JP2005173038A - カメラ - Google Patents

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【課題】撮影タイミングが容易につかむことができると共に、レリーズ釦を押す操作に伴う心地よい手応えを感じることができ、カメラとしての価値、高級感を演出することができるカメラを提供する。
【解決手段】 カメラ100には、機械的振動を発生するアクチュエータ20を設け、撮影する際に、制御部15によりレリーズ釦が押されたことが検出された場合に、アクチュエータ20を所定タイミング、所定強度で振動させるようになされる。また、レンズの焦点距離、シャッタースピードに応じて、振動の強度および持続時間を制御するようになされる。また、レリーズ釦の操作に同期した振動を発生するか否かを選択する選択手段が設けられる。これにより、撮影時の手応えを感じることができ、カメラとしての価値、高級感を演出することができる。また、ユーザが自分の好みで振動の有無を選択することが可能となる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、一眼レフカメラのような可動式ミラー、フォーカルプレーンシャッターなどの機構部品を有しないカメラに関する。詳しくは、カメラに機械的振動を発生する振動手段と、該振動手段を制御する制御手段とを設け、撮影する際に、制御手段は、レリーズ釦が押されたことを検出する検出手段によりレリーズ釦が押されたことが検出された場合に、所定タイミング、所定強度で振動するように振動手段を制御する構成とすることによって、一眼レフカメラのような可動式ミラー、フォーカルプレーンシャッターなどの機構部品を持っていなくても、シャッターのタイミングを直接振動でユーザに伝えるので、撮影タイミングが容易につかむことができると共に、レリーズ釦を押す操作に伴う心地よい手応えを感じることができ、カメラとしての価値、高級感を演出することができるようにしたカメラに係るものである。
一眼レフカメラでは、可動式ミラー、フォーカルプレーンシャッターなど複数の機構部品が撮影時に動作する。この際に発生する音は、撮影者および被写体によって「撮影している」という意識を高めると同時にシャッタータイミングを認識するための心地よいリズムとして、またカメラの高級感や精緻感を示す一つの指標として、それぞれのカメラやブランドを特徴づけるものとなっている。
これに対して、コンパクトカメラは、上述したような機構部品動作による音が発生しないので、従来、一部の電子式コンパクトカメラでは、撮影時の音を電子的に発生させることが、一つの機能となっており、撮影する楽しみを効果的に演出するのに役立っている。
例えば、シャッター開放音に類似した効果音を発生するデジタルカメラが提案されている(例えば、特許文献1参照)
この場合、シャッター釦の操作に応じて露光制御部がCCD(Charge Coupled Device)撮像素子の露光時間を決定し、CCD撮像素子の露光動作を制御する。露光動作の開始時には効果音発生処理部が効果音記憶メモリから効果音を読み出し、スピーカからシャッター開放音に類似した効果音を発生させる。そして、露光期間中は効果音発生を停止させ、全体制御部において画像処理が効率的に行われるようにする。露光動作終了時には、再び効果音発生処理部が機能し、効果音記憶メモリから効果音を読み出し、スピーカからシャッター閉鎖音に類似した効果音を発生させる。これにより、銀塩カメラと同様の撮影操作感を実現することができる。
特開2003−244510号公報(第5,6頁、第3図)
しかしながら、一眼レフカメラでは、機械的な動作に伴って発生するのは音だけではない。機械的な振動がカメラ本体を経由して撮影者の手や指に伝わることで、撮影者はシャッタータイミングを体で感じ、これが撮影時の手応えとしてフィードバックされる。しかし、一眼レフカメラのような機構を持たないカメラではこういった手応えをほとんど感じることができず、特に上級ユーザにとって「物足りない」と感じさせる要因になっていた。
そこで、この発明は、撮影タイミングが容易につかむことができると共に、レリーズ釦を押す操作に伴う心地よい手応えを感じることができ、カメラとしての価値、高級感を演出することができるようにしたカメラを提供することを目的とする。
