JP2005172485A - 放射線検査装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 X線異物検査装置10は、遮蔽ノレン16の取り付け機構として、遮蔽ノレン16、円形パイプ17、支持フレーム18からなる遮蔽ノレンユニット50と、遮蔽ノレンユニット50をシールドボックス11内の検査室Sへ誘導するためのシャフト19等を備えている。X線異物検査装置10は、X線が装置外部へ漏洩するのを防止するための遮蔽ノレン16が円形パイプ17に吊り下げられた構成を採用している。円形パイプ17は、内部が空洞の薄肉パイプであって、その両端部分は閉じられて密封されている。
【選択図】 図9
Description
また、検査室から開口を介して外部へと放射線が漏洩しないように、開口は漏洩防止カーテンで塞がれることが多い。放射線検査装置の本体内の検査室に搬送されてくる被検査物は、漏洩防止カーテンを押し開くようにして検査室内に入る。漏洩防止カーテンは、被検査物が開口を通るときに最小限だけ開口を開き、被検査物が開口を通り過ぎると再び開口を閉じる。
しかしながら、特許文献1の放射線検査装置の構成を採る場合には、漏洩防止カーテンを吊架する支持棒を含むカセット枠が比較的重いものとなり、少しサイズの大きな放射線検査装置になると、カセット枠の着脱を行う作業者の負担が非常に大きくなる。さらに、検査室の奥の面にスイッチが設置されているため、そのスイッチの近辺にゴミや埃が溜まりやすくなり、メンテナンス時に検査室を清掃する際の作業者の清掃作業の負担が大きくなる。
そして、メンテナンス時や検査室の清掃時に漏洩防止カーテンを本体から取り外すことができるように、漏洩防止カーテンを吊り下げる吊り下げ部材を有するカーテン支持体を、本体に着脱可能に設けている。このカーテン支持体を本体から取り外せば、本体から漏洩防止カーテンが取り外されたことになる。
このような要請に鑑み、ここでは、カーテン支持体の吊り下げ部材として、中実の丸棒ではなく、中空の円形パイプを採用している。放射線の漏洩を抑える漏洩防止カーテンは鉛などを含むことが多く非常に重いものであるが、中空の円形パイプを吊り下げ部材としているため、必要な強度を確保しつつ吊り下げ部材の重量を小さくすることができる。このようにカーテン支持体の吊り下げ部材として円形パイプを用いることにより、検査室の清掃を含むメンテナンスを行うために漏洩防止カーテンを本体から取り外したり本体に取り付けたりする作業者の負担を軽減することができる。
ここでは、カーテン支持体を検査室の中に導入させてカーテン支持体を支持する支持部材を本体に固定する構成を採るとともに、その支持部材の外周断面形状を円にしている。したがって、支持部材が検査室の内部に位置するときにも、その支持部材が埃などを溜める要因となることが少ない。また、検査室内の清掃時においても支持部材の清掃がし易い。
そして、メンテナンス時や検査室の清掃時に漏洩防止カーテンを本体から取り外すことができるように、漏洩防止カーテンを吊り下げる吊り下げ部材を有するカーテン支持体を、本体に着脱可能に設けている。このカーテン支持体を本体から取り外せば、本体から漏洩防止カーテンが取り外されたことになる。
第4発明に係る放射線検査装置は、第3発明の放射線検査装置であって、切り換え機構と、移動規制機構とをさらに備えている。切り換え機構は、カーテン支持体を本体から取り外し可能な第1状態と、カーテン支持体を本体から取り外し不能な第2状態とを切り換える。移動規制機構は、切り換え機構とは別に設けられている。この移動規制機構は、カーテン支持体が本体に対して取り外し方向に移動することを規制する。
第7発明に係る放射線検査装置は、第3発明から第6発明のいずれかの放射線検査装置であって、表示装置をさらに備えている。表示装置は、カーテン支持体が本体から取り外されていることが検知装置によって検知されたときに、カーテン支持体が取り外されていることを表示する。
