JP2011122665A - ギアードモータ - Google Patents
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Abstract
【課題】製造コストを低減する。
【解決手段】本発明のギアードモータ10は、ウォーム42が形成された回転軸22を有するモータ部12と、ウォーム42と噛合されたウォームホイール44及びこのウォームホイール44に設けられた伝達プレート46と、ウォームホイール44及び伝達プレート46を回転可能に収容するギアハウジング36と、伝達プレート46に一体回転可能に設けられた出力部56と、ギアハウジング36に固定され、伝達プレート46を回転可能に支持する金属製の軸部材60と、軸部材60の先端から軸方向に延出された樹脂製の延出部66と、延出部66に形成された固定部68に固定され、ウォームホイール44及び伝達プレート46の軸方向への移動を規制する規制部材70と、を備えている。この構成によれば、固定部68が樹脂製の延出部66に形成されているので、製造コストを低減することができる。
【選択図】図2
【解決手段】本発明のギアードモータ10は、ウォーム42が形成された回転軸22を有するモータ部12と、ウォーム42と噛合されたウォームホイール44及びこのウォームホイール44に設けられた伝達プレート46と、ウォームホイール44及び伝達プレート46を回転可能に収容するギアハウジング36と、伝達プレート46に一体回転可能に設けられた出力部56と、ギアハウジング36に固定され、伝達プレート46を回転可能に支持する金属製の軸部材60と、軸部材60の先端から軸方向に延出された樹脂製の延出部66と、延出部66に形成された固定部68に固定され、ウォームホイール44及び伝達プレート46の軸方向への移動を規制する規制部材70と、を備えている。この構成によれば、固定部68が樹脂製の延出部66に形成されているので、製造コストを低減することができる。
【選択図】図2
Description
本発明は、ギアードモータに関する。
従来、ギアードモータとしては、例えば、次のものがある(例えば、特許文献1参照)。すなわち、特許文献1に記載のギアードモータでは、ギアハウジングにセンターシャフトが固定されている。このセンターシャフトは、ギアハウジングに埋設されたボス部と、ウォームホイール、伝達プレート、出力ギアが回転可能に支持された軸部とを有している。また、軸部の先端側には、出力ギア等が抜け落ちることを防止するロックワッシャが嵌合されている。
しかしながら、上記特許文献1に記載のギアードモータでは、軸部にロックワッシャを嵌合するための嵌合溝を形成する必要がある。ところが、この軸部を有するセンターシャフト全体は金属製とされているので、嵌合溝を形成するには切削加工が必要となり、この場合には、製造コストが増加するという問題がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、製造コストを低減できるギアードモータを提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、請求項1に記載のギアードモータは、ウォームが形成された回転軸を有するモータ部と、前記ウォームと噛合されたウォームホイールを有する回転部材と、前記回転部材を回転可能に収容するギアハウジングと、前記回転部材に一体回転可能に設けられた出力部と、前記ギアハウジングに固定され、前記回転部材を回転可能に支持する金属製の軸部と、前記軸部の先端から軸方向に延出された樹脂製の延出部と、前記延出部に形成された固定部に固定され、前記回転部材の軸方向への移動を規制する規制部材と、を備えている。
このギアードモータによれば、回転部材を回転可能に支持する金属製の軸部の先端側には、この軸部の軸方向に延出する樹脂製の延出部が形成されており、回転部材の軸方向への移動を規制する規制部材を固定するための固定部は、この樹脂製の延出部に形成されている。従って、この固定部を延出部の樹脂成形時に形成することができるので、上述のような切削加工を施す手間を省くことができる。これにより、ギアードモータの製造コストを低減することができる。
請求項2に記載のギアードモータは、請求項1に記載のギアードモータにおいて、前記軸部が、軸方向に貫通する孔部を有する円筒状に形成され、前記ギアハウジングに、前記孔部に挿入されて前記軸部を支持すると共に、前記延出部と一体に形成された樹脂製の補強部が設けられた構成とされている。
このギアードモータによれば、円筒状に形成された軸部の孔部には、ギアハウジングに設けられた樹脂製の補強部が挿入されており、且つ、この補強部は、延出部と一体に形成されているので、軸部に対する延出部の強度及び軸部の強度を向上させることができる。
請求項3に記載のギアードモータは、請求項2に記載のギアードモータにおいて、前記ギアハウジングが、樹脂製とされ、前記ギアハウジング、前記延出部、前記補強部が、一体に形成された構成とされている。
このギアードモータによれば、ギアハウジング、延出部、補強部が樹脂により一体に形成されているので、部品点数及び組付工数の増加を抑制することができる。
請求項4に記載のギアードモータは、請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のギアードモータにおいて、前記規制部材が、前記軸部の先端に当接されて前記軸部の軸方向に位置決めされた状態で前記固定部に固定された構成とされている。
このギアードモータによれば、規制部材が軸部の軸方向に位置決めされているので、この規制部材によって規制されている回転部材の軸方向へのがたつきを抑制することができる。
請求項5に記載のギアードモータは、請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のギアードモータにおいて、前記軸部が、前記ギアハウジングに形成された圧入部に圧入されて固定された構成とされている。
このギアードモータによれば、ギアハウジングには、圧入部が形成されており、軸部は、この圧入部に圧入されることによりギアハウジングに固定されている。従って、軸部をギアハウジングに固定するためには、軸部を圧入部に圧入するだけで良く、軸部のギアハウジングへの取付作業性を良好にすることができる。
請求項6に記載のギアードモータは、請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載のギアードモータにおいて、前記ギアハウジングに、被係合部が形成され、前記軸部に、前記被係合部と係合されて前記ギアハウジングに対して前記軸部を軸方向及び周方向に固定する係合部が形成された構成とされている。
このギアードモータによれば、ギアハウジング及び軸部にそれぞれ形成された被係合部及び係合部が係合されることにより、軸部がギアハウジングに対して軸方向及び周方向に固定されている。従って、軸部のギアハウジングからの脱落を防止することができると共に、回転部材が回転されたときの軸部の共回りを抑制することができる。
以下、図面に基づき、本発明の一実施形態について説明する。
図1に示される本発明の一実施形態に係るギアードモータ10は、例えば、乗用自動車等の車両におけるパワーウィンドウ装置に好適に使用されるものであり、モータ部12と、減速部14とを備えている。
モータ部12は、モータヨーク16と、ブラシ装置18と、アーマチャ20とを有するブラシ付き直流モータによって構成されている。モータヨーク16は、有底筒状に形成されており、ブラシ装置18は、このモータヨーク16の内側における開口16A側の部分に配置されている。
アーマチャ20は、回転軸22と、整流子24と、コア26と、巻線28を有して構成されている。回転軸22の一端は、モータヨーク16の底部側に形成された軸受部30に回転可能に支持されており、回転軸22の他端は、後述するギアハウジング36に形成された軸受部32に回転可能に支持されている。
整流子24及びコア26は、回転軸22に一体回転可能に固定されている。整流子24は、ブラシ装置18の中央部に配置されており、この整流子24には、ブラシ装置18に設けられた複数のブラシ34が当接されている。また、巻線28は、コア26に巻装されており、その端末部は、整流子24に接続されている。
減速部14は、図1,図2に示されるように、ギアハウジング36と、カバープレート38と、減速機構40とを有して構成されている。ギアハウジング36は、開口36Aを有する略カップ状に形成されており、モータヨーク16と連結されている。カバープレート38は、このギアハウジング36の開口36Aを塞ぐ状態で、このギアハウジング36に取り付けられている。
減速機構40は、ウォーム42、ウォームホイール44、伝達プレート46によって構成されており、ギアハウジング36の内部に収容されている。
ウォーム42は、回転軸22の先端側に形成されており、ウォームホイール44は、このウォーム42と噛合されている。ギアハウジング36の底部には、ギアハウジング36の開口36A側に向けて突出する円筒状の支持部48が形成されており、環状に形成されたウォームホイール44は、この支持部48に回転可能に支持されている。
伝達プレート46は、ウォームホイール44よりも小径の環状に形成されており、ウォームホイール44の軸方向一方側(ギアハウジング36の開口36A側)に同軸状に設けられている。
この伝達プレート46及びウォームホイール44には、互いに軸方向に対向する面に、これらの軸方向に突出する突起部50,52が周方向に間隔を空けて複数形成されている(図2では、伝達プレート46の突起部52のみが図示されている)。
この各突起部50,52は、この伝達プレート46とウォームホイール44との間に介在された円環状のクッションラバー54とそれぞれ係合されている。そして、このウォームホイール44と伝達プレート46とは、このクッションラバー54を介して互いに回転力を伝達可能になっている。
また、伝達プレート46の中心部には、この伝達プレート46の軸方向に沿ってウォームホイール44と反対側に延びる出力部56が一体に形成されている。この出力部56は、カバープレート38に形成された孔部38Aに挿通されて外部に露出されており、その先端側の外周面には、例えば、ピニオンギア等からなる出力ギア58が形成されている。
そして、このギアードモータ10では、アーマチャ20が回転されてウォーム42が回転されると、このウォーム42と噛合されたウォームホイール44と一体に伝達プレート46及び出力ギア58が回転され、これにより、この出力ギア58と噛合された図示しない被駆動機構の入力ギアを回転させて、この被駆動機構を駆動させる構成とされている。
なお、本実施形態では、このウォームホイール44及び伝達プレート46によって、本発明における回転部材が構成されている。
また、伝達プレート46は、図2に示されるように、軸方向に貫通する孔部60Aを有する金属製の軸部としての軸部材60によって回転可能に支持されている。この軸部材60は、その一端側が支持部48の先端壁部48Aに形成された溝状の圧入部62に圧入されることにより、ギアハウジング36に固定されている。
この軸部材60は、ギアハウジング36に固定された状態では、その先端が出力部56の先端と軸方向の位置(高さ)が略一致するように、その軸方向の長さや圧入部62への圧入量が設定されている。
また、支持部48の先端壁部48Aには、この支持部48よりも小径で円柱状の補強部64がこの支持部48と同軸状且つ一体に形成されている。そして、軸部材60は、その孔部60Aに補強部64が挿入されることにより、この補強部64に支持されている。
また、この補強部64の先端には、軸部材60の先端から軸方向に延出(軸部材60の先端よりも軸方向に突出)された延出部66が一体に形成されている。本実施形態では、この延出部66と、補強部64と、支持部48を含むギアハウジング36とは、樹脂製とされている。
この延出部66には、周方向に溝状の固定部68が形成されており、この固定部68には、Cリングやロックワッシャ等の規制部材70が固定されている。この規制部材70は、軸部材60の先端に当接されて軸部材60の軸方向に位置決めされた状態で固定部68に固定されている。
そして、この規制部材70が固定部68に固定された状態では、この規制部材70が出力部56の先端面56Aに当接され、これにより、この出力部56が形成された伝達プレート46、及び、この伝達プレート46が取り付けられたウォームホイール44の軸方向への移動が規制されている。
また、伝達プレート46におけるカバープレート38側には、周方向に沿って環状の溝部72が形成されており、この溝部72には、同じく環状のシール部材74が保持されている。シール部材74は、カバープレート38に摺接されるシール片74Aを周方向に亘って有しており、これにより、カバープレート38と伝達プレート46との間のシール性が確保されている。
また、伝達プレート46における支持部48との対向面には、周方向に沿って環状の溝部76が形成されており、この溝部76には、Oリング78が収容されている。このOリング78の内側には、軸部材60が挿通されており、これにより、伝達プレート46と軸部材60との間のシール性が確保されている。
そして、このように、シール部材74によってカバープレート38と伝達プレート46との間のシール性が確保されると共に、Oリング78によって伝達プレート46と軸部材60との間のシール性が確保されることにより、減速部14の内部の防水性が確保されている。
また、図3に示されるように、支持部48に形成された圧入部62の底部には、溝状の被係合部80が周方向に間隔を空けて複数形成されている。一方、軸部材60の支持部48側には、この支持部48側に突出する突起状の係合部82が被係合部80に対応して形成されている。
係合部82は、被係合部80よりも小径の基部82Aと、この基部82Aの先端側に形成され被係合部80よりも大径の爪部82Bとを有して構成されている。爪部82Bは、基部82A側に向かうに従って拡径するテーパ状に形成されている。
そして、この係合部82が被係合部80と係合、すなわち、係合部82が被係合部80に挿入されて爪部82Bが被係合部80の内壁に食い込み、このときのくさび効果により、軸部材60がギアハウジング36に対して軸方向及び周方向に固定されている。
なお、この図3、及び、後述する図4では、理解の容易のために、図2に示される補強部64が省かれて図示されている。
次に、本発明の一実施形態の作用及び効果について説明する。
このギアードモータ10によれば、図2に示されるように、伝達プレート46を回転可能に支持する金属製の軸部材60の先端側には、この軸部材60の軸方向に延出する樹脂製の延出部66が形成されており、この伝達プレート46及びウォーム42ウォールの軸方向への移動を規制する規制部材70を固定するための固定部68は、この樹脂製の延出部66に形成されている。
従って、この固定部68を延出部66の樹脂成形時に形成することができるので、例えば、金属製の軸部材に固定部を形成した場合のように、固定部を形成するための切削加工を施す手間を省くことができる。これにより、ギアードモータ10の製造コストを低減することができる。
また、円筒状に形成された軸部材60の孔部60Aには、ギアハウジング36に設けられた樹脂製の補強部64が挿入されており、且つ、この補強部64は、延出部66と一体に形成されているので、軸部材60に対する延出部66の強度及び軸部材60の強度を向上させることができる。
しかも、ギアハウジング36、延出部66、補強部64が樹脂により一体に形成されているので、部品点数及び組付工数の増加を抑制することができる。
さらに、規制部材70は、軸部材60の軸方向に位置決めされているので、この規制部材70によって規制されている伝達プレート46、及び、この伝達プレート46が取り付けられたウォームホイール44の軸方向へのがたつきを抑制することができる。
また、ギアハウジング36には、圧入部62が形成されており、軸部材60は、この圧入部62に圧入されることによりギアハウジング36に固定されている。従って、軸部材60をギアハウジング36に固定するためには、軸部材60を圧入部62に圧入するだけで良く、軸部材60のギアハウジング36への取付作業性を良好にすることができる。
また、ギアハウジング36及び軸部材60にそれぞれ形成された被係合部80及び係合部82が係合されることにより、軸部材60がギアハウジング36に対して軸方向及び周方向に固定されている。従って、軸部材60のギアハウジング36からの脱落を防止することができると共に、伝達プレート46が回転されたときの軸部材60の共回りを抑制することができる。
次に、本発明の一実施形態の変形例について説明する。
上記実施形態において、固定部68は、溝状に形成されていたが、突起状に形成されていても良い。なお、この場合、軸部材60の補強部64への取付や、伝達プレート46の軸部材60への取付を阻害しないように、例えば、延出部66が補強部64よりも小径に形成され、固定部68の突出面が補強部64の外周面よりも径方向内側に位置されることが望ましい。
また、上記実施形態において、延出部66と、補強部64と、ギアハウジング36とは、一体に形成されていたが、これらが別体に形成されて互いに連結されていても良い。
また、上記実施形態では、ギアハウジング36が樹脂製とされ、軸部材60が金属製とされていたが、ギアハウジング36(延出部66及び補強部64を除く部分)が金属製とされると共に、軸部材60が、軸部としてギアハウジング36に一体に形成されていても良い。
また、上記実施形態において、規制部材70は、出力部56の先端面56Aに当接されていたが、この規制部材70と出力部56との間にワッシャ等が介在されていても良い。
また、上記実施形態において、出力部56の外周面には、ピニオンギア等からなる出力ギア58が形成されていたが、セレーション等が形成されていても良い。
また、上記実施形態において、出力部56は、例えば、断面Dカット状の軸部によって構成され、この出力部56に別体の出力ギアが固定されても良い。
また、上記実施形態において、伝達プレート46とウォームホイール44とは、別体に構成されていたが、これらが回転部材として一体に形成されていても良い。
また、上記実施形態において、出力部56は、伝達プレート46に一体に形成されていたが、伝達プレート46と別体に構成されていても良い。また、伝達プレート46が省かれた上で、出力部56がウォームホイール44に直接的に設けられていても良い。