この発明に係るカメラは、レリーズ釦を押すことによりシャッターが開き、露光を行う際に、機構部品の動作による機械的振動を発生しない、または機械的振動が極めて小さく、撮影者が本体を介してこの機械的振動を確実に感じることができないカメラにおいて、レリーズ釦が押されたことを検出する検出手段と、機械的振動を発生する振動手段と、検出手段の検出結果に基づいて、振動手段を制御する制御手段とを備え、該制御手段は、検出手段によりレリーズ釦が押されたことが検出された場合に、所定タイミング、所定強度で振動するように振動手段を制御するものである。
例えば、カメラにおいて、制御手段は、レンズの焦点距離、シャッタースピードに応じて、振動の強度および持続時間を制御するようになされる。また、レリーズ釦の操作に同期した振動を発生するか否かを選択する選択手段を更に備えるようになされる。
この発明においては、カメラに機械的振動を発生する振動手段と、該振動手段を制御する制御手段とが設けられ、撮影する際に、レリーズ釦が押されたことを検出する検出手段によりレリーズ釦が押されたことが検出された場合に、所定タイミング、所定強度で振動するように振動手段が制御される。これにより、シャッターのタイミングを直接振動でユーザに伝えるので、撮影タイミングが容易につかむことができると共に、レリーズ釦を押す操作に伴う心地よい手応えを感じることができ、カメラとしての価値、高級感を演出することが可能となる。
また、レンズの焦点距離、シャッタースピードに応じて、振動の強度および持続時間を制御するようになされるため、長時間シャッターの場合に振動による手ぶれを抑制することができる。また、レリーズ釦の操作に同期した振動を発生するか否かを選択する選択手段を設けることにより、ユーザが自分の好みで振動の有無を選択することが可能となる。
この発明によれば、レリーズ釦を押すことによりシャッターが開き、露光を行う際に、機構部品の動作による機械的振動を発生しない、または機械的振動が極めて小さいカメラには、機械的振動を発生する振動手段と、該振動手段を制御する制御手段とを設け、撮影する際に、制御手段は、レリーズ釦が押されたことを検出する検出手段によりレリーズ釦が押されたことが検出された場合に、所定タイミング、所定強度で振動するように振動手段を制御するものであり、カメラは一眼レフカメラのような可動式ミラー、フォーカルプレーンシャッターなどの機構部品を持っていなくても、シャッターのタイミングを直接振動でユーザに伝えるので、撮影タイミングが容易につかむことができると共に、レリーズ釦を押す操作に伴う心地よい手応えを感じることができ、カメラとしての価値、高級感を演出することができる。
以下、図面を参照しながら、この発明の実施の形態のカメラについて説明する。
図1は、本発明の実施の形態のカメラ100の構成を示す図である。このカメラ100は、レリーズ釦を押すことによりシャッターが開き、露光を行う際に、機構部品の動作による機械的振動を発生しないカメラである。
図1に示すように、カメラ100は、シャッター11と、CCD(Charge Coupled Device)撮像素子12と、A/D変換回路13と、信号処理部14と、制御手段としての制御部15と、レリーズ釦16と、操作部17と、記録媒体18と、駆動回路19と、振動手段としてのアクチュエータ20とから構成されている。
シャッター11は、レリーズ釦16の操作により開閉動作を行い、CCD撮像素子12を露光させるようになされる。シャッター11の動作タイミングは、レリーズ釦16が操作されたタイミングと同期、またはその後である。また、シャッター11の開き時間は設定された露光時間に基づいて制御される。
CCD撮像素子12は、被写体像を撮影して電子的な画像信号を生成する撮像手段であり、多数の画素を有し、撮影レンズによって結像された被写体の光像を画像毎にR(赤)、G(緑)、B(青)の色成分の画像信号に光電変換して出力する。CCD撮像素子12から得られる画像信号はA/D変換回路13に入力される。
A/D変換回路13は、画像信号の各画素信号を12ビットのデジタル信号に変換するものである。A/D変換回路13は、信号処理部14から入力されるA/D変換用のクロックに基づいて各画素信号(アナログ信号)を12ビットのデジタル信号に変換する。
信号処理部14は、A/D変換回路13から入力されるデジタル信号を処理する回路、例えばLSI(Large Scale Integrated Circuit)である。この信号処理部14は、例えば、R,G,Bの各色成分のレベル変換を行うホワイトバランス回路と、画素データの階調を補正するγ補正回路と、ユーザから設定された色補正に関するパラメータに基づいて色補正を行う色補正回路と、画像データを圧縮処理する圧縮処理回路とを備える。
