JP2005170075A - シートパッドの製造方法 - Google Patents

シートパッドの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005170075A
JP2005170075A JP2003408320A JP2003408320A JP2005170075A JP 2005170075 A JP2005170075 A JP 2005170075A JP 2003408320 A JP2003408320 A JP 2003408320A JP 2003408320 A JP2003408320 A JP 2003408320A JP 2005170075 A JP2005170075 A JP 2005170075A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat pad
mold
pad
die
seat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003408320A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4205568B2 (ja
Inventor
Masakazu Iwamoto
政和 岩本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOYO WATCH CASE Manufacturing
Toyo Seiki Co Ltd
Original Assignee
TOYO WATCH CASE Manufacturing
Toyo Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TOYO WATCH CASE Manufacturing, Toyo Seiki Co Ltd filed Critical TOYO WATCH CASE Manufacturing
Priority to JP2003408320A priority Critical patent/JP4205568B2/ja
Publication of JP2005170075A publication Critical patent/JP2005170075A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4205568B2 publication Critical patent/JP4205568B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】 車両用シートパッドにおいて、着座センサなどの機能シートをシートパッド内部に配設するためにシートパッドの裏面に設ける凹状の収容空間につき、その開口縁部での成形性に優れる製造方法を提供する。
【解決手段】 裏面に小パッド装着用の凹状の収容空間18を備えるシートパッド10を製造するに際し、シートパッドの表面側を下型102と、下型の上面開口を開閉してシートパッドの裏面側を成形する上型106と、上型に設けられた開口部114を開閉して収容空間18を成形する凸状の中子型112とを備える発泡成形型100を用いて、そのキャビティ110内に発泡原料Mを注入し、上型106と中子型112の型合わせ面118から排気しながら、キャビティ110内で発泡充填させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動車などの車両の座席クッション材として用いられるシートパッドの製造に好適なシートパッドの製造方法に関する。
従来、例えば、エアバッグ装置を具備する助手席のシートには、エアバッグの誤動作防止等の目的で、乗員の着座を検知するシート状の着座センサが内蔵されている。また、自動車シートには、冬期等の低温時に着座面を加熱して乗員の快適性を高めるためにシート状のヒータを内蔵する場合もある。
このような着座センサやヒータなどの機能シートを自動車シートに配設する際に、シートパッドの上面と表皮との間に介在させると、着座時に機能シートによる異物感を感じてしまう。そのため、このような異物感を解消するべく、特開平11−34710号公報や特開2000−189282号公報には、軟質なシートパッドの底面、即ち裏面に凹状の収容空間を設けて、この収容空間に軟質体である小パッドを装着するとともに、該小パッドの上面と収容空間の天井面との間に着座センサやヒータを設置することで、機能シートをシートパッド内部に配設する技術が提案されている。
特開平11−34710号公報 特開2000−189282号公報
上記従来の技術では、シートパッドの裏面に凹状の収容空間を設けるため、この収容空間の開口縁部でシートパッドの裏面形状は凸形状となる。このようなシートパッド裏面側の凸形状は、一般に、発泡成形時にガスが溜まりやすく、成形品のボイド発生の原因となる。特に、このような機能シートをシートパッド内部に埋設するための小パッド装着用の収容空間を成形する場合、収容空間が比較的深くなるため、上記凸形状がより強調され、そのため、ボイドが多発しやすく満足した成形性が確保できないという問題がある。
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、着座センサなどの機能シートをシートパッド内部に配設するためにシートパッドの裏面に設ける凹状の収容空間につき、その開口縁部での成形性に優れるシートパッドの製造方法を提供することを目的とする。
本発明のシートパッドの製造方法は、裏面に小パッド装着用の凹状の収容空間を備えるシートパッドの製造方法であって、該シートパッドの表面側を成形する上方に開口する下型と、該下型の上面開口を開閉して前記シートパッドの裏面側を成形する上型と、該上型に設けられた開口部を開閉して前記収容空間を成形する凸状の中子型とを備える発泡成形型を用いて、該発泡成形型のキャビティ内に発泡原料を注入し、密閉されたキャビティ内で前記発泡原料を発泡充填させるものである。
本発明のシートパッドの製造方法であると、上記収容空間を成形する中子型を上型に開閉可能に設けたので、発泡成形時、上型と中子型との型合わせ面からキャビティ内のガスを排出することができる。すなわち、上記収容空間を設けたことで凸形状となる収容空間の開口縁部において、この開口縁部に沿って上型と中子型の型合わせ面が存在するので、この型合わせ面から排気しながら上記凸形状部を発泡充填させることができ、そのため、凸形状部でのボイドの発生を抑えて成形性を確保することができる。
本発明において、前記シートパッドは裏面に位置決め用の凸部を備え、前記上型は該凸部を成形するための凹設部を備え、該凹設部が前記中子型と前記上型との型合わせ面に沿わせて設けられてもよい。このようにシートパッドの裏面に位置決め用の凸部を設ける場合、この凸部を成形する凹設部を中子型と上型との型合わせ面に沿わせて設けることにより、このような位置決め用凸部の欠肉を防止することができる。
本発明において、前記シートパッドは、前記収容空間の側壁に前記小パッドの側面に設けられた凹溝又は凸条と係合する凸条又は凹溝を備え、この収容空間の凸条又は凹溝が前記収容空間の下端開口側から上方に向けて延びていてもよい。このようにシートパッドの収容空間の側壁に小パッドの挿入方向に沿って延びる凸条又は凹溝を設けて、これを小パッドの側面に設けた凹溝又は凸条と嵌合させることにより、小パッドを該収容空間内に保持することができ、従って小パッドが脱落にくく、しかも小パッドの装着性にも優れる。
本発明において、前記シートパッドは、前記収容空間に軟質材からなる小パッドが装着され、該小パッドの上面と前記収容空間の天井面との間に機能シートが配設されるものとすることができる。
本発明のシートパッドの製造方法であると、パッド裏面の収容空間を成形する中子型を上型に開閉可能に設けたので、発泡成形時、上型と中子型との型合わせ面からキャビティ内のガスを排出することができ、そのため、凸形状をなす収容空間の開口縁部でのボイドの発生を抑えて成形性を確保することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、実施形態に係る車両用シートパッド10の製造方法を示す発泡成形型100の縦断面図であり、図2は同シートパッドとその収容空間に装着する小パッドとを分離した状態で示す斜視図、図3はこれらの前後方向での縦断面図、図4はこれらの左右方向での縦断面図、図5は同シートパッドの底面図、図6は同上の平面図である。
このシートパッド10は、自動車のシート座面部に用いられるクッションパッドであり、着座した人体を検知するための着座センサ12を内部に配設してなる着座センサ付きのシートパッドである。
シートパッド10は、金型内部にポリウレタンフォーム原料を注入して成型された軟質ポリウレタンフォームからなる発泡成形体であり、その底面、即ち裏面には凹状の収容空間18が形成されている。この収容空間18は、上記着座センサ12を内部に配設するために設けられたものであり、シートパッド10とは別に成形された小パッド16が着座センサ12とともに装着される。収容空間18は、シートパッド10における幅方向中央部の着座部20であって、その前後方向中央部から後側の尻下部22の下方に設けられており、シートパッド10の底面から上方に向かって凹設されている。また、収容空間18は、前後及び左右の側壁24,26,28,30で区画されてなる水平断面略矩形状をなしており、前後の側壁24,26は下方ほど幅広となるように傾斜し、左右の側壁28,30は天井面32に対して略垂直に立設されており、これにより小パッド16の挿入しやすさを確保している。
図5に示すように、シートパッド10の裏面には複数の位置決め用の凸部14が設けられている。該凸部14は、シートパッド10の表面に表皮を貼り合わせる際に(図7参照)、表皮の接着位置がずれないように、シートパッド10を支持台上に正確に位置決めするために設けられており、収容空間18の開口縁部に沿って配設されている。また、図6に示すように、シートパッド10の表面には意匠上の溝15が設けられている。
このシートパッド10を成形する発泡成形型100は、上方に開口する下型102と、下型102の一辺部に配されたヒンジ部104を介して回動可能に設けられて下型102の上面開口を開閉する上型106とを備えてなる。下型102は、シートパッド10の表面(上面)側を成形する凹状の型である。上型106は、シートパッド10の裏面(底面)側を成形する型であり、下型102の上面開口を閉じることにより、摺合せ面108(PL部)の内側において、下型102との間にシートパッド形状に対応する発泡空間であるキャビティ110を形成する。
上型106には、上記凹状の収容空間18を成形するための凸状の中子型112が設けられている。中子型112は、上型106の上面中央部に設けられた矩形状の開口部114を開閉できるように、上型106に設けられた駆動装置116により上下動可能に設けられている。そして、駆動装置116により下方に移動させることにより、図1(b)に示すように、中子型112は上型106から離脱して型開きされる。また、駆動装置116により上方に移動させることにより、図1(a)に示すように、中子型112は型合わせ面118を介して上型106に対して型閉めされる。その際、この上型106と中子型112との型合わせ面118は、上記開口部114の開口周縁部と中子型112の周縁部との間で形成され、また、該型合わせ面118は放電加工などによる摺合せ面とされている。また、型合わせ面118は、上方ほど窄まるテーパ面状に形成されており、これにより、中子型112を駆動装置116により上方に移動させた場合に、中子型112が上記開口部114の開口周縁部に嵌合して好ましい型閉めがなされるように構成されている。
上型106には、また、上記の位置決め用凸部14を成形するための凹設部120が設けられている。この凹設部120は、図1(a)に示すように、中子型112と上型106との型合わせ面118に沿わせて設けられており、即ち、凹設部120の頂部に型合わせ面118のキャビティ110側の端部が位置するように設定されている。
以上の発泡成形型100を用いてシートパッド10を成形する際には、上型106を下型102に対して型開きし、かつ中子型112を上型106に対して型閉めした状態で、下型102にポリウレタンフォーム原料Mを注入してから、図1(a)に示すように上型106を型閉めしてキャビティ110を密閉し、密閉されたキャビティ110内でポリウレタンフォーム原料Mを発泡充填させる。その際、キャビティ110内のガスは、下型102と上型106の摺合せ面108から排気されるとともに、上型106と中子型112との型合わせ面118からも排気される。
シートパッド10の裏面は上記のように収容空間18を設けたことにより、収容空間18の開口縁部が凸形状となっているが、本実施形態では、この開口縁部に沿って上型106と中子型112の型合わせ面118が存在し、この部分から排気することができるので、このような凸形状となる収容空間18の開口縁部での欠肉を防止することができる。また、上記位置決め用の凸部14についても、これを成形する凹設部120が上型106と中子型112との型合わせ面118に沿わせて設けられているので、型合わせ面118からの排気が可能となって欠肉を防止することができる。
このようにしてキャビティ110内でシートパッド10を成形した後、図1(b)に示すように上型106と中子型112を開くことにより、シートパッド10を脱型することができる。
なお、このような上型106と中子型112との型合わせ面118からの排気は、上型にベント孔などの貫通孔を設けた排気に対して作業上の大きなメリットがある。即ち、上型にベント孔を設けた場合、該ベント孔から漏れだして硬化した発泡体を清掃するためには、上型を開いてからヒンジ部側に回り込んで作業する必要があるが、上記型合わせ面118からの排気の場合、図1(b)に示すように中子型112を開けば、製品の脱型作業を行う反ヒンジ側でそのまま型合わせ面118の清掃をすることができる。
上記小パッド16は、シートパッド10と同様の軟質ポリウレタンフォームの発泡成形体からなり、上記収容空間18内に隙間なくかつ着脱自在に装着されるものである。小パッド16を形成するポリウレタンフォームは、シートパッド10を形成するポリウレタンフォームと同じ配合でもよく、硬さ、密度などを変えた異なる配合とすることもできる。なお、小パッド16としては、このような軟質フォームの発泡成形体には限られず、チップウレタンなどの各種軟質材を使用することができる。
小パッド16の上面34には、シートパッド10上に着座した人体を検知するための感圧式のシート状着座センサ12が接着固定されている。そして、このように着座センサ12を備える小パッド16を上記収容空間18に装着することにより、着座センサ12は、小パッド16の上面34と収容空間18の天井面32との間に挟まれた状態に設置されるようになっている。着座センサ12への配線36は、小パッド16の上面に沿って収容空間18の後壁26から後方に引き出されており、その先端に端子38を備える。なお、着座センサ12は、小パッド16の上面34に予め接着しておく場合に限られず、収容空間18の天井面32に予め接着しておいてもよい。なお、図2に示すように、小パッド16の裏面にも、シートパッド10と同様の位置決め用の凸部17が複数設けられている。
シートパッド10の収容空間18における相対する左右の側壁28,30には、内向きに突出する凸条50がそれぞれ2本ずつ設けられており、該凸条50は収容空間18の下端開口側から上方の天井面32まで延びて形成されている。2本の凸条50,50は、左右の側壁28,30の間で相対向するように前後方向での位置が同じ位置に配されている。また、収容空間18の前側の側壁24にも、同様の凸条50が2本設けられているが、この実施形態では後側の側壁26にはかかる凸条は設けられていない。
一方、小パッド16には、上記凸条50と嵌合するように、前側の側面40及び左右の側面42,44に、その上下方向の全体にわたって延びる凹溝52が、それぞれ2本ずつ設けられている。
このように収容空間18に凸条50を、小パッド16に凹溝52を、それぞれ設けたことにより、収容空間18に小パッド16を装着したときに、これらの凸条50と凹溝52とが嵌合して、小パッド16の脱落を防止することができる。しかも、この凸条50と凹溝52は、小パッド16の挿入方向に沿って設けてられているため、挿入時における障害にはならず、装着性が損なわれることはない。また、挿入時に小パッド16を圧縮変形させなくても挿入することができるので、小パッド16上面に接着した着座センサ12の脱落や位置ズレの危険も回避できる。
また、本実施形態では、収容空間18の左右一対の側壁28,30に凸条50を設けて、上記嵌合により小バッド16の左右両側を保持するようにしたので、小パッド16の保持効果を高めることができる。このように凸条50は収容空間18の相対する少なくとも一対の側壁に設けられることが、小パッド16の保持効果を高める上で好ましい。
更に、本実施形態であると、収容空間18の左右の側壁28,30に設けた凸条50と、小パッド16の左右の側面42,44に設けた凹溝52との嵌合により、小パッド16の前後方向における位置決めをすることができる。また、収容空間18の前側の側壁24に設けた凸条50と、小パッド16の前側の側面40に設けた凹溝52との嵌合により、小パッド16の左右方向における位置決めをすることができる。即ち、パッド本体14と小パッド16は共に軟質フォームからなるため、このような凸条50と凹溝52との嵌合を設けずに、組付けた場合、収容空間18の側壁や小パッド16の側面が互いの摩擦で局部的な圧縮変形すること等によって、両者間で位置ズレが生じるおそれがあるが、本実施形態によれば上記嵌合によりこのような位置ズレを解消することができる。このように凸条50は収容空間18においてその前後の少なくとも一方の側壁と左右の少なくとも一方の側壁にそれぞれ設けられることが、小パッド16の前後左右での正確な位置決めを可能にする上で好ましい。
なお、凸条50及び凹溝52は、各側壁及び側面にそれぞれ複数本設けることが、小パッド16の保持効果および位置決め効果を高める上で好ましいが、1本ずつ設けてもよい。また、上記ではシートパッド10側に凸条50を設け、小パッド16側に凹溝52を設ける構成としたが、逆に、シートパッド10側に凹溝を設け、小パッド16側にこれに嵌合する凸条を設けてもよい。
以上のようにしてシートパッド10に着座センサ12とともに小パッド16を装着した後、本実施形態のものにおいては、このシートパッド組立体の表面に編物や織物などの表皮が接着剤を用いて貼り付けられる。
図7は表皮接着工程を示したものであり、シートパッド10は、その裏面を受ける支持台150上に載置される。支持台150には、シートパッド10及び小パッド16の裏面に設けられた位置決め用凸部14,17が嵌合する凹部152が設けられており、両者を嵌合させることで、シートパッド10を正確に位置決めした状態に支持することができる。そして、このようにして支持されたシートパッド10に対して、その上方から表皮60を取り付けた押し型154を押し当てる。その際、表皮60の裏面に接着剤を塗布しておくことにより、シートパッド10の表面に表皮60を接着することができる。
シートパッド10の表面には上記したように意匠上の溝15が設けられているが、本実施形態のように位置決め用凹部14を用いてシートパッド10を正確に位置決めした状態で支持することにより、シートパッド10の溝15と押し型154の突条156とを正確に位置合わせすることができ、そのため、表皮60接着後にもシート表面に溝15をシャープに出現させることができる。
このようにして表皮60を接着されたシートパッド10は、金属フレーム上に載置することにより車両用シートとして構成されるが、本実施形態のシートパッドは上記のように表皮接着タイプであり、表皮接着タイプでは表皮が薄く、そのため着座センサ12をパッド内部に埋設しなければ、着座時に異物感を感じやすいが、本実施形態であれば、このような異物感を解消することができる。
なお、上記実施形態では、着座センサ12を埋設する場合について説明したが、ヒータを埋設する場合にも同様に適用することができ、その他、消臭シート、吸湿シートなど、座席に何らかの機能を付与する各種機能シートにも適用可能である。
本発明の一実施形態に係るシートパッドの製造方法を示す発泡成形型の縦断面図であり、(a)は型閉め状態、(b)は型開き状態をそれぞれ示す。 同シートパッドとその収容空間に装着する小パッドの斜視図である。 同シートパッドの前後方向での縦断面図であり、(a)は小パッドを装着した状態、(b)は装着前の状態をそれぞれ示す。 同シートパッドと小パッドを組付けた状態での左右方向での縦断面図である。 同シートパッドの底面図である。 同シートパッドの平面図である。 同シートパッドの表皮接着工程を示す縦断面図である。
符号の説明
10……シートパッド
12……着座センサ
14……位置決め用凹部
16……小パッド
18……収容空間
24,26,28,30……収容空間の側壁
32……収容空間の天井面
34……小パッドの上面
40,42,44……小パッドの側面
50……凸条
52……凹溝
100……発泡成形型
102……下型
106……上型
110……キャビティ
112……中子型
114……開口部
118……型合わせ面
120……凹設部

