JP2005175971A - カメラモジュール、カメラモジュールの製造方法、電子機器及び電子機器の製造方法 - Google Patents

カメラモジュール、カメラモジュールの製造方法、電子機器及び電子機器の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 光学構造体と中間構造体(ひいては固体撮像素子を実装した素子基板)との分離が容易なカメラモジュール、カメラモジュールの製造方法、電子機器及び電子機器の製造方法を提供する。
【解決手段】 素子基板1の表面には光学構造体5が配置され、光学構造体5の中心には外部の光を固体撮像素子(2)へ導入するレンズ6が配置してある。光学構造体5はレンズ6の入光面側から見た外周形状を矩形状に形成され、平面形状が矩形状の枠部7を構成している。素子基板1と光学構造体5との間には中間構造体8が配置してある。中間構造体8は光学構造体5を係止するための係止部9、10を枠部7の一部側面に備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、レンズの焦点位置を調整できる光学構造体を有するカメラモジュール、そのようなカメラモジュールの製造方法、そのようなカメラモジュールを実装した電子機器、及びそのようなカメラモジュールを実装した電子機器の製造方法に関する。
従来のカメラモジュールとして、レンズを含む光学構造体と、固体撮像素子とを組み合わせたものがある(例えば特許文献1参照)。また、レンズの焦点位置を調整できる自動焦点機能付きイメージモジュール(カメラモジュール)が提案されている(例えば特許文献2参照)。
特許文献1に記載の電子撮像装置(従来例1)は、配線基板に対し固体撮像素子をレンズ組立体の内側に、かつ同軸に配設した電子撮像装置(カメラモジュール)である。従来例1の電子撮像装置では、固体撮像素子のケース外周に係止部を設け、また、マウント(レンズ組立体)に爪部を形成して、レンズ組立体を固体撮像素子に対し係止部と爪部との係合を介し取り付けるようにしている。従来例1では、固体撮像素子のケース外周に係止部を設けることから、ケースの外形による制約があり、電子撮像装置(カメラモジュール)を小型化する上で問題があった。また、固体撮像素子以外の回路部品を接続する基板が別途必要になり、部品点数が増えるという問題があった。また、係合部分がケース外周、マウントの端部に限られることから、係合が充分に行われないという問題があった。
図9は従来の自動焦点機能付きイメージモジュールの斜視断面図である。この従来の自動焦点機能付きイメージモジュール(従来例2)は特許文献2に記載されたカメラモジュールであり、イメージパッケージング(固体撮像素子を実装したパッケージ)とレンズブレードユニット(光学構造体)を主要構成とする。イメージパッケージングは、センサー111、基板112、センサーカバー113及びセンサーフィルター114からなる。センサー111は画像イメージデータを感知する役割を果す。センサー111は基板112上に位置し、センサーカバー113はセンサー111及び基板112を外部で囲んでおり、センサーフィルター114はセンサーカバー113及びセンサー111間で光のみを通過させ、外部環境を遮断する。
レンズブレードユニットはアクチュエータの役割を果すが、これは外部から電流が印加される弾性手段116と、弾性手段116により誘導電流が流れるように巻き回されたコイル119と、コイル119に流れる電流により電磁気場が形成されるように設けられたマグネット120と、コイル119及びマグネット120により発生した電磁気力によって上下で力を受けるレンズブレード118と、レンズブレード118の中央部に連結して上下運動するレンズ117とからなる。また、弾性手段116を支持する為にセンサーカバー113の外側に位置するホルダー115を備える。
従来例2では、コイル119の端子ともなる弾性手段116に別途リード線を接続する必要があり、組立工程が煩雑になること、部品点数が増加することなどの問題があった。また、イメージパッケージングとレンズブレードユニットとの連結が容易ではない、また、一度連結するとイメージパッケージングとレンズブレードユニットを分離することが困難であり、いずれか一方のみが不良の場合にも両方を不良として処理することになるという問題があった。また、光学構造体と素子基板とを接着する場合、光学構造体の接着面を洗浄する必要があること、接着剤を硬化するための加熱が必要であることなどから、光学構造体への悪影響が生じる。
特開平11−295576号公報 特開2003−75712号公報
上述したように、従来例1のカメラモジュールは、固体撮像素子を実装したケースをレンズ組立体に係合することから小型化に限界があり、部品点数も増加するという問題があった。さらに係合が充分に行われないという問題があった。また、従来例2のカメラモジュールは自動焦点のためのコイル端子の接続が煩雑になり、部品点数も増加する。また、イメージパッケージングとレンズブレードユニットを分離することが困難であり、不良品によるコスト増加が避けられずコスト低減が容易ではないという問題があった。さらに、光学構造体と素子基板とを熱硬化型接着剤で接着する場合、光学構造体が表面の洗浄及び熱硬化のための加熱による影響を受けるという問題があった。
本発明は、斯かる問題に鑑みてなされたものであり、光学構造体と固体撮像素子を実装した素子基板とを中間構造体を介して係合して接着剤の使用を回避することにより、小型化、部品点数の削減、確実な係合が可能であり、接着剤を使用する場合に必要な洗浄及び硬化時における加熱による影響を回避したカメラモジュール及びその製造方法を提供することを目的とする。また、本発明は、光学構造体と中間構造体(ひいては固体撮像素子を実装した素子基板)との分離が容易なカメラモジュール及びその製造方法を提供することを他の目的とする。
