JP2009033338A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】撮影前に複数の異なる撮影条件によって得られる画像を確認できるとともに、設定された撮影条件に従ってユーザが所望する画像を確実に撮影することができる撮像装置を提供すること。
【解決手段】撮像フレーム毎に異なる撮影条件でイメージセンサ15を駆動し、これによって得られる複数の画像データを画像処理回路28において処理し、画像処理回路28において得られる複数のスルー画表示用画像データに基づいて複数のスルー画像をLCD33に同時表示させる。これにより、露光時間を変える場合でも複数の異なる撮影条件で撮影を行った結果をLCD33上において一度に確認でき、これに基づいてユーザが所望する画像を撮影することが可能である。
【選択図】図3

Description

本発明は、撮像装置に関し、特に静止画撮影前にスルー画表示が可能な撮像装置に関する。
近年、撮影前等に、撮像素子を駆動して得られる画像をリアルタイムに液晶ディスプレイ等の表示部に表示させるスルー画表示機能を有する撮像装置(例えば、デジタルカメラ)が増えてきている。そして、特許文献1においては、撮影前のスルー画表示の際に、複数の異なる条件でホワイトバランス処理等の各種の画像処理を施した複数の画像を同時に表示させ、その中で選択された画像に従った撮影条件で、その後の静止画撮影を行うことができる電子カメラが提案されている。このような特許文献1では、撮影前に、複数の異なる撮影条件で撮影した場合に相当する複数の画像を一度に確認することが可能である。
特開2002−142148号公報
ここで、特許文献1では、実際に撮影を行って得られた結果をスルー画表示しているわけではなく、静止画撮影時に得られるであろう画像をホワイトバランスやγ補正等の画像処理によって作成して表示している。しかしながら、撮影前の露光時間と撮影時の露光時間を合わせることに関しては考慮していないため、撮影前に表示されている画像の露光時間と撮影時に得られる画像の露光時間とが異なる場合には、撮影前に設定した撮影条件で撮影を行っても、それによって得られる画像はユーザが所望するものとはならない場合がある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、撮影前に複数の異なる撮影条件によって得られる画像を確認できるとともに、設定された撮影条件に従ってユーザが所望する画像を確実に撮影することができる撮像装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の第1の態様の撮像装置は、被写体を撮像する撮像手段と、上記撮像手段を複数の異なる撮影条件で動作させる制御手段と、上記複数の異なる撮影条件で上記撮像手段を動作させて得られた複数の画像を同時に動画像表示するマルチウィンドウ表示手段とを具備することを特徴とする。
本発明によれば、撮影前に複数の撮影条件による撮影効果を確認できるとともに、設定された撮影条件に従ってユーザが所望する画像を確実に撮影することができる撮像装置を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
[第1の実施形態]
まず、本発明の第1の実施形態について説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係る撮像装置の一例としてのデジタルカメラの構成を示すブロック図である。図1に示すデジタルカメラは、フォーカスレンズ12と、ズームレンズ13と、絞り機構14と、イメージセンサ15と、フォーカス制御部16と、AFモータ17と、ズーム制御部18と、ズームモータ19と、絞り制御部20と、絞りモータ21と、イメージセンサドライバ22と、タイミングジェネレータ(TG)回路23と、撮像回路24と、バス25と、AE処理部26と、AF処理部27と、画像処理回路28と、圧縮伸張部29と、SDRAM30と、記録媒体31と、LCDドライバ32と、LCD33と、Flashメモリ34と、CPU35と、操作部36と、スピーカ37と、電源部38とを有して構成されている。
フォーカスレンズ12は、フォーカスレンズ12及びズームレンズ13から構成される撮影レンズにおけるフォーカス調整を行うためのレンズ系である。このフォーカスレンズ12は、図示一点鎖線で示す光軸方向に駆動されて撮影レンズの焦点位置を調整する。ズームレンズ13は、撮影レンズにおけるズーム調整を行うためのレンズ系である。このズームレンズ13は、図示一点鎖線で示す光軸方向に駆動されて撮影レンズの焦点距離を調整する。絞り機構14は、開閉自在に構成され、フォーカスレンズ12及びズームレンズ13を介して入射する図示しない被写体からの光のイメージセンサ15への入射量を調整する。
イメージセンサ15は、図示しない被写体からの光をその光量に応じた電荷に変換し、変換した電荷を電気信号(撮像信号)として出力する。ここで、本実施形態におけるイメージセンサ15のフレームレート(撮像フレームレート)は、LCD33のフレームレート(表示フレームレート)に対して十分大きいものを用いる。より具体的には、後述するスルー画表示の際に行われる複数回の撮影(露光)に必要な合計の露光時間が、LCD33において1フレーム分の画像を表示させる期間(表示フレームレートの逆数)よりも短くなる程度に撮像フレームレートを大きくする。一般には、CCD方式のイメージセンサよりもCMOS方式のイメージセンサのほうが高い撮像フレームレートのイメージセンサを構成しやすいので、本実施形態に用いるイメージセンサとしては、CCD方式よりもCMOS方式のイメージセンサを用いることが好ましい。
