JP2005176561A - コルゲートチューブ - Google Patents

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Eizo Abo
英造 阿保
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
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Abstract

【課題】設備や製造工程の増加をそれ程招かず、低コストで、見栄えが良好であり、ワイヤーハーネスのねじりを防止可能なコルゲートチューブを提供すること。
【解決手段】大径円筒部と小径円筒部とが長手方向に沿って交互に連続して設けられたコルゲートチューブにおいて、前記大径円筒部の最外周縁には長手方向に沿って少なくとも1本以上の目印ラインを設け、当該目印ラインを、凸状突起、凹状窪み、ざらつき模様または線状の何れかより形成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、コルゲートチューブに関し、さらに詳しくは、自動車などに配索されるワイヤーハーネスを被覆するコルゲートチューブに関するものである。
従来、自動車などに配索されるワイヤーハーネスは、その配索部位における突起物などとの干渉による損傷から内部の電線を保護するため、合成樹脂製のコルゲートチューブにより被覆されることが多い。
図7に示すように、この種のコルゲートチューブ100は、大径円筒部101と小径円筒部102とが長手方向に沿って交互に連続した筒状に形成されたもので、スリット103からワイヤーハーネス(図示されない)を収容し、ワイヤーハーネス全体を被覆することができるようになっている。
ところで、ワイヤーハーネスは、長尺物であることから元来ねじれが発生し易い。通常、ワイヤーハーネスが上記コルゲートチューブにより被覆されていない場合、そのねじれ状態を矯正しつつ、自動車などに組み付けすることが可能である。しかし、自動車のエンジンルームなどに使用されるワイヤーハーネスの場合、その大部分がコルゲートチューブにより被覆されているため、組み付け時や組み付け後にワイヤーハーネスのねじれを発見するのは非常に困難である。
そのため、ねじれが発生しているのを気付かずにワイヤーハーネスの組み付けを完了してしまったり、ねじれによりワイヤーハーネスが設計長さよりも短くなり、スムーズに組み付けできないことから初めてねじれが発生していたことを知る場合がある。またその際には、ワイヤーハーネスに張力が生じたまま固定される結果となる。
そこで、ワイヤーハーネスのねじれを防止する対策を施したコルゲートチューブとして、特許文献1には、コルゲートチューブの外周面に、この外周面の着色と異なる着色で、軸方向に真っ直ぐな目印ラインを押し出しや塗料の塗布により形成したコルゲートチューブに関する技術が開示されている。このコルゲートチューブによれば、その外周面に形成された目印ラインが直線か否かでワイヤーハーネスのねじれの有無を確認することができる。
特開平9−213141号公報
しかしながら、従来知られるコルゲートチューブを用いた場合、次のような問題があった。
すなわち、押し出しにより目印ラインを形成する場合、押し出し機を新たに増設する必要があることから、設備が増加するなどの問題があった。また、塗料の塗布により目印ラインを形成する場合、塗料の塗布工程が新たに発生し、工程数が増加するなどの問題があった。また、両者とも製造コストが比較的高いという問題点を有している。
さらに、例えば、自動車の最終ユーザーが、ボンネットを開けてエンジンルーム内を点検するなどした際に、従来のコルゲートチューブに形成された目印ラインによれば、その目印ラインをはっきりと視認できてしまうことから、見栄えが悪いといった問題があった。
また、この目印ラインがねじれていた場合には、ワイヤーハーネス製品としては許容範囲内のねじれであっても、かかるねじれが明確に視認できてしまえば、最終ユーザーに余計な不安を覚えさせる。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、本発明が解決しようとする課題は、設備や製造工程の増加をそれ程招かず、低コストで、見栄えが良好であり、ワイヤーハーネスのねじりを防止可能なコルゲートチューブを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明に係るコルゲートチューブは、大径円筒部と小径円筒部とが長手方向に沿って交互に連続して設けられたコルゲートチューブにおいて、前記大径円筒部の最外周縁には長手方向に沿って少なくとも1本以上の目印ラインが設けられ、当該目印ラインは、凸状突起、凹状窪み、ざらつき模様または線状の何れかより形成されていることを要旨とする。
本発明に係るコルゲートチューブは、大径円筒部の最外周縁の長手方向に沿って少なくとも1本以上の目印ラインが設けられ、当該目印ラインが、凸状突起、凹状窪み、ざらつき模様または線状の何れかより形成されるものであるので、最終ユーザーには視認し難く、ワイヤーハーネスの配索作業員や検査員などが意識して見なければ、目印ラインを視認することができない。そのため、良好な見栄えで、かつ、ねじり防止を図ることができる。
また、当該目印ラインは、コルゲートチューブ製造装置の金型表面を修正する程度で形成することができることから、当該目印ラインの形成にあたって新たに設備を増設したり、製造工程が増加したりすることがない。したがって、その分製造コストを抑制できる。しかも、塗料などの材料費も節約することができる。また、当該目印ラインを複数本形成することによりワイヤーハーネスの配索作業員や検査員などに視認し易くしても、比較的低コストで済むなどの利点がある。
以下、本実施形態に係るコルゲートチューブを、図面を参照して詳細に説明する。初めに、本実施形態に係るコルゲートチューブの構成について説明する。
図1は、第1実施形態に係るコルゲートチューブの外観斜視図である。図1に示すように、コルゲートチューブ10は、合成樹脂製で、大径円筒部11と小径円筒部12とが長手方向に沿って交互に連続した筒状であり、かつ、長手方向の全長に沿ってスリット13を切り欠いた割れ形状とされている。
このコルゲートチューブ10は、スリット13を開口部として、図示されないワイヤーハーネスの側方より被せて取り付けられる。
図2は、図1のコルゲートチューブの大径円筒部を、コルゲートチューブ長手方向と垂直な方向に切断した際の断面図である。コルゲートチューブ10の大径円筒部11の最外周縁には長手方向に沿って凸状突起14からなる目印ライン15が4本形成されている。
ここで、上記目印ライン15は、少なくとも1本以上形成されておれば良く、その形成本数は特に限定されるものではないが、ワイヤーハーネスの配索作業員や検査員などに視認し易くなるなどの観点から、複数本形成されていることが好ましい。
また、複数本の目印ライン15を形成するに当たっては、コルゲートチューブ10長手方向と垂直な方向に切断した際の断面から見た場合、大径円筒部11の中心Oを中心とし、大径円筒部11の最外周に内接する多角形の頂点位置に目印ライン15を形成するのが好ましい。なお、2本の目印ライン15を形成するに当たっては、大径円筒部11の中心Oを挟んで対向する位置に各目印ライン15を形成するのが好ましい。
図3は、第2実施形態に係るコルゲートチューブの大径円筒部を、コルゲートチューブ長手方向と垂直な方向に切断した際の断面図である。コルゲートチューブ20の大径円筒部21の最外周縁には長手方向に沿って凹状窪み22からなる目印ライン23が4本形成されている。
図4は、第3実施形態および第4実施形態に係るコルゲートチューブの大径円筒部を、コルゲートチューブ長手方向と垂直な方向に切断した際の断面図であり、図5は、第3実施形態に係るコルゲートチューブの平面図、図6は、第4実施形態に係るコルゲートチューブの平面図である。
図4および図5に示すように、コルゲートチューブ30の大径円筒部31の最外周縁には長手方向に沿ってざらつき模様32からなる目印ライン33が4本形成されている。また、図4および図6に示すように、コルゲートチューブ40の大径円筒部41の最外周縁には長手方向に沿って線状42からなる目印ライン43が4本形成されている。
なお、これら第2実施形態から第4実施形態における目印ライン23、33、43も、その目印ラインの形成本数、形成位置などについては、上述した第1実施形態における目印ライン15と同様であるので説明は省略する。
次に、上記本実施形態に係るコルゲートチューブの製造方法について説明する。本実施形態に係るコルゲートチューブは、基本的には、バキューム方式などの公知のコルゲートチューブ製造装置を用いて製造することができる。
すなわち、公知のコルゲートチューブ製造装置は、一般に、一側面にコルゲートチューブ成形用の凹状金型面が形成された金型を複数無端環状に連結した一対の金型回転体を上下に対向配置し、双方の金型回転体を循環回転させながら、それら金型の合流部にダイスからの溶融樹脂を押し出すと、押し出された溶融樹脂は、金型面に形成された吸引孔によって真空吸着されてその金型面に密着され、これによりダイス側と反対側から長尺のコルゲートチューブが連続的に成形されるようになっている。
このような製造装置を用いて本実施形態に係るコルゲートチューブを得るには、上記金型の凹状金型面における、コルゲートチューブの大径円筒部の最外周縁に対応する部位に、コルゲートチューブ脱型時に凸状突起、凹状窪み、ざらつき模様または線状が形成されるよう加工を施しておけば良い。
本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。例えば、上記実施形態においては、スリット入りのコルゲートチューブについて説明したが、スリットは、本発明においては本質的なものではなく、スリットが形成されていなくても良い。この場合は、コルゲートチューブの開口端からワイヤーハーネスを挿通して被覆すれば良い。
本発明の第1実施形態に係るコルゲートチューブの外観斜視図である。 図1のコルゲートチューブの大径円筒部を、コルゲートチューブ長手方向と垂直な方向に切断した際の断面図である。 第2実施形態に係るコルゲートチューブの大径円筒部を、コルゲートチューブ長手方向と垂直な方向に切断した際の断面図である。 第3実施形態および第4実施形態に係るコルゲートチューブの大径円筒部を、コルゲートチューブ長手方向と垂直な方向に切断した際の断面図である。 第3実施形態に係るコルゲートチューブの平面図である。 第4実施形態に係るコルゲートチューブの平面図である。 従来のスリット入りコルゲートチューブの外観斜視図である。
符号の説明
10 コルゲートチューブ
11 大径円筒部
12 小径円筒部
13 スリット
14 凸状突起
15 目印ライン
20 コルゲートチューブ
21 大径円筒部
22 凹状窪み
23 目印ライン
30 コルゲートチューブ
31 大径円筒部
32 ざらつき模様
33 目印ライン
40 コルゲートチューブ
41 大径円筒部
42 線状
43 目印ライン

Claims (1)

  1. 大径円筒部と小径円筒部とが長手方向に沿って交互に連続して設けられたコルゲートチューブにおいて、前記大径円筒部の最外周縁には長手方向に沿って少なくとも1本以上の目印ラインが設けられ、当該目印ラインは、凸状突起、凹状窪み、ざらつき模様または線状の何れかより形成されていることを特徴とするコルゲートチューブ。
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