JP2003244510A - デジタルカメラ - Google Patents

デジタルカメラ

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JP2003244510A
JP2003244510A JP2002040024A JP2002040024A JP2003244510A JP 2003244510 A JP2003244510 A JP 2003244510A JP 2002040024 A JP2002040024 A JP 2002040024A JP 2002040024 A JP2002040024 A JP 2002040024A JP 2003244510 A JP2003244510 A JP 2003244510A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 効果音を適時かつ有効に発生させることで、
デジタルカメラに銀塩カメラと同様の撮影操作感を実現
するとともに、電力消費を低減し、撮像素子の露光中に
他の必要な動作の効率化を実現すること。 【解決手段】 シャッタボタン9の操作に応じて露光制
御部210がCCD撮像素子10の露光時間を決定し、
CCD撮像素子10の露光動作を制御する。露光動作の
開始時には効果音発生処理部230が効果音記憶メモリ
60から効果音61を読み出し、スピーカ3からシャッ
タ開放音に類似した効果音を発生させる。そして露光期
間中は効果音発生を停止させ、全体制御部20において
画像処理が効率的に行われるようにする。露光動作終了
時には、再び効果音発生処理部230が機能し、効果音
記憶メモリ60から効果音62を読み出し、スピーカ3
からシャッタ閉鎖音に類似した効果音を発生させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、撮像素子の露光
動作によって被写体を撮影し、画像データを生成するデ
ジタルカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、急速に普及しつつあるデジタルカ
メラでは、撮像素子の露光時間を電気的に制御すること
で被写体の撮影が可能であるため、銀塩カメラ等と比較
してレリーズ操作に応答した機械的動作は少なく、シャ
ッタ音がほとんど発生しないのが実状である。
【0003】ところが、従来の銀塩カメラを使い慣れた
ユーザがデジタルカメラを使用すると、シャッタ音がな
いため、撮影操作上不安を感じることがある。例えば、
露光開始から露光終了までは手ブレの発生を防止するた
めにデジタルカメラを固定しておく必要があるが、露光
開始タイミングと露光終了タイミングとが不明であるこ
とから、いつまでデジタルカメラを固定しておけばよい
かが分からずに、撮影操作上不安を感じることになる。
【0004】そのため、従来は特開2000−3079
02公報には、予めメモリに格納されたシャッタ音(例
えば「カシャーン」)をシャッタ動作のタイミングに連
動して発音させる技術が開示されており、かかる技術を
適用すれば、デジタルカメラでも銀塩カメラと同様の撮
影操作感を得ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に開示される技術では、撮像素子の露光期間中も「カ
シャーン」の「シャー」部分に相当する効果音が発音さ
れるように構成されている。このため、比較的露光時間
が短い場合には有効であるが、暗い被写体を撮影する場
合等、露光時間が所定時間よりも長い場合には、デジタ
ルカメラから雑音のような音が発生するという問題があ
った。すなわち、実際の銀塩カメラはシャッタが開放さ
れている期間中にシャッタ音が発生しないのであるか
ら、露光時間が所定時間よりも長い場合には、上記公報
に開示される技術でも銀塩カメラと同様の撮影操作感を
実現することができなかった。
【0006】また、撮像素子の露光期間中も効果音の発
生を継続するように構成すると、無駄な電力を消費する
ことになり、特に省電力の要求が高いデジタルカメラに
おいては好ましいものではなく、撮影可能時間を短縮さ
せる要因となる。
【0007】また、デジタルカメラにおいては、撮像素
子から得られる画像データをメモリカード等の所定の記
録媒体に記録するためには、所定の画像処理を施す必要
があり、かつ、そのような画像処理は効率的に実行され
ることが望まれる。例えば、デジタルカメラにおいて連
写撮影等を行う場合には、画像処理を速やかに完了させ
る必要があり、撮像素子の露光期間中に効果音発生のた
めにデジタルカメラ内部の処理能力を割くことは画像処
理効率を低下させる要因となる。
【0008】そこで、この発明は、上記課題に鑑みてな
されたものであって、効果音を適時かつ有効に発生させ
ることで、デジタルカメラに銀塩カメラと同様の撮影操
作感を実現するとともに、電力消費を低減し、撮像素子
の露光中に他の必要な動作を効率的に行うことができる
デジタルカメラを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、撮像素子の露光動作によ
って被写体を撮影し、画像データを生成するデジタルカ
メラであって、前記露光動作の開始及び終了のそれぞれ
に連動して所定の効果音を発生させる効果音発生手段
と、前記露光動作の開始と終了との期間内で、前記効果
音発生手段における前記効果音の発生を停止させる制御
手段と、を備えて構成される。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のデジタルカメラにおいて、前記撮像素子から得られる
画像データに対して画像処理を施す画像処理手段をさら
に備え、前記制御手段が、前記期間内において前記効果
音発生手段における前記効果音の発生を停止させて、前
記画像処理手段における前記画像処理を実行させること
を特徴としている。
【0011】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載のデジタルカメラにおいて、前記効果音発生手段
が、前記露光期間が所定値よりも短い場合、前記露光動
