JP3215091U - 回転駆動装置および電子機器 - Google Patents

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正浩 石原
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Abstract

【課題】電子機器を回転テーブルに乗せて往復回転運動させるための駆動源として利用される回転駆動装置において、振動及び騒音を簡単な構成で低減させる。【解決手段】回転駆動装置は、支持体に対して回転自在に取り付けられる回転テーブル10と、支持体に対して回転テーブルを回転させる駆動モータ11と、を備える。回転テーブルには、回転テーブルの回転軸と同軸回りに回転テーブルと共に回転する回転体19が設けられ、駆動モータは、回転体に対して回転テーブルに固定されると共に、軸受けの振動を抑制するために、回転体を回転させるウォームギア17を有するモータ軸が、回転テーブルに設けられた付勢部材10a、10bによって、ウォームギア側において軸方向に付勢され、付勢状態でモータ軸の回転方向が変更される。【選択図】図2

Description

本考案は、監視カメラ、ロボットなどの様々な電子機器を往復運動させるための駆動源として利用されるウォームギア付きモータを用いた回転駆動装置および電子機器に関するものである。
従来、このような分野の技術として、監視カメラ等の電子機器を回転テーブルに乗せて往復回転運動させるための駆動源として利用されるモータがある。モータの技術分野では、モータの回転軸にはウォームギアが固定され、モータは、ウォームギアが他のギアに噛合するように組み込まれている。そして、このウォームギア付きモータの回転軸の先端は、騒音を低減させるために回転軸のスラスト方向の移動を抑制する突き当て部を設けたものがある。(特許文献1参照)
特開2006−14428号公報
しかしながら、特許文献1に記載の方法では、モータの回転軸の軸方向にケーシングを備え、ケーシングに突き当て部を設けているため、電子機器を回転テーブルに乗せて往復回転運動させるための駆動源として利用されるモータに対しては、別途ケーシングが必要になってしまう。
上記課題を解決するために、本考案の回転駆動装置は、支持体に対して回転自在に取り付けられる回転テーブルと、前記支持体に対して前記回転テーブルを回転させる駆動モータと、を備え、前記回転テーブルには、前記回転テーブルの回転軸と同軸回りに前記回転テーブルと共に回転する回転体が設けられ、前記駆動モータは、前記回転体に対して前記回転テーブルに固定されると共に、前記回転体を回転させるウォームギアを有するモータ軸が、前記回転テーブルに設けられた付勢部材によって、前記ウォームギア側において前記モータ軸の軸方向に付勢され、その付勢状態において前記駆動モータの前記モータ軸の回転方向が変更されることを特徴とする。
本考案は、回転テーブルを往復回転運動させるための駆動源として利用されるウォームギアが設けられたモータの振動及び騒音を簡単な構成で低減させることができる。
本考案に係るカメラと回転テーブルの図である。 (a)本考案に係る回転テーブルの駆動部を拡大して示す図である。(b)(a)に示した部分のA−A断面図である。 本考案に係る一実施形態を示す側面図である。 回転テーブル10の斜視図である。 本考案に係る他のバネの構造例である。
以下、図面を参照しつつ本考案に係る回転駆動装置の好適な実施形態について詳細に説明する。
(実施例1)
図1に、本考案に係る回転駆動装置の構成を例示する。カメラ100は、可動部側の回転テーブル10の上に固定される。支持体20が地面等に固定され、支持体20上の回転テーブル10が、後述するウォームギア付きモータによって、一点鎖線の回転軸を中心にカメラ100と共に回転する。回転テーブル10には、回転テーブル10の回転軸と同軸回りに回転テーブル10と共に回転するギア19が設けられている。
回転テーブル10の駆動部を図2に示す。図2(a)が回転テーブル10の駆動部を下方からみた図であり、図2(b)が図2(a)のA−A断面を示した図である。図3は、本考案に係るモータによって往復回転運動する回転テーブル10にカメラ100を取り付けた側面図である。