この信号処理部14の動作は、制御部15により制御される。また、信号処理部14で処理され、JPEG(Joint Photographic Experts Group)など形式に圧縮された画像データは、制御部15を介して記録媒体18に記録される。なお、画像データは圧縮処理されずに、そのまま制御部15を介して記録媒体18に記録するようにしてもよい。
制御部15は、CPU、ROM、RAMを有するマイクロコンピュータである。CPUはROMに格納された制御プログラムに従って、RAMをワークエリアとして使用しながら、カメラ100の動作を制御する。この制御部15は、レリーズ釦が押されたことを検出する検出手段としても機能する。撮影する際に、ユーザがレリーズ釦を押すと、制御部15はレリーズ釦が押されたことを検出し、この検出結果に基づいて、所定タイミング、所定強度で振動するように振動手段を制御する。
カメラ制御の設定は、ユーザの選択によりマニュアルまたはオートにすることができるようになされる。マニュアルにした場合には、ユーザが絞りやシャッタースピードの調整を行う。また、オートにした場合には、制御部15によって撮影時の絞りやシャッタースピードの調整を自動的に行うようになされる。
レリーズ釦16は、カメラ100の本体上部に設けられている。このレリーズ釦16はユーザが撮影動作を指示するための操作部である。レリーズ釦16は、例えば、半押し状態と全押し状態との2段階の押し込み操作を検知可能なように構成される。カメラ制御の設定をオートにしたとき、レリーズ釦16が半押し状態とされた場合には、カメラ100における自動合焦動作が開始され、全押し状態とされた場合には、カメラ100での露光動作が開始される。
操作部17は、撮像に関する設定内容を入力するものである。操作部17は、例えば、入力キーおよびLCD(Liquid Crystal Display)から構成される。LCDには、各種設定の選択メニューを表示することができる。操作部17でレンズの焦点距離、シャッタースピード等を設定することができる。操作部17からの入力信号は制御部15に入力される。入力キーとしては、画面に表示されるメニューを選択するための「上」、「下」、「左」、「右」方向の操作キー、および決定キーなどを備える。なお、操作部17は、タッチパネルにより構成されてもよい。
また、操作部17は、レリーズ釦の操作に同期した振動を発生するか否かを選択する選択手段として機能する。例えば、LCDに、後述する図4に示すような設定メニューを表示させ、ユーザによりレリーズ釦の操作に同期した振動を発生するか否かを選択できるようになされる。
記録媒体18は、画像データを記憶するものである。例えば、メモリカード等が用いられる。制御部15により信号処理部14で処理された画像データを記録媒体18に書き込み、および記憶された画像データを読み出すことが可能とされる。
駆動回路19は、制御部15の制御に基づいて、所定タイミング、所定振動強度で振動を発生するようにアクチュエータ20を駆動する回路である。例えば、この駆動回路19は、制御部15の制御により、アクチュエータ20がレリーズ釦の操作に同期した振動を発生するように駆動を行う。また、駆動回路19は、制御部15の制御により、アクチュエータ20の振動強度を変化させることができる。
アクチュエータ20は、駆動回路19からの駆動信号により機械的振動を発生する装置である。例えば、モータまたは圧電素子が用いられる。アクチュエータ20の振動強度、持続時間等が駆動回路19を介して制御部15により制御される。アクチュエータ20が発生した振動はカメラ100の本体を介してユーザに伝えられる。ユーザがこの振動によりシャッターのタイミングを容易につかむことができる。アクチュエータ20の振動強度は、心地よい手応えを感じられ、且つ手ぶれを発生しないように適切な振動設計により決定される。
なお、図示せずにも、カメラ100にはシャッター開閉音に類似した効果音を発生する効果音発生部を有する。この効果音発生部は、ユーザによりレリーズ釦の操作に同期して効果音を発生することができる。
図2は、カメラ100における動作のタイミングチャートを示す図である。図2に示すように、レリーズ釦が押された後に、シャッターを開くと同期して、アクチュエータ20が振動を発生する。振動持続時間は、シャッターが開き、露光を行う時間と同じである。この場合、アクチュエータ20の振動は、設定された強度で発生するようになされる。
