JPH09222238A - 天井埋込型空気調和機 - Google Patents
天井埋込型空気調和機Info
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- JPH09222238A JPH09222238A JP8027821A JP2782196A JPH09222238A JP H09222238 A JPH09222238 A JP H09222238A JP 8027821 A JP8027821 A JP 8027821A JP 2782196 A JP2782196 A JP 2782196A JP H09222238 A JPH09222238 A JP H09222238A
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- air conditioner
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Abstract
つ安価にした天井埋込型空気調和機を提案する。 【解決手段】 化粧パネル6に吸込グリル7を設けた天
井埋込式空気調和機1であって、昇降用モータ27によ
って主プーリ25を回動させ、主プーリ25に巻回され
る1本の吊り紐31によって吸込グリル7を釣支し、吊
り紐31の一端を化粧パネル6に固定している。そして
昇降用モータ27によって吊り紐31を繰り出し/巻き
戻しすることで吸込グリル7を昇降させている。
Description
る化粧パネルを有する天井埋込型空気調和機の吸込グリ
ルの取付構造に関する。
リルを設け、この吸込グリルにフィルタを備えた天井埋
込型空気調和機が知られている。この種のものは、化粧
パネルから吸込グリルを取り外すことでフィルタを取り
外すことができ、フィルタの清掃時の着脱作業が容易に
なる利点があった。しかしながら、天井埋込型の空気調
和機では、化粧パネルが天井に配置されるので、吸込グ
リルの取り外し作業を高所で行っていた。そのため、フ
ィルタの取り外し作業が煩雑になっていまい、実際には
フィルタの清掃があまり行われないことがあった。
ネルの内部に昇降用モータを配置し、この昇降用モータ
を用いて化粧パネルの下面に対して吸込グリルを昇降自
在に支持することが考えられている(特開平6−323
565号公報)。この場合、フィルタの交換時に吸込グ
リルを低所に降下させることができるので、低所でフィ
ルタ交換をすることができる。
リルの4隅に吊り紐の一端を固定し、その各吊り紐の他
端をプーリに巻回させている。このプーリはシャフトに
連結され、このシャフトと昇降用モータを連結してい
る。そして吸込グリルを降下させるときは、昇降用モー
タによってプーリを回転させて吊り紐を繰り出し、吸込
グリルを上昇させるときは、昇降用モータによってプー
リに吊り紐を巻き戻している。
込グリルの昇降駆動装置では、駆動系を昇降用モータ、
複数のプーリ、シャフト、ギアなどの連結機構によって
構成している。つまり吊り紐を巻回するプーリを例えば
4つ設け、プーリをシャフトによって連結している。こ
のシャフトと昇降用モータをギアなどの連結機構によっ
て連結し、昇降用モータの駆動力をシャフトを介して各
プーリに伝達している。このとき各プーリは同期して回
転するようになっている。このように昇降駆動装置は駆
動部分が多く、構成が複雑であった。そのために故障も
生じやすく、高価であった。
がアンバランスになり、吸込グリルの上限位置で吸込グ
リルが傾いたままになり、吸込グリルと化粧パネルの間
に隙間を生じることがあった。そこでこの不具合を防止
するために、吸込グリルの上限で吊り紐の長さを調整す
る機能が必要であり、そのため昇降駆動装置が更に高価
になってしまう。
し、安価で且つ簡単な構成で、化粧パネルと吸込グリル
との間に隙間を生じることのない天井埋込型空気調和機
を提案する。
ば、化粧パネルに吸込グリルを設け、昇降用モータを介
してこの吸込グリルを昇降自在に支持した天井埋込型空
気調和機である。そして、モータによって回動される主
プーリと、吸込グリルを釣支するとともに一端を主プー
リに巻回し、他端を化粧パネルに固定した1本の吊り紐
を備え、主プーリから吊り紐を繰り出すと吸込グリルが
下降し、主プーリに吊り紐を巻き戻すと吸込グリルが上
昇する。
込グリルを設け、昇降用モータを介してこの吸込グリル
を昇降自在に支持した天井埋込型空気調和機である。そ
して、昇降用モータによって回動する主プーリと、吸込
グリルの四隅に回動自在に配設された補助プーリと、補
助プーリを介して吸込グリルを釣支すると共に、一端を
化粧パネルに固定し、他端を主プーリに巻回される1本
の吊り紐を備え、吊り紐を主プーリより繰り出し/巻戻
しして吸込グリルを昇降させる。
面に基づいて説明する。図1はこの発明の天井埋込型空
気調和機の実施の形態を示す斜視図であり、図2は化粧
パネルの平面図であり、図3は吸込グリルを吊り下げた
状態を示す斜視図であり、図4は一般的な天井埋込型空
気調和機の縦断面図である。
内部2に収納される板金製のユニット本体3と、天井穴
4を塞ぐように天井面5に設けられている化粧パネル6
と、この化粧パネル6に配設される吸込グリル7により
構成されている。化粧パネル6は中央に吸込口8を外周
部の4辺に吹出口9を有し、吸込グリル7は中央に吸込
口10を形成している。
けられたファン用モータ14とからなる送風機、15は
吸気口10からの室内空気をターボファン12に案内す
るノズル口、16は内側立上がり部16aと外側立上が
り部16bとを有し、角張った環形状に発泡スチロール
で形成されたドレンパン、17はターボファン12の吐
出側にこのファンを取り囲むように環状に配置されたプ
レートフィン型熱交換器である。そして、18はユニッ
ト本体3の周面に巻き付けられた断熱材、19は前記熱
交換器17で熱交換された空気を吹出口9へ導く導風
部、20はユニット本体3を吊具で天井梁に吊下げるた
めの吊下げボルト、21は吸込グリル7下流側に取付け
られたフィルタである。
部内には第1支持板22が延在しており、第1支持板2
2上には後述する駆動系が載置されている。この第1支
持体22は、図2に示すように、化粧パネル6に固定さ
れている。この第1支持体22と対向するように、ユニ
ット本体3の開口部内には第2支持体23が延在してお
り、第2支持体23の上部に電装箱24が配設してい
る。この電装箱24は空気調和機1の制御を司ってお
り、ユニット本体3に固定される。第1及び第2支持板
22、23はユニット本体3の開口部に延在している
が、これらの存在が空気取込機能を阻害することはな
く、残りの空間において十分空気を取り込みできるよう
に形成されている。
リ25、シャフト26、昇降用モータ27等から構成さ
れている。主プーリ25には中央に孔が空いており、そ
の孔にシャフト26を挿入してネジなどで固定してい
る。シャフト26は第1支持板22上に二つの軸受け2
8を介して回転自在に支持されており、シャフト26の
軸部のほぼ中央にはギア29が固定されている。このギ
ア29にはギア30が噛み合っており、このギア30は
昇降用モータ27の出力軸に固定されている。そしてシ
ャフト26と昇降用モータ27がギア29、30を介し
て連結されているので、この昇降用モータ27が駆動す
るとシャフト26が回転し、更に主プーリ25も回転す
る。
され、吊り紐31を巻回している。吊り紐31には樹脂
ワイヤ或いは金属ワイヤの外周にビニールコーティング
を施したものが使用されるが、ダイヤルコードであって
もよい。そして主プーリ25の一部が第1支持板22の
先端よりも先になるように配置され、吊り紐31は第1
支持板22の先から吸込グリル7側に垂れている。な
お、第1支持板22に吊り紐31が垂れ下がるための孔
を形成してもよい。
に固定された固定部である。この固定部32は、その下
に吸込グリル7の後述する補助プーリ33が位置するよ
うになっている。
4が設けられており、この位置検出センサ34は吸込グ
リル7の位置を吊り紐31の繰り出し長さにより検出す
る。具体的には、この吊り紐31の繰り出し長さは、主
プーリ25に巻回された吊り紐31の巻数(高さ)で検
出する。
込グリル7を昇降させるためのプルスイッチ(操作スイ
ッチ)35が設けられており、このプルスイッチ35に
よって昇降用モータが27駆動する。なお、操作スイッ
チとしてはプルスイッチ35に限定されるものではな
い。例えば、壁掛け式などの固定式スイッチにしておい
て、この固定式スイッチを昇降用モータ27にケーブル
接続してもよい。
が載置されている。図5はこの補助プーリ36の斜視図
である。この補助プーリ36は中央に孔が空いており、
この孔に軸37を挿入して、補助プーリ36を軸37に
対して空回り自在に遊嵌させている。この軸37は軸受
け38に固定され、軸受け38を第2支持板23に固定
している。そして補助プーリ36は第2支持板22に回
動自在に支持されている。なお、補助プーリ36の厚み
は1本の吊り紐31が掛かる幅があればよく、主プーリ
25よりも薄くなっている。
近に補助孔39が形成されており、この補助孔39の下
には吸込グリル7の補助プーリ33が位置している。こ
の2つの補助プーリ36は、同じ方向に配設されてい
る。なお、この実施の形態における補助プーリ36の向
きとは、図5の矢印の方向であり、補助プーリ36を支
持する軸37と垂直な方向である。そして吸込グリル7
の補助プーリ33からの吊り紐31が補助孔39を通っ
て補助プーリ36に掛かり、その後もう一方の補助プー
リ36に掛かって再び吸込グリル7側に下がっている。
配設されている。この補助プーリ33は第2支持部23
に固定された補助プーリ36と同じ構成であり、吸込グ
リル7に回動自在に配設されている。
補助プーリ33bがその向きが同一線上になるように配
置され、補助プーリ33cと補助プーリ33dがその向
きが同一線上になるように配置されている。そして吸込
グリル7を化粧パネル6に配置したときに、補助プーリ
33aの上に主プーリ25が位置し、補助プーリ33b
の上に補助プーリ36aが位置し、補助プーリ33cの
上に補助プーリ36bが位置し、補助プーリ33dの上
には固定部32が位置する。そして吊り紐31は、主プ
ーリ25、補助プーリ33a、補助プーリ33b、補助
プーリ36a、補助プーリ36b、補助プーリ33c、
補助プーリ33dの順に掛けられ、固定部32で固定さ
れる。
えば、引き下げ棒などを用意して、これを用いてプルス
イッチ35を引くと、昇降用モータ27が正逆転して駆
動系が駆動される。つまり始めにプルスイッチ35を引
くと昇降用モータ27が正転して、主プーリ25から吊
り紐31が繰り出される。すると各補助プーリ33、3
6を介して吊り紐が緩み、吸込グリル7が徐々に降下を
開始する。次に、プルスイッチ35を操作すると、昇降
用モータ27が停止して吊り紐31の繰り出しが止まる
ので、吸込グリル7の降下が停止する。更にプルスイッ
チ35を操作すると、昇降用モータ27が今度は逆転し
て、吊り紐31が主プーリ25に巻き取られ、吸込グリ
ル7が上昇に転じる。そして更にプルスイッチ35を操
作すると、昇降用モータ27が停止して、その位置で吸
込グリル7が停止する。このときプルスイッチ35を操
作せず吊り紐31を巻き取ってしまうと、吸込グリル7
が上限に達して化粧パネル6に隙間なく当接したことを
位置検出センサ34で検知し、昇降用モータ27を停止
させる。
吸込グリル7を昇降させるので、例え吊り紐31が伸び
たりしても吸込グリル7を平衡を保って昇降できる。そ
のため常に吸込グリル7を化粧パネル6に隙間なく当接
することができる。
を用いたが、吊り紐31を挿入可能に支持できるもので
あればよく、ロープガイドなどを利用してもよい。
込グリルの昇降駆動装置を、1つの昇降用モータと、昇
降用モータに連結される主プーリと、一端を主プーリに
巻回し他端をユニット本体に固定して吸込グリルを釣支
する1本の吊り紐によって構成している。そして主プー
リより吊り紐を繰り出すと吸込グリルが降下し、主プー
リに吊り紐を巻き込むと吸込グリルが上昇するようにし
ている。そのため例え吊り紐が伸びても吸込グリルの平
衡を容易に保てる昇降駆動装置を簡単な構成で実現する
ことができ、故障が少なく安価な天井埋込型空気調和機
を実現できる。
視図である。
る。
態を示す斜視図である。
断面図である。
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 化粧パネルに吸込グリルを設け、昇降用
モータを介してこの吸込グリルを昇降自在に支持した天
井埋込型空気調和機において、モータによって回動され
る主プーリと、吸込グリルを釣支するとともに一端を該
主プーリに巻回し、他端を化粧パネルに固定した1本の
吊り紐を備え、前記主プーリから吊り紐を繰り出すと吸
込グリルが下降し、前記主プーリに吊り紐を巻き戻すと
吸込グリルが上昇することを特徴とする天井埋込型空気
調和機。 - 【請求項2】 化粧パネルに吸込グリルを設け、昇降用
モータを介してこの吸込グリルを昇降自在に支持した天
井埋込型空気調和機において、前記昇降用モータによっ
て回動する主プーリと、前記吸込グリルの四隅に回動自
在に配設された補助プーリと、前記補助プーリを介して
前記吸込グリルを釣支すると共に、一端を前記化粧パネ
ルに固定し、他端を前記主プーリに巻回される1本の吊
り紐を備え、前記吊り紐を前記主プーリより繰り出し/
巻戻しして前記吸込グリルを昇降させることを特徴とす
る天井埋込型空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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1996
- 1996-02-15 JP JP02782196A patent/JP3795950B2/ja not_active Expired - Fee Related
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