図2(b)に示すように、モータ11は、小型のDCモータであり、回転テーブル10を回転させる駆動モータとして機能する。モータ11は、円筒状のケース本体12と、ケース本体12の内壁面には、N,S極をもった永久磁石からなる固定子13が固定され、ケース本体12の内部には、鉄芯にコイル14が巻かれた回転子15が収容されている。この回転子15の中心には出力軸としてのモータ軸16が固定され、このモータ軸16は、ケース本体12の前端に設けられたリング状のスラスト軸受によって支持されると共に、軸受から突出して延在する。さらに、モータ軸16の後端は、ブラケットに一体的に形成された凹状のスラスト軸受部内で支持されている。つまり、モータ軸16の軸方向がスラスト方向となっている。そして、モータ軸16の前部には、ウォームギア17が圧入固定されている。
このようなモータ11は、回転テーブル10を往復回転運動させるために正転から逆転、逆転から正転するといった回転方向を変更する場合に、ケース本体12内で回転子15とモータ軸16がスラスト方向に移動して音が発生することがある。
樹脂性の回転テーブル10には、その厚さ方向に貫通して設けられた貫通孔10h、10iが2か所、設けられている。この貫通孔10h、10iそれぞれに対して、金属製のL字状の板バネ10a、10bが挿入されている。
本考案においては、静音化のために回転テーブル10に板バネ10a、10bを設けている。板バネ10aは、ウォームギア17をスラスト方向に付勢し、モータ軸16のスラスト方向への移動を規制している。板バネ10bは、ケース本体12内のモータ軸16のスラスト軸受部に接して、スラスト軸受けが振動するのを抑制している。
モータ11は、回転テーブル10のモータ取り付け部10cによって、回転テーブル10に固定され、ギア18と噛合し、回転方向を変更して伝達する。ギア18は、回転テーブル10の回転中心を回転させるギア19を回転させる。
図2、図3に示すように、ギア19は、回転テーブル10に設けられた、ギア回転軸10dに取り付けられ、ギア19と共に回転テーブル10が回転する。なお、ギア18は、回転テーブル10に設けられた、ギア回転軸10eに取り付けられている。カメラ100に交換レンズ101がとりつけられ、交換レンズ101は、支持部材102に支持されている。カメラ100は、回転テーブル10の回転往復運動によって、所定の角度範囲を撮影することができる。
図1において、板バネ10a、10bは、モータ11及びギア19の図中上方に設けられた回転テーブル10から図中下方に向かって伸びて、すなわち、ギア19の回転軸方向に沿って設けられているため、ウォームギア17及びモータ軸16にスラスト方向の適切な負荷を与え、静音化をはかりつつ、モータ軸16の軸方向への小型化をはかることができる。
図4は、回転テーブル10の斜視図である。回転テーブル10について、回転テーブル10、モータ取り付け部10c、ギア回転軸10d、10eは、樹脂によって一体的に形成され、板バネ10a、10bが回転テーブル10の貫通孔10h、10iに挿入されて形成されている。
モータ11は、ギア19に対して回転テーブル10に固定されると共に、ギア19を回転させるウォームギア17を有するモータ軸16が、回転テーブル10に設けられた板バネ10aによって、ウォームギア17側においてモータ軸16の軸方向に付勢され、その付勢状態においてモータ11のモータ軸16の回転方向が変更されるため、スラスト方向のガタが抑制され、回転方向が変更されても、音が少なく、簡単な構成でモータ11の静音化を図ることができる。
本考案の実施例においては、カメラ100を回転させたが、回転させる対象は、どのようなものでもよく、回転テーブル10上の監視カメラ、ロボット、その他各種の電子機器を往復回転運動させてもよい。
本考案の実施例においては、樹脂性の回転テーブル10に、金属製の板バネ10a、10bを挿入したが、回転テーブル10に板バネ10a、10bを一体的に設けても、回転テーブル10に穴を設け、ねじ等の取り付け部材を用いて取り付けても、テープ等で張り付けてもよい。板バネ10a、10bいずれか一方のみをモータ11に取り付けることで音の発生を抑制することができる。弾性体として板バネ10a、10bを用いたが、バネ性をもつものであれば、コイルバネ等各種の付勢部材を用いることができる。板バネ10bについては、制震性を持つものであれば、バネでなくてもよい。本考案の実施例においては、金属製の板バネ10aがウォームギア17を付勢するように設けたが、モータ11のモータ軸16を付勢してもよい。
本実施例においては、モータ11によって回転するウォームギア17は、ギア18を介して、ギア19を回転させたが、複数のホイールやギアを介して、ギア19を回転させても、直接ギア19を回転させてもよい。また、回転テーブル10にギア19の回転軸を設けた構成としているが、ギア19に回転軸を設けて回転テーブルにギアの回転軸を受ける軸受を設けてもよい。
本実施例においては、板バネ10a、10bは、平坦面としたが、屈曲部分があってもよい。さらに、回転テーブル10から外側に突出しないようにモータの出力軸に向かって伸びていれば、ギア19の回転軸方向に沿っていると言える。
本実施例においては、回転テーブル10、モータ取り付け部10c、ギア回転軸10d、10eは、樹脂によって一体的に形成され、板バネ10a、10bが貫通孔10h、10iに挿入されて設置されたが、この回転テーブル10は、それぞれ別部品として取り付けられていても、射出成形等によって、全て一つの部品で形成されていてもよい。
本考案の実施例においては、図1において、回転テーブル10の図中下方にモータ11、ギア19を配置するようにしたため、回転テーブルの図中下方に向かって、板バネ10a、10bを設けたが、回転テーブルの図中上方にモータ11、ギア19を配置する場合には、回転テーブルの図中上方に向かって、板バネ10a、10bを設けていればよい。
何れにせよ、回転テーブル10の回転軸周りに回転させるギア19にウォームギア17の回転を伝達し、ウォームギア17を回転させるモータ11のモータ軸16をスラスト軸受に当接するように付勢するバネ10a、10bを回転テーブルから出力軸に向かって、回転軸の軸方向に沿うように設けることでギア19の回転軸方向へ小型化することができる。
(他の実施例)
図5に、図2(b)に対応する本考案に係る他のバネの構造例を示す。本実施例では、実施例1に対して、板バネ10a、10bの形状を変更している。それ以外は、すべて実施例1と同一である。板バネ30aは、ウォームギアの回転軸の凹みに対して、ウォームギアの凹み内を付勢するように、半円形状の屈曲部31aを備える。これによって、出力軸がウォームギアに覆われている場合でも、出力軸の中心を押圧し易くなる。板バネ30bも半円形状の屈曲部31bを凹状のスラスト軸受に向かって凸となっている。
10 回転テーブル
10a、10b、30a、30b 板バネ
10h、10i 貫通孔
11 モータ
17 ウォームギア
18、19ギア(回転体)

Claims (3)

  1. 支持体に対して回転自在に取り付けられる回転テーブルと、
    前記支持体に対して前記回転テーブルを回転させる駆動モータと、を備え、
    前記回転テーブルには、前記回転テーブルの回転軸と同軸回りに前記回転テーブルと共に回転する回転体が設けられ、
    前記駆動モータは、前記回転体に対して前記回転テーブルに固定されると共に、前記回転体を回転させるウォームギアを有するモータ軸が、前記回転テーブルに設けられた付勢部材によって、前記ウォームギア側において前記モータ軸の軸方向に付勢され、その付勢状態において前記駆動モータの前記モータ軸の回転方向が変更されることを特徴とする回転駆動装置。
  2. 前記付勢部材は、前記回転テーブルを厚さ方向に貫通して設けられた貫通孔に設置された板バネであることを特徴とする回転駆動装置。
  3. 請求項1または2に記載の回転駆動装置によって往復回転移動することを特徴とする電子機器。
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