JP2006270541A - 撮像装置および撮像装置を搭載した携帯端末 - Google Patents
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Abstract
【課題】 リード線やFPCの引き回しのためのスペースが不要であり、また、半田付け量の誤差によるスペースの余裕を設ける必要がなく、さらに、生産工程が簡素化できる撮像装置を得る。
【解決手段】 被写体からの光が入射する光学系と、この光学系を入力された電流に応じて駆動する駆動部と、この光学系および駆動部を格納するとともに駆動部へ電流を供給するための接続端子部を有するケース部と、前記光学系を介して被写体からの光を受光する受光素子と、この受光素子が表面に実装されるとともに、前記ケース部が表面に接着され、前記ケース部の前記接続端子部と弾性により接触が保たれるスプリングが表面に実装された基板とを備える構成とした。
【選択図】 図1
【解決手段】 被写体からの光が入射する光学系と、この光学系を入力された電流に応じて駆動する駆動部と、この光学系および駆動部を格納するとともに駆動部へ電流を供給するための接続端子部を有するケース部と、前記光学系を介して被写体からの光を受光する受光素子と、この受光素子が表面に実装されるとともに、前記ケース部が表面に接着され、前記ケース部の前記接続端子部と弾性により接触が保たれるスプリングが表面に実装された基板とを備える構成とした。
【選択図】 図1
Description
本発明は、オートフォーカス機能を備えた小型撮像装置、およびこの小型撮像装置を搭載した携帯端末に関するものである。
特許文献1には、アクティブ型測距装置の受光素子とオートフォーカス回路とを同一基板に搭載した、いわゆるセンサー一体基板を用いて自動焦点調節装置(オートフォーカス装置)を構成した場合に、リード線やFPC(Flexible Printed Circuit)などの接続用配線による基板の取り付け位置が狂ってしまうという問題点が記載されている。特許文献1では、接続用配線の配線方法を工夫することでこの問題を解決している。
従来の装置では、オートフォーカス動作をする機構部と動作を制御するために信号処理ICの搭載された基板との接続は、それぞれの端子間をリード線やFPCなどを用いて、はんだ付け等の方法により接続していた。そのため、リード線やFPCの引き回しのためのスペースや、半田付け部分が装置の外形に露出している場合は、付けられた半田の量の誤差を考慮して周囲のスペースに余裕を設ける必要が生じ、装置の小型化に少なからず影響を及ぼしていた。また、生産工程においても、FPCおよびリード線を接続するための工程を必要として、オートフォーカス動作をする機構部側と動作を制御するための信号処理ICの搭載された基板側との2回の接続工程が必要となっていた。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであり、リード線やFPCの引き回しのためのスペースが不要であり、また、半田付け量の誤差によるスペースの余裕を設ける必要がなく、さらに、生産工程が簡素化できる撮像装置を得るものである。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであり、リード線やFPCの引き回しのためのスペースが不要であり、また、半田付け量の誤差によるスペースの余裕を設ける必要がなく、さらに、生産工程が簡素化できる撮像装置を得るものである。
本発明に係る撮像装置は、被写体からの光が入射する光学系と、この光学系を入力された電流に応じて駆動する駆動部と、この光学系および駆動部を格納するとともに駆動部へ電流を供給するための接続端子部を有するケース部と、前記光学系を介して被写体からの光を受光する受光素子と、この受光素子が表面に実装されるとともに、前記ケース部が表面に接着され、前記ケース部の前記接続端子部と弾性により接触が保たれるスプリングが表面に実装された基板とを備えるものである。
本発明は、被写体からの光が入射する光学系と、この光学系を入力された電流に応じて駆動する駆動部と、この光学系および駆動部を格納するとともに駆動部へ電流を供給するための接続端子部を有するケース部と、前記光学系を介して被写体からの光を受光する受光素子と、この受光素子が表面に実装されるとともに、前記ケース部が表面に接着され、前記ケース部の前記接続端子部と弾性により接触が保たれるスプリングが表面に実装された基板とを備えたものでありリード線やFPCの引き回しのためのスペースが不要であり、また、半田付け量の誤差によるスペースの余裕を設ける必要がなく、さらに、生産工程が簡素化できる撮像装置を得るものである。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る撮像装置の構成を示す側面断面図である。1は光学系機構部で、レンズ1aはバレル1bに組み込まれており、バレル1bが駆動部1cにより駆動され上下動することで焦点位置を変化させオートフォーカス動作を行うものである。レンズ1aへは窓部1dを介して被写体からの光が入射し、さらにレンズ1aから受光素子センサー2へ入射する。
図1は、本発明の実施の形態1に係る撮像装置の構成を示す側面断面図である。1は光学系機構部で、レンズ1aはバレル1bに組み込まれており、バレル1bが駆動部1cにより駆動され上下動することで焦点位置を変化させオートフォーカス動作を行うものである。レンズ1aへは窓部1dを介して被写体からの光が入射し、さらにレンズ1aから受光素子センサー2へ入射する。
駆動部1cは図では略しているが、コイルあるいはモータ等からなり、外部の制御用IC(図1では図示せず。後述する図3における8)から供給される電流の量によって上下の方向と移動量が制御される。駆動部1cは外部との接続端子部5の上面とリード線で接続されている。さらに、接続端子部5の下面とスプリング4とが接触している。スプリング4は基板3に設けられたランド部7に半田付けされている。光学系機構部1は基板3上の接着面6において接着され固定されている。そして、接続端子部5の下面とスプリング4とはスプリング4の弾性により接触が保たれる。
また、9は受光素子2からの画像信号を外部に出力するための出力端子部であり、FPC10と基板3とを接続する。本発明の撮像装置を携帯通信端末に搭載する場合、FPC10の他端は、通信用の回路等を搭載したメイン基板(図示せず)と接続する。なお、受光素子2と出力端子部9とは基板3内の内層パターンにより接続される。
