられたワークの曲げ部分を示す要部拡大図である。
本実施の形態の曲げ金型装置は、図1に示すように、下型のダイ1と、このダイ1上に置かれたワークWをワーク載置面1a上に押さえ付けるワーク押さえ部材であるワークパッド2と、ダイ1から突き出たワークWの突出部分を直角に曲げる上型のパンチ3とから構成され、上型及び下型がプレス加工機に取り付けられ、固定されるダイ1に対してワークパッド2及びパンチ3が上下動してワークWを直角に折り曲げるように構成されている。
ダイ1は、下型のベース部材(図示は省略する)に固定されており、ワークWを上面に載置させるワーク載置面1aと、このワーク載置面1aに対して直角なダイ角部の側面であるワーク直角曲げ加工面1bとを有している。
ワークパッド2は、上型のベース部材(図示は省略する)に固定され、後述するパンチ3よりも先にワーク載置面1a上に置かれたワークWをダイ1に押し付けるようになっている。このワークパッド2は、ワークWに傷などを付けないようなウレタンなどで形成されている。
パンチ3は、ワークパッド2に近接して上型のベース部材に固定され、ワークパッド2と共にダイ1に対して接近及び離反方向に上下動自在とされている。かかるパンチ3には、ワークパッド2に近い方から第1加工部4、第2加工部5、第3加工部6が形成され、これら第1加工部4、第2加工部5、第3加工部6は階段状とされている。本実施の形態では、ワークパッド2から離れるに従い下方へと向かうような階段状のパンチ構造とされている。
第1加工部4は、ワーク載置面1aと対応する位置に形成され、ダイ1に底付きしてワーク載置面1a上のワークWを押圧する平坦面とされた底付き面4aとされている。第2加工部5は、第1加工部4の底付き面4aの一端から垂直に下方へ延びるようにして形成された垂直面とされる直角加工面5aとされている。第3加工部6は、第2加工部5の直角加工面5aの先端部5bから水平方向に延びる水平面6aと、この水平面6aの一端から垂直に下方へ延びるようにして形成された垂直面6bと、その垂直面6bの先端の予備曲げ部6cとからなる。
第3加工部6は、後述の曲げ加工方法の説明で詳しく述べるが、第1加工部4及び第2加工部5よりも先にダイ1から突出した突出部分に接触してワークWを下方へ曲げる予備曲げを行う共にパンチ底部にワークたわみ部を生じさせる役目をする。第1加工部4は、ワークたわみ部を第2加工部5へと流れ出させると共にダイ1に押し付ける役目をする。第2加工部5は、この第2加工部5へと流れ出た部位を直角に曲げると共に第2加工部5が最初にワークWに接触して曲げた部位をダイ1の側面である直角曲げ加工面1bに押し付ける役目をする。
第1加工部4、第2加工部5及び第3加工部6の各部位の寸法関係は、図2及び図3に示すような関係に設定されている。第1加工部4と第2加工部5の段差Lc(直角加工面5aの垂直長さ)と、第2加工部5と第3加工部6の段差La(垂直面6bの垂直長さ)との間には、Lc<Laなる関係(第1の寸法関係)が設定されている。また、ダイ1から飛び出たワークWの突出部分の突出量Wb(突出長さ)と、第3加工部6の水平部である水平面6aの幅Wa(水平長さ)との間には、Wb×0.5<Wa<Wbなる関係(第2の寸法関係)が設定されている。
これら第1及び第2の寸法関係とすることで、第3加工部6の予備曲げ部6cでワークWを曲げたときにパンチ底部にワークたわみ部7を生じさせる効果が得られる。また、これら第1及び第2の寸法関係によって、ワークたわみ部7のたわみ量をコントロールすることができる。
また、第1加工部4の水平部である底付き面4aの幅Wc(底付き面4aの水平長さ)と、第3加工部6の水平部である水平面6aの幅Wa(水平面6aの水平長さ)との間には、Wa<Wcなる関係(第3の寸法関係)が設定されている。
この第3の寸法関係とすることで、パンチ底部に生じたワークたわみ部7の第2加工部5への材料流し出しを生じさせる効果が得られる。
「曲げ加工方法」
次に、前記した曲げ金型装置を使用してワークWを直角に折り曲げてフランジ部を形成する曲げ加工方法について説明する。
