JP2005172485A - 放射線検査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 漏洩防止カーテンを取り外してメンテナンスを行う作業者の負担を軽減することができる放射線検査装置を提供する。
【解決手段】 X線異物検査装置10は、遮蔽ノレン16の取り付け機構として、遮蔽ノレン16、円形パイプ17、支持フレーム18からなる遮蔽ノレンユニット50と、遮蔽ノレンユニット50をシールドボックス11内の検査室Sへ誘導するためのシャフト19等を備えている。X線異物検査装置10は、X線が装置外部へ漏洩するのを防止するための遮蔽ノレン16が円形パイプ17に吊り下げられた構成を採用している。円形パイプ17は、内部が空洞の薄肉パイプであって、その両端部分は閉じられて密封されている。
【選択図】 図9

Description

本発明は、放射線検査装置、特に、開口から検査室の外部へと放射線が漏洩することを抑える漏洩防止カーテンを備えた放射線検査装置に関する。
食品などの商品の生産ラインにおいては、商品への異物混入や商品の割れ欠けがある場合にそのような商品を出荷しないために、X線などを用いた放射線検査装置が使用されることがある。この放射線検査装置では、連続搬送されてくる被検査物に対してX線を照射し、そのX線の透過状態をX線ラインセンサなどの放射線検出部で検出して、被検査物の中に異物が混入していないか、あるいは被検査物に割れ欠けが生じていたり被検査物内の単位物の数量が不足していたりしないかを判別する。また、放射線検査装置によって、被検査物内の単位物の数量を数えることが行なわれている。
そして、多くの放射線検査装置では、本体の側面に開口(搬入口、搬出口)が設けられており、開口を貫通するベルトコンベアなどの搬送機構により被検査物が本体内の検査室に搬入されたり検査室から搬出されたりする。
また、検査室から開口を介して外部へと放射線が漏洩しないように、開口は漏洩防止カーテンで塞がれることが多い。放射線検査装置の本体内の検査室に搬送されてくる被検査物は、漏洩防止カーテンを押し開くようにして検査室内に入る。漏洩防止カーテンは、被検査物が開口を通るときに最小限だけ開口を開き、被検査物が開口を通り過ぎると再び開口を閉じる。
このような漏洩防止カーテンを本体から取り外すことのできる放射線検査装置が、特許文献1に開示されている。
特開2003−156456号(2003年5月30日公開)
上記の特許文献1に開示されている放射線検査装置では、搬入口や搬出口付近の検査室の内壁に、対向する断面L字型の2つの部材により構成される支持枠を設けている。そして、その支持枠に、漏洩防止カーテン(鉛入りゴム製ノレン)を吊架するカセット枠を着脱する。このような構成により、検査室を構成する本体から漏洩防止カーテンを取り外せるようにし、検査室内の点検や清掃の容易性を確保している。
また、特許文献1の放射線検査装置では、カセット枠の着脱によって放射線源への電力供給をオンオフするインターロック機構が設けられており、カセット枠の先端が検査室の奥の面に設置されているスイッチを押していない状態のときには電源が入らない構成を採っている。
しかしながら、特許文献1の放射線検査装置の構成を採る場合には、漏洩防止カーテンを吊架する支持棒を含むカセット枠が比較的重いものとなり、少しサイズの大きな放射線検査装置になると、カセット枠の着脱を行う作業者の負担が非常に大きくなる。さらに、検査室の奥の面にスイッチが設置されているため、そのスイッチの近辺にゴミや埃が溜まりやすくなり、メンテナンス時に検査室を清掃する際の作業者の清掃作業の負担が大きくなる。
本発明の課題は、漏洩防止カーテンを取り外してメンテナンスを行う作業者の負担を軽減することができる放射線検査装置を提供することにある。
第1発明に係る放射線検査装置は、本体と、漏洩防止カーテンと、カーテン支持体とを備えている。本体は、被検査物を搬入及び/又は搬出する開口を有している。また、本体の内部には、被検査物に放射線を当てる検査室が形成されている。漏洩防止カーテンは、開口から検査室の外部へと放射線が漏洩することを抑える。カーテン支持体は、本体に着脱可能であり、漏洩防止カーテンを吊り下げる吊り下げ部材を有している。そして、カーテン支持体の吊り下げ部材として、円形パイプを採用している。
この放射線検査装置では、検査室において放射線を被検査物に当てて検査を行うが、開口が存在しているため、検査室内の放射線が開口から外部へと漏洩する恐れがある。これに鑑み、放射線検査装置には漏洩防止カーテンが設けられ、開口から検査室の外部へと放射線が漏洩することを抑えている。
そして、メンテナンス時や検査室の清掃時に漏洩防止カーテンを本体から取り外すことができるように、漏洩防止カーテンを吊り下げる吊り下げ部材を有するカーテン支持体を、本体に着脱可能に設けている。このカーテン支持体を本体から取り外せば、本体から漏洩防止カーテンが取り外されたことになる。
この漏洩防止カーテンを含むカーテン支持体を本体に対して着脱する作業者にとっては、カーテン支持体ができるだけ軽量となっていることが好ましい。
このような要請に鑑み、ここでは、カーテン支持体の吊り下げ部材として、中実の丸棒ではなく、中空の円形パイプを採用している。放射線の漏洩を抑える漏洩防止カーテンは鉛などを含むことが多く非常に重いものであるが、中空の円形パイプを吊り下げ部材としているため、必要な強度を確保しつつ吊り下げ部材の重量を小さくすることができる。このようにカーテン支持体の吊り下げ部材として円形パイプを用いることにより、検査室の清掃を含むメンテナンスを行うために漏洩防止カーテンを本体から取り外したり本体に取り付けたりする作業者の負担を軽減することができる。
第2発明に係る放射線検査装置は、第1発明の放射線検査装置であって、支持部材をさらに備えている。支持部材は、本体に固定されており、検査室内の開口の近傍にカーテン支持体を導入させ支持する。そして、支持部材は、外周断面形状が円である。この円には、真円のみならず、楕円なども含む。
ここでは、カーテン支持体を検査室の中に導入させてカーテン支持体を支持する支持部材を本体に固定する構成を採るとともに、その支持部材の外周断面形状を円にしている。したがって、支持部材が検査室の内部に位置するときにも、その支持部材が埃などを溜める要因となることが少ない。また、検査室内の清掃時においても支持部材の清掃がし易い。
第3発明に係る放射線検査装置は、本体と、漏洩防止カーテンと、カーテン支持体と、第1検知装置とを備えている。本体は、被検査物を搬入及び/又は搬出する開口を有している。また、本体の内部には、被検査物に放射線を当てる検査室が形成されている。漏洩防止カーテンは、開口から検査室の外部へと放射線が漏洩することを抑える。カーテン支持体は、本体に着脱可能であり、漏洩防止カーテンを吊り下げる吊り下げ部材を有している。第1検知装置は、カーテン支持体が本体に取り付けられていないことを検知する。そして、第1検知装置は、検査室の外部に配置されている。
この放射線検査装置では、検査室において放射線を被検査物に当てて検査を行うが、開口が存在しているため、検査室内の放射線が開口から外部へと漏洩する恐れがある。これに鑑み、放射線検査装置には漏洩防止カーテンが設けられ、開口から検査室の外部へと放射線が漏洩することを抑えている。
そして、メンテナンス時や検査室の清掃時に漏洩防止カーテンを本体から取り外すことができるように、漏洩防止カーテンを吊り下げる吊り下げ部材を有するカーテン支持体を、本体に着脱可能に設けている。このカーテン支持体を本体から取り外せば、本体から漏洩防止カーテンが取り外されたことになる。
しかし、本体からカーテン支持体が取り外され、漏洩防止カーテンのない状態で検査室において被検査物に放射線が当てられると、開口から検査室の外部へと漏洩する放射線の量が多くなってしまう。これに鑑み、ここでは、カーテン支持体が本体に取り付けられていないことを検知する第1検知装置を設け、カーテン支持体が本体に取り付いていないときに検査室への放射線の照射を禁止できるようにしている。
さらに、従来は検査室の内部においてカーテン支持体の本体への着装を検知措置で検知する構成を採っているのに対し、ここでは、第1検知装置を検査室の外部に配置する構成を採っている。このため、検査室の内部のフラット化を図ることが容易となっており、漏洩防止カーテンを取り外し清掃などのメンテナンスを行う作業者の負担を軽減することができる。特に、食品などの被検査物を扱う放射線検査装置においては、検査室内の清浄度合いを重視する傾向にあり、検査室内から検知装置をなくすことができる本発明は非常に有用である。また、第1検知装置が検査室の外部にあるため、検査室の清掃時において第1検知装置が損傷するといった不具合の発生確率も小さくなる。
なお、第1検知装置が検査室の外部にあることから、第1検知装置の構造によっては、カーテン支持体が本体に取り付けられていないことが第1検知装置によって間違いなく検知されているか否かを視認しやすくなるという副次的効果も生まれる。
第4発明に係る放射線検査装置は、第3発明の放射線検査装置であって、切り換え機構と、移動規制機構とをさらに備えている。切り換え機構は、カーテン支持体を本体から取り外し可能な第1状態と、カーテン支持体を本体から取り外し不能な第2状態とを切り換える。移動規制機構は、切り換え機構とは別に設けられている。この移動規制機構は、カーテン支持体が本体に対して取り外し方向に移動することを規制する。
