JP2005168145A - モータユニット及びカメラ - Google Patents

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Abstract

【課題】既製のモータを使用した場合であっても、簡単かつ安価にモータから生じる騒音を減少させることができるモータユニット及びカメラを提供する。
また、モータのシャフトに固定されるピニオンギアがウォームギアであっても、異音が発生せず、モータの駆動方向によって騒音の音が変わることのないモータユニット及びカメラを提供する。
【解決手段】ピニオンギア41と第1の軸受け部35との間にスラスト方向及びラジアル方向に移動可能なワッシャ42を設ける。また、ピニオンギア41の圧入位置を管理して、シャフト34のスラストガタをピニオンギア41とワッシャ42との関係により管理する。
【選択図】図3

Description

本発明は、回転駆動力を発生するモータユニット、及び、そのモータユニットを用いたカメラに関するものである。
モータユニットは、様々な分野において利用されているが、その用途によっては、モータ自体、又は、その出力を利用して駆動される非駆動部及び駆動力を伝達する伝達機構等から発生する騒音が問題となる場合がある。
例えば、モータユニットがカメラに使用されている場合には、撮影中にズーム駆動、フィルム巻上げ巻き戻し等を行うと、その騒音が周囲に迷惑をかけてしまうような撮影状況がある。また、動画撮影中には、周囲に迷惑とならなくても、モータ駆動に起因する騒音が録音されてしまうという問題がある。
このような問題を解決する手法として、例えば、特許文献1では、弾性部材を介してモータユニットを固定して、モータ駆動により発生する音を減少させる手法が開示されている。
しかし、特許文献1に記載されている手法では、モータの出力軸部分から発生する騒音については低減することができなかった。
また、特許文献1に記載されているような吸振材を用いる手法では、使用可能な位置に制限が多く、吸振材により全体を覆うようにすると、装置全体が大型化してしまうという問題があった。
また、モータのシャフトに固定されるピニオンギアがウォームギアである場合、シャフトのスラスト方向に力を受け、その方向は、モータの回転方向が変わると反対方向となり、それに伴い特定の駆動方向だけ騒音が大きくなったり、駆動方向が変わると騒音の音質が変わったりして、使用者に不快感や不安感を与えてしまうという問題があった。
一般に、モータ自体は、モータ専門の製造業者から購入して使用することが多く、モータを使用した製品を製造するに当たっては、そのモータ自体から発生する騒音自体を低減する改良をモータ自体に行うことができない場合が多い。また、仮にそのような改良を行うことができたとしても、特別にモータを製造することとなるので、その製造コストが高くなってしまうという問題があった。
特開平7−28141号公報
本発明の課題は、既製のモータを使用した場合であっても、簡単かつ安価にモータから生じる騒音を減少させることができるモータユニット及びカメラを提供することである。
また、本発明の第2の課題は、モータのシャフトに固定されるピニオンギアがウォームギアであっても、異音が発生せず、モータの駆動方向によって騒音の音が変わることのないモータユニット及びカメラを提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施例に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。
請求項1の発明は、ロータ(33)と一体となって回転するシャフト(34)と、前記シャフトの出力側を回転可能に支持する第1の軸受け部(35)と、前記ロータを挟んで前記第1の軸受け部と反対側において前記シャフトを回転可能に支持する第2の軸受け部(36)と、を備えたモータ(30)と、前記シャフトの出力側に固定されたピニオンギア(41)と、を備えたモータユニット(40)において、前記シャフトのスラスト方向に対して移動可能かつ前記シャフトに対してすき間嵌合する移動可能部材(42)を前記ピニオンギアと前記第1の軸受け部との間に設けたこと、を特徴とするモータユニットである。