先ず、ダイ1のワーク載置面1aの上に、前記した第2の寸法関係にあるようにダイ1からその突出量がWbとなるようにワークWを載せる。次に、上型を下降させると、パンチ3よりも先にワークパッド2がワークWと接触し、該ワークパッド2にてワークWがダイ1に押し付けられる。
ワークパッド2にてワークWがダイ1に押し付けられた後、今度は、パンチ3に形成された第3加工部6の予備曲げ部6cがダイ1から飛び出たワーク先端部に接触する。この状態からパンチ3がさらに下降すると、図4(A)に示すように、ワーク先端部が下方へ曲げられる(予備曲げされる)と共に、パンチ底部に材料が余ってへの字のワークたわみ部7が生じる。
そして、パンチ3がさらに下降すると、図4(B)に示すように、第2加工部5の先端部5bがダイ1から飛び出たワークWの下方へと曲げられた部位に接触する。この第2加工部5の先端部5bが接触したワークWの部位を、初期曲げ位置部位7Aとする。この状態からさらにパンチ3が下降すると、ワークWのダイ1から飛び出た部分が90度に曲げられて行く。このとき、パンチ底部にはワークたわみ部7が生じており、そのワークたわみ部7は、第1加工部4の底付き面4aに押されることで第2加工部5へと流れ出される(押し出される)。
そして、ワークたわみ部7は、図4(C)に示すように、底付き面4aによってワーク載置面1aに押し付けられて曲げ状態から平坦状態とされる。また、第2加工部5へと流れ出たワークたわみ部7の一部である部位7Bは、新たに第2加工部5によって直角に曲げられる。このとき、前記した初期曲げ位置部位7Aは、第2加工部5の直角加工面5aにより、前記ダイ1の側面であるワーク直角曲げ加工面1bに押し付けられる。
前記初期曲げ位置部位7Aは、第2加工部5の直角加工面5aによってダイ1のワーク直角曲げ加工面1bに押し付けられることで、曲げ状態から平坦状態に戻される(いわゆる曲げ曲げ戻し変形される)。一方、第2加工部5へと流れ出たワークたわみ部7の一部である部位7bは、直角(90度)に曲げられる。
このようにして、パンチ3が下死点まで下降し終えるとワークWの曲げ加工が終了する。上型を下型から上方へ待避させて金型からワークWを取り出すと、図5に示すように、前記した初期曲げ位置部位7Aは、ワーク先端を内側に変形させる(90度以下となる)方向に作用し、前記第2加工部5へと流れ出たワークたわみ部7の一部である部位7bは、ワーク先端を外側に変形させる(90度以上となる)方向に作用し、両者が相殺し合うことで狙い通りの角度(直角)となる。
このように、本実施の形態の曲げ金型装置によれば、複雑なカム機構を使用することなく、また、リストライク工程を別途設けることなく一つのパンチ3とダイ1とにより1回のプレス加工で狙い通りの角度(直角)にワークWを曲げることができるので、金型の製作費用増大を抑制することができ、しかも追い込み角度の調整機構を持たないカム構造での面倒な調整作業の必要も無くなり、さらにはメンテナンス費用も低く抑えることができる。
また、本実施の形態の曲げ金型装置によれば、前記した第1及び第2の寸法設定とすることで、パンチ底部にワークたわみ部7を生じさせることができ、さらに、前記した第3の寸法設定とすることで、そのワークたわみ部7を第2加工部5へと押し出すことができる。
一方、本実施の形態の曲げ加工方法によれば、リストライク工程を追加することなく1回の曲げ加工で材料の持つ弾性回復現象の影響を打ち消してワークWを直角に曲げることができ、曲げ精度の高いワークWを生産性良く製造することができ、製造コストも低減させることができる。
なお、前記した曲げのメカニズムをFEM(有限要素法)によってその効果を検証してみた。図6は本実施の形態の曲げ加工方法でのワーク曲げを解析する解析例を示す図、図7は解析結果を示す図である。図6(A)はダイ1から突出したワークWの突出部分がパンチ3の第3加工部6の予備曲げ部6cで下方へ曲げられた状態を示し、図6(B)は第1加工部4の底付き面4aでワークたわみ部7が第2加工部5へと流れ出される状態を示し、図6(C)は第2加工部5へ流れ出たワークたわみ部7の一部の部位を直角に曲げると共に初期曲げ位置部位7Aをワーク直角曲げ加工面1bに押し付ける状態を示す。
図7(A)は、従来構造の曲げ金型装置で曲げ加工を行ったときの解析結果であり、ワークWが弾性回復現象によって90度ではなくそれよりも角度が大きくなってしまっていることが判る。これに対して図7(B)は、本実施の形態の曲げ金型装置で曲げ加工を行ったときの解析結果であり、ほぼ90度にワークWが曲げられた状態であることが確認される。
以上、本発明を適用した具体的な実施の形態について説明したが、上述の実施の形態は本発明の一例であり、FEM解析を用いたこれら実施の形態に制限されることはない。
本実施の形態の曲げ金型装置の要部拡大断面図である。 下型ダイ上に置かれたワークと上型パンチとの寸法関係を示す図である。 上型パンチの寸法関係を示す図である。 本実施の形態の曲げ金型装置でワークを曲げ加工する工程図である。 本実施の形態の曲げ金型装置で曲げられたワークの曲げ部分を示す要部拡大図である。 本実施の形態の曲げ加工方法でのワーク曲げを解析する解析例を示す図である。 曲げ加工の解析結果である。
符号の説明
1…ダイ(下型のダイ)
2…ワークパッド(ワーク押さえ部材)
3…パンチ
4…第1加工部
4a…底付き面
5…第2加工部
5a…直角加工面
5b…第2加工部の先端部
6…第3加工部
6a…水平面
6b…垂直面
7…ワークたわみ部
W…ワーク

Claims (4)

  1. 下型のダイ上に置かれたワークを上型のワーク押さえ部材で押さえ付けた後、前記ダイから突き出た前記ワークの突出部分を、前記上型のパンチで直角に折り曲げる曲げ金型装置において、
    前記パンチには、前記ワーク押さえ部材に近い方から順に第1加工部、第2加工部、第3加工部が形成され、これら第1加工部、第2加工部、第3加工部は階段状とされており、
    前記第3加工部は、前記第1加工部及び前記第2加工部よりも先に前記ワークの突出部分に接触して該ワークを下方へ曲げる予備曲げを行うと共にパンチ底部にワークたわみ部を生じさせ、前記第1加工部は、前記ワークたわみ部を前記第2加工部へと流れ出させると共に前記ダイに押し付け、前記第2加工部は、この第2加工部へと流れ出た部位を直角に曲げると共に該第2加工部が最初に前記ワークに接触して曲げた部位を前記ダイの側面に押し付ける
    ことを特徴とする曲げ金型装置。
  2. 請求項1に記載の曲げ金型装置であって、
    前記第1加工部と前記第2加工部の段差Lcと、前記第2加工部と前記第3加工部の段差Laとの間には、Lc<Laなる関係があり、
    前記ワークの突出部分の突出量Wbと、前記第3加工部の水平部の幅Waとの間には、Wb×0.5<Wa<Wbなる関係がある
    ことを特徴とする曲げ金型装置。
  3. 請求項2に記載の曲げ金型装置であって、
    前記第1加工部の水平部の幅Wcと、前記第3加工部の水平部の幅Waとの間には、Wa<Wcなる関係がある
    ことを特徴とする曲げ金型装置。
  4. 下型のダイ上に置かれたワークを上型のワーク押さえ部材で押さえ付けた後、前記ダイから突き出た前記ワークの突出部分を、前記上型のパンチで直角に折り曲げる曲げ加工方法において、
    前記ワーク押さえ部材に近い方から順に第1加工部、第2加工部、第3加工部を備えた段差状のパンチによって、第1加工部及び第2加工部よりも先に前記ワークに接触する第3加工部で、前記ワークの突出部分を下方へ曲げる予備曲げを行うと共にパンチ底部にワークたわみ部を生じさせ、そのワークたわみ部を第1加工部で、第2加工部へと流れ出させると共に前記ダイに押し付け、その第2加工部に流れ出た部位を該第2加工部で、直角に曲げると共に、第2加工部が最初に前記ワークに接触して曲げた部位を該第2加工部で、前記ダイの側面に押し付ける
    ことを特徴とする曲げ加工方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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