ここでは、例えば、漏洩防止カーテンを吊り下げる吊り下げ部材が開口の上端よりも低い位置にある場合には、吊り下げ部材の存在する高さ位置でも、検査室内の放射線が開口経由で外部に漏洩していかないように、何らかの遮蔽構成を採る必要がある。これに鑑み、ここでは漏洩防止カーテンの上部が吊り下げ部材と重なるように構成している。これにより、吊り下げ部材の存在する高さ位置においても、漏洩防止カーテンの上部が検査室から外部への放射線の漏洩を抑える役割を果たすようになる。
第9発明に係る放射線検査装置は、第8発明の放射線検査装置であって、漏洩防止カーテンの上部は、吊り下げ部材に巻かれている。
なお、吊り下げ部材が円形パイプであるため、それに漏洩防止カーテンを巻いた場合においても、吊り下げ部材の角が漏洩防止カーテンに接触して漏洩防止カーテンが損傷するといった不具合が起こりにくい。
本発明の一実施形態に係るX線異物検査装置(放射線検査装置)について、図1〜図12に基づいて説明すれば以下の通りである。
本実施形態のX線異物検査装置10は、図1に示すように、食品等の商品の生産ラインにおいて品質検査を行う装置の1つである。X線異物検査装置10は、連続的に搬送されてくる商品に対してX線を照射し、商品を透過したX線量に基づいて商品に異物が混入していないかの検査を行う。
X線異物検査装置10は、図1および図2に示すように、主として、シールドボックス11と、コンベア12と、X線照射器(X線源)13と、X線ラインセンサ14と、タッチパネル機能付きのモニタ(表示装置)26と、制御コンピュータ20(図5参照)とから構成されている。
シールドボックス11は、商品Gの入口側と出口側の双方の面に、商品を搬出入するための開口11aを有している。このシールドボックス11の中に、コンベア12、X線照射器13、X線ラインセンサ14、制御コンピュータ20などが収容されている。
また、開口11aは、図1に示すように、シールドボックス11の外部へのX線の漏洩を防止するために、遮蔽ノレン(漏洩防止カーテン)16によって塞がれている。この遮蔽ノレン16は、鉛を含むゴム製のノレン部分を有しており、商品が搬出入されるときには商品によって押しのけられる。なお、この遮蔽ノレンについては後段にて詳述する。
〔コンベア〕
コンベア12は、シールドボックス11内において商品を搬送するものであって、図5に示すコンベアモータ12aによって駆動される。コンベア12による搬送速度は、作業者が入力した設定速度になるように、制御コンピュータ20によるコンベアモータ12aのインバータ制御によって細かく制御される。
X線照射器13は、図2に示すように、コンベア12の上方に配置されており、下方のX線ラインセンサ14に向かって扇状にX線(図2の斜線範囲Xを参照)を照射する。
〔X線ラインセンサ〕
X線ラインセンサ14は、コンベア12の下方に配置されており、商品Gやコンベア12を透過してくるX線を検出する。このX線ラインセンサ14は、図3に示すように、コンベア12による搬送方向に直交する向きに一直線に水平配置された多くの画素14aから構成されている。
モニタ(表示装置)26は、フルドット表示の液晶ディスプレイである。また、モニタ26は、タッチパネル機能を有しており、初期設定や不良判断に関するパラメータ入力などを促す画面を表示する。
また、モニタ26は、後述する画像処理が施された後のX線画像を表示する。これにより、ユーザに対して商品Gに含まれる異物の有無、場所、大きさ等を視覚的に認識させることができる。
〔制御コンピュータ〕
制御コンピュータ20は、CPU21において、制御プログラムに含まれる画像処理ルーチン、検査判定処理ルーチンなどを実行する。また、制御コンピュータ20は、HDD25等の記憶部に、不良商品について検査で使った画像や検査結果を保存蓄積する。
そして、CPU21、ROM22、RAM23、FDD24、HDD25などは、アドレスバス,データバス等のバスラインを介して相互に接続されている。
ロータリエンコーダ12bは、コンベアモータ12aに装着され、コンベア12の搬送速度を検知して制御コンピュータ20に送信する。
光電センサ15は、被検査物である商品GがX線ラインセンサ14の位置にくるタイミングを検知するための同期センサであり、コンベアを挟んで配置される一対の投光器および受光器から構成されている。
本実施形態のX線異物検査装置10は、図6〜図8に示すように、遮蔽ノレン16の取り付け機構として、遮蔽ノレン(漏洩防止カーテン)16、円形パイプ(吊り下げ部材)17、支持フレーム(カーテン支持体)18からなる遮蔽ノレンユニット50と、遮蔽ノレンユニット50をシールドボックス11内の検査室Sへ誘導するためのシャフト(支持部材)19等を備えている。
突出部18aは、支持フレーム18の長手方向において両側に突出するように形成された部分である。また、突出部18aは、検査室S内に取り付けられたシャフト19に沿って、遮蔽ノレン16を検査室S内へ誘導する。
パッチン錠18cは、図11(b)に示すように、シールドボックス11の外壁面に形成された引っ掛け部32にそのリング部分18dを引っ掛けて、図11(c)に示すように、支持フレーム18を固定する。これにより、遮蔽ノレン16を本体側へ取り付ける際に、上述したインターロック31に差込部18bを挿入した後(第1状態)、さらにシールドボックス11の外壁面に設けられた引っ掛け部(切り換え機構)32にリング部分18dを引っ掛けて固定される(第2状態)。
シャフト19は、上述した遮蔽ノレンユニット50を検査室S内へ導入するための断面形状が円形で直径8πの丸棒である。また、シャフト19は、シールドボックス11内部の検査室S内において、開口11aの上部付近で商品の搬送方向に直交するように、入口側および出口側でそれぞれ2本ずつ取り付けられている。
インターロック31は、差込部18bがインターロック31の内部に挿入されていないことを検知する。さらに、インターロック31は、支持フレーム18がパッチン錠18cによって第2状態に切り換えられていないことも検知する。そして、この検知結果に基づいて、X線照射器13に対して電源供給を行うか否かが決定される。これにより、遮蔽ノレン16がきちんと取り付けられていない状態で、X線照射器13からX線が照射されることを確実に防止して、作業者の安全性を確保することができる。
さらに、本実施形態のX線異物検査装置10では、図11(c)に示す第2状態となると、図12に示すように、支持フレーム18におけるパッチン錠18cの裏面側に取り付けられた移動規制板33が上方へ移動する。これにより、支持フレーム18が本体側から外れる方向に移動しようとすると移動規制板33が本体の一部と接触してロックされ、支持フレーム18を本体側から外れないようにすることができる。
本実施形態のX線異物検査装置10では、遮蔽ノレン16、円形パイプ17、支持フレーム18からなる遮蔽ノレンユニット50の取り付けを、以下のような手順で行う。
すなわち、まず、遮蔽ノレンユニット50を構成する支持フレーム18における差込部18bやパッチン錠18cが形成されていない側(以下、「奥側」と示す)の左右の突出部18aを、検査室S内部に設けられた2本のシャフト19に引っ掛けて、そのまま遮蔽ノレンユニット50をシャフト19に沿って検査室Sの内部へ導入していく。
そして、図11(a)に示すように、差込部18bをインターロック31の奥まで挿入した後(第1状態)、図11(b)に示すように、シールドボックス11の外壁面に形成された引っ掛け部32に手前側の支持フレーム18に形成されたパッチン錠18cのリング部分18dを引っ掛ける。そして、図11(c)に示すように、パッチン錠18cの本体側を倒して支持フレーム18を本体側へ固定する(第2状態)。
[本X線異物検査装置の特徴]
(1)
本実施形態のX線異物検査装置10では、X線が装置外部へ漏洩するのを防止するための遮蔽ノレン16が、内部が中空構造の円形パイプ17に吊り下げられた構成を採用している。
本実施形態のX線異物検査装置10では、遮蔽ノレン16の上端部が、遮蔽ノレン16を吊り下げている円形パイプ17に巻きつけられている。
これにより、円形パイプ17の部分において、遮蔽ノレン16が重ねられた状態を形成できる。このため、内部が中空のためX線の遮蔽能力が低下している円形パイプ17部分の遮蔽能力を向上させることができる。よって、軽量な円形パイプ17を用いた場合の遮蔽能力の低下を防止して、作業者の安全性を確保できる。
