JP7486855B1 - アゴ部材、アゴ部の構築方法およびアゴ部の構造 - Google Patents
アゴ部材、アゴ部の構築方法およびアゴ部の構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7486855B1 JP7486855B1 JP2023033095A JP2023033095A JP7486855B1 JP 7486855 B1 JP7486855 B1 JP 7486855B1 JP 2023033095 A JP2023033095 A JP 2023033095A JP 2023033095 A JP2023033095 A JP 2023033095A JP 7486855 B1 JP7486855 B1 JP 7486855B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- jaw
- adhesive
- rising
- rising portion
- resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 18
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 claims abstract description 78
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims abstract description 23
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims abstract description 23
- 239000004568 cement Substances 0.000 claims abstract description 9
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 41
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 41
- 238000010276 construction Methods 0.000 claims description 8
- 229920006327 polystyrene foam Polymers 0.000 claims description 4
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 claims description 3
- -1 polypropylene Polymers 0.000 claims description 3
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 claims description 3
- 239000002023 wood Substances 0.000 claims description 3
- 239000004795 extruded polystyrene foam Substances 0.000 claims 2
- 238000009415 formwork Methods 0.000 description 7
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 5
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 5
- 238000004078 waterproofing Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000004570 mortar (masonry) Substances 0.000 description 2
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 2
- 239000003973 paint Substances 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010426 asphalt Substances 0.000 description 1
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Building Environments (AREA)
Abstract
Description
このようなアゴ部を有するパラペット等においてアゴ部を構築するためには、アゴ部の形状の型枠を組む必要があり、手間と時間が掛かっていた。
防水層が施された陸屋根から立ち上がる立ち上がり部を有する構造物に設けられ、前記立ち上がり部から突出し前記陸屋根と対向する底面を備えたアゴ部を構成するアゴ部材であって、
樹脂または押出し成形セメント板からなり、
前記立ち上がり部の側面に接着剤によって接着される接着面を有し、
前記接着面が前記立ち上がり部の前記側面に接着剤によって接着されることにより、前記立ち上がり部の前記側面と前記接着面との間で前記防水層の端部を保護することを特徴とする。
防水層が施された陸屋根から立ち上がる立ち上がり部を有する構造物に設けられ、前記立ち上がり部から突出し前記陸屋根と対向する底面を備えたアゴ部の構築方法であって、
前記アゴ部は樹脂または押出し成形セメント板からなるアゴ部材により構成され、
前記アゴ部材は、前記立ち上がり部の側面に接着剤によって接着される接着面を有し、
前記立ち上がり部が形成された後に、前記立ち上がり部の前記側面に前記アゴ部材の前記接着面を接着剤によって接着し、前記立ち上がり部の前記側面と前記接着面との間で前記防水層の端部を保護することを特徴とする。
防水層が施された陸屋根から立ち上がる立ち上がり部を有する構造物に設けられ、前記立ち上がり部から突出し前記陸屋根に対向する底面を備えたアゴ部の構造であって、
前記アゴ部は樹脂または押出し成形セメント板からなり、
前記立ち上がり部の側面に接着剤によって接着される接着面を有し、
前記接着面が前記立ち上がり部の前記側面に接着剤によって接着されることにより、前記立ち上がり部の前記側面と前記接着面との間で前記防水層の端部を保護することを特徴とする。
図1に示すように、本実施形態に係るパラペット1は、建物の屋上の陸屋根3の外周部において陸屋根3から立ち上がる立ち上がり部5と、立ち上がり部5の内側の側面7から陸屋根3の中心側へ突出するアゴ部9とを備えている。立ち上がり部5は陸屋根3の外周部に沿って延在している。アゴ部9は、陸屋根3と平行方向であって陸屋根3の中心側へ向けて突出し、立ち上がり部5の全長に亘って延在している。立ち上がり部5はコンクリートで構成され、内部には必要な鉄筋(図示省略)が組まれている。本実施形態においては、アゴ部9は、立ち上がり部5とは別体に構成されている。
図2は、本実施形態に係るパラペット1の断面図であってアゴ部9の構築方法を模式的に示している。
まず、一つのアゴ部9の背面23に適量の接着剤34を塗布する。立ち上がり部5の内側の側面7には、予め凹部33を設けることが好ましい。そしてアゴ部9の底面17の背面側縁部41を立ち上がり部5の凹部33の下側の段部43に載置し、接着剤34が塗布された背面23を凹部33の立ち上がり面40に接触させる。このようにアゴ部9の底面17を凹部33に載置することによりアゴ部9の高さ位置を容易に合わせることができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されることはない。例えば、上記実施形態では立ち上がり部5とアゴ部9とをL字クランプ45を用いて挟持したが、立ち上がり部5とアゴ部9とを挟持して保持可能であれば他のクランプ機構を用いても良い。また、接着剤が硬化するまで防水層35の上に載せたサポート部材によってアゴ部を支持することもできる。また、上記実施形態では本発明をパラペット1に適用したが、他の構造物のアゴ部、例えば機器を載置固定するための機器架台のアゴ部に適用することも可能である。
図3は、他の実施形態に係るパラペットの構造を示す断面図である。なお、他の実施形態においては、図1および図2を援用し、上記実施形態と対応する構成については、上記実施形態で用いた符号に100を足して表示し、詳細な説明は省略する。
3 陸屋根
5 立ち上がり部
9 アゴ部
11 本体部
13 平板部
23 背面
27 表面
33 凹部
34 接着剤
35 防水層
39 コーキング剤
45 L字クランプ
Claims (10)
- 防水層が施された陸屋根から立ち上がる立ち上がり部を有する構造物に設けられ、前記立ち上がり部から突出し前記陸屋根と対向する底面を備えたアゴ部を構成するアゴ部材であって、
樹脂または押出し成形セメント板からなり、
前記立ち上がり部の側面に接着剤によって接着される接着面を有し、
前記接着面が前記立ち上がり部の前記側面に接着剤によって接着されることにより、前記立ち上がり部の前記側面と前記接着面との間で前記防水層の端部を保護することを特徴とするアゴ部材。 - 前記樹脂は、ビーズ法ポリスチレンフォーム、押出し法ポリスチレンフォーム、ポリプロピレンまたは樹脂木材の何れかであることを特徴とする請求項1に記載のアゴ部材。
- 防水層が施された陸屋根から立ち上がる立ち上がり部を有する構造物に設けられ、前記立ち上がり部から突出し前記陸屋根と対向する底面を備えたアゴ部の構築方法であって、
前記アゴ部は樹脂または押出し成形セメント板からなるアゴ部材により構成され、
前記アゴ部材は、前記立ち上がり部の側面に接着剤によって接着される接着面を有し、
前記立ち上がり部が形成された後に、前記立ち上がり部の前記側面に前記アゴ部材の前記接着面を接着剤によって接着し、前記立ち上がり部の前記側面と前記接着面との間で前記防水層の端部を保護することを特徴とするアゴ部の構築方法。 - 前記樹脂は、ビーズ法ポリスチレンフォーム、押出し法ポリスチレンフォーム、ポリプロピレンまたは樹脂木材の何れかであることを特徴とする請求項3に記載のアゴ部の構築方法。
- 前記立ち上がり部の側面に略水平方向に延在する凹部を形成し、
前記凹部に前記アゴ部材を載置して前記立ち上がり部に前記アゴ部材を接着することを特徴とする請求項3または4に記載のアゴ部の構築方法。 - 前記アゴ部を、前記立ち上がり部に接着する前に前記アゴ部材に塗装を施すことを特徴とする請求項3または4に記載のアゴ部の構築方法。
- 前記接着剤が硬化するまで治具によって前記立ち上がり部と前記アゴ部とを挟持することを特徴とする請求項3または4に記載のアゴ部の構築方法。
- 前記立ち上がり部に前記アゴ部を接着した後、前記アゴ部と前記立ち上がり部との間をシールすることを特徴とする請求項3または4に記載のアゴ部の構築方法。
- 前記接着剤が硬化するまでサポート部材によって前記アゴ部を支持することを特徴とする請求項3または4に記載のアゴ部の構築方法。
- 防水層が施された陸屋根から立ち上がる立ち上がり部を有する構造物に設けられ、前記立ち上がり部から突出し前記陸屋根に対向する底面を備えたアゴ部の構造であって、
前記アゴ部は樹脂または押出し成形セメント板からなり、
前記立ち上がり部の側面に接着剤によって接着される接着面を有し、
前記接着面が前記立ち上がり部の前記側面に接着剤によって接着されることにより、前記立ち上がり部の側面と前記接着面との間で前記防水層の端部を保護することを特徴とするアゴ部の構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2023033095A JP7486855B1 (ja) | 2023-03-03 | 2023-03-03 | アゴ部材、アゴ部の構築方法およびアゴ部の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2023033095A JP7486855B1 (ja) | 2023-03-03 | 2023-03-03 | アゴ部材、アゴ部の構築方法およびアゴ部の構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP7486855B1 true JP7486855B1 (ja) | 2024-05-20 |
JP2024125033A JP2024125033A (ja) | 2024-09-13 |
Family
ID=91082782
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2023033095A Active JP7486855B1 (ja) | 2023-03-03 | 2023-03-03 | アゴ部材、アゴ部の構築方法およびアゴ部の構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7486855B1 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005171531A (ja) | 2003-12-09 | 2005-06-30 | Yoshimichi Okawa | 防水シートの立ち上がり壁面の納め構造 |
JP3902979B2 (ja) | 2002-05-22 | 2007-04-11 | 清水建設株式会社 | コンクリート打込型枠、及びコンクリート構造物の構築方法 |
JP2018184759A (ja) | 2017-04-25 | 2018-11-22 | 株式会社竹中工務店 | 改修工法 |
-
2023
- 2023-03-03 JP JP2023033095A patent/JP7486855B1/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3902979B2 (ja) | 2002-05-22 | 2007-04-11 | 清水建設株式会社 | コンクリート打込型枠、及びコンクリート構造物の構築方法 |
JP2005171531A (ja) | 2003-12-09 | 2005-06-30 | Yoshimichi Okawa | 防水シートの立ち上がり壁面の納め構造 |
JP2018184759A (ja) | 2017-04-25 | 2018-11-22 | 株式会社竹中工務店 | 改修工法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2024125033A (ja) | 2024-09-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20050218277A1 (en) | Non-destructive form brackets and methods of using the same | |
US8522508B1 (en) | Flashing support cant for a wall assembly and associated method | |
CA2639797C (en) | External wall constructing structure | |
CN114341445A (zh) | 外装板设置结构 | |
JP7486855B1 (ja) | アゴ部材、アゴ部の構築方法およびアゴ部の構造 | |
JP2000336944A (ja) | 高耐久性構造埋設型枠工法 | |
SK1212022A3 (sk) | Pohľadový stropný drevobetónový panel na montáž monolitickej skladanej drevobetónovej stropnej statickej konštrukcie | |
JPH0229152Y2 (ja) | ||
KR200418073Y1 (ko) | 거푸집용 패널 | |
CN211899346U (zh) | 墙板安装系统 | |
JP3830463B2 (ja) | 建築物の防水工法 | |
KR100780389B1 (ko) | 거푸집용 패널 | |
KR101569242B1 (ko) | 단열재 부착용 보조패널 및 이를 이용한 단열재 시공방법 | |
JPH0320540B2 (ja) | ||
CN211899351U (zh) | 平接组件及墙板安装系统 | |
JP2000297490A (ja) | 壁構築方法およびその壁構造 | |
CN211899350U (zh) | 阳角组件及墙板安装系统 | |
CN217924641U (zh) | 卡缝式墙板装饰条 | |
JP3121540B2 (ja) | 組立塀 | |
CN110924610B (zh) | 墙板安装系统及方法 | |
CN211899352U (zh) | 阴角组件及墙板安装系统 | |
KR100642136B1 (ko) | 벽면마감용 구조물과 이의 시공방법 | |
JP3326411B2 (ja) | 床部からの立上がり防水層の保護構造 | |
JP2786412B2 (ja) | コンクリート建築物の外装パネル被覆構造及び被覆施工方法 | |
JPS6346588Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20230323 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20231206 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20240130 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20240417 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20240426 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7486855 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |