JP2005164214A - 空気調和装置、空気調和装置の制御方法及び制御プログラム - Google Patents

空気調和装置、空気調和装置の制御方法及び制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 フィルタ清掃をより簡単かつ安全に行うことができる空気調和装置を提供する。
【解決手段】 底面に空気清浄用のフィルタが載置される吸込グリル37を有する空気調和装置において、前記吸込グリル37を吊紐50により支持し、前記吊紐50を繰り出し、或いは巻き戻すことにより、前記吸込グリル37を昇降させる昇降手段としての第1及び第2ユニットと、前記吸込グリル収納時に、この吸込グリル37の幅方向のいずれか一端が空気調和機本体1aに当接したときから所定時間が経過するまでの間に、前記吸込グリル37の他端が当接しなかった場合、前記吊紐50を繰り出して、前記空気調和機本体1aと当接した前記一端を予め定められた距離だけ降下させるようにした。
【選択図】 図7

Description

本発明は、室空間の天井等に設けられる空気調和装置、この空気調和装置の制御方法及び制御プログラムに関する。
従来から、懸吊ボルトを用いて室内の天井から吊り下げられて設置される構成の天井吊型の空気調和装置が知られている(例えば特許文献1)。この種の天井吊型の空気調和装置にあっては、空気調和機本体底面(建物の床面と対向する面)に吸込グリルが設けられ、この吸込グリルにフィルタが設けられている。この吸込グリルに設けられたフィルタは、定期的に作業員などの手により外され、掃除されることにより空気調和装置としての性能が十分に発揮される。
特開平9−275251号公報
しかしながら、作業員などは、フィルタ清掃を行うために、空気調和機本体から吸込グリルに載置されたフィルタを取り外すといった作業を天井面近くで、その都度行わなくてはならず、非常に煩雑であるばかりか、吸込グリルを取り外す際には、台などの上に乗って作業するため安全性の面からも好ましくなかった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、フィルタ清掃をより簡単かつ安全に行うことができる空気調和装置、この空気調和装置の制御方法および制御プログラ厶を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、空気清浄用のフィルタが載置される吸込グリルを収納する収納部を有する空気調和装置において、前記吸込グリルを吊紐により支持し、前記吊紐を繰り出し、或いは巻き戻すことにより、前記吸込グリルを前記フィルタと共に昇降させる昇降手段と、前記吸込グリルを上昇させて前記収納部に収納する際に、この吸込グリルの幅方向のいずれか一端が前記収納部に当接したときから所定時間が経過するまでの間に、前記吸込グリルの他端が当接しなかった場合、前記昇降手段に前記吊紐を繰り出させ、前記収納部と当接した前記一端を予め定められた距離だけ降下させた後、再度、前記吊紐を巻き戻させて吸込グリル全体を上昇させる制御手段とを具備することを特徴とする。
また本発明は、上記発明において、前記制御手段は、前記吸込グリル昇降時に、前記吸込グリルの幅方向のいずれか一端が前記収納部に当接したときから所定時間が経過するまでの間に、前記吸込グリルの他端が前記収納部に当接した場合に、前記昇降手段に前記吊紐を繰り出させ、前記吸込グリル全体を所定距離だけ降下させた後に、再度、前記昇降手段に前記吊紐を巻き戻させ、前記吸込グリル全体を所定距離だけ上昇させることを特徴とする。
また本発明は、上記発明において、前記制御手段は、前記昇降手段に前記吊紐を繰り出させ、前記吸込グリル全体を所定距離だけ降下させた後に、再度、前記昇降手段に前記吊紐を巻き戻させ、前記吸込グリル全体を所定距離だけ上昇させる降下・上昇動作をn回(n≧2)繰り返すことを特徴とする。
また本発明は、上記発明において、前記昇降手段は、前記空気調和装置本体の幅方向の両側の各々に設けられていることを特徴とする。
また本発明は、上記発明において、室内天井から吊り下げられて設置される天吊型であることを特徴とする。
本発明は、空気清浄用のフィルタが載置される吸込グリルを収納する収納部を有し、前記吸込グリルを吊紐により支持し、前記吊紐を繰り出し、或いは巻き戻すことにより、前記吸込グリルを前記フィルタと共に昇降させる昇降手段を備える空気調和装置を制御する制御方法において、前記吸込グリルを上昇させ前記収納部に収納する際に、この吸込グリルの幅方向のいずれか一端が前記収納部に当接したときから所定時間が経過するまでの間に、前記吸込グリルの他端が当接しなかった場合、前記昇降手段に前記吊紐を繰り出させ、前記収納部と当接した前記一端を予め定められた距離だけ降下させた後、再度、前記吊紐を巻き戻させて吸込グリル全体を上昇させることを特徴とする。
本発明は、空気清浄用のフィルタが載置される吸込グリルを収納する収納部を有し、前記吸込グリルを吊紐により支持し、前記吊紐を繰り出し、或いは巻き戻すことにより、前記吸込グリルを前記フィルタと共に昇降させる昇降手段を備える空気調和装置を制御する制御プログラムにおいて、前記空気調和装置を、前記吸込グリルを上昇させ前記収納部に収納する際に、この吸込グリルの幅方向のいずれか一端が前記収納部に当接したときから所定時間が経過するまでの間に、前記吸込グリルの他端が当接しなかった場合、前記昇降手段に前記吊紐を繰り出させ、前記収納部と当接した前記一端を予め定められた距離だけ降下させた後、再度、前記吊紐を巻き戻させて吸込グリル全体を上昇させる手段として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、空気調和装置のフィルタ清掃を作業員等が、より簡単かつ安全に行うことができる。
以下図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本実施形態にかかる空気調和装置の一例としての天吊型空気調和装置1の外観構成を示す斜視図である。また、図2は、空気調和機本体1aの内部構造を示す断面図であり、図3は、同じく内部構造を示す平面図である。図1に示すように、天吊型空気調和装置1は、空気調和機本体1aの両側にサイドカバー45が配置され、空気調和機本体1aの下部(底部)に、底パネル14と吸込グリル37とが配置されて構成され、この空気調和機本体1aの底部が吸込グリル37の収納部として構成される。また、空気調和機本体1aには、当該空気調和機本体1aをコントロールするためのリモートコントローラ(図示せず)からの指示信号を受信する受信ユニット(図示せず)が設けられている。
図2に示すように、空気調和機本体1aは、天井から吊り下げられた吊りボルト3に引っかけられて室内天井板5の下面に設置・固定されている。この空気調和機本体1aには、吹出口41が設けられた前面から順に、熱交換機15、送風機13が配置され、さらに、この他にも、電装箱11、冷媒配管29等の各種機器類が殆ど隙間なく収納されている。
送風機13は、図3に示すように四台の送風機ユニット21〜24からなり、これらは一台のモータ25で駆動される回転軸27上に固定・配置されている。熱交換器15は、図2に示すようにフィン・チューブ型の熱交換器であり、空気調和機本体1a内に斜めに設置される。この熱交換器15には冷媒配管29が接続され、この冷媒配管29は空気調和機本体1aの外に導出され、室外機(図示せず)の圧縮機、減圧装置、室外熱交換器等に接続される。
熱交換器15の下方には、図2に示すように発泡スチロール製のドレンパン31が設置され、このドレンパン31の下面には板金製パネル33が設置される。ドレンパン31のドレン溜まり31aには、図3に示すようにフレキシブルチューブ32を介してドレンポンプユニット35が接続され、このドレンポンプユニット35に収容されるドレンポンプは、ドレン溜まり31aに収集されたドレンを吸い上げて空気調和機本体1aの外に排出する。
送風機13の下方には、図2に示すように樹脂製の吸込グリル37が設置され、この吸込グリル37には空気清浄用のフィルタ39が取り付けられる。そして、送風機13が駆動されると吸込グリル37およびフィルタ39を通じて室内の空気が空気調和機本体1a内に吸い込まれ、この空気は熱交換器15で熱交換された後に、吹出口41を通じて室内に吹き出される。中仕切板43は、空気調和機本体1aの略中央を横断的に仕切る仕切板であり、送風機13は、この中仕切板43にて仕切られた室に配置されている。
ここで本実施形態では、図4に示すように、上記吸込グリル37は、4本の吊紐50a〜50dを介して空気調和機本体1aに支持され、これらの吊紐50a〜50dが繰り出され、或いは巻き戻されることで、所定の範囲で昇降し、吸込グリル37を下げた位置で、この吸込グリル37に載せられたフィルタ39を取り外し可能に構成される。なお、以下の説明において、4本の吊紐50a〜50dの各々を特に区別する必要がない場合には、「吊紐50」と称する。
図3に示すように、4本の吊紐50a〜50dを繰り出し、或いは巻き戻す昇降機構は、空気調和機本体1aの両端に取り付け固定された2つのユニット60、すなわち、第1及び第2ユニット60a、60b内に収容されている。第1ユニット60aおよび第2ユニット60bの各々は、図5に示すように、空気調和機本体1aの側面に取り付けられた後、ホルダー62により保持されて固定される。第1ユニット60aは、空気調和機本体1aの右端面に取り付け固定され、これには吸込グリル37の一辺37A(図4参照)を支持する2本の吊紐50a、50bが連結される。一方第2ユニット60bは、空気調和機本体1aの左端面に取り付け固定され、これには吸込グリル37の他辺37B(図4参照)を支持する残りの2本の吊紐50c、50dが連結される。
図6は、第1ユニット60aの構成を模式的に示す図である。この図に示すように、第1ユニット60aは、1本の吊紐50が巻き回された2つのボビン70と、ボビン70を回転駆動する駆動モータ71をボビン70ごとに1つずつ備え、駆動モータ71がギア列(図示せず)を介してボビン70を駆動することで、2本の吊紐50を繰り出し、或いは巻き戻し可能に構成される。また、第1ユニット60aは、駆動モータ71による回転駆動を制御する制御回路(例えばMPU)72が設けらており、この制御回路72は、制御動作のための制御プログラムが格納されている。また、各ボビン70には、ボビン70の回転量を検出するロータリーエンコーダなどの回転検出器75が設けられ、ボビン70の回転量が制御回路72に出力される。
また、制御回路72から複数の信号線73が引き出され、第1ユニット60aの筐体面外側に形成されたユニット側コネクタ74に接続されている。このユニット側コネクタ74は、第1ユニット60の筐体のうち、空気調和機本体1aに取り付けられた際に、この空気調和機本体1aの側面と対向する面内に形成されており、空気調和機本体1aの側面に設けられた本体側コネクタ(図示せず)と係合することで、第1ユニット60aと空気調和機本体1aとが信号通信可能に接続される。すなわち、第1ユニット60aが空気調和機本体1aに取り付けられることで、空気調和機本体1a側の制御回路(図示せず)と第1ユニット60a側の制御回路72が互いに通信可能となる。なお、第2ユニット60bの構成は、上記第1ユニット60aの構成と同様であるため、その説明を省略する。
作業員が吸込グリル37(フィルタ39)を昇降させる際には、先ず、リモートコントローラなどにより空気調和機本体1aに吸込グリル37の昇降指示を与える。空気調和機本体1aの制御回路がこの指示を受信すると、第1ユニット60a及び第2ユニット60bの各制御回路72に伝送し、これを受信した制御回路72が駆動モータ71を回転駆動(正回転あるいは逆回転)させることで、4本の吊紐50a〜50dが繰り出され、あるいは、巻き取られて吸込グリル37が昇降することとなる。
第1ユニット60a及び第2ユニット60bの制御回路72は、吸込グリル37を降下させる際に、吸込グリル37が作業位置に停止するように、回転検出器75からの検出信号に基づいて吊紐50の繰り出し量を制御する。ここで、上記作業位置は、作業員が吸込グリル37に載置されたフィルタ39を容易に取り外せる位置であり、床面から例えば1メートル程度の高さである。本実施形態では、空気調和機本体1aの底面(すなわち、吸込グリル37の取付位置)から作業位置までの距離が予め制御回路72に設定されており、制御回路72は、この距離だけ吊紐50が繰り出されるように、ボビン70を回転させている。
一方、吸込グリル37の上昇時には、制御回路72は、吸込グリル37を降下させたときに吊紐50を繰り出した分だけ巻き戻すように、回転検出器75からの検出信号に基づいて駆動モータ71を制御することで、吸込グリル37を空気調和機本体1aの底面に収納することができる。
ところで、吸込グリル37が横幅方向(空気調和機本体1aの横幅方向)に傾斜する姿勢で降下したり、2つの駆動モータ71の各々による吊紐50の繰出量或いは巻戻量が異なる等して吸込グリル37を上昇させて収納する際に、吸込グリル37の両辺37A、37Bの水平方向(天井面に対して水平な方向)の高さが揃わずに横幅方向に傾斜する姿勢となってしまう事がある。また、吸込グリル37の昇降時に、吸込グリル37が振動する等により、当該吸込グリル37が揺動し、吸込グリル37が空気調和機本体1aの底面に全閉する状態で嵌らずに、吸込グリル37の角などが空気調和機本体1aの底パネル14に引っ掛かった状態となってしまうこともある。特に、これらの現象は、吸込グリル37の横幅が長ければ長いほど(すなわち、吸込グリル37のアスペクト比が大であるほど)顕著になる。
そこで、本実施の形態では、吸込グリル37を収納する際に、吸込グリル37の両辺37A、37Bのいずれかが空気調和機本体1aの底面に当接したときから、一定時間が経過しても他方の辺が空気調和機本体1aの底面に当接しない場合には、吸込グリル37の水平方向の傾斜が大きいものとして、この傾斜を修正するための動作処理を実行する構成となっている。
さらに、本実施の形態では、上記動作処理時において、吸込グリル37か空気調和機本体1aの底面に到達した後に、一旦、この吸込グリル37を降下させ、再び吸込グリル37が空気調和機本体1aに到達するまで上昇させるといった降下・上昇制御を繰り返すことにより、吸込グリル37の揺動を抑えることを可能とし、吸込グリル37が空気調和機本体1aに全閉する状態で確実に収納されるようにしている。
以下、吸込グリル37の収納時の動作処理を図7に示すフローチャートを参照して説明する。図7は、吸込グリル37の収納時に上記制御回路72によって実行される動作手順を示すフローチャートである。
この図に示すように、制御回路72は、2つの駆動モータ71の各々を駆動して吊紐50を巻き戻している場合に、吸込グリル37の両辺37A、37Bのうちの一辺が空気調和機本体1aの底面に当接する等して、いずれかの駆動モータ71がロックされ、このロックに起因するロック電流が検出されると(ステップS1)、制御回路72に内蔵された図示せぬタイマを起動してカウントを開始し、予め設定されたカウント時間Ctの間に、吸込グリル37の他辺が空気調和機本体1aの底面に当接したことに起因する他の駆動モータ71でのロック電流が検出されたかを判別する(ステップS2)。
このカウント時間は、吸込グリル37の横幅方向の傾斜として許容される程度に応じて設定される。詳述すると、図8に示すように、吸込グリル37の横幅をWとし、横幅方向の傾斜角をθとした場合、吸込グリル37の両辺37A、37Bの各々の高さ方向のズレ量Lは、凡そL=θ×Wとなる。一方、駆動モータ71の単位時間あたりの吊紐50の巻き戻し量をSとすると、ズレ量Lを巻き戻すのに要する時間Tは、凡そT=L/Sとなる。すなわち、吸込グリル37の許容される傾斜角、すなわち、ズレ量をLtとした場合には、カウント時間Ct=Lt/Sが、カウントすべき時間として制御回路72に設定されることとなる。
さて、上記ステップS2の判別において、他方の駆動モータ71でのロック電流が検出されず、吸込グリル37の他辺の当接が検出されなかった場合(ステップS2:NO)、制御回路72は、2つの駆動モータ71の各々を停止し(ステップS3)、次いで、当接している側の駆動モータ71のみを駆動して吊紐50を繰り出し、この当接している側の辺を所定距離Mだけ降下させ(ステップS4)、処理手順をステップS1に戻す。
以上の動作により、図9に示すように、両辺37A、37Bの高さ方向のズレ量L’はL’=|L−M|(|x|は値xの絶対値を示す)に減少し、また、これらステップS1〜S4の動作を繰り返すことで、ズレ量L’が許容されるズレ量Lt以下とし、吸込グリル37の横幅方向の傾斜を許容できる程度に小さくすることが可能となる。
このように、両辺37A、37Bの高さ方向のズレ量Lが許容されるズレ量Lt以下となると、上記ステップS2の判別結果がYESとなり、制御回路72は、処理手順をステップS5に進め、吸込グリル37を確実に全閉状態で収納するための動作を行う。
詳述すると、上記ステップS1〜S4の動作にて、吸込グリル37の横幅方向の傾斜が修正されるものの、吸込グリル37が空気調和機本体1aの底面に全閉状態で収納されているとは限らず、底面パネル14に引っかかった状態となっている場合もある。そこで、制御回路72は、吸込グリル37を全閉状態で収納するために、駆動モータ71を回転駆動して吸込グリル37を第1所定距離(例えば1メートル)だけ全体的に一旦下降させた後(ステップS5)、再度、吸込グリル37が空気調和機本体1aの底面に当接するまで、すなわち、ステップS5にて降下させた第1所定距離だけ吸込グリル37を上昇させ(ステップS6)、吸込グリル37を空気調和機本体1aの底面に当接させる。
このステップS5、S6の動作により、吸込グリル37が一旦降下される事で、その姿勢が修正され、再度、上昇させることにより、吸込グリル8が全閉する状態で収納されるものの、姿勢の修正が十分でない場合には、なお、底面に引っ掛かった状態となることもある。そこで、確実性をより高めるために、制御回路72は、再度、吸込グリル37を第2所定距離だけ下降させた後(ステップS7)、再び、この第2所定距離だけ上昇させて(ステップS8)、吸込グリル37を底面に当接させる。このときには、吸込グリル37と空気調和機本体1aとの先の当接(ステップS6における当接)により、吸込グリル37の上昇時の揺動が抑制され、なおかつ、再度吸込グリル37を降下させる際の下げ幅(第2所定距離)を第1所定距離よりも小さくすることで、吸込グリル37の揺動が生じ難くなるため、吸込グリル37は、その振動が十分抑制された状態で空気調和機本体1aの底面に当接し、ほぼ確実に全閉状態で収納されることとなる。
なお、全閉状態で吸込グリル37を収納するために、吸込グリル37を下降・上昇させる繰り返し回数は1回に限らず、この繰り返し回数を多くすることで(例えば3回など)、より確実に吸込グリル37を空気調和機本体1aの底面に全閉状態で収納することができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、吸込グリル37を昇降させるようにしたため、作業員は、吸込グリル37を作業位置まで降下させてフィルタ39を取り外すことができ、空気調和機本体1aが設置されている天井面近くでのフィルタ39の取り外し作業をする必要が無く、簡単かつ安全に作業を行うことができる。
さらに、本実施の形態によれば、吸込グリル37を昇降させる第1及び第2ユニット60a、60bを空気調和機本体1aに内蔵(すなわち、ケーシング12A内に収納)するのではなく、空気調和機本体1aの側面の外側に設ける構成とし、さらに、ユニット側コネクタ74により空気調和機本体1aと通信可能な構成としたため、第1及び第2ユニット60a、60bのメンテナンス時などにおいて、これらユニットの取り外し、および、取り付けが容易となる。
さらにまた、本実施の形態によれば、吸込グリル37を収納する際に、吸込グリル37が空気調和機本体1aの底面に到達した後に、一旦、この吸込グリル37を降下させ、再び吸込グリル37が空気調和機本体1aに到達するまで上昇させるといった降下・上昇を複数回繰り返す構成であるため、吸込グリル37の揺動を抑え、吸込グリル37が空気調和機本体1aに全閉する状態で確実に収納することができる。
また、本実施の形態によれば、吸込グリル37を収納する際に、吸込グリル37の両辺37A、37Bのいずれかが空気調和機本体1aの底面に当接したときから、一定時間が経過しても他方の辺が空気調和機本体1aの底面に当接しない場合には、当接した方の辺のみを一旦降下させ、再び、吸込グリル37全体(両辺37A、37B)を上昇させるといった動作を繰り返し行う構成としたため、収納時における吸込グリル37の横幅方向の傾斜を修正することが可能となる。
<変形例>
上述した実施形態は、あくまでも本発明の一態様にすぎず、本発明の範囲内で任意に変形可能である。例えば、上述した実施形態では、昇降機構である第1ユニット60aと第2ユニット60bの各々が空気調和機本体1aの側面外側に取り付け固定され(図5参照)、サイドカバー45に覆われる構成について説明したが、これに限らず、図7に示すように、第1ユニット60aおよび第2ユニット60bの各々がサイドカバー45の内側に1つずつ配置された構成であっても良い。この構成においては、第1ユニット60a及び第2ユニット60bの制御回路72から引き出された信号線は、ユニット筐体外部に信号ケーブル80にて引き出され、この信号ケーブル80の先端に設けられたユニット側コネクタ74にて空気調和機本体1aの側面に接続される構成とすることで、第1ユニット60aと第2ユニット60bとを空気調和機本体1aに通信可能に接続することができる。
また、上述した実施形態では、吸込グリル37が空気調和機本体1aへ当接したことを回転検出器75の検出信号に基づいて検出する構成を例示したが、これに限らず、空気調和機本体1aのうち、吸込グリル37が収納される箇所に、吸込グリル37が当接したことを検出するスイッチを適宜の数だけ設ける構成としても良く、あるいは、駆動モータ71の駆動電流を検出し、ボビン70の回転停止に伴う過渡電流を検出する構成としても良い。
本発明の実施形態にかかる天吊型の空気調和装置の外観構成を示す斜視図である。 空気調和装置の構成を示す断面図である。 空気調和機本体の内部構成を示す上面図である。 吸込グリルの昇降を説明するための図である。 昇降機構を収納したユニットを示す図である。 ユニットの機能的構成を模式的に示す図である。 空気調和機本体による吸込グリル収納時の動作手順を示すフローチャートである。 吸込グリル収納時における横幅方向の傾斜を修正する際の動作を説明するための図である。 吸込グリル収納時における横幅方向の傾斜を修正する際の動作を説明するための図である。
符号の説明
1 空気調和装置
1a 空気調和機本体
14 底パネル
37 吸込グリル
39 フィルタ
45 サイドカバー
50、50a〜50d 吊紐
60 ユニット
60a 第1ユニット
60b 第2ユニット
70 ボビン
72 制御回路
74 ユニット側コネクタ
75 回転検出器

Claims (7)

  1. 空気清浄用のフィルタが載置される吸込グリルを収納する収納部を有する空気調和装置において、
    前記吸込グリルを吊紐により支持し、前記吊紐を繰り出し、或いは巻き戻すことにより、前記吸込グリルを前記フィルタと共に昇降させる昇降手段と、
    前記吸込グリルを上昇させて前記収納部に収納する際に、この吸込グリルの幅方向のいずれか一端が前記収納部に当接したときから所定時間が経過するまでの間に、前記吸込グリルの他端が当接しなかった場合、前記昇降手段に前記吊紐を繰り出させ、前記収納部と当接した前記一端を予め定められた距離だけ降下させた後、再度、前記吊紐を巻き戻させて吸込グリル全体を上昇させる制御手段と
    を具備することを特徴とする空気調和装置。
  2. 前記制御手段は、
    前記吸込グリル昇降時に、前記吸込グリルの幅方向のいずか一端が前記収納部に当接したときから所定時間が経過するまでの間に、前記吸込グリルの他端が前記収納部に当接した場合に、
    前記昇降手段に前記吊紐を繰り出させ、前記吸込グリル全体を所定距離だけ降下させた後に、再度、前記昇降手段に前記吊紐を巻き戻させ、前記吸込グリル全体を所定距離だけ上昇させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の空気調和装置。
  3. 前記制御手段は、前記昇降手段に前記吊紐を繰り出させ、前記吸込グリル全体を所定距離だけ降下させた後に、再度、前記昇降手段に前記吊紐を巻き戻させ、前記吸込グリル全体を所定距離だけ上昇させる降下・上昇動作をn回(n≧2)繰り返す
    ことを特徴とする請求項2に記載の空気調和装置。
  4. 前記昇降手段は、前記空気調和装置本体の幅方向の両側の各々に設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の空気調和装置。
  5. 室内天井から吊り下げられて設置される天吊型であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の空気調和装置。
  6. 空気清浄用のフィルタが載置される吸込グリルを収納する収納部を有し、前記吸込グリルを吊紐により支持し、前記吊紐を繰り出し、或いは巻き戻すことにより、前記吸込グリルを前記フィルタと共に昇降させる昇降手段を備える空気調和装置を制御する制御方法において、
    前記吸込グリルを上昇させ前記収納部に収納する際に、この吸込グリルの幅方向のいずれか一端が前記収納部に当接したときから所定時間が経過するまでの間に、前記吸込グリルの他端が当接しなかった場合、前記昇降手段に前記吊紐を繰り出させ、前記収納部と当接した前記一端を予め定められた距離だけ降下させた後、再度、前記吊紐を巻き戻させて吸込グリル全体を上昇させる
    ことを特徴とする空気調和装置の制御方法。
  7. 空気清浄用のフィルタが載置される吸込グリルを収納する収納部を有し、前記吸込グリルを吊紐により支持し、前記吊紐を繰り出し、或いは巻き戻すことにより、前記吸込グリルを前記フィルタと共に昇降させる昇降手段を備える空気調和装置を制御する制御プログラムにおいて、
    前記空気調和装置を、
    前記吸込グリルを上昇させ前記収納部に収納する際に、この吸込グリルの幅方向のいずれか一端が前記収納部に当接したときから所定時間が経過するまでの間に、前記吸込グリルの他端が当接しなかった場合、前記昇降手段に前記吊紐を繰り出させ、前記収納部と当接した前記一端を予め定められた距離だけ降下させた後、再度、前記吊紐を巻き戻させて吸込グリル全体を上昇させる手段
    として機能させることを特徴とする空気調相装置の制御プログラム。
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