JP2005094133A - 撮影装置 - Google Patents

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Seiichi Matsui
誠一 松井
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Abstract

【課題】子供の写真に相応しい画像を簡単に撮影することができる撮影装置を提供する。
【解決手段】
撮影モード切替スイッチ22にて子供撮影モードを選択すると、撮影ボタン24の半押しでスピーカ35から母体音が出力される。これにより、子供の注意がカメラ側に向けられる。母体音の出力は、撮影ボタン24を全押しで停止し、これと同時に画像が記録される。画像は標準よりも軟調になるように処理されるとともに、シャープネスが標準よりも弱くなるように処理される。これにより、面倒な設定を行なわずに、子供の写真に相応しい画像を簡単に撮影することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は撮影装置に係り、特に子供(特に赤ちゃん)撮影に適した機能を備えた撮影装置に関する。
子供は周囲に気が散りやすく、じっとしていないため、写真撮影をしようとしても、なかなか上手く撮れないのが現状である。このため、子供を撮影する場合は、玩具などで子供の注意を引き付けながら撮影するなどの工夫が行なわれている。
しかし、玩具で子供の気を引きながら撮影する方法では、撮影に集中できないだけでなく、片手での撮影になるため、手振れが生じやすいという欠点がある。
そこで、特許文献1には、カメラ本体に表示部とスピーカを設け、その表示部にキャラクタや写真、ビデオ映像等を映し出すとともに、スピーカから音声を送出することにより、子供の注意を引きながら撮影できるカメラが提案されている。
特開平9−244136号公報
しかしながら、特許文献1のカメラは、単に子供の注意を引きつけて撮影できるだけであり、必ずしも子供の写真に相応しい画像が撮影できるわけではないという欠点がある。すなわち、撮影条件の設定等は撮影者が自ら行なわなければならず、誰もが簡単に子供の写真を上手く撮れるわけではないという欠点がある。また、シャッタを切るタイミングも撮影者に委ねられているため、笑った瞬間などの決定的なシャッタチャンスを撮り逃すおそれもある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、子供の写真に相応しい画像を簡単に撮影することができる撮影装置を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、前記目的を達成するために、半押しと全押しとからなる二段ストローク式の撮影ボタンと、絞りを備えた撮影光学系と、該撮影光学系によって結像された被写体像を画像信号に変換する撮像手段と、該撮像手段から得られる画像信号に所定の信号処理を施す画像信号処理手段と、該画像信号処理手段で処理された画像信号を記録メディアに記録する記録手段とを備え、前記撮影ボタンの半押しで前記撮影光学系の合焦位置が主要被写体に合わせられるとともに、前記撮影ボタンの全押しで前記撮像手段から得られる画像信号が前記画像信号処理手段で所定の信号処理を施されて前記記録メディアに記録される撮影装置において、子供撮影モードに設定するモード設定手段と、所定の音声を出力する音声出力手段と、前記子供撮影モード時に前記撮影ボタンの半押しに応動して前記音声出力手段から所定の音声を出力させるとともに、前記撮影ボタンの全押しに応動して前記音声出力手段から音声の出力を停止させる音声出力制御手段と、前記子供撮影モード時に撮影画像の階調が標準よりも軟調になるように前記画像信号処理手段に画像信号を処理させるとともに、撮影画像のシャープネスが標準よりも弱くなるように前記画像信号処理手段に画像信号を処理させる画像処理制御手段と、を備えたことを特徴とする撮影装置を提供する。
本発明によればモード設定手段にて子供撮影モードに設定し、撮影ボタンを半押しすると、音声出力手段から所定の音声が出力される。これにより、子供の注意が撮影装置の方に引き付けられる。この注意を引き付けた状態で撮影ボタンを全押しすると、撮影が行なわれ、これと同時に音声出力手段から音声の出力が停止される。撮影された画像は、標準よりも軟調になるように処理されるとともに、シャープネスが標準よりも弱くなるように処理される。これにより、面倒な設定を行なわずに、子供の写真に相応しい画像を簡単に撮影することができる。
また、請求項2に係る発明は、前記目的を達成するために、モニタと、前記画像信号処理手段で信号処理された画像信号から生成される画像を前記モニタに表示させる画像表示手段と、前記子供撮影モード時に被写体の顔を収めるべき範囲を示すターゲット枠を前記モニタに表示される画像に重ねて表示させるターゲット枠表示手段と、前記子供撮影モード時に前記ターゲット枠内に表示される画像の肌色部分を検出する肌色検出手段と、前記子供撮影モード時に前記肌色検出手段で検出された肌色部分の明るさが、あらかじめ設定された明るさになるように、前記絞りの絞り値及び前記撮像手段の露光時間を制御する露出制御手段と、を備えたことを特徴とする請求項1に記載の撮影装置を提供する。
本発明によれば、子供撮影モードに設定すると、スルー画像を表示するモニタにターゲット枠が表示される。このターゲット枠に被写体の顔を収めると、枠内の肌色部分が肌色検出手段により検出され、その検出された肌色の明るさが一定の明るさになるように、露出が制御される。これにより、面倒な設定を行なわなくても、子供の写真に相応しい画像を簡単に撮影することができる。