また、本発明は、焦点位置を調整するためのコイルの端子(コイル端子)を光学構造体から素子基板に形成された接続端子部まで延在させることにより、部品点数、工程数を削減してコイル端子の接続が簡略化できるカメラモジュール、及び光学構造体及び素子基板の動作試験を容易に行え、不良の場合に光学構造体及び素子基板の分離が容易なカメラモジュールの製造方法を提供することを他の目的とする。
また、本発明は、本発明に係るカメラモジュールを用いた電子機器とすることにより、小型化、部品点数の削減が可能で、組立てが簡略化できる電子機器を提供することを他の目的とする。また、本発明は、焦点位置を調整するためのコイルのコイル端子を光学構造体から素子基板に形成された接続端子部まで延在させ、素子基板と機器基板とを電気的に接続する際に併行してコイル端子と機器基板とを接続することにより、焦点位置を調整するためのコイルのコイル端子を接続する工程を簡略化した電子機器の製造方法を提供することを他の目的とする。
本発明に係るカメラモジュールは、レンズの焦点位置を調整できる光学構造体と、前記レンズに対応させて固体撮像素子を実装した素子基板とを備えるカメラモジュールにおいて、前記光学構造体と素子基板との間に配置される中間構造体が設けられ、前記光学構造体及び中間構造体のうち少なくとも一方は、他方の構造体を係止するための係止部を備えることを特徴とする。
本発明にあっては、中間構造体と光学構造体を係止するだけでよく、相互に固着(接着)しないので光学構造体の取り外しが容易である。したがって、光学構造体を中間構造体から着脱自在にでき、光学構造体を素子基板に係止した後の特性検査において不良が判明し、素子基板の交換が必要な場合、逆に光学構造体の交換が必要な場合にそれぞれを容易に交換(リペア)できる。また、中間構造体と光学構造体との結合に際し、接着剤を利用しないので、特に熱硬化型接着剤を用いた場合に必須の硬化のための加熱工程が不要となり光学構造体(レンズ、コイルなど)への熱による影響を回避することができる。
本発明に係るカメラモジュールでは、前記中間構造体は素子基板に固定してあることを特徴とする。
本発明にあっては、中間構造体を素子基板に固定することにより光学構造体の係止位置を正確に規定することができる。
本発明に係るカメラモジュールでは、前記係止部は少なくとも2箇所に設けてあることを特徴とする。
本発明にあっては、係止部を2箇所とすることで中間構造体(及び素子基板)に対する光学構造体の位置決めを正確に行うことができる。
本発明に係るカメラモジュールでは、前記係止部の内少なくとも2箇所の係止部は係止部が設けられた一方の構造体から突出し、他方の構造体を挟むように構成された挟持用突起部であることを特徴とする。
本発明にあっては、一方の構造体は、他方の構造体の側面を挟んで係止するように構成された挟持用突起部を一対(2箇所に)備えることから、他方の構造体を確実に挟持することができ、安定した係止ができる。
本発明に係るカメラモジュールでは、前記他方の構造体は前記挟持用突起部に対応する切欠部を備えることを特徴とする。
本発明にあっては、挟持用突起部に対応する切欠部を備え、相互に嵌合する形態としてあるので、確実な係止ができる。
本発明に係るカメラモジュールでは、前記挟持用突起部は係止用爪部を備えることを特徴とする。
本発明にあっては、挟持用突起部は係止用爪部を備えることとしたので、挟持用突起部を切欠部から外れないようにでき、より確実な係止ができる。
本発明に係るカメラモジュールでは、前記光学構造体は前記レンズの入光面側から見た外周形状が矩形状であり、該矩形状の角部側に偏倚した位置に前記挟持用突起部又は前記挟持用突起部に対応する切欠部を備えることを特徴とする。
本発明にあっては、光学構造体はレンズ入光面側(表面側)から見た外周形状が矩形状(入光面側から見た平面視が矩形状)であり、矩形状の外周側面と円筒状のレンズ(及び駆動用のコイル)の外周側面との間に形成される光学構造体の角部空間を有効に利用できるので挟持用突起部又は切欠部を設けても光学構造体の矩形(平面視形状)の大きさを大きくする必要がない。
本発明に係るカメラモジュールでは、前記光学構造体は前記中間構造体側に突出する突起部を備え、前記中間構造体は前記光学構造体の突起部に対応する切欠部を備えることを特徴とする。
本発明にあっては、光学構造体は中間構造体側に突出する突起部を備え、中間構造体は前記光学構造体の突起部に対応する切欠部を備えることから、挟持用係止部とは異なる形態(凹凸の形態を逆の形態)で係止することができ、安定した係止ができる。また、突起部は光学構造体から突出するので、突起部にコイルの端子線を当接して延長する(延在させる)ことができる。
本発明に係るカメラモジュールでは、前記突起部は係止用爪部を備えることを特徴とする。
本発明にあっては、突起部は係止用爪部を備えることとしたので、突起部を切欠部から外れないようにでき、より確実な係止ができる。
本発明に係るカメラモジュールでは、前記レンズの焦点位置を調整するために前記光学構造体に内蔵されたコイルから導出されるコイル端子が前記光学構造体の突起部に沿って前記素子基板に形成されたコイル接続端子部まで延在していることを特徴とする。
本発明にあっては、コイル端子を素子基板に形成されたコイル接続端子部まで延在させることにより、素子基板の接続端子部を電子機器の機器基板(マザーボード)に半田付けなどで接続する場合に同時にコイル端子、コイル接続端子部も機器基板に接続することができ、コイル(コイル端子)の接続工程を簡略化できる。つまり、コイル接続のための部品点数、工程数を削減することができる。
本発明に係るカメラモジュールでは、前記素子基板はリードレスチップキャリア型の基板であることを特徴とする。
本発明にあっては、素子基板はリードレスチップキャリア型としたので、素子基板の接続端子部を電子機器の機器基板(マザーボード)に接続する場合に、接続が容易にでき、また、電子機器の小型化が容易になる。
本発明に係るカメラモジュールは、レンズの焦点位置を調整するためのコイルを有する光学構造体と、前記レンズに対応させて固体撮像素子を実装した素子基板とを備えるカメラモジュールにおいて、前記光学構造体の側面に沿って前記素子基板に形成されたコイル接続端子部まで延在しているコイル端子を備えることを特徴とする。
本発明にあっては、コイル端子を素子基板に形成されたコイル接続端子部まで延在させることにより、素子基板の接続端子部を電子機器の機器基板(マザーボード)に半田付けなどで接続する場合に同時にコイル端子も電子機器の機器基板に接続することができ、コイル(コイル端子)の接続を簡略化できる。つまり、自動焦点カメラモジュールを電子機器に実装する場合の部品点数、工程数を削減することができる。
本発明に係るカメラモジュールでは、前記光学構造体と素子基板との間に配置される中間構造体が設けられ、前記光学構造体は、前記中間構造体側に突出する突起部を備え、前記コイル端子は、前記光学構造体の突起部に沿って配置してあることを特徴とする。
本発明にあっては、光学構造体と素子基板との間に配置される中間構造体が設けられ、光学構造体は中間構造体側に突出する突起部を備え、コイル端子を光学構造体の突起部に沿って配置してあるので、コイル端子を光学構造体から素子基板まで確実に延在させることができ、コイル端子を確実に電子機器の機器基板に接続することができる。
本発明に係るカメラモジュールでは、前記中間構造体は前記突起部に対応する切欠部を備えることを特徴とする。
本発明にあっては、中間構造体は挟持用突起部とは別に、凹凸関係が逆の切欠部を備えることから、中間構造体と光学構造体との係止をより確実に行うことができる。
本発明に係るカメラモジュールでは、前記光学構造体及び中間構造体のうち少なくとも一方は、他方の構造体を挟むように2箇所に形成された挟持用突起部を備えることを特徴とする。
本発明にあっては、光学構造体及び中間構造体のうち少なくとも一方は、他方の構造体を挟んで係止するように構成された挟持用突起部を一対(2箇所に)備えることから、他方の構造体を確実に挟持することができ、安定した係止ができる。
本発明に係るカメラモジュールでは、前記素子基板には画像信号処理回路が実装してあり、前記コイル端子に対応するコイル接続端子部は前記画像信号処理回路の実装位置と反対側の位置に配置してあることを特徴とする。
本発明にあっては、画像信号に比較して大きな電流を流すコイル端子を画像信号処理回路の実装位置と反対側の位置から取り出すことにより、コイル電流による画像信号処理回路に対する熱的、電磁的影響を低減する。
本発明に係るカメラモジュールでは、前記コイル端子に対応するコイル接続端子部は前記素子基板に形成された他の接続端子部より大きい面積を有することを特徴とする。
本発明にあっては、コイル電流が流れる経路での抵抗を低減することによりコイル電流による発熱を抑制する。
本発明に係る電子機器は、本発明に係るカメラモジュールを機器基板に実装してあることを特徴とする。
本発明にあっては、カメラモジュールを機器基板に実装することとしたので、本発明に係るカメラモジュールの特徴を有する電子機器を得ることとなる。
本発明に係るカメラモジュールの製造方法は、レンズの焦点位置を調整できる光学構造体と、前記レンズに対応させて固体撮像素子を実装した素子基板と、前記光学構造体及び素子基板の間に配置される中間構造体とを備えるカメラモジュールの製造方法であって、前記素子基板に前記固体撮像素子を実装した後、前記固体撮像素子の外周の前記素子基板に前記中間構造体を固定する工程と、前記中間構造体と前記光学構造体とを係止する工程とを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、光学構造体と素子基板に固定した中間構造体とを係止するだけでカメラモジュールとすることができるので、中間構造体と光学構造体との接着工程を省略でき接着工程での加熱が不要になるから、光学構造体を構成するレンズ、磁石に与える熱的影響を排除することができる。
本発明に係るカメラモジュールの製造方法では、前記中間構造体と前記光学構造体とを係止した状態で前記素子基板の接続端子部に所定の信号を供給し、前記レンズの焦点位置を調整するために前記光学構造体に内蔵されたコイルから導出されコイル接続端子部まで延在するコイル端子にコイル電流を供給することによりカメラモジュールの特性を検査する工程を備えることを特徴とする。
本発明にあっては、中間構造体と光学構造体とを係止した状態での特性検査を行う(素子基板の動作試験に加えて、コイル電流を流してレンズを駆動する光学構造体の動作試験を行う)ことにより、係止工程を終了した時点での不良品への対応が容易にできる。つまり、素子基板又は光学構造体の取替えが容易に行えることから、特に高価な光学構造体を有効に利用できるので製造上の原価低減効果は大きい。
本発明に係るカメラモジュールの製造方法では、前記中間構造体を固定する工程の前又は前記中間構造体と前記光学構造体とを係止する工程の前に、前記固体撮像素子を実装した前記素子基板の特性を検査する工程を備えることを特徴とする。
本発明にあっては、素子基板の特性を検査した後に光学構造体を係止することにより、不良の素子基板へ光学構造体を係止することを防止できるので高価な光学構造体を無駄に扱うことがなくなる。
本発明に係る電子機器の製造方法は、レンズの焦点位置を調整するためのコイルを有する光学構造体と、前記レンズに対応させて固体撮像素子を実装した素子基板と、前記光学構造体及び素子基板の間に配置される中間構造体と、前記光学構造体の側面から取り出されて前記中間構造体の側面に沿って前記素子基板に形成されたコイル接続端子部まで延在しているコイル端子とを備えるカメラモジュールを機器基板に接続する電子機器の製造方法であって、前記素子基板に前記固体撮像素子を実装した後、前記固体撮像素子の外周の前記素子基板に前記中間構造体を固定する工程と、前記中間構造体と前記光学構造体とを係止する工程と、前記素子基板と前記機器基板とを位置合わせした後、前記素子基板と機器基板とを電気的に接続し、前記コイル端子を前記コイル接続端子部及び機器基板と接続する工程とを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、素子基板と機器基板との電気的な接続と併行してコイル端子とコイル接続端子部及び機器基板との電気的な接続をすることができ、コイル端子を接続する別の工程が不要となり、コイル端子接続工程を簡略化でき、電子機器の製造が簡単になり、コストの低減が可能となる。
本発明にあっては、中間構造体と光学構造体とを係止する構造とすることにより、光学構造体の取り外しが容易にできるカメラモジュール及びその製造方法を提供することができる。したがって、光学構造体を素子基板に係止した後の特性検査において不良が判明した場合に、素子基板の交換又は光学構造体の交換が容易となる。また、中間構造体と光学構造体との結合に際し、特に熱硬化型接着剤を用いた場合に必須の硬化のための加熱工程が不要となり光学構造体(レンズ、コイルなど)への熱による影響が生じないカメラモジュール及びその製造方法を提供することができる。
本発明にあっては、レンズの焦点位置を調整するためのコイルのコイル端子は、光学構造体の側面に沿って素子基板に形成されたコイル接続端子部まで延在する構造としてあるので、素子基板の接続端子部を電子機器の機器基板(マザーボード)に半田付けなどで接続する場合に同時にコイル端子も機器基板に接続することができ、コイル(コイル端子)の接続工程を簡略化できるカメラモジュールを提供することができる。また、中間構造体を設けたものでは、中間構造体と光学構造体とを係止した状態でコイルにコイル電流を供給することにより、係止工程を終了した時点でのカメラモジュールの特性検査をすることができ、不良品対策が容易に行えるカメラモジュール及びその製造方法を提供することができる。
本発明にあっては、本発明に係るカメラモジュールを備える電子機器とすることにより、本発明に係るカメラモジュール及びその製造方法の特徴を有する電子機器及びその製造方法を提供することができる。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1に係るカメラモジュールの概略平面図である。つまり、レンズの入光面側からみた形状をしめす。図において1は素子基板であり、固体撮像素子2(図2参照)及び固体撮像素子2との間で信号の送受を行う画像信号処理用のプロセッサであるDSP(デジタル・シグナル・プロセッサ)3が素子基板1の同一面に実装してある。DSP3は固体撮像素子2との間だけでなく、素子基板1の外部(例えば、電子機器の機器基板など)との間でも信号の送受を行う。素子基板1には抵抗などのチップ部品4が適宜実装してある。
素子基板1の表面には光学構造体5が配置され、光学構造体5の中心には外部の光(画像光、映像光)を固体撮像素子2へ導入するレンズ6が配置してある。つまり、レンズ6に対応して固体撮像素子2が素子基板1に実装してある。光学構造体5はレンズ6の入光面側から見た外周形状を矩形状に形成され、平面形状が矩形状の枠部7を構成している。素子基板1と光学構造体5との間には中間構造体8が配置してある。中間構造体8は光学構造体5を係止する(又は逆に、光学構造体5は中間構造体8を係止する)ための係止部9、10を枠部7の一部側面に備えている。さらに、中間構造体8は光学構造体5を嵌合する(又は逆に、光学構造体5は中間構造体8を嵌合する)ための嵌合部11を枠部7の一部側面に備えている。枠部7の異なる辺に分かれた少なくとも2点(2箇所)の係止及び1点(1箇所)の嵌合により、中間構造体8(素子基板1)に対する光学構造体5の位置決めを確実に行えると共に確実な係止(嵌合)が可能となる。
中間構造体8と光学構造体5を係止(嵌合)するだけでよく、相互に固着(接着)しないので光学構造体5の取り外しが容易であり、光学構造体5を素子基板1に嵌合(係止)した後の特性検査において不良が判明し、素子基板1の交換が必要な場合、逆に光学構造体5の交換が必要な場合にそれぞれを容易に交換(リペア)できる。また、中間構造体8と光学構造体5との結合に際し、接着剤を利用しないので、特に熱硬化型接着剤を用いた場合に硬化のための加熱工程が不要となり光学構造体5を構成するレンズ、コイルなどへの熱による影響を回避することができる。
2箇所の係止部9、10は、中間構造体8から突出し、光学構造体5を挟むように構成された挟持用突起部24(図5、図6参照)である。係止部9、10は、対になっており、互いに対向させて枠部7を双方向から挟持することにより、中間構造体8が光学構造体5を確実で安定した係止(保持)できるように構成してある。係止部9、10(挟持用突起部24、切欠部25(図5〜図7参照))の平面上の位置を枠部7の角部側に偏倚した位置とすることによりレンズ6などの円周形状の部材(円筒状の部材)と矩形状の枠部7との間に形成される枠部7の角部空間を有効に利用でき、光学構造体5の平面面積が大きくなることを防ぐことができる。また、嵌合部11は、光学構造体5から突出する突起部と、この突起部に対応する中間構造体8の側面の切欠部とで構成し、これら突起部と切欠部とが嵌合するようにしてある。つまり、凹凸関係が逆の嵌合部を設けることにより、確実で安定した嵌合が可能となる。
図2は図1の矢符A−A方向での拡大概略断面図である。図1と同一箇所には同一符号を付して詳細な説明は適宜省略する。素子基板1にはチップ状態で固体撮像素子2が実装(ダイボンド、ワイヤボンド)してある。固体撮像素子2の周囲の素子基板1には中間構造体8が例えばエポキシ樹脂接着剤などを用いて固定(接着)してある。中間構造体8を素子基板1に固定することにより光学構造体5の係止位置を正確に規定することができる。中間構造体8はプラスチック(合成樹脂)成型したものを予め容易しておく。中間構造体8には固体撮像素子2に対応する位置に窓部12が形成してあり、窓部12には光学フィルタ13(赤外線をカットするための光学フィルタ)が貼付してある。なお、光学フィルタ13としては、赤外線カットフィルタ以外には、光学ローパスフィルタや単なる保護用フィルタなど、他の光学フィルタでも良く、複数の機能を兼ね備えるものを用いてもよい。
中間構造体8に係止された光学構造体5は、その中央部に複数のレンズを適宜組み合わせて構成したレンズ6を備えている。光学構造体5の枠部7の内側には磁石14が配置され、磁石14の内側にはコイル15が配置してある。磁石14、コイル15は光学構造体5に内蔵して同心円状に形成され、レンズ6の周囲に同心円状に配置してある。コイル15にコイル電流を流すことにより磁石との間で吸引力又は反発力を発生させコイル15の位置を適宜上下動させることができる。コイル15はレンズ6を保持するレンズ保持部16と一体に移動するように構成してあり、コイル電流を調整することにより、レンズ6の焦点位置を適宜調整することができる。つまり、光学構造体5はレンズの焦点位置を調整可能な構成としてある。なお、コイル15及びレンズ保持部16は適宜の板バネ(不図示)を用いて空間で支持する形態にしてある。
図3は図1の矢符B−B方向での概略断面図である。図1、図2と同一箇所には同一符号を付して詳細な説明は適宜省略する。素子基板1には、チップサイズパッケージで構成されたDSP3が実装(ボールボンド)してある。嵌合部11では、光学構造体5から突出した突起部19(図6、図7参照)が中間構造体8の方へ延長して嵌合する状態の概略を示している。
図4は図1の矢符X方向から見た拡大概略側面図である。図1〜図3と同一箇所には同一符号を付して詳細な説明は適宜省略する。中間構造体8には素子基板1の角部の切欠部へ突出する突起部17が形成してあり、素子基板1と中間構造体8との位置決めを容易にでき、かつ正確にできるようにしてある。光学構造体5の側面からコイル15に接続されたコイル端子18が導出してあり、光学構造体5の側面に沿って素子基板1まで延在させてある。中間構造体8の側面に嵌合する突起部19(嵌合部11に対応)が光学構造体5から突出して、中間構造体8の切欠部20に適宜嵌合するように形成してある。コイル端子18は光学構造体5の側面に形成された突起部21に適宜嵌合するように構成され、光学構造体5に固定される。コイル端子18は突起部19に沿って素子基板1に形成されたコイル接続端子部22まで延在し、相互に接続できる構成としてある。なお、この状態では、コイル端子18はコイル接続端子部22に接触していなくても良く、後述の機器基板(マザーボード)への実装において、半田付け等によりコイル端子18の機器基板での配線部に電気的に接続されればよい。
素子基板1はリードレスチップキャリア型の基板(セラミック基板)で構成される。リードレスチップキャリア型とすることでカメラモジュールを小型化でき、カメラモジュールを実装する電子機器(実施の形態2参照)本体を小型化することができる。素子基板1の端部側面にはコイル接続端子部22の他に画像信号処理用の端子(固体撮像素子1及び画像信号処理回路としてのDSP3への接続端子)として接続端子部23が形成してある。コイル接続端子部22は流す電流が大きいことから接続端子部23より大面積の端子とすることにより、確実な接続を可能として接続抵抗を低減し、抵抗による発熱を防止している。素子基板1をリードレスチップキャリア型の基板とすることから、素子基板1のコイル接続端子部22、接続端子部23を電子機器の機器基板(マザーボード)50(図8参照)に接続する場合に、接続が容易にできる。
コイル端子18を素子基板1に形成されたコイル接続端子部22まで延在させることにより、素子基板1の接続端子部23を電子機器の機器基板(マザーボード)50に半田付けなどで接続する場合に同時にコイル端子18、コイル接続端子部22も機器基板50に接続することができ、コイル15(コイル端子18)の接続工程を簡略化できる。つまり、自動焦点カメラモジュールを電子機器に実装する場合の部品点数、工程数を削減することができる。
コイル端子18に対応するコイル接続端子部22は、素子基板1でのDSP3の実装位置と反対側の位置に配置してある。画像信号に比較して大きな電流を流すコイル端子18を画像信号処理回路の実装位置と反対側の位置から取り出すことにより、コイル電流による画像信号処理回路に対する熱的、電磁的影響を低減している。
