JP2010196733A - 軸受装置及びモータ - Google Patents

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【課題】回転軸のがたつきの一層の抑制を図ることができる軸受装置を提供する。
【解決手段】軸受(含油軸受)24にて回転軸22が挿通支持される軸受装置およびその軸受装置を備えるモータに関し、弾性を有し潤滑油の含浸が可能な材料にて構成され、軸受(含油軸受)24の軸方向端部への当接と、回転軸であるウォーム軸22の外周面への当接とをなす給油部材36が備えられてなる。
【選択図】図2

Description

本発明は、含油軸受にて回転軸が挿通支持されるその軸受装置及びその軸受装置を備えるモータに関するものである。
回転軸の軸受装置としては、例えば特許文献1〜3等にて示されているように、その回転軸(文献1ではウォーム軸)の支持に含油軸受が用いられているものもある。含油軸受は、多孔質材料にて形成されて潤滑油が含浸されてなり、回転軸との摺接面(軸受内周面)に潤滑油を供給しながら回転軸を支持している。
特開2003−199290号公報 特開2000−32703号公報 特開平8−19210号公報
ところで、回転軸と含油軸受の内周面との間にはクリアランス(径方向隙間)が設定され、該含油軸受はそのクリアランスに潤滑油膜を形成して回転軸を支持するものであるが、含浸させている潤滑油の油量が少なくなると、安定した潤滑油膜が形成できなくなる。すると、回転軸が軸受の内周面との間のクリアランスによってがたつき(暴れ)が生じ、このことがモータ駆動時の低振動・低騒音化を妨げる要因の一つとなっている。
そこで、上記各特許文献1〜3においては、若干の構成は違うものの、回転軸の回転により飛散する潤滑油を受け止めて軸受側に戻す機能を有するプレート部材(特許文献1,2)や、同様の機能を有する含油樹脂部材(特許文献3)が軸受に当接させて備えられ、回転軸と軸受の内周面との間のクリアランスに安定した潤滑油膜を形成できる工夫がなされている。
しかしながら、潤滑油膜に頼る回転軸のがたつきの抑制には限界があり、そのがたつきを一層抑制する要求に対しては、更なる改善が必要であった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、回転軸のがたつきの一層の抑制を図ることができる軸受装置、及びその軸受装置を備えるモータを提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、含油軸受にて回転軸を挿通支持する軸受装置であって、弾性を有し前記軸受と同様の潤滑油の含浸が可能な材料にて構成され、前記含油軸受の軸方向端部への当接と、前記回転軸の外周面への当接とをなす給油部材が備えられたことをその要旨とする。
この発明では、弾性を有し含油軸受と同様の潤滑油の含浸が可能に構成され、含油軸受の軸方向端部への当接と、回転軸の外周面への当接とをなす給油部材が備えられる。つまり、給油部材が含油軸受の軸方向端部に当接することで、該軸受から染み出た潤滑油の回収と該軸受への給油とが行われて軸受内の潤滑油量の確保がなされ、回転軸と軸受の内周面との間のクリアランスに安定した潤滑油膜の形成が可能となって回転軸のがたつきが抑制され、またその給油部材が回転軸の外周面に弾性を以て当接することからも回転軸のがたつきが抑制され、がたつきの一層の抑制が可能となる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の軸受装置において、前記給油部材は円環状をなし、その内径が前記回転軸の外径よりも小さく設定されたことをその要旨とする。
この発明では、給油部材の内径が回転軸の外径よりも小さく設定されることから、給油部材が回転軸の外周面に常に弾性を以て当接する。これにより、回転軸のがたつきが確実に抑制できる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の軸受装置において、前記軸受はハウジング内に備えられるものであり、前記給油部材は、前記ハウジングと該ハウジングに装着される固定部材とで挟まれて固定されたことをその要旨とする。
この発明では、給油部材は、ハウジングと該ハウジングに装着される固定部材とで挟まれて固定される。つまり、給油部材を容易に固定することが可能である。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の軸受装置において、前記固定部材は、前記給油部材の固定の他に機能を有する機能部品であることをその要旨とする。
この発明では、給油部材は、該給油部材の固定の他に機能を有する機能部品にて固定される。つまり、他の機能を有する機能部品が給油部材を固定する固定部材としても機能するため、部品を共通化でき、部品数の低減が可能である。
請求項5に記載の発明は、モータ駆動により回転する回転軸を挿通支持する請求項1〜4のいずれか1項に記載の軸受装置を備えたモータである。
この発明では、請求項1〜4のいずれか1項に記載の軸受装置が備えられることで、回転軸のがたつきの一層の抑制が可能となるため、モータの低振動・低騒音化が可能となる。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載のモータにおいて、モータ軸を回転させるモータ本体と、該モータ本体と組み付けられるギヤハウジング内において前記モータ軸と駆動連結する減速機構とを備えるものであり、前記減速機構を構成するウォーム軸が前記軸受にて支持され、該軸受及び前記ウォーム軸に対して前記給油部材が備えられたことをその要旨とする。
この発明では、ギヤハウジング内のウォーム軸及びその軸受に対して給油部材が備えられるため、ウォーム軸のがたつきの一層の抑制が可能となり、モータの低振動・低騒音化が可能となる。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載のモータにおいて、前記モータ軸と前記ウォーム軸との間に介在され、前記モータ軸側からの回転力は前記ウォーム軸側に伝達し、前記ウォーム軸側からの回転は阻止するクラッチを備えるものであり、前記給油部材は、前記ハウジングと該ハウジングに装着され前記クラッチの一部として機能する機能部品とで挟まれて固定されたことをその要旨とする。
この発明では、給油部材は、ハウジングと該ハウジングに装着されクラッチの一部として機能する機能部品とで挟まれて固定される。つまり、給油部材を容易に固定することが可能であり、またクラッチの一部として機能する機能部品が給油部材を固定する固定部材としても機能するため、部品を共通化でき、部品数の低減が可能である。
本発明によれば、回転軸のがたつきの一層の抑制を図ることができる軸受装置、及びその軸受装置を備えるモータを提供することができる。
本実施形態におけるモータを示す断面図である。 ウォーム軸の軸受部分及びその周囲を示すモータの部分拡大断面図である。 ウォーム軸の軸受部分の構造を説明するための断面図であり、(a)は組付後、(b)は組付前の状態を示す図である。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1は、本実施形態のモータ1を示す。本実施形態のモータ1は、車両搭載のパワーウインド装置の駆動源として用いられるものであり、モータ本体2、減速部3及びクラッチ4を備えてなる。
モータ本体2において、略有底扁平円筒状のヨークハウジング5の内周面には1対のマグネット6が固着され、該マグネット6の内側にはアーマチャ(電機子)7が収容されている。アーマチャ7はモータ軸8を有し、そのモータ軸8の基端部はヨークハウジング5の底部中央に設けた軸受9により回転可能に支持されている。アーマチャ7にはコイル10が巻装され、該コイル10の端末線はモータ軸8の先端部側の所定部位に固定される整流子11に接続されている。
ヨークハウジング5の開口部にはブラシホルダ12のホルダ本体12aが嵌合され、該ホルダ本体12aからヨークハウジング5の径方向外側にコネクタ部12bが延出されている。ホルダ本体12aの中央には軸受13が設けられ、該軸受13にてモータ軸8の先端側が回転可能に支持されている。また、ホルダ本体12aには整流子11と摺接する一対の給電ブラシ14が保持され、コネクタ部12bを通じて外部から供給される駆動電源が給電ブラシ14に供給され、摺接する整流子11を通じてコイル10にアーマチャ7の回転のための電源供給がなされるようになっている。
そして、ホルダ本体12aの外周部に設けられシール部材15を有する狭持部12cがヨークハウジング5及び後述するギヤハウジング21の両開口部で狭持されてブラシホルダ12がヨークハウジング5の開口部において保持され、該ハウジング5の開口部外側のフランジ部5aにネジ16が取り付けられてヨークハウジング5がギヤハウジング21に固定されている。
減速部3において、樹脂製のギヤハウジング21は、減速機構を構成するウォーム軸22及びウォームホイール23やクラッチ4等を収容すべく所定形状に形成されている。ギヤハウジング21の開口部側(モータ本体2側)に設けられる開口側凹部21aの底部中央には断面円形のクラッチ収容凹部21bが形成され、更に該収容凹部21bの底部中央にはモータ軸8の軸線方向に延びるウォーム軸収容凹部21cが形成されている。ウォーム軸収容凹部21cには、該収容凹部21cの延出方向と直交方向に円形状に膨出するホイール収容凹部21dが形成されている。
ウォーム軸収容凹部21cには、含油軸受よりなる一対の軸受24,25がそれぞれ所定位置に装着され、該軸受24,25にモータ軸8と同軸上に挿通されるウォーム軸22の基端部と先端部とが回転可能に支持されている。ウォーム軸22には各軸受24,25間にウォーム部22aが形成されており、該ウォーム部22aはホイール収容凹部21dに回転可能に収容されるウォームホイール23と噛合されている。ウォームホイール23には、ウインドガラスを開閉(昇降)させるためのウインドレギュレータ(図示略)と駆動連結される出力軸26が該ホイール23と一体回転するように連結されている。
図2に示すように、ウォーム軸22と前記モータ軸8との間にはクラッチ4が介在されている。クラッチ4は、モータ本体2の駆動に基づくモータ軸8の回転力をウォーム軸22から出力軸26側に伝達する一方、負荷側(ウインドガラス)から出力軸26に回転力が作用した際、ウォーム軸22にて回転を阻止して出力軸26の回転をロックするように作動する。つまり、クラッチ4は、モータ本体2の駆動に基づいてウインドガラスを開閉させる一方、ウインドガラスに自重や車両走行時の振動等が作用して出力軸26に回転力が作用しても、そのウインドガラスの不意な下降を防止するものである。
そのクラッチ4において、ギヤハウジング21のクラッチ収容凹部21bに円筒部31aが嵌合するカラー31が備えられる。円筒部31aの軸方向一端にはフランジ部31bが設けられ、該フランジ部31bが開口側凹部21aの底部に組み付けられてカラー31が回り止めされた状態で装着される。円筒部31aの軸方向他端には径方向内側に延び円環状をなす内側延出部31cが設けられ、該延出部31cの中央開口部にはウォーム軸22が挿通されている。
カラー31の円筒部31aの内側には、ウォーム軸22と凹凸嵌合にて互いに連結され一体回転するように該軸22の基端部に固定される従動側回転体32が備えられている。該従動側回転体32に対応して備えられる駆動側回転体33は、前記モータ軸8と一体回転するように該軸8の先端部に装着され、その従動側回転体32と周方向に係合可能とされている。従動側回転体32の外周部とカラー31の円筒部31aの内周面との間には複数個のコロ部材34(図2では1つのみ図示)が配置され、該コロ部材34はサポート部材35に装着されている。
そして、モータ本体2の駆動に基づいてモータ軸8とともに駆動側回転体33が回転すると、該駆動側回転体33は従動側回転体32と周方向に係合してモータ軸8からの回転力がウォーム軸22側に伝達される。一方、負荷側から出力軸26に回転力が作用してウォーム軸22とともに従動側回転体32が若干回転すると、該従動側回転体32の外周部とカラー31の円筒部31aの内周面とでコロ部材34を径方向に挟持し、従動側回転体32のそれ以上の回転が阻止され、ウォーム軸22(出力軸26)の回転がロック状態とされる。
図2及び図3(a)に示すように、クラッチ収容凹部21bの底面には円環状の給油部材36が配置され、その収容凹部21bの底面とカラー31の内側延出部31cとで軸方向に挟むようにして固定されている。給油部材36は、フェルト、ウレタンゴム、エプトシーラ等、弾性を有し潤滑油(軸受24に含浸される潤滑油と同様のもの)の含浸が可能な材料にて構成され、含油軸受よりなる軸受24に含浸されている潤滑油と同様の潤滑油が該部材36においても含浸されている。そして、給油部材36は、その内周側がカラー31の内側延出部31cとウォーム軸22の基端部を支持する軸受24の基端側端面24aとの間に挟まれ、その内周側一側面が基端側端面24aに押圧された状態で当接し、また内周部がウォーム軸22の基端外周面に押圧して当接している。尚、図3(b)に示す給油部材36の組付前状態において、ウォーム軸22の基端外周面の外径D1よりも給油部材36の内径D2が小さく設定され、図3(a)に示す組付後において、給油部材36の内周部がウォーム軸22の基端外周面に押圧して当接するようになっている。
ここで、軸受24の内周面とウォーム軸22の外周面との間にはクリアランスがあり、特に樹脂製のギヤハウジング21に装着する本実施形態のような場合では、樹脂成形時の収縮により軸受24を装着する部分の真円度が低くなりがちで、装着した軸受24の変形量が比較的大きいため、クリアランスにそれを考慮する必要があって、軸受24の潤滑油切れが生じた場合には、ウォーム軸22のがたつき(暴れ)が懸念されるところである。
従って、給油部材36を軸受24に当接させることで、該軸受24から染み出た潤滑油の回収と該軸受24への給油とが行われて軸受24内の潤滑油量の確保がなされる。これにより、ウォーム軸22と軸受24の内周面との間のクリアランスに安定した潤滑油膜の形成が可能で、ウォーム軸22のがたつきが抑制される。
加えて、給油部材36の内周部がウォーム軸22の外周面に対して押圧、即ち弾性を以て当接することから、このことによってもウォーム軸22のがたつきが抑制され、がたつきの一層の抑制が図られる構成となっている。これらにより、モータ1の低振動・低騒音化が可能である。
また、給油部材36にて軸受24側の空間(ウォーム軸収容凹部21c)とクラッチ4側の空間(クラッチ収容凹部21b)とが仕切られるため、軸受24で用いる潤滑油とクラッチ4で用いる潤滑油(グリス)との交流が防止され、それぞれの潤滑性能の低下も防止されるようになっている。このこともモータ1の低振動・低騒音化に寄与している。
次に、本実施形態の特徴的な作用効果を記載する。