また、アクチュエータ20の振動強度は、レンズの焦点距離、シャッタースピードに応じて制御されるようになされる。図3は、長時間シャッターの場合のタイミングチャートを示す図である。図3に示すように、撮影環境の明るさまたはその他の要因で、シャッタースピードを長時間にした場合には、それに応じてアクチュエータ20の動作時間を変化させることができる。また、長時間シャッターの場合には、手ぶれが起こりやすくなるため、アクチュエータ20の振動強度を弱めることが可能とされる。例えば、設定された標準振動強度の2/3、または1/2程度で振動を行うようになされる。この場合、振動持続時間は、シャッターが開き、露光させる時間と同じである。なお、振動持続時間は、シャッターが開き、露光させる時間より短くなるようにしてもよい。
図4は、レリーズ釦の操作に同期した振動を発生するか否かを選択する画面の表示例である。図4に示すように、操作部17の表示画面にシャッター振動を発生するか否かを選択するための「入」、「切」の選択肢が表示される。撮影する際に、ユーザは操作部17の操作キー等により「入」、または「切」の選択肢を選択することで、レリーズ釦の操作に同期した振動を発生するか否かを選択することができる。選択設定は、選択画面が表示される状態で、操作部17に設けてある「上」、「下」の操作キーで「入」または「切」を選択し、決定キーで設定入力を行う。
図5は、シャッター振動を「切」にした時のタイミングチャートを示している。図5に示すように、ユーザによりレリーズ釦の操作に同期した振動を発生しないように、シャッター振動を「切」にした時、シャッターが開き、露光を行う際にアクチュエータ20が振動を発生しないようになされる。
続いて、図面を参照しながら、本発明に係るカメラ100の撮影する際の動作例を説明する。図6は、撮影時にカメラ100の動作例を示すフローチャートである。
図6に示すように、カメラ100において、撮影時に、まず、ステップS11で、カメラ制御の設定を判断する。ここで、カメラ制御の設定がマニュアルかオートかを判断する。撮影前に、ユーザによりカメラ制御の設定をマニュアルにした場合、設定がマニュアルであると判断し、一方、オートにした場合、設定がオートであると判断する。
ステップS11でカメラ制御の設定がマニュアルであると判断された場合には、ステップS12へ進む。ステップS12で、ユーザにより絞りやシャッタースピードを調整する。この場合、ユーザが撮影環境に基づいて、カメラ100の絞りやシャッタースピードを手動で調整する。そして、ステップS13で、レリーズ釦を押す。この場合、ユーザが撮影を実行するためにレリーズ釦を押す。
次に、ステップS16で、最適な振動強度、振動時間を検出する。ここで、制御部15が、ユーザにより調整された絞りやシャッタースピードに基づいて、最適な振動強度、振動時間を検出する。例えば、予め用意された絞りやシャッタースピード条件に対応した振動強度、振動時間のデータから最適な振動強度、振動時間を検出する。
なお、このステップS16で、制御部15が、ユーザにより調整された絞りやシャッタースピードに基づいて、最適な振動強度、振動時間を算出するようにしてもよい。この場合、予め絞りやシャッタースピード条件に対応した振動強度、振動時間のデータを用意する必要がなくなる。
次に、ステップS17で、ステップS16での検出結果に基づいて振動を発生する。ここで、アクチュエータ20の振動は、図2に示すように、露光時間と同じ持続時間である。アクチュエータ20の振動が終了すると共に、撮影時の動作が終了する。
一方、ステップS11で、カメラ制御の設定がオートであると判断された場合、ステップS14へ進む。ステップS14で、レリーズ釦を押す。この場合、ユーザが撮影を実行するためにレリーズ釦を押す。
次に、ステップS15で、カメラ100が最適な絞りやシャッタースピードを判断する。ここで、制御部15は、撮影環境に基づいて最適な絞りやシャッタースピードを判断する。
次に、ステップS16で、最適な振動強度、振動時間を検出する。ここで、制御部15が、ステップS15で得られた最適な絞りやシャッタースピードに基づいて、最適な振動強度、振動時間を検出する。例えば、予め用意された絞りやシャッタースピード条件に対応した振動強度、振動時間のデータから最適な振動強度、振動時間を検出する。
そして、ステップS17で、ステップS16での検出結果に基づいて振動を発生する。ここで、アクチュエータ20の振動は、図2に示すように、露光時間と同じ持続時間である。アクチュエータ20の振動が終了すると共に、撮影時の動作が終了する。
このように本実施の形態においては、カメラ100に振動を発生するアクチュエータ20を設け、撮影する際に、制御部15によりレリーズ釦が押されたことが検出された場合に、アクチュエータ20を所定タイミング、所定強度で振動させるようになされる。例えば、制御部15は、レンズの焦点距離、シャッタースピードに応じて、振動の強度および持続時間を制御するようになされる。また、操作部17にてレリーズ釦の操作に同期した振動を発生するか否かを選択することができるようになされる。
これにより、カメラ100は一眼レフカメラのような可動式ミラー、フォーカルプレーンシャッターなどの機構部品を持っていなくても、シャッターのタイミングを直接振動でユーザに伝えるので、撮影タイミングが容易につかむことができると共に、レリーズ釦を押す操作に伴う心地よい手応えを感じることができ、カメラとしての価値、高級感を演出することができる。
また、レンズの焦点距離、シャッタースピードに応じて、振動の強度および持続時間を制御するようになされるため、長時間シャッターの場合に振動による手ぶれを抑制することができる。また、レリーズ釦の操作に同期した振動を発生するか否かを選択する選択手段を設けることにより、ユーザが自分の好みで振動の有無を選択することが可能となる。
なお、上述実施の形態においては、シャッター11の動作と同時にアクチュエータ20が振動を発生するものについて説明したが、これに限定されるものではない。例えば、図7に示すように、シャッター11の動作が終了した後にアクチュエータ20が所定強度、所定時間の振動を発生するようにしてもよい。
また、上述実施の形態においては、デジタルカメラについて説明したが、これに限定されるものではない。他の一眼レフカメラのような可動式ミラー、フォーカルプレーンシャッターなどの機構部品を持っていないコンパクトカメラにも、この発明を適用できる。
また、上述実施の形態においては、操作部17の表示画面にシャッター振動を発生するか否かを選択するための「入」、「切」の選択肢が表示されるものであるが、これに限定されるものではない。選択肢を表示画面に表示しないで、外部切換スイッチを設け、この外部切換スイッチにより振動の「入」、「切」を切り換えるようにしてもよい。
また、上述実施の形態においては、撮影する際に、予め設定された振動強度と振動時間で振動するものであるが、これに限定されるものではない。例えば、ユーザが操作部17で自分の好みで振動強度と振動時間を設定できるようにしてもよい。
また、上述実施の形態においては、記憶媒体は、メモリカードとしたが、これに限定されるものではない。他のメモリを記憶媒体として用いてもよい。
以上のように、この発明に係るカメラは、一眼レフカメラのような可動式ミラー、フォーカルプレーンシャッターなどの機構部品を持たないカメラにおいて、撮影時の手応えを感じることができ、特に上級ユーザにとって「物足りない」と感じさせない。カメラとしての価値、高級感を演出する目的に利用できる。
実施の形態のカメラの構成例を示す図である。 撮影時のタイミングチャートである。 長時間シャッターの場合のタイミングチャートである。 レリーズ釦の操作に同期した振動を発生するか否かを選択する画面の表示例を示す図である。 振動を「切」にした時のタイミングチャートである。 撮影時カメラ100の動作例を示すフローチャートである。 シャッター動作後振動の場合のタイミングチャートである。
符号の説明
11・・・シャッター、12・・・CCD撮像素子、13・・・A/D変換回路、14・・・信号処理部、15・・・制御部、16・・・レリーズ釦、17・・・操作部、18・・・記録媒体、19・・・駆動回路、20・・・アクチュエータ、100・・・カメラ

Claims (3)

  1. レリーズ釦を押すことによりシャッターが開き、露光を行う際に、機構部品の動作による機械的振動を発生しない、または上記機械的振動が極めて小さく、撮影者が本体を介してこの機械的振動を確実に感じることができないカメラにおいて、
    上記レリーズ釦が押されたことを検出する検出手段と、
    機械的振動を発生する振動手段と、
    上記検出手段の検出結果に基づいて、上記振動手段を制御する制御手段とを備え、
    上記制御手段は、
    上記検出手段により上記レリーズ釦が押されたことが検出された場合に、所定タイミング、所定強度で振動するように上記振動手段を制御する
    ことを特徴とするカメラ。
  2. 上記制御手段は、
    レンズの焦点距離、シャッタースピードに応じて、振動の強度および持続時間を制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
  3. 上記レリーズ釦の操作に同期した振動を発生するか否かを選択する選択手段を更に備える
    ことを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
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