作の開始及び終了のいずれか一方に連動して所定の効果
音を発生させることを特徴としている。
【0012】請求項4に記載の発明は、撮像素子の最長
露光時間が設定されたデジタルカメラであって、バルブ
撮影操作に応答して前記撮像素子の露光時間をカウント
するカウント手段と、前記バルブ撮影操作が継続される
場合であっても、前記露光時間が前記最長露光時間に達
するタイミングで前記撮像素子の露光動作を終了させる
制御手段と、前記露光動作を終了させる動作に連動して
所定の効果音を発生させる効果音発生手段と、を備えて
構成される。
【0013】請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4
のいずれかに記載のデジタルカメラにおいて、ユーザの
選択操作に基づいて、前記効果音発生手段で発生される
前記効果音を予め設定する効果音設定手段、をさらに備
えて構成される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0015】図1及び図2は、本発明の実施形態に係る
デジタルカメラ1の外観構成を示す図であり、図1は正
面図、図2は背面図に相当する。
【0016】デジタルカメラ1の正面側には被写体像を
取り込むための撮影レンズ2が設けられる。またグリッ
プ部1aの上部にシャッタボタン9が設けられる。シャ
ッタボタン9はユーザが撮影動作を指示するための操作
部であり、半押し状態(S1状態)と全押し状態(S2
状態)との2段階の押し込み操作を検知可能なように構
成される。シャッタボタン9が半押し状態とされた場合
には、デジタルカメラ1における自動合焦(AF)動作
が開始され、全押し状態とされた場合にはデジタルカメ
ラ1での本撮影動作(すなわち、記録用画像を撮影する
ための露光動作)が開始される。
【0017】また、グリップ部1aの上部にはマニュア
ル撮影モード時においてシャッタスピード(露光時間)
の設定を行うためのダイヤル操作部8が設けられてお
り、このダイヤル操作部8をユーザが操作することによ
り、シャッタスピードの調整を行うことができるように
構成されている。また、このダイヤル操作部8を操作す
ることによって、デジタルカメラ1でバルブ撮影のため
の設定を行うことができるようにも構成されている。た
だし、オート撮影モード時には、デジタルカメラ1の内
部演算によって本撮影動作時のシャッタスピードが自動
的に決定される。
【0018】デジタルカメラ1の背面側には、本撮影動
作前のライブビュー表示及び本撮影動作によって得られ
る記録画像の再生表示等を行うための液晶表示部(以
下、LCDという。)5と、電子ビューファインダ(以
下、EVFという。)4とが設けられている。
【0019】また、デジタルカメラ1の背面側にはメニ
ューボタン6が設けられており、このメニューボタン6
が押下されることによって各種メニュー画面がLCD5
に表示される。また、デジタルカメラ1の背面側には、
各種設定用のメニュー画面において選択された項目を4
方向に移動させるための十字カーソルボタン7a〜7d
及び十字カーソルボタンの中央部に設けられる決定ボタ
ン7eで構成されるコントロールボタン7が設けられ
る。ユーザはLCD5に表示される画面を参照しつつ、
上記メニューボタン6及びコントロールボタン7を操作
することによってデジタルカメラ1に対する各種設定操
作を行うことができる。なお、後述する効果音設定情報
も、このようなユーザインタフェースを用いて設定され
る。
【0020】さらに、デジタルカメラ1の背面側には、
ユーザに対して露光開始又は終了のタイミングを伝達す
るための効果音(シャッタ音等)を発生させるためのス
ピーカ3が設けられている。
【0021】デジタルカメラ1の側面には、着脱自在な
記録媒体であるメモリカード90の挿入装着部が設けら
れており、本撮影によって得られる画像データはこの挿
入装着部にセットされるメモリカード90に記録され
る。
【0022】次に、デジタルカメラ1の内部構成につい
て説明する。図3は、デジタルカメラ1の内部機能を示
すブロック図である。
【0023】撮影レンズ2はレンズ駆動回路31によっ
て駆動され、CCD撮像素子10に結像される像の合焦
状態を変化させるように構成される。つまり、撮影レン
ズ2はレンズ駆動回路31によって駆動され、自動合焦
(オートフォーカス)動作を行うのである。なお、レン
ズ駆動回路31に対して指令を与えることで自動合焦動
作の全体的な制御を行うのは、全体制御部20である。
【0024】CCD撮像素子10は被写体像を撮影して
電子的な画像信号を生成する撮像手段として機能するも
のであり、多数(例えば2560×1920個)の画素
を有し、撮影レンズ2によって結像された被写体の光像
を、画素毎にR(赤),G(緑),B(青)の色成分の
画像信号(各画素で受光された画素信号の信号列からな
る信号)に光電変換して出力する。
【0025】タイミングジェネレータ32は、CCD撮
像素子10の駆動を制御するための各種タイミングパル
スを生成するものであり、全体制御部20から各種タイ
ミングパルスを発生させるためのタイミングが指示され
る。
【0026】CCD撮像素子10から得られる画像信号
は信号処理回路11に与えられ、信号処理回路11にお
いて画像信号(アナログ信号)に対して所定のアナログ
信号処理が施される。信号処理回路11は例えば相関二
重サンプリング回路(CDS)とオートゲインコントロ
ール回路(AGC)とを有しており、相関二重サンプリ
ング回路により画像信号のノイズ低減処理を行い、オー
トゲインコントロール回路でゲインを調整することによ
り画像信号のレベル調整を行う。
【0027】A/D変換器12は、画像信号の各画素信
号を12ビットのデジタル信号に変換するものである。
A/D変換器12は、全体制御部20から入力されるA
/D変換用のクロックに基づいて各画素信号(アナログ
信号)を12ビットのデジタル信号に変換する。
【0028】WB(ホワイトバランス)回路13は、
R,G,Bの各色成分のレベル変換を行うものである。
なお、図示を省略するが、WB回路13は、全体制御部
20で記憶されるレベル変換テーブルを用いてR,G,
Bの各色成分のレベルを変換する。γ補正部14は、画
素データの階調を補正するものである。
【0029】色補正部15は、γ補正部14から入力さ
れる画像データに対し、ユーザから設定された色補正に
関するパラメータに基づいて色補正を行うとともに、R
GB色空間で表現されたカラー情報をYCrCb色空間
で表現されたカラー情報に変換する。
【0030】画像メモリ16はCCD撮像素子10の撮
影動作によって得られる画像データを一時的にバッファ
リングするためのメモリであり、少なくとも1フレーム
分の画像データを記憶するだけの記憶容量を有してい
る。
【0031】上記各部の動作は全体制御部20によって
制御され、本撮影前のライブビュー表示時には、CCD
撮像素子10での露光動作が繰り返し行われ、それによ
って画像メモリ16に順次格納される画像データ(ライ
ブビュー表示用の画像データ)は全体制御部20を介し
てVRAM17に書き込まれ、EVF4又はLCD5の
ライブビュー表示が逐次更新されるように構成されてい
る。
【0032】また、シャッタボタン9が全押し操作され
た際の本撮影動作も全体制御部20によって制御され
る。具体的には、全体制御部20においてCCD撮像素
子10の露光時間が決定され、その露光時間に基づいて
CCD撮像素子10での露光動作が行われる。そしてC
CD撮像素子10から得られる画像データ(画像記録用
の画像データ)はWB回路13等の各種処理を経た後、
画像メモリ16にバッファリングされる。そして全体制
御部20が画像メモリ16から画像データを読み出し、
所定の画像処理を施した後、メモリカード90に画像デ
ータを記録するように構成されている。
【0033】タイマ18は全体制御部20に対して計時
動作のためのクロックを与えるように構成される。ま
た、操作部50は上述したシャッタボタン9やその他の
操作部材を含むものであり、ユーザによる操作内容は全
体制御部20に伝達される。
【0034】カードインタフェース(カードI/F)3
3はメモリカード90を装着するための挿入装着部に設
けられ、全体制御部20とメモリカード90とのデータ
通信を可能にするためのものである。
【0035】効果音記憶メモリ60はデジタルカメラ1
の露光動作に伴って発生させる効果音についてのデータ
を記憶するメモリであり、この実施の形態では第1効果
音61,第2効果音62,第3効果音63の3種類の効
果音についてデータが格納されている。
【0036】全体制御部20はCPUが所定のプログラ
ムを実行することによって実現されるものであり、各部
を制御するための制御機能や本撮影動作によって得られ
る画像データに対して所定の画像処理を施す画像処理機
能等が実現される。また、全体制御部20では、複数の
タスクを並行して実行可能なマルチタスク処理が実現さ
れており、例えば、CCD撮像素子10による露光動作
を制御しつつ、前回得られた画像データの画像処理を実
行することができるように構成される。
【0037】図3に示すように、全体制御部20は主と
して、露光制御部210、効果音発生制御部220、効
果音発生処理部230及び画像処理部240として機能
する。ただし、全体制御部20はこれら以外にも各種動
作を制御する制御部としても機能する。
【0038】露光制御部210はCCD撮像素子10の
露光動作、より具体的には露光時間(すなわちシャッタ
スピード)を制御するものであり、マニュアル撮影モー
ド時には、操作部50(より具体的にはダイヤル操作部
8)を介して予め設定された露光時間でCCD撮像素子
10の露光を行うようにタイミングジェネレータ32に
対して露光開始及び終了を指示する。
【0039】また、オート撮影モード時には、露光制御
部210における演算処理で求められた最適露光とする
ための露光時間でCCD撮像素子10の露光を行うよう
にタイミングジェネレータ32に対して露光開始及び終
了を指示する。
【0040】さらに、バルブ撮影時には、露光制御部2
10がシャッタボタン9の全押し操作(S2操作)を検
知すると、その全押し期間中はCCD撮像素子10の露
光動作を継続させるようにタイミングジェネレータ32
に指令を与える。
【0041】ただし、CCD撮像素子10の露光時間を
所定時間以上に長くするとCCD撮像素子10のノイズ
の影響等を受け、適切な画像を得ることができない。そ
のため、露光制御部210には、予め最長露光時間21
1が設定されており、バルブ撮影時のシャッタボタン全
押し操作が最長露光時間211を経過した場合には、強
制的にCCD撮像素子10の露光動作を停止させるよう
に制御する。なお、この実施の形態のデジタルカメラ1
では最長露光時間は例えば30秒として設定される。
【0042】露光制御部210はバルブ撮影時にシャッ
タボタン9の全押し操作(S2操作)を検知すると、タ
イマ18より入力するクロックのカウント動作を開始
し、最長露光時間211を経過した否かを判断する。そ
してシャッタボタン9の全押し操作が最長露光時間21
1を経過する前に解除された場合は、その全押し操作解
除に応答してCCD撮像素子10の露光動作を停止させ
る。一方、シャッタボタン9の全押し操作が継続されて
いるにもかかわらず、最長露光時間211が経過した場
合は、その最長露光時間211の経過時点でCCD撮像
素子10の露光動作を強制的に停止させる。
【0043】このように露光制御部210はバルブ撮影
時においてノイズの影響を受けることを防止するために
予め設定された最長露光時間211に基づいてCCD撮
像素子10の露光時間を調整することが可能なように構
成されている。
【0044】また、露光制御部210はタイミングジェ
ネレータ32に対してCCD撮像素子10の露光動作の
開始及び終了を指示するだけでなく、効果音発生制御部
220に対しても露光動作に連動した指示を与える。
【0045】具体的には、露光動作の開始時に第1の効
果音発生指示を与え、露光動作の開始直後には効果音停
止指示を与える。そして露光動作の終了時には第2の効
果音発生指示を与えるように構成される。
【0046】ただし、露光制御部210は、バルブ撮影
時以外の予めCCD撮像素子10の露光時間が分かって
いる場合であって、その露光時間が所定値(例えば0.