また、上記実施形態では、伝達プレート46が軸部材60に回転可能に支持され、ウォームホイール44が支持部48に回転可能に支持されていたが、伝達プレート46及びウォームホイール44が軸部材60に回転可能に支持されていても良い。
また、上記実施形態において、軸部材60は、圧入部62による圧入と、被係合部80及び係合部82の係合とによってギアハウジング36に固定されていたが、このうちどちらか一方によってギアハウジング36に固定されていても良い。
また、軸部材60が金型にセットされた状態で、この金型において、軸部材60に対してギアハウジング36、補強部64、及び、延出部66が一体成形されることにより、これらと軸部材60とが一体化されても良い。
また、上記実施形態において、被係合部80が孔状に形成され、係合部82が突起状に形成されていたが、例えば、次のように構成されていても良い。
すなわち、図4に示される変形例において、被係合部90は、支持部48から径方向に延びる突起状に形成され、係合部92は、支持部48側に開口する切欠状に形成されている。また、係合部92の被係合部90側には、互いに対向する一対の爪部92Aが形成されている。
そして、この変形例では、係合部92が被係合部90と係合、すなわち、被係合部90の両側を一対の爪部92Aが抱え込み、このときのくさび効果により、軸部材60がギアハウジング36に対して軸方向及び周方向に固定されている。
このように構成されていても、軸部材60のギアハウジング36からの脱落を防止することができると共に、伝達プレート46が回転されたときの軸部材60の共回りを抑制することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
10・・・ギアードモータ、12・・・モータ部、14・・・減速部、16・・・モータヨーク、18・・・ブラシ装置、20・・・アーマチャ、22・・・回転軸、24・・・整流子、26・・・コア、28・・・巻線、30,32・・・軸受部、34・・・ブラシ、36・・・ギアハウジング、38・・・カバープレート、40・・・減速機構、42・・・ウォーム、44・・・ウォームホイール(回転部材の一部)、46・・・伝達プレート(回転部材の一部)、48・・・支持部、50,52・・・突起部、54・・・クッションラバー、56・・・出力部、58・・・出力ギア、60・・・軸部材(軸部)、62・・・圧入部、64・・・補強部、66・・・延出部、68・・・固定部、70・・・規制部材、72,76・・・溝部、74・・・シール部材、78・・・Oリング、80,90・・・被係合部、82,92・・・係合部
Claims (6)
- ウォームが形成された回転軸を有するモータ部と、
前記ウォームと噛合されたウォームホイールを有する回転部材と、
前記回転部材を回転可能に収容するギアハウジングと、
前記回転部材に一体回転可能に設けられた出力部と、
前記ギアハウジングに固定され、前記回転部材を回転可能に支持する金属製の軸部と、
前記軸部の先端から軸方向に延出された樹脂製の延出部と、
前記延出部に形成された固定部に固定され、前記回転部材の軸方向への移動を規制する規制部材と、
を備えたギアードモータ。 - 前記軸部は、軸方向に貫通する孔部を有する円筒状に形成され、
前記ギアハウジングには、前記孔部に挿入されて前記軸部を支持すると共に、前記延出部と一体に形成された樹脂製の補強部が設けられている、
請求項1に記載のギアードモータ。 - 前記ギアハウジングは、樹脂製とされ、
前記ギアハウジング、前記延出部、前記補強部は、一体に形成されている、
請求項2に記載のギアードモータ。 - 前記規制部材は、前記軸部の先端に当接されて前記軸部の軸方向に位置決めされた状態で前記固定部に固定されている、
請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のギアードモータ。 - 前記軸部は、前記ギアハウジングに形成された圧入部に圧入されて固定されている、
請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のギアードモータ。 - 前記ギアハウジングには、被係合部が形成され、
前記軸部には、前記被係合部と係合されて前記ギアハウジングに対して前記軸部を軸方向及び周方向に固定する係合部が形成されている、
請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載のギアードモータ。
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Legal Events
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