本実施形態のX線異物検査装置10では、遮蔽ノレン16が吊り下げられた円形パイプ17を支持する支持フレーム18を検査室Sの奥まで挿入するために検査室S内に設けられたシャフト19は、その断面が円形である。
これにより、シャフト19が検査室S内に固定して取り付けられている場合でも、シャフト19上に埃や塵等が滞留することを抑制して、検査室S内の清掃性を向上させることができる。
本実施形態のX線異物検査装置10では、図7および図8に示すように、安全装置として設けられたインターロック31が検査室Sの外部に取り付けられている。
これにより、検査室Sの内部に取り付けられたインターロックに差込部を挿入して遮蔽ノレンの着脱状態を検知する従来のX線異物検査装置と比較して、腰をかがめて検査室Sの内部を覗き込まなくても、インターロック31に支持フレーム18の差込部18bが挿入されているかを容易に確認することができるため、作業者の負担を軽減することができる。また、検査室S内部の余計な凹凸をなくして、清掃性を向上させることができる。また、インターロック31が検査室Sの外部にあるため、検査室Sの清掃時等においてインターロック31が損傷するといった不具合の発生確率を低減できる。
本実施形態のX線異物検査装置10では、インターロック31において、差込部18bが挿入されていないこと、およびパッチン錠18cが止められていないことの双方の検知を行っている。
これにより、支持フレーム18の差込部18bの挿入の有無だけでなく、図11(a)〜図11(c)に示すパッチン錠18cによる第1状態と第2状態との切り換えまで検知することで、遮蔽ノレン16を取り付けた支持フレーム18が本体から外れる可能性がある第1状態のときにX線照射器13からX線が照射されることを防止して、より確実に作業者の安全性を確保することができる。
本実施形態のX線異物検査装置10では、図11(c)に示すパッチン錠18cが止められて第2状態になった際において、支持フレーム18が本体側から外れないように支持フレーム18の移動を規制する移動規制板33を備えている(図12参照)。
これにより、X線照射器13からX線を照射することが許可された第2状態において、支持フレーム18が本体から外れないようにパッチン錠18cとともに2重のロックをかけることで、より作業者の安全性を確保できる。
本実施形態のX線異物検査装置10では、インターロック31において、支持フレーム18の差込部18bの挿入の有無だけでなく、パッチン錠18cによる第1状態と第2状態との切り換えまで検知する。
このように、1つの部材で2つの状態の検知を行うことで、別個の検知手段を用いるよりも部品点数を削減して、コストダウンを図ることができる。
本実施形態のX線異物検査装置10では、インターロック31における検知結果を、モニタ26に表示している。
これにより、遮蔽ノレン16を吊り下げた円形パイプ17を支持する支持フレーム18が本体から取り外されていることを、モニタ26の表示によって作業者に認識させることができるため、作業者の安全性をより高めることができる。
[他の実施形態]
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
上記実施形態では、支持フレーム18の取り付け状態の検知を、インターロック31を用いて行う例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではなく、インターロック以外の検知装置を第1検知装置として用いてもよい。第2検知装置についても同様である。
上記実施形態では、インターロック31が、支持フレーム18の差込部18bが挿入されていないこと(第1検知装置)、および支持フレーム18のパッチン錠18cが止められていないこと(第2検知装置)の双方を検知する検知装置として用いられている例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、インターロック31を第1検知装置としてのみ用いて、第2検知装置として別の装置を設けてもよい。さらに、パッチン錠18cにインターロック機能を持たせて一体化してもよい。