5秒)よりも短い場合には、露光動作開始時に第3の効
果音発生指示を与え、その後に効果音停止指示を与える
ように構成される。
【0047】効果音発生制御部220は効果音発生処理
部230を制御するものであり、露光制御部210から
指示が与えられた場合に機能する。また、効果音発生処
理部230は効果音発生制御部220によって制御さ
れ、効果音記憶メモリ60に格納された効果音を取得
し、それを効果音設定情報231に基づいてスピーカ3
より発音させる機能を有する。したがって、効果音発生
制御部220及び効果音発生処理部230はCCD撮像
素子10の露光動作の開始及び終了のそれぞれに連動し
て所定の効果音を発生させる効果音発生手段として機能
する。
【0048】そして、効果音発生制御部220はCCD
撮像素子10の露光動作の開始及び終了に連動してシャ
ッタ音等の効果音をスピーカ3より発生させるように効
果音発生処理部230を制御する。
【0049】効果音記憶メモリ60には第1効果音61
として一眼レフタイプの銀塩カメラ等におけるメカニカ
ルシャッタの開放動作(又はミラーアップ動作)に類似
した疑似音のデータが、第2効果音62としてメカニカ
ルシャッタの閉鎖動作(又はミラーダウン動作)に類似
した疑似音のデータ、また第3効果音63としてメカニ
カルシャッタの開閉動作(又はミラーアップダウン動
作)に類似した疑似音のデータがそれぞれ格納される。
【0050】銀塩カメラ等におけるメカニカルシャッタ
の開放動作(又はミラーアップ動作)に類似した疑似音
としては例えば「カシャ」という音が採用され、メカニ
カルシャッタの閉鎖動作(又はミラーダウン動作)に類
似した疑似音としては例えば「カシャン」という音が採
用され、メカニカルシャッタの開閉動作(又はミラーア
ップダウン動作)を瞬時に行う疑似音としては例えば
「パシャン」という音が採用される。
【0051】そして効果音発生制御部220は露光制御
部210から第1の効果音発生指示を受信すると、その
タイミングで第1効果音61を発音させるように効果音
発生処理部230に対して指示する。これにより、効果
音発生処理部230は効果音記憶メモリ60から第1効
果音61に関するデータを取得し、効果音設定情報23
1を参照して第1効果音61の設定状態に基づいてスピ
ーカ3より第1効果音61を発音させる。
【0052】同様に、効果音発生制御部220が露光制
御部210から第2又は第3の効果音発生指示を受信す
ると、そのタイミングで第2効果音62又は第3効果音
63を発音させるように効果音発生処理部230に対し
て指示する。これにより、効果音発生処理部230は効
果音記憶メモリ60から第2効果音62又は第3効果音
63に関するデータを取得し、効果音設定情報231を
参照して第2効果音62又は第3効果音の設定状態に基
づいてスピーカ3より第2効果音62又は第3効果音6
3を発音させる。
【0053】また効果音発生制御部220は露光制御部
210から効果音停止指示を受信すると、効果音発生処
理部230がスピーカ3より効果音を発音させる機能を
停止させる。これにより、全体制御部20における効果
音発生のための処理負担を軽減することができるので、
CCD撮像素子10が露光動作中であったとしても、全
体制御部20において他の画像処理等の動作を効率的に
実行することが可能になる。
【0054】画像処理部240は上記のような露光制御
及び効果音発生処理と並行して機能することが可能なよ
うに実現され、CCD撮像素子10の露光動作によって
画像メモリ16に一時的に格納される画像データを取得
し、その画像データに対して所定の画像処理を施すよう
に構成される。画像処理部240は、主として画像圧縮
処理部241と撮影画像記録部242とを備えて構成さ
れ、撮影動作によって画像メモリ16に格納された画像
データを取得して画像処理とメモリカード90に記録す
るための処理を行う。
【0055】画像処理部240は画像メモリ16から得
られる画像データに対して所定の画像処理を施した後、
その画像データを画像圧縮処理部241に与える。そし
て画像圧縮処理部241が機能し、画像データがJPE
G形式等の所定の圧縮形式で圧縮される。圧縮された画
像データは撮影画像記録部242へと与えられ、撮影画
像記録部242がメモリカード90への記録処理を行
う。
【0056】なお、全体制御部20は、上記各部以外の
制御部として、例えば自動合焦制御部として機能し、シ
ャッタボタン9が半押し状態(S1状態)とされたとき
に、レンズ駆動回路31を介して撮影レンズ2を駆動
し、CCD撮像素子10に結像される画像を合焦状態に
導く機能を実現する。この自動合焦制御機能によって画
像の合焦状態が実現されると、効果音発生処理部230
に対して合焦状態が実現したことをユーザに伝達するた
めの通知音(例えば「ピッ」)を発生させるための指示
が与えられる。これにより合焦状態実現時にはスピーカ
3から「ピッ」という通知音が発生することになる。
【0057】また、全体制御部20は効果音発生処理部
230に対して効果音設定情報231を設定する機能を
有する。この機能は撮影モード時以外の設定モード時に
機能し、LCD5に対してメニュー画面を表示しつつ、
ユーザがコントロールボタン7を操作することで効果音
発生処理部230に設定される。この機能は、比較的暗
い撮影環境下で長時間露光を行う場合等に、その撮影環
境に応じた効果音の最適化を行うことが望まれるから設
けられる機能であり、例えば周囲に騒音があるときには
シャッタ音等の効果音を感知し易くするための設定が行
われ、また周囲が静かなときには効果音の音量を小さく
するための設定が行われる。
【0058】図4は効果音設定情報231を設定する際
の表示画面及び設定操作を示す図である。なお、図4で
は選択されている項目の文字色が変化するように表示さ
れる例を示している。
【0059】効果音を設定するための画面を表示させる
と、LCD5には図4(a)に示すような選択メニュー
画面が表示され、初期状態では第1効果音が選択された
状態となる。このとき、全体制御部20において効果音
発生処理部230が機能し、現在選択されている第1効
果音がスピーカ3より発音される。効果音の選択を変更
する場合は、上下カーソルボタン7a,7bをユーザが
押下することにより、選択状態の表示が上下に移行する
ようになっている。そして、ユーザが効果音の選択操作
を行う都度、現在選択状態となっている効果音がスピー
カ3から発音され、ユーザは効果音を選択操作するだけ
で各効果音の試聴を行うことができる。
【0060】そしてユーザがコントロールボタン7の右
カーソルボタン7dを押下すると、その時点で選択され
ている効果音についての第1の設定変更項目がリスト表
示される。図4(b)は第1効果音について第1の設定
変更項目がリスト表示されている例を示している。第1
の設定変更項目は、効果音の音程を調整するためのもの
であり、初期状態ではその時点で第1効果音について設
定されている項目が選択状態となる。このときも、全体
制御部20において効果音発生処理部230が機能し、
現在選択されている効果音がスピーカ3より発音され
る。なお、効果音の音程を変更する場合は、上下カーソ
ルボタン7a,7bをユーザが押下することにより、選
択状態の表示が上下に移行するようになっている。そし
て、ユーザが効果音の音程変更操作を行う都度、現在選
択状態となっている効果音が選択された音程でスピーカ
3から発音され、ユーザは効果音を選択操作するだけで
効果音の音程についての試聴を行うことができる。
【0061】そしてユーザがさらにコントロールボタン
7の右カーソルボタン7dを押下すると、その時点で選
択されている効果音についての第2の設定変更項目がリ
スト表示される。図4(c)は第1効果音について第2
の設定変更項目がリスト表示されている例を示してい
る。第2の設定変更項目は、効果音の音量を調整するた
めのものであり、初期状態ではその時点で第1効果音に
ついて設定されている項目が選択状態となる。このとき
も、全体制御部20において効果音発生処理部230が
機能し、現在選択されている効果音がスピーカ3より発
音される。なお、効果音の音量を変更する場合は、上下
カーソルボタン7a,7bをユーザが押下することによ
り、選択状態の表示が上下に移行するようになってい
る。そして、ユーザが効果音の音量変更操作を行う都
度、現在選択状態となっている効果音が選択された音量
でスピーカ3から発音され、ユーザは効果音を選択操作
するだけで効果音の音量についての試聴を行うことがで
きる。
【0062】このような状態でユーザが決定ボタン7e
を押下操作した場合には、効果音発生処理部230にお
いて効果音設定情報231が設定(又は設定変更)され
る。
【0063】このようにユーザが効果音の設定を行う際
には、画面上での選択操作を行うだけで、その選択した
効果音を試聴することができるため、実際に撮影操作を
行うことなく、撮影時にどのような効果音が発生するの
かを確認することが可能になる。
【0064】以上のように構成されたデジタルカメラ1
においては、原則として、CCD撮像素子10の露光動
作開始時に「カシャ」というメカニカルシャッタ開放の
疑似音が発生し、また露光動作終了時に「カシャン」と
いうメカニカルシャッタ閉鎖の疑似音が発生する。そし
て瞬間的なメカニカルシャッタ開放の疑似音が発生した
後は、露光動作終了時まで無音状態となる。このため、
デジタルカメラ1においてCCD撮像素子10の露光中
に無駄な電力が消費されることはなく、また実際の銀塩
カメラ等のシャッタ音に近い効果音が得られ、より銀塩
カメラに近い撮影操作感が実現される。
【0065】さらに、露光期間中には効果音発生のため
の処理が行われないため、露光動作継続中に実行される
画像処理部240の処理効率を高めることができ、前回
の撮影動作によって得られた撮影画像を速やかにメモリ
カード90に記録することが可能になる。この結果、速
やかに次の撮影動作を開始することが可能になる。
【0066】また、CCD撮像素子10における露光時
間が所定値よりも短い場合、すなわち露光動作の開始時
と終了時とで2回に分けて効果音を発生させてもそれを
聴覚的に区別することが困難な程に露光時間が短い場合
には、第3効果音63が露光開始時に発音されることと
なるため、効果音発生のための無駄な処理を低減するこ
とができる。また、露光時間が所定値よりも短い場合、
露光開始時に瞬間的な「パシャン」という効果音を発生
させることは、より銀塩カメラに近い撮影操作感を実現
することになる。
【0067】次に、上記のようなデジタルカメラ1で撮
影動作を行う際の内部動作について説明する。図5及び
図6はユーザがデジタルカメラ1を用いて連続撮影を行
う場合のタイミングチャートであり、1フレーム目を撮
影する際には露光時間が所定値よりも短く、かつ、2フ
レーム目を撮影する際にはバルブ撮影が行われる場合を
例示している。そして図5は2フレーム目のバルブ撮影
時に最長露光時間211を経過してシャッタボタン9の
全押し操作が継続される場合を、図6は2フレーム目の
バルブ撮影時に最長露光時間211の経過前にシャッタ
ボタン9の全押し操作が解除される場合を示している。
なお、図5及び図6において横軸は時間軸である。
【0068】まず図5のタイミングチャートに基づいて
説明する。ユーザが時刻t1でシャッタボタン9を半押
し状態(S1状態)とすると、そのタイミングで第1フ
レーム目の撮影処理で第1フレームを撮影するための自
動合焦動作(A1)が行われる。この自動合焦動作(A
1)において画像の合焦状態が実現されると、その時点
で効果音出力として通知音Pが発生する。
【0069】続いてユーザは時刻t2でシャッタボタン
9の全押し操作(S2)を行う。この全押し操作(S
2)に応答して第1フレーム目の撮影処理では自動合焦
動作(A1)が終了し、CCD撮像素子10の露光動作
を開始させる。また、全体制御部20の露光制御部21
0はシャッタボタン9の全押し操作を検知すると、その
タイミングで効果音63を発生させる。このときスピー
カ3より発生する効果音63は露光時間が所定値よりも
短い場合に適用される効果音となり、デジタルカメラ1
のユーザは銀塩カメラで撮影した場合と同様の疑似音
(例えば「パシャン」)を聞くことができる。なお、デ
ジタルカメラ1は露光開始時にのみ効果音を発生させ、
露光終了時には効果音を発生させない。
【0070】そして第1フレーム目の露光動作が終了す
ると、第1フレーム目の撮影処理としてCCD撮像素子
10から画像信号を読み出して画像メモリ16に一時格
納するためのバッファリング処理(A2)が行われる。
そしてバッファリング処理(A2)が終了すると、次に
全体制御部20の画像処理部240が画像メモリ16内
の画像データを読み出して所定の画像処理(A3)を行
う。この画像処理が開始されると、画像メモリ16は空
き状態となり、次の撮影画像をバッファリングすること
が可能になる。そして画像処理(A3)が終了すると、
次に画像処理部240における画像圧縮処理部241が
機能し、画像データに対する圧縮処理(A4)が開始さ
れ、圧縮処理の終了、メモリカード90への記録処理
(A5)が開始される。
【0071】そして図5のタイミングチャートでは、第
1フレーム目の撮影処理における圧縮処理(A4)が行
われている間に、バルブ撮影にセットされ、その後、第
2フレーム目を撮影するためのシャッタボタン操作が開
始されている(時刻t3)。
【0072】第2フレーム目を撮影するために、ユーザ
が時刻t3でシャッタボタン9を半押し状態(S1状
態)とすると、そのタイミングで第2フレーム目の撮影
処理で第2フレームを撮影するための自動合焦動作(B
1)が行われる。この自動合焦動作(B1)においても
画像の合焦状態が実現されると、その時点で効果音出力
として通知音Pが発生する。
【0073】続いてユーザは時刻t4でシャッタボタン
9の第2フレーム目の撮影(バルブ撮影)を行うための
全押し操作(S2)を行う。この全押し操作(S2)に
応答して第2フレーム目の撮影処理では自動合焦動作
(B1)が終了し、CCD撮像素子10の露光動作を開
始させる。また、全体制御部20の露光制御部210は
シャッタボタン9の全押し操作を検知すると、そのタイ
ミングで第1の効果音発生指示を発生させるとともに、
最長露光時間のカウント処理(TC)を開始させる。
【0074】第1の効果音発生指示が効果音発生制御部
220に与えられると、それに応答して、デジタルカメ
ラ1からは例えば「カシャ」という効果音61が発生す
る。つまり、ユーザがシャッタボタン9を全押し操作し
た際に銀塩カメラと同様の疑似音を聞くことができるの
である。
【0075】一方、露光制御部210ではシャッタボタ
ン9の全押し状態が解除されたか否かを検査しつつ、最
長露光時間のカウント処理(TC)を進めていく。そし
てシャッタボタン9が全押し状態であり、かつ、カウン
ト処理におけるカウント値が最長露光時間を経過した場
合、露光制御部210は最長露光時間を経過したタイミ
ングでCCD撮像素子10の露光動作を停止させるとと
もに、第2の効果音発生指示を発生させる(時刻t
5)。
【0076】第2の効果音発生指示が効果音発生制御部
220に与えられると、それに応答して、デジタルカメ
ラ1からは例えば「カシャン」という効果音62が発生
する。つまり、ユーザがシャッタボタン9を全押し操作
した状態であっても、銀塩カメラと同様の疑似音を聞く
ことができ、露光動作が終了したことを認識することが
できるのである。
【0077】そして第2フレーム目の露光動作が終了す
ると、第2フレーム目の撮影処理としてCCD撮像素子
10から画像信号を読み出して画像メモリ16に一時格
納するためのバッファリング処理(B2)が行われる。
そしてバッファリング処理(B2)が終了すると、次に
全体制御部20の画像処理部240が画像メモリ16内
の画像データを読み出して所定の画像処理(B3)を行
う。この画像処理が開始されると、画像メモリ16は空
き状態となり、次の撮影画像をバッファリングすること
が可能になる。そして画像処理(B3)が終了すると、
次に画像処理部240における画像圧縮処理部241及
び撮影画像記録部242が順次に機能し、画像データに
対する圧縮処理とメモリカード90への記録処理が行わ
れる。
【0078】このように図5のタイミングチャートで
は、バルブ撮影時におけるCCD撮像素子10の露光時
間は最長露光時間211となる。そしてバルブ撮影時に
おいてシャッタボタン9の全押し操作が継続されている
状態でも、露光時間が予め設定された最長露光時間21
1に達した時点で露光動作を終了させ、かつその露光動
作の終了時に効果音を発生させることで、ユーザの撮影
意志にかかわず、デジタルカメラ1が露光動作を終了さ
せたことを認識することが可能になる。
【0079】次に、図6のタイミングチャートに基づい
て説明する。ユーザが時刻t1でシャッタボタン9を半
押し状態(S1状態)とすると、そのタイミングで第1
フレーム目の撮影処理で第1フレームを撮影するための
自動合焦動作(A1)が行われる。この自動合焦動作
(A1)において画像の合焦状態が実現されると、その
時点で効果音出力として通知音Pが発生する。
【0080】続いてユーザは時刻t2でシャッタボタン
9の全押し操作(S2)を行う。この全押し操作(S
2)に応答して第1フレーム目の撮影処理では自動合焦
動作(A1)が終了し、CCD撮像素子10の露光動作
を開始させる。また、全体制御部20の露光制御部21
0はシャッタボタン9の全押し操作を検知すると、その
タイミングで効果音63を発生させる。このときスピー
カ3より発生する効果音63は露光時間が所定値よりも
短い場合に適用される効果音となる。
【0081】そして第1フレーム目の露光動作が終了す
ると、上述した場合と同様に、第1フレーム目の撮影処
理として、バッファリング処理(A2)、画像処理(A
3)、圧縮処理(A4)及び記録処理(A5)が順次行
われる。
【0082】そして図6のタイミングチャートでも、第
1フレーム目の撮影処理における圧縮処理(A4)が行
われている間に、第2フレーム目を撮影するためのシャ
ッタボタン操作が開始されている(時刻t3)。
【0083】第2フレーム目を撮影するために、ユーザ
が時刻t3でシャッタボタン9を半押し状態(S1状
態)とすると、そのタイミングで第2フレーム目の撮影
処理で第2フレームを撮影するための自動合焦動作(B
1)が行われる。この自動合焦動作(B1)においても
画像の合焦状態が実現されると、その時点で効果音出力
として通知音Pが発生する。
【0084】続いてユーザは時刻t4でシャッタボタン
9の第2フレーム目の撮影(バルブ撮影)を行うための
全押し操作(S2)を行う。この全押し操作(S2)に
応答して第2フレーム目の撮影処理では自動合焦動作
(B1)が終了し、CCD撮像素子10の露光動作を開
始させる。また、全体制御部20の露光制御部210は
シャッタボタン9の全押し操作を検知すると、そのタイ
ミングで第1の効果音発生指示を発生させるとともに、
最長露光時間のカウント処理(TC)を開始させる。
【0085】第1の効果音発生指示が効果音発生制御部
220に与えられると、それに応答して、デジタルカメ
ラ1からは例えば「カシャ」という効果音61が発生す
る。つまり、ユーザがシャッタボタン9を全押し操作し
た際に銀塩カメラと同様の疑似音を聞くことができるの
である。
【0086】一方、露光制御部210ではシャッタボタ
ン9の全押し状態が解除されたか否かを検査しつつ、最
長露光時間のカウント処理(TC)を進めていく。そし
てカウント処理(TC)が最長露光時間まで達していな
い時刻t5に、シャッタボタン9の全押し状態が解除さ
れると、露光制御部210はシャッタボタン9の全押し
操作が解除されたタイミングでCCD撮像素子10の露
光動作を停止させるとともに、第2の効果音発生指示を
発生させる。
【0087】第2の効果音発生指示が効果音発生制御部
220に与えられると、それに応答して、デジタルカメ
ラ1からは例えば「カシャン」という効果音62が発生
する。つまり、ユーザがシャッタボタン9を全押し操作
した状態であっても、銀塩カメラと同様の疑似音を聞く
ことができ、露光動作が終了したことを認識することが
できるのである。
【0088】そして第2フレーム目の露光動作が終了す
ると、上述した場合と同様に、第2フレーム目の撮影処
理として、バッファリング処理(B2)、画像処理(B
3)、圧縮処理(B4)及び記録処理が順次行われる。
【0089】このように図6のタイミングチャートで
は、バルブ撮影時におけるCCD撮像素子10の露光時
間はユーザがシャッタボタン9の全押し操作を行ってい
た時間となる。
【0090】以上のように、デジタルカメラ1は、露光
時間が例えば0.5秒等として予め定められた所定値よ
りも短い場合には、メカニカルシャッタの開閉動作を瞬
間的に行うような効果音63を発するように構成され
る。これにより、効果音発生指示を1回与えるだけで適
切な効果音が発せられることとなり、効果音発生のため
の処理がより簡単になり、全体制御部20の処理負担を
軽減することも可能である。
【0091】また、露光時間が所定値よりも長い場合は
露光動作の開始時及び終了時のそれぞれで効果音61,
62が発せられ、露光動作の開始時及び終了時の間の期
間中は効果音停止期間となる。そのため、ユーザは露光
動作開始時にシャッタ開放動作に類似した疑似音を聞く
ことができるとともに、露光動作終了時にシャッタ閉鎖
動作に類似した疑似音を聞くことができ、銀塩カメラと
同様の撮影操作感で撮影を行うことが可能になる。ま
た、露光動作終了時に効果音62が発せられることで、
ユーザは露光動作の終了を認識することができ、デジタ
ルカメラ1の固定状態を解除してもよいタイミングを把
握することができる。
【0092】さらに、露光期間中に効果音停止期間が設
けられることで、デジタルカメラ1の内部においてはそ
の期間中、効果音を発生させる処理を行う必要がなく、
画像処理等の他の動作を効率的に行うことが可能にな
る。図5及び図6のタイミングチャートでは、第2フレ
ーム目の露光期間中の効果音停止期間において、第1フ
レーム目の撮影処理である、圧縮処理(A4)や記録処
理(A5)を効率的に行うことが可能になる。より詳し
く説明すると、第2フレーム目の露光期間中に効果音停
止期間を設けることなく、常に効果音出力を継続させる
と、デジタルカメラ1の内部処理としてその効果音出力
のための処理負担が発生するため、第1フレーム目の撮
影処理である圧縮処理(A4)や記録処理(A5)の処
理時間が図5及び図6に示す所要時間よりも長くなるの
に対し、この実施の形態では効果音停止期間を設けるこ
とによってその所要時間の短縮化が実現されているので
ある。
【0093】なお、図5及び図6のタイミングチャート
では、第1フレームと第2フレームとを連続撮影する場
合を例示したが、連続撮影でない場合であっても上述し
た動作と同様の動作になる。
【0094】このようにデジタルカメラ1は、効果音を
適時かつ有効に発生させることで、デジタルカメラ1に
銀塩カメラと同様の撮影操作感を実現するとともに、電
力消費を低減し、CCD撮像素子10の露光動作中に効
果音発生処理以外の他の必要な動作を効率的に行うこと
ができるように構成されている。
【0095】以上、この発明の実施の形態について説明
したが、この発明は上記説明した内容のものに限定され
るものではない。
【0096】例えば上記説明では、露光動作終了時に効
果音62を発生させる例を挙げたが、ユーザに対して露
光動作の終了を通知するのは、露光動作の終了を予告す
る通知でもよい。露光動作終了の効果音62は、ユーザ
に対してデジタルカメラ1の固定状態を解除してもよい
旨を伝達する意義もあり、この意義に鑑みれば露光動作
終了後に効果音62を発生させててもよい。したがっ
て、効果音62を発生させるタイミングは露光動作の終
了タイミングと厳密な一致性を要求されるものではな
く、露光動作の終了タイミングに前後して発せされるよ
うに構成されていればよい。すなわち、バルブ撮影時に
CCD撮像素子10の露光時間が最長露光時間211に
達するタイミングで効果音62を発生させる際、最長露
光時間211に達する1秒前等に予告として効果音62
を発生させたり、最長露光時間211に達した1秒後等
に完了報告として効果音62を発生させてもよい。
【0097】また、上記説明では、CCD撮像素子10
の露光時間が所定時間よりも短い場合、露光動作の開始
に同期して効果音63を発生させる例を挙げたが、この
場合は露光動作開始時ではなく、露光動作の終了に同期