ここでは、切り換え機構によってカーテン支持体の本体に対する状態を第2状態に切り換えることで、カーテン支持体が本体から取り外せないようになるが、それに加え、移動規制機構によってカーテン支持体が本体に対して取り外し方向に移動することを規制するようにしている。これにより、被検査物の漏洩防止カーテンへの接触などによってカーテン支持体が本体に対してずれて開口からの放射線の漏洩量が増えるといった不具合が、より抑制されるようになる。
第5発明に係る放射線検査装置は、第3発明の放射線検査装置であって、切り換え機構と、第2検知装置とをさらに備えている。切り換え機構は、カーテン支持体を本体から取り外し可能な第1状態と、カーテン支持体を本体から取り外し不能な第2状態とを切り換える。第2検知装置は、カーテン支持体が本体から取り外し可能な第1状態であることを検知する。
カーテン支持体を本体から取り外し可能な第1状態のときには、漏洩防止カーテンを含むカーテン支持体が本体から外れる可能性があるため、放射線検査装置を作動させることは好ましくない。これに鑑み、ここでは、第1状態を検知する第2検知装置を設け、第1状態を認識できるようにして、第1状態のときに放射線検査装置を作動させないようにすることを可能にしている。
第6発明に係る放射線検査装置は、第5発明の放射線検査装置であって、第2検知装置は、第1検知装置を兼ねている。
第7発明に係る放射線検査装置は、第3発明から第6発明のいずれかの放射線検査装置であって、表示装置をさらに備えている。表示装置は、カーテン支持体が本体から取り外されていることが検知装置によって検知されたときに、カーテン支持体が取り外されていることを表示する。
第8発明に係る放射線検査装置は、第1発明から第7発明のいずれかの放射線検査装置であって、漏洩防止カーテンの上部は、高さ方向において吊り下げ部材と重なっている。
ここでは、例えば、漏洩防止カーテンを吊り下げる吊り下げ部材が開口の上端よりも低い位置にある場合には、吊り下げ部材の存在する高さ位置でも、検査室内の放射線が開口経由で外部に漏洩していかないように、何らかの遮蔽構成を採る必要がある。これに鑑み、ここでは漏洩防止カーテンの上部が吊り下げ部材と重なるように構成している。これにより、吊り下げ部材の存在する高さ位置においても、漏洩防止カーテンの上部が検査室から外部への放射線の漏洩を抑える役割を果たすようになる。
特に、本発明では、吊り下げ部材として円形パイプを採用しており肉厚が比較的薄い吊り下げ部材となっているため、吊り下げ部材だけによる放射線漏洩防止効果が中実丸棒などに較べて小さいが、漏洩防止カーテンの上部が吊り下げ部材である円形パイプと高さ方向において重なるので、開口からの放射線漏洩が十分に抑えられる。
第9発明に係る放射線検査装置は、第8発明の放射線検査装置であって、漏洩防止カーテンの上部は、吊り下げ部材に巻かれている。
ここでは、円形パイプである吊り下げ部材に漏洩防止カーテンの上部を巻くことによって、漏洩防止カーテンの上部が高さ方向において吊り下げ部材と重なる構成を、比較的簡易に実現している。また、漏洩防止カーテンが吊り下げ部材に巻かれることにより、吊り下げ部材の高さ位置においては漏洩防止カーテンが2重に存在するようになる。
なお、吊り下げ部材が円形パイプであるため、それに漏洩防止カーテンを巻いた場合においても、吊り下げ部材の角が漏洩防止カーテンに接触して漏洩防止カーテンが損傷するといった不具合が起こりにくい。
本発明の放射線検査装置によれば、必要な強度を確保しつつ吊り下げ部材の重量を小さくすることができるため、検査室の清掃を含むメンテナンスを行うために漏洩防止カーテンを本体から取り外したり本体に取り付けたりする作業者の負担を軽減することができる。
[X線異物検査装置全体の構成]
本発明の一実施形態に係るX線異物検査装置(放射線検査装置)について、図1〜図12に基づいて説明すれば以下の通りである。
本実施形態のX線異物検査装置10は、図1に示すように、食品等の商品の生産ラインにおいて品質検査を行う装置の1つである。X線異物検査装置10は、連続的に搬送されてくる商品に対してX線を照射し、商品を透過したX線量に基づいて商品に異物が混入していないかの検査を行う。
X線異物検査装置10の被検査物である商品Gは、図4に示すように、前段コンベア60によりX線異物検査装置10に運ばれてくる。商品Gは、X線異物検査装置10において異物混入の有無が判断される。このX線異物検査装置10での判断結果は、X線異物検査装置10の下流側に配置される振分機構70に送られる。振分機構70は、商品GがX線異物検査装置10において良品と判断された場合には商品Gを正規のラインコンベア80へと送り、商品GがX線異物検査装置10において不良品と判断された場合には商品Gを不良品貯留コンベア90へと振り分ける。
<X線異物検査装置の構成>
X線異物検査装置10は、図1および図2に示すように、主として、シールドボックス11と、コンベア12と、X線照射器(X線源)13と、X線ラインセンサ14と、タッチパネル機能付きのモニタ(表示装置)26と、制御コンピュータ20(図5参照)とから構成されている。
〔シールドボックス〕
シールドボックス11は、商品Gの入口側と出口側の双方の面に、商品を搬出入するための開口11aを有している。このシールドボックス11の中に、コンベア12、X線照射器13、X線ラインセンサ14、制御コンピュータ20などが収容されている。
また、開口11aは、図1に示すように、シールドボックス11の外部へのX線の漏洩を防止するために、遮蔽ノレン(漏洩防止カーテン)16によって塞がれている。この遮蔽ノレン16は、鉛を含むゴム製のノレン部分を有しており、商品が搬出入されるときには商品によって押しのけられる。なお、この遮蔽ノレンについては後段にて詳述する。
また、シールドボックス11の正面上部には、モニタ26の他、キーの差し込み口や電源スイッチが配置されている。
〔コンベア〕
コンベア12は、シールドボックス11内において商品を搬送するものであって、図5に示すコンベアモータ12aによって駆動される。コンベア12による搬送速度は、作業者が入力した設定速度になるように、制御コンピュータ20によるコンベアモータ12aのインバータ制御によって細かく制御される。
〔X線照射器〕
X線照射器13は、図2に示すように、コンベア12の上方に配置されており、下方のX線ラインセンサ14に向かって扇状にX線(図2の斜線範囲Xを参照)を照射する。
〔X線ラインセンサ〕
X線ラインセンサ14は、コンベア12の下方に配置されており、商品Gやコンベア12を透過してくるX線を検出する。このX線ラインセンサ14は、図3に示すように、コンベア12による搬送方向に直交する向きに一直線に水平配置された多くの画素14aから構成されている。
〔モニタ〕
モニタ(表示装置)26は、フルドット表示の液晶ディスプレイである。また、モニタ26は、タッチパネル機能を有しており、初期設定や不良判断に関するパラメータ入力などを促す画面を表示する。
また、モニタ26は、後述する画像処理が施された後のX線画像を表示する。これにより、ユーザに対して商品Gに含まれる異物の有無、場所、大きさ等を視覚的に認識させることができる。
さらに、モニタ26は、後述するインターロック31における検知結果を表示する。
〔制御コンピュータ〕
制御コンピュータ20は、CPU21において、制御プログラムに含まれる画像処理ルーチン、検査判定処理ルーチンなどを実行する。また、制御コンピュータ20は、HDD25等の記憶部に、不良商品について検査で使った画像や検査結果を保存蓄積する。
具体的な構成として、制御コンピュータ20は、図5に示すように、CPU21を搭載するとともに、このCPU21が制御する主記憶部としてROM22、RAM23、およびHDD(ハードディスク)25を搭載している。HDD25には、後述する密集度のしきい値を記憶するしきい値ファイル25a、検査画像や検査結果を記憶する検査結果ログファイル25bなどが収納されている。また、制御コンピュータ20は、フレキシブルディスクとの入出力を行うFDD(フレキシブルディスクドライブ)24も有している。
さらに、制御コンピュータ20は、モニタ26に対するデータ表示を制御する表示制御回路、モニタ26のタッチパネルからのキー入力データを取り込むキー入力回路、図示しないプリンタにおけるデータ印字の制御等を行うためのI/Oポート等を備えている。
そして、CPU21、ROM22、RAM23、FDD24、HDD25などは、アドレスバス,データバス等のバスラインを介して相互に接続されている。
また、制御コンピュータ20は、コンベアモータ12a、ロータリエンコーダ12b、光電センサ15、X線照射器13、X線ラインセンサ14等と接続されている。
ロータリエンコーダ12bは、コンベアモータ12aに装着され、コンベア12の搬送速度を検知して制御コンピュータ20に送信する。
光電センサ15は、被検査物である商品GがX線ラインセンサ14の位置にくるタイミングを検知するための同期センサであり、コンベアを挟んで配置される一対の投光器および受光器から構成されている。
〔遮蔽ノレン取付機構〕
本実施形態のX線異物検査装置10は、図6〜図8に示すように、遮蔽ノレン16の取り付け機構として、遮蔽ノレン(漏洩防止カーテン)16、円形パイプ(吊り下げ部材)17、支持フレーム(カーテン支持体)18からなる遮蔽ノレンユニット50と、遮蔽ノレンユニット50をシールドボックス11内の検査室Sへ誘導するためのシャフト(支持部材)19等を備えている。
遮蔽ノレン16は、X線がシールドボックス11の外部へ漏洩するのを防止するための鉛入りシートであって、本実施形態の遮蔽ノレンユニット50では、入口側と出口側とでそれぞれ3枚のシートを備えている。また、遮蔽ノレン16は、シールドボックス11の入口側および出口側の双方の開口11aを覆うように、検査空間である検査室S内に取り付けられている。これにより、商品の入口側および出口側の開口11aからX線が漏洩することを防止できる。さらに、遮蔽ノレン16は、その上部を円形パイプ17に巻きつけるようにして吊り下げられている。そして、遮蔽ノレン16は、X線異物検査装置10のメンテナンス時や検査室Sの清掃時等において、円形パイプ17や支持フレーム18等とともに本体(X線異物検査装置10)に対して着脱可能に取り付けられている。
円形パイプ17は、図6および図7に示すように、上述した遮蔽ノレン16を吊り下げており、その両端が支持フレーム18で支持されている。また、円形パイプ17は、図9に示すように、内部が空洞の薄肉パイプであって、その両端部分は閉じられて密封されている。これにより、円形パイプ17を取り外して洗浄した場合でも、パイプの中に雑菌が繁殖することを防止できる。
支持フレーム18には、図10に示すように、突出部18a、差込部18b、パッチン錠(切り換え機構)18cが形成されている。
突出部18aは、支持フレーム18の長手方向において両側に突出するように形成された部分である。また、突出部18aは、検査室S内に取り付けられたシャフト19に沿って、遮蔽ノレン16を検査室S内へ誘導する。
差込部18bは、支持フレーム18の内向きに突出しており、遮蔽ノレン16を本体側へ取り付ける際にシールドボックス11の外壁面に設けられたインターロック31の穴に差し込まれる。
パッチン錠18cは、図11(b)に示すように、シールドボックス11の外壁面に形成された引っ掛け部32にそのリング部分18dを引っ掛けて、図11(c)に示すように、支持フレーム18を固定する。これにより、遮蔽ノレン16を本体側へ取り付ける際に、上述したインターロック31に差込部18bを挿入した後(第1状態)、さらにシールドボックス11の外壁面に設けられた引っ掛け部(切り換え機構)32にリング部分18dを引っ掛けて固定される(第2状態)。
なお、上記第1状態とは、図11(a)に示すように、本体から支持フレーム18を取り外し可能な状態をいい、上記第2状態とは、図11(c)に示すように、本体から支持フレーム18を取り外し不能な状態をいう。さらに、上記パッチン錠18cと引っ掛け部32とは、第1状態と第2状態とを切り換える切り換え機構として設けられている。
シャフト19は、上述した遮蔽ノレンユニット50を検査室S内へ導入するための断面形状が円形で直径8πの丸棒である。また、シャフト19は、シールドボックス11内部の検査室S内において、開口11aの上部付近で商品の搬送方向に直交するように、入口側および出口側でそれぞれ2本ずつ取り付けられている。
また、シールドボックス11の外壁面における遮蔽ノレン16の取り付け側には、支持フレーム18に形成された差込部18bが挿入されるインターロック31が設けられている。
インターロック31は、差込部18bがインターロック31の内部に挿入されていないことを検知する。さらに、インターロック31は、支持フレーム18がパッチン錠18cによって第2状態に切り換えられていないことも検知する。そして、この検知結果に基づいて、X線照射器13に対して電源供給を行うか否かが決定される。これにより、遮蔽ノレン16がきちんと取り付けられていない状態で、X線照射器13からX線が照射されることを確実に防止して、作業者の安全性を確保することができる。
引っ掛け部32は、シールドボックス11における遮蔽ノレンユニット50の取り付け側の外壁面に形成されており、パッチン錠18cのリング部分18dが引っ掛けられる。なお、この引っ掛け部32にパッチン錠18cが固定されることで、第1状態と第2状態とが切り換えられる。
さらに、本実施形態のX線異物検査装置10では、図11(c)に示す第2状態となると、図12に示すように、支持フレーム18におけるパッチン錠18cの裏面側に取り付けられた移動規制板33が上方へ移動する。これにより、支持フレーム18が本体側から外れる方向に移動しようとすると移動規制板33が本体の一部と接触してロックされ、支持フレーム18を本体側から外れないようにすることができる。
〔遮蔽ノレンユニットの着脱〕
本実施形態のX線異物検査装置10では、遮蔽ノレン16、円形パイプ17、支持フレーム18からなる遮蔽ノレンユニット50の取り付けを、以下のような手順で行う。
すなわち、まず、遮蔽ノレンユニット50を構成する支持フレーム18における差込部18bやパッチン錠18cが形成されていない側(以下、「奥側」と示す)の左右の突出部18aを、検査室S内部に設けられた2本のシャフト19に引っ掛けて、そのまま遮蔽ノレンユニット50をシャフト19に沿って検査室Sの内部へ導入していく。
そして、遮蔽ノレンユニット50を構成する支持フレーム18における差込部18bやパッチン錠18cが形成されている側(以下、「手前側」と示す)に形成された突出部18aをシャフト19に引っ掛けて、さらに検査室Sの奥まで遮蔽ノレンユニット50を導入していく。このとき、遮蔽ノレンユニット50は、奥側と手前側の支持フレーム18に形成された計4つの突出部18aとシャフト19との接触部分である4点で支持されている。
また、遮蔽ノレンユニット50を検査室Sの奥まで導入していく過程において、図11(a)に示すように、手前側の支持フレーム18に形成された差込部18bを、シールドボックス11の外壁面側に取り付けられたインターロック31の穴に挿入する。
そして、図11(a)に示すように、差込部18bをインターロック31の奥まで挿入した後(第1状態)、図11(b)に示すように、シールドボックス11の外壁面に形成された引っ掛け部32に手前側の支持フレーム18に形成されたパッチン錠18cのリング部分18dを引っ掛ける。そして、図11(c)に示すように、パッチン錠18cの本体側を倒して支持フレーム18を本体側へ固定する(第2状態)。
このとき、インターロック31では、支持フレーム18の差込部18bがインターロック31の穴に挿入されているか否か、また、パッチン錠18cによって支持フレーム18が固定されて第2状態となっているか否かについて検知する。そして、差込部18bの非挿入と、パッチン錠18cによる非固定が検知されない場合に、X線照射器13に対する電源供給が許可され、X線異物検査装置10が動作可能となる。
一方、インターロック31において、差込部18bの非挿入、あるいは第2状態へ移行していないことが検知されると、X線照射器13に対する電源供給が禁止される。これにより、X線の漏洩によって作業者が被る被爆の危険性を回避して、作業者の安全性を確保することができる。さらに、本実施形態では、インターロック31において、上記のような検知がされると、モニタ26に支持フレーム18が正確に所定の場所に取り付けられていないことを表示して、作業者に支持フレーム18の取り付け不具合の状態を認識させることができる。
なお、上記第2状態において、パッチン錠18cを用いて本体側へ支持フレーム18を固定すると、図12に示すように、手前側の支持フレーム18の裏面側に形成された移動規制板33が上方へ移動する。
[本X線異物検査装置の特徴]
(1)
本実施形態のX線異物検査装置10では、X線が装置外部へ漏洩するのを防止するための遮蔽ノレン16が、内部が中空構造の円形パイプ17に吊り下げられた構成を採用している。
これにより、遮蔽ノレン16を吊り下げるための強度を保持しつつ、従来の丸棒に遮蔽ノレンが吊り下げられている構成と比較して、円形パイプの内部が中空である分だけ遮蔽ノレン16、円形パイプ17、支持フレーム18等からなる遮蔽ノレンユニット50を軽量化することができる。よって、検査室Sの清掃を含むメンテナンスを行うために遮蔽ノレンユニット50をX線異物検査装置10の本体に対して着脱する作業者の負担を軽減することができる。また、円形パイプ17の断面は円形であるため、断面が四角形のパイプと比較して、検査中に埃や塵等が円形パイプ17上に溜まりにくくなるため、清掃性を向上させることができる。よって、例えば、検査室S内を常に清潔に保つ必要がある食品などの商品を検査する装置に適用できる。
(2)
本実施形態のX線異物検査装置10では、遮蔽ノレン16の上端部が、遮蔽ノレン16を吊り下げている円形パイプ17に巻きつけられている。
これにより、円形パイプ17の部分において、遮蔽ノレン16が重ねられた状態を形成できる。このため、内部が中空のためX線の遮蔽能力が低下している円形パイプ17部分の遮蔽能力を向上させることができる。よって、軽量な円形パイプ17を用いた場合の遮蔽能力の低下を防止して、作業者の安全性を確保できる。
(3)
本実施形態のX線異物検査装置10では、遮蔽ノレン16が吊り下げられた円形パイプ17を支持する支持フレーム18を検査室Sの奥まで挿入するために検査室S内に設けられたシャフト19は、その断面が円形である。
これにより、シャフト19が検査室S内に固定して取り付けられている場合でも、シャフト19上に埃や塵等が滞留することを抑制して、検査室S内の清掃性を向上させることができる。
(4)
本実施形態のX線異物検査装置10では、図7および図8に示すように、安全装置として設けられたインターロック31が検査室Sの外部に取り付けられている。
これにより、検査室Sの内部に取り付けられたインターロックに差込部を挿入して遮蔽ノレンの着脱状態を検知する従来のX線異物検査装置と比較して、腰をかがめて検査室Sの内部を覗き込まなくても、インターロック31に支持フレーム18の差込部18bが挿入されているかを容易に確認することができるため、作業者の負担を軽減することができる。また、検査室S内部の余計な凹凸をなくして、清掃性を向上させることができる。また、インターロック31が検査室Sの外部にあるため、検査室Sの清掃時等においてインターロック31が損傷するといった不具合の発生確率を低減できる。
(5)
本実施形態のX線異物検査装置10では、インターロック31において、差込部18bが挿入されていないこと、およびパッチン錠18cが止められていないことの双方の検知を行っている。
これにより、支持フレーム18の差込部18bの挿入の有無だけでなく、図11(a)〜図11(c)に示すパッチン錠18cによる第1状態と第2状態との切り換えまで検知することで、遮蔽ノレン16を取り付けた支持フレーム18が本体から外れる可能性がある第1状態のときにX線照射器13からX線が照射されることを防止して、より確実に作業者の安全性を確保することができる。
(6)
本実施形態のX線異物検査装置10では、図11(c)に示すパッチン錠18cが止められて第2状態になった際において、支持フレーム18が本体側から外れないように支持フレーム18の移動を規制する移動規制板33を備えている(図12参照)。
これにより、X線照射器13からX線を照射することが許可された第2状態において、支持フレーム18が本体から外れないようにパッチン錠18cとともに2重のロックをかけることで、より作業者の安全性を確保できる。
(7)
本実施形態のX線異物検査装置10では、インターロック31において、支持フレーム18の差込部18bの挿入の有無だけでなく、パッチン錠18cによる第1状態と第2状態との切り換えまで検知する。
このように、1つの部材で2つの状態の検知を行うことで、別個の検知手段を用いるよりも部品点数を削減して、コストダウンを図ることができる。
(8)
本実施形態のX線異物検査装置10では、インターロック31における検知結果を、モニタ26に表示している。
これにより、遮蔽ノレン16を吊り下げた円形パイプ17を支持する支持フレーム18が本体から取り外されていることを、モニタ26の表示によって作業者に認識させることができるため、作業者の安全性をより高めることができる。
[他の実施形態]
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(A)
上記実施形態では、支持フレーム18の取り付け状態の検知を、インターロック31を用いて行う例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではなく、インターロック以外の検知装置を第1検知装置として用いてもよい。第2検知装置についても同様である。
(B)
上記実施形態では、インターロック31が、支持フレーム18の差込部18bが挿入されていないこと(第1検知装置)、および支持フレーム18のパッチン錠18cが止められていないこと(第2検知装置)の双方を検知する検知装置として用いられている例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、インターロック31を第1検知装置としてのみ用いて、第2検知装置として別の装置を設けてもよい。さらに、パッチン錠18cにインターロック機能を持たせて一体化してもよい。
(C)
上記実施形態では、パッチン錠18cを用いて第1状態と第2状態とを切り換えている例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、遮蔽ノレンユニット50の着脱時に開閉されるシールドボックス11の扉によって支持フレーム18を押さえることで支持フレーム18が本体側から外れることを防止して、第1状態と第2状態との切り換えを行ってもよい。
(D)
上記実施形態では、商品Gに対して照射する放射線として、X線を用いている例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、β線、γ線、電磁波等のような他の放射線であってもよい。
本発明の放射線検査装置によれば、検査室内の清掃時やメンテナンス時に漏洩防止カーテンの着脱を行う作業者の負担を軽減できるという効果を奏することから、検査室内の清浄度合いを重視する食品などの被検査物を扱う放射線検査装置等に広く適用可能である。
本発明の一実施形態に係るX線異物検査装置の外観斜視図。 X線異物検査装置のシールドボックス内部の簡易構成図。 X線異物検査の原理を示す模式図。 X線異物検査装置の前後の構成を示す図。 制御コンピュータのブロック構成図。 図1のX線異物検査装置の内部の構成を示す平面図。 図1のX線異物検査装置の内部の構成を示す正面図。 図1のX線異物検査装置の内部の構成を示す側面図。 図7のA部分の拡大図。 遮蔽ノレンユニットを示す斜視図。 (a)〜(c)は、遮蔽ノレンユニットの取り付け手順の一部を示す斜視図。 支持フレームを取り付けた際の移動規制板の動きを示す断面図。
符号の説明
10 X線異物検査装置(放射線検査装置)
11 シールドボックス
11a 開口
12 コンベア
13 X線照射器(X線源)
14 X線ラインセンサ
14a 画素
15 光電センサ
16 遮蔽ノレン(漏洩防止カーテン)
17 円形パイプ(吊り下げ部材)
18 支持フレーム(カーテン支持体)
18a 突出部
18b 差込部
18c パッチン錠(切り換え機構)
19 シャフト(支持部材)
20 制御コンピュータ
21 CPU
22 ROM
23 RAM
24 FDD
25 HDD(ハードディスク)
25a しきい値ファイル
26 モニタ(表示装置)
31 インターロック(第1検知手段、第2検知手段)
32 引っ掛け部(切り換え機構)
33 移動規制板(移動規制機構)
50 遮蔽ノレンユニット
G 商品
S 検査室(検査空間)

Claims (9)

  1. 被検査物を搬入及び/又は搬出する開口を有し、被検査物に放射線を当てる検査室が内部に形成される本体と、
    前記開口から前記検査室の外部へと放射線が漏洩することを抑える漏洩防止カーテンと、
    前記漏洩防止カーテンを吊り下げる吊り下げ部材を有し、前記本体に着脱可能なカーテン支持体と、
    を備え、
    前記吊り下げ部材は、円形パイプである、
    放射線検査装置。
  2. 前記本体に固定され、前記検査室内の前記開口の近傍に前記カーテン支持体を導入させ支持する支持部材、をさらに備え、
    前記支持部材は、外周断面形状が円である、
    請求項1に記載の放射線検査装置。
  3. 被検査物を搬入及び/又は搬出する開口を有し、被検査物に放射線を当てる検査室が内部に形成される本体と、
    前記開口から前記検査室の外部へと放射線が漏洩することを抑える漏洩防止カーテンと、
    前記漏洩防止カーテンを吊り下げる吊り下げ部材を有し、前記本体に着脱可能なカーテン支持体と、
    前記カーテン支持体が前記本体に取り付けられていないことを検知する第1検知装置と、
    を備え、
    前記第1検知装置は、前記検査室の外部に配置されている、
    放射線検査装置。
  4. 前記カーテン支持体を前記本体から取り外し可能な第1状態と、前記カーテン支持体を前記本体から取り外し不能な第2状態とを切り換える切り換え機構と、
    前記切り換え機構とは別に設けられ、前記カーテン支持体が前記本体に対して取り外し方向に移動することを規制する移動規制機構と、
    をさらに備える、
    請求項3に記載の放射線検査装置。
  5. 前記カーテン支持体を前記本体から取り外し可能な第1状態と、前記カーテン支持体を前記本体から取り外し不能な第2状態とを切り換える切り換え機構と、
    前記第1状態であることを検知する第2検知装置と、
    をさらに備える、
    請求項3に記載の放射線検査装置。
  6. 前記第2検知装置は、前記第1検知装置を兼ねる、
    請求項5に記載の放射線検査装置。
  7. 前記カーテン支持体が前記本体から取り外されていることが前記検知装置によって検知されたときに、前記カーテン支持体が取り外されていることを表示する表示装置、をさらに備えた、
    請求項3から6のいずれかに記載の放射線検査装置。
  8. 前記漏洩防止カーテンの上部は、高さ方向において前記吊り下げ部材と重なっている、
    請求項1から7のいずれか1項に記載の放射線検査装置。
  9. 前記漏洩防止カーテンの上部は、前記吊り下げ部材に巻かれている、
    請求項8に記載の放射線検査装置。
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