JP2005170663A - エレベーターの制御装置 - Google Patents

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Kenji Kono
賢治 河野
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Abstract

【課題】故障の内容と監視センターでの監視結果を加味し、場合に応じてエレベーターの運転を継続することができるエレベーターの制御装置を提供する。
【解決手段】エレベーターの各機器の故障を検出する手段103と故障を検出すると運転を休止させる手段102と、故障に関する信号を電話回線を介して監視センター400に通報する機能を有するエレベーター監視装置200に接続する機能を備えたエレベーター制御装置100において、所定の故障検出時において、監視センター400に故障信号を送信した場合に限定して、エレベーターの運転を休止させない手段を設ける構成とした。その際、監視センター400に故障信号を送信した後、所定の点検作業がなされない場合は、所定時間経過後に運転を休止させる機能を備えた。
【選択図】図1

Description

本発明はエレベータの制御装置に係わり、特に、エレベーターの故障時、その内容によっては、監視センターへ故障通報を行った場合に限定して運転継続させることにより、エレベーターの利用者への利便性を高めることが可能なエレベータの制御装置に関する。
エレベーターは、故障が起こっても、利用者を乗りかご内に閉じ込める事故や、最悪の場合でも、利用者に対する人身事故、建物側の設備を破損するといった事故を防止するようなものでなければならない。したがって、故障した場合、利用者に迷惑を与えることにはなるが、安全面を最優先してエレベーターを休止させる考え方を採っている。
また、近年エレベーターに対して電話回線を介して、保守会社の監視センターで常時監視するシステムが広く普及している。これにより、保守会社における故障時の対応が迅速化されている(特許文献1参照)。
特開平11−79586号公報(段落0018)
故障により、利用者に対する人身事故、建物側の設備を破損するといった事故を起こす恐れがある場合は、当然、エレベーターを休止すべきであるが、故障時は闇雲に休止するという考え方は、利用者の利便性を損なうと言う点で必ずしも得策ではない。特に、一過性の現象により起こった故障がすでに復旧しているものの、再発生の可能性がある場合や、停電などの特殊な状況にならないと故障の再発生がないといった場合は、必ずしも休止する必要はない。
本発明の目的は、上記従来技術における課題を解決し、故障の内容と監視センターでの監視結果を加味し、場合に応じてエレベーターの運転を継続することができるエレベーターの制御装置を提供することにある。
上述した目的を達成するため、エレベーターの各機器の故障を検出すると運転を休止させる機能と、故障に関する信号を電話回線を介して監視センターに通報する機能を有するエレベーター監視装置に接続する機能を備えたエレベーター制御装置において、所定の故障検出時において、監視センターに故障信号を送信した場合に限定して、エレベーターの運転を休止させない手段を設ける構成とした。その際、監視センターに故障信号を送信した後、所定の点検作業がなされない場合は、所定時間経過後に運転を休止させる機能を備えることが好ましい。
このようなエレベーターの制御装置を備えたエレベーターは、必ずしも運転を休止する必要がない故障を検出した場合に、運転を行うことができるので、利用者の利便性を損なう事態を低減することが出来る。
以下本発明の実施形態を図1、図2に基づいて説明する。まず、本実施形態に係るエレベーターの構成を図1を用いて説明する。このエレベーターは、通常、商用電源110によりエレベーター制御装置100と駆動装置140に電力が供給されていて、この制御装置100が駆動装置140を制御することでエレベーターの適正な運転が行われるようになっている。また、このエレベーターには、商用電源110が停電した際に駆動装置140への電力供給源を非常電源130に切り替えるなどの動作を行う停電時自動着床装置120と通信手段201,202を備えてなるエレベーター監視装置200とが設置されている。
エレベーター制御装置100は、駆動装置140を制御するエレベーター制御手段101、エレベーター監視装置200との通信手段104、駆動装置140や停電時自動着床装置120の故障を検出する故障検出手段103と、この故障検出手段103により故障を検出した場合にエレベーターを休止させる運転休止手段102により構成される。
前記停電時自動着床装置120は、停電時に乗りかご150が階床間で停止した場合に乗りかご150を最寄り階まで走行させてドアを開くような動作を行う。また、前記停電時自動着床装置120には、点検時に用いられる点検手段121が付設されていて、この点検手段121により商用電源110を模擬的に停電状態にすることができ、停電時自動着床装置120や非常電源130の点検を行うものである。
前記エレベーター監視装置200は、エレベーター制御装置100の故障検出手段103によりエレベーターに故障が検出された場合、通信手段104に接続された通信手段201により故障検出データを受信し、故障発生を通信手段202により電話回線300を介し、遠隔地の監視センター400に自動通報するようになっている。
そして、監視センター400からサービス拠点500に通報内容が送信され、技術員が故障修理のために現地に急行する。
ここで、エレベーター制御装置100に設けれた運転休止手段102は、故障検出手段103により検出された故障内容と、通信手段104によりエレベーター監視装置200に故障検出データを送信したか、その結果に基づいて、エレベーターの運転を休止するかを制御する。
次に、図2のフローチャートにより本発明によるエレベーターの制御装置の動作を説明する。
まずステップS1で、エレベーター制御装置100の故障検出手段103が駆動装置140や停電時自動着床装置120などの状態が故障であるかどうか判断する。故障であれば、ステップS2において、通信手段104によりエレベーター監視装置200に故障検出データを送信する。その結果、通常は監視センター400に故障データが自動通報される。ステップS3において、故障の内容が運転継続可能な故障でない場合、運転休止手段103がエレベーター制御手段101に運転休止指令を出力し、ステップS7でエレベーターは休止する。ステップS3で運転継続可能な故障であると判断した場合、ステップS2で行った「エレベーター監視装置200に故障検出データを送信し、監視センター400に故障データが自動通報された」かどうかをチェックする。ここで、監視センター400への通報が正常に行われていない場合は、ステップS6でエレベーターを運転休止とする。通報されていれば、ステップS5で所定時間・所定条件を判断し、時間や条件に合致していればステップS6で運転を継続する。
次に、以上のステップS1〜S7を具体的に述べる。
停電時自動着床装置120は停電が発生した場合、乗りかご150が階床間で停止した時に、乗りかご150を最寄り階まで走行させてドアを開くような動作が行うが、バッテリーで構成される非常電源130の容量が不足していた場合、前記所定の着床動作を行うことが出来ない。その後、商用電源が復電すると、エレベーター制御装置100は、乗りかご150を最寄り階まで走行させてドアを開く。図2のステップS1の前に、以上述べた「停電時自動着床装置120に電力を供給する非常電源130が故障しており、商用電源の停電・復電が発生した場合」を具体例として、以下説明する。
ステップS1で、停電時自動着床装置120に電力を供給する非常電源130の容量不足のためエレベーターは故障状態であると故障検出手段103が判定し、ステップS2でエレベーター監視装置200に故障検出データを送信する。通常その結果、エレベーター監視装置200は監視センター400に、故障である旨を自動通報する。ステップS3において、非常電源130の容量不足は、商用電源110が復電しているので運転継続可能な故障と判定される。さらに、ステップS4において、監視センター400への自動通報が行われていると判断できれば、監視センター400経由でサービス拠点への連絡が入り、技術員が現地に急行していると判断できる。よって、技術員が、停電時自動着床装置120の点検手段121により、非常電源130を点検することになる。即ち、故障検出後、所定時間(通常故障検出から技術員が現地に到着するまでの時間を設定する。)に限っては、運転継続が可能である。つまり、この運転継続時間内において、再度商用電源110の停電が起こり、乗りかご150が階床間で停止した時に、乗りかご150を最寄り階まで走行させてドアを開くような動作を行うことは出来なくなるが、技術員が現地に急行しているため、たとえ、乗りかご150内に乗客がいても、救出されるまでの時間は短く、かつ、いつ起こるか分からない停電に備えて、ステップS7において運転を休止するより、ステップS6において運転を継続する方が、乗客の利便性を高める点でメリットがある。
逆に、ステップS4において、エレベーター制御装置100にエレベーター監視装置200が接続されていない場合を含め、監視センター400への自動通報が行われていなければ、再度商用電源110の停電が起こり、乗りかご150が階床間で停止した時に、乗りかご150を最寄り階まで走行させてドアを開くような動作を行うことは出来なくなり、乗りかご150内に乗客がいると、商用電源110が復電するまで、閉じ込め状態となる。よって、ステップS6において運転を継続する利便性のメリットより、長時間閉じ込めの危険というデメリットが大きくなる。
運転継続可能な故障として、ここでは、停電時自動着床装置120の非常電源130の容量不足を例としたが、停電時自動着床装置120そのものの故障が同例である。また、一過性の安全装置動作が所定回起こった場合や、制御マイコンが所定回ダウンした場合も同様な例である。逆に運転継続不可能な故障としては、インバーターに過電流が流れた場合など、建物側の電源設備を破損する恐れがある場合や、速度検出装置や位置検出装置の故障などエレベーターの機器を破損する恐れがある故障などがある。
以上のように、故障の内容と、監視センターに故障状態を自動通報したかどうか、に基づき運転継続可否を判断する手段を設けたことにより、必ずしも運転を休止する必要がない故障を検出した場合に、運転を行うことができるので、利用者の利便性を損なう事態を低減することが出来る。
本発明の一実施形態に係るエレベーターの制御装置の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係るエレベーターの制御装置の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
100 エレベーター制御装置
110 商用電源
120 停電時自動着床装置
130 非常電源
140 駆動装置
150 乗りかご
200 エレベーター監視装置
300 電話回線
400 監視センター
500 サービス拠点

Claims (2)

  1. エレベーターの各機器の故障を検出すると運転を休止させる機能と、故障に関する信号を電話回線を介して監視センターに通報する機能を有するエレベーター監視装置に接続する機能を備えたエレベーター制御装置において、所定の故障検出時において、監視センターに故障信号を送信した場合に限定して、エレベーターの運転を休止させない手段を設けたことを特徴とするエレベーターの制御装置。
  2. 請求項1において、監視センターに故障信号を送信した後、所定の点検作業がなされない場合は、所定時間経過後に運転を休止させる機能を備えたことを特徴とするエレベーターの制御装置。

JP2003416831A 2003-12-15 2003-12-15 エレベーターの制御装置 Pending JP2005170663A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012036003A (ja) * 2010-08-11 2012-02-23 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータの制御装置
WO2018122999A1 (ja) * 2016-12-28 2018-07-05 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 エレベーターの遠隔運行再開システム
KR20190089203A (ko) 2016-12-26 2019-07-30 미쓰비시 덴키 빌딩 테크노 서비스 가부시키 가이샤 엘리베이터 제어 시스템

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