(1)本実施形態では、弾性を有し潤滑油の含浸が可能な材料にて構成され、軸受(含油軸受)24の軸方向端部への当接と、ウォーム軸22の外周面への当接とをなす給油部材36が備えられ、軸受24とともに軸受装置を構成している。つまり、給油部材36が軸受24の軸方向端部に当接することで、該軸受24から染み出た潤滑油の回収と該軸受24への給油とが行われて軸受24内の潤滑油量の確保がなされ、ウォーム軸22と軸受24の内周面との間のクリアランスに安定した潤滑油膜の形成が可能となってウォーム軸22のがたつきが抑制される。また、その給油部材36がウォーム軸22の外周面に弾性を以て当接することからもウォーム軸22のがたつきが抑制され、ウォーム軸22のがたつきの一層の抑制を図ることができる。このとき、給油部材36の内径D2がウォーム軸22の外径D1よりも小さく設定されていることから、給油部材36がウォーム軸22の外周面に常に弾性を以て当接するため、ウォーム軸22のがたつきを確実に抑制できる。これらにより、モータ1の低振動・低騒音化を図ることが可能となる。
(2)本実施形態では、給油部材36は、ギヤハウジング21と該ハウジング21に装着されクラッチ4の一部として機能する機能部品としてのカラー31とで挟まれて固定されている。つまり、給油部材36を容易に固定することができ、またクラッチ4の一部として機能するカラー31が給油部材36を固定する固定部材としても機能するため、部品を共通化でき、部品数の低減が可能である。
尚、本発明の実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、給油部材36をギヤハウジング21(クラッチ収容凹部21b)とカラー31とで挟んで固定したが、固定態様はこれに限定されるものではない。例えば、カラー31以外の固定部材を用いてもよい。また、挟持以外の固定手法を用いてもよい。
・上記実施形態では、給油部材36がウォーム軸22の外周面に常に弾性を以て当接するように給油部材36の内径D2をウォーム軸22の外径D1よりも小さく設定したが、同径であってもよい。
・上記実施形態では、給油部材36を軸受24の軸方向一端のみに当接させたが、軸受24の外周面や軸方向他端にも当接させてもよい。
・上記実施形態のモータ1の構成を適宜変更してもよい。例えば、クラッチ4を用いない構成としてもよい。また、モータ1(モータ本体2)はブラシ付き直流モータにて構成したが、ブラシレスモータ等であってもよい。
・上記実施形態では、パワーウインド装置用のモータ1内の軸受装置に対して適用したが、その他に用いるモータの軸受装置に対して適用してもよい。また、モータ以外の軸受装置に適用してもよい。
2…モータ本体、4…クラッチ、8…モータ軸、21…ギヤハウジング(ハウジング)、22…ウォーム軸(回転軸、減速機構)、23…ウォームホイール(減速機構)、24…軸受(含油軸受)、24a…基端側端面(軸方向端部)、31…カラー(機能部品)、36…給油部材、D1…外径、D2…内径。

Claims (7)

  1. 含油軸受にて回転軸を挿通支持する軸受装置であって、
    弾性を有し前記軸受と同様の潤滑油の含浸が可能な材料にて構成され、前記含油軸受の軸方向端部への当接と、前記回転軸の外周面への当接とをなす給油部材が備えられたことを特徴とする軸受装置。
  2. 請求項1に記載の軸受装置において、
    前記給油部材は円環状をなし、その内径が前記回転軸の外径よりも小さく設定されたことを特徴とする軸受装置。
  3. 請求項1又は2に記載の軸受装置において、
    前記軸受はハウジング内に備えられるものであり、
    前記給油部材は、前記ハウジングと該ハウジングに装着される固定部材とで挟まれて固定されたことを特徴とする軸受装置。
  4. 請求項3に記載の軸受装置において、
    前記固定部材は、前記給油部材の固定の他に機能を有する機能部品であることを特徴とする軸受装置。
  5. モータ駆動により回転する回転軸を挿通支持する請求項1〜4のいずれか1項に記載の軸受装置を備えたことを特徴とするモータ。
  6. 請求項5に記載のモータにおいて、
    モータ軸を回転させるモータ本体と、該モータ本体と組み付けられるギヤハウジング内において前記モータ軸と駆動連結する減速機構とを備えるものであり、
    前記減速機構を構成するウォーム軸が前記軸受にて支持され、該軸受及び前記ウォーム軸に対して前記給油部材が備えられたことを特徴とするモータ。
  7. 請求項6に記載のモータにおいて、
    前記モータ軸と前記ウォーム軸との間に介在され、前記モータ軸側からの回転力は前記ウォーム軸側に伝達し、前記ウォーム軸側からの回転は阻止するクラッチを備えるものであり、
    前記給油部材は、前記ハウジングと該ハウジングに装着され前記クラッチの一部として機能する機能部品とで挟まれて固定されたことを特徴とするモータ。
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