して効果音63を発生させるように構成してもよい。
【0098】また、上記説明では、デジタルカメラ1に
第1乃至第3効果音61〜63に関するデータが格納さ
れ、それぞれの効果音が別のタイミングで発せられるよ
うに構成された例を挙げたが、それぞれのタイミングで
同一の効果音(例えば「ピッ」)を発生するように構成
してもよい。
【0099】また、上記説明では、ユーザのシャッタボ
タン操作に応じて露光動作を行う場合を例示したが、本
発明はリモート撮影やセルフタイマー撮影等が行われる
場合にも適用することが可能である。
【0100】また、上記説明では「バルブ撮影」の場合
を例示したが、バルブ撮影でなくとも、長時間露光が行
われる場合(例えば露光時間が0.5秒よりも長い場
合)に本発明を適用することも可能である。
【0101】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、露光動作の開始及び終了のそれぞれに連
動して所定の効果音を発生させるように構成され、か
つ、露光動作の開始と終了との期間内で、効果音の発生
を停止させるように構成されるため、銀塩カメラと同様
の撮影操作感を実現することができるとともに、電力消
費を低減することができ、さらには撮像素子の露光中に
他の必要な動作を効率的に行うことが可能になる。
【0102】請求項2に記載の発明によれば、露光動作
の開始と終了との期間内において効果音の発生を停止さ
せて、画像処理を実行するように構成されるため、画像
処理迅速に完了させることが可能になる。
【0103】請求項3に記載の発明によれば、露光期間
が所定値よりも短い場合、露光動作の開始及び終了のい
ずれか一方に連動して所定の効果音を発生させるため、
露光期間が所定値よりも短い場合にも銀塩カメラと同様
の撮影操作感を実現することができ、かつ、効果音を発
生させるための処理が簡単になることで処理負担の軽減
も行うことができる。
【0104】請求項4に記載の発明によれば、バルブ撮
影操作に応答して撮像素子の露光時間をカウントし、バ
ルブ撮影操作が継続される場合であっても、露光時間が
最長露光時間に達するタイミングで撮像素子の露光動作
を終了させるように構成され、露光動作を終了させる動
作に連動して所定の効果音を発生させるため、バルブ撮
影時に適切な画像を得ることができるとともに、銀塩カ
メラと同様の撮影操作感でバルブ撮影時の露光終了タイ
ミングをユーザに通知することができる。
【0105】請求項5に記載の発明によれば、ユーザの
選択操作に基づいて、効果音発生手段で発生される効果
音を予め設定するように構成されるため、撮影環境に適
した効果音をユーザが予め設定しておくことが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】デジタルカメラの外観構成を示す正面図であ
る。
【図2】デジタルカメラの外観構成を示す背面図であ
る。
【図3】デジタルカメラの内部機能を示すブロック図で
ある。
【図4】効果音設定情報を設定する際の表示画面及び設
定操作を示す図である。
【図5】デジタルカメラを用いて連続撮影を行う場合の
タイミングチャートである。
【図6】デジタルカメラを用いて連続撮影を行う場合の
タイミングチャートである。
【符号の説明】
1 デジタルカメラ 2 撮影レンズ 3 スピーカ 5 液晶表示部(LCD) 9 シャッタボタン 10 CCD撮像素子 20 全体制御部(制御手段) 60 効果音記憶メモリ 61〜63 効果音 210 露光制御部(制御手段) 211 最長露光時間 220 効果音発生制御部(効果音発生手段) 230 効果音発生処理部(効果音発生手段) 231 効果音設定情報 240 画像処理部 241 画像圧縮処理部 242 撮影画像記録部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像素子の露光動作によって被写体を撮
    影し、画像データを生成するデジタルカメラであって、 前記露光動作の開始及び終了のそれぞれに連動して所定
    の効果音を発生させる効果音発生手段と、 前記露光動作の開始と終了との期間内で、前記効果音発
    生手段における前記効果音の発生を停止させる制御手段
    と、を備えるデジタルカメラ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のデジタルカメラにおい
    て、 前記撮像素子から得られる画像データに対して画像処理
    を施す画像処理手段をさらに備え、 前記制御手段は、前記期間内において前記効果音発生手
    段における前記効果音の発生を停止させて、前記画像処
    理手段における前記画像処理を実行させることを特徴と
    するデジタルカメラ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のデジタルカメラ
    において、 前記効果音発生手段は、前記露光期間が所定値よりも短
    い場合、前記露光動作の開始及び終了のいずれか一方に
    連動して所定の効果音を発生させることを特徴とするデ
    ジタルカメラ。
  4. 【請求項4】 撮像素子の最長露光時間が設定されたデ
    ジタルカメラであって、 バルブ撮影操作に応答して前記撮像素子の露光時間をカ
    ウントするカウント手段と、 前記バルブ撮影操作が継続される場合であっても、前記
    露光時間が前記最長露光時間に達するタイミングで前記
    撮像素子の露光動作を終了させる制御手段と、 前記露光動作を終了させる動作に連動して所定の効果音
    を発生させる効果音発生手段と、を備えるデジタルカメ
    ラ。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかに記載のデジ
    タルカメラにおいて、 ユーザの選択操作に基づいて、前記効果音発生手段で発
    生される前記効果音を予め設定する効果音設定手段、を
    さらに備えるデジタルカメラ。
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