Claims (4)

  1. 裏面に小パッド装着用の凹状の収容空間を備えるシートパッドの製造方法であって、
    該シートパッドの表面側を成形する上方に開口する下型と、該下型の上面開口を開閉して前記シートパッドの裏面側を成形する上型と、該上型に設けられた開口部を開閉して前記収容空間を成形する凸状の中子型とを備える発泡成形型を用いて、
    該発泡成形型のキャビティ内に発泡原料を注入し、密閉されたキャビティ内で前記発泡原料を発泡充填させることを特徴とするシートパッドの製造方法。
  2. 前記シートパッドは裏面に位置決め用の凸部を備え、前記上型は該凸部を成形するための凹設部を備え、該凹設部が前記中子型と前記上型との型合わせ面に沿わせて設けられたことを特徴とする請求項1記載のシートパッドの製造方法。
  3. 前記シートパッドは、前記収容空間の側壁に前記小パッドの側面に設けられた凹溝又は凸条と係合する凸条又は凹溝を備え、この収容空間の凸条又は凹溝が前記収容空間の下端開口側から上方に向けて延びていることを特徴とする請求項1又は2記載の車両用シートパッドの製造方法。
  4. 前記シートパッドは、前記収容空間に軟質材からなる小パッドが装着され、該小パッドの上面と前記収容空間の天井面との間に機能シートが配設されるものである請求項1〜3のいずれかに記載のシートパッドの製造方法。
JP2003408320A 2003-12-05 2003-12-05 シートパッドの製造方法 Expired - Fee Related JP4205568B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003408320A JP4205568B2 (ja) 2003-12-05 2003-12-05 シートパッドの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003408320A JP4205568B2 (ja) 2003-12-05 2003-12-05 シートパッドの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005170075A true JP2005170075A (ja) 2005-06-30
JP4205568B2 JP4205568B2 (ja) 2009-01-07

Family

ID=34730056

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003408320A Expired - Fee Related JP4205568B2 (ja) 2003-12-05 2003-12-05 シートパッドの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4205568B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011172772A (ja) * 2010-02-25 2011-09-08 Tachi S Co Ltd 車両用シート
FR3037848A1 (fr) * 2015-06-29 2016-12-30 Faurecia Sieges D'automobile Realisation d'une coiffe thermique pour element de siege pour vehicule automobile
US11007901B2 (en) 2017-06-23 2021-05-18 Crouzet Automatismes Seat

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5997653U (ja) * 1982-12-20 1984-07-02 東京シ−ト株式会社 ボトムプレ−トに対するシ−ト体の取付位置決め構造
JPH0683319U (ja) * 1993-05-19 1994-11-29 株式会社ブリヂストン 発泡成形型
JPH0999445A (ja) * 1995-08-01 1997-04-15 Bridgestone Corp 合成樹脂発泡成形品の成形金型及び成形方法
JPH1134710A (ja) * 1997-07-24 1999-02-09 Bridgestone Corp 着座センサ付き座席
JP2000189282A (ja) * 1998-12-28 2000-07-11 Toyota Motor Corp センサ―、ヒ―タ―内蔵車両用シ―ト
JP2003212019A (ja) * 2002-01-22 2003-07-30 Tachi S Co Ltd 車両用シートのシートクッション構造

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5997653U (ja) * 1982-12-20 1984-07-02 東京シ−ト株式会社 ボトムプレ−トに対するシ−ト体の取付位置決め構造
JPH0683319U (ja) * 1993-05-19 1994-11-29 株式会社ブリヂストン 発泡成形型
JPH0999445A (ja) * 1995-08-01 1997-04-15 Bridgestone Corp 合成樹脂発泡成形品の成形金型及び成形方法
JPH1134710A (ja) * 1997-07-24 1999-02-09 Bridgestone Corp 着座センサ付き座席
JP2000189282A (ja) * 1998-12-28 2000-07-11 Toyota Motor Corp センサ―、ヒ―タ―内蔵車両用シ―ト
JP2003212019A (ja) * 2002-01-22 2003-07-30 Tachi S Co Ltd 車両用シートのシートクッション構造

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011172772A (ja) * 2010-02-25 2011-09-08 Tachi S Co Ltd 車両用シート
FR3037848A1 (fr) * 2015-06-29 2016-12-30 Faurecia Sieges D'automobile Realisation d'une coiffe thermique pour element de siege pour vehicule automobile
US11007901B2 (en) 2017-06-23 2021-05-18 Crouzet Automatismes Seat

Also Published As

Publication number Publication date
JP4205568B2 (ja) 2009-01-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007097948A (ja) 車両用シートパッド
US10046488B2 (en) Method of manufacturing foam molded product, apparatus for manufacturing foam molded product, and foam molded product
JPH08142059A (ja) 表皮層を有する樹脂製品及びその製造方法
JP4205568B2 (ja) シートパッドの製造方法
JP4170888B2 (ja) 車両用シートパッド
JP4191620B2 (ja) クッションパッド
JP2006035916A (ja) 車両用シートクッションパッド
JP4541775B2 (ja) シート用パッド
JP2013233680A (ja) 金型及び発泡成形体の製造方法
JP4191619B2 (ja) クッションパッド
JP2006001147A (ja) シート用パッドの製造方法
JP5848500B2 (ja) シートパッド及びその製造方法
JP4289585B2 (ja) 係止部材及びシートクッションパッドの製造方法
JP2007106253A (ja) 着座センサ付き座席
JP3589792B2 (ja) 異硬度クッション体の製造方法
JP2006110166A (ja) シート用バックパッド
JP3685849B2 (ja) 自動車用シートバック
JP2004174762A (ja) シート用パッドの製造方法
JP2021165115A (ja) 車両用クッションパッド及びその製造方法
JP2007098776A5 (ja)
JP3591631B2 (ja) シートバックのパッド構造
JP2024005535A (ja) シートパッド及び成形型
JP2005287795A (ja) シート用パッドの製造方法
KR200325940Y1 (ko) 열선이 내장된 발포패드
JP2002233436A (ja) 車両用シートの構造

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20060116

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060116

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20060116

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20060116

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080611

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080722

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080917

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081014

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081016

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111024

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4205568

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141024

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees