JP2005164444A - 受光装置及び光電式煙感知装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 電磁波ノイズの影響を十分に抑えることができるとともに、より小型化できる受光装置を提供する。
【解決手段】 受光部21は、光を受けてその光量に応じて光電変換する。受光部配線25aは、受光部21の周囲に配置され、受光部21と電気的に接続される。信号用出力線25bは、受光部配線25aと電気的に接続され、受光部21からの光信号を受光部配線25aを介して外部に出力する。アンテナ配線26a,27は、受光部配線25aの近傍に設けられ、受光部配線25a及び信号用出力線25bとは電気的に絶縁され、電磁波によるノイズ信号を受け取る。ノイズ用出力線26bは、アンテナ配線26a,27と電気的に接続され、ノイズ信号を外部に出力する。
【選択図】 図1
【解決手段】 受光部21は、光を受けてその光量に応じて光電変換する。受光部配線25aは、受光部21の周囲に配置され、受光部21と電気的に接続される。信号用出力線25bは、受光部配線25aと電気的に接続され、受光部21からの光信号を受光部配線25aを介して外部に出力する。アンテナ配線26a,27は、受光部配線25aの近傍に設けられ、受光部配線25a及び信号用出力線25bとは電気的に絶縁され、電磁波によるノイズ信号を受け取る。ノイズ用出力線26bは、アンテナ配線26a,27と電気的に接続され、ノイズ信号を外部に出力する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、受光装置及び光電式煙感知装置に関するものである。
光電式煙感知装置は、発光素子と受光装置とを有し、火災により発生する煙を光の受光量によって感知するものである(例えば、下記特許文献1)。
図11は、従来の光電式煙感知装置を示す概略ブロック図である。この光電式煙感知装置では、発光制御部1は、発光素子としてのLED2がパルス光を繰り返して放射するように、LED2を制御する。煙が存在していない通常時においては、LED2より放射された光は受光装置3の受光部11に入射されない。一方、火災が発生して煙が存在する異常時においては、LED2から放射される光は、煙により散乱され、散乱光となって受光装置3の受光部11に入射する。
この従来の光電式煙感知装置で用いられている前記受光装置3を、図12に示す。図12(a)は受光装置3の要部を示す概略平面図、図12(b)は図12(a)中のA−A’線に沿った概略断面図である。なお、図12(b)において、層間絶縁膜等の図示は省略している。
受光装置3は、N型シリコン基板12と、N−型エピタキシャル層13と、エピタキシャル層13の表面側に形成されたP+型不純物拡散層14と、を有している。層13,14によるPN接合によって、フォトダイオードが構成されている。このフォトダイオードが、光を受けてその光量に応じて光電変換する受光部11となっている。受光部11には、図12(b)中の上側から前記散乱光が入射される。図面には示していないが、層13はグランドに接続されるようになっている。
また、受光装置3は、図12に示すように配置されて一体に連続する金属配線層15を有している。金属配線層15における、受光部11の周囲にその全体に渡って矩形の完全な閉ループをなすように配置された部分15aが、受光部配線とを構成している。この部分(受光部配線)15aは、スルーホール16によって受光部11の不純物拡散層14に電気的に接続されている。金属配線層15における図12(a)中の点P1より矢印X側の部分15bが、受光部11からの光信号を受光部配線15aを介して外部に出力する信号用出力線を構成している。
前記散乱光が受光装置3の受光部11に入射すると、受光部11により光電変換されて光信号となり、この光信号が、受光部配線15a及び信号用出力線15bを介して外部に出力される。
受光装置3から出力された光信号は、図11に示すように、アンプ4で増幅された後に、比較器5に入力される。比較器5は、予め設定された設定値と比較することで、入力された光信号のレベルが前記設定値を超えたか否かを示す判定信号を出力する。以下の説明では、比較器5は、判定信号として、前記設定値を超えた場合には論理値「1」の信号を出力し、前記設定値を超えない場合には論理値「0」の信号を出力するものとする。比較器5は、発光制御部1から前記パルス光に同期した同期信号を受け、前記判定信号を、LED2から放射されるパルス光に同期してそのパルス光毎に出力する。
処理部6は、比較器5から前記判定信号を受けるとともに、発光制御部1から前記同期信号を受けて、比較器5からパルス光に同期して連続して得られる「1」の判定信号の回数をカウントし、その連続回数が所定回数(例えば、3回)となったときに、火災による煙を感知したことを示す煙感知信号を出力する。処理部6として、計数回路が用いられる。処理部6から出力された煙感知信号は、信号送出部7によって、警報器等に要求される電圧・電流等の信号形式に変換された後に、外部に出力される。この煙感知信号は、例えば警報音を鳴らしたり、警報用の表示灯を点灯させたりするのに用いられる。