フォーカス制御部16は、CPU35の制御の下、AFモータ17を駆動してフォーカスレンズ12を光軸方向に移動させる。ズーム制御部18は、CPU35の制御の下、ズームモータ19を駆動してズームレンズ13を光軸方向に移動させる。絞り制御部20は、CPU35の制御の下、絞りモータ21を駆動して絞り機構14の開閉を行う。
イメージセンサドライバ22は、CPU35の制御の下、TG回路23から出力されるタイミング信号に従ってイメージセンサ15の駆動を制御する。撮像回路24は、CPU35の制御の下、TG回路23から出力されるタイミング信号に従ってイメージセンサ15から出力される撮像信号に対して撮像処理を施す。この撮像処理は、例えば撮像信号におけるノイズを除去するための相関二重サンプリング(CDS)処理及び撮像信号を所定のゲイン量に従って増幅するゲイン調整(AGC)処理等のアナログ処理と、これらアナログ処理された撮像信号をデジタル信号に変換して画像データを得るAD変換(ADC)処理等が含まれる。
バス25は、撮像回路24、AE処理部26、AF処理部27、画像処理回路28、圧縮伸張部29、SDRAM30、記録媒体31、LCDドライバ32、Flashメモリ34、CPU35に接続され、これらの各部で発生したデータを転送するための転送路である。
AE処理部26は、撮像回路24で得られた画像データの所定領域毎にAE評価値を算出し、算出したAE評価値をCPU35に出力する。AF処理部27は、撮像回路24で得られた画像データの所定領域毎にAF評価値を算出し、算出したAF評価値をCPU35に出力する。CPU35はAE評価値を評価してその評価結果に従ってイメージセンサ15の露光時間や絞り機構14の開口量を制御するAE処理を行うとともに、AF評価値を評価してフォーカス制御部16を制御して撮影レンズの焦点位置を調整するAF処理を行う。
画像処理回路28は、撮像回路24で得られた画像データに、ホワイトバランス補正、エッジ処理等の画像処理を施す。圧縮伸張部29は、画像の記録時には、画像処理回路28で画像処理された画像データをJPEG方式等の所定の圧縮方式で圧縮する。また、圧縮伸張部29は、画像の再生時には、圧縮された画像データを伸張する。
SDRAM30は、撮像回路24、画像処理回路28、圧縮伸張部29等の各部で発生した処理データを一時的に格納する記憶部である。ここで、本実施形態におけるSDRAM30は、図2に示すように、複数のバッファメモリ(バッファ1、2、3、4)を有している。バッファメモリは、LCD33におけるスルー画表示に必要な1フレーム(1枚)分の画像データを格納できるだけの容量を有し、少なくとも後述するスルー画表示の際にLCD33に同時表示させる画像の枚数分(ここでは、4枚分)だけ設けられている。
記録媒体31は、当該デジタルカメラに対して着脱自在に構成されたメモリカード等の記録媒体であり、圧縮伸張部29で圧縮された画像データを記録する。
LCDドライバ32は、画像処理回路28で処理された画像データや、圧縮伸張部29で伸張された画像データを映像信号に変換し、この映像信号に基づいてLCD33に画像表示を行う。
Flashメモリ34は、CPU35によって実行される各種の制御プログラムや、各種の制御プログラムの実行の際に用いられるパラメータ等を記録する。CPU35は、Flashメモリ34に記録されている制御プログラムに従って図1の各部の動作を制御することにより、スルー画表示動作や、画像撮影動作、画像再生動作等の当該デジタルカメラの各種の動作を統括的に制御する。操作部36は、CPU35に接続され、CPU35に対して各種の指示を与える。CPU35は、操作部36による指示の内容に従って各種の動作制御を行う。
スピーカ37は、CPU35の制御に従って警告音を発する。電源部38は、乾電池等の電源とDC/DCコンバータ等から構成され、DC/DCコンバータによって、電源の電圧から図1の各部が必要とする電圧を生成し、生成した電圧を各部に供給する。
以下、図1に示すデジタルカメラの動作について説明する。なお、ここでは、図1に示すデジタルカメラにおけるスルー画表示時の動作について特に説明する。スルー画表示とは、撮影前等においてイメージセンサ15を連続動作させ、イメージセンサ15の連続動作によって得られる画像(スルー画像)をLCD33に動画像として表示させる動作である。本実施形態におけるスルー画表示では、表示フレーム毎に、実際に静止画撮影時で設定され得る複数の撮影条件(露光時間)での撮影を行い、これによって得られる複数枚の画像を同時にLCD33に動画像表示させる。
図3は、スルー画表示の際の各部の動作について示す図である。ここで、図3の例は、撮影条件としてイメージセンサ15の露光時間をA、B、C、Dの4種類に変える例について説明する。本実施形態では、例として露光時間をA=1/125秒、B=1/250秒、C=1/500秒、D=1/1000秒であるとする。これらの条件で絞り値を等しくして撮影(露光)を行えば、それぞれの露光によって得られるスルー画像の露光量は1段(1EV)ずつ異なるものとなる。
また、本実施形態において、イメージセンサ15の露光時間は、イメージセンサ15の電子シャッタ動作を利用して変化させる。電子シャッタ動作は、所望の露光時間が経過した時点でイメージセンサ15に蓄積される電荷を排出してしまうことにより、機械的なシャッタを必要とせずにイメージセンサ15を擬似的に遮光状態とする動作である。なお、このような電子シャッタ動作は、TG回路23からのタイミング信号に従って行う。即ち、本実施形態では、撮像フレーム毎にTG回路23からのタイミング信号を出力するタイミングを変えることで撮像フレーム毎に異なる露光時間でイメージセンサ15を動作させる。
TG回路23からのタイミング信号がイメージセンサドライバ22に出力されると各撮像フレームにおける露光が開始される。そして、各撮像フレームにおいて設定された露光時間が経過する毎にタイミング信号がイメージセンサドライバ22及び撮像回路24に出力される。これにより、撮像回路24による画像信号の読み出しが行われるとともにイメージセンサ15の蓄積電荷の排出が行われてその撮像フレームでの露光が終了される。その後、TG回路23からのタイミング信号が出力されて次の撮像フレームにおける撮像が実行される。撮像回路24では、画像信号に、CDS処理、AGC処理、ADC処理等が施される。撮像回路24で得られた画像データは、バス25を介してSDRAM30に格納される。
SDRAM30に格納された画像データは画像処理回路28によって読み出される。そして、画像処理回路28において、画像データにリサイズ(縮小)処理等のスルー画表示のために必要な処理が施されてスルー画表示用画像データ(A、B、C、D)が生成される。画像処理回路28において処理されて得られたスルー画表示用画像データA、B、C、DはSDRAM30のバッファ1、2、3、4に順次格納される。
ここで、スルー画表示用画像データの画像サイズは、LCD33に同時表示させるスルー画像の枚数に応じて変化させる。例えば、4枚のスルー画像A、B、C、DをLCD33に同時表示させる場合には、それぞれのスルー画表示用画像データの画像サイズを通常の表示用サイズの1/4に縮小する。
SDRAM30のバッファ1、2、3、4にスルー画表示用の画像データが格納されると、LCDドライバ32により、各バッファメモリに格納されたスルー画表示用画像データが読み出される。そして、これら読み出されたスルー画表示用画像データが図4に示すようにしてLCD33に同時表示される。
本実施形態では、図3に示した一連の動作を1セットとし、このセットが繰り返し行われることでスルー画表示が行われる。なお、上述した4種類の撮影条件で得られる4枚のスルー画像を同時表示させる場合に、イメージセンサ15の撮像フレームレートを120fpsとすることで、上述した露光時間での露光を可能としつつLCD33の表示フレームレートを30fpsに保つことができる。このようなイメージセンサ15を用いることにより、撮影条件の異なる画像を同時にLCD33に表示させながら、人間の目に違和感のない自然なスルー画表示が可能である。
図5は、本実施形態におけるスルー画表示から静止画撮影までの流れについて示したフローチャートである。なお、図5の処理は、CPU35の制御に従って行われるものである。
デジタルカメラの電源投入操作や静止画撮影モードへの移行操作等を受けて図5の処理が開始される。図5において、CPU35は、TG回路23、画像処理回路28、LCDドライバ32等を図3で示したように動作させ、LCD33上に複数のスルー画像を同時表示させる(ステップS1)。ここで、このスルー画表示の際に、CPU35は、LCDドライバ32により、それぞれのスルー画像の撮影条件(露光時間)33a及びユーザが現在選択されているスルー画像を確認するための枠33bもLCD33上に重畳表示させる。ユーザは、操作部36を操作して枠33bを移動させて所望の撮影条件のスルー画像を選択する。なお、スルー画像を選択するための操作部としては、例えば十字キーのような操作部が考えられるが、これに限るものではない。例えば、LCD33にタッチパネルを設けることにより、LCD33をスルー画像の選択を行うための操作部とすることもできる。
CPU35は、ユーザによりスルー画像の選択がなされたかを判定しており(ステップS2)、スルー画像の選択がなされた場合には、その選択されたスルー画像に対応した撮影条件を静止画撮影時の撮影条件に設定する(ステップS3)。その後、CPU35は、ユーザによる操作部36の操作により、静止画撮影の実行が指示されたかを判定する(ステップS4)。ステップS4の判定において、静止画撮影の実行が指示されていない場合に、CPU35は、ユーザ操作により撮影条件の変更指示がなされたかを判定する(ステップS5)。ステップS5の判定において、撮影条件の変更指示がなされていない場合に、CPU35は、ステップS4の判定を再び実行する。一方、ステップS5の判定において、撮影条件の変更指示がなされた場合に、CPU35は、ユーザにスルー画像の選択を行わせるために、ステップS1の処理を再び実行する。
また、ステップS4の判定において、静止画撮影の実行が指示された場合に、CPU35は静止画撮影を実行する(ステップS6)。即ち、CPU35は、ステップS3で設定された撮影条件(露光時間)で適正な露光量が得られるような絞り機構14の絞り値を算出し、算出された絞り値に基づいて絞り制御部20を制御して絞り機構14を調整する。その後、CPU35は、TG回路23を制御してイメージセンサ15を駆動させる。そして、CPU35は、イメージセンサ15を介して得られる画像データを画像処理回路28において処理してから圧縮伸張部29において圧縮し、記録媒体31に記録させる。
以上説明したように、第1の実施形態によれば、スルー画表示時にイメージセンサ15を異なる複数の撮影条件で動作させて実際に撮影した画像をLCD33にスルー画表示することで、撮影によって得られるであろう画像を画像処理によって擬似的に作り出した場合に発生する「実際に撮影された画像が予定してものと違う」という不満をユーザに与える可能性を低減させることが可能である。
また、撮影時間の異なる複数のスルー画像を一度に比較することができ、撮影条件の違いによる画像の違いが簡単に視別できる。これによって撮影条件の設定を簡単に行うことが可能である。
ここで、上述した例では、撮影条件として露光時間を変える例について説明しているが、静止画撮影時に設定できる他の撮影条件としては、ホワイトバランス、撮影感度、絞り値等がある。上述した第1の実施形態の手法は、これらの撮影条件に対しても適用することが可能である。例えば、ホワイトバランスを変えた複数のスルー画像を表示させる場合には、イメージセンサ15の出力(例えば、R、G、B)を撮像回路24においてAGC処理する際に、色毎のゲインを撮像フレーム毎に変化させれば良い。また、撮影感度は、イメージセンサ15の出力を撮像回路24においてAGC処理する際のゲイン(撮影感度の場合には全ての色のゲインを同一とする)を撮像フレーム毎に変化させれば良い。さらに、絞り値はイメージセンサ15の前に液晶シャッタのような機械駆動が不要で高速動作が可能なシャッタを設ければ良い。何れの場合であっても、画像処理回路28によって画像を作り出す必要がないので、撮影結果に相当する画像を擬似的に作り出すよりも処理時間や消費電力を低減することが可能である。
また、上述の例では、LCD33に同時表示させるスルー画像を4種類としているが、これに限るものではない。それぞれの撮像フレームにおける露光時間を短くすれば、4種類以上のスルー画像を同時表示させることもできる。逆に、同時表示させるスルー画像の数を減らすことで、同時表示させる1つのフレームの露光時間を長くすることができる。
[第2の実施形態]
次に本発明の第2の実施形態について説明する。上述した第1の実施形態では、複数の異なる撮影条件で撮影を行って得られる複数のスルー画像をLCD33に同時表示させ、その中で選択されたスルー画像に対応する撮影条件でその後の静止画撮影を行う例について説明した。これに対し第2の実施形態では、第1の実施形態の手法によって選択されたスルー画像の撮影条件の微調整を可能とした例である。なお、撮像装置の構成は図1で説明したので説明を省略する。
図6は、第2の実施形態におけるスルー画表示時にLCD33上に同時表示されるスルー画像について示した図である。ここで、第2の実施形態のスルー画表示は、図4のスルー画像の中から何れかのスルー画像が選択された場合になされる。第2の実施形態では、第1の実施形態で説明した手法に従って何れかのスルー画像が選択されると、次の表示フレームにおいて、選択されたスルー画像と、そのスルー画像に対して露光量を所定の微調整幅だけ増減させたスルー画像とが得られるように、CPU35によって、次の表示フレームにおける撮影条件(露光時間)が再設定される。
例えば、図6は、スルー画像B(露光時間1/250秒)が選択されており、微調整幅が1/3段に設定されている場合にLCD33に表示されるスルー画像を示している。この場合には、スルー画像Bに対して露光量が1/3段だけオーバー(+1/3EV)となるように露光時間を長くして取得したスルー画像B'と、スルー画像Bに対して露光量が1/3段だけアンダー(−1/3EV)となるように露光時間を短くして取得したスルー画像B''とがスルー画像BとともにLCD33に表示される。なお、露光時間は、第1の実施形態と同様に、TG回路23からのタイミング信号の出力タイミングを調整することによって制御する。
また、第2の実施形態におけるスルー画表示の際には微調整幅を視認可能とするための調整バー33cも表示される。この調整バー33cは中央部の長さでスルー画像Bに対する現在の微調整幅を示している。例えば、微調整幅が1/3段の場合には、中央部の長さが全体の長さの1/3となる。
なお、微調整時のスルー画像の選択及びスルー画像の選択後の処理は図5のステップS2〜S6で説明したものと同様であるので詳細については説明を省略する。
以上説明したように、第2の実施形態によれば、ユーザが意図した撮影条件のスルー画像に対し、さらに撮影条件を微調整することができ、また、その調整結果がリアルタイムに反映されたスルー画像を同時表示できる。したがって、よりユーザの意図を反映した撮影条件で静止画像を撮影することが可能である。
なお、第2の実施形態では、微調整幅が1/3段の例を示したが、これに限るものではない。例えば、微調整幅を±1/2段、±1/4段としても良い。即ち、微調整幅は、−1段<微調整幅<+1段を満たす任意の幅として良い。
[第3の実施形態]
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。第3の実施形態は、第2の実施形態においてスルー画表示中に微調整幅を変更できるようにしたものである。
図7は、本実施形態におけるスルー画表示から静止画撮影までの流れについて示したフローチャートである。図7は、図5のステップS2においてスルー画像の選択がなされた後に行われる処理である。
第1の実施形態で説明した手法によって何れかのスルー画像が選択されると、CPU35は、次の表示フレームにおいて、ユーザによって選択されたスルー画像と、このスルー画像に対して露光量を所定の微調整幅だけアンダー側にしたスルー画像と、露光量を所定の微調整幅だけオーバー側にしたスルー画像とが得られるようにイメージセンサ15の露光時間を調整し、これにより得られる複数のスルー画像を図8(a)又は図8(b)に示すようにしてLCD33に同時表示に表示させる(ステップS11)。ここで、図8(a)は微調整幅が±2/3段の場合に表示されるスルー画像を示し、図8(b)は微調整幅が±1/3段の場合に表示されるスルー画像を示している。第3の実施形態では、図8(a)又は図8(b)のようなスルー画表示がなされている際に、ユーザ操作によって調整バー33cの長さを調整することにより、微調整幅を±1/3段と±2/3段の間で変更することが可能である。
図8(a)又は図8(b)のようなスルー画像を表示させた後、CPU35は、ユーザによりスルー画像の選択がなされたかを判定する(ステップS12)。ステップS12の判定において、スルー画像の選択がなされていない場合に、CPU35は、ユーザにより微調整幅の変更操作がなされたかを判定する(ステップS13)。この微調整幅の変更は、例えば十字キーのような操作部によって行えるようにすれば良い、また、LCD33にタッチパネルを設けた場合には、調整バー33cの中心部に触れることで微調整幅が変更されるようにしても良い。
ステップS13の判定において、微調整幅の変更操作がなされていない場合に、CPU35は、ステップS12に戻って待機する。一方、ステップS13の判定において、微調整幅の変更操作がなされた場合に、変更後の微調整幅に応じて次の表示フレームで表示させるスルー画像の撮影条件を再設定する(ステップS14)。その後、ステップS11に戻って、再設定された撮影条件でスルー画像の同時表示を行う。例えば、微調整幅が±2/3段から±1/3段に変更された場合には、次の表示フレームにおいて、スルー画像Bと、スルー画像Bに対して1/3段だけ露光量がオーバーになるように露光時間を長くして取得したスルー画像B'と、スルー画像Bに対して1/3段だけ露光量がアンダーになるように露光時間を短くして取得したスルー画像B''とを取得し、これら取得したスルー画像をLCD33に同時表示させる。また、これに伴って調整バー33cの中央部の長さを短くすることで、微調整幅が±2/3段から±1/3段に変更されたことをユーザに知らしめる。このようにして、図8(a)のようなスルー画表示は、次の表示フレームにおいて図8(b)のようなスルー画表示に切り替わり、スルー画像B'は図8(a)より暗いスルー画像となり、スルー画像B''は図8(a)のものよりも明るいスルー画像となる。
また、ステップS12の判定において、スルー画像の選択がなされた場合には、その選択されたスルー画像に対応した撮影条件を静止画撮影時の撮影条件に設定する(ステップS15)。その後、CPU35は、ユーザによる操作部36の操作により、静止画撮影の実行が指示されたかを判定する(ステップS16)。ステップS16の判定において、静止画撮影の実行が指示されていない場合に、CPU35は、撮影条件の変更指示がなされたかを判定する(ステップS17)。ステップS17の判定において、撮影条件の変更指示がなされていない場合に、CPU35は、ステップS16の判定を再び実行する。一方、ステップS17の判定において、撮影条件の変更指示がなされた場合に、CPU35は、ユーザにスルー画像の選択を行わせるために、ステップS11の処理を再び実行する。また、ステップS17の判定において、静止画撮影の実行が指示された場合に、CPU35は静止画撮影を実行する(ステップS18)。
以上説明したように、第3の実施形態によれば、微調整幅を変更することができるので、第2の実施形態よりも、さらにユーザの意図を反映した撮影条件での静止画像を撮影することが可能である。すなわち、第1の実施形態の手法で大まかに設定した撮影条件を第3の実施形態の手法によって細かく変更することが可能である。
ここで、第3の実施形態では、微調整幅の変更量を1/3段ずつとした例を示したが、これに限るものではない。例えば、微調整幅を±1/4段とした場合には変更量を1/4段ずつとしても良い。
また、微調整幅の変更は調整バー33cを操作するものに限らず、デジタルカメラのメニュー画面等で行えるようにしても良い。
[第4の実施形態]
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。第3の実施形態では微調整幅を変更する例について説明したが、第4の実施形態では微調整幅は変更せずに、同時表示させたスルー画像の撮影条件(露光時間)を一律に同じ変更量だけシフトする例について説明する。
図9は、本実施形態におけるスルー画表示から静止画撮影までの流れについて示したフローチャートである。図9は、図5のステップS2においてスルー画像の選択がなされた後に行われる処理である。
第1の実施形態で説明した手法によって何れかのスルー画像が選択されると、CPU35は、次の表示フレームにおいて、ユーザによって選択されたスルー画像と、このスルー画像に対して露光量を所定の微調整幅だけアンダー側にしたスルー画像と、露光量を所定の微調整幅だけオーバー側にしたスルー画像とが得られるようにイメージセンサ15の露光時間を調整し、これにより得られる複数のスルー画像を図10(a)又は図10(b)に示すようにLCD33に同時表示に表示させる(ステップS21)。第4の実施形態では、図10(a)又は図10(b)のようなスルー画表示の際に、調整バー33cの中央部の位置を移動させることにより、同時表示させる全てのスルー画像の撮影条件を同一方向にその移動量に従ってシフトさせることが可能である。
図10(a)又は図10(b)のようなスルー画像を表示させた後、CPU35は、ユーザによりスルー画像の選択がなされたかを判定する(ステップS22)。ステップS22の判定において、スルー画像の選択がなされていない場合に、CPU35は、ユーザにより撮影条件のシフト操作がなされたかを判定する(ステップS23)。ステップS23の判定において、撮影条件のシフト操作がなされていない場合に、CPU35は、ステップS22に戻って待機する。一方、ステップS23の判定において、撮影条件のシフト操作がなされた場合に、次の表示フレームで表示されるスルー画像の撮影条件を、シフト方向に応じて設定する(ステップS24)。その後、ステップS21に戻って、再設定された撮影条件でスルー画像の同時表示を行う。例えば、シフト方向が正方向(例えば右方向)の場合には、スルー画像Bと、スルー画像B'と、スルー画像B''の撮影条件(露光時間)がシフト量に応じた幅だけ大きく(露光時間の場合には露光時間が長く)なるように撮影条件を再設定する。また、これに伴って調整バー33cの中央部の位置を移動させることで、撮影条件のシフトがなされたことをユーザに知らしめる。このようにして、図10(a)のようなスルー画表示は、次の表示フレームにおいて図10(b)のようなスルー画表示に切り替わり、図10(a)のスルー画像に対して明るいスルー画像が表示される。逆に、シフト方向が負方向(例えば左方向)の場合には、スルー画像Bと、スルー画像B'と、スルー画像B''の撮影条件がシフト量に応じた幅だけ小さくなるように撮影条件を再設定する。
また、ステップS22の判定において、スルー画像の選択がなされた場合には、その選択されたスルー画像に対応した撮影条件を静止画撮影時の撮影条件に設定する(ステップS25)。その後、CPU35は、ユーザによる操作部36の操作により、静止画撮影の実行が指示されたかを判定する(ステップS26)。ステップS26の判定において、静止画撮影の実行が指示されていない場合に、CPU35は、撮影条件の変更指示がなされたかを判定する(ステップS27)。ステップS27の判定において、撮影条件の変更指示がなされていない場合に、CPU35は、ステップS26の判定を再び実行する。一方、ステップS27の判定において、撮影条件の変更指示がなされた場合に、CPU35は、ユーザにスルー画像の選択を行わせるために、ステップS21の処理を再び実行する。また、ステップS27の判定において、静止画撮影の実行が指示された場合に、CPU35は静止画撮影を実行する(ステップS28)。
以上説明したように、第4の実施形態によれば、ユーザが露光量をオーバー(またはアンダー)に変更した結果が、スルー画表示されるので操作が直感的に分かりやすい。
ここで、第4の実施形態の手法は、第3の実施形態の手法と併用することも可能である。
[第5の実施形態]
次に、本発明の第5の実施形態について説明する。第5の実施形態は、撮影前のスルー画表示において同時表示される各スルー画像をデジタルカメラにおいて評価し、この中で最適な撮影条件で撮影されていると判定したスルー画像に推奨表示を行う例である。
図11は、本実施形態におけるスルー画表示から静止画撮影までの流れについて示したフローチャートである。デジタルカメラの電源投入操作や静止画撮影モードへの移行操作等を受けて図11の処理が開始される。図11において、CPU35は、TG回路23、画像処理回路28、LCDドライバ32等を図3で示したように動作させ、LCD33上に複数のスルー画像を同時表示させる(ステップS31)。次に、CPU35は、複数同時表示させたスルー画像のそれぞれの撮影条件を評価し、その中で最適な撮影条件のスルー画像を選択する(ステップS32)。ここで評価する撮影条件は、各スルー画像の露光量(即ち露光時間)や各スルー画像のホワイトバランス等である。例えば、各スルー画像の露光時間を評価する場合には、各スルー画像において主要被写体が存在する位置(AF処理部27において算出されるAF評価値から検出することができる)におけるAE評価値を求め、この主要被写体位置のAE評価値がデジタルカメラ毎に設定されている適正露光量に対応した値に最も近いスルー画像を最適なスルー画像とする。また、各スルー画像のホワイトバランスを評価する場合には、各スルー画像の主要被写体位置において周知の顔検出を実行し、顔部分のRGB値がデジタルカメラ毎に設定されている肌色のRGB値に最も近いスルー画像を、ホワイトバランスが最適なスルー画像とする。
ステップS32において、最適な撮影条件のスルー画像を選択した後、CPU35は、最適な撮影条件であるとして選択したスルー画像に推奨表示が重畳されるようにLCDドライバ32を制御する(ステップS33)。図12は、スルー画像に推奨表示を行う場合の例を示す図である。図12の例は、撮影条件として露光時間の評価を行い、この評価の結果、スルー画像Cが最適な露光時間のスルー画像として選択された例を示している。図12に示すように、本実施形態においては、推奨表示として、どのスルー画像が最適な撮影条件で撮影されているかを示す文字表示(図12の例では“推奨”の文字表示)33dと、そのスルー画像が推奨される理由を示す表示33eとを表示させるようにしている。さらに、推奨理由を示す表示33eとして、例えば図12では、スルー画像を評価するための基準とした撮影条件を示すための文字表示(図12の例では、“露光”の文字表示)に加え、画面内のどの部分が最適な撮影条件であるかを示すために主要被写体の輪郭部を点滅表示させるようしている。