図5は図1の矢符Y方向から見た拡大概略側面図である。図1〜図4と同一箇所には同一符号を付して詳細な説明は適宜省略する。素子基板1にはDSP3、チップ部品4が実装されている。中間構造体8には素子基板1の角部の切欠部、矢符Y方向から見た素子基板1の側面中間部の切欠部へそれぞれ突出する突起部17、17が形成してあり、素子基板1と中間構造体8との位置決めを容易にでき、かつ正確にできるようにしてある。素子基板1の側面には接続端子部23が形成してある。係止部9(10)に対応して挟持用突起部24、切欠部25が形成してある。挟持用突起部24は、中間構造体8から突出して、光学構造体5を挟むように構成してある。また、挟持用突起部24は、光学構造体5に形成された切欠部25に嵌合するように構成してある。挟持用突起部24切欠部25は相互に嵌合することから確実な係止が可能となる。
図6は図1の矢符X方向から見た概略分解側面図である。図1〜図5と同一箇所には同一符号を付して詳細な説明は適宜省略する。係止部9、10に対応して、中間構造体8から光学構造体5の方へ突出した形状で挟持用突起部24が一対形成してある。挟持用突起部24は弾性を有するように適宜の曲率を立ち上がり部分に有しており、板状に延長している。挟持用突起部24の先端には係止用爪部26が形成してある。係止用爪部26により挟持用突起部24を切欠部25から外れないようにでき、係止状態をより安定にして、光学構造体5と中間構造体8とが容易に分離しないようにしている。
嵌合部11に対応して、光学構造体5には突起部19が、中間構造体8には切欠部20がそれぞれ形成してある。光学構造体5は中間構造体8の側面の切欠部20に嵌合する突起部19を備えることから、挟持用係止部24とは異なる形態(凹凸の形態を逆の形態)で嵌合することができ、光学構造体5と中間構造体8とを相互に互い違いに嵌合する形態にできるので、安定した確実な嵌合ができる。また、光学構造体5から中間構造体8に向かって突出するので、突起部19にコイル15の端子であるコイル端子18を当接して延長する(延在させる)ことができる。切欠部20には突起部19の先端に形成してある係止用爪部27(図7参照)に対応するより深い切欠部28が形成してある。係止用爪部27により突起部19を切欠部20から外れないようにでき、係止状態を安定にしてより確実な係止ができるので、光学構造体5と中間構造体8とが容易に分離しないようにできる。なお、光学構造体5と中間構造体8との結合強度が充分であれば、係止用爪部27及び切欠部28を設けなくとも、単に切欠部20に突起部19を嵌合させるだけでもよい。
図7は図1の矢符Y方向から見た概略分解側面図である。図1〜図6と同一箇所には同一符号を付して詳細な説明は適宜省略する。係止部9に対応して、中間構造体8には挟持用突起部24が、光学構造体5には切欠部25がそれぞれ形成してある。挟持用突起部24は切欠部25に対応し、相互に嵌合する形態としてあるので、確実な係止ができる。切欠部25は光学構造体5の角部側に偏倚した位置に配置してある。また、嵌合部11に対応して、光学構造体5には突起部19が、中間構造体8には切欠部20がそれぞれ形成してある。突起部19の先端には係止用爪部27が形成してある。突起部19にはコイル端子18が固定して、素子基板1の方へ延長してある。
(実施の形態2)
実施の形態2は、実施の形態1に係るカメラモジュールの製造方法である。つまり、レンズ6の焦点位置を調整できる光学構造体5と、レンズ6に対応させて固体撮像素子2を実装した素子基板1と、光学構造体5及び素子基板1の間に配置される中間構造体8とを備えるカメラモジュールの製造方法である。本実施の形態に係るカメラモジュールの製造方法は、素子基板1に固体撮像素子2を実装した後、固体撮像素子2の外周の素子基板1に中間構造体8を固定する工程と、中間構造体8と光学構造体5とを係止する工程とを備える。光学構造体5と素子基板1に固定した中間構造体8とを係止するだけでカメラモジュールを構成することができるので、従来必要であった中間構造体8と光学構造体5との接着工程を省略でき接着工程での加熱が不要になるから、光学構造体5を構成するレンズ6、磁石14に与える熱的影響を排除することができる。
本実施の形態に係るカメラモジュールの製造方法は、更に、中間構造体8と光学構造体5とを係止した状態で素子基板1のコイル接続端子部22、接続端子部23に所定の信号を供給し、レンズ6の焦点位置を調整するために光学構造体5に内蔵されたコイル15から導出され接続端子部23まで延在するコイル端子18にコイル電流を供給することによりカメラモジュールの特性を検査する工程を備える。つまり、コイル電流を流してレンズ6を駆動することにより、素子基板1の動作試験に加えて光学構造体5の動作試験(自動焦点機能試験)を同時に行う。中間構造体8と光学構造体5とを係止した状態での特性検査を行うことにより、嵌合工程を終了した時点での特性不良への対応が容易にできる。すなわち、不良品である素子基板1又は光学構造体5の取替えが容易に行える。特に高価な光学構造体5を素子基板1から容易に分離できるので、素子基板1が不良である場合に光学構造体5はそのまま有効に利用できるので製造上のコスト的な効果は大きい。
本実施の形態に係るカメラモジュールの製造方法は、更に、中間構造体8を固定する工程の前又は中間構造体8と光学構造体5とを係止する工程の前に、固体撮像素子2を実装した素子基板1の特性を検査する工程を備える。素子基板1の特性を検査した後に光学構造体5を係止することにより、不良の素子基板1へ光学構造体5を係止することを防止できるので高価な光学構造体5を無駄に使うことがなくなる。
(実施の形態3)
図8は本発明の実施の形態3に係る電子機器の概略ブロック図である。実施の形態3では実施の形態1に係るカメラモジュールを備える電子機器とするので、実施の形態1のカメラモジュールが有する特徴を備えた電子機器とすることができる。電子機器は例えば携帯電話機であり、機器基板(マザーボード)50を備える。機器基板50はガラスエポキシ樹脂などで構成され、適宜の配線パターンが形成してある。機器基板50には、各種の制御を実行する際の制御部となる中央演算処理装置としてのCPU51、カメラモジュール52(実施の形態1のカメラモジュール)、アナログ信号処理部53、表示制御部54、コーデック55などの回路部品が配置してある。これらの回路部品を機器基板50に実装するときは、これらの回路部品を機器基板50に適宜位置合わせした後、半田リフローにより半田付けして行う。なお、機器基板50への回路部品の配置は一例に過ぎずこれに限るものではない。
機器基板50の周囲には携帯電話機として機能するために必要な主液晶モジュール56、副液晶モジュール57、RF/IF部(ラジオ周波数/中間周波数部)58、マイク59、スピーカ60などが配置してあり、機器基板50に接続してある。
本実施の形態では、機器基板50と素子基板1を位置合わせした後、機器基板50と素子基板1を電気的に接続する。つまり、機器基板50の上に形成された接続端子(不図示)と素子基板1の接続端子部23を位置合わせして半田リフローにより接続する。コイル端子18はコイル接続端子部22にまで延長され、コイル接続端子部22はリードレスチップキャリア型の基板の接続端子部23と同様に形成してあることから、この半田リフローの際にコイル端子18をコイル接続端子部22及び機器基板50の接続端子に同時に接続することができる。
(実施の形態4)
実施の形態4は、実施の形態3に係る電子機器の製造方法である。つまり、レンズ6の焦点位置を調整するためのコイル15を有する光学構造体5と、レンズ6に対応させて固体撮像素子2を実装した素子基板1と、光学構造体5及び素子基板1の間に配置される中間構造体8と、光学構造体5の側面から取り出されて中間構造体8の側面に沿って素子基板1に形成された接続端子部23まで延在しているコイル端子18とを備えるカメラモジュールを機器基板に接続する電子機器の製造方法である。
本実施の形態に係る電子機器の製造方法は、素子基板1に固体撮像素子2を実装した後、固体撮像素子2の外周の素子基板1に中間構造体8を固定する工程と、中間構造体8と光学構造体5とを係止する工程と、素子基板1と機器基板50とを位置合わせした後、素子基板1のコイル接続端子部22、接続端子部23と機器基板50の接続端子(不図示)とを電気的に接続することによりコイル端子18をコイル接続端子部22及び機器基板50の接続端子と接続する工程とを備える。素子基板1と機器基板50との電気的な接続と併行してコイル端子18と機器基板50との電気的な接続をすることができ、コイル端子18を接続するための別の工程が不要となり、コイル端子接続工程を簡略化でき、電子機器の製造が簡単になり、コストの低減が可能となる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。例えば、上記実施の形態において、係合部9、10として、中間構造体8に挟持用突起部24を設けたものについて説明したが、同様の挟持用突起部を光学構造体5に設ける構成としてもよく、この場合、上記実施の形態の光学構造体5に設けた切欠部25と同様の切欠部を中間構造体8に設ければよい。また、素子基板の接続端子部を電子機器の機器基板(マザーボード)に半田付けなどで接続する場合に同時にコイル端子も機器基板に接続するためであれば、必ずしも中間構造体を設ける必要はない。
本発明の実施の形態1に係るカメラモジュールの概略平面図である。 図1の矢符A−A方向での拡大概略断面図である。 図1の矢符B−B方向での概略断面図である。 図1の矢符X方向から見た拡大概略側面図である。 図1の矢符Y方向から見た拡大概略側面図である。 図1の矢符X方向から見た概略分解側面図である。 図1の矢符Y方向から見た概略分解側面図である。 本発明の実施の形態3に係る電子機器の概略ブロック図である。 従来の自動焦点機能付きイメージモジュールの斜視断面図である。
符号の説明
1 素子基板
2 固体撮像素子
5 光学構造体
6 レンズ
7 枠部
8 中間構造体
9、10 係止部
11 嵌合部
15 コイル
18 コイル端子
19 突起部
20、25 切欠部
22 コイル接続端子部
23 接続端子部
24 挟持用突起部
26、27 係止用爪部
50 機器基板

Claims (24)

  1. レンズの焦点位置を調整できる光学構造体と、前記レンズに対応させて固体撮像素子を実装した素子基板とを備えるカメラモジュールにおいて、
    前記光学構造体と素子基板との間に配置される中間構造体が設けられ、
    前記光学構造体及び中間構造体のうち少なくとも一方は、他方の構造体を係止するための係止部を備えることを特徴とするカメラモジュール。
  2. 前記中間構造体は素子基板に固定してあることを特徴とする請求項1記載のカメラモジュール。
  3. 前記係止部は少なくとも2箇所に設けてあることを特徴とする請求項1又は2記載のカメラモジュール。
  4. 前記係止部の内少なくとも2箇所の係止部は係止部が設けられた一方の構造体から突出し、他方の構造体を挟むように構成された挟持用突起部であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一つに記載のカメラモジュール。
  5. 前記他方の構造体は前記挟持用突起部に対応する切欠部を備えることを特徴とする請求項4記載のカメラモジュール。
  6. 前記挟持用突起部は係止用爪部を備えることを特徴とする請求項5記載のカメラモジュール。
  7. 前記光学構造体は前記レンズの入光面側から見た外周形状が矩形状であり、該矩形状の角部側に偏倚した位置に前記挟持用突起部又は前記挟持用突起部に対応する切欠部を備えることを特徴とする請求項5又は6記載のカメラモジュール。
  8. 前記光学構造体は前記中間構造体側に突出する突起部を備え、前記中間構造体は前記光学構造体の突起部に対応する切欠部を備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一つに記載のカメラモジュール。
  9. 前記光学構造体の突起部は係止用爪部を備えることを特徴とする請求項8記載のカメラモジュール。
  10. 前記レンズの焦点位置を調整するために前記光学構造体に内蔵されたコイルから導出されるコイル端子が前記光学構造体の突起部に沿って前記素子基板に形成されたコイル接続端子部まで延在していることを特徴とする請求項8又は9記載のカメラモジュール。
  11. 前記素子基板はリードレスチップキャリア型の基板であることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか一つに記載のカメラモジュール。
  12. レンズの焦点位置を調整するためのコイルを有する光学構造体と、前記レンズに対応させて固体撮像素子を実装した素子基板とを備えるカメラモジュールにおいて、
    前記光学構造体の側面に沿って前記素子基板に形成されたコイル接続端子部まで延在しているコイル端子を備えることを特徴とするカメラモジュール。
  13. 前記光学構造体と素子基板との間に配置される中間構造体が設けられ、
    前記光学構造体は、前記中間構造体側に突出する突起部を備え、
    前記コイル端子は、前記光学構造体の突起部に沿って配置してあることを特徴とする請求項12記載のカメラモジュール。
  14. 前記中間構造体は前記突起部に対応する切欠部を備えることを特徴とする請求項13記載のカメラモジュール。
  15. 前記光学構造体及び中間構造体のうち少なくとも一方は、他方の構造体を挟むように2箇所に形成された挟持用突起部を備えることを特徴とする請求項12乃至14のいずれか一つに記載のカメラモジュール。
  16. 前記他方の構造体は前記挟持用突起部に対応する切欠部を備えることを特徴とする請求項15記載のカメラモジュール。
  17. 前記素子基板には画像信号処理回路が実装してあり、前記コイル端子に対応するコイル接続端子部は前記画像信号処理回路の実装位置と反対側の位置に配置してあることを特徴とする請求項12乃至16のいずれか一つに記載のカメラモジュール。
  18. 前記コイル端子に対応するコイル接続端子部は前記素子基板に形成された他の接続端子部より大きい面積を有することを特徴とする請求項12乃至17のいずれか一つに記載のカメラモジュール。
  19. 前記素子基板はリードレスチップキャリア型の基板であることを特徴とする請求項12乃至18のいずれか一つに記載のカメラモジュール。
  20. 請求項1乃至19のいずれか一つに記載のカメラモジュールを機器基板に実装してあることを特徴とする電子機器。
  21. レンズの焦点位置を調整できる光学構造体と、前記レンズに対応させて固体撮像素子を実装した素子基板と、前記光学構造体及び素子基板の間に配置される中間構造体とを備えるカメラモジュールの製造方法であって、
    前記素子基板に前記固体撮像素子を実装した後、前記固体撮像素子の外周の前記素子基板に前記中間構造体を固定する工程と、
    前記中間構造体と前記光学構造体とを係止する工程と
    を備えることを特徴とするカメラモジュールの製造方法。
  22. 前記中間構造体と前記光学構造体とを係止した状態で前記素子基板の接続端子部に所定の信号を供給し、前記レンズの焦点位置を調整するために前記光学構造体に内蔵されたコイルから導出されコイル接続端子部まで延在するコイル端子にコイル電流を供給することによりカメラモジュールの特性を検査する工程を備えることを特徴とする請求項21記載のカメラモジュールの製造方法。
  23. 前記中間構造体を固定する工程の前又は前記中間構造体と前記光学構造体とを係止する工程の前に、前記固体撮像素子を実装した前記素子基板の特性を検査する工程を備えることを特徴とする請求項21又は22に記載のカメラモジュールの製造方法。
  24. レンズの焦点位置を調整するためのコイルを有する光学構造体と、前記レンズに対応させて固体撮像素子を実装した素子基板と、前記光学構造体及び素子基板の間に配置される中間構造体と、前記光学構造体の側面から取り出されて前記中間構造体の側面に沿って前記素子基板に形成されたコイル接続端子部まで延在しているコイル端子とを備えるカメラモジュールを機器基板に接続する電子機器の製造方法であって、
    前記素子基板に前記固体撮像素子を実装した後、前記固体撮像素子の外周の前記素子基板に前記中間構造体を固定する工程と、
    前記中間構造体と前記光学構造体とを係止する工程と、
    前記素子基板と前記機器基板とを位置合わせした後、前記素子基板と機器基板とを電気的に接続し、前記コイル端子を前記コイル接続端子部及び機器基板と接続する工程と
    を備えることを特徴とする電子機器の製造方法。
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