また、請求項3に係る発明は、前記目的を達成するために、前記露出制御手段は、前記子供撮影モード時に前記絞りの絞り値が最小になるように前記絞りを制御することを特徴とする請求項2に記載の撮影装置を提供する。
本発明によれば、子供撮影モード時に絞り値を最小にして露出制御が行なわれる。これにより、面倒な設定を行なわなくても、主要被写体を浮き立たせ、背景をぼかした画像を簡単に撮影することができる。
また、請求項4に係る発明は、前記目的を達成するために、前記画像処理制御手段は、前記子供撮影モード時に前記肌色検出手段で検出された肌色部分の色相、彩度、明るさが、あらかじめ設定された色相、彩度、明るさとなるように前記画像信号処理手段を制御することを特徴とする請求項2又は3に記載の撮影装置を提供する。
本発明によれば、子供撮影モードで撮影すると、肌色検出手段で検出された肌色部分の色相、彩度、明るさが、あらかじめ設定された色相、彩度、明るさとなるように、撮影した画像が処理される。これにより、面倒な設定を行なわなくても、子供の写真に相応しい画像を簡単に撮影することができる。
また、請求項5に係る発明は、前記目的を達成するために、撮影信号を発生させる撮影ボタンと、撮影光学系と、該撮影光学系によって結像された被写体像を画像信号に変換する撮像手段と、該撮像手段から得られる画像信号に所定の信号処理を施す画像信号処理手段と、該画像信号処理手段で処理された画像信号を記録する記録手段とを備え、前記撮影ボタンから発せられる撮影信号に応動して、前記撮像手段から得られる画像信号が前記画像信号処理手段で所定の信号処理を施されて前記記録メディアに記録される撮影装置において、子供撮影モードに設定するモード設定手段と、モニタと、前記画像信号処理手段で信号処理された画像信号から生成される画像を前記モニタに表示させる画像表示手段と、前記子供撮影モード時に被写体の顔を収めるべき範囲を示すターゲット枠を前記モニタに表示される画像に重ねて表示させるターゲット枠表示手段と、前記子供撮影モード時に前記ターゲット枠内に表示される画像の白色部分を検出する白色検出手段と、前記子供撮影モード時に前記白色検出手段で白色部分が検出されると、撮影信号を発生させる撮影信号発生手段と、を備えたことを特徴とする撮影装置を提供する。
本発明によれば、子供撮影モードに設定すると、スルー画像を表示するモニタにターゲット枠が表示される。このターゲット枠に被写体の顔を収めると、枠内の白色部分が白色検出手段により検出され、この白色検出手段で枠内の白色部分、すなわち歯が検出されると、撮影が実行される。これにより、子供が笑った瞬間を逃すことなく撮影することができる。
また、請求項6に係る発明は、前記目的を達成するために、前記子供撮影モード時に前記撮影信号発生手段から発せられる撮影信号に応動して、前記撮像手段から前記画像信号処理手段を介して取得される画像信号を一定の間隔で所定数蓄積する画像蓄積手段と、前記子供撮影モード時に前記画像蓄積手段に蓄積された画像信号から生成される画像を前記モニタに再生表示させる再生表示手段と、前記子供撮影モード時に前記モニタに表示された画像の中から前記記録メディアに記録する画像を選択する選択手段と、前記選択手段で選択された画像の画像信号を前記画像蓄積手段から前記記録メディアに記録させるように前記記録手段を制御する記録制御手段と、を備えたことを特徴とする請求項5に記載の撮影装置を提供する。
本発明によれば、笑った瞬間の画像が複数枚連続して撮影され、撮影された画像がモニタに表示される。そして、選択手段で選択された画像のみが記録メディアに記録される。このように、笑った瞬間の画像を複数枚連続して撮影することにより、撮影ミスを減らせることができるとともに、気に入った画像のみを記録することができるので、記録メディアを効率よく使うことができる。
本発明によれば、子供撮影モードに設定することにより、子供の写真に相応しい画像を簡単に撮影することができる。
以下、添付図面に従って本発明に係る撮影装置を実施するための最良の形態について詳説する。
図1は本発明が適用されたデジタルカメラの構成を示すブロック図である。このデジタルカメラ10は、静止画の撮影及び再生機能を備えており、全体の動作を中央処理装置(CPU)12によって統括制御されている。 CPU12は、所定のプログラムに従って本カメラシステムを制御する制御手段として機能するとともに、自動露出(AE)演算、自動焦点調節(AF)演算、ホワイトバランス(WB)調整演算などの各種演算を実施する演算手段として機能する。バス14を介してCPU12と接続されたROM16には、CPU12が実行するプログラム及び制御に必要な各種データ等が格納されており、EEPROM17には、CCD画素欠陥情報、カメラ動作に関する各種定数/情報、及び本発明に係る撮影条件に応じた画像処理条件等が格納されている。また、メモリ(SDRAM)18は、プログラムの展開領域及びCPU12の演算作業用領域として利用されるとともに、画像データの一時記憶領域として利用される。VRAM20は、画像データ専用の一時記憶メモリであり、A領域とB領域が含まれている。
デジタルカメラ10には、撮影/再生モード切替スイッチ21、撮影モード切替スイッチ22、撮影ボタン24、その他、電源スイッチ、メニュ/OKキー、十字キー、キャンセルキーなどの操作手段26が設けられている。これら各種操作部(22〜26)からの信号はCPU12に入力され、CPU12は入力信号に基づいて各回路を制御し、レンズ駆動制御、撮影動作制御、画像処理制御、画像データの記録/再生制御、モニタ28の表示制御などを行う。
撮影/再生モード切替スイッチ21は、カメラのモードを「撮影モード」又は「再生モード」に切り換えるための操作手段であり、撮影モード切替スイッチ22は、撮影モードを「オート撮影モード」又は「子供撮影モード」に切り替えるための操作手段である。
撮影ボタン24は、撮影開始の指示を入力する操作ボタンであり、半押し時にONするS1スイッチと、全押し時にONするS2スイッチとを有する二段ストローク式のスイッチで構成されている。
メニュ/OKキーは、モニタ28の画面上にメニュ画面の表示を指令するメニュボタンとしての機能と、選択内容の確定及び実行などを指令するOKボタンとしての機能とを兼備した操作キーである。
十字キーは、上下左右の4方向の指示を入力する操作部であり、メニュ画面から項目を選択したり、各メニュから各種設定項目の選択を指示したりするボタンとして機能する。また、十字キーの上/下キーは撮影時のズームスイッチあるいは再生時の再生ズームスイッチとして機能し、左/右キーは再生モード時のコマ送り(順方向/逆方向送り)ボタンとして機能する。
キャンセルキーは、選択項目など所望の対象の消去や指示内容の取消し、あるいは1つ前の操作状態に戻らせる時などに使用される。
モニタ28は、カラー表示可能な液晶ディスプレイで構成されている。モニタ28は、記録済み画像を再生表示する手段として利用されるとともに、撮影時には画角確認用の電子ファインダとしても使用される。また、モニタ28は、ユーザインターフェース用表示画面としても利用され、必要に応じてメニュ情報や選択項目、設定内容などの情報が表示される。
デジタルカメラ10は、メディアソケット30を有し、メディアソケット30には記録メディア32が着脱自在に装着される。記録メディアの形態は特に限定されず、xD-PictureCard(商標)、スマートメディア(商標)に代表される半導体メモリカード、可搬型小型ハードディスク、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスクなど、種々の媒体を用いることができる。メディアコントローラ34は、メディアソケット30に装着される記録メディア32に適した入出力信号の受渡しを行うために所要の信号変換を行う。
また、デジタルカメラ10は、スピーカ35とマイク36を備えている。音声処理回路37は、CPU12からのコマンドに従って音声信号を処理又は変換し、スピーカ35への出力音声信号の生成処理、マイク36からの入力音声信号の符号化処理などを行う。
次に、デジタルカメラ10の撮影機能について説明する。なお、ここではまず始めに撮影モードを「オート撮影モード」に設定した場合におけるデジタルカメラ10の撮影機能について説明する。
撮影モード切替スイッチ22によって「オート撮影モード」が選択され、撮影/再生モード切替スイッチ21によって「撮影モード」が選択されると、カラーCCD固体撮像素子(以下CCDと記載)38を含む撮像部に電源が供給され、撮影可能な状態になる。
レンズユニット40は、ズームレンズ、フォーカスレンズ、絞りを含む光学ユニットである。このレンズユニット40は、CPU12によって制御されるズームレンズ駆動部42とフォーカスレンズ駆動部44と絞り駆動部46とによって電動駆動されて、ズーム制御、フォーカス制御及び絞り制御が行われる。また、ズームレンズとフォーカスレンズの位置が、それぞれフォーカス位置センサ47とズーム位置センサ48によって検出され、その検出結果がCPU12に出力される。
撮影ボタン24が半押しされると、デジタルカメラ10はAE及びAF処理を開始する。すなわち、レンズユニット40を通過した光は、CCD38の受光面に結像される。CCD38の受光面には多数のフォトダイオード(受光素子)が二次元的に配列されており、各フォトダイオードに対応して赤(R)、緑(G)、青(B)の原色カラーフィルタが所定の配列構造(ベイヤー、Gストライプなど)で配置されている。また、CCD38は、各フォトダイオードの電荷蓄積時間(シャッタースピード)を制御する電子シャッタ機能を有している。CPU12は、タイミングジェネレータ50を介してCCD38での電荷蓄積時間を制御する。
CCD38の受光面に結像された被写体像は、各フォトダイオードによって入射光量に応じた量の信号電荷に変換される。各フォトダイオードに蓄積された信号電荷は、CPU12の指令に従いタイミングジェネレータ(TG)50から与えられる駆動パルスに基づいて信号電荷に応じた電圧信号(画像信号)として順次読み出される。
CCD38から出力された信号はアナログ処理部(CDS/AMP)52に送られ、ここで画素ごとのR、G、B信号がサンプリングホールド(相関二重サンプリング処理)され、増幅された後、A/D変換器54に加えられる。そして、A/D変換器54によってデジタル信号に変換された点順次のR、G、B信号が、画像入力コントローラ56を介してAF検出回路62並びにAE/AWB検出回路64に入力される。
AE/AWB検出回路64は、1画面を複数のエリア(たとえば、16×16)に分割し、分割エリアごとにRGB信号を積算する回路を含み、その積算値をCPU12に提供する。CPU12は、AE/AWB検出回路64から得た積算値に基づいて被写体の明るさ(被写体輝度)を検出し、撮影に適した露出値(撮影EV値)を算出する。求めた露出値と所定のプログラム線図に従って絞り値とシャッタスピード(電荷蓄積時間)が決定され、これに従いCPU12は、CCD38の電子シャッタ及び絞り駆動部46を制御して適正な露光量を得る。
AE/AWB検出回路64は、ホワイトバランス調整時には、分割エリアごとにRGB信号の色別の平均積算値を算出し、Rの積算値、Bの積算値、Gの積算値に基づいて被写体の色温度の検出(又は色温度に対応する光源種の判別)を行う。
また、CPU12は、AE/AWB検出回路64から得た被写体の明るさ及び色温度を示す撮影条件に基づいてEEPROM17から対応する画像処理条件を読み出し、この読み出した画像処理条件を画像信号処理回路58における処理条件パラメータ値として設定する。
本デジタルカメラ10におけるAF制御は、たとえば映像信号のG信号の高周波成分が極大になるようにフォーカスレンズを移動させるコントラストAFが適用される。すなわち、AF検出回路62は、G信号の高周波成分のみを通過させるハイパスフィルタ、絶対値化処理部、画面内(たとえば、画面中央部)にあらかじめ設定されているフォーカス対象エリア(AFエリア)内の信号を切り出すAFエリア抽出部、及びAFエリア内の絶対値データを積算する積算部から構成される。AF検出回路62で求めた積算値のデータはCPU12に通知される。CPU12は、フォーカスレンズ駆動部44を制御してフォーカスレンズを移動させながら、複数のAF検出ポイントで焦点評価値(AF評価値)を演算し、評価値が極大となるレンズ位置を合焦位置として決定する。そして、求めた合焦位置にフォーカスレンズを移動させるようにフォーカスレンズ駆動部44を制御する。
撮影ボタン24が全押しされると、記録用の撮影動作がスタートし、CCD38からアナログ処理部52、A/D変換器54、画像入力コントローラ56を介して点順次のR、G、Bデータ(CCD−RAWデータ)がメモリ18に入力される。
画像信号処理回路58は、メモリ18に記憶されたCCD−RAWデータをCPU12からのコマンドに従って処理する。すなわち、画像信号処理回路58は、同時化回路(単板CCDのカラーフィルタ配列に伴う色信号の空間的なズレを補間して色信号を同時式に変換する処理回路)、ホワイトバランス補正回路、ガンマ補正回路、輪郭補正回路、輝度・色差信号生成回路等を含む画像処理手段として機能し、CPU12からのコマンドに従ってメモリ18を活用しながら入力画像を処理する。
画像信号処理回路58で画像処理され、輝度・色差信号生成回路によりR、G、Bデータから輝度信号(Y信号)及び色差信号(Cr 、Cb 信号)に変換されたY/C信号は、メモリ18に格納される。メモリ18に格納されたY/C信号は、圧縮伸張処理回路66によってJPEGのフォーマットに従って圧縮された後、メディアコントローラ34を介して記録メディア32に記録される。
なお、デジタルカメラ10は、現在日時を計測するためのタイマ68を備えており、このタイマ68から得られた日時情報に基づいて撮影日時のデータが画像データと共に画像ファイルに記録される。
撮影画像をモニタ28に出力する場合は、VRAM20から画像データが読み出され、バス14を介してビデオエンコーダ60に送られる。ビデオエンコーダ60は、入力されたY/C信号を表示用の所定方式の信号(たとえば、NTSC方式のカラー複合映像信号)に変換してモニタ28に出力する。すなわち、CCD38から出力される画像信号によって、1コマ分の画像を表す画像データがVRAM20のA領域とB領域とで交互に書き換えられる。VRAM20のA領域及びB領域のうち、画像データが書き換えられている方の領域以外の領域から、書き込まれている画像データが読み出される。このようにしてVRAM20内の画像データが定期的に書き換えられ、その画像データから生成される映像信号がモニタ28に供給されることにより、撮像中の映像がリアルタイムにモニタ28に表示される。撮影者は、モニタ28に表示される映像(スルー画画像)によって撮影画角を確認できる。
撮影/再生モード切替スイッチ21により「再生モード」が選択されると、記録メディア32に記録されている最終の画像ファイル(最後に記録されたファイル)の圧縮データが読み出される。この読み出された圧縮データは、圧縮伸張処理回路66を介して非圧縮のY/C信号に伸張され、画像信号処理回路58及びビデオエンコーダ60を介して表示用の信号に変換された後、モニタ28に出力される。これにより、当該ファイルの画像内容がモニタ28の画面上に表示される。静止画の一コマ再生中に、十字キーの右キー又は左キーを操作することによって、再生対象のファイルを切り換えることができる(順コマ送り/逆コマ送り)。コマ送りされた位置の画像ファイルが記録メディア32から読み出され、上記と同様にして静止画がモニタ28に再生表示される。
なお、デジタルカメラ10は、モニタ28上に文字等の情報を表示させるためのOSD(On Screen Display )信号発生部70を備えている。このOSD信号発生部70は、キャラクタジェネレータを含み、シャッタ速度や絞り値、撮影可能枚数、撮影日時、警告メッセージ等の文字及び記号情報を表示するための信号を発生することができるとともに、フォーカスフレームや構図決定の目安となるアシスト線などの信号を発生することができる。このOSD信号発生部70から出力される信号は、必要に応じて画像信号に混合されてモニタ28に供給される。これにより、スルー画像や再生画像に文字等が合成された合成画像が表示される。
次に、撮影モードを「子供撮影モード」に設定した場合におけるデジタルカメラ10の撮影機能について説明する。
上記の「オート撮影モード」では、撮影ボタン24の半押しでAE及びAF処理が行なわれ、全押しで撮影用の記録処理が行なわれていた。「子供撮影モード」では、さらに撮影ボタン24の半押しでスピーカ35から母体音が出力される。この母体音の出力は、撮影ボタン24の全押しで停止され、これと同時に撮影用の記録処理が行なわれる。この際、画像は、階調が標準(オート撮影時)よりも軟調になるように処理されるとともに、シャープネスが標準(オート撮影時)よりも弱くなるように処理される。
撮影モード切替スイッチ22によって「子供撮影モード」が選択され、撮影/再生モード切替スイッチ21によって「撮影モード」が選択されると、「子供撮影モード」の下で撮影が可能な状態になる。
この状態で撮影ボタン24が半押しされると、デジタルカメラ10はAE及びAF処理を開始する。すなわち、CPU12は、AE/AWB検出回路64から得た積算値に基づいて被写体の明るさを検出し、撮影に適した露出値を算出するとともに、求めた露出値と所定のプログラム線図に従って絞り値とシャッタスピードを決定する。また、AF検出回路62から得た積算値から焦点評価値を演算し、評価値が極大となるレンズ位置(合焦位置)にフォーカスレンズを移動させる。
また、これと同時にスピーカ35から母体音を出力させる。すなわち、CPU12は、撮影ボタン24からS1ON信号を入力すると、EEPROM17に記録された母体音を表す音楽ファイルを読み出し、音声処理回路37に加える。音声処理回路37は、CPU12からのコマンドに従って、その音楽ファイルを音声信号に変換処理し、スピーカ35から出力させる。これにより、スピーカ35から母体音が出力される。
母体音は、撮影ボタン24が半押しされている間、常にスピーカ35から出力され、このスピーカ24から出力される母体音によって、被写体である子供の注意をデジタルカメラ側に引き付ける。
撮影ボタン24が全押しされ、CPU12にS2ON信号が入力されると、CPU12は、音声処理回路37にコマンドを出力し、母体音の出力を停止させるとともに、画像記録の制御を実行する。すなわち、CCD38からアナログ処理部52、A/D変換器54、画像入力コントローラ56を介してメモリ18にCCD−RAWデータを取り込み、画像信号処理回路58にて所定の画像処理条件に従った画像処理を行う。
この際、CPU12は、画像の階調及びシャープネスに対して子供撮影モード用の画像処理条件をEEPROM17から読み出し、この読み出した画像処理条件を画像信号処理回路58における階調及びシャープネスの処理条件パラメータ値として設定する。この子供撮影用の画像の階調及びシャープネスは、標準よりも階調が軟調に設定され、シャープネスが弱く設定されている。
画像信号処理回路58で画像処理されたY/C信号は、メモリ18に一時格納されたのち、圧縮伸張処理回路66によってJPEGのフォーマットに従って圧縮され、メディアコントローラ34を介して記録メディア32に記録される。
このように、「子供撮影モード」では、撮影ボタン24の半押しでスピーカ35から母体音が出力され、全押しで停止される。そして、撮影された画像の階調が、標準よりも軟調になるように処理されるとともに、シャープネスが標準よりも弱くなるように処理される。
そして、このように撮影時にスピーカ35から母体音を出力することにより、被写体となる子供、特に赤ちゃんの注意をカメラ側に向けて撮影することができ、子供の顔が正面に向かった画像を容易に撮影することができる。
また、撮影した画像の階調を標準よりも軟調に処理するとともに、画像のシャープネスを標準よりも弱く処理することにより、面倒な設定をすることなく、子供の画像として好ましい画像を誰もが簡単に撮影することができる。
なお、上記実施の形態では、絞り値とシャッタスピードの設定方法については、なんら規定していないが、「子供撮影モード」では、露出制御を絞り優先AEとし、絞り値を最小(絞り開放)として、適正露出となるようにシャッタスピードを設定することが好ましい。これにより、面倒な設定をすることなく、誰もが簡単に背景をぼかしたポートレート調の画像を撮影することができる。
次に、撮影モードを「子供撮影モード」に設定した場合におけるデジタルカメラ10の撮影機能の第2の実施の形態について説明する。
本実施の形態では、撮影モードを「子供撮影モード」に設定すると、モニタ28にターゲット枠が表示され、このターゲット枠に子供の顔を収めて撮影すると、ターゲット枠内の肌色部分の明るさが、規定の明るさになるように露出が制御される。なお、本実施の形態の場合も前記同様、撮影ボタン24の半押しでスピーカ35から母体音が出力され、全押しで停止される。
撮影モード切替スイッチ22によって「子供撮影モード」が選択され、撮影/再生モード切替スイッチ21によって「撮影モード」が選択されると、「子供撮影モード」の下で撮影が可能な状態になる。
撮影モードが「子供撮影モード」に設定されると、図2に示すように、モニタ28にスルー画像が表示されるとともに、そのスルー画像に重ねてターゲット枠Fが表示される。CPU12は、このモニタ28上の所定の位置に所定の大きさのターゲット枠Fが表示されるようにOSD信号発生部70にコマンドを出力する。
ユーザは、このモニタ上に表示されたターゲット枠Fに被写体となる子供の顔が収まるように構図を調整する。そして、構図が決定したところで、撮影ボタン24を半押しする。
撮影ボタン24が半押しされると、スピーカ35から母体音が出力されるとともに、AE及びAF処理が行なわれる。
この際、AE処理は、次のように行なわれる。CCD38から出力された信号はCDS/AMP52、A/D変換器54、画像入力コントローラ56を介してAE/AWB検出回路64及び画像信号処理回路58に入力される。
画像信号処理回路58は、入力された画像データからモニタ28に表示したターゲット枠Fに対応するエリアを抽出し、そのエリアから肌色のエリア(肌色エリア)を検出するする。
なお、肌色エリアの検出は、たとえばY/C変換した画像データの中で、70≦Y≦200、18≦Cr≦38、−28≦Cb≦−8の3条件を満足するエリアを肌色エリアと認定して、検出する。
AE/AWB検出回路64は、画像信号処理回路58で検出された肌色エリアのRGB信号を積算し、その積算値をCPU12に提供する。
CPU12は、AE/AWB検出回路64から得た積算値に基づいて肌色エリアの明るさを検出し、その肌色エリアが規定の明るさになるための露出値を算出する。そして、求めた露出値と所定のプログラム線図に従って絞り値とシャッタスピードを決定する。
また、AF処理は、ターゲット枠に対応するエリアをAFエリアとして処理が行なわれる。
撮影ボタン24が全押しされると、母体音の出力が停止されるとともに、記録用の撮影動作がスタートし、CCD38からアナログ処理部52、A/D変換器54、画像入力コントローラ56を介して点順次のR、G、Bデータ(CCD−RAWデータ)がメモリ18に入力される。この際、肌色エリアが規定の明るさになるように定められた絞り値とシャッタスピードで画像が取り込まれ、処理される。
このように、本実施の形態のデジタルカメラでは、撮影モードを「子供撮影モード」に設定すると、撮影ボタン24の半押しでスピーカ35から母体音が出力され、全押しで停止されるとともに、モニタ28に表示されたターゲット枠Fの範囲内から肌色部分が検出され、その肌色部分が規定の明るさになるように露出制御される。これにより、面倒な設定をすることなく、子供の画像として好ましい画像を誰もが簡単に撮影することができる。
なお、本例の場合においても、露出制御は絞り優先AEとして、絞り値を最小に設定して、シャッタスピードを設定することが好ましい。これにより、面倒な設定をすることなく、誰もが簡単に背景をぼかしたポートレート調の画像を撮影することができる。
また、本例の場合も、画像処理は、画像の階調が標準よりも軟調になるとともに、画像のシャープネスが標準よりも弱くなるようにすることが好ましい。これにより、上記第1の実施の形態と同様に面倒な設定をすることなく、子供の画像として好ましい画像を誰もが簡単に撮影することができる。
また、画像処理については、更に肌色の補正処理を行なうことが好ましい。すなわち、肌色エリアの色相、彩度、明るさが、あらかじめ設定された色相、彩度、明るさ(子供の肌色として好ましい色相、彩度、明るさ)となるように処理する。この処理は、次のように行なわれる。
撮影ボタン24が全押しされ、点順次のR、G、Bデータが画像信号処理回路58に加えられると、画像信号処理回路58は、入力された点順次のR、G、Bデータを処理して輝度信号(Y信号)及び色差信号(Cr 、Cb 信号)に変換する。
そして、変換した輝度信号(Y信号)及び色差信号(Cr 、Cb 信号)からモニタ28に表示したターゲット枠Fに対応するエリアを抽出し、そのエリアから肌色エリアを検出する。肌色エリアの検出は、上記のように、Y/C変換したデータの中で70≦Y≦200、18≦Cr≦38、−28≦Cb≦−8の3条件を満足するエリアを肌色エリアとして検出する。
そして、検出した肌色エリアのヒストグラムを求め、各最頻値のデータを肌色値Ya 、Cra 、Cba とする。目標肌色値Yb 、Crb 、Cbb をたとえばYb =150、Crb =28、Cbb =−18として、画像の肌色値Ya 、Cra 、Cba と目標肌色値Yb 、Crb 、Cbb を比較し、画像の肌色値Ya 、Cra 、Cba が目標肌色値Yb 、Crb 、Cbb に近づくように、各信号について変換テーブル(Y−Y’変換テーブル、Cr−Cr’変換テーブル、Cb−Cb’変換テーブル)を設定する(たとえば、Y−Y’変換テーブルについて図3参照)。
そして、設定した変換テーブルに基づいて輝度信号(Y信号)及び色差信号(Cr 、Cb 信号)を補正し、補正した輝度信号(Y’信号)及び色差信号(Cr ’、Cb ’信号)を圧縮伸張処理回路66で圧縮し、メディアコントローラ34を介して記録メディア32に記録する。
すなわち、図4に示すように、点順次のR、G、BデータをY/C変換後、そのY/C変換したデータからターゲット枠内の肌色エリアを検出して、画像の肌色値Ya 、Cra 、Cba を求め、この画像の肌色値Ya 、Cra 、Cba が目標肌色値Yb 、Crb 、Cbb に近づくように変換テーブルを設定して、Y/C変換したデータを補正する。
このように、自動で肌色の補正処理を行なうことにより、面倒な設定を一切行なうことなく、子供の画像として好ましい画像を誰もが簡単に撮影することができる。
なお、この肌色補正処理については、上記第1の実施の形態の「子供撮影モード」の場合も同様に適用することができる。
次に、撮影モードを「子供撮影モード」に設定した場合におけるデジタルカメラ10の撮影機能の第3の実施の形態について説明する。
本実施の形態では、撮影モードを「子供撮影モード」に設定すると、子供の顔を収めるためのターゲット枠がモニタ28に表示され、このターゲット枠内で白(歯)が検出されると、シャッタが切られる(記録動作がスタートする)。
撮影モード切替スイッチ22によって「子供撮影モード」が選択され、撮影/再生モード切替スイッチ21によって「撮影モード」が選択されると、「子供撮影モード」の下で撮影が可能な状態になる。
撮影モードが「子供撮影モード」に設定されると、図5に示すように、モニタ28にスルー画像が表示されるとともに、そのスルー画像に重ねてターゲット枠Fが表示される。CPU12は、このモニタ28上の所定の位置に所定の大きさのターゲット枠Fが表示されるようにOSD信号発生部70にコマンドを出力する。
ユーザは、このモニタ上に表示されたターゲット枠Fに被写体となる子供の顔が収まるように構図を調整する。そして、構図が決定したところで、撮影ボタン24を半押しする。撮影ボタン24が半押しされると、スピーカ35から母体音が出力され、AE及びAF処理が行なわれる。また、ターゲット枠F内で肌色エリアから顔の輪郭が抽出され、その抽出した顔の輪郭内で白、すなわち、歯が検出される。
白(歯)が検出されると、母体音の出力が停止されるとともに、記録用の撮影動作がスタートし、CCD38からアナログ処理部52、A/D変換器54、画像入力コントローラ56を介してCCD−RAWデータがメモリ18に入力される。そして、画像信号処理回路58で所定の信号処理が施された後、圧縮伸張処理回路66で圧縮され、メディアコントローラ34を介して記録メディア32に記録される。
このように、本実施の形態の「子供撮影モード」では、被写体の歯を検出して、自動でシャッタが切られる。これにより、子供が笑った瞬間を逃さず確実に撮影することができる。
なお、本実施の形態では、記録枚数を1枚(1画像)としているが、一度に複数枚の画像を一定の間隔で記録するようにしてもよい(いわゆる、連写)。すなわち、撮影ボタン24の半押しから、ターゲット枠F内の白(歯)が検出されると、一定の間隔で複数枚(たとえば、0. 2秒間隔で5枚)の画像が取り込まれ、所要の信号処理を施されて、記録メディア32に記録されるように構成する。このように、画像を連写することにより、撮影の失敗を最小限に抑えることができる。
この場合、図6に示すように、撮影後、撮影した画像をモニタ28に表示し、記録を要する画像を撮影者に選択させ、選択された画像のみを記録メディア32に記録するようにしてもよい。
このように、撮影画像をモニタ28に表示し、選択された画像のみ記録メディア32に記録する場合には、撮影したY/C変換後の画像データを一旦メモリ18に格納し、これをビデオエンコーダ60を介してモニタ28に出力する。そして、選択された画像のみ圧縮伸張処理回路66で圧縮し、記録メディア32に記録する。
画像選択は、たとえば図6(a)に示すように、撮影後、撮影画像をモニタ28に一覧表示し、その一覧表示された画像の中から記録を要する画像を選択フレームSで選択させるものとする。選択フレームSは、十字キーで移動させるものとし、メニュ/OKキーで選択を確定する。画像が選択されると、図6(b)に示すように、その選択された画像が拡大表示されるとともに、記録の要否を問うメッセージ(「この画像を記録しますか?」)がモニタ28に表示される。撮影者は、このメッセージに応じて十字キーで「YES」又は「NO」を選択し、メニュ/OKキーを押す。ここで、「YES」が選択されると、選択した画像が記録メディア32に記録され、「NO」が押されると、選択した画像が消去される。画像記録又は消去後、モニタ28には再び撮影画像の一覧(記録又は消去済み画像を除く)が表示され、記録用の画像の選択が行なわれる。
このように、連写した画像を選択して記録することにより、記録メディア32の無駄な消費を抑えることができ、記録メディア32を効率よく利用することができる。
なお、本実施の形態の場合においても、上述した実施の形態のように、撮影した画像に対して階調が標準よりも軟調になるように自動で処理するとともに、シャープネスが標準よりも弱くなるように自動で処理することが好ましい。
また、露出制御を絞り優先AEとし、絞り値を最小(絞り開放)として、適正露出となるようにシャッタスピードを設定することが好ましい。
さらに、ターゲット枠内の肌色部分の明るさが、規定の明るさになるように露出を制御するとともに、肌色の補正処理を行なうことが好ましい。
また、上述した一連の実施の形態では、ターゲット枠Fを固定とし、所定位置に表示するようにしているが、ターゲット枠を任意の位置に移動させることができるようにしてもよい。また、ターゲット枠の大きさを任意に拡縮できるようにしてもよい。
また、上述した実施の形態では、本発明をデジタルカメラに適用した場合を例に説明したが、本発明の適用は、これに限定されるものではなく、撮影機能を備えた携帯電話機やデジタルビデオカメラ等にも同様に適用することができる。
さらに、上述した実施の形態では、撮影ボタン24の半押しでスピーカ35から出力する音声を母体音としているが、出力する音声はこれに限定されるものではない。なお、子供の注意を引き付けやすい音声が好ましい。
また、複数の音声ファイルをEEPROM17に記録しておき、出力する音声をユーザが選択できるようにしてもよい。さらに、マイク36を利用してユーザが自ら音声を記録し、このユーザが記録した音声を出力するようにしてもよい。
本発明が適用されたデジタルカメラの構成を示すブロック図 子供撮影モード時のモニタの表示例を示す図 Y−Y’変換テーブルの説明図 肌色補正のブロック図 子供撮影モード時のモニタの表示例を示す図 子供撮影モード時のモニタの表示例を示す図
符号の説明
10…デジタルカメラ、12…中央処理装置(CPU)、14…バス、16…ROM、17…EEPROM、18…メモリ(SDRAM)、20…VRAM、21…撮影/再生モード切替スイッチ、22…撮影モード切替スイッチ、24…撮影ボタン、26…操作手段、28…モニタ、30…メディアソケット、32…記録メディア、34…メディアコントローラ、35…スピーカ、36…マイク、38…カラーCCD固体撮像素子(CCD)、40…レンズユニット、42…ズームレンズ駆動部、44…フォーカスレンズ駆動部、46…絞り駆動部、47…フォーカス位置センサ、48…ズーム位置センサ、50…タイミングジェネレータ(TG)、52…アナログ処理部(CDS/AMP)、54…A/D変換器、56…画像入力コントローラ、58…画像信号処理回路、60…ビデオエンコーダ、62…AF検出回路、64…AE/AWB検出回路、66…圧縮伸張処理回路、68…タイマ

Claims (6)

  1. 半押しと全押しとからなる二段ストローク式の撮影ボタンと、絞りを備えた撮影光学系と、該撮影光学系によって結像された被写体像を画像信号に変換する撮像手段と、該撮像手段から得られる画像信号に所定の信号処理を施す画像信号処理手段と、該画像信号処理手段で処理された画像信号を記録メディアに記録する記録手段とを備え、前記撮影ボタンの半押しで前記撮影光学系の合焦位置が主要被写体に合わせられるとともに、前記撮影ボタンの全押しで前記撮像手段から得られる画像信号が前記画像信号処理手段で所定の信号処理を施されて前記記録メディアに記録される撮影装置において、
    子供撮影モードに設定するモード設定手段と、
    所定の音声を出力する音声出力手段と、
    前記子供撮影モード時に前記撮影ボタンの半押しに応動して前記音声出力手段から所定の音声を出力させるとともに、前記撮影ボタンの全押しに応動して前記音声出力手段から音声の出力を停止させる音声出力制御手段と、
    前記子供撮影モード時に撮影画像の階調が標準よりも軟調になるように前記画像信号処理手段に画像信号を処理させるとともに、撮影画像のシャープネスが標準よりも弱くなるように前記画像信号処理手段に画像信号を処理させる画像処理制御手段と、
    を備えたことを特徴とする撮影装置。
  2. モニタと、
    前記画像信号処理手段で信号処理された画像信号から生成される画像を前記モニタに表示させる画像表示手段と、
    前記子供撮影モード時に被写体の顔を収めるべき範囲を示すターゲット枠を前記モニタに表示される画像に重ねて表示させるターゲット枠表示手段と、
    前記子供撮影モード時に前記ターゲット枠内に表示される画像の肌色部分を検出する肌色検出手段と、
    前記子供撮影モード時に前記肌色検出手段で検出された肌色部分の明るさが、あらかじめ設定された明るさになるように、前記絞りの絞り値及び前記撮像手段の露光時間を制御する露出制御手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
  3. 前記露出制御手段は、前記子供撮影モード時に前記絞りの絞り値が最小になるように前記絞りを制御することを特徴とする請求項2に記載の撮影装置。
  4. 前記画像処理制御手段は、前記子供撮影モード時に前記肌色検出手段で検出された肌色部分の色相、彩度、明るさが、あらかじめ設定された色相、彩度、明るさとなるように前記画像信号処理手段を制御することを特徴とする請求項2又は3に記載の撮影装置。
  5. 撮影信号を発生させる撮影ボタンと、撮影光学系と、該撮影光学系によって結像された被写体像を画像信号に変換する撮像手段と、該撮像手段から得られる画像信号に所定の信号処理を施す画像信号処理手段と、該画像信号処理手段で処理された画像信号を記録する記録手段とを備え、前記撮影ボタンから発せられる撮影信号に応動して、前記撮像手段から得られる画像信号が前記画像信号処理手段で所定の信号処理を施されて前記記録メディアに記録される撮影装置において、
    子供撮影モードに設定するモード設定手段と、
    モニタと、
    前記画像信号処理手段で信号処理された画像信号から生成される画像を前記モニタに表示させる画像表示手段と、
    前記子供撮影モード時に被写体の顔を収めるべき範囲を示すターゲット枠を前記モニタに表示される画像に重ねて表示させるターゲット枠表示手段と、
    前記子供撮影モード時に前記ターゲット枠内に表示される画像の白色部分を検出する白色検出手段と、
    前記子供撮影モード時に前記白色検出手段で白色部分が検出されると、撮影信号を発生させる撮影信号発生手段と、
    を備えたことを特徴とする撮影装置。
  6. 前記子供撮影モード時に前記撮影信号発生手段から発せられる撮影信号に応動して、前記撮像手段から前記画像信号処理手段を介して取得される画像信号を一定の間隔で所定数蓄積する画像蓄積手段と、
    前記子供撮影モード時に前記画像蓄積手段に蓄積された画像信号から生成される画像を前記モニタに再生表示させる再生表示手段と、
    前記子供撮影モード時に前記モニタに表示された画像の中から前記記録メディアに記録する画像を選択する選択手段と、
    前記選択手段で選択された画像の画像信号を前記画像蓄積手段から前記記録メディアに記録させるように前記記録手段を制御する記録制御手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項5に記載の撮影装置。
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