また、9は受光素子2からの画像信号を外部に出力するための出力端子部であり、FPC10と基板3とを接続する。本発明の撮像装置を携帯通信端末に搭載する場合、FPC10の他端は、通信用の回路等を搭載したメイン基板(図示せず)と接続する。なお、受光素子2と出力端子部9とは基板3内の内層パターンにより接続される。
図2(a)、(b)、(c)は接続端子部5の構成を示す図である。接続端子部5は、例えば、基板5aとしてガラスエポキシ基板を用い、この基板5aの適当な箇所に接続端子部5が上下面に貫通して設けられ(図2(b))、接続端子部5の光学系機構部1の駆動部1cと相対する面側(上面)には駆動部1cから延びたリード線が半田付けされ、反対側の面(下面)は基板3に半田付けされたスプリング4と、スプリング4の弾性により接触が保たれる。
その他に、図2(c)に示したように基板5aとしての樹脂を成形して接続端子部5である導電性の板状部材の周縁部を挟み込んだ構成としてもよい。この場合も接続端子部5の上面は駆動部1cからのリード線が半田付けされ、下面は基板3に半田付けされたスプリング4と接触する。
その他に、図2(c)に示したように基板5aとしての樹脂を成形して接続端子部5である導電性の板状部材の周縁部を挟み込んだ構成としてもよい。この場合も接続端子部5の上面は駆動部1cからのリード線が半田付けされ、下面は基板3に半田付けされたスプリング4と接触する。
図3は光学系機構部1を基板3との接着面側から見た斜視図である。スプリング4に対応して2端子分の接続端子部5が設けられている。
図4は基板3の斜視図である。図4は光学系機構部1の実装前である。受光素子2やスプリング4は基板3上に表面実装される。基板3上には駆動部1cに電流を流すための制御用IC8が設けられている。制御用IC8はスプリング4と基板3内の内層パターンにより接続されている。また、図中のスプリング4は2端子分設けられているが、光軸に対して一方が上側(被写体側)移動、他方が下側(受光素子側)移動に対応するものである。図中では2端子のみ示したが、例えば、光学系機構部1が手ぶれ補正機構を備え、レンズ1aが光軸(z軸)に対して垂直面内(xy軸)を移動して手ブレを補正するような場合には垂直面内の4方向についても駆動を行うため、端子の数は4端子分増やす必要がある。なお、制御用IC8は別基板、例えば、携帯通信端末に搭載する場合にはメイン基板等に実装する構成としてもよい。
図5は本発明の小型撮像装置を携帯通信端末に搭載した場合のイメージ図である。図のように、携帯端末に搭載することで、従来はリード線を引き回していたものが不要となり、また、光学系機構部1の外形に設けられていたリード線との半田付け部分が不要となり、さらに、光学系機構部と基板との接続の際、半田付けが不要となるので組み立て作業が容易になる。
本発明の小型撮像装置は、携帯電話やPDA等の携帯端末に用いることができる。
1 光学系機構部、 1a レンズ、 1b バレル、 1c 駆動部、
2 受光素子、 3 基板、 4 スプリング、 5 接続端子部、
5a 基板、 6 接着部、 7 ランド部、 8 制御用IC、
9 出力端子部、 10 FPC
2 受光素子、 3 基板、 4 スプリング、 5 接続端子部、
5a 基板、 6 接着部、 7 ランド部、 8 制御用IC、
9 出力端子部、 10 FPC
Claims (3)
- 被写体からの光が入射する光学系と、
入力された電流に応じて前記光学系を所定の軸方向に沿って駆動する駆動部と、
前記光学系を介して被写体からの光を受光する受光部と、
この受光部が表面に実装された基板と、
前記光学系および前記駆動部を格納し、前記駆動部へ電流を供給するための接続端子部を有するとともに前記基板上に設けられたケース部と、
前記基板上に実装され、前記接続端子部と弾性により接触が保たれるスプリング部と、
を備えたことを特徴とする撮像装置。 - 前記基板上に実装され、前記スプリング部と接続され、前記スプリング部および接続端子部を介して前記駆動部に電流を供給する制御IC部を備えることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- 請求項1または2に記載の撮像装置を搭載したことを特徴とする携帯端末。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005086078A JP2006270541A (ja) | 2005-03-24 | 2005-03-24 | 撮像装置および撮像装置を搭載した携帯端末 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005086078A JP2006270541A (ja) | 2005-03-24 | 2005-03-24 | 撮像装置および撮像装置を搭載した携帯端末 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006270541A true JP2006270541A (ja) | 2006-10-05 |
Family
ID=37206023
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005086078A Pending JP2006270541A (ja) | 2005-03-24 | 2005-03-24 | 撮像装置および撮像装置を搭載した携帯端末 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2006270541A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009044301A (ja) * | 2007-08-07 | 2009-02-26 | Konica Minolta Opto Inc | 撮像装置及び携帯端末 |
-
2005
- 2005-03-24 JP JP2005086078A patent/JP2006270541A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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