請求項2の発明は、請求項1に記載のモータユニット(40)において、前記移動可能部材(42)及び前記ピニオンギア(41)は、前記シャフト(34)のスラスト方向の遊び量であるスラストガタを前記モータ単体におけるスラストガタよりも減少させるように前記シャフトに取り付けられていること、を特徴とするモータユニットである。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載のモータユニット(40)において、一体となっている前記ロータ(33)及び前記シャフト(34)を前記ピニオンギア(41)が固定された出力側と反対側へ寄せたとき、前記移動可能部材(42)が前記ピニオンギアと当接するとともに前記第1の軸受け部(35)と直接的又は間接的に当接して挟まることにより前記ロータ及び前記シャフトの位置を規制すること、を特徴とするモータユニットである。
請求項4の発明は、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のモータユニット(40)において、前記移動可能部材(42)は、前記シャフト(34)が貫通可能な孔を有した板状の部材により形成されていること、を特徴とするモータユニットである。
請求項5の発明は、請求項4に記載のモータユニット(40)において、前記移動可能部材(40)は、複数設けられていること、を特徴とするモータユニットである。
請求項6の発明は、請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載のモータユニット(40)において、前記移動可能部材(42)は、ワッシャであること、を特徴とするモータユニットである。
請求項7の発明は、請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載のモータユニット(40)と、前記モータユニットにより駆動力を得て駆動される被駆動部(20)と、を備えるカメラである。
請求項8の発明は、請求項7に記載のカメラにおいて、動画を撮影可能な動画撮影機能を備え、前記被駆動部(20)は、動画の撮影中に駆動されること、を特徴とするカメラである。
(1)シャフトのスラスト方向に対して移動可能かつシャフトに対してすき間嵌合する移動可能部材をピニオンギアと第1の軸受け部との間に設けたので、既製のモータであっても、簡単かつ安価な手法により、モータの特性を悪化させることなく、モータユニット自体から発生する騒音を大幅に低減することができる。
(2)移動可能部材及びピニオンギアは、シャフトのスラスト方向の遊び量であるスラストガタをモータ単体におけるスラストガタよりも減少させるようにシャフトに取り付けられているので、ピニオンギアがウォームギアであっても、回転方向の変化によるシャフトに掛かるスラスト方向の負荷によらず、騒音レベルを安定させることができ、異音の発生を防止することができる。
(3)一体となっているロータ及びシャフトをピニオンギアが固定された出力側と反対側へ寄せたとき、移動可能部材がピニオンギアと当接するとともに第1の軸受け部と直接的又は間接的に当接して挟まることによりロータ及びシャフトの位置を規制するので、簡単な構成により回転方向の変化によるシャフトに掛かるスラスト方向の負荷によらず、騒音レベルを安定させることができ、異音の発生を防止することができる。
(4)移動可能部材は、シャフトが貫通可能な孔を有した板状の部材により形成されているので、移動可能部材を安価に製造することができる。
(5)移動可能部材は、複数設けられているので、騒音低減効果をより効果的にすることができるとともに、シャフトのスラストガタの調整を容易に行うことができる。
(6)移動可能部材は、ワッシャであるので、移動可能部材を安価に入手することができ、モータユニットの製造コストを殆ど増加させることなく、騒音低減を実現することができる。
(7)モータユニットと、モータユニットにより駆動力を得て駆動される被駆動部とを備えるカメラであるので、静かな撮影現場における撮影時に、周りに迷惑をかけることなく、自由にモータユニットを駆動して撮影を行うことができる。
(8)動画を撮影可能な動画撮影機能を備え、被駆動部は、動画の撮影中に駆動されるカメラであるので、動画の撮影中にモータユニットにより被駆動部が駆動されても、騒音が録音されることなく、再生時に騒音が耳障りであるという問題を解決することができる。
既製のモータを使用した場合であっても、簡単かつ安価にモータから生じる騒音を減少させることができ、さらに、モータのシャフトに固定されるピニオンギアがウォームギアであっても、モータの駆動方向によって騒音の音が変わることのないようにするという目的を、ピニオンギアとモータの軸受け部との間に移動可能部材を設けることにより、大きなコストアップをすることなく実現した。
本実施例のカメラは、動画撮影機能を備え、焦点距離が電動で変化(ズーム)し、画像を電子的に撮像する所謂デジタルカメラである。
図1は、本実施例におけるモータユニットを用いたカメラ10のレンズ鏡筒回りの構成示す図である。
撮影レンズL及び回転枠21を含むレンズ鏡筒ユニット20は、その外部から駆動力を得て回転する回転枠21を有し、モータユニット40により駆動力を得て駆動される被駆動部である。
回転枠21の外周部分には、ギア部21aが設けられている。
モータユニット40は、モータ30,ピニオンギア41,ワッシャ42を有している。
ピニオンギア41は、ウォームギアであって、第1のギア50とかみ合うことにより、回転方向の変換を行っている。
第1のギア50は、段ギアとなっており、径の大きな大ギア部50aがピニオンギア41とかみ合っており、径の小さな小ギア部50bが第2のギア60とかみ合っている。
第2のギア60は、回転枠21のギア部21aとかみ合っている。
以上の構成により、モータユニット30が発生する回転駆動力は、第1のギア50,第2のギア60を介して回転枠21へ伝わり、回転枠21が回転することにより、不図示のカム駆動機構により撮影レンズLの焦点距離が変更される。
図2は、本実施例におけるモータ30の断面図である。
本実施例におけるモータ30は、ケース31,マグネット32,ロータ33,シャフト34,第1の軸受け部35,第2の軸受け部36等を有した既製のモータである。なお、以下の説明中において、図2及び後述の図3,4に示すように、シャフト34に沿ったスラスト方向の向きを、ピニオンギア41が設けられる側を出力側、その反対側を非出力側と呼ぶこととする。また、モータ30は、上述の他にブラシ等を備えているが、ここでは簡単のため省略して示している。
ケース31は、モータの外周部分を覆うように金属材料により形成された中空筒状のケースである。なお、ケース31は、ケース本体と蓋部分とに分けられているが、図では省略してこれらを一体として示している。
マグネット32は、ケース31の内周面に取り付けられた永久磁石である。
ロータ33は、不図示の鉄芯,巻線,整流子等を有した回転子である。
シャフト34は、モータ駆動力を出力する出力軸となる回転軸であり、ロータ33と一体となって回転する。
第1の軸受け部35は、シャフト34の出力側を回転可能に支持している。
第2の軸受け部36は、ロータ33を挟んで第1の軸受け部35と反対側においてシャフト34を回転可能に支持している。
図2では、ロータ33及びシャフト34を非出力側に寄せた状態を示しており、図中の寸法Aのすき間がロータ33のスラスト方向の遊び量(スラストガタ)である。
図3は、本実施例におけるモータユニット40の断面図であり、ロータ33及びシャフト34を非出力側に寄せた状態を示している。
図4は、図3と同じモータユニット40の断面図であり、ロータ33及びシャフト34を出力側に寄せた状態を示している。
先に述べたように、本実施例におけるモータユニット40は、図2に示したモータ30にピニオンギア41,ワッシャ42を取り付けたものである。
ワッシャ42は、厚みt=0.3mm,内径φ1.2mm,外径φ3mmであって、ポリスライダーを素材としており、このワッシャ42を4枚重ねてシャフト34に嵌められ、ピニオンギア41と第1の軸受け部35との間に設けられている移動可能部材である。なお、シャフト34の外径はφ1.0mmであるので、ワッシャ42はシャフト34に対してすき間嵌合となっており、シャフト34のラジアル方向に移動可能である。
このワッシャ42が設けられている部分は、ワッシャ42がこのような位置にない従来のモータユニットにおいても存在していた空間である。したがって、ワッシャ42を新たに追加したことにより、モータユニット40が大型化したりすることはない。
また、図4に示すように、ワッシャ42は、シャフト34のスラスト方向に対しても移動可能である。
よって、図3,4では、4枚のワッシャ42をきれいに整列した状態で示しているが、実際には、各ワッシャは、移動可能な範囲ではラジアル方向及びスラスト方向ともに自由に移動可能である。
図3に示した状態、すなわち、ロータ33及びシャフト34を非出力側に寄せた状態としたとき、ワッシャ42がピニオンギア41と当接するとともに第1の軸受け部35と当接して挟まることにより、ロータ33及びシャフト34のスラスト方向の位置が規制される。これにより、ロータ33と第2の軸受け部36との間には、寸法B1のすき間が必ず確保されることになる。したがって、ワッシャ42及びピニオンギア41によって、モータユニット40におけるシャフト34のスラストガタは、寸法B2となり、モータ30単体におけるスラストガタ寸法A(=B1+B2=C)よりも減少している。
なお、寸法Cの値は、ピニオンギア41のシャフト34に対する取り付け位置によって変化するが、本実施例におけるピニオンギア41は、シャフト34に対して圧入により固定されているので、ピニオンギア41の圧入位置を管理してモータユニット40を組み立てることにより、寸法Cが狙いの値となるようにしている。
本実施例では、モータ30単体におけるスラストガタ寸法Aの実測値が0.085〜0.232mmの範囲でばらついていたので、モータの駆動に障害が出ないように、寸法Cが0.06mmとなるようにピニオンギア41の圧入位置を管理した。これにより、ガタが最も少ないモータの場合であっても、寸法B2に0.025mmの隙が確保でき、モータの駆動に支障がない。
次に、本実施例におけるモータユニット40の騒音低減効果について説明する。
シャフト34にワッシャ42を取り付けた本実施例のモータユニット40を用いたカメラと、ワッシャ42のみを取り除いたカメラとをそれぞれ5台用意し、ズーム駆動時の騒音の音圧レベルを20cm離れた位置から測定した。また、そのときの異音発生の有無を確認した。この結果を以下の表1に示す。
Figure 2005168145
表1に示すように、ワッシャ42を取り付けた本実施例のカメラでは、ワッシャ42を取り付けていないものと比べて音圧レベルが大幅に減少するとともに、異音の発生もなくなっていた。また、本実施例によるカメラでは、ズーム駆動方向による音質の差も生じなかった。
なお、実験は、カメラとした状態で行ったが、モータユニット40のみであっても、駆動時の騒音は、耳で聞いたレベルで明らかに本実施例のモータユニット40が静かであった。
騒音の音圧レベルが全体的に下がったのは、ワッシャ42がシャフト34の周りで適度にシャフト34に接触して、シャフト34の振動を抑え込んでいることによると推定される。
また、本実施例の形態でピニオンギア41の圧入位置を故意にずらして図3の寸法B1がゼロ、すなわち、ロータ33が第2の軸受け部36に当接することができるようにして駆動した場合、異音が発生し、また、駆動方向による音質の差が生じたことからして、ロータ33が第2の軸受け部36に当接しないように、寸法B1を所定の値(本実施例では0.06mm)だけ確保できるようにしたことにより、異音及び駆動方向による音質差を抑えることができていると推定できる。
本実施例によれば、既製のモータ30を用いて、ピニオンギア41と第1の軸受け部35との間にワッシャ42を設けるという簡単かつ安価な手法で、モータユニット40を大型化することなく、モータから生じる騒音を減少させることができる。
また、ピニオンギア41の圧入位置を調整して、ワッシャ42との関係によりシャフト34のスラストガタを減少させ、ロータ33が第2の軸受け部36と当接しないようにしたので、シャフト34に固定されるピニオンギア41がウォームギアであっても、異音が発生せず、モータの駆動方向によって騒音の音(音質)が変わらなくすることができる。
特に、本実施例のカメラは、動画撮影機能を有し、焦点距離変更をモータユニット40により行うので、動画撮影中に焦点距離の変更(ズーム操作)を行っても、録音される騒音が小さく、再生時に聞こえる騒音による不快感を減少することができる。
(変形例)
以上説明した実施例に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。
(1)本実施例において、ワッシャ42を4枚使用する例を示したが、これに限らず、例えば、厚さ及び枚数を適宜変更してもよい。
(2)本実施例において、ワッシャ42は、ポリスライダーにより形成されている例を示したが、これに限らず、例えば、金属製のワッシャであってもよい。
(3)本実施例において、ピニオンギア41の圧入位置を管理した例を示したが、これに限らず、例えば、騒音の音圧レベルを下げるだけで十分な場合には、ワッシャ42を追加するだけであってもよい。
(4)本実施例において、孔形状及び外形形状が円形のワッシャ42をシャフト34にすき間嵌合させた例を示したが、これに限らず、例えば、孔形状及び外形形状が多角形形状等、他の形状であってもよい。
(5)本実施例において、本発明に係るモータユニット40をカメラのズーム駆動機構に使用した例を示したが、これに限らず、例えば、銀塩カメラのフィルム給装系のモータに使用してもよいし、カメラに限らず、モータの振動を抑えたい場合に、広く使用することができる。
(6)本実施例において、ワッシャ42は、第1の軸受け部35と直接当接することができるようにした例を示したが、これに限らず、例えば、第1の軸受け部35がモータ外部に露出していない場合には、ワッシャ42がケース等を介して間接的に第1の軸受け部と当接するようにしてもよい。
本実施例におけるモータユニットを用いたカメラ10のレンズ鏡筒回りの構成示す図である。 本実施例におけるモータ30の断面図である。 本実施例におけるモータユニット40の断面図であり、ロータ33及びシャフト34を非出力側に寄せた状態を示している。 図3と同じモータユニット40の断面図であり、ロータ33及びシャフト34を出力側に寄せた状態を示している。
符号の説明
10 カメラ
20 レンズ鏡筒ユニット
21 回転枠
21a ギア部
30 モータ
31 ケース
32 マグネット
33 ロータ
34 シャフト
35 第1の軸受け部
36 第2の軸受け部
40 モータユニット
41 ピニオンギア
42 ワッシャ
50 第1のギア
60 第2のギア
L 撮影レンズ

Claims (8)

  1. ロータと一体となって回転するシャフトと、
    前記シャフトの出力側を回転可能に支持する第1の軸受け部と、
    前記ロータを挟んで前記第1の軸受け部と反対側において前記シャフトを回転可能に支持する第2の軸受け部と、
    を備えたモータと、
    前記シャフトの出力側に固定されたピニオンギアと、
    を備えたモータユニットにおいて、
    前記シャフトのスラスト方向に対して移動可能かつ前記シャフトに対してすき間嵌合する移動可能部材を前記ピニオンギアと前記第1の軸受け部との間に設けたこと、
    を特徴とするモータユニット。
  2. 請求項1に記載のモータユニットにおいて、
    前記移動可能部材及び前記ピニオンギアは、前記シャフトのスラスト方向の遊び量であるスラストガタを前記モータ単体におけるスラストガタよりも減少させるように前記シャフトに取り付けられていること、
    を特徴とするモータユニット。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のモータユニットにおいて、
    一体となっている前記ロータ及び前記シャフトを前記ピニオンギアが固定された出力側と反対側へ寄せたとき、前記移動可能部材が前記ピニオンギアと当接するとともに前記第1の軸受け部と直接的又は間接的に当接して挟まることにより前記ロータ及び前記シャフトの位置を規制すること、
    を特徴とするモータユニット。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のモータユニットにおいて、
    前記移動可能部材は、前記シャフトが貫通可能な孔を有した板状の部材により形成されていること、
    を特徴とするモータユニット。
  5. 請求項4に記載のモータユニットにおいて、
    前記移動可能部材は、複数設けられていること、
    を特徴とするモータユニット。
  6. 請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載のモータユニットにおいて、
    前記移動可能部材は、ワッシャであること、
    を特徴とするモータユニット。
  7. 請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載のモータユニットと、
    前記モータユニットにより駆動力を得て駆動される被駆動部と、
    を備えるカメラ。
  8. 請求項7に記載のカメラにおいて、
    動画を撮影可能な動画撮影機能を備え、
    前記被駆動部は、動画の撮影中に駆動されること、
    を特徴とするカメラ。

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013192361A (ja) * 2012-03-14 2013-09-26 Komatsu Ltd 電動機
US11843307B2 (en) 2020-06-02 2023-12-12 Nidec Corporation Motor and motor assembly

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