JP2005171531A - 防水シートの立ち上がり壁面の納め構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】防水シール剤の劣化を防止し、防水シートの耐用年数を飛躍的に向上させると共に、施工も容易に行うことを目的とする。
【解決手段】床面20からパラペット部の立ち上がり壁面21に沿わせて防水シート23が敷設され、防水シート23の上縁に沿って水平方向に箱目地10が形成され、箱目地10に基板27が差込まれ、箱目地10内にはシール剤24が充填されて開口部が蓋部材32で蓋閉することで基板27が固定されていると共に、基板27には防水シート23表面に沿って垂下する内側垂下片28と外側垂下片29とが一体に形成され、内側垂下片28下方に延在する防水シート23表面と外側垂下片29内側との間の空間にシール剤35が充填され、防水シート23表面から外側垂下片29の下縁にかけて蓋部材32で密閉されてなる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、建築物のパラペット部におけるシール剤の劣化を防止すると共に、防水シートの耐用年数の向上を図るための防水シートの立ち上がり壁面の納め構造に関するものである。
図8は、従来の建築物のパラペット部おける防水工法を示す部分断面図である。
図8において、1は防水シートなどの防水層であって、床面(図示せず)から立ち上がる壁3の内面に沿って貼り付けられている。
そして、防水層1の上部1aは押さえ金物2によって壁3を構成する下地コンクリートにビスなどの締結具1bにより固定され、この締結具1bの表面側にバックアップ材5を設けた上でシール剤4を充填し、壁面3と押さえ金物2の隙間を防水処理することが一般的に行われている(特許文献1)。
しかし、この種防水処理面は、シール剤4表面が大気中に露出しているため、風雨や日光に晒されて紫外線やオゾンの影響を受けて経年劣化が進み、やがてシール剤4の体積収縮やひび割れが発生する。
このため、例えば10年程度で水密性が失われ、雨水が浸透し、防水機能が著しく消失する問題があった。
ところで、近年、住宅建物に31年〜50年の耐用年数が要求されるようになり、100年住宅というようなうたい文句で住宅が販売されるような時代の趨勢となっている。
従って、従来防水施工が困難であった上述のような屋上部分の防水についても耐久性が要求されるようになってきている。
このような要請を満たすものとして本願出願人は、図9に示すような防水シートの端末処理構造を提案した。
これは、シーリング部の経年劣化を防止する目的で、屋上の床面20周囲に設けられ上部に笠木22などが形成されたパラペット部の立ち上がり壁21に沿わせて敷設した防水シート23において、立ち上がり壁21に沿わせた部分23aの端末に盛り付けられるシール剤24を、端末押さえ部材25で押さえることにより外気並びに太陽光線から遮断し、さらに端末押さえ部材25の上部にシール剤35を充填してその外面を端末押さえ部材25に嵌合部29でスナップ的に嵌合取付けられるカバー材30の上部片30aで密閉し、下部片30bと端末押さえ部材25との間は、仮想線で示すようにシール剤36を充填して止着具26を含めてシールすることで外気並びに太陽光線からシール剤24、35、36を遮断し経年劣化を押さえたものである(特許文献2)。
また、これに類似した構造として図10に示すように、パラペット部の立ち上がり壁21に箱目地10を形成し、ここに押さえ部材25の基部25aを挿入し、この部分にシール剤35を盛り付け、カバー材30の上部片30aで密閉し、太陽光線からシール剤35を遮断し経年劣化を押さえたものなども考えられる。
特開平5−302414号公報 特開2003-293528号公報
この構成により、シール剤24、35、36の外気、紫外線による劣化は、かなり改善されたが、図示されているようにパラペット部の立ち上がり壁21に防水シートの収まり部となる凹入部16や図10に示したように端末押さえ部材25の納まる箱目地10を形成し、しかも取付けに際しては必要箇所にビス等の締結部材26を打ち込む孔を多数穿設しなければならないので施工に非常に手間がかかる問題があった。
本発明はこのような問題点を解決するためになされたもので、防水シール剤の劣化を防止し、防水シートの耐用年数を飛躍的に向上させると共に、施工も容易に行うことを目的としている。
本発明の防水シートの立ち上がり壁面の納め構造は、床面からパラペット部の立ち上がり壁面に沿わせて防水シートが敷設され、該防水シートの上縁に沿って水平方向に箱目地が形成され、該箱目地に基板が差込まれ、箱目地内にはシール剤が充填されて開口部が蓋部材で蓋閉することで前記基板が固定されていると共に、前記基板には前記防水シート表面に沿って垂下する内側垂下片と該内側垂下片と平行に前記基板外縁より垂下された外側垂下片とが一体に形成され、前記内側垂下片下方に延在する前記防水シート表面と前記外側垂下片内側との間の空間にシール剤が充填され、該シール剤の前記防水シート表面から前記外側垂下片の下縁にかけての下面が蓋部材で密閉されてなるものである。
このように、防水のためのシール剤をカバー材でカバーすることによって、紫外線やオゾンさらには雨風の影響から遮断し、シール剤の耐久性を向上させるのである。
また、型材を壁面に取り付ける際には、立ち上がり壁側面に箱目地を一本形成するだけで良いので、施工も簡略化される。
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、この発明の実施の形態を表した建築物のパラペット部の要部断面図である。
図において、20は屋上の床面、21は、床面20の外周縁から立設した立ち上がり壁を示す。なお、立ち上がり壁21の上部に笠木等が設けられる場合があるが図示は省略されている。
床面20には防水シート23が敷設され、この防水シート23は立ち上がり壁21の内面に沿って立ち上げ部23aとされ、これらは床面20、立ち上がり壁21に添着されている。防水シート23、23aは塩化ビニル、ポリオレフィン系樹脂、ブチルゴム、アスファルト等種々の材料が使われる。一般的にこの防水シート23、23aの床面20、立ち上がり壁21内面への添着の方法は、下地コンクリートと防水シート23、23aに直接接着剤を塗布して添着する接着工法と、下地コンクリートに直接接着しない絶縁工法とがあるが、本発明はどの工法にも対応できる。
そして防水シート23aの端末23bに沿って立ち上がり壁21に水平方向に連続する凹溝が箱目地10として形成されている。
この箱目地10は、防水シート23aを敷設後、端末23bに沿って掘削形成される。
なお、この箱目地10の深さBは、立ち上がり壁21を構成するコンクリート駆体の強度を損ねない範囲の深さとされている。
そして、防水シート23の上縁23bに沿って捨てシール剤11を盛り付けた上で、箱目地10に基板27が差込固定されている。
この基板27の下面側には防水シート23a表面側へ垂下する内側垂下片28とこの内側垂下片28と平行に基板27外縁より垂下された外側垂下片29とが一体形成され、基板27、内側垂下片28、外側垂下片29は、いずれもアルミ軽合金よりなる引抜き成形などにより一体成形された型材とされている。
そして、基板27の箱目地10に挿入される先端部分は、上方へ「レ」字状に折り返され、無負荷時における折り返し部30の先端は、箱目地10の幅Yを越えて立ち上がるようにされており、箱目地10内に強制的に挿入したとき、折り返し部30が上側内面に弾性的に圧接嵌合するようにされている。
そして、この折り返し部30の箱目地10上側内面10aに接する面には、抜け出し時の抵抗となるように突条31が形成されている。
基板27の挿入された箱目地10内には、シール剤24が充填され、箱目地10内に雨水が流入しないようにシールされている。
また、箱目地10の開口部には、盛り上げたシール剤24を覆う蓋部材32が取り付けられ、内面に突設した係り合い突条33aをシール剤24内に埋め込ませた状態でシール剤24を硬化させることで蓋部材32aが固定支持され、かつ、この蓋部材32aによってシール剤24が外気及び太陽光線から遮断されるように構成されている。
この蓋部材32aも耐候性に優れた材質とされ、例えばアルミ軽合金の引抜き成形体などとされる。
そして、立ち上がり部の防水シート23a表面と外側垂下片29との間の空間には、奥方にバックアップ材34を配置してシール剤35が充填され、このシール剤35の下面に防水シート23a表面から外側垂下片29下端との間を連結して蓋部材32bが設けられ、この蓋部材32bも内面に突設した係り合い突条33bをシール剤35内に埋め込ませた状態で硬化させることで固定支持され、かつ、この蓋部材32bによってシール剤35が外気及び太陽光線から遮断されるように構成されている。
従って、この構成によれば、防水シート23a上縁をシールするシール剤24、35が、乾燥や紫外線により劣化されるのが防止され、長期間、良好なシール性が保たれるのである。
なお、説明のため各構成部材の断面における大きさはやや誇張して示されており、例えば防水シート23、23aの厚さは2〜3ミリ、基板27、内側垂下片28、外側垂下片29等の厚さも2〜3mmとされる。
図1、図2において基板27は、図に対し直角方向へ連続しているが一定長さとされているため、立ち上がり壁21の長さがこれより長い場合は、基板27を接続する必要がある。
接続部は、図3に示すように単に付き合わせただけであると突合せ部27aから雨水が浸透するので、接続配置された基板27、27の突合せ部27aの表面は、両基板27、27にわたる幅を有した断面L字状のジョイナー金物37で覆われる。
このジョイナー金物37は、図1、図2に示すように水平片38の先端38aの肉厚が滑らかな曲線を描いて厚くされ、この水平片38の先端38aを、基板折り返し部30に強制的に挿入することによって基板26の折り返し部30が水平方向箱目地10内面に押圧されるように構成されている。また、折り返し部30の内面には水平片38先端38aの肉厚部に係合する突起30a、30aが設けられ、これを越えてジョイナー金物37の先端38aを挿入すれば、突起30a、30aによりジョイナー金物37が容易に抜けないように固定されるように構成されている。
さらに水平片38の箱目地10に挿入される部分にシール剤24が、また付き合わされた基板27、27上面にもシール剤24aが盛り付けられ、ジョイナー金物37の水平片38を重ねることで突合せ部27aが確実にシールされるように構成されている。
さらに、水平片38の箱目地10への挿入部分は蓋部材32aでカバーされている。また、垂直片39の下端は外側垂下片29外面に形成した受部40に受けられて固定されている。
なお、基板27の箱目地10に対する固定をより確実とするため、図3に示すように要所に箱目地10内の基板折り返し部30へ向けて、ジョイナー金具37の水平片38と同様な先端形状を有するピン38pを差し込み、先端膨出部38qによって、折り返し片30の箱目地10内に対する接触圧力を高めても良い。
図4は、他の実施の形態である防水シートの立ち上がり壁面の納め構造の断面図であり、基板27に一体形成された外側垂下片29の下部にくびれ部29aを介して蓋部材32bを一体に設けたものである。また、ジョイナー金物37も同様に垂直片39の下端部にくびれ部39aを介して蓋部材32bに沿う延長部41が設けられ、この延長部41で外側垂直片29の接合部下面も覆うようにされている。
なお、外側垂直片29の下部外面に部分拡大図に示すように、先端が膨出された突起42が設けられ、これに対応するジョイナー金物37の垂直片39内面に、互いに対向する係合突条43a、43aを有するリブ43、43が設けられ、互いにスナップ的に嵌合することで、外側垂直片29にジョイナー金物37が固定されるようにされている。
また、ジョイナー金物37の水平片38の先端38aには、上面に凹部44…が形成され、折り返し部30内面に形成された突起30aと係合するようにされ、押し込まれた先端38aによって折り返し部30が拡開されると同時に突起30aが凹部44に係合し、どちらも箱目地10から抜け出しにくくなるように構成されている。
なお、他の構成部分は先に説明したものと同じであるので、同一部分には同一符号を付すことで詳細な説明は省略する。
図5はさらに他の実施の形態である防水シートの立ち上がり壁面の納め構造を示し、基板27に一体形成された外側垂下片29下端の蓋部材32b、ジョイナー金物37の垂直片39下端の延長部41は同じであるが、これらをスナップ的に係止する、先端が膨出された突起42と、これに対応する係合突条43a、43aを有するリブ43、43をそれぞれ蓋部材32bと延長部41の先端側に設けたものである。
なお、外側垂下片29下端部のくびれ部29a、並びにジョイナー金物37の垂直片39下端部のくびれ部39aの断面形状として、部分拡大図のくびれ部39aに示すように、肉厚が断続的に変化する形態としても良い。
また、基板27の中間部にジョイナー金物37の水平片38先端38aを受ける受け部45が形成され、ジョイナー金物37の受け部45と基板27の箱目地10に対する係合部30とを別体に設けたものである。
また、この実施の形態では、基板27の先端部分の箱目地10内には、エポキシ樹脂などの接着剤が充填される。
他の構成部分は先に説明したものと同じであるので、同一部分には同一符号を付すことで詳細な説明は省略する。
図6はさらに他の実施の形態である防水シートの立ち上がり壁面の納め構造を示すが、図5に示した実施の形態における基板27先端の折り返し部30に代えて、弾性を有する膨出部47としたものである。なお、他の構成部分は先に説明したものと同じであるので、同一部分には同一符号を付すことで詳細な説明は省略する。
図7は、更に他の実施の形態の防水シートの立ち上がり壁面の納め構造を示す断面図であり、基板27先端に設けた外側垂下片29下端の蓋部材32bを、外側垂下片29下部に形成した係合溝29cに係合させ、さらにシール剤35中に延びる係り合い突条33b、33bを二本設け、さらにジョイナー金物37の垂直片39下端が型材26の外側垂下片下端の受け部40に係止するように構成したものである。
また、基板27の中間部にジョイナー金物37の水平片38先端を受ける受け部45が形成され、ジョイナー金物37の受け部45と基板27の箱目地10に対する係合部48とを別体に設けたものである。
この実施の形態の防水シートの立ち上がり壁面の納め構造では、基板27先端の係合部48は、先端方向へ向け次第に肉厚が減少するテーパ面を有した膨出部49とされ、その表面に箱目地10内に挿入すれば上側内面に圧接される図示のような波状に形成された板ばね状の弾性部材50が取り付けられている。
したがって、この実施の形態の防水シートの立ち上がり壁面の納め構造の場合、基板27の先端を箱目地10内に挿入すれば、板ばね状の弾性部材50が箱目地10内に圧入され、容易に抜け出ないように保持される。
また、この実施の形態の場合も、基板27の先端部分の箱目地10内には、エポキシ樹脂などの接着剤が充填される。
以上、いくつかの実施の形態にかかる防水シートの立ち上がり壁面の納め構造を示したが、箱目地10に対する基板27先端の形状と、蓋部材32bに対する外側垂下片29の係合関係の構造は、特に図示した組み合わせとする必要はなく、それぞれ必要に応じて任意の組み合わせに出来るのはいうまでもない。
本発明の実施の形態である防水シートの立ち上がり壁面の納め構造の断面図である。 図1の要部拡大図である。 図1に示した防水シートの立ち上がり壁面の納め構造の斜視図である。 本発明の他の実施の形態である防水シートの立ち上がり壁面の納め構造の断面図である。 本発明のさらに他の実施の形態である防水シートの立ち上がり壁面の納め構造の断面図である。 本発明のさらに他の実施の形態である防水シートの立ち上がり壁面の納め構造の断面図である。 本発明のさらに他の実施の形態である防水シートの立ち上がり壁面の納め構造の要部断面図である。 従来の防水シートの立ち上がり壁面の納め構造の説明断面図である。 他の従来の防水シートの立ち上がり壁面の納め構造の説明断面図である。 さらに他の従来の防水シートの立ち上がり壁面の納め構造の説明断面図である。
符号の説明
20 屋上床面
21 立ち上がり壁
23 防水シート
24 シール材
25 押さえ金物
27 基板
28 内側垂下片
29 外側垂下片
30 折り返し部
31 突条
32a 蓋部材
32b 蓋部材
33a 係り合い突条
33b 係り合い突条
35 シール剤
37 ジョイナー金物
38 水平片
38a 先端
39 垂直片
40 受部
41 延長部

Claims (5)

  1. 床面からパラペット部の立ち上がり壁面に沿わせて防水シートが敷設され、該防水シートの上縁に沿って前記壁面に水平方向に箱目地が形成され、該箱目地に基板が差込まれると共にシール剤が充填されて前記基板が固定され、前記箱目地の開口部に臨む前記シール剤が蓋部材で蓋閉され、前記基板には前記防水シート表面に沿って垂下する内側垂下片と該内側垂下片と平行に前記基板外縁より垂下された外側垂下片とが一体に形成され、前記内側垂下片下方に延在する前記防水シート表面と前記外側垂下片内側との間の空間にシール剤が充填され、該シール剤の前記防水シート表面から前記外側垂下片の下縁にかけての下面が蓋部材で密閉されてなる防水シートの立ち上がり壁面の納め構造。
  2. 請求項1の防水シートの立ち上がり壁面の納め構造において、前記壁面に形成された箱目地に差込固定される基板の差込端が、先端より前記水平方向凹溝の上側内面方向へ折り返され、該折り返し部の復元弾性により前記基板が抜け出ないように前記箱目地内に保持されてなる防水シートの立ち上がり壁面の納め構造。
  3. 請求項2の防水シートの立ち上がり壁面の納め構造において、壁面に沿って接続された基板の突合せ部が、両基板にわたる幅を有し断面がL字状をなし、水平片の先端の肉厚が厚くされたジョイナー金物で覆われ、かつ該ジョイナー金物の水平片の先端が、前記型材の基板折り返し部に強制的に挿入され、該挿入により前記型材の折り返し部が水平方向凹溝内面に押圧されてなる防水シートの立ち上がり壁面の納め構造。
  4. 請求項2または3の防水シートの立ち上がり壁面の納め構造において、箱目地内に差し込まれた基板折り返し部に向けて適宜間隔毎に、先端に拡径部を有するピンが強制的に挿入され、該挿入により前記型材の折り返し部が水平方向凹溝内面に押圧されてなる防水シートの立ち上がり壁面の納め構造。
  5. 請求項1の防水シートの立ち上がり壁面の納め構造において、前記壁面に形成された箱目地に挿入される基板端が、前記水平方向凹溝の上下幅より薄くかつ先端方向へ向けテーパ状に細くなる厚肉部とされ、該厚肉部の表面に前記水平方向凹溝の内側面に圧接する板ばね状の弾性部材が設けられてなる防水シートの立ち上がり壁面の納め構造。
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