上記実施形態では、パッチン錠18cを用いて第1状態と第2状態とを切り換えている例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、遮蔽ノレンユニット50の着脱時に開閉されるシールドボックス11の扉によって支持フレーム18を押さえることで支持フレーム18が本体側から外れることを防止して、第1状態と第2状態との切り換えを行ってもよい。
上記実施形態では、商品Gに対して照射する放射線として、X線を用いている例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、β線、γ線、電磁波等のような他の放射線であってもよい。
11 シールドボックス
11a 開口
12 コンベア
13 X線照射器(X線源)
14 X線ラインセンサ
14a 画素
15 光電センサ
16 遮蔽ノレン(漏洩防止カーテン)
17 円形パイプ(吊り下げ部材)
18 支持フレーム(カーテン支持体)
18a 突出部
18b 差込部
18c パッチン錠(切り換え機構)
19 シャフト(支持部材)
20 制御コンピュータ
21 CPU
22 ROM
23 RAM
24 FDD
25 HDD(ハードディスク)
25a しきい値ファイル
26 モニタ(表示装置)
31 インターロック(第1検知手段、第2検知手段)
32 引っ掛け部(切り換え機構)
33 移動規制板(移動規制機構)
50 遮蔽ノレンユニット
G 商品
S 検査室(検査空間)
Claims (9)
- 被検査物を搬入及び/又は搬出する開口を有し、被検査物に放射線を当てる検査室が内部に形成される本体と、
前記開口から前記検査室の外部へと放射線が漏洩することを抑える漏洩防止カーテンと、
前記漏洩防止カーテンを吊り下げる吊り下げ部材を有し、前記本体に着脱可能なカーテン支持体と、
を備え、
前記吊り下げ部材は、円形パイプである、
放射線検査装置。 - 前記本体に固定され、前記検査室内の前記開口の近傍に前記カーテン支持体を導入させ支持する支持部材、をさらに備え、
前記支持部材は、外周断面形状が円である、
請求項1に記載の放射線検査装置。 - 被検査物を搬入及び/又は搬出する開口を有し、被検査物に放射線を当てる検査室が内部に形成される本体と、
前記開口から前記検査室の外部へと放射線が漏洩することを抑える漏洩防止カーテンと、
前記漏洩防止カーテンを吊り下げる吊り下げ部材を有し、前記本体に着脱可能なカーテン支持体と、
前記カーテン支持体が前記本体に取り付けられていないことを検知する第1検知装置と、
を備え、
前記第1検知装置は、前記検査室の外部に配置されている、
放射線検査装置。 - 前記カーテン支持体を前記本体から取り外し可能な第1状態と、前記カーテン支持体を前記本体から取り外し不能な第2状態とを切り換える切り換え機構と、
前記切り換え機構とは別に設けられ、前記カーテン支持体が前記本体に対して取り外し方向に移動することを規制する移動規制機構と、
をさらに備える、
請求項3に記載の放射線検査装置。 - 前記カーテン支持体を前記本体から取り外し可能な第1状態と、前記カーテン支持体を前記本体から取り外し不能な第2状態とを切り換える切り換え機構と、
前記第1状態であることを検知する第2検知装置と、
をさらに備える、
請求項3に記載の放射線検査装置。 - 前記第2検知装置は、前記第1検知装置を兼ねる、
請求項5に記載の放射線検査装置。 - 前記カーテン支持体が前記本体から取り外されていることが前記検知装置によって検知されたときに、前記カーテン支持体が取り外されていることを表示する表示装置、をさらに備えた、
請求項3から6のいずれかに記載の放射線検査装置。 - 前記漏洩防止カーテンの上部は、高さ方向において前記吊り下げ部材と重なっている、
請求項1から7のいずれか1項に記載の放射線検査装置。 - 前記漏洩防止カーテンの上部は、前記吊り下げ部材に巻かれている、
請求項8に記載の放射線検査装置。
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