ステップS33において推奨表示を行った後、CPU35は、内部の図示しないタイマーのカウントをスタートさせる(ステップS34)。このタイマーは、撮影条件の自動設定までの待ち時間をカウントするためのタイマーである。タイマーのカウントスタート後、CPU35は、ユーザによりスルー画像の選択がなされたかを判定する(ステップS35)。ステップS35の判定において、スルー画像の選択がなされた場合に、CPU35は、タイマーをリセットした後(ステップS36)、ユーザによって選択されたスルー画像に対応した撮影条件を静止画撮影時の撮影条件に設定する(ステップS37)。
一方、ステップS35の判定において、ユーザによるスルー画像の選択がなされていない場合に、CPU35は、タイマーが所定時間をカウントしたかを判定する(ステップS38)。ステップS38の判定において、タイマーが所定時間をカウントしていない場合には、ステップS35に戻り、CPU35は、ユーザによるスルー画像の選択がなされたかを再び判定する。一方、ステップS38の判定において、タイマーが所定時間をカウントした場合に、CPU35は、最適な撮影条件であるとしてユーザに推奨したスルー画像に対応した撮影条件を静止画撮影時の撮影条件に設定する(ステップS39)。即ち、推奨表示を行った後、所定時間、ユーザによるスルー画像の選択がなされなかった場合には、撮影条件が最適であるとして推奨したスルー画像の撮影条件に自動的に設定される。なお、ステップS39において撮影条件の自動設定がなされた場合には、自動設定がなされた旨を例えばLCD33上に表示させる等してユーザに通知するようにしても良い。
撮影条件の設定後、CPU35は、ユーザによる操作部36の操作により、静止画撮影の実行が指示されたかを判定する(ステップS40)。ステップS40の判定において、静止画撮影の実行が指示されていない場合に、CPU35は、ユーザ操作により撮影条件の変更指示がなされたかを判定する(ステップS41)。ステップS41の判定において、撮影条件の変更指示がなされていない場合に、CPU35は、ステップS40の判定を再び実行する。一方、ステップS41の判定において、撮影条件の変更指示がなされた場合に、CPU35は、ユーザにスルー画像の選択を行わせるために、ステップS31の処理を再び実行する。
また、ステップS41の判定において、静止画撮影の実行が指示された場合に、CPU35は静止画撮影を実行する(ステップS42)。即ち、CPU35は、ステップS37又はステップS39で設定された撮影条件(露光時間)で適正な露光量が得られるような絞り機構14の絞り値を算出し、算出された絞り値に基づいて絞り制御部20を制御して絞り機構14を調整する。その後、CPU35は、TG回路23を制御してイメージセンサ15を駆動させる。そして、CPU35は、イメージセンサ15を介して得られる画像データを画像処理回路28において処理してから圧縮伸張部29において圧縮し、記録媒体31に記録させる。
以上説明したように、第5の実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果に加えて、スルー画表示時にデジタルカメラが最適な撮影条件のスルー画像を判別し、その判別したスルー画像に対して推奨表示を行うようにしているので、ユーザは、自身の判断だけでなく、デジタルカメラによる判断も考慮して撮影条件を設定することが可能である。
以上実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形や応用が可能なことは勿論である。
さらに、上記した実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件の適当な組合せにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、上述したような課題を解決でき、上述したような効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成も発明として抽出され得る。
本発明の第1の実施形態に係る撮像装置の一例としてのデジタルカメラの構成を示すブロック図である。 SDRAMのバッファメモリについて示した図である。 スルー画表示の際の各部の動作について示す図である。 第1の実施形態におけるスルー画表示の例を示す図である。 第1の実施形態におけるスルー画表示から静止画撮影までの流れについて示したフローチャートである。 第2の実施形態におけるスルー画表示の例を示す図である。 第3の実施形態におけるスルー画表示から静止画撮影までの流れについて示したフローチャートである。 第3の実施形態におけるスルー画表示の例を示す図である。 第4の実施形態におけるスルー画表示から静止画撮影までの流れについて示したフローチャートである。 第4の実施形態におけるスルー画表示の例を示す図である。 第5の実施形態におけるスルー画表示から静止画撮影までの流れについて示したフローチャートである。 第5の実施形態におけるスルー画表示の例を示す図である。
符号の説明
12…フォーカスレンズ、13…ズームレンズ、14…絞り機構、15…イメージセンサ、16…フォーカス制御部、17…AFモータ、18…ズーム制御部、19…ズームモータ、20…絞り制御部、21…絞りモータ、22…イメージセンサドライバ、23…タイミングジェネレータ(TG)回路、24…撮像回路、25…バス、26…AE処理部、27…AF処理部、28…画像処理回路、29…圧縮伸張部、30…SDRAM、31…記録媒体、32…LCDドライバ、33…LCD、34…Flashメモリ、35…CPU、36…操作部、37…スピーカ、38…電源部

Claims (14)

  1. 被写体を撮像する撮像手段と、
    上記撮像手段を複数の異なる撮影条件で動作させる制御手段と、
    上記複数の異なる撮影条件で上記撮像手段を動作させて得られる複数の画像を同時に動画像表示するマルチウィンドウ表示手段と、
    を具備することを特徴とする撮像装置。
  2. 上記表示された複数の動画像の何れか1つを選択して上記撮像手段による静止画撮影のための撮影条件を設定する撮影条件設定手段をさらに具備し、
    上記制御手段は、上記設定された撮影条件で上記撮像手段を動作させて上記撮像手段による静止画撮影を行うことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 上記設定された撮影条件での静止画撮影により上記撮像手段で得られた静止画像を記録する記録手段をさらに具備することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 上記撮影条件は、上記撮像手段の露光時間を含むことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  5. 上記撮影条件は、さらに、上記撮像手段によって得られる動画像のホワイトバランス、上記撮像手段の感度、及び上記撮像手段の絞り値の少なくとも何れかを含むことを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
  6. 上記制御手段は、上記撮影条件設定手段による上記撮影条件の設定の後、上記設定された撮影条件と上記設定された撮影条件を微調整することにより得られる複数の撮影条件とで上記撮像手段を再動作させ、
    上記マルチウィンドウ表示手段は、上記設定された撮影条件で上記撮像手段を再動作させて得られる画像と上記設定された撮影条件を微調整することにより得られる複数の撮影条件で上記撮像手段を再動作させて得られる複数の画像とを同時に動画像として再表示し、
    上記撮影条件設定手段は、上記再表示された複数の動画像の何れか1つを選択して上記撮像手段による静止画撮影のための撮影条件を再設定することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  7. 上記再設定された撮影条件での静止画撮影により上記撮像手段で得られた静止画像を記録する記録手段をさらに具備することを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
  8. 上記微調整における微調整幅を変更するための微調整幅変更手段をさらに具備することを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
  9. 上記設定された撮影条件と上記設定された撮影条件を微調整することにより得られる複数の撮影条件とを同一の変化量だけ変更するための撮影条件変更手段をさらに具備することを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
  10. 上記複数の動画像のそれぞれの撮影条件を評価し、該評価の結果、最適な撮影条件の動画像を選択する最適画像評価手段をさらに具備し、
    上記マルチウィンドウ表示手段は、上記複数の動画像を表示する際に、上記最適画像評価手段により選択された最適な撮影条件の動画像に重ねて推奨表示を行うことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  11. 上記推奨表示は、ユーザに対して上記最適な撮影条件の動画像を推奨する旨を示す表示と上記最適な撮影条件の動画像を推奨する理由を示す表示とを含むことを特徴とする請求項10に記載の撮像装置。
  12. 上記最適な撮影条件の動画像を推奨する旨を示す表示は文字表示であり、上記推奨する理由を示す表示は上記動画像中の主要被写体の撮影条件が適正である旨を示す表示を含むことを特徴とする請求項11に記載の撮像装置。
  13. 上記表示された複数の動画像の何れか1つを選択して上記撮像手段による静止画撮影のための撮影条件を設定する撮影条件設定手段をさらに具備し、
    上記制御手段は、上記推奨表示がなされてから所定時間内に上記複数の動画像の何れかが選択された場合には、該設定された撮影条件で上記撮像手段を動作させて上記撮像手段による静止画撮影を行い、上記推奨表示がなされてから上記所定時間内に上記複数の動画像の何れも選択されなかった場合には、上記最適な撮影条件で上記撮像手段を動作させて上記撮像手段による静止画撮影を行うことを特徴とする請求項10に記載の撮像装置。
  14. 上記最適画像評価手段は、上記撮影条件として少なくとも上記撮像手段の露光時間と上記撮像手段によって得られる動画像のホワイトバランスの何れかを評価して上記最適な撮影条件の動画像を選択することを特徴とする請求項10に記載の撮像装置。
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