ところで、特許文献2,3には、電磁波ノイズを考慮した受光装置が開示されている。
特許文献2の受光装置では、基板上に取り付けられた受光素子を覆うように、金網等の電磁シールド体が設けられている。この受光装置によれば、電磁波ノイズ自体を低減することができる。
特許文献3の受光装置では、光信号用受光部と同じ面積を有し遮光膜で覆われたダミー受光部が、基板上に、光信号用受光部の横に並べて設けられている。この受光装置によれば、電磁波ノイズにより光信号用受光部から発生する雑音電流と、電磁波ノイズによりダミー受光部から発生する雑音電流とをほぼ等しくして、これらの差を演算して出力することにより、電磁波ノイズの影響を少なくすることができる。
特開平5−325065号公報
特開平6−169288号公報
特開2002−217447号公報
しかしながら、前述した従来の光電式煙感知装置で採用されている受光装置3では、電磁波ノイズに対して何ら対策が施されていない。このため、従来の光電式煙感知装置では、電磁波ノイズが混入した光信号に基づいて、煙が感知されることになり、電磁波ノイズによって誤感知が生じ易かった。また、従来の光電式煙感知装置では、このように電磁波ノイズによって誤感知が生じ易いので、強い電磁波を発生する機器を受光装置3に近づけることができなかった。したがって、例えば、当該光電式煙感知装置を現場にてメンテナンスしながら、メンテナンス本部のベテラン作業員に携帯電話等の無線通信機にて指示を仰ぐことができれば、作業効率が向上するにも拘わらず、誤感知を避けるべく、わざわざメンテナンスをしている光電式煙感知装置から離れて携帯電話等にて連絡しなければならなかった。
そこで、前述した従来の光電式煙感知装置において、前記受光装置3に代えて、特許文献2や特許文献3に開示された受光装置を用いることが考えられる。
しかし、特許文献2に開示された受光装置では、金網等の電磁シールド体を設けても、電磁波ノイズを十分に低減することは困難である。したがって、前述した従来の光電式煙感知装置において、特許文献2に開示された受光装置を用いても、電磁波ノイズによる誤感知を十分に防止することはできず、やはり携帯電話等の無線通信機を近づけることはできない。
また、特許文献3に開示された受光装置では、基板上に、光信号用受光部と同じ面積を有するダミー受光部を、光信号用受光部の横に並べているので、基板における占有面積が増大し、装置の小型化を図ることができない。したがって、前述した従来の光電式煙感知装置において、特許文献3に開示された受光装置を用いると、光電式煙感知装置全体としても、装置の小型化を図ることができない。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、電磁波ノイズの影響を十分に抑えることができるとともに、より小型化することができる受光装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、電磁波ノイズによる誤感知を十分に防止することができ、例えば携帯電話等の無線通信機を近づけることができる光電式煙感知装置を提供することを目的とする。
さらに、本発明は、電磁波ノイズによる誤感知を十分に防止することができるとともに、より小型化することができる光電式煙感知装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明の第1の態様による受光装置は、光を受けてその光量に応じて光電変換する受光部と、前記受光部の周囲に配置され、前記受光部と電気的に接続された受光部配線と、前記受光部配線と電気的に接続され前記受光部からの光信号を前記受光部配線を介して外部に出力する信号用出力線と、前記受光部配線の近傍に設けられ、前記受光部配線及び前記信号用出力線とは電気的に絶縁され、電磁波によるノイズ信号を受け取るアンテナ配線と、前記アンテナ配線と電気的に接続され前記ノイズ信号を外部に出力するノイズ用出力線と、を備えたものである。
前記第1の態様において、前記受光部配線は、前記受光部の周囲の全体に渡って完全な閉ループをなすように配置してもよいし、その一部が途切れるように配置してもよい。
本発明の第2の態様による受光装置は、前記第1の態様において、前記アンテナ配線が、前記受光部の周囲に配置されたものである。
前記第2の態様において、前記アンテナ配線は、前記受光部の周囲の全体に渡って完全な閉ループをなすように配置してもよいし、その一部が途切れるように配置してもよい。
本発明の第3の態様による受光装置は、前記第2の態様において、前記アンテナ配線が、前記受光部配線の外側に配置されたものである。
本発明の第4の態様による受光装置は、前記第2の態様において、前記アンテナ配線が、前記受光部配線の上部に絶縁膜を介して配置されたものである。
本発明の第5の態様による受光装置は、前記第1乃至第4のいずれかの態様において、前記アンテナ配線が囲む領域の面積は、前記受光部配線が囲む領域の面積と略同じであるものである。
本発明の第6の態様による受光装置は、前記第1乃至第5のいずれかの態様において、前記信号用出力線と前記アンテナ配線とが交差するものである。
本発明の第7の態様による光電式煙感知装置は、光を放射する発光素子と、前記発光素子から放射された光の煙による散乱光を受けてその光量に応じた光信号を出力するとともに、電磁波によるノイズ信号を出力する受光装置と、前記光信号を受けて、前記光信号のレベルが第1設定値を超えたか否かを判定する第1の判定手段と、前記ノイズ信号を受けて、前記ノイズ信号のレベルが第2設定値を超えたか否かを判定する第2の判定手段と、前記第1の判定手段により前記光信号のレベルが前記第1設定値を超えたと判定され、かつ、前記第2の判定手段により前記ノイズ信号のレベルが前記第2設定値を超えないと判定された状態が、1回生じたとき又は複数回連続して生じたときに、煙を感知したことを示す煙感知信号を出力する出力手段と、を備えたものである。
本発明の第8の態様による光電式煙感知装置は、前記7の態様において、前記受光装置が請求項1乃至6のいずれかに記載の受光装置であるものである。
本発明の第9の態様による光電式煙感知装置は、光を放射する発光素子と、前記第1乃至第6のいずれかの態様による受光装置であって、前記発光素子から放射された光の煙による散乱光を受光する受光装置と、前記光信号及び前記ノイズ信号を受けて、前記光信号と前記ノイズ信号との差に応じた出力を得る差分手段と、前記差分手段の出力が設定値を超えたか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により前記差分手段の出力が前記設定値を超えたと判定された状態が、1回生じたとき又は複数回連続して生じたときに、煙を感知したことを示す煙感知信号を出力する出力手段と、を備えたものである。
本発明の第10の態様による光電式煙感知装置は、前記第7乃至第9のいずれかの態様において、前記発光素子はパルス光を繰り返して放射し、前記第1及び第2の判定手段あるいは前記判定手段は、前記パルス光に同期して前記判定を行うものである。
本発明の第11の態様による光電式煙感知装置は、前記第7乃至第9のいずれかの態様において、前記第1及び第2の判定手段あるいは前記判定手段は、周期的に前記判定を行い、前記発光素子は、少なくとも前記第1及び第2の判定手段あるいは前記判定手段の判定時において、光を放射するものである。
本発明によれば、電磁波ノイズの影響を十分に抑えることができるとともに、より小型化することができる受光装置を提供することができる。
また、本発明によれば、電磁波ノイズによる誤感知を十分に防止することができ、例えば携帯電話等の無線通信機を近づけることができる光電式煙感知装置を提供することができる。
さらに、本発明によれば、電磁波ノイズによる誤感知を十分に防止することができるとともに、より小型化することができる光電式煙感知装置を提供することができる。
以下、本発明による受光装置及び光電式煙感知装置について、図面を参照して説明する。
[第1の実施の形態]
図1は本発明の第1の実施の形態による受光装置を示し、図1(a)はその要部を示す概略平面図、図1(b)は図1(a)中のB−B’線に沿った概略断面図、(c)は図1(a)のC−C’線に沿った概略断面図である。なお、図1(b)(c)において、層間絶縁膜等の図示は省略している。
本実施の形態による受光装置は、半導体受光装置として構成され、N型シリコン基板22と、N−型エピタキシャル層23と、エピタキシャル層23の表面側に形成されたP+型不純物拡散層24と、を有している。層23,24によるPN接合によって、フォトダイオードが構成されている。このフォトダイオードが、光を受けてその光量に応じて光電変換する受光部21となっている。受光部21には、図1(b)中の上側から光が入射される。図面には示していないが、層23はグランドに接続されるようになっている。
また、本実施の形態による受光装置は、図1に示すように配置されて一体に連続する金属配線層25と、図1に示すように配置されて一体に連続する金属配線層26と、エピタキシャル層23の表面側に形成されクロスアンダー部を構成するP+型の不純物拡散層(以下、「クロスアンダー拡散層」と呼ぶ。)27と、を有している。金属配線層25と、金属配線層26及びクロスアンダー拡散層27とは、電気的に絶縁されている。金属配線層25と金属配線層26とは、同じ階層に形成されている。
本実施の形態では、金属配線層25における、受光部21の周囲にその全体に渡って矩形の完全な閉ループをなすように配置された部分25aが、受光部配線を構成している。この部分(受光部配線)25aは、スルーホール28によって、受光部21の不純物拡散層24に電気的に接続されている。金属配線層25における図1(a)中の点P2より矢印X側の部分25bが、受光部21からの光信号を前記部分(受光部配線)25aを介して外部に出力する信号用出力線を構成している。このように、本実施の形態では、一体に連続する金属配線層25を用いて前記受光部配線及び前記信号用出力線を構成することで、両者を電気的に接続しているが、前記受光部配線及び前記信号用出力線を互いに異なる材料で構成して両者を電気的に接続してもよい。なお、本発明では、受光部配線は、閉ループの一部が途切れるように配置してもよい。
金属配線層26における端点P3の付近及び点P4の付近が、スルーホール29によって、クロスアンダー拡散層27の左端付近及び右端付近にそれぞれ電気的に接続されている。本実施の形態では、金属配線層26における、受光部21の周囲にそのほぼ全体に渡って端点P3から点P4に至るまで時計回りにほぼ矩形状に周回する部分26aと、クロスアンダー拡散層27が、金属配線層25の部分(受光部配線)25aの近傍に設けられて電磁波によるノイズ信号を受け取るアンテナ配線を構成している。したがって、本実施の形態では、このアンテナ配線は、受光部21の周囲にその全体に渡って矩形の完全な閉ループをなすように配置されている。もっとも、本発明では、アンテナ配線は、閉ループの一部が途切れるように配置してもよい。また、本実施の形態では、図1(a)に示すように、このアンテナ配線は、前記受光部配線(金属配線層25の部分25a)の外側に配置されているが、このアンテナ配線と前記受光部配線との間の間隔は例えば1μm程度と狭く設定されている。これにより、アンテナ配線が囲む領域の面積は、受光部配線が囲む領域の面積と略同じにされている。
金属配線層26における図1(a)中の点P4より矢印X側の部分26bが、前記アンテナ配線からの前記ノイズ信号を外部に出力するノイズ用出力線を構成している。このように、本実施の形態では、一体に連続する金属配線層26を用いて前記アンテナ配線及び前記ノイズ用出力線を構成することで、両者を電気的に接続しているが、前記アンテナ配線及び前記ノイズ用出力線を互いに異なる材料で構成して両者を電気的に接続してもよい。
本実施の形態による受光装置では、受光部配線(金属配線層25の部分25a)及びアンテナ配線(金属配線層26の部分26a+クロスアンダー拡散層27)が前述したように配置されているので、電磁波が照射されると、受光部配線にもアンテナ配線にも電磁波によるノイズ電流が生ずる。よって、受光部21から受光部配線及び信号用出力線(金属配線層25の部分25b)を介して外部に出力される信号には、光信号成分と電磁波によるノイズ信号成分とが混在しており、また、アンテナ配線からノイズ用出力線(金属配線層26の部分26b)を介して外部に出力される信号には、電磁波によるノイズ信号成分のみが存在する。
したがって、本実施の形態によれば、電磁波が存在しているか否かが明確に把握でき、また、電磁波によって生ずるノイズ信号と、該ノイズ信号と光信号の混在した信号とを別々に出力することが可能となる。このため、本実施の形態によれば、電磁波によるノイズが存在していないときにのみ信号用出力線からの信号(電磁波によるノイズが存在していない場合には、真の光信号となる。)を用いたり、あるいは、信号用出力線からの信号から、ノイズ用出力線からの信号を減算したりすることで、電磁波ノイズの影響を十分に抑えることができる。
また、本実施の形態によれば、電磁波によって生ずるノイズ信号を得るために、受光部21の周辺に配置したアンテナ配線(金属配線層26の部分26a+クロスアンダー拡散層27)が用いられているので、特許文献3の受光装置のように光信号用受光部と同じ面積を有するダミー受光部を用いる場合に比べて、基板22における占有面積を大幅に抑えることができ、装置の小型化を図ることができる。
さらに、本実施の形態では、前述したように、アンテナ配線が囲む領域の面積と受光部配線が囲む領域の面積とが略同じにされているので、受光部1からの信号に含まれる電磁波によるノイズの大きさと、ノイズ用出力線から出力されるノイズの大きさは原理的には等しくなる。このため、両者の信号を減算すれば、真の光信号を得ることができるので、信号処理が容易となる。
本実施の形態では、工程簡略化のために、金属配線層25,26は、金属膜を成膜後、周知のフォトリソエッチング技術によりパターニングして形成することで、同じ階層に形成されている。このため、アンテナ配線が信号用出力線と交差する所には、クロスアンダー拡散層27を用いている。
ただし、交差箇所の構成はクロスアンダー拡散層27に限るものではない。例えば、図2に示すように、クロスアンダー拡散層27の代わりに、ポリシリコン層30によるクロスアンダー部を配置してもよい。この変形例の場合、ポリシリコン層30に代えて別の導電体からなる層を使用してもよい。また、図3に示すように、クロスアンダー拡散層27の代わりに、金属配線層25,26の階層より上の階層に形成された金属層32を用いてもよい。
図2は、第1の実施の形態の変形例による受光装置の要部を示す概略断面図である。図3は、第1の実施の形態の他の変形例による受光装置の要部を示す概略断面図である。図2及び図3は、図1(c)に対応している。図2及び図3において、図1中の要素と同一又は対応する要素には同一符号を付している。図2において、31は、金属配線層26とポリシリコン層30とを電気的に接続するためのスルーホールである。図3において、33は、金属配線層26と金属層32とを電気的に接続するためのビアホールである。
なお、シリコン基板22及び層23,24,27の導電型は、前述した導電型と逆の導電型にしてもよいことは、言うまでもない。
[第2の実施の形態]
図4は本発明の第2の実施の形態による受光装置を示し、図4(a)はその要部を示す概略平面図、図4(b)は図4(a)中のE−E’に沿った概略断面図、図4(c)は図4(a)中のF−F’線に沿った概略断面図である。図面には示していないが、図4(a)中のD−D’線に沿った概略断面図は図1(b)と同様となる。図4において、図1中の要素と同一又は対応する要素には同一符号を付し、その重複する説明は省略する。
本実施の形態が前記第1の実施の形態と異なる点は、前記第1の実施の形態では、クロスアンダー拡散層27がアンテナ配線の一部を構成し信号用出力線がクロスアンダー拡散層27を跨いでいるのに対し、本実施の形態では、クロスアンダー拡散層27が信号用出力線の一部を構成しアンテナ配線がクロスアンダー拡散層27を跨ぐ構成になっている点だけである。
なお、図4(c)において、35は、金属配線層25とクロスアンダー拡散層27とを電気的に接続するためのスルーホールである。
前記第1の実施の形態と同様に、交差箇所の構成はクロスアンダー拡散層27に限らず、図5に示すようにクロスアンダー拡散層27に代えてポリシリコン層40によるクロスアンダー部を配置したり、図6に示すようにクロスアンダー拡散層27に代えて金属配線層25,26の階層より上の階層に形成された金属層42を用いてもよい。
図5は第2の実施の形態の変形例による受光装置を示し、図5(a)はその要部を示す概略断面図、図5(b)はその要部を示す他の概略断面図である。図6は、第2の実施の形態の他の変形例による受光装置を示し、図6(a)はその要部を示す概略断面図、図6(b)はその要部を示す他の概略断面図である。図5(a)及び図6(a)は図4(b)に対応し、図5(b)及び図6(b)は図4(c)に対応している。図5及び図6において、図4中の要素と同一又は対応する要素には同一符号を付している。図5において、41は、金属配線層25とポリシリコン層40とを電気的に接続するためのスルーホールである。図6において、43は、金属配線層25と金属層42とを電気的に接続するためのビアホールである。
本実施の形態によれば、前記第1の実施の形態と同様の利点が得られる。
[第3の実施の形態]
図7は本発明の第3の実施の形態による受光装置を示し、図7(a)はその要部を金属配線層26の図示を省略して示す概略平面図、図7(b)はその要部を金属配線層25の図示を省略して示す概略平面図である。図8(a)は図7(a)(b)中のG−G’線に沿った概略断面図、図8(b)は図7(a)(b)中のH−H’線に沿った概略断面図である。図7及び図8において、図1中の要素と同一又は対応する要素には同一符号を付し、その重複する説明は省略する。
本実施の形態が第1の実施の形態と異なる点は、アンテナ配線が、受光部配線の上部に、絶縁膜としてのシリコン酸化膜51を介して配置されている点である。すなわち、本実施の形態では、金属配線層26が金属配線層25より上の階層に形成され、金属配線層26におけるアンテナ配線を構成する部分(受光部21の周囲にその全体に渡って矩形の完全な閉ループをなすように配置された部分)26aが、金属配線層25における受光部配線を構成する部分(受光部21の周囲にその全体に渡って矩形の完全な閉ループをなすように配置された部分)25aとちょうど重なるように、その上部にシリコン酸化膜51を介して配置されている。
本実施の形態では、このように、アンテナ配線と受光部配線の平面的な位置が同一となっている。このため、本実施の形態によれば、電磁波によるノイズの大きさは、アンテナ配線3と受光部配線2とで、限りなく等しくなるので、より好ましい。
なお、本実施の形態では、アンテナ配線は、金属配線層26の前記部分26aのみで構成され、クロスアンダー拡散層27は設けられていない。また、金属配線層26における図7(b)中の点P2より右側部分26bが、ノイズ用出力線を構成している。
[第4の実施の形態]
図9は、本発明の第4の実施の形態による光電式煙感知装置を示す概略ブロック図である。
本実施の形態による光電式煙感知装置は、光を放射する発光素子としてのLED61と、発光制御部62と、受光装置63と、2つのアンプ64,65と、2つの比較器66,67と、処理部68と、信号送出部69とを有している。
発光制御部62は、LED61がパルス光が繰り返して放射するように、LED61を制御する。
受光装置63は、前述した各実施の形態及び各変形例の受光装置のいずれでも良いが、ここでは、第1の実施の形態による受光装置を用いるものとして説明する。受光装置63は、煙が存在していない通常時において、LED61により放射される光が受光装置63の受光部21に入射されないように、LED61との位置関係が設定されている。一方、火災が発生し煙が存在する異常時において、LED61から放射される光は、煙により散乱され、散乱光となって受光装置63の受光部21に入射する。
前記散乱光が受光装置63の受光部21に入射すると、受光部21により光電変換されて光信号となり、この光信号が出力される。受光部21からの光信号は、アンプ64で増幅されて第1の判定手段としての光信号用比較器66に入力される。光信号用比較器66は、予め設定された第1の設定値と比較することで、入力された光信号のレベルが前記第1の設定値を超えたか否かを示す第1の判定信号を出力する。以下の説明では、光信号用比較器66は、第1の判定信号として、前記第1の設定値を超えた場合には論理値「1」の信号を出力し、前記第1の設定値を超えない場合には論理値「0」の信号を出力するものとする。勿論、本発明ではこれに限定されものではない。光信号用比較器66は、発光制御部62から前記パルス光に同期した同期信号を受け、前記第1の判定信号を、LED61から放射されるパルス光に同期してそのパルス光毎に出力する。
論理値「1」の第1の判定信号は、煙が存在している場合に、光信号用比較器66から出力される。ただし、受光部21に電磁波が入射すると、受光部21からの信号には、電磁波によるノイズ成分が混在している。このため、本来煙が存在していないにも拘わらず、電磁波によるノイズ成分のために上記第1の設定値を超えてしまい、光信号用比較器66から論理値「1」の第1の判定信号が出力されることもある。
受光装置63のアンテナ配線60(前記第1の実施の形態における金属配線層26の部分26aに相当)からのノイズ信号は、アンプ65で増幅されて第2の判定手段としてのノイズ用比較器67に入力される。ノイズ用比較器67は、予め設定された第2の設定値と比較することで、入力されたアンテナ配線からのノイズ信号が前記第2の設定値を超えたか否かを示す第2の判定信号を出力する。以下の説明では、ノイズ用比較器67は、第2の判定信号として、前記第2の設定値を超えない場合(すなわち、電磁波によるノイズが存在しない場合)には論理値「1」の信号を出力し、前記第2の設定値を超えた場合(すなわち、電磁波によるノイズが存在する場合)には論理値「0」の信号を出力するものとする。勿論、本発明ではこれに限定されものではない。ノイズ用比較器67は、発光制御部62から前記パルス光に同期した同期信号を受け、前記第2の判定信号を、LED61から放射されるパルス光に同期してそのパルス光毎に出力する。
処理部68は、比較器66,67からの第1及び第2の判定信号と発光制御部62からの前記同期信号を受けて、前記第1及び第2の判定信号の論理積(アンド)をとり、この論理積が論理値「1」である状態(すなわち、受光部21からの信号が第1の設定値を超え、かつ、アンテナ配線20からのノイズ信号が第2の設定値を超えない状態)が、前記パルス光に同期して連続して所定回数(例えば、3回)継続した場合に、火災による煙を感知したことを示す煙感知信号を出力する。このような処理部68は、例えば、比較器66,67からの第1及び第2の判定信号の論理積をとるアンド回路と、アンド回路の出力が「1」である場合に前記同期信号に同期して1だけ計数値をカウントアップし、アンド回路の出力が「0」である場合に前記同期信号に同期して計数値をリセットし、当該計数値が例えば3となったときに煙を感知したことを示す論理値の信号を出力する計数回路と、から構成することができる。
処理部68から出力された煙感知信号は、信号送出部69によって、警報器等に要求される電圧・電流等の信号形式に変換された後に、外部に出力される。この煙感知信号は、例えば警報音を鳴らしたり、警報用の表示灯を点灯させたりするのに用いられる。
本実施の形態によれば、電磁波によるノイズが存在する場合には、処理部68から煙感知信号が出力されることがなくなり、電磁波によるノイズが存在しない場合にのみ、受光部21からの信号の大小に応じて煙の感知・非感知が決定される。このとき、電磁波によるノイズが存在しないのであるから、受光部からの信号には、電磁波によるノイズ成分が存在しない。よって、本実施の形態によれば、電磁波ノイズによる誤感知を十分に防止することができ、例えば携帯電話等の無線通信機を近づけても支障がなくなる。なお、煙感知においては、煙が発生した時点から煙を感知するまでの時間は、比較的長時間(例えば、数十秒〜数分程度)が許容される。よって、本実施の形態のように、電磁波によるノイズが存在するときに煙感知を中止しても問題が生ずることはない。
また、受光装置63を小型化することができるので、光電式煙感知装置全体としても小型化することができる。
前記所定回数を複数回にすると、複数回の連続したパルス信号で判断するので、さらに煙感知の信頼性が増大し、好ましい。もっとも、1回のパルス信号で判断してもよく、その場合は、例えば、処理部68を前記アンド回路のみで構成することができ、前記計数回路は不要となる。
本実施の形態では、LED61からパルス光を放射させている。しかし、LED61から連続光を放射させて、比較器67,68での判定を周期的に行っても同様な効果が得られる。
また、本実施の形態において、受光装置63として、前述した各実施の形態や各変形例の受光装置を用いる代わりに、例えば、特許文献3に開示された受光装置を用いてもよい。
[第5の実施の形態]
図10は、本発明の第5の実施の形態による光電式煙感知装置を示す概略ブロック図である。
本実施の形態による光電式煙感知装置は、光を放射する発光素子としてのLED71と、発光制御部72と、受光装置73と、2つのアンプ74,75と、差動アンプ76と、比較器77と、処理部78と、信号送出部79とを有している。
発光制御部72は、LED71がパルス光が繰り返して放射するように、LED61を制御する。
受光装置73は、前述した各実施の形態及び各変形例の受光装置のいずれでも良いが、ここでは、第3の実施の形態による受光装置を用いるものとして説明する。受光装置73は、煙が存在していない通常時において、LED71により放射される光が受光装置73の受光部21に入射されないように、LED71との位置関係が設定されている。一方、火災が発生し煙が存在する異常時において、LED71から放射される光は、煙により散乱され、散乱光となって受光装置73の受光部21に入射する。
前記散乱光が受光装置73の受光部21に入射すると、受光部21により光電変換されて光信号となり、この光信号が出力される。受光部21からの光信号は、アンプ74で増幅されて差動アンプ76の一方の入力部に入力される。受光装置73のアンテナ配線70(前記第3の実施の形態における金属配線層26の部分26aに相当)からのノイズ信号は、アンプ75で増幅されて差動アンプ76の他方の入力部に入力される。差動アンプ76は、前記光信号とノイズ信号を差分・増幅して出力する。
判定手段としての比較器77は、予め設定された設定値と比較することで、入力された差動アンプ76の出力レベルが前記設定値を超えたか否かを示す判定信号を出力する。以下の説明では、比較器77は、判定信号として、前記設定値を超えた場合には論理値「1」の信号を出力し、前記設定値を超えない場合には論理値「0」の信号を出力するものとする。勿論、本発明ではこれに限定されものではない。比較器77は、発光制御部72から前記パルス光に同期した同期信号を受け、前記判定信号を、LED71から放射されるパルス光に同期してそのパルス光毎に出力する。
処理部78は、比較器77から前記判定信号を受けるとともに、発光制御部72から前記同期信号を受けて、比較器77からパルス光に同期して連続して得られる「1」の判定信号の回数をカウントし、その連続回数が所定回数(例えば、3回)となったときに、火災による煙を感知したことを示す煙感知信号を出力する。処理部78として、計数回路を用いることができる。処理部78から出力された煙感知信号は、信号送出部79によって、警報器等に要求される電圧・電流等の信号形式に変換された後に、外部に出力される。この煙感知信号は、例えば警報音を鳴らしたり、警報用の表示灯を点灯させたりするのに用いられる。
本実施の形態によれば、電磁波によるノイズを差し引いて真の光信号を得るので、電磁波ノイズによる誤感知を十分に防止することができ、例えば携帯電話等の無線通信機を近づけることができる。また、本実施の形態によれば、電磁波によるノイズを差し引いて真の光信号を得るので、電磁波によるノイズが生じていても常に煙の有無を観察することが可能となる。さらに、受光装置73を小型化することができるので、光電式煙感知装置全体としても小型化することができる。
前記所定回数を複数回にすると、複数回の連続したパルス信号で判断するので、さらに煙感知の信頼性が増大し、好ましい。もっとも、1回のパルス信号で判断してもよく、その場合は、処理部78は不要となる。
本実施の形態では、LED71からパルス光を放射させている。しかし、LED71から連続光を放射させて、比較器77での判定を周期的に行っても同様な効果が得られる。
以上、本発明の各実施の形態及びその変形例について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではない。例えば、受光部21は、前述した構成のフォトダイオードに限定されるものではない。
21 受光部
25a 金属配線層25の部分(受光部配線)
25b 金属配線層25の部分(信号用出力線)
26a 金属配線層26の部分(アンテナ配線又はその一部)
26b 金属配線層26の部分(ノイズ用出力線)
25a 金属配線層25の部分(受光部配線)
25b 金属配線層25の部分(信号用出力線)
26a 金属配線層26の部分(アンテナ配線又はその一部)
26b 金属配線層26の部分(ノイズ用出力線)
Claims (11)
- 光を受けてその光量に応じて光電変換する受光部と、
前記受光部の周囲に配置され、前記受光部と電気的に接続された受光部配線と、
前記受光部配線と電気的に接続され前記受光部からの光信号を前記受光部配線を介して外部に出力する信号用出力線と、
前記受光部配線の近傍に設けられ、前記受光部配線及び前記信号用出力線とは電気的に絶縁され、電磁波によるノイズ信号を受け取るアンテナ配線と、
前記アンテナ配線と電気的に接続され前記ノイズ信号を外部に出力するノイズ用出力線と、
を備えたことを特徴とする受光装置。 - 前記アンテナ配線は、前記受光部の周囲に配置されたことを特徴とする請求項1記載の受光装置。
- 前記アンテナ配線は、前記受光部配線の外側に配置されたことを特徴とする請求項2記載の受光装置。
- 前記アンテナ配線は、前記受光部配線の上部に絶縁膜を介して配置されたことを特徴とする請求項2記載の受光装置。
- 前記アンテナ配線が囲む領域の面積は、前記受光部配線が囲む領域の面積と略同じであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の受光装置。
- 前記信号用出力線と前記アンテナ配線とが交差することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の受光装置。
- 光を放射する発光素子と、
前記発光素子から放射された光の煙による散乱光を受けてその光量に応じた光信号を出力するとともに、電磁波によるノイズ信号を出力する受光装置と、
前記光信号を受けて、前記光信号のレベルが第1設定値を超えたか否かを判定する第1の判定手段と、
前記ノイズ信号を受けて、前記ノイズ信号のレベルが第2設定値を超えたか否かを判定する第2の判定手段と、
前記第1の判定手段により前記光信号のレベルが前記第1設定値を超えたと判定され、かつ、前記第2の判定手段により前記ノイズ信号のレベルが前記第2設定値を超えないと判定された状態が、1回生じたとき又は複数回連続して生じたときに、煙を感知したことを示す煙感知信号を出力する出力手段と、
を備えたことを特徴とする光電式煙感知装置。 - 前記受光装置が請求項1乃至6のいずれかに記載の受光装置であることを特徴とする請求項7記載の光電式煙感知装置。
- 光を放射する発光素子と、
請求項1乃至6のいずれかに記載の受光装置であって、前記発光素子から放射された光の煙による散乱光を受光する受光装置と、
前記光信号及び前記ノイズ信号を受けて、前記光信号と前記ノイズ信号との差に応じた出力を得る差分手段と、
前記差分手段の出力が設定値を超えたか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により前記差分手段の出力が前記設定値を超えたと判定された状態が、1回生じたとき又は複数回連続して生じたときに、煙を感知したことを示す煙感知信号を出力する出力手段と、
を備えたことを特徴とする光電式煙感知装置。 - 前記発光素子は、パルス光を繰り返して放射し、
前記第1及び第2の判定手段あるいは前記判定手段は、前記パルス光に同期して前記判定を行うことを特徴とする請求項7乃至9のいずれかに記載の光電式煙感知装置。 - 前記第1及び第2の判定手段あるいは前記判定手段は、周期的に前記判定を行い、
前記発光素子は、少なくとも前記第1及び第2の判定手段あるいは前記判定手段の判定時において、光を放射することを特徴とする請求項7乃至9のいずれかに記載の光電式煙感知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003405227A JP2005164444A (ja) | 2003-12-03 | 2003-12-03 | 受光装置及び光電式煙感知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003405227A JP2005164444A (ja) | 2003-12-03 | 2003-12-03 | 受光装置及び光電式煙感知装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2005164444A true JP2005164444A (ja) | 2005-06-23 |
Family
ID=34727951
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2003405227A Pending JP2005164444A (ja) | 2003-12-03 | 2003-12-03 | 受光装置及び光電式煙感知装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005164444A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2463837A1 (en) * | 2010-12-09 | 2012-06-13 | Nxp B.V. | Smoke detector |
-
2003
- 2003-12-03 JP JP2003405227A patent/JP2005164444A/ja active Pending
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EP2463837A1 (en) * | 2010-12-09 | 2012-06-13 | Nxp B